JP4592528B2 - 光検出装置、光ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光検出装置、光ピックアップ装置に関する。
現在、情報の記録/再生のための光ディスク媒体としてCD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)等が普及している。この光ディスク媒体に対する情報の記録/再生は、対物レンズが集光するレーザー光の焦点を、当該光ディスク媒体の情報面に対して正確に合焦させる必要がある。このため、光ディスク媒体の情報面に対して、レーザー光の焦点が合焦しないときの誤差を補正するためのフォーカシング制御や、情報面上に集光されたスポットが所定のトラック中心からずれた時の誤差を補正するためのトラッキング制御等が行われる。
そして、フォーカシング制御においては、例えば差動非点収差法が用いたものが知られている。この差動非点収差法によるフォーカシング制御においては、先ず、レーザー光を回折格子等で回折することにより例えば0次光と±1次光を発生させる。そして、0次光と±1次光を光ディスク媒体の情報面に照射する。情報面にて反射された当該0次光と±1次光の反射光は、シリンドリカルレンズ等により非点収差が付与される。この非点収差が付与された0次光と±1次光の反射光は、光検出装置に設けられた3つの4分割光検出器にて受光される。図7は、0次光の焦点が光ディスク媒体の情報面に合焦しているときの当該0次光と±1次光の反射光が、4分割光検出器にて受光されたときの受光パターンを示す図である。また、図8は、0次光の焦点が光ディスク媒体の情報面に合焦していないときの、受光領域A’乃至L’の対角線を最大長とする当該0次光と±1次光の反射光が、4分割光検出器にて受光されたときの受光パターンを示す図である。尚、図7、図8に示す破線は0次光の反射光の受光パターンを示し、一点鎖線は+1次光の反射光の受光パターンを示し、二点鎖線は−1次光の反射光の受光パターンを示すものである。図7に示すように、0次光の焦点が光ディスク媒体の情報面に合焦しているとき、0次光の反射光の受光パターンは円形状となり受光領域A’乃至D’に対して等分に受光される。また、+1次光の反射光の受光パターンも同様に円形状となり、受光領域I’乃至L’に対して等分に受光され、−1次光の反射光の受光パターンも同様に円形状となり、受光領域E’乃至H’に対して等分に受光される。
しかしながら、0次光の焦点が光ディスク媒体の情報面に合焦していないとき、0次光と±1次光の反射光の受光パターンは、受光領域A’乃至D’、E’乃至H’、I’乃至L’の対角線を中心とする楕円形状となり、各受光領域A’乃至L’に対して等分に受光されないこととなる。そして、このときの各受光領域A’乃至L’からの出力に基づき、{(受光領域A’の出力+受光領域C’の出力)−(受光領域B’の出力+受光領域D’の出力)}+k[{(受光領域I’の出力+受光領域K’の出力)−(受光領域J’の出力+受光領域L’の出力)}+{(受光領域E’の出力+受光領域G’の出力)−(受光領域F’の出力+受光領域H’の出力)}]を演算することによってフォーカスエラー信号(以下、FE信号という)を生成する(kは0次光の光強度/±1次光の光強度)。そして、このFE信号に基づいて、フォーカシング制御を行い、0次光の焦点を光ディスク媒体の情報面に合焦させることが可能なる。
更に、近年、光ディスク媒体においては2つの情報面を有する2層光ディスク媒体が普及している。この2層光ディスク媒体は、図9に示すように、1層目の情報面L0が形成された基板と、2層目の情報面L1が形成された基板とを、中間層を介して貼り合わせた構造となっている。情報面L0は半透明反射膜から構成され、0次光と±1次光の光量の一部を反射し、残りの0次光と±1次光を透過する。情報面L1は反射膜から構成され、情報面L0からの0次光と±1次光を反射する。そして、この2層光ディスク媒体に対しても同様に、0次光の焦点を各情報面L0、L1に合焦させるべく、フォーカシング制御が行われることとなる。
特開平4−168631号
