JP4591290B2 - エンジンの過給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電動過給機を有するエンジンの過給装置に関し、エンジンの吸気システムの技術分野に属する。
従来より、エンジントルクの増大を図る手段として吸気を過給するスーパーチャージャやターボチャージャが周知であるが、いずれも過給能力がエンジン回転数の影響を大きく受ける結果、低回転領域で過給圧が不足するという欠点がある。これに対し、電気的に駆動される電動過給機は、エンジン回転数の影響を受けることなく回転数を制御できるので、低回転領域でも十分な過給圧を発生し得る利点がある。
そして、この電動過給機を備えた吸気システムとして、例えば特許文献1には、電動過給機が配設された過給通路と、該過給通路における電動過給機の上、下流側に接続されて吸気制御弁が配設されたバイパス通路と、前記過給通路とバイパス通路との合流部から下流側に延びてスロットル弁が配設された合流通路とが設けられた吸気システムが開示されている。この吸気システムでは、エンジンの運転領域が高負荷側の所定の過給領域にあるときに、前記吸気制御弁を閉じた状態で電動過給機を作動させるようになっている。そして、エンジンの吸入空気量の制御は、従来通りスロットル弁の開度を制御することによって行われる。
一方、この種の電動過給機は、コンプレッサと該コンプレッサを駆動させるモータとを有し、該モータに対する供給電力に応じてコンプレッサの回転数が増減し、得られる過給圧が決定されることになる。ここで、特許文献2には、電動過給機への電力供給の制御に関する発明が開示されている。即ち、この特許文献2に記載の発明では、通常、電動過給機への供給電力は、過給時の目標過給圧と実過給圧との差に基づいて、圧力差が大きいときは供給電力を増加させるように過給圧のフィードバック制御が行われるようになっているが、過給開始時、つまりエンジンの運転状態が過給領域に突入した際に限っては、過給機に能力最大の電力を供給するように制御される。これによって、電動過給機の回転数を速やかに上昇させ、過給領域への突入時における過給圧の立ち上がりの応答性が確保されるようになっている。なお、以下の説明において、エンジンの運転領域が過給領域に突入した際に過給機に供給される電力を「突入電力」という。
特開2004−346910号公報 特開2004−169629号公報
ところで、前記電動過給機は、エンジンにより駆動されるオルタネータの発電電力に基づいて駆動されるのが通例であるが、電動過給機の作動開始時のように、応答性を確保するために大きな突入電力が要求される場合は、要求される電力をオルタネータからの供給電力では賄いきれず、バッテリからの電力の持ち出しが行われることになる。このときバッテリから持ち出される電力は小さくなく、バッテリの劣化を促進するおそれがあると共に、バッテリの充電のためにオルタネータの発電時間が増加することになって燃費悪化の問題が生じる。しかも、加速減速が繰り返される運転状態においては、運転状態の非過給領域から過給領域への移行が繰り返されることになって、移行の度にバッテリから電力が持ち出され、前述のバッテリの劣化及び燃費悪化の問題が顕著化し、ユーザーに頻繁なバッテリの交換を強いることになる。
これに対して、運転状態が非過給領域にある状態で、電動過給機に所定の電力供給を行い、予め回転数を上昇させておき、過給領域に移行した際の突入電力を抑制することが考えられるが、前記所定の電力供給の必要上オルタネータの作動時間が長くなって、燃費の悪化が問題になる。
そこで、本発明は、電動過給機を有するエンジンの過給装置において、過給圧の立ち上がりの応答性を確保しつつ、燃費の悪化を防止し、バッテリの劣化を抑制することを課題とする。
前記課題を解決するため、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明は、電動過給機が配設された過給通路と、該過給通路における電動過給機の上、下流側に接続されて吸気制御弁が配設されたバイパス通路と、前記過給通路とバイパス通路との合流部から下流側に延びてスロットル弁が配設された合流通路とを有し、エンジンの運転状態が所定の過給領域にあるときに、前記電動過給機への電力供給を行い、過給領域よりも低負荷側に設定された非過給領域にあるときに、該過給機への電力供給を停止させるように構成されたエンジンの過給装置であって、エンジンの運転状態が前記非過給領域から過給領域に移行したときに、前記吸気制御弁を閉じ、その後、所定期間が経過したときに、電動過給機への電力供給を開始させると共に、エンジンの運転状態が前記過給領域から非過給領域に移行したときに、電動過給機への電力供給を停止させ、その後、所定期間が経過したときに、前記スロットル弁の閉動作を開始させることを特徴とする。
