JP4862139B2 - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、片面に複数の記録層をもつ光ディスクに対する記録又は再生を行う光ピックアップ装置であって、読み出し層以外の記録層からのクロストーク光の影響を低減することができる光ピックアップ装置に関する。
近年、光ディスク装置は、その用途を年々多様化すると共に益々高性能、高品質、高付加価値化してきている。特に映像記録可能な装置においては、据置用、ポータブル用共に需要は増加傾向にあり、より一層の高性能化が求められている。また、記録密度は年々向上している。
現在、光記録媒体としての光ディスクには、CD(Compact Disc)、DVD(Digital Versatile Disc)、HD−DVD(High Definition DVD)、及びBD(Blu−ray Disc)などがあり、特に、直径12cmのディスクの片面に記録層を2層をもつBDは、25GB(ギガバイト)程度の記録容量を持っている。
片面の記録層が2層になっているBDに対する記録又は再生を行う場合、記録又は再生を行っている記録層の隣接層からの反射光が、クロストーク光として影響し、トラッキング誤差検出信号の劣化を引き起こすことが知られている。特許文献1には記録層が2層のBDに対応し、トラッキング誤差検出信号の劣化を改善できる光ピックアップ装置が開示されている。
この装置は、隣接層で反射されたクロストーク光の一部を回折させる光学部材を有し、この光学部材は、瞳径の一部に偏光選択性回折格子を置いて構成されている。偏光選択性回折格子は、往路では、レーザ光を透過させ、復路では、レーザ光を回折格子にて回折させて、トラッキングに関する信号を読み取るサブ受光素子へ入るクロストーク光の光量を低減することによりトラッキング誤差検出信号の劣化を改善している。
特開2005−203090公報
特許文献1に開示されている方法でクロストーク光の光量を低減するためには、回折格子の分光比を上げて0次光を小さくしなければならない。この場合、特に入射光の中心付近にある強度分布が高い領域を回折格子によって減光することになり、再生信号(RF信号)を得るためのメインビームの光量も大きく低下し、ジッタの悪化を招くことになる。
また、メインビームの中心付近の強度分布の低下を避けるために、光学系の復路の倍率を高くすることで回折格子領域を小さくする方法(倍率と回折領域とが比例関係にあることによる)がある。しかし、これは復路の倍率を高くする方法のため、光ディスクの情報を読み取る多分割受光素子への入射光のずれに対する余裕度が低下するという問題点が生じる。
本発明は、上述した点を考慮してなされたものであり、片面に複数の記録層を持つ光ディスクに対する記録・再生を行う際に、メインビームの光量を大きく低下させることなく、記録・再生の対象となる記録層以外の記録層からの反射光(クロストーク光)の影響を低減することができる光ピックアップ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため請求項1に記載の発明は、半導体レーザ素子(1)からの出射光をメインビーム及びサブビームに分光し、前記メインビーム及びサブビームを複数の記録層を有する光ディスクに照射し、前記光ディスクからの反射光を多分割受光素子(9)で受光し、前記サブビームをトラッキング誤差検出に用いて、前記光ディスクに対する情報の記録、再生または消去を行う光ピックアップ装置において、前記反射光が前記多分割受光素子(9)に入射する経路の途中に配置され、通過する光の一部を減光する減光フィルタ(10)を備え、前記多分割受光素子(9)は、前記メインビームの反射光を受光するためのメイン受光素子(91)と、前記サブビームの反射光を受光するためのサブ受光素子(92,93)とを有し、前記減光フィルタ(10)は、前記メインビームとサブビームの分光比に応じた比率で、前記通過光の一部を減光することにより、前記サブ受光素子(92,93)に入射する、記録、再生または消去の対象となる対象記録層以外の記録層からの反射光の、前記対象記録層からの反射光に対する相対強度を低下させるものであって、前記反射光を減光する減光部(102)と、前記反射光を通過させる通過部とを有し、前記減光部(102)は、同心円状の内縁(102a)及び外縁(102b)により円環状に画成され、前記減光部(102)の内縁(102a)及び外縁(102b)の半径をそれぞれR1及びR2(>R1)とし、前記多分割受光素子(9)の中心から前記メイン受光素子(91)の外縁までの距離をwmとし、前記中心から前記サブ受光素子(92,93)の前記中心に近い外縁までの距離をws1とし、前記中心から前記サブ受光素子(92,93)の前記中心から遠い外縁までの距離をws2とするとき、前記半径R1及びR2は下記式を満たすように設定されることを特徴とする
(wm+ws1)/2+α:ws2+α=R1:R2
ただし、αは設計余裕とする