しかしながら、2層光ディスク媒体においては、例えば情報面L0に合焦する0次光の焦点を情報面L1に合焦する際(図9の0次光の状態)、図10に示すように、本来±1次光の反射光を受光すべき受光領域I’、G’に0次光の反射光が照射するという可能性があった。その場合、4分割光検出器の出力に基づくFE信号に影響を与えてしまう可能性があった。以下、図11を参照しつつFE信号への影響について説明する。図11の細字実線は、0次光の反射光を受光した4分割光検出器の出力に基づく0次光FE信号[={(受光領域A’の出力+受光領域C’の出力)−(受光領域B’の出力+受光領域D’の出力)}]を示すものである。また、破線は、+1次光(或いは−1次光)の反射光を受光した4分割光検出器の出力に基づく±1次光FE信号[=k{(受光領域I’の出力+受光領域K’の出力)−(受光領域J’の出力+受光領域L’の出力)}]を示すものである。また、太字実線は、3つの4分割光検出器の出力に基づくFE信号(=前述の式)を示すものである。図11に示すように、情報面L0と情報面L1の中間近傍において、0次光FE信号では発生しないS字(一点鎖線内)が±1次光FE信号において発生している。このS字の±1次光FE信号の発生によって、FE信号にもS字が発生している。特に、0次光の光強度が±1次光の光強度に比して大きい場合(つまりkの値が大きい場合)、受光領域I’、G’の出力が高ゲインで増幅されS字の発生がより確実なものとなる。そして、このS字の発生により、情報面L0に合焦する0次光の焦点を情報面L1に合焦する際に影響(例えば、情報面L1に正確に0次光が合焦できない)を及ぼす可能性があった。尚、情報面L1に合焦する0次光を情報面L0に合焦する際においては、0次光の反射光が±1次光の反射光を受光すべき受光領域J’、H’に照射されることとなり、同様に、情報面L1に合焦する0次光の焦点を情報面L0に合焦する際に影響を与えてしまう可能性があった。
また、2層光ディスク媒体においては、例えば情報面L0に0次光の焦点が合焦している場合、図12に示すように、情報面L1からの0次光の反射光(以下、迷光という)が受光領域A’乃至L’に照射されてしまう可能性があった。そのため、情報面L0からの0次光の反射光に基づく信号処理への影響(例えば、ジッタの悪化)や、トラッキング制御への影響(例えば、差動プッシュプル法をトラッキング制御に用いた場合の±1次光の反射光に基づく信号のオフセット)を及ぼす可能性があった。
そこで、本発明は、多層光ディスク媒体に対し記録/再生する際、当該多層光ディスク媒体からの反射光による記録/再生動作への影響を軽減することが可能な光検出装置、光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための発明に係る光検出装置は、レーザー光が回折されることにより発生する0次光、1次以上の正の高次回折光、1次以上の負の高次回折光のうち、前記0次光を多層光ディスク媒体の何れかの情報面に差動非点収差法を用いて合焦させるべく、前記0次光が合焦すべき情報面からの当該0次光の反射光を受光するための受光領域を有する第1光検出器と、前記第1光検出器と所定間隔をもって隣接し、前記0次光が合焦すべき情報面からの前記正の高次回折光の反射光を受光するための受光領域を有する第2光検出器と、前記第1光検出器と所定間隔をもって隣接し、前記0次光が合焦すべき情報面からの前記負の高次回折光の反射光を受光するための受光領域を有する第3光検出器と、を備え光検出装置において、前記第2光検出器は、正方形の領域から、前記0次光の焦点が前記多層光ディスク媒体の情報面に合焦したときの前記正の高次回折光の反射光の受光パターンが円形状となる第1受光領域、前記0次光の焦点が前記多層光ディスク媒体の情報面からデフォーカスしたときの前記正の高次回折光の反射光の受光パターンが前記正方形の一対の対角線夫々を中心とする楕円形状となる第2受光領域、を除く領域に前記0次光の反射光の受光を禁止する受光禁止領域を有し、前記第3光検出器は、正方形の領域から、前記0次光の焦点が前記多層光ディスク媒体の情報面に合焦したときの前記負の高次回折光の反射光の受光パターンが円形状となる第3受光領域、前記0次光の焦点が前記多層光ディスク媒体の情報面からデフォーカスしたときの前記負の高次回折光の反射光の受光パターンが前記正方形の一対の対角線夫々を中心とする楕円形状となる第4受光領域、を除く領域に前記0次光の反射光の受光を禁止する受光禁止領域を有することを特徴とする。
また、光ピックアップ装置は、前述した光検出装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、多層光ディスク媒体に対し記録/再生する際、当該多層光ディスク媒体からの反射光による記録/再生動作への影響を軽減することが可能な光検出装置、光ピックアップ装置を提供することが可能となる。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
<<実施形態>>
=== 光ピックアップ装置の構成例 ===