なお、前記非過給領域で過給機への電力供給を停止させる状態には、過給機のモータの回転位相を認識しておくためなどの理由で微小な電力によりごく低回転で回転させている状態を含む。
また、請求項2に記載の発明は、前記請求項1に記載のエンジンの過給装置において、エンジンの運転状態が過給領域から非過給領域に移行したときに、電動過給機への電力供給を停止させた後、所定期間経過したときに、前記吸気制御弁の開動作を開始させることを特徴とする。
まず、請求項1に記載の発明によれば、エンジンの運転状態が非過給領域から過給領域に移行したときは、吸気制御弁が閉じられ、その後、所定期間が経過したときに、電動過給機への電力供給が開始される。ここで、吸気制御弁が閉じられて過給機への電力供給が行われていない状態において、燃焼室で生じる吸気負圧が合流通路を介して過給通路に及び、該過給通路の上流側との圧力差によって過給通路に空気の流れが生じることになる。そして、この過給通路内の空気の流れにより過給機が自転することになる。
また、吸気制御弁が閉じられてから所定期間遅らせて、過給機に電力供給されて該過給機の回転を上昇させることになるが、過給機が停止した状態から回転を上昇させるときに比べて、小さなエネルギで回転を上昇させることができるから、突入電力が抑制されることになる。この結果、オルタネータの発電電力で賄える割合が増加することによってバッテリからの電力の持ち出しが抑制され、バッテリの劣化が防止される。このとき、突入電力は抑制されるにも拘らず、回転を速やかに上昇させることができるので、過給圧の立ち上がりの応答性を低下させることはなく、また、突入電力の抑制により燃費の悪化が防止される。
一方、減速時等において、エンジンの運転状態が過給領域から非過給領域に移行したときは、同時にスロットル弁の開度が小さくされる共に、吸気制御弁は開かれて通常の非過給領域における制御に切り換えられることになるが、スロットル弁が閉じられると、燃焼室の吸気負圧のスロットル弁の上流側への影響が小さくなるので、スロットル弁の上流側の空気の流れが弱くなり、過給通路における空気の流れも弱くなる。この結果、前述の過給機の自転効果が失われ、過給機の回転が急速に減少することになる。このため、再度非過給領域から過給領域に移行したときに、回転の小さな状態或いは停止状態から回転を上昇させることになるので、ある程度回転した状態から上昇させるときに比べて必要となるエネルギが大きくなり、効率的な燃費改善が実現されない。特に、運転状態が過給領域と非過給領域との境界付近にある場合に繰り返し過給領域への突入が行われることもあり、改善の余地がある。
これに対し、請求項1に記載の発明によれば、エンジンの運転状態が過給領域から非過給領域に移行したときに、過給機への電力供給が停止され、この後、所定期間経過したときに、スロットル弁の閉動作が開始される。この結果、非過給領域への移行直後に過給通路の空気の流れが失われることが回避されるので、過給機の自転効果が失われることがなくなる。そして、再度非過給領域から過給領域に移行したときに、必要となるエネルギが小さくなるので、突入電力が抑制されて、効率的に燃費が改善されることになる。
また、請求項2に記載の発明によれば、過給機への電力供給の停止から所定期間経過後に、吸気制御弁の開動作が開始される。この結果、吸気負圧により空気が専ら過給通路を流れることになって、過給機の自転効果が維持されることになる。したがって、再度非過給領域から過給領域に移行したときに、突入電力が一層効果的に抑制されて、効率的に燃費が改善されることになる。

以下、本発明の実施の形態について説明する。
図1に、本実施の形態に係るエンジンの吸気システム1を示す。この吸気システム1は、新気が導入される吸気通路2を有し、該吸気通路2は、上流側でエアクリーナ10に接続されて電動過給機11が配設された過給通路20と、該過給通路20における過給機11の上、下流側に接続されて吸気制御弁12が配設されたバイパス通路21と、過給通路20と該バイパス通路21とが合流した下流側に延びてスロットル弁13が配設された合流通路22と、該合流通路22の下流側に形成されたサージタンク23と、該サージタンク23から各気筒#1〜#4に分岐する複数の独立吸気通路24…24とを有している。
前記電動過給機11は、モータ11aに電力供給することによりコンプレッサ11bが回転する構成であり、過給通路20における該過給機11の上流側から吸入した空気を下流側に圧送するようになっている。なお、この過給機11の定格出力時の消費電力は2kWである。
