JP2006228390A - 光記録ディスク装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 フォーカシングエラー/トラッキングエラークロストークに起因する不安定動作が発生せず、DVD−RAMなどへの情報の記録に適した光記録ディスク装置を提供すること。
【解決手段】 光記録ディスク装置において、センサレンズとして2焦点4分割レンズを用い、光検出器3の分割受光領域のうち、分割受光領域A1、B2、C1、D2での検出信号の和と、分割受光領域A2、B1、C2、D1での検出信号の和との差に基づいて、フォーカシングエラー信号を生成する。このため、フォーカシングエラー/トラッキングエラークロストークが発生しないので、それに起因する不安定動作が発生せず、DVD−RAMなどに情報を確実に記録することができる。
【選択図】 図4

Description

本発明は、光記録ディスクに記録された情報の再生または/および情報の記録を行う光記録ディスク装置に関するものである。さらに詳しくは、DVD−RAMなどに情報の記録を行うのに適した光記録ディスク装置に関するものである。
光記録ディスクに対する信号検出のための構成としては様々な構成が提案されているが、いずれの構成を採用した場合でも、光記録ディスク装置は、基本的には、レーザ光源と、光検出器と、レーザ光源から出射されたレーザ光を光記録ディスクに導く往路および光記録ディスクで反射した戻り光を光検出器に導く復路を構成する光学系とを有している。
このような光記録ディスク装置では、光検出器で検出された信号に基づいて、光記録ディスクに記録されている情報を再生するとともに、フォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号を生成する。このような信号検出のうち、フォーカシングエラー検出を行うための方法としては非点収差法が多用されている。この非点収差法は、図4(E)に示すように、受光面を第1、第2、第3、および第4の分割受光面A′、B′、C′、D′に4分割しておき、分割受光面A′、C′での検出信号の和と、分割受光面B′、D′での検出信号の和との差に基づいて、フォーカシングエラー信号を生成する。すなわち、図4(D)、(F)に示すように、合焦状態からずれた場合には、分割受光面A′、C′での検出信号の和と、分割受光面B′、D′での検出信号の和とのバランスが崩れることを利用して、フォーカシングエラー信号を生成する。
ここで、DVD−RAMなどの記録用の光記録ディスクは、記録前もトラッキング用案内溝が形成された構造になっており、記録前の光記録ディスクであっても、トラッキング用案内溝から発生するプッシュプル信号を用いれば、トラッキングエラー信号を生成することができる。ここで、プッシュプル信号は、トラッキング用案内溝から発生する回折光が光検出器の4分割受光面に到達することに得られる。
しかしながら、光記録ディスク装置の製造ばらつきや、光記録ディスクの製造ばらつきによって、トラッキング用案内溝から発生する回折光が適正な配向性をもたず、4分割受光面の適正な位置に到達しないことがある。その結果、プッシュプル信号がフォーカシングエラー信号に漏れ込むことがあり、このような場合、適正なフォーカシングエラー信号を生成できなくなる。このようなクロストークは、フォーカシングエラー/トラッキングエラークロストークと称され、フォーカスサーボを不安定にし、また、シーク動作を不安定にする。このため、サーボの際のゲインにオフセットを設定する必要があるなど、本来、再生用光記録ディスクを駆動する場合より細やかなサーボ条件を必要とするにもかかわらず、このような条件を達成できていないという問題点がある。
以上の問題点に鑑みて、フォーカシングエラー/トラッキングエラークロストークに起因する不安定動作が発生せず、DVD−RAMなどへの情報の記録に適した光記録ディスク装置を提供することにある。
上記課題を解決するために本発明では、レーザ光源と、光検出器と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を光記録ディスクに導く往路および前記光記録ディスクで反射した戻り光を光検出器に導く復路を構成する光学系とを有し、前記光検出器で検出された信号に基づいてフォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号を生成する光記録ディスク装置であって、前記光学系は、前記復路の途中位置に、焦点距離が相違し、かつ、前記光検出器上の異なる位置に前記戻り光のビームを導く複数の分割レンズ面を備えたセンサレンズを備え、前記光検出器は、前記複数の分割レンズ面によって導かれた各戻り光を受光する複数の受光面を備え、当該複数の受光面での受光結果に基づいて前記フォーカシングエラー信号を生成することを特徴とする。
