JP4592347B2 - 外用剤組成物 - Google Patents
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また、脂肪酸モノグリセリドを主成分とするラメラ構造体(特許文献1)、脂肪酸モノグリセリドを主成分とするラメラ構造体とビタミンAを含有する皮膚外用剤(特許文献2)及び脂肪酸モノグリセリドを主成分とするラメラ構造体とそのラメラ構造体に内包されたアスコルビン酸を含有する皮膚外用剤(特許文献3)が優れた保湿作用や老化防止効果を有することが知られている。
また、本発明は、脂肪酸モノグリセリドを主成分とする脂質成分20〜40重量部に水相成分60〜80重量部を添加して撹拌することを特徴とする平均粒子径0.05〜1μmのラメラベシクルの製造法を提供するものである。ここでいう、平均粒子径とは、粒度分布から求められた粒子径の中央値(メジアン)をいう。
蒸留水1mLに対し、1%モノパルミチン、0.3%バチルアルコール及び0.1%コレステロールとなる量に各々の脂質を秤量し、脂質混合物Aを調整した。容器中で脂質混合物Aを乾固した後、10mMのCaCl2溶液を加え、60℃の温浴中で超音波処理(Branson sonifer250;Branson社製、20kHz、55W、10分間)を行った。得られた混合液を遠心処理にて上清を蒸留水に置換し、試料1を得た。
実施例1と同様に脂質混合物Aを調整し、容器中で乾固した後に蒸留水を加え、60℃の温浴中製造例1と同じ条件で超音波処理を行い、試料2を得た。
蒸留水1mLに対し、0.5%モノミリスチン、0.5%モノパルミチン、0.3%バチルアルコール及び0.1%コレステロールとなる量に各々の脂質を秤量し、脂質混合物Bを調整した。容器中で脂質混合物Bを乾固した後に蒸留水を加え、60℃の温浴中で製造例1と同じ条件で超音波処理を行い、試料3を得た。
製造例1及び2で得られた試料1及び試料2を当量ずつ混合して、実施品1を得た。
ラメラベシクルの粒度分布
測定には、製造例1〜3で得られた試料1〜3を用い、常法に従い、各々のラメラベシクルの粒子分布を測定した。すなわち計測カップに試料を0.1〜1mL分散後直ちに室温にて下で島津レーザー回折式粒度分布計(SALD-2000;島津製作所製)を用いて測定した。結果を図1に示す。
皮膚の肥厚に及ぼす影響
試験には、製造例1〜2、及び4で得られた試料1及び2、並びに実施品1を用いた。ヘアレスマウス(Hr-1:Hos、雌、7週令)に40mJ/cm2/日の紫外線を1日1回、4日間照射した。各照射直後に、試料1、2及び実施品1を各々200μlずつ背部皮膚に連日塗布した(n=4〜6)。試料としては蒸留水を用いた。実験終了日(照射4日目)に皮膚を剥がし、皮膚の厚さをデジマジック・インジケータ543(三豊社製)を用いて測定した。結果を図2に示す。
皮膚弾力性に及ぼす影響
試験には、製造例1〜2、及び4で得られた試料1及び2、並びに実施品1を用いた。試験例2と同様に紫外線照射及び試料の塗布を行い、Cutometer SM575(C+K社製)を用い、直径2mmの計測センサーを用いて、吸引圧50mbarで皮膚弾力性を測定した。結果を図3に示す。
ラメラベシクルの粒子径に及ぼす脂質量の影響
脂肪酸モノグリセリド(モノステアリン:モノパルミチン=7:3)、バチルアルコール、及びコレステロールを表1の比率で混合し、脂質混合物を得た。得られた脂質混合物を、各々容器内に投与し、75℃下で溶融した後、撹拌機(ポリトロンホモジナイザー PT3000型;KINEMATICA社製、6000rpm、1分)で撹拌した。次いで45℃に加温した精製水を投入し、全体を100%とした後、撹拌機を用いて、6000rpm、2分間撹拌し、均一化した。均一化後撹拌下で(1000rpm)水浴により冷却を開始し、32℃まで冷却して試料4〜7を得た。得られた試料の状態を肉眼で観察し、試料の状態を確認した。また得られたラメラベシクル混合物を蒸留水により25倍に希釈し、偏光顕微鏡下(10×40倍)でラメラの状態を比較した。
また試料6のラメラベシクルについて粒子分布を測定した。すなわち、試料を4000倍希釈した条件下でFPIA−2100(SYSMEX社製)を用いて測定し、平均粒子径を求めた結果、試料6の平均粒子径は0.45μmであった。従って、20〜40重量部の高濃度の脂質に60〜80重量部の水相を添加して撹拌することにより平均粒子径0.05〜1μmの状態の良好なラメラベシクルが得られることがわかった。
ラメラベシクルの粒子径に及ぼす撹拌速度及び温度の影響