また、電動過給機11のモータ11aへの供給電流を制御する電動過給機ドライバ30と、該ドライバ30を介してモータ11aに電力供給するバッテリ31及びオルタネータ32とが備えられている。前記バッテリ31は14Vの電源であり、矢印Aに示すように前記ドライバ30に給電可能に接続されていると共に、前記オルタネータ32で発電された電力を蓄電可能とされている。また、前記オルタネータ32は、エンジンの駆動により電圧14Vの発電を行うようになっており、矢印Bに示すように直接ドライバ30に電力供給する一方、矢印Cに示すように該バッテリ31に電力供給して充電するようになっている。
また、エンジン全体を制御するエンジンコントロールユニット100と、該エンジンコントロールユニット100から出力された制御信号に基いて吸気システム1の各機器を制御する吸気システムコントローラ101とが備えられている。
前記エンジンコントロールユニット100は、エンジン負荷を検出するものとしてアクセルペダル40aの踏込み量を検出するアクセル開度センサ40からの信号、エンジン回転数を検出するエンジン回転数センサ41からの信号、前記バッテリ31の充電状態を検出する電圧センサ42、前記電動過給機11のモータ11aの回転数を検出するモータ回転数センサ43からの信号等が入力されるようになっている。
そして、前記エンジンコントロールユニット100は、これらの入力信号に基いて、スロットル弁13を開閉駆動するスロットルアクチュエータ44、吸気システムコントローラ101などに各種の制御信号を出力する。
前記吸気システムコントローラ101は、吸気制御弁12を開閉駆動する吸気制御弁アクチュエータ45、前記電動過給機ドライバ30などに制御信号を出力する。
ところで、図2に示すように、前記エンジンコントロールユニット100には、アクセル開度及びエンジン回転数に応じて各運転領域が設定された制御マップが記憶されている。この制御マップは、低負荷側及び高回転側に非過給領域が設定され、高負荷低回転側に過給領域が設定されている。
非過給領域では、前記エンジンコントロールユニット100は、前記スロットルアクチュエータ44にスロットル弁13の開度を制御する信号、及び吸気システムコントローラ101を介して前記吸気制御弁アクチュエータ45に吸気制御弁12を全開にする信号を出力する。また、エンジンコントロールユニット100は、吸気システムコントローラ101を介して前記電動過給機ドライバ30に、前記モータ11aに微小な電流を供給するための信号を出力する。なお、前記スロットル弁13は電子制御式のものであって、スロットル開度はアクセルペダル40aの踏込み量に必ずしも対応しない。
そして、過給領域では、前記エンジンコントロールユニット100は、前記スロットルアクチュエータ44にスロットル弁13の開度を制御する信号、及び吸気システムコントローラ101を介して前記吸気制御弁アクチュエータ45に吸気制御弁12を全閉にする信号を出力する。また、この過給領域においては、エンジンコントロールユニット100は、吸気システムコントローラ101を介して電動過給機ドライバ30に、以下の式1で表される供給電流を過給機11に供給するための信号を出力する。
供給電流=ベース電流+(目標回転数−実回転数)×ゲイン (式1)
ここで、ベース電流は、1kWの電力供給を実現するために必要となる電流値である。また、アクセル開度とエンジン回転数とに応じて過給時における過給機11の目標回転数が決定される。そして、この過給機11の目標回転数から前記モータ回転数センサ43により検出した実回転数を減算した値に所定のゲインを乗算した値を前記ベース電流に加算して、これをトータルの供給電流としている。
ところで、過給領域及び非過給領域において基本的には前記の制御が行われるのであるが、非過給領域から過給領域に移行したとき、及び過給領域から非過給領域に移行したときは、以下の制御が行われるようになっている。
即ち、非過給領域から過給領域に移行したときは、エンジンコントロールユニット100は、まず吸気システムコントローラ101を介して吸気制御弁12を閉じる信号を出力し、前記電動過給機ドライバ30に、過給機11の回転数が15000rpm未満の状態ではアイドル回転用の微小な電力供給を行い、回転数が15000rpm以上の状態では前記式1による過給用の電力供給を行うための信号を出力するようになっている。
また、過給領域から非過給領域に移行したときには、エンジンコントロールユニット100は、まず吸気システムコントローラ101を介して前記電動過給機ドライバ30に、過給機11への微小な電力供給を行う信号を出力し、過給機11の回転数が5000rpmより大きい状態では、吸気制御弁12を閉じると共にスロットル弁13を過給領域におけるスロットル開度を維持する信号を出力し、回転数が5000rpm以下の状態では、吸気制御弁12を開くと共にスロットル弁13を非過給領域に移行後の目標トルク相当のスロットル開度まで減少し、通常のスロットル制御に復帰させる信号を出力するようになっている。