すなわち、本発明では、前記光検出器に導かれる前記戻り光のビームサイズの比較結果に基づいて前記フォーカシングエラー信号を生成するビームサイズ法を採用するにあたって、前記復路の途中位置に、焦点距離が相違し、かつ、前記光検出器上の異なる位置に前記戻り光のビームを導く複数の分割レンズ面を備えたセンサレンズを配置したことを特徴とする。このため、光記録ディスク装置の製造ばらつきや、光記録ディスクの製造ばらつきによって、トラッキング用案内溝から発生する回折光が適正な配向をもたず、光検出器の適正な位置に到達しない場合でも、プッシュプル信号がフォーカシングエラー信号に漏れ込むことがない。従って、フォーカシングエラー/トラッキングエラークロストークに起因する不安定動作が発生しないので、DVD−RAMなどに情報を確実に記録することができる。
本発明において、前記複数の分割レンズ面として、境界が前記光記録ディスクのトラッキング方向およびジッタ方向のうちの一方に延びた2つの分割レンズ面を含み、当該2つの分割レンズ面の焦点距離が相違している構成を採用することができる。
また、本発明において、前記複数の分割レンズ面として、境界が前記光記録ディスクのトラッキング方向に延びた2つの分割レンズ面を含み、当該2つの分割レンズ面の焦点距離が相違している構成を採用することができる。
本発明において、前記センサレンズは、例えば、前記複数の分割レンズ面として、田の字型に並ぶ第1、第2、第3および第4の分割レンズ面を備えるとともに、前記第1の分割レンズ面と前記第2の分割レンズ面との境界、および前記第3の分割レンズ面と前記第4の分割レンズ面との境界は、前記光記録ディスクのジッタ方向に延び、前記第1の分割レンズ面と前記第4の分割レンズ面との境界、および前記第2の分割レンズ面と前記第3の分割レンズ面との境界は、前記光記録ディスクのトラッキング方向に延びており、当該第1、第2、第3および第4の分割レンズ面のうち、対角位置にある第1および第3の分割レンズ面の焦点距離が一致し、対角位置にある第2および第4の分割レンズ面の焦点距離が一致し、かつ、前記第1および第3の分割レンズ面の焦点距離と、前記第2および第4の分割レンズ面の焦点距離とが相違している構成を採用することができる。
本発明において、前記第1の分割レンズ面から出射された前記戻り光のビーム、および前記第3の分割レンズ面から出射された前記戻り光のビームは、前記光検出器において前記光記録ディスクのジッタ方向で少なくとも一部が重なる位置で受光され、前記第2の分割レンズ面から出射された前記戻り光のビーム、および前記第4の分割レンズ面から出射された前記戻り光のビームは、前記光検出器において前記光記録ディスクのジッタ方向で少なくとも一部が重なる位置で受光されることが好ましい。
本発明において、前記センサレンズの各分割レンズ面から前記光検出器に導かれる前記戻り光のビームサイズを比較するにあたっては、前記光検出器は、前記複数の受光面として、田の字型に並んで前記センサレンズから出射された前記戻り光のビームを受光する第1、第2、第3および第4の受光面を備えるとともに、前記第1の受光面と前記第2の受光面との境界、および前記第3の受光面と前記第4の受光面との境界は、前記光記録ディスクのジッタ方向に延び、前記第1の受光面と前記第4の受光面との境界、および前記第2の受光面と前記第3の受光面との境界は、前記光記録ディスクのトラッキング方向に延びており、前記第1の受光面は、前記第2の受光面との境界側とは反対側に位置する第1の分割受光領域A1と、当該境界領域側に位置する第2の分割受光領域A2とを備え前記第2の受光面は、前記第1の受光面との境界側に位置する第1の分割受光領域B1と、その反対側に位置する第2の分割受光領域B2とを備え、前記第3の受光面は、前記第4の受光面との境界側に位置する第1の分割受光領域C1と、その反対側に位置する第2の分割受光領域C2とを備え、前記第4の受光面は、前記第3の受光面との境界側とは反対側に位置する第1の分割受光領域D1と、当該境界領域側に位置する第2の分割受光領域D2とを備えていることが好ましい。このように構成すると、前記複数の分割受光領域のうち、分割受光領域A1、B2、C1、D2での検出信号の和と、分割受光領域A2、B1、C2、D1での検出信号の和との差に基づいて、前記フォーカシングエラー信号を生成することができる。
このように構成した場合、前記複数の分割受光領域のうち、分割受光領域A1、A2、D1、D2での検出信号の和と、分割受光領域B1、B2、C1、C2での検出信号の和との差に基づいて、前記トラッキングエラー信号を生成すればよい。