図2を参照しつつ、本発明に係る光検出装置2を適用した光ピックアップ装置1の構成について説明する。図2は、本発明に係る光検出装置2を適用した光ピックアップ装置1の全体構成の一例を示す機能ブロック図である。尚、図2に示す光ピックアップ装置1は、本発明に係る光検出装置2が適用される一般的な光ピックアップ装置を示したものであり、この構成を有する光ピックアップ装置1に限るものではない。差動非点収差法を用いてフォーカシング制御を行う光ピックアップ装置であれば、本発明に係る光検出装置2は当然に適用可能である。
光ピックアップ装置1は、半導体レーザー3、回折格子4、コリメータレンズ5、ビームスプリッタ6、ミラー7、対物レンズ8、集光レンズ9、シリンドリカルレンズ10、光検出装置2を有している。
半導体レーザー3は、例えばp型半導体とn型半導体をpn接合したダイオードから構成されている。半導体レーザー3は、レーザー駆動回路(不図示)からの制御電圧が印加されることにより、光ディスク媒体11の規格に対応した波長のレーザー光(例えば、光ディスク媒体11がBlu-ray Disc(登録商標)である場合の波長が400nm〜410nmの青紫色レーザー光)を回折格子4に出射する。
回折格子4は、半導体レーザー3からのレーザー光を、例えば0次光と±1次光(1次以上の正の高次回折光、1次以上の負の高次回折光)に回折してコリメータレンズ5に出射する。尚、本実施形態における回折格子4は、0次光と±1次光の光量比を例えば15:1とする回折効率を有するものとして以下説明する。
コリメータレンズ5は、回折格子4からの0次光と±1次光を平行光に変換して、ビームスプリッタ6に出射する。
ビームスプリッタ6は、コリメータレンズ5からの0次光と±1次光を透過して、ミラー7に出射する。また、ビームスプリッタ6は、ミラー7から出射される、光ディスク媒体11の情報面12(a)、12(b)からの0次光と±1次光の反射光(以下、0次光の反射光を0次反射光、+1次光の反射光を+1次反射光、−1次光の反射光を−1次反射光という)を反射して、集光レンズ9に出射する。
ミラー7は、ビームスプリッタ6からの0次光と±1次光を反射して、対物レンズ8に出射する。また、ミラー7は、対物レンズ8からの0次反射光と±1次反射光を反射して、ビームスプリッタ6に出射する。
対物レンズ8は、開口制限部(不図示)によって光ディスク媒体11の規格に応じた開口数(例えば、Blu-ray Discにおける開口数0.85)を有している。対物レンズ8は、光ディスク媒体11の情報面12(a)、12(b)に対するフォーカシング制御、トラッキング制御等を行うためのフォーカシング用駆動コイル、トラッキング用駆動コイル等を有するアクチュエータ(不図示)に組み込まれている。そして、対物レンズ8は、開口制限部によって制限された0次光と±1次光の焦点位置を光ディスク媒体11の情報面12(a)、(b)に合焦させるべく、当該0次光と±1次光を集光して光ディスク媒体11に出射する。また、対物レンズ8は、0次光と±1次光の焦点を、一方の情報面12から他方の情報面12に合焦させるためのアクチュエータの移動(以下、フォーカスジャンプという)に伴って移動する。また、対物レンズ8は、光ディスク媒体11の情報面12(a)、12(b)からの0次反射光と±1次反射光を平行光に変換してミラー7に出射する。
集光レンズ9は、ビームスプリッタ6からの0次反射光と±1次反射光を集光して、シリンドリカルレンズ10に出射する。
シリンドリカルレンズ10は、かまぼこ形状の円筒レンズであり、集光レンズ9からの0次反射光と±1次反射光に非点収差を付与して光検出装置2に出射する。そして、0次反射光と±1次反射光に非点収差が付与されることによって、当該0次反射光と±1次反射光の光検出装置2における受光パターンは、後述するように0次光の焦点位置が情報面12(a)、12(b)から光ディスク媒体11の厚み方向に離れるにつれて、円形状から楕円形状となる。
光ディスク媒体11は、情報面12(a)が形成された基板14と、情報面12(b)が形成された基板15とを、中間層16を介して貼り合わせた構造の2層光ディスク媒体である。情報面12(a)は半透明反射膜から構成され、対物レンズ8からの0次光と±1次光の光量の、例えば30%を反射し、残りの70%を透過する。情報面12(b)は反射膜から構成され、情報面12(a)からの光量が70%の0次光と±1次光を反射する。
=== 光検出装置2の構成 ===
