JP4589710B2 - プローバ - Google Patents

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Description

本発明は、液晶パネル、集積回路等の平板状の検査対象物を、高温下で検査するプローバに関する。
半導体デバイスの製造工程でウェハ表面に形成された多数の半導体デバイスは、プローバによって検査される。ウェハ表面の多数の半導体デバイスの各電極パッドにプローバのプローブカードの探針を接触させて、試験信号を印加し、それによる出力信号を検出して、正常に動作するか否かを検査する。
このプローバは、真空吸着等によりウェハを保持するチャック機構と、このチャック機構の上方に配設されて半導体デバイスの電極パッドに対応した数の探針を備えたプローブカードとを備えている。上記チャック機構はXYZθステージで支持されており、このXYZθステージでチャックをXYZ方向に適宜移動させ、また適宜回転させて、チャック機構に保持されたウェハの半導体デバイスの各電極とプローブカードの探針とを位置合わせする。次いで、これらを互いに接触させて、上記検査が行われる。
上記検査においては、半導体デバイスの耐久試験等の必要性から、上記ウェハの半導体デバイスを、例えば150℃に加熱した状態で、試験、測定されることがある。上記ウェハの半導体デバイスの加熱は、上記チャック機構内に備えられた加熱装置によって行われる。
このようなプローバでは、上記チャック機構に対向して配置されたプローブカードが、上記加熱装置によって加熱されたチャック機構からの輻射熱により熱膨張を起こす。これにより、周囲をカード保持具で固定された上記プローブカードは、全体が反るように変形してしまう。このため、プローブカードの探針の位置がずれて接触不良を起こして精度の良い試験測定が行えなかったり、逆に探針と電極パッドとが強く接触し過ぎて電極パッドが損傷したりする等の問題がある。
この問題を解決する手段として、プローブカード側にヒーターを設けたものが提案されている。特許文献1では、プローブカードを保持するカード保持具にヒーターと温度センサが設けられている。これらヒーター及び温度センサは温度制御用電力供給装置に接続され、温度センサで測定した温度を基に温度制御用電力供給装置がヒーターに供給する電力を制御している。
特開2001−319953号公報
特許文献1のプローバでは、温度センサで測定した温度を基にヒーターに供給する電力を制御して、プローブカードの温度を調整しているが、この場合、高精度の測定が難しい。プローブカードを過熱するには時間がかかる。特に、上記従来のプローバにように、カード保持具を直接的に加熱してプローブカードを間接的に加熱する場合は、プローブカード全体を所定温度に加熱するのに相当の時間がかかってしまう。これにより、探針の位置を正確に制御することが難しくなる。この結果、探針の位置が例えば数十μmずれて、探針と電極とが十分に接触しなかったり、接触しすぎたりして、測定精度の悪化、電極パッドの損傷を招くおそれがある。
また、上記タイムラグを考慮してプローブカードの加熱制御をすると、検査作業中に温度が下がったプローブカードを元の温度まで加熱するのに時間がかかり、検査作業の効率化を図ることができない。
本発明は、検査中のプローブカードの変形を抑えると共に変形した場合もそれを吸収して、測定精度を高く維持した状態で検査作業の効率化を図ったものである。このため、本発明に係るプローバは、検査対象物に接触して検査を行うプローブ針を備えたプローブカードを有すると共に、ステージ上に上記検査対象物を載置して加熱し、当該ステージを上昇させて上記検査対象物を上記プローブ針と接触させて検査するプローバであって、上記プローブカードの上側面及び下側面の両方に複数設けられて当該プローブカードの上側面及び下側面の両方の温度を測定する温度センサと、上記プローブカードの熱変形によるプローブ針の変位量を検出する変位量検出部と、上記温度センサで検出した上記プローブカードの上側面及び下側面の両方の温度及びその温度に応じて上記プローブカードが熱変形したときの上記変位量検出部で検出した上記プローブ針の変位量をパラメータに組み込んで上記ステージの高さを補正する補正部とを備え、上記補正部が、検査作業開始及び上記プローブカードの交換に伴って、上記パラメータを作成し直す初期設定モードと、当該初期設定モードで設定されたパラメータに基づいて上記ステージの高さを補正する初期補正モードと、検査中であって上記ステージが下げられて上記プローブ針と上記検査対象物とが離されたときに上記変位量検出部で検出したプローブ針の変位量を基に、上記ステージの高さを微調整する検査中補正モードとを有することを特徴とする。