請求項1に記載の発明によれば、複数の記録層を有する光ディスクから反射されたメインビーム及びサブビームが減光フィルタを介して多分割受光素子に入射する。減光フィルタでは、メインビームとサブビームの分光比に応じた比率で通過光の一部が減光され、サブ受光素子に入射する、記録、再生または消去の対象となる対象記録層以外の記録層からの反射光、すなわちクロストーク光の、対象記録層からの反射光に対する相対強度が低下する。これにより、メインビームの光量を大きく低下させることなく、サブビームに対する対象記録層以外の記録層からの反射光の影響を低減することができる。その結果、トラッキング誤差検出信号の品質を向上させ、安定した記録再生等を行うことができる。
以下本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明の一実施形態にかかる光ピックアップ装置の全体構成を示す図である。この光ピックアップ装置は、半導体レーザ素子1、カップリングレンズ2、回折光学素子3、ビームスプリッタ4、立上げミラー5、対物レンズ6、集光レンズ7、シリンドリカルレンズ8、多分割受光素子9、減光フィルタ10、及びモニタ用受光素子11を備えている。
図1において、半導体レーザ素子1より発せられたレーザ光は、カップリングレンズ2により平行光に変換され、回折光学素子3により3つの異なる平行光、すなわちメインビームと2つのサブビームに分離される。分離された残りのメインビーム及び2つのサブビームは、そのままビームスプリッタ4を透過し、さらに減光フィルタ10及び立上げミラー5を経由して、対物レンズ駆動装置(図示せず)に組み込まれた対物レンズ6に入射する。対物レンズ6は、入射したメインビームを多層光ディスク(図示せず)の記録層に微小なスポット光として集光させると同時に、2つのサブビーム(±1次光)をメインビームのスポットの前後の一定間隔を隔てた位置に、先行ビームと後行ビームとして集光させる。この先行ビームと後行ビームのスポットは、メインビームがトレースするトラックと隣接するトラックとの間に配置される(図3参照)。
また、ビームスプリッタ4に入射したメインビーム及びサブビームはその一部が反射分離され、モニタ用受光素子11に入射し、半導体レーザ素子1の駆動電流の制御に利用される。
多層光ディスクに到達したメインビーム及びサブビームの反射光は、往路の逆の経路をたどり、減光フィルタ10において、クロストーク光成分の一部が除去される。さらに、ビームスプリッタ4により反射分離されて、多分割受光素子9上で適切な大きさのビームスポットになるように設定された集光レンズ7に入射する。集光レンズ7から出射されたメインビーム及びサブビームはシリンドリカルレンズ8に入射する。シリンドリカルレンズ8は、入射されたメインビーム及びサブビームに対し、フォーカス誤差信号を検出するための非点収差を付加し、多分割受光素子9に出射する。
多分割受光素子9は、受光面が適切な位置に配置されており、受光した光信号を電気信号に変換し、演算回路(図示せず)において、いわゆる非点収差法によりフォーカス誤差検出を行う。また、上記電気信号に基づいて、周知の差動プッシュプル法(Differential Push−pull Method;DPP)によりトラッキング誤差検出を行う。
図2には、多分割受光素子9の受光面の配置が示されている。多分割受光素子9は、受光面が4分割されているメイン受光素子91と、受光面が2分割されている2つのサブ受光素子92,93とを備えている。メイン受光素子91が中心に配置され、メイン受光素子91の両側に、それぞれメイン受光素子91から等距離の位置にサブ受光素子92,93が配置されている。また、図3には、差動プッシュプル法におけるメインビーム及び2つのサブビームの光ディスク上でのスポット位置が示されている。トラックピッチTP間隔に並んだグルーブの上にメインビームのスポットが配置され、メインビームのスポットが位置するグルーブの両側のランド上に、先行サブビーム及び後行サブビームのスポットが配置されている。
次に、減光フィルタ10によるクロストーク光の低減について説明する。図4は、減光フィルタ10が設けられていない場合の、多分割受光素子9の受光状態を示す図である。メインビームのスポットS1はメイン受光素子91の中央に位置し、2つのサブビームのスポットS2,S3は、それぞれ対応するサブ受光素子92,93の中央に位置している状態が示されている。また、記録・再生の対象となる記録層(読み出し層)とは別の記録層から反射のクロストーク光がメイン受光素子91及びサブ受光素子92,93の全体を被うように当たっている状態が右下がりのハッチングで示されている。メインビーム及びサブビームのスポットS1〜S3の位置にはクロストーク光も当たっている。
サブ受光素子92,93にクロストーク光が入射するとトラッキング誤差検出信号に乱れが生じ、正確なトラッキングができなくなり、再生信号が悪化する。光ディスクの記録層の層間距離が短く、波長が短いレーザ光を使うBlu−ray規格では、この悪化は特に顕著になる。(Blu−ray規格 波長:405nm、層間距離:2層時25μm相当)。