次に、前記吸気システム1の作用について説明する。
まず、エンジンの運転状態が非過給領域にあるときに、エンジンコントロールユニット100から、スロットル弁13を制御する信号、及び吸気システムコントローラ101を介して吸気制御弁12を全開にする信号が出力されているので、吸気通路2に導入された空気は、バイパス通路21を通って合流通路22に至り、スロットル弁13の開度に応じてエンジンに吸入されることになる。スロットル弁13の開度は、アクセル開度及びエンジン回転数のパラメータに基づいて算出された目標トルクに対して、該目標トルクが得られるように吸入空気量を制御するようになっている。
また、この領域では、電動過給機11への微小な電流の供給により、後述の自転効果の無い状態で該過給機11はアイドル回転(5000rpm)を維持するようになっている。このようにアイドル回転を行っておくことで、エンジンコントロールユニット100がモータ11aの回転位相を常時認識することができるので、運転状態が過給領域に移行した際の過給機11の制御の応答性が向上し、過給圧の立ち上がりの応答性が確保される。
この結果、図3に示すように、非過給領域においては、自然吸気のみにより高回転側で高トルクが得られるエンジン特性となる。
そして、エンジンの運転状態が過給領域にあるときに、エンジンコントロールユニット100から、スロットル弁13を制御する信号、及び吸気システムコントローラ101を介して吸気制御弁12を全閉にする信号が出力されているので、吸気通路2に導入された空気は、バイパス通路21は通過できず、過給通路20のみを通過可能となる。そして、電動過給機11がベース電流の供給電力(1kW)以上の電力で作動し、過給通路20に導入された空気が過給機11の下流側に圧送されることになる。さらに、この圧送された空気が合流通路22に導入され、スロットル弁13の開度に応じてエンジンに吸入されることになる。
この結果、図3に示すように、過給領域においては、主に低回転側において自然吸気のみにより得られるトルク以上のトルクが得られることになる。
また、前記非過給領域から過給領域に移行した際に、過給機11の回転数が15000rpm未満の状態では、吸気制御弁12が閉じられて過給機11に電力供給されていないので、燃焼室の吸気負圧が合流通路22を介して過給通路20に及び、該負圧により生じた過給通路20における空気の流れにより過給機11が自転することになる。また、この自転により回転数が上昇し、15000rpm以上になったときに前記式1で表される供給電流の制御に切り換えられるので、前記の過給領域の制御が行われる。
さらに、前記過給領域から非過給領域に移行した際に、過給機11の回転数が5000rpmより大きい状態では、吸気制御弁12を閉じ、スロットル弁13を開く信号が出力されているので、図4に示すように、吸気負圧により過給通路20に空気の流れが生じ、供給電流がアイドル回転用の微小なものに切り換えられた後、過給機11の回転が緩やかに減少することになる。また、回転数が5000rpm以下の状態では、吸気制御弁12を開き、スロットル弁13を非過給領域に移行後の目標トルク相当のスロットル開度まで減少させるので、前記の非過給領域と同様の制御が行われることになる。
次に、図5に示すフローチャートに基づいて、この吸気システム1の制御について説明する。
まず、ステップS1で、各種信号の読み込みを行う。このとき、アクセル開度センサ40により検出されたアクセル開度、エンジン回転数センサ41により検出されたエンジン回転数、モータ回転数センサ43により検出されたモータ11aの回転数の信号などを入力する。次に、ステップS2で、このアクセル開度及びエンジン回転数のパラメータに基づいて目標トルクが決定される。この目標トルクは、計算で或いはマップにより求められる。
そして、ステップS3で、図2に示した制御マップに基づいてエンジンの運転状態が過給領域にあるか否かについての判定を行う。
ここで、図6のタイムチャートに示すように、時刻t0でアクセルペダル40aの踏込み量が増大して加速要求があったときに、スロットル開度が増大されると共に、図2の矢印Xで示すように運転状態が過給領域に移行したことが判定される。このとき、ステップS3の判定の結果ステップS4に進み、該ステップS4で吸気制御弁12を閉じ、次にステップS5で過給機11の回転数が所定値α(=15000rpm)以上であるか否かの判定を行う。ステップS5で過給機11の回転数が所定値α未満であるときはステップS6に進み、過給機11はアイドル回転用の微小な電力供給が行われると共に、ステップS7に進み、前記ステップS2で求めた目標トルクを実現すべくスロットル弁13の制御によるトルク制御が行われる。