図1乃至図4を参照しつつ本発明に係る光検出装置2の構成について説明する。図1は、本発明に係る光検出装置2を構成する4分割光検出器13(a)(第1光検出器)、13(b)(第2光検出器)、13(c)(第3光検出器)を示す図である。図3は、一方の情報面12から他方の情報面12にフォーカスジャンプする際、他方の情報面12からの0次反射光の受光パターンを示す図である。図4は、一方の情報面12に0次光の焦点が合焦したときの、他方の情報面12からの0次反射光の受光パターンを示す図である。尚、図1、図3、図4に示す破線は0次反射光の受光パターンを示し、一点鎖線は+1次反射光の受光パターンを示し、二点鎖線は−1次反射光の受光パターンを示している。尚、図1に示す受光領域A乃至Lの破線は、当該受光領域A乃至Lに、後述する他次光受光禁止領域(受光禁止領域)15、迷光受光禁止領域(受光禁止領域)17がマスクされる前の形状を示すものである。
光検出装置2は、4分割光検出器13(a)、13(b)、13(c)から構成されている。4分割光検出器13(a)は、シリンドリカルレンズ10からの0次反射光を受光するための正方形の受光領域を有し、この受光領域は4つの受光領域A乃至Dから構成されている。また、4分割光検出器13(b)は、シリンドリカルレンズ10からの+1次反射光を受光するための正方形の受光領域を有し、この受光領域は4つの受光領域I乃至Lから構成されている。また、4分割光検出器13(c)は、シリンドリカルレンズ10からの−1次反射光を受光するための正方形の受光領域を有し、この受光領域は4つの受光領域E乃至Hから構成されている。4分割光検出器13(a)は、0次光の焦点が情報面12(a)、12(b)に合焦するときの、シリンドリカルレンズ10からの0次反射光が最小錯乱円(図1、円形状の破線)となる位置に設けられている。4分割光検出器13(b)は、0次光の焦点が情報面12(a)、12(b)に合焦するときの、シリンドリカルレンズ10からの+1次反射光が最小錯乱円(図1、円形状の一点鎖線)となる位置に設けられている。4分割光検出器13(c)は、0次光の焦点が情報面12(a)、12(b)に合焦するときの、シリンドリカルレンズ10からの−1次反射光が最小錯乱円(図1、円形状の二点鎖線)となる位置に設けられている。つまり、4分割光検出器13(a)、13(b)、13(c)は、0次反射光と±1次反射光が最小錯乱円となるように、光ディスク媒体11からの当該0次反射光と±1次反射光の光路長や情報面12(a)、12(b)上での0次光のスポットと±1次光のスポットの間隔等から一義的に定まる位置に、それぞれ隣接して設けられている。
また、4分割光検出器13(a)の受光領域A乃至Dは、0次光の焦点が情報面12(a)、12(b)から光ディスク媒体11の厚み方向に離れているため0次反射光の受光パターンが楕円形状となる方向に対して、それぞれ略45度となるように分割されている。つまり、0次光の焦点が情報面12(a)、12(b)に対してデフォーカスであるときの0次反射光の受光パターンは、受光領域AとCの対角線を最大長として、当該対角線を中心に変化する楕円形状となるか、又は、受光領域BとDの対角線を最大長として、当該対角線を中心に変化する楕円形状となる。尚、本実施形態において0次反射光の受光パターンは、光ディスク媒体11の厚み方向において、0次光の焦点が合焦すべき情報面12よりも対物レンズ8側となる場合、図1左斜め方向へ下がる楕円形状となり、当該情報面12よりも基板15側となる場合、図1右斜め方向へ下がる楕円形状となるものとして、以下説明する。
更に、受光領域A乃至Dは、0次光の焦点が一方の情報面12に合焦したとき、他方の情報面12からの0次反射光(図4、4分割光検出器13(a)、13(b)、13(c)を囲む破線。以下、迷光という)を受光する迷光受光領域16(図4、受光領域A乃至D内の縦線による領域)を有している。更に、受光領域A乃至Dの迷光受光領域16の一部には、迷光の受光を禁止するための迷光受光禁止領域17(図4、受光領域A乃至D内の横線による領域)を有している。この迷光受光禁止領域17は、一方の情報面12からの0次反射光の受光パターンが円形状や楕円形状に変化する領域を除く、迷光受光領域16に設けられる。
この結果、4分割光検出器13(a)の受光領域A乃至Dは、迷光受光禁止領域17によって、図1・13(a)に示す形状となる。尚、迷光受光禁止領域17は、4分割光検出器13(a)に受光領域A乃至Dを形成するために一般的に用いられるアルミ等によるマスクを、受光領域A乃至D内の迷光受光禁止領域17にも施すことによって実現可能である。或いは、予め受光領域A乃至Dに対して迷光受光禁止領域17を切り欠くことによっても実現可能である。詳述すると、マスク又は切り欠かれた受光領域Aは、破線の領域を含む元の受光領域に対し、X方向におけるX1から左斜め上方のX2を経由したX3までの領域と、Y方向におけるY1から左斜め上方のY2を経由したY3までの領域とを除いた形状の領域となる。また、受光領域Bは、受光領域Aを時計回りに90度回転した形状の領域となり、受光領域Cは、受光領域Aを時計回りに180度回転した形状の領域となり、受光領域Dは、受光領域Aを反時計回りに90度回転した形状の領域となる。