本発明では、光検出器に導かれる戻り光のビームサイズの比較結果に基づいてフォーカシングエラー信号を生成するビームサイズ法を採用するにあたって、復路の途中位置に、焦点距離が相違し、かつ、光検出器上の異なる位置に戻り光のビームを導く複数の分割レンズ面を備えたセンサレンズを配置する。このため、光記録ディスク装置の製造ばらつきや、光記録ディスクの製造ばらつきによって、トラッキング用案内溝から発生する回折光が適正な配向性をもたず、光検出器の適正な位置に到達しない場合でも、プッシュプル信号がフォーカシングエラー信号に漏れ込むことがない。従って、フォーカシングエラー/トラッキングエラークロストークに起因する不安定動作が発生しないので、DVD−RAMなどに情報を確実に記録することができる。
図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。なお、図面には、センサレンズの分割レンズ面と光記録ディスクとの位置関係、および受光器の受光面と光記録ディスクとの位置関係を示すことを目的に、トラッキング方向については矢印Trで示し、ジッタ方向(タンジェンシャル方向)については矢印Jで示してある。
[実施の形態1]
(全体構成)
図1は、本発明の実施の形態1に係る光記録ディスク装置の要部の構成を模式的に示す説明図である。
図1において、本形態の光記録ディスク装置1は、例えば波長650nmのレーザ光束を発するレーザ光源2と、光検出器3とを有している。また、光記録ディスク装置1は、レーザ光源2から光記録ディスク10に向けて、ビームスプリッタ21、コリメートレンズ22、立ち上げミラー23、および対物レンズ24を備えた光学系20を有しており、これらの光学素子によって、レーザ光源2から出射されたレーザ光を光記録ディスク10に導く往路が構成されている。また、光学系20は、ビームスプリッタ21と光検出器3との間にセンサレンズ25を備えており、対物レンズ24、立ち上げミラー23、コリメートレンズ22、ビームスプリッタ21、およびセンサレンズ25によって、光記録ディスクで反射した戻り光を光検出器3に導く復路が構成されている。光検出器3は、光記録ディスクで反射した戻り光を検出して情報を記録する際、あるいは情報の再生を行う際、フォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号を生成するのに用いられ、これらのフォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号は、対物レンズ駆動装置(図示せず)にフィードバックされるようになっている。
光記録ディスク10は、例えば、DVD−RAMであり、このDVD−RAMでは、図示を省略するが、ウォブル(うねり)が付されたランドとグルーブが同心円状に交互に形成され、ランドおよびグルーブのいずれもが、ピットが形成されるトラックとして用いられる。ここで、ウォブルから得られる信号は、クロックの引き込みに用いられる。
なお、立ち上げミラー23の背後には、レーザ光源2から光記録ディスク10に向かうレーザ光のうち、立ち上げミラー23から漏れた光を検出するフロントモニタ4(モニター用光検出器)が配置されている。
(信号検出系の構成)
図2(A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形態1に係る光記録ディスク装置に用いたセンサレンズの平面図、およびその断面構成を模式的に示す説明図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る光記録ディスク装置において光記録ディスクからの戻り光がセンサレンズを介して光検出器に集光される様子を示す説明図である。図4(A)〜(C)は、本発明の実施の形態1に係る光記録ディスク装置に用いた光検出器の受光面の構成を示す説明図である。図5(A)〜(C)は、本発明の実施の形態1に係る光記録ディスク装置において、光記録ディスクからの戻り光に非点収差歪が含まれている場合の影響を示す説明図であり、図5(D)〜(F)は、従来例に係る光記録ディスク装置において光記録ディスクからの戻り光に非点収差歪が含まれている場合の影響を示す説明図である。
図1に示す光記録ディスク装置1において、センサレンズ25は、2焦点4分割レンズであり、図2および図3に示すように、田の字型に並ぶ第1、第2、第3および第4の分割レンズ面25A、25B、25C、25Dを備えており、各分割レンズ面25A、25B、25C、25Dの境界部分には段差が形成されている。ここで、センサレンズ25の分割線L11、L12の方向は直交しており、本形態では、一方の分割線L11(第1の分割レンズ面25Aと第2の分割レンズ面25Bとの境界、および第3の分割レンズ面25Cと第4の分割レンズ面25Dとの境界)が光記録ディスク10のトラックの接線方向と平行な方向(光記録ディスクのジッタ方向)に配置され、他方の分割線L12(第1の分割レンズ面25Aと第4の分割レンズ面25Dとの境界、および第2の分割レンズ面25Bと第3の分割レンズ面25Cとの境界)が光記録ディスク10のトラックの接線方向と直交する方向(光記録ディスク10のトラッキング方向)に配置される。