一方、図6の符号アに示すように時刻t0から過給機11の回転数は自転により上昇し、時刻t1において前記所定値α以上になって、ステップS5で過給機11の回転数がα以上と判定されたときは、ステップS8に進んで過給機11に過給用の所定の電流を供給し、つまり図6の符号イで示すように過給機11への電流制御をアイドル回転用の制御から過給用の制御に切り換え、ステップS7に進む。このとき、過給機11に供給される電流は、前述の式1で示したように、過給機11の目標回転数と実回転数との差に所定のゲインを乗算した値をベース電流に加算して求められる。
そして、過給領域に移行する際にこのように制御される結果、図7に示すように、前述の自転の効果により過給機11は15000rpmの回転数まで高められる。そして、過給機11への電力供給が開始される際に、図8に示すように、実回転数の高い自転ありの状態からの移行時の方が自転なしの状態からの移行時よりも突入電流は小さくされる。そして、電力供給により過給機11の回転数が上昇し、この回転数の上昇に伴って供給電流は低下することになり、回転数が60000rpmで定常的に回転するときには、供給電流はベース電流I′となって、消費電力としては1kWに維持される。
一方、図9のタイムチャートに示すように、時刻t2でアクセルペダル40aの踏込み量が減少して減速要求があったときに、図2の矢印Yで示すように運転状態が非過給領域に移行したことが判定される。このとき、ステップS3における判定の結果、ステップS9に進むことになる。ステップS9では、図9の符号ウで示すように過給機11への供給電流をアイドル回転用に制御し、ステップS10で過給機11の回転数が所定値β(=5000rpm)以下であるか否かの判定を行う。
図9の符号エで示すように、時刻t2で過給機11への供給電流をアイドル回転用に切り換えた結果、時刻t2〜t3で過給機11の回転数は緩やかに減少する。ここで、時刻t2〜t3において過給機11の回転数は前記所定値βよりも大きいので、前記ステップS10の判定においてステップS11に進み、吸気制御弁12を閉じると共に、ステップS12でスロットル弁13の制御として、スロットル開度を前回の状態に維持するように制御する。
このとき、ステップS11、12で、図4に示したように、吸気制御弁12を閉じ、スロットル弁13を開度の大きい状態で維持されているから、吸気負圧が合流通路22を介して過給通路20に及び、この負圧により過給通路20に空気の流れが生じて、過給機11を自転させる。そして、この結果前述のように時刻t2〜t3で過給機11の回転数の減少が緩やかなものとなるのである。
また、図9の時刻t3において過給機11の回転数が前記所定値βまで減少したときに、前記ステップS10の判定においてステップ13に進み、符号オに示すように吸気制御弁12を開くと共に、符号カに示すようにステップS14でスロットル弁13の制御として、非過給領域への移行後の目標トルク相当のスロットル開度まで減少させ、通常制御に復帰するように制御する。
ところで、図10のタイムチャートは、運転状態が非過給領域に移行した後、再度過給領域に移行したときの制御を示す。まず、時刻t2でアクセルペダル40aの踏込み量が減少して減速要求があったときに、運転状態が非過給領域に移行し、符号キで示すように同時に過給機11への電力供給がアイドル回転用の微小なものに切り換えられる。
そして、符号クで示すように過給機11の回転数が減少するが、前記所定値βにまで減少する前の時刻t4でアクセルペダル40aの踏込み量が増加して加速要求があったときに、運転状態が過給領域に移行し、符号ケで示すように同時に過給機11への供給電流が過給用の制御に切り換えられる。この結果、符号コで示すように過給機11の回転数は目標回転にまで上昇することになる。なお、このときの、電流供給開始直前の回転状態から目標回転までの回転の上昇代はL1である。
このように、非過給領域に移行した後、過給機11の回転数がβにまで減少する前に過給領域に移行する場合、スロットル弁13の開度は大きい状態で維持されると共に、吸気制御弁12は開いた状態で維持されることになる。