上記構成により、上記温度センサで検出した上記プローブカードの温度と、上記変位量検出部で検出した上記プローブ針の変位量とを基に作成したパラメータで上記ステージの高さを補正するため、プローブ針を検査対象物に正確に接触させることができる。検査作業開始に伴ってパラメータの作成が必要な際や、検査対象物の違いに応じてプローブカードを交換した際には、上記補正部の上記初期設定モードに切り替える。これにより、検査対象物の検査工程が再現されて、上記温度センサで検出した上記プローブカードの温度と、上記変位量検出部で検出した上記プローブ針の変位量とを基に新たにパラメータが作成される。次いで、実際の検査対象物の検査の際に、この新たなパラメータを基に、上記ステージの高さが補正される。一方、上記ステージは、検査中の種々の条件の違いによってプローブ針の変位量が僅かにずれることがあるため、そのズレを補正する。即ち、検査中で、上記ステージが下げられてプローブ針と検査対象物とが離されたときに上記変位量検出部でプローブ針の変位量を検出し、設定位置からのズレ量に応じて上記パラメータを補正する。これにより、上記ステージの高さを微調整する。
上記補正部は、上記温度センサで測定した上記プローブカードの上側面及び下側面の温度に代えて上記プローブカードの上側面と下側面の温度差又は上記温度及び温度差の両方をパラメータに組み込んで補正することが望ましい。
上記プローブ針の変位は、熱による上記プローブカードの撓みが原因であるため、上記プローブカードの温度をパラメータに組み込んで補正する。このとき、上記プローブカードの熱による撓みとしては、当該プローブカード全体の熱膨張によるものと、上下両側面の膨張率の違いによるものとがある。当該プローブカード全体の熱膨張によるものは、プローブカードの周囲がカードホルダーに固定されているためである。プローブカードが熱膨張しても、その周囲がカードホルダーで固定されていれば、プローブカードは撓むしかない。また、上側面と下側面の温度に差が生じれば、上側面と下側面とで膨張率に違いが生じてプローブカードが撓んでしまう。このため、これら上記プローブカードの温度又は温度差の一方又は両方をパラメータに組み込んで、Z軸制御部によるXYZθステージのステージZ軸モータの制御量を補正する。
上記プローバには、上記プローブカードを加熱する加熱装置を備えることが望ましい。
この構成により、上記プローブカードは、上記ステージ側からの輻射熱と共に加熱装置によって加熱される。これにより、上記プローブカードが短時間で設定温度に加熱されて、それ以上の温度変化を抑えて、プローブカードの変形を抑える。
以上のように、本発明によれば、次のような効果を奏することができる。
上記温度センサで検出した上記プローブカードの温度と、上記変位量検出部で検出した上記プローブ針の変位量とを基に作成したパラメータで上記ステージの高さを補正して、プローブ針を検査対象物に正確に接触させるため、測定精度を向上させることができる。
また、プローブカードが熱変形してプローブ針が変位しても、上記補正部による補正によってプローブ針を検査対象物に正確に接触させることができるため、プローブカードが設定温度に戻るまで待つ必要がなくなると共にプローブ針の破損を防止でき、検査作業の効率化を図ることができる。
上記プローブカードの温度又は温度差の一方又は両方に基づいてパラメータを作成するため、種々の条件の違いに応じた設定で上記ステージの高さを補正することができる。
検査開始時やプローブカードを交換した際に、上記補正部の上記切り替え処理機能によって、検査対象物の検査工程を再現して、新たに上記プローブカードの温度と上記プローブ針の変位量とを検出し、これらを基に新たにパラメータを作成するため、新たなプローブカードに対して、上記ステージの高さを正確に補正することができる。