第1、第2、第3および第4の分割レンズ面25A、25B、25C、25Dはいずれも正のパワーを有しているが、対角位置にある第1の分割レンズ面25Aおよび第3の分割レンズ面25Cは、焦点距離が一致し、対角位置にある第2の分割レンズ面25Bおよび第4の分割レンズ面25Dは、焦点距離が一致している。また、第1の分割レンズ面25Aおよび第3の分割レンズ面25Cの焦点距離と、第2の分割レンズ面25Bおよび第4の分割レンズ面25Dの焦点距離とは相違している。
従って、図3に示すように、第1および第3の分割レンズ面25A、25Cから光検出器に向けて出射されたレーザ光は、光検出器3の奥側で合焦する。これに対して、第2および第4の分割レンズ面25B、25Dから光検出器3に向けて出射されたレーザ光は、光検出器3の手前で合焦する。
図4(A)〜(C)に示すように、光検出器3は、複数の受光面として、田の字型に並んで前記第1、第2、第3および第4の分割レンズ面25A、25B、25C、25Dから導かれる戻り光のビームを受光する第1、第2、第3および第4の受光面A、B、C、Dを備えている。ここで、第1の受光面Aと第2の受光面Bとの境界、および第3の受光面Cと第4の受光面Dとの境界は、光記録ディスクのジッタ方向に延びており、第1の受光面Aと第4の受光面Dとの境界、および第2の受光面Bと第3の受光面Cとの境界は、光記録ディスクのトラッキング方向に延びている。従って、第1の分割レンズ面25Aから出射された戻り光のビームは第4の受光面Dで受光され、第2の分割レンズ面25Bから出射された戻り光のビームは第2の受光面Bで受光され、第3の分割レンズ面25Cから出射された戻り光のビームは第3の受光面Cで受光され、第4の分割レンズ面25Dから出射された戻り光のビームは第1の受光面Aで受光される。
また、第1の受光面Aは、第2の受光面Bとの境界側とは反対側に位置する第1の分割受光領域A1と、境界領域側に位置する第2の分割受光領域A2とを備えている。第2の受光面Bは、第1の受光面Aとの境界側に位置する第1の分割受光領域B1と、その反対側の第2の分割受光領域B2とを備えている。第3の受光面Cは、第4の受光面Dとの境界側に位置する第1の分割受光領域C1と、その反対側の第2の分割受光領域C2とを備えている。第4の受光面Dは、第3の受光面Cとの境界側とは反対側に位置する第1の分割受光領域D1と、境界領域側に位置する第2の分割受光領域D2とを備えている。
ここで、第1の受光面Aの第1の分割受光領域A1と第2の分割受光領域A2との境界線は、第1の受光面Aに集光するビームスポットが焦点位置において2等分割される位置に設定され、第2の受光面Bの第1の分割受光領域B1と第2の分割受光領域B2との境界線は、第2の受光面Bに集光するビームスポットが焦点位置において2等分割される位置に設定され、第3の受光面Cの第1の分割受光領域C1と第2の分割受光領域C2との境界線は、第3の受光面Cに集光するビームスポットが焦点位置において2等分割される位置に設定され、第4の受光面Dの第1の分割受光領域D1と第2の分割受光領域D2の境界線は、第4の受光面Dに集光するビームスポットが焦点位置において2等分割される位置に設定されている。
このように構成した光検出器3において、4つの受光面A、B、C、Dの各々には、合焦点時、図4(B)に示すようなビームが形成され、遠側非合焦点時、図4(A)に示すようなビームが形成され、近側非合焦点時、図4(C)に示すようなビームが形成される。
従って、光検出器3に形成された複数の分割受光領域のうち、分割受光領域A1、B2、C1、D2での検出信号の和と、分割受光領域A2、B1、C2、D1での検出信号の和との差に基づいて、フォーカシングエラー信号を生成することができる。すなわち、分割受光領域A1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2の各々で検出された信号をそのまま、信号A1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2とすると、フォーカシングエラー信号は、下式
(A1+B2+C1+D2)−(A2+B1+C2+D1
で求められる。
これに対して、トラッキングエラー信号をプッシュプル法で求める場合には、下式
(A1+A2+D1+D2)−(B1+B2+C1+C2
でトラッキングエラー信号を生成すればよい。