一方、図10に、非過給領域に移行した際に、同時に符号サに示すようにスロットル弁13を閉じ、符号シに示すように吸気制御弁12を開くように制御した場合を鎖線で示す。これによると、スロットル弁13を閉じることにより吸気負圧が該スロットル弁13に遮られるので、合流通路22の空気の流れが減少する。そして、吸気通路2に導入された空気が専らバイパス通路21を通ることになるので、過給通路20における空気の流れが減少し、過給機11の自転効果が失われ、符号スで示すように過給機11の回転は急激に減少することになる。そして、時刻t4で加速要求されるときには過給機11はアイドル回転にまで回転数を減少しており、符号セに示すようにここから目標回転まで上昇させることになるが、目標回転までの上昇代は前記L1よりも大きなL2となり、この結果、過給圧の立ち上がりを確保するためには突入電流を大きくしなければならなくなる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。この第2の実施の形態は、前記第1の実施の形態に対して装置の構成は同一であるが、制御の方法が異なるものである。
即ち、非過給領域から過給領域に移行したときは、エンジンコントロールユニット100は、まず吸気システムコントローラ101を介して吸気制御弁12を閉じる信号を出力し、タイマTをセットするようになっている。そして、タイマT経過前は、前記電動過給機ドライバ30に微小な電力供給を行い、タイマT経過後は前記式1による供給電流を実現させる信号を出力するようになっている。
また、過給領域から非過給領域に移行したときには、エンジンコントロールユニット100は、まず吸気システムコントローラ101を介して前記電動過給機ドライバ30に、過給機11への微小な電力供給を行う信号を出力し、タイマTをセットする。そして、タイマT経過前は吸気制御弁12を閉じてスロットル弁13を開く信号を出力し、タイマT経過後は、吸気制御弁12を開くと共にスロットル弁13を非過給領域に移行後の目標トルク相当のスロットル開度まで減少し、通常のスロットル制御に復帰させる信号を出力するようになっている。
そして、前記非過給領域から過給領域に移行した際に、タイマT経過前は吸気制御弁12が閉じられて過給機11に電力供給されていないので、燃焼室の吸気負圧が合流通路22を介して過給通路20に及び、該負圧により生じた過給通路20における空気の流れにより過給機11が自転することになる。また、この自転により回転数が上昇し、タイマT経過後は過給用の電流供給の制御、即ち前記式1で表される供給電流の制御に切り換えられ、前記の過給領域の制御が開始されることになる。
さらに、前記過給領域から非過給領域に移行した際に、タイマT経過前は、吸気制御弁12を閉じ、スロットル弁13を開く信号が出力されているので、図4に示したように吸気負圧により過給通路20に空気の流れが生じ、過給機11の回転が緩やかに減少する。また、タイマT経過後は、吸気制御弁12を開いてスロットル弁13を通常制御に切り換える信号が出力されるので、前記非過給領域と同様の状態になる。
この実施の形態における吸気システム1の制御を図11のフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS21で、各種信号の読み込みを行う。このとき、アクセル開度センサ40により検出されたアクセル開度、エンジン回転数センサ41により検出されたエンジン回転数、モータ回転数センサ43により検出されたモータ11aの回転数の信号を入力する。次に、ステップS22で、このアクセル開度及びエンジン回転数のパラメータに基づいて目標トルクが決定される。この目標トルクは、計算で或いはマップにより求められる。
そして、ステップS23で、図2で示したマップに基づいてエンジンの運転状態が過給領域にあるか否かの判定を行う。
ここで、図12のタイムチャートに示すように、時刻t0でアクセルペダル40aの踏込み量が増大して加速要求があったときに、同時にスロットル開度が増大され、図2の矢印Xで示すように運転状態が過給領域に移行したことが判定される。このとき、ステップS23の判定の結果ステップS24に進んで吸気制御弁12を閉じ、ステップS25で前回非過給領域にあったか否かの判定を行う。前回非過給領域であると判定されたとき、即ち過給領域に移行した直後であるときは、ステップS26に進み、タイマTをセットする。次に、ステップS27で過給機11に微小な電力供給を行ってアイドル回転に制御し、ステップS28でスロットル弁13の開度を前記ステップS22で求めた目標トルクを実現すべく制御する。
また、ステップS25で前回非過給領域でないときは、ステップS29に進み、T=0か否かの判定を行い、T≠0のときはステップS30でTをデクリメントした上で、ステップS27に進む。