また、4分割光検出器13(b)の受光領域I乃至Lは、0次光の焦点位置が情報面12(a)、12(b)から光ディスク媒体11の厚み方向に離れているため、+1次反射光の受光パターンが楕円形状となる方向に対して、それぞれ略45度となるように分割されている。つまり、0次光の焦点が情報面12(a)、12(b)に対してデフォーカスであるときの+1次反射光の受光パターンは、受光領域IとKの対角線を最大長として、当該対角線を中心に変化する楕円形状となるか、又は、受光領域JとLの対角線を最大長として、当該対角線を中心に変化する楕円形状となる。尚、本実施形態において+1次反射光の受光パターンは、光ディスク媒体11の厚み方向において、0次光の焦点が合焦すべき情報面12よりも対物レンズ8側となる場合、図1左斜め方向へ下がる楕円形状となり、当該情報面12よりも基板15側となる場合、図1右斜め方向へ下がる楕円形状となるものとして、以下説明する。
更に、受光領域IとJは、一方の情報面12から他方の情報面12にフォーカスジャンプする際、当該他方の情報面12からの0次反射光を受光する他次光受光領域14(図3、受光領域I、J内の縦線による領域)を有している。更に、この他次光受光領域14の一部には、他方の情報面12からの0次反射光の受光を禁止するための他次光受光禁止領域15(図3、受光領域I、J内の横線による領域)を有している。この他次光受光禁止領域15は、+1次反射光の受光パターンが円形状や楕円形状に変化する領域を除く、他次光受光領域14に設けられることとなる。尚、本実施形態においては他方の情報面12からの0次反射光の受光パターンが、受光領域I、J内における+1次反射光が円形状や楕円形状に変化する領域と重なるために、図3に示すように他次光受光禁止領域15を設けているが、これに限るものではない。例えば、他方の情報面12からの0次反射光の受光パターンが、受光領域K、L内における+1次反射光が円形状や楕円形状に変化する領域と重なる場合、当該+1次反射光が円形状や楕円形状に変化する領域を除く領域に他次光受光禁止領域15が設けられることとなる。
尚、他次光受光禁止領域15は、4分割光検出器13(b)に受光領域I乃至Lを形成するために一般的に用いられるアルミ等によるマスクを、受光領域IとJ内の他次光受光禁止領域15にも施すことによって実現可能である。或いは、予め受光領域I、Jに対して他次光受光禁止領域15を切り欠くことによっても実現可能である。
更に、受光領域I乃至Lは、0次光の焦点が一方の情報面12に合焦したとき、他方の情報面12からの迷光を受光する迷光受光領域16(図4、受光領域I乃至L内の縦線による領域)を有している。更に、受光領域I乃至Lの迷光受光領域16の一部には、迷光の受光を禁止するための迷光受光禁止領域17(図4、受光領域I乃至L内の横線による領域)を有している。この迷光受光禁止領域17は、一方の情報面12からの+1次反射光の受光パターンが円形状や楕円形状に変化する領域を除く、迷光受光領域16に設けられることとなる。
この結果、4分割光検出器13(b)の受光領域I乃至Lは、他次光受光禁止領域15及び迷光受光禁止領域17によって、図1・13(b)に示す形状となる。尚、迷光受光禁止領域17は、他次光受光禁止領域15と同様に、アルミ等によるマスクを受光領域I乃至L内の迷光受光禁止領域17に施すことによって実現可能である。或いは、予め受光領域I乃至Lに対して迷光受光禁止領域17を切り欠くことによっても実現可能である。詳述すると、マスク又は切り欠かれた受光領域Iは、破線の領域を含む元の受光領域に対し、X方向におけるX4から左斜め上方のX5を経由したX6までの領域と、Y方向におけるY4から左斜め上方のY5を経由したY6までの領域とを除いた形状の領域となる。また、受光領域Jは、受光領域Iを時計回りに90度回転した形状の領域となり、受光領域Kは、受光領域Iを時計回りに180度回転した形状の領域となり、受光領域Lは、受光領域Iを反時計回りに90度回転した形状の領域となる。