図5は、多分割受光素子9に入射する光の強度分布を示し、曲線Aは読み出し層からの反射光の強度分布を示し、曲線Bはクロストーク光の強度分布を示す。図5の横軸は、図2に示すサブ受光素子92の左端からサブ受光素子93の右端までの距離を基準とした正規化寸法である。図5に示す強度分布は、回折光学素子3により予め定められた分光比でレーザ光がメインビームと2つのサブビームに分離され、上記した経路をたどり、多分割受光素子9上に入射した場合の光の強度分布である。メイン受光素子91が受ける光の強度は、横軸の「0.0」付近の強度であり、2つのサブ受光素子92及び93が受ける光の強度は横軸の「−0.5」及び「0.5」付近の強度である。図5のグラフから、それぞれの受光素子が受ける読み出し層で反射した光の強度の比率は、ほぼ、サブ受光素子92の受光強度:メイン受光素子91の受光強度:サブ受光素子93の受光強度=1:10:1である。また、クロストーク光の強度は、2つのサブ受光素子92及び93が位置する横軸の「−0.5」及び「0.5」付近ではサブビームの強度の約半分である。
図5から明らかなように、焦点が合っている読み出し層からの反射光の0次光であるメインビームを基準にすると、トラッキング誤差検出用のサブビームの強度は小さい(10:1)。一方、読み出し層に当たった0次光はさらに、大きなデフォーカスを持って他の層(クロストーク層)に当たる。クロストーク層に当たった光は大きなデフォーカスを持っている(焦点を結んでいない)ため、その反射光(クロストーク光)の強度は下がるが、トラッキング誤差検出用のサブビームの強度に対しては、十分影響を与える大きさになっており(2:1)、トラッキングの制御において無視出来ない大きさになっている。
そこで、本実施形態では減光フィルタ10によって、クロストーク光の影響を低減している。減光フィルタ10は、図6に示すように、透明なガラス基板101上に、リング状の減光部102が設けられて構成されている。減光部102は、同心円状の内縁102a及び外縁102bにより画成される(以下、内縁102aの半径をR1、外縁102bの半径をR2とする)。減光部102は、例えば光吸収性の膜をガラス基板101上に貼り付けることにより形成される。減光部102の光の透過率Tは、後述するように光ディスクからの反射光が通過する復路光学系の倍率M、及びメインビームとサブビームの分光比に応じて設定される。
図7は、本実施形態における多分割受光素子9の受光状態を示す図であり、ハッチングが付されていない領域103が、減光フィルタ10の減光部102のクロストーク光に対応する陰に相当する領域である。減光部102は、図7に示すように、クロストーク光の陰に相当する領域103内に、2つのサブ受光素子92,93が位置するように、半径R1及びR2が設定されている。
このように減光部102を構成することにより、サブ受光素子92,93に入射するクロストーク光量を低減し、正確なトラッキング制御を行うことが可能となる。
図8は、サブ受光素子92から出力される電気信号の波形を示す波形図であり、同図(a)は減光フィルタ10が無い場合に対応し、同図(b)は減光フィルタ10が設けられている場合に対応する。減光フィルタ10が無い場合には、クロストーク光の影響により比較的低周波数の変動成分が重畳し、トラッキング制御に悪影響を与えるが、減光フィルタ10を設けることにより、低周波数の変動成分が除去され、正確な制御が可能となる。
なお、図7では図示が省略されているが、実際には、メインビーム及びサブビームのスポットS1〜S3内にも、図9に示すように、減光部102の陰に相当する領域104が存在する(図9にはスポットS1のみ示すが、スポットS2,S3も同様である)。したがって、メインビーム及びサブビームの受光量を確保するために、半径R2は可能な限り小さな値に設定することが望ましい。
次に、減光部102の形状を決める半径R1,R2の設定方法を説明する。
図2に示すように、多分割受光素子9の中心(メイン受光素子91の中心)からメイン受光素子91の外縁までの距離をwmとし、前記中心からサブ受光素子93(92)の前記中心に近い外縁までの距離をws1とし、前記中心からサブ受光素子93(92)の中心から遠い外縁までの距離をws2とするとき、半径R1及びR2は下記式(1)を満たすように設定される。
(wm+ws1)/2+α:ws2+α=R1:R2 (1)
ただし、αは設計余裕であり、例えば0.01mm程度に設定される。
また減光部102の光の透過率Tは、以下のように設定する。
1)復路光学系の倍率Mが所定倍率MTH(例えば22)より大きいとき
T=0
2)倍率Mが所定倍率MTH以下であるときは、下記式(2)により設定する:
T=DLR/(2DLR+1)×K (2)