脂肪酸モノグリセリド(モノステアリン:モノパルミチン=7:3)、バチルアルコール、及びコレステロールを製造例1と同じ比率で混合し、脂質混合物を得た。得られた脂質混合物を全量の28%となるよう秤量して容器内に投与し、表3に記載した温度下で溶融した。次いで表3に示した温度に加温した精製水を投入し、全体を100%とした後、撹拌機を用いて撹拌し、均一化した。均一化後撹拌下で(1000rpm、又は500rpm)水浴により冷却を開始し、32℃まで冷却して試料8〜11を得た。得られた試料の状態を肉眼で観察し、試料の状態を確認した。また得られたラメラベシクル混合物を蒸留水により25倍に希釈し、試験例4と同じ条件下でラメラの状態及びラメラベシクルの粒子分布を測定した。結果を表4に示す。
下記成分のうち、1〜3各々の脂質を秤量し、60〜85℃で加熱溶解して脂質混合物Dを得た。一方、4、5を秤量、混合し60〜85℃で加熱溶解して水相成分を得た。得られた水相成分に脂質混合物を投入し撹拌機(ポリトロンホモジナイザー PT3000型;KINEMATICA社製、6000rpm、1分)で撹拌し、試料12を得た。
2.バチルアルコール 1.5
3.コレステロール 0.5
4.塩化カルシウム 0.1
5.精製水 92.9
製造例1及び5で得られた試料1及び12を当量ずつ混合して、実施品2を得た。
製造例1、2及び5で得られた試料1、試料2及び試料12を当量ずつ混合して、実施品3を得た。
ラメラベシクルの粒度分布
測定には、製造例1、2及び4で得られた試料1、試料2及び試料12を用い、試験例1と同様にラメラベシクルの粒度分布を測定した。結果を図4に示す。
図4に示したとおり、試料12の平均粒子径は0.1μmであった。
皮膚の肥厚に及ぼす影響
試験には、製造例2及び7で得られた試料2及び実施品3を用い、試験例2と同様に皮膚の厚さを測定した。結果を図5に示す。
図5に示したとおり、平均粒子径10μm、3μm及び0.1μmのラメラベシクルを併用することで、紫外線による皮膚の肥厚に対し、優れた抑制効果が得られることがわかった。
皮膚弾力性に及ぼす影響
試験には、製造例1及び7で得られた試料1及び実施品3を用い、試験例3と同様に皮膚弾力性を測定した。結果を図6に示す。
図6に示したとおり、平均粒子径10μm、3μm及び0.1μmのラメラベシクルを併用することで、皮膚弾力性の低下は生じず、優れた抑制効果が得られることがわかった。
下記成分のうち、油相成分(1〜13)を加熱溶解し、また同様に水相成分(14〜22)も加熱溶解する。前記の加熱した水相に油相を混合しホモジナイザーで撹拌しその後冷却する。冷却途中で添加成分(23〜32)を投入、混合して保湿クリームを得た。
2.2−エチルヘキサン酸セチル 4.50
3.ミリスチン酸オクチルドデシル 4.50
4.重質流動イソパラフィン 4.00
5.サラシミツロウ 2.40
6.ステアリン酸 2.40
7.ステアリン酸バチル 1.20
8.ベヘニルアルコール 1.20
9.モノステアリン酸ポリエチレングリコール(40) 0.50
10.グリチルレチン酸ステアリル 0.10
11.酢酸dl−α−トコフェロール 0.10
12.天然ビタミンE 0.001
13.メチルポリシロキサン 0.20
14.精製水 15.879
15.アクリル酸・メタクリル酸共重合体 3.00
16.ホエイ(2) 19.90
17.グリセリン 10.00
18.ポリオキシエチレンメチルグルコシド 1.50
19.1.3−ブチレングリコール 7.00
20.カンゾウ抽出物 0.12
21.エデト酸ニナトリウム 0.10
22.パラオキシ安息香酸エステル 0.20
23.KOH 0.20
24.ヒアルロン酸Na液(0.6%) 4.90
25.2−メタクロイルオキシエチルホスコリン・メタクリル酸ブチル
共重合体 3.00
26.ブクリョウエキス 0.10
27.ニンジンエキス 0.05
28.酵母エキス 0.05
29.ロイヤルゼリー 0.05
30.グルコン酸クロルヘキシジン 0.05
31.ラメラベシクル組成物(試料12、平均粒子径10μm)
8.00
32.ラメラベシクル組成物(試料6、平均粒子径0.45μm)
0.50
Claims (3)
- 脂肪酸モノグリセリドを主成分とするラメラベシクルであって、平均粒子径0.05〜5μmのラメラベシクルと平均粒子径6〜30μmのラメラベシクルとを含有することを特徴とする外用剤組成物。
- 皮膚化粧料組成物である請求項1記載の外用剤組成物。
- 脂肪酸モノグリセリドが、炭素数8〜20の飽和又は不飽和脂肪酸モノグリセリドである請求項1又は2記載の外用剤組成物。
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