また、4分割光検出器13(c)の受光領域E乃至Hは、0次光の焦点位置が情報面12(a)、12(b)から光ディスク媒体11の厚み方向に離れているため、−1次反射光の受光パターンが楕円形状となる方向に対して、それぞれ略45度となるように分割されている。つまり、0次光の焦点が情報面12(a)、12(b)に対してデフォーカスであるときの−1次反射光の受光パターンは、受光領域EとGの対角線を最大長として、当該対角線を中心に変化する楕円形状となるか、又は、受光領域FとHの対角線を最大長として、当該対角線を中心に変化する楕円形状となる。尚、本実施形態において−1次反射光の受光パターンは、光ディスク媒体11の厚み方向において、0次光の焦点が合焦すべき情報面12よりも対物レンズ8側となる場合、図1左斜め方向へ下がる楕円形状となり、当該情報面12よりも基板15側となる場合、図1右斜め方向へ下がる楕円形状となるものとして、以下説明する。
更に、受光領域GとHは、一方の情報面12から他方の情報面12にフォーカスジャンプする際、当該他方の情報面12からの0次反射光を受光する他次光受光領域14(図3、受光領域G、H内の縦線による領域)を有している。更に、この他次光受光領域14の一部には、他方の情報面12からの0次反射光の受光を禁止するための他次光受光禁止領域15(図3、受光領域G、H内の横線による領域)を有している。この他次光受光禁止領域15は、−1次反射光の受光パターンが円形状や楕円形状に変化する領域を除く、他次光受光領域14に設けられることとなる。尚、本実施形態においては他方の情報面12からの0次反射光の受光パターンが、受光領域G、H内における−1次反射光が円形状や楕円形状に変化する領域と重なるために、図3に示すように他次光受光禁止領域15を設けているが、これに限るものではない。例えば、他方の情報面12からの0次反射光の受光パターンが、受光領域E、F内における−1次反射光が円形状や楕円形状に変化する領域と重なる場合、当該−1次反射光が円形状や楕円形状に変化する領域を除く領域に他次光受光禁止領域15が設けられることとなる。
尚、他次光受光禁止領域15は、4分割光検出器13(c)に受光領域E乃至Hを形成するために一般的に用いられるアルミ等によるマスクを、受光領域GとH内の他次光受光禁止領域15にも施すことによって実現可能である。或いは、予め受光領域G、Hに対して他次光受光禁止領域15を切り欠くことによっても実現可能である。
更に、受光領域E乃至Hは、0次光の焦点が一方の情報面12に合焦したとき、他方の情報面12からの迷光を受光する迷光受光領域16(図4、受光領域E乃至H内の縦線による領域)を有している。更に、受光領域E乃至Hの迷光受光領域16の一部には、迷光の受光を禁止するための迷光受光禁止領域17(図4、受光領域E乃至H内の横線による領域)を有している。この迷光受光禁止領域17は、一方の情報面12からの−1次反射光の受光パターンが円形状や楕円形状に変化する領域を除く、迷光受光領域16に設けられることとなる。
この結果、4分割光検出器13(c)の受光領域E乃至Hは、他次光受光禁止領域15及び迷光受光禁止領域17によって、図1・13(c)に示す形状となる。尚、迷光受光禁止領域17は、他次光受光禁止領域15と同様に、アルミ等によるマスクを受光領域E乃至H内の迷光受光禁止領域17に施すことによって実現可能である。或いは、予め受光領域E乃至Hに対して迷光受光禁止領域17を切り欠くことによっても実現可能である。詳述すると、マスク又は切り欠かかれた受光領域Eは、破線の領域を含む元の受光領域に対し、X方向におけるX7から左斜め上方のX8を経由したX9までの領域と、Y方向におけるY7から左斜め上方のY8を経由したY9までの領域とを除いた形状の領域となる。また、受光領域Fは、受光領域Eを時計回りに90度回転した形状の領域となり、受光領域Gは、受光領域Eを時計回りに180度回転した形状の領域となり、受光領域Hは、受光領域Eを反時計回りに90度回転した形状の領域となる。
=== フォーカスジャンプする際における光検出装置2の効果 ===
図1、図3、図5を参照しつつ、本発明に係る光検出装置2の、フォーカスジャンプする際における効果について説明する。図5(a)は、本発明に係る光検出装置2の受光領域A乃至Lの出力に基づいて生成されるFE信号を示す図である。図5(b)は、図5(a)に示す一点鎖線内の拡大図である。
尚、FE信号は、受光領域A乃至の出力に基づいて、{(受光領域Aの出力+受光領域Cの出力)−(受光領域Bの出力+受光領域Dの出力)}+k[{(受光領域Iの出力+受光領域Kの出力)−(受光領域Jの出力+受光領域Lの出力)}+{(受光領域Eの出力+受光領域Gの出力)−(受光領域Fの出力+受光領域Hの出力)}]を演算することによって求めることが可能となる(kは0次光の光強度/±1次光の光強度)。また、図5に示す実線は、前述した他次光受光禁止領域15を受光領域G乃至Iに設ける前のFE信号を示すものである。