検査中で、ステージが下げられてプローブ針と検査対象物とが離されたときに上記変位量検出部でプローブ針の変位量を検出し、設定位置からのズレ量に応じて上記パラメータを補正して、上記ステージの高さを微調整するため、測定精度を向上させることができる。
また、上記加熱装置によってプローブカードを加熱することで、上記プローブカードが短時間で設定温度に加熱され、それ以上の温度変化が抑えられて、プローブカードの変形が抑えられるため、上記補正部と相まって、測定精度を向上させることができると共に、検査作業の効率化を図ることができる。
以下、本発明の実施形態に係るプローバについて、添付図面を参照しながら説明する。図1は本実施形態に係るプローバの制御機能を示すブロック図、図2は本実施形態に係るプローバの全体構成を示す概略正面図、図3は本実施形態に係るプローバを示す平面図、図4は本実施形態に係るプローバのプローブカードを示す正面断面図(図3のIII−III線矢視断面図)、図5は本実施形態に係るプローバのプローブカードを示す平面図、図6は本実施形態に係るプローバのプローブカードを示す正面図、図7は本実施形態に係るプローバのプローブカードの熱膨張による撓みを示す模式図である。
本実施形態のプローバ1は、図2に示すように主に、本体2と、XYZθステージ3と、チャック4と、プローブカード5と、カードホルダー6とから構成されている。
本体2は、XYZθステージ3、プローブカード5等を支持するための部材であり、主に下部ベース7と、上部ベース8と、これら下部ベース7及び上部ベース8の間を支持する支柱9とを備えて構成されている。上部ベース8の中央には円形の開口8Aが設けられている。この開口8Aの内周縁の上側には、カードホルダー6を取り付けるための嵌合凹部8Bが設けられている。
XYZθステージ3は、チャック4のXYZ軸方向への移動と、回転とを制御するためのステージである。このXYZθステージ3は、検査時等の種々の条件に応じて、チャック4をXYZ軸方向に移動させ、設定角度だけ回転させる。XYZθステージ3には、チャック4をXYZ軸方向へ移動させるステージX軸モータ、ステージY軸モータ、ステージZ軸モータ及びチャック4を回転させるステージ回転モータ(いずれも図示せず)がそれぞれ設けられている。これらのモータが個別に制御されて、チャック4がXYZ軸方向に設定量だけ移動され、また設定角度だけ回転される。
チャック4は、ウェハ11を真空吸着等の手段で保持するための機構である。チャック4の内部には加熱装置 (図示せず)が設けられている。このチャック4は、ウェハ11を支持した状態で、上記XYZθステージ3によってXYZ軸方向及び回転方向に適宜動かされる。
プローブカード5は、プローブ針12を支持するための部材である。プローブカード5は、図2〜図6に示すように、円盤状の配線基板13と、円盤状のセラミック基板14とから構成されている。
配線基板13は、プローブ針12の信号線等を配設すると共に、カードホルダー6に取り付けられてプローブカード5全体を支持するための部材である。配線基板13には、複数の温度センサ16が設けられている。この温度センサ16は、配線基板13の上側面のうち周縁近傍に等間隔に4つと、中央に1つの合計5つ設けられている。配線基板13の下側面には、周縁近傍に等間隔に4つの温度センサ16が設けられている。さらに、配線基板13の周縁部には、等間隔に4つのネジ穴17が設けられている。このネジ穴17によって、配線基板13がカードホルダー6に固定される。配線基板13には、テスターランド18も適宜設けられている。
セラミック基板14は、プローブ針12を支持するための部材である。セラミック基板14は、その上側面が配線基板13の下側面に一体的に設けられている。セラミック基板14の下側面には、多数のプローブ針12が取り付けられている。このプローブ針12は、ウェハ11上に形成された半導体デバイスの電極パッド(図示せず)に対応した位置に設けられている。このプローブ針12が、XYZθステージ3で制御されたチャック4の上側面に載置されたウェハ11に接触して、検査を行う。セラミック基板14の下側面の中央には温度センサ19が設けられている。