ここで、DLRはメインビームの光量(b)に対するサブビームの光量(a)の比率(a/b)で与えられる分光比であり、Kは実験的に決定される定数であり例えば3〜9に設定される。また復路光学系の倍率Mは、下記式(3)で定義される。
M=f2/f1 (3)
ここでf1は対物レンズ6の焦点距離であり、f2は対物レンズ6を除いた復路の焦点距離である。
倍率Mが小さいとき(M≦MTH)は、分光比DLRに応じて透過率Tを設定することにより、サブ受光素子に入射するクロストーク光量を適切に低減することができる。
なお、本実施形態に示した光ピックアップ装置をBDの記録再生を行う装置に適用する場合には、倍率Mとメイン受光素子の面積S(4・wm2)が下記式(4)を満たすことが必要とされる。例えば倍率Mが20であるとき、wmは50μm以下となる。
S/M2≦25μm2 (4)
具体的には、例えば設計余裕α=0.01mm、(wm+ws1)/2+α=0.09mm、及びws2+α=0.23mmとすると、上記式(1)より、
R1:R2=9:23
となり、半径R1が0.4mmのとき、半径R2は1.02mmとなる。
また倍率Mを所定倍率MTH以下とし、分光比DLRを0.1とすると、上記式(2)より、透過率Tは、0.0833Kで与えらる。例えばKを3〜9に設定すると、透過率Tは0.25〜0.75となる。
以上のように、透過率Tが適切に設定された減光部102を有する減光フィルタ10を設けることにより、メイン受光素子91に入射するメインビームの光量の低下を抑制しつつ、サブ受光素子92,93に入射するクロストーク光を減光し、トラッキング誤差検出信号の品質を向上させることができる。
なお本発明は上述した実施形態に限るものではなく、種々の変形が可能である。例えば、上述した実施形態では減光部102の形状を円環(リング)状としたが、図10に示すように4角形あるいは6角形の外形を有する形状、あるいは4角形または6角形以外の多角形状としてもよい。
本発明の一実施形態にかかる光ピックアップ装置の全体構成を示す図である。 多分割受光素子の受光面の配置を示す図である。 メインビーム及びサブビームの光ディスク上でのスポット位置を示す図である。 減光フィルタが設けられていない場合の、多分割受光素子の受光状態を示す図である。 多分割受光素子に入射する光の強度分布を示す図である。 減光フィルタの形状を説明するための図である。 減光フィルタを用いた場合の、多分割受光素子の受光状態を示す図である。 サブ受光素子から取り出した電気信号の変動について説明するための図である。 メインビーム及びサブビームの多分割受光素子上のスポットに生じる減光フィルタによる陰を説明するための図である。 減光フィルタの変形例を示す図である。
符号の説明
1 半導体レーザ素子
2 カップリングレンズ
3 回折光学素子
4 ビームスプリッタ
5 立上げミラー
6 対物レンズ
7 集光レンズ
8 シリンドリカルレンズ
9 多分割受光素子
10 減光フィルタ
91 メイン受光素子
92 サブ受光素子
93 サブ受光素子
101 ガラス基板
102 減光部
102a 内縁
102b 外縁

Claims (1)

  1. 半導体レーザ素子からの出射光をメインビーム及びサブビームに分光し、前記メインビーム及びサブビームを複数の記録層を有する光ディスクに照射し、前記光ディスクからの反射光を多分割受光素子で受光し、前記サブビームをトラッキング誤差検出に用いて、前記光ディスクに対する情報の記録、再生または消去を行う光ピックアップ装置において、
    前記反射光が前記多分割受光素子に入射する経路の途中に配置され、通過する光の一部を減光する減光フィルタを備え、
    前記多分割受光素子は、前記メインビームの反射光を受光するためのメイン受光素子と、前記サブビームの反射光を受光するためのサブ受光素子とを有し、
    前記減光フィルタは、前記メインビームとサブビームの分光比に応じた比率で、前記通過光の一部を減光することにより、前記サブ受光素子に入射する、記録、再生または消去の対象となる対象記録層以外の記録層からの反射光の、前記対象記録層からの反射光に対する相対強度を低下させるものであって、
    前記反射光を減光する減光部と、前記反射光を通過させる通過部とを有し、前記減光部は、同心円状の内縁及び外縁により円環状に画成され、
    前記減光部の内縁及び外縁の半径をそれぞれR1及びR2(>R1)とし、前記多分割受光素子の中心から前記メイン受光素子の外縁までの距離をwmとし、前記中心から前記サブ受光素子の前記中心に近い外縁までの距離をws1とし、前記中心から前記サブ受光素子の前記中心から遠い外縁までの距離をws2とするとき、
    前記半径R1及びR2は下記式を満たすように設定されることを特徴とする光ピックアップ装置
    (wm+ws1)/2+α:ws2+α=R1:R2
    ただし、αは設計余裕とする
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