図3に示すように、他次光受光禁止領域15を受光領域G乃至Iに設けられることによって、0次反射光は、当該他次光受光禁止領域15の範囲分、他次光受光領域14にて受光されないこととなる。つまり、フォーカスジャンプする際における、上述のFE信号式中の受光領域G乃至Iの出力が小さくなり、FE信号が小さくなる。この結果、図5(a)、(b)の破線に示すように、フォーカスジャンプする際の0次反射光の受光に基づくS字が、実線に比べて滑らかとなる。そのため、当該0次反射光によるフォーカスジャンプする際の、当該0次反射光による影響を軽減することが可能となる。
=== 迷光に対する光検出装置2の効果 ===
図6を参照しつつ、本発明に係る光検出装置2の、迷光に対する効果について説明する。図6(a)は、受光領域A乃至Dのマスク幅を変化したときの、当該受光領域A乃至Dにおいて受光した迷光量の変化を示した図である。図6(b)は、受光領域E乃至Hのマスク幅を変化したときの、当該受光領域E乃至Hにおいて受光した迷光量の変化を示した図である。図6(c)は、受光領域I乃至Lのマスク幅を変化したときの、当該受光領域I乃至Lにおいて受光した迷光量の変化を示した図である。
図4に示すように、迷光受光禁止領域17を受光領域A乃至Lに設けられることによって、迷光は、当該迷光受光禁止領域17の範囲分、迷光受光領域16にて受光されないこととなる。この結果、図6(a)、(b)、(c)に示すように、当該受光領域A乃至Lにて受光した迷光量が軽減される。そのため、一方の情報面12に0次光の焦点が合焦しているときの、他方の情報面からの迷光による影響を軽減することが可能となる。
上述した実施形態によれば、一方の情報面12から他方の情報面12に0次光の焦点を移行するとき、他方の情報面12からの0次反射光が、4分割光検出器13(b)、13(c)の受光領域G、H、I、Jに照射されるときの、0次光反射光の一部が照射することを禁止することが可能となる。この結果、一方の情報面12から他方の情報面12に0次光の焦点を移行するときの、差動非点収差法によるフォーカシング制御において、0次反射光による影響を軽減することが可能となる。
更に、他次光受光領域14をマスクすることによって、他次光受光禁止領域15を光検出装置2に容易に実現することが可能となる。
また、他次光受光領域14を切り欠くことによって、他次光受光禁止領域15を光検出装置2に確実に実現することが可能となる。
更に、4分割光検出器13(b)、13(c)の受光領域乃至H、I乃至Lにおける対角線上で±1次反射光の照射形状が変化する領域を除いた領域の一部に他次光受光禁止領域15を設けることによって、差動非点収差法によるフォーカシング制御に影響を与えることなく他次光受光禁止領域15を設けることが可能となる。つまり、差動非点収差法によるフォーカシング制御によって0次光の焦点を一方の又は他方の情報面12に確実に合焦することが可能となるとともに、他方の情報面12からの0次反射光による影響を軽減することが可能となる。
また、一方の情報面12に0次光の焦点を合焦したとき、他方の情報面12からの迷光が4分割光検出器13(a)、13(b)、13(c)の受光領域A乃至Lに照射されるときの、当該迷光の一部が照射することを禁止することが可能となる。この結果、一方の情報面12に0次光の焦点を合焦したときの、他方の情報面12にて0次光が反射したことによる迷光による影響を軽減することが可能となる。
更に、迷光受光領域16をマスクすることによって、迷光受光禁止領域17を光検出装置2に容易に実現することが可能となる。
また、迷光受光領域16を切り欠くことによって、迷光受光禁止領域17を光検出装置2に確実に実現することが可能となる。
更に、4分割光検出器13(a)、13(b)、13(c)の受光領域A乃至Lにおける0次反射光及び±1次反射光の照射形状が変化する領域を除いた領域に迷光受光禁止領域17を設けることによって、差動非点収差法によるフォーカシング制御に影響を与えることなく迷光受光禁止領域17を設けることが可能となる。つまり、差動非点収差法によるフォーカシング制御によって0次光を一方又は他方の情報面12に確実に集光することが可能となるとともに、他方の情報面12からの0次反射光による影響を軽減することが可能となる。
尚、本実施形態においては、2層光ディスク媒体である光ディスク媒体11に対して、本発明に係る光検出装置を用いているが、これに限るものではない。3層以上の情報面12を有する多層光ディスク媒体における、一の情報面から他の情報面にフォーカスジャンプする際の0次反射光の受光に対しても、本発明に係る光検出装置を用いることが可能である。また、一の情報面に0次光が合焦する際の他の情報面からの迷光の受光に対しても、本発明に係る光検出装置を用いることが可能である。