なお、光記録ディスク10から情報の再生を行う際、情報は、例えば、下式
1+A2+B1+B2+C1+C2+D1+D2
により再生することができる。
(本形態の主な効果)
このように、本形態の光記録ディスク装置1では、光検出器3に導かれる戻り光のビームサイズの比較結果に基づいてフォーカシングエラー信号を生成するビームサイズ法を採用するにあたって、復路の途中位置に、焦点距離が相違し、かつ、光検出器3上の異なる位置に戻り光のビームを導く複数の分割レンズ面25A、25B、25C、25Dを備えたセンサレンズ25を配置する。従って、図5を参照して後述するように、光記録ディスク装置1の製造ばらつきや、光記録ディスク10の製造ばらつきによって、トラッキング用案内溝から発生する回折光が適正な配向性をもたず、受光面の適正な位置に到達しない場合でも、フォーカシングエラー/トラッキングエラークロストークが発生しないので、フォーカスサーボを安定した状態で行うことができ、シーク動作も安定した状態で行うことができる。また、サーボの際のゲインにオフセットを設定する必要もない。それ故、DVD−RAMなどへの情報の記録を行うにあたって、再生用光記録ディスクを駆動する場合より細やかなサーボ条件を実現できる。
さらに、本形態では、センサレンズ25を、田の字型に並ぶ第1、第2、第3および第4の分割レンズ面25A、25B、25C、25Dを備えた2焦点4分割レンズを用いたため、光検出器3上で4つのビームが各々独立したスポットを形成するので、光検出器3の各4つの受光面A、B、C、Dの向きをセンサレンズ25に容易に合わせることができる。
図5(A)、(B)、(C)には、本形態の光記録ディスク装置1において、非点収差歪が発生していない状態および非点収差歪が発生している状態の各々において、光記録ディスク10のトラックのイン側にビームスポットが形成された場合、光記録ディスク10のトラックの中央にビームスポットが形成された場合、および光記録ディスク10のトラックのアウト側にビームスポットが形成された場合に、光検出器3にスポットが形成された様子を示してある。また、図5(D)、(E)、(F)には、非点収差歪が発生していない状態および非点収差歪が発生している状態の各々において、光記録ディスク10のトラックのイン側にビームスポットが形成された場合、光記録ディスク10のトラックの中央にビームスポットが形成された場合、および光記録ディスク10のトラックのアウト側にビームスポットが形成された場合に、光検出器にスポットが形成された様子を示してある。この従来例の場合、分割受光面A′、C′での検出信号の和と、分割受光面B′、D′での検出信号の和との差に基づいて、フォーカシングエラー信号が生成される、また、分割受光面A′、D′での検出信号の和と、分割受光面B′、C′での検出信号の和との差に基づいて、トラッキングエラー信号が生成される。
なお、図5において、非点収差により、明るくなる領域を白抜きで表し、暗くなる領域を右上がりの斜線および左上がりの斜線の双方を付して表してある。
図5(A)〜(C)と、図5(D)〜(F)を比較すると分かるように、本形態の方式を採用した場合には、従来例に係る方式を採用した場合と違って、フォーカシングエラー信号を算出するための演算を行った際、非点収差に起因する明暗が相殺される結果、明暗がフォーカシングエラー信号の算出結果に影響を及ぼさない。それ故、フォーカシングエラー/トラッキングエラークロストークが発生しない。
例えば、DVD−RAM(光記録ディスク10)において、スポットの中心位置がグルーブ上にある状態を基準位置とし、この基準位置からスポットが光記録ディスク10のイン側およびアウト側に各々0.37μm(トラックピッチの1/2分)ずつずれる間にプッシュプル信号に含まれるフォーカシングエラー信号の比率(フォーカシングエラー/トラッキングエラークロストークに対応する値)をシミュレーションにより求めた結果、図4(D)〜(F)および図5(D)〜(F)に示す従来例に係る方式では8%であったのに対して、図4(A)〜(C)および図5(A)〜(C)に示す本発明に係る方式によれば3%まで低減できることが確認できた。
[実施の形態2]
図6は、本発明の実施の形態2に係る光記録ディスク装置の要部の構成を模式的に示す説明図である。図7は、本発明の実施の形態2に係る光記録ディスク装置において光記録ディスクからの戻り光がセンサレンズを介して光検出器に集光される様子を示す説明図である。なお、本形態の光記録ディスク装置は、実施の形態1に係る光記録ディスク装置と基本的な構成が共通するので、共通する部分には同一の符号を付して図示することにしてそれらの説明を省略する。
図6において、本形態の光記録ディスク装置1も、実施の形態1と同様な光学系によって、レーザ光源2から出射されたレーザ光を光記録ディスク10に導く往路、および光記録ディスク10で反射した戻り光を光検出器3に導く復路が構成されている。