カードホルダー6は、プローブカード5を本体2側に固定するための部材である。カードホルダー6は、ドーナツ状に形成され、ベース側フランジ部21と、カード側フランジ部22と、連結筒部23とから構成されている。
ベース側フランジ部21は、本体2の上部ベース8の嵌合凹部8Bに嵌合するための部分である。このベース側フランジ部21は嵌合凹部8Bに嵌合した状態で、上部ベース8と一体的に固定されている。
カード側フランジ部22は、プローブカード5を支持するための部分である。このカード側フランジ部22は、その上側面でプローブカード5を固定、支持する。カード側フランジ部22の周縁部(連結筒部18の近傍)のうち、上記プローブカード5のネジ穴17に整合する位置にはネジ穴25が設けられている。このプローブカード5側のネジ穴17とカード側フランジ部22のネジ穴25とを整合させて、固定ネジ26をねじ込むことで、プローブカード5がカードホルダー6に固定される。
カード側フランジ部22の上側面には、その内周縁から外周縁のネジ穴25近傍までほぼ全面に嵌合凹部27が設けられている。嵌合凹部27は、ヒーター28を設けるための切り欠き部分である。この嵌合凹部27は、ヒーター28が嵌合された状態で、カード側フランジ部22の上側面とヒーター28の上側面とがほぼ面一になるように設定されている。これにより、カード側フランジ部22にプローブカード5の配線基板13が固定されたとき、カード側フランジ部22と配線基板13とで挟まれて、配線基板13の下側面がヒーター28の上面に密着するようになっている。
ヒーター28は、プローブカード5及びカードホルダー6を加熱するための加熱装置である。このヒーター28は、薄いドーナツ状に形成され、上下両面が発熱する構造となっている。このヒーター28としては、セラミックヒーター、電熱線等の種々のヒーターを用いることができる。この上下両面が発熱するヒーター28により、カード側フランジ部22とプローブカード5の配線基板13とを同様に加熱するようになっている。
ヒーター28の取り付け位置は、このヒーター28からプローブカード5の中心側へ供給してプローブカード5を設定温度に加熱するのに必要な熱量と、ヒーター28からカードホルダー6側へ供給してカードホルダー6を設定温度に加熱するのに必要な熱量とが均衡する位置(熱量均衡位置)に設けられている。これにより、ヒーター28から発する熱が、プローブカード5側とカードホルダー6側とにそれぞれ伝達して、プローブカード5とカードホルダー6とを同様に加熱し、全体をほぼ同時にかつ迅速に設定温度まで上昇するようになっている。
この場合において、配線基板13とセラミック基板14とは、その材質が異なり、設定温度まで加熱するのに必要な時間も異なるため、単純に熱量だけでなく、この点も考慮して、全体を最短の時間で設定温度まで加熱するのに必要な位置を特定する。この位置は、ヒーター28の位置を少しずつずらしながら実験を行う等の手段によって特定する。このため、上記熱量均衡位置は、ヒーター28の出力(単位時間あたりの発熱量)、プローブカード5及びカードホルダー6の熱伝導率(単位時間あたりに伝達する熱量)、プローブカード5及びカードホルダー6を設定温度まで加熱するのに必要な熱量を考慮して、最短の時間でプローブカード5及びカードホルダー6を同時に又はほぼ同時に設定温度まで加熱することができる位置である。特に、ヒーター28の出力は、熱伝導率等との兼ね合いを考慮して、なるべく大きく設定する。これにより、加熱時間を極力短縮する。
連結筒部18は、ベース側フランジ部21とカード側フランジ部22とを一体的に連結するための筒部である。連結筒部18の外径は上部ベース8の開口8Aの内径とほぼ同じ径に形成されて、カードホルダー6が上部ベース8の開口8Aに嵌合した状態で、カードホルダー6ががたつかないようになっている。
以上の構成の各部を制御する制御装置は図1に示すように主に、カードホルダー温度制御部31と、ステージ制御部(後述するプローバZ軸制御部40及びステージZ軸モータ以外は図