==その他の実施形態==
以上、本発明に係る光検出装置、光ピックアップ装置について説明したが、上記の説明は、本発明の理解を容易とするためのものであり、本発明を限定するものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得る。
本発明に係る光検出装置を構成する3つの4分割光検出器を示す図である。 本発明に係る光検出装置を適用した光ピックアップ装置の全体構成の一例を示す機能ブロック図である。 一方の情報面から他方の情報面にフォーカスジャンプする際、他方の情報面からの0次反射光の受光パターンを示す図である。 一方の情報面に0次光の焦点が合焦したときの、他方の情報面からの0次反射光の受光パターンを示す図である。 本発明に係る光検出装置の受光領域A乃至Lの出力に基づいて生成されるFE信号を示す図である。 本発明に係る光検出装置の受光領域A乃至Lのマスク幅を変化したときの、当該受光領域A乃至Lにおいて受光した迷光量の変化を示した図である。 情報面に0次光の焦点が合焦したときの、3つの4分割光検出器における受光パターンを示した図である。 情報面に0次光の焦点が合焦していないときの、3つ3つの4分割光検出器における受光パターンを示した図である。 2層光ディスク媒体の構成を示す図である。 一方の情報面から他方の情報面にフォーカスジャンプする際、他方の情報面からの0次反射光の受光パターンを示す図である。 2層光ディスク媒体におけるフォーカスエラー信号を示す図である。 一方の情報面に0次光の焦点が合焦したときの、他方の情報面からの0次光の反射光の受光パターンを示す図である。
符号の説明
1 光ピックアップ装置
2 光検出装置
3 半導体レーザー
4 回折格子
5 コリメータレンズ
6 ビームスプリッタ
7 ミラー
8 対物レンズ
9 集光レンズ
10 シリンドリカルレンズ
11 光ディスク媒体
12 情報面
13 4分割光検出器
14 他次光受光領域
15 他次光受光禁止領域
16 迷光受光領域
17 迷光受光禁止領域

Claims (3)

  1. レーザー光が回折されることにより発生する0次光、1次以上の正の高次回折光、1次以上の負の高次回折光のうち、前記0次光を多層光ディスク媒体の何れかの情報面に差動非点収差法を用いて合焦させるべく、
    前記0次光が合焦すべき情報面からの当該0次光の反射光を受光するための受光領域を有する第1光検出器と、
    前記第1光検出器と所定間隔をもって隣接し、前記0次光が合焦すべき情報面からの前記正の高次回折光の反射光を受光するための受光領域を有する第2光検出器と、
    前記第1光検出器と所定間隔をもって隣接し、前記0次光が合焦すべき情報面からの前記負の高次回折光の反射光を受光するための受光領域を有する第3光検出器と、
    を備え光検出装置において、
    前記第2光検出器は、正方形の領域から、前記0次光の焦点が前記多層光ディスク媒体の情報面に合焦したときの前記正の高次回折光の反射光の受光パターンが円形状となる第1受光領域、前記0次光の焦点が前記多層光ディスク媒体の情報面からデフォーカスしたときの前記正の高次回折光の反射光の受光パターンが前記正方形の一対の対角線夫々を中心とする楕円形状となる第2受光領域、を除く領域に前記0次光の反射光の受光を禁止する受光禁止領域を有し、
    前記第3光検出器は、正方形の領域から、前記0次光の焦点が前記多層光ディスク媒体の情報面に合焦したときの前記負の高次回折光の反射光の受光パターンが円形状となる第3受光領域、前記0次光の焦点が前記多層光ディスク媒体の情報面からデフォーカスしたときの前記負の高次回折光の反射光の受光パターンが前記正方形の一対の対角線夫々を中心とする楕円形状となる第4受光領域、を除く領域に前記0次光の反射光の受光を禁止する受光禁止領域を有する
    ことを特徴とする光検出装置。
  2. 前記第1光検出器は、正方形の領域から、前記0次光の焦点が前記多層光ディスク媒体の情報面に合焦したときの前記0次光の反射光の受光パターンが円形状となる第5受光領域、前記0次光の焦点が前記多層光ディスク媒体の情報面からデフォーカスしたときの前記0次光の反射光の受光パターンが前記正方形の一対の対角線夫々を中心とする楕円形状となる第6受光領域、を除く領域に前記0次光の反射光の受光を禁止する受光禁止領域を有する
    ことを特徴とする請求項1に記載の光検出装置。
  3. 請求項1又は2に記載の光検出装置を備えた、
    ことを特徴とする光ピックアップ装置。
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