ここで、センサレンズ25は、図2および図3を参照して説明したように、2焦点4分割レンズであり、田の字型に並ぶ第1、第2、第3および第4の分割レンズ面25A、25B、25C、25Dを備えており、各分割レンズ面25A、25B、25C、25Dの境界部分には段差が形成されている。第1、第2、第3および第4の分割レンズ面25A、25B、25C、25Dはいずれも正のパワーを有しているが、対角位置にある第1の分割レンズ面25Aおよび第3の分割レンズ面25Cは、焦点距離が一致し、対角位置にある第2の分割レンズ面25Bおよび第4の分割レンズ面25Dは、焦点距離が一致している。また、第1の分割レンズ面25Aおよび第3の分割レンズ面25Cの焦点距離と、第2の分割レンズ面25Bおよび第4の分割レンズ面25Dの焦点距離とは相違している。従って、図3に示すように、第1および第3の分割レンズ面25A、25Cから光検出器に向けて出射されたレーザ光は、光検出器3の奥側で合焦する。これに対して、第2および第4の分割レンズ面25B、25Dから光検出器3に向けて出射されたレーザ光は、光検出器3の手前で合焦する。
本形態では、トラッキングエラー信号の3ビーム法が採用されており、図6に示すように、レーザ光源2とビームスプリッタ21との間にグレーティング26が配置されている。従って、本形態では、図7(A)、(B)、(C)に示すように、光検出器3は、+1次回折光からなるサブビームを受光する第1の受光素子31、0次光を受光する第2の受光素子32、および−1次回折光を受光する第3の受光素子33によって構成されている。
これらの受光素子31、32、33のうち、光検出器32は、実施の形態1と同様、複数の受光面として、田の字型に並んで前記第1、第2、第3および第4の分割レンズ面25A、25B、25C、25Dから導かれる戻り光のビームを受光する第1、第2、第3および第4の受光面A、B、C、Dを備えている。また、第1の受光面Aは、第2の受光面Bとの境界側とは反対側に位置する第1の分割受光領域A1と、境界領域側に位置する第2の分割受光領域A2とを備えている。第2の受光面Bは、第1の受光面Aとの境界側に位置する第1の分割受光領域B1と、その反対側の第2の分割受光領域B2とを備えている。第3の受光面Cは、第4の受光面Dとの境界側に位置する第1の分割受光領域C1と、その反対側の第2の分割受光領域C2とを備えている。第4の受光面Dは、第3の受光面Cとの境界側とは反対側に位置する第1の分割受光領域D1と、境界領域側に位置する第2の分割受光領域D2とを備えている。ここで、第1の受光面Aの第1の分割受光領域A1と第2の分割受光領域A2との境界線は、第1の受光面Aを2等分割する位置に設定され、第2の受光面Bの第1の分割受光領域B1と第2の分割受光領域B2との境界線は、第2の受光面Bを2等分割する位置に設定され、第3の受光面Cの第1の分割受光領域C1と第2の分割受光領域C2との境界線は、第3の受光面Cを2等分割する位置に設定され、第4の受光面Dの第1の分割受光領域D1と第2の分割受光領域D2の境界線は、第4の受光面Dを2等分割する位置に設定されている。
このように構成した光検出器3において、4つの受光面A、B、C、Dの各々には、合焦点時、図7(B)に示すようなビームが形成され、遠側非合焦点時、図7(A)に示すようなビームが形成され、近側非合焦点時、図7(C)に示すようなビームが形成される。
従って、光検出器3の受光素子32に形成された複数の分割受光領域のうち、分割受光領域A1、B2、C1、D2での検出信号の和と、分割受光領域A2、B1、C2、D1での検出信号の和との差に基づいて、フォーカシングエラー信号を生成することができる。すなわち、分割受光領域A1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2の各々で検出された信号をそのまま、信号A1、A2、B1、B2、C1、C2、D1、D2とすると、フォーカシングエラー信号は、下式
(A1+B2+C1+D2)−(A2+B1+C2+D1
で求められる。
また、トラッキングエラー信号は、前記したプッシュプル法および3ビーム法のいずれをも採用することができる。また、図7に示すように、光検出器において、+1次回折光からなるサブビームを受光する第1の受光素子31、および−1次回折光を受光する第3の受光素子33も4分割してあるので、DPP法でトラッキングエラー信号を検出することもできる。
[その他の実施の形態]