さらに、ステップS29でT=0と判定されたとき、即ち図12に示す時刻t0+Tでは、符号ソに示すようにステップS31で電動過給機11に過給用の所定の電流を供給し、ステップS28に進む。このとき、過給機11に供給される電流は、前述の式1で示したように、過給機11の目標回転数と実回転数との差に所定のゲインを乗算した値をベース電流に加算して求められる。そして、この後ステップS28に進む。
一方、時刻t2でアクセルペダル40aの踏込み量が減少して減速要求があったときに、図2の矢印Yで示すように運転状態が非過給領域に移行したことが判定される。このとき、ステップS23における判定の結果、ステップS32で過給機11をアイドル回転状態に制御し、ステップS33で前回過給領域であったか否かの判定を行う。前回過給領域であると判定されたとき、即ち非過給領域に移行した直後であるときは、ステップS34に進み、タイマTをセットする。次に、ステップS35で吸気制御弁12を閉じ、ステップS36でスロットル弁13の制御として前回のスロットル開度を維持するように制御する。
このとき、ステップS33、34で、吸気制御弁12を閉じ、スロットル弁13を開度の大きい状態で維持されているから、吸気負圧が合流通路22を介して過給通路20に及び、この負圧により過給通路20に空気の流れが生じて、過給機11を自転させる。そして、この結果前述のように時刻t2〜t3で過給機11の回転数の減少が緩やかなものとなるのである。
一方、前記ステップS33で前回過給領域でないと判定されたときは、ステップS37に進み、T=0か否かの判定を行い、T≠0のときはステップS38でTをデクリメントした上で、ステップS35に進む。
さらに、ステップS37でT=0と判定されたとき、即ち図13に示す時刻t2+Tでは、ステップS39で、符号タに示すように吸気制御弁12を開き、ステップS40で、符号チに示すようにスロットル弁13の制御として、移行時の目標トルク相当のスロットル開度まで減少し、通常制御に復帰させる。
なお、前記タイマTは、過給機11の自転が減衰してアイドル回転状態になるのに十分な時間に設定されている。また、過給機11の自転が減衰してアイドル回転になるまでの時間は、過給領域から非過給領域に移行した際の過給機11の回転数に依存するため、図14に示すマップに基づいて、過給機11の回転数が高いほどタイマTの値を大きくするようにしてもよい。
以上のように、前記第1、第2の実施の形態によれば、エンジンの運転状態が非過給領域から過給領域に移行したときは、まず吸気制御弁12が閉じられ、該吸気制御弁12が閉じられた後、所定時間経過後、或いは過給機11の回転数が所定回転数にまで上昇した後に、電動過給機11への電力供給が開始される。ここで、吸気制御弁12が閉じられて過給機11への電力供給が行われていない状態において、燃焼室で生じる吸気負圧が合流通路22を介して過給通路20に及び、該過給通路20の上流側との圧力差によって過給通路20に空気の流れが生じることになる。そして、この過給通路20内の空気の流れにより過給機11が自転することになる。
また、吸気制御弁12が閉じられてから所定期間遅らせて、過給機11に電力供給されて該過給機11の回転を上昇させることになるが、過給機が停止した状態から回転を上昇させるときに比べて、小さなエネルギで回転を上昇させることができるから、突入電力が抑制されることになる。この結果、オルタネータ32の発電電力で賄える割合が増加することによってバッテリ31からの電力の持ち出しが抑制され、バッテリ31の劣化が防止される。このとき、突入電力は抑制されるにも拘らず、回転を速やかに上昇させることができるので、過給圧の立ち上がりの応答性を低下させることはなく、また、突入電力の抑制により燃費の悪化が防止される。
ところで、このように過給機11を自転させることにより突入電力を低下させることができるのであるが、仮に突入電力を一定とすると、エンジンの運転状態が非過給領域から過給領域に移行し、過給機11への電力供給が開始されるときに、電力供給開始直前の実回転数と過給時の目標回転数との差が大きいときは電力不足で応答遅れが生じるおそれがあると共に、回転数差が小さいときは電力の供給過剰により効率的に燃費改善の作用が得られないことがある。
これに対し、前記式1で示したように、過給機11の電力供給開始直前の実回転数と過給時の目標回転数との差が大きいほど該過給機11に対する供給電力が大きくされるので、回転数差が大きいときは供給電力が大きくされて過給圧の立ち上がりの応答性が確保されると共に、回転数差が小さいときは供給電力が小さくされて電力の供給過剰が防止され、効率的に燃費が改善されることになる。