上記形態1、2では、第1の分割レンズ面25Aから出射された戻り光のビームの第4の受光面Dでの受光位置と、第3の分割レンズ面25Cから出射された戻り光のビームの第3の受光面Cでの受光位置がジッタ方向で完全にずれ、かつ、第2の分割レンズ面25Bから出射された戻り光のビームの第2の受光面Bでの受光位置と、第4の分割レンズ面25Dから出射された戻り光のビームの第1の受光面Aでの受光位置がジッタ方向で完全にずれていたが、合焦時における戻り光の受光状態を図8に示すように、第1の分割レンズ面25Aから出射された戻り光のビームの第4の受光面Dでの受光位置と、第3の分割レンズ面25Cから出射された戻り光のビームの第3の受光面Cでの受光位置がジッタ方向で一部が重なり、かつ、第2の分割レンズ面25Bから出射された戻り光のビームの第2の受光面Bでの受光位置と、第4の分割レンズ面25Dから出射された戻り光のビームの第1の受光面Aでの受光位置がジッタ方向で一部が重なるように、センサレンズの各分割レンズ面25A、25B、25C、25Dを構成してもよい。
また、図示を省略するが、第1の分割レンズ面25Aから出射された戻り光のビームの第4の受光面Dでの受光位置と、第3の分割レンズ面25Cから出射された戻り光のビームの第3の受光面Cでの受光位置がジッタ方向で完全に重なり、かつ、第2の分割レンズ面25Bから出射された戻り光のビームの第2の受光面Bでの受光位置と、第4の分割レンズ面25Dから出射された戻り光のビームの第1の受光面Aでの受光位置がジッタ方向で完全に重なるように、センサレンズの各分割レンズ面25A、25B、25C、25Dを構成してもよい。
これらのいずれの形態によっても、光検出器3の受光面の面積を狭くでき、光検出器3を小型化、低コスト化できるという利点がある。
また、上記形態では、センサレンズ25として2焦点4分割レンズを用いたが、図9(A)に示すように、1本の分割線L1でレンズ面を2分割した2焦点2分割レンズを用いてもよい。この場合には、図9(B)に示すようにビームが形成されるので、光検出器3の受光面A、Dでの検出結果に基づいて、下式
(A1+D2)−(A2+D1
によりフォーカシング信号を生成することができる。
また、図8(A)に示すように、1本の分割線L2でレンズ面を2分割した2焦点2分割レンズを用いてもよい。この場合には、図9(C)に示すようにビームが形成されるので、光検出器3の受光面A、B、C、Dでの検出結果に基づいて、
(A1+B2+C1+D2)−(A2+B1+C2+D1
によりフォーカシング信号を生成することができる。
本発明の実施の形態1に係る光記録ディスク装置の要部の構成を模式的に示す説明図である。 (A)、(B)はそれぞれ、本発明の実施の形態1に係る光記録ディスク装置に用いたセンサレンズの平面図、およびその断面構成を模式的に示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る光記録ディスク装置において光記録ディスクからの戻り光がセンサレンズを介して光検出器に集光される様子を示す説明図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態1に係る光記録ディスク装置に用いた光検出器の受光面の構成を示す説明図であり、(D)〜(F)は、従来例に係る光記録ディスク装置において非点収差法を採用したときの光検出器の受光面の構成を示す説明図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態1に係る光記録ディスク装置において、光記録ディスクからの戻り光に非点収差歪が含まれている場合の影響を示す説明図であり、(D)〜(F)は、従来例に係る光記録ディスク装置において光記録ディスクからの戻り光に非点収差歪が含まれている場合の影響を示す説明図である。 本発明の実施の形態2に係る光記録ディスク装置の要部の構成を模式的に示す説明図である。 (A)〜(C)は、本発明の実施の形態2に係る光記録ディスク装置に用いた光検出器の受光面の構成を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る光記録ディスク装置において、光記録ディスクからの戻り光がセンサレンズを介して光検出器に集光されたときの受光面を示す説明図である。 本発明の他の実施の形態に係る光記録ディスク装置の説明図である。
符号の説明
1 光記録ディスク装置
2 レーザ光源
3 光検出器
10 光記録ディスク
20 光学系
25 センサレンズ
25A、25B、25C、25D 分割レンズ面
26 グレーティング
A、B、C、D 受光面

Claims (8)

  1. レーザ光源と、光検出器と、前記レーザ光源から出射されたレーザ光を光記録ディスクに導く往路および前記光記録ディスクで反射した戻り光を光検出器に導く復路を構成する光学系とを有し、前記光検出器で検出された信号に基づいてフォーカシングエラー信号およびトラッキングエラー信号を生成する光記録ディスク装置であって、
    前記光学系は、前記復路の途中位置に、焦点距離が相違し、かつ、前記光検出器上の異なる位置に前記戻り光のビームを導く複数の分割レンズ面を備えたセンサレンズを備え、
    前記光検出器は、前記複数の分割レンズ面によって導かれた各戻り光を受光する複数の受光面を備え、
    当該複数の受光面での各受光結果に基づいて前記フォーカシングエラー信号を生成することを特徴とする光記録ディスク装置。
  2. 請求項1において、前記センサレンズの各分割レンズ面から前記光検出器に導かれる前記戻り光のビームサイズの比較結果に基づいて前記フォーカシングエラー信号を生成することを特徴とする光記録ディスク装置。
  3. 請求項2において、前記複数の分割レンズ面として、境界が前記光記録ディスクのトラッキング方向およびジッタ方向のうちの一方に延びた2つの分割レンズ面を含み、当該2つの分割レンズ面の焦点距離が相違していることを特徴とする光記録ディスク装置。
  4. 請求項3において、前記複数の分割レンズ面として、境界が前記光記録ディスクのトラッキング方向に延びた2つの分割レンズ面を含み、当該2つの分割レンズ面の焦点距離が相違していることを特徴とする光記録ディスク装置。
  5. 請求項4において、前記センサレンズは、前記複数の分割レンズ面として、田の字型に並ぶ第1、第2、第3および第4の分割レンズ面を備えるとともに、
    前記第1の分割レンズ面と前記第2の分割レンズ面との境界、および前記第3の分割レンズ面と前記第4の分割レンズ面との境界は、前記光記録ディスクのジッタ方向に延び、
    前記第1の分割レンズ面と前記第4の分割レンズ面との境界、および前記第2の分割レンズ面と前記第3の分割レンズ面との境界は、前記光記録ディスクのトラッキング方向に延びており、
    当該第1、第2、第3および第4の分割レンズ面のうち、対角位置にある第1および第3の分割レンズ面の焦点距離が一致し、対角位置にある第2および第4の分割レンズ面の焦点距離が一致し、かつ、
    前記第1および第3の分割レンズ面の焦点距離と、前記第2および第4の分割レンズ面の焦点距離とが相違していることを特徴とする光記録ディスク装置。
  6. 請求項5において、前記第1の分割レンズ面から出射された前記戻り光のビーム、および前記第3の分割レンズ面から出射された前記戻り光のビームは、前記光検出器において前記光記録ディスクのジッタ方向で少なくとも一部が重なる位置で受光され、
    前記第2の分割レンズ面から出射された前記戻り光のビーム、および前記第4の分割レンズ面から出射された前記戻り光のビームは、前記光検出器において前記光記録ディスクのジッタ方向で少なくとも一部が重なる位置で受光されることを特徴とする光記録ディスク装置。
  7. 請求項4ないし6のいずれかにおいて、前記光検出器は、前記複数の受光面として、田の字型に並んで前記センサレンズから出射された前記戻り光のビームを受光する第1、第2、第3および第4の受光面を備えるとともに、
    前記第1の受光面と前記第2の受光面との境界、および前記第3の受光面と前記第4の受光面との境界は、前記光記録ディスクのジッタ方向に延び、
    前記第1の受光面と前記第4の受光面との境界、および前記第2の受光面と前記第3の受光面との境界は、前記光記録ディスクのトラッキング方向に延びており、
    前記第1の受光面は、前記第2の受光面との境界側とは反対側に位置する第1の分割受光領域A1と、当該境界領域側に位置する第2の分割受光領域A2とを備え、
    前記第2の受光面は、前記第1の受光面との境界側に位置する第1の分割受光領域B1と、その反対側に位置する第2の分割受光領域B2とを備え、
    前記第3の受光面は、前記第4の受光面との境界側に位置する第1の分割受光領域C1と、その反対側に位置する第2の分割受光領域C2とを備え、
    前記第4の受光面は、前記第3の受光面との境界側とは反対側に位置する第1の分割受光領域D1と、当該境界領域側に位置する第2の分割受光領域D2とを備え、
    前記複数の分割受光領域のうち、分割受光領域A1、B2、C1、D2での検出信号の和と、分割受光領域A2、B1、C2、D1での検出信号の和との差に基づいて、前記フォーカシングエラー信号を生成することを特徴とする光記録ディスク装置。
  8. 請求項7において、前記複数の分割受光領域のうち、分割受光領域A1、A2、D1、D2での検出信号の和と、分割受光領域B1、B2、C1、C2での検出信号の和との差に基づいて、前記トラッキングエラー信号を生成することを特徴とする光記録ディスク装置。
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