一方、減速時等において、エンジンの運転状態が過給領域から非過給領域に移行したときは、同時にスロットル弁13の開度が小さくされると共に、吸気制御弁12は開かれて通常の非過給領域における制御に切り換えられることになるが、スロットル弁13が閉じられると、燃焼室の吸気負圧のスロットル弁13の上流側への影響が小さくなり、スロットル弁13の上流側の空気の流れが弱くなり、過給通路20における空気の流れも弱くなる。この結果、前述の過給機11の自転効果が失われ、過給機11の回転が急速に減少することになる。このため、再度非過給領域から過給領域に移行したときに、回転の小さな状態或いは停止状態から回転を上昇させることになるので、ある程度回転した状態から上昇させるときに比べて必要となるエネルギが大きくなり、効率的な燃費改善が実現されない。特に、運転状態が過給領域と非過給領域との境界付近にある場合に繰り返し過給領域への突入が行われることもあり、改善の余地がある。
これに対し、エンジンの運転状態が過給領域から非過給領域に移行したときに、過給機11への電力供給を停止させた状態で、直ぐにはスロットル弁13を閉じず、所定時間経過後、或いは自転が自然に減衰されて過給機11の回転数所定回転数に減少した後、スロットル弁13が閉じられるようになっているので、前述のように合流通路22及び過給通路20の圧力が高まることが防止されて、過給機11の自転効果が失われることがなくなり、再度非過給領域から過給領域に移行したときに、必要となるエネルギが小さくなるので、突入電力が抑制されて、効率的に燃費が改善されることになる。
さらに、このようにスロットル弁13の閉動作を遅らせると共に、吸気制御弁12の開動作をも遅らせることによって、合流通路22及び過給通路20に負圧が発生する状態が維持されるので、過給機11の自転効果が維持されて、再度非過給領域から過給領域に移行したときに、突入電力が一層効果的に抑制されて、効率的に燃費が改善されることになる。
なお、過給機11への電力供給が行われたときに、同時に吸気制御弁12の開制御を行い、スロットル弁13の閉動作のみを遅らせるようにした場合であっても、図15に示すように、一部の空気が過給通路20を通ることになって、自転効果が失われることを防止する効果が得られる。
本発明は、電動過給機を有するエンジンの過給装置に関し、自動車産業に広く好適である。
本発明の実施の形態に係る吸気システムの全体図である。 エンジンの運転領域を示す制御マップである。 エンジンの出力特性の説明図である。 過給機を自転させる空気の流れの説明図である。 吸気システムの制御に係るフローチャートである。 過給領域に移行するときのタイムチャートである。 電力供給開始時の過給機の回転数の説明図である。 電力供給開始時の過給機の突入電流の説明図である。 非過給領域に移行するときのタイムチャートである。 非過給領域移行後、過給領域に再度移行するときのタイムチャートである。 本発明の第2の実施の形態の吸気システムの制御に係るフローチャートである。 過給領域に移行するときのタイムチャートである。 非過給領域に移行するときのタイムチャートである。 過給機の回転数に応じたTの値のマップである。 過給機を自転させる空気の流れの説明図である。
符号の説明
1 吸気システム
11 電動過給機
12 吸気制御弁
13 スロットル弁
20 過給通路
21 バイパス通路
22 合流通路
43 モータ回転数センサ

Claims (2)

  1. 電動過給機が配設された過給通路と、該過給通路における電動過給機の上、下流側に接続されて吸気制御弁が配設されたバイパス通路と、前記過給通路とバイパス通路との合流部から下流側に延びてスロットル弁が配設された合流通路とを有し、エンジンの運転状態が所定の過給領域にあるときに、前記電動過給機への電力供給を行い、過給領域よりも低負荷側に設定された非過給領域にあるときに、該過給機への電力供給を停止させるように構成されたエンジンの過給装置であって、
    エンジンの運転状態が前記非過給領域から過給領域に移行したときに、前記吸気制御弁を閉じ、その後、所定期間が経過したときに、電動過給機への電力供給を開始させると共に、
    エンジンの運転状態が前記過給領域から非過給領域に移行したときに、電動過給機への電力供給を停止させ、その後、所定期間が経過したときに、前記スロットル弁の閉動作を開始させることを特徴とするエンジンの過給装置。
  2. 前記請求項1に記載のエンジンの過給装置において、
    エンジンの運転状態が過給領域から非過給領域に移行したときに、電動過給機への電力供給を停止させた後、所定期間が経過したときに、前記吸気制御弁の開動作を開始させることを特徴とするエンジンの過給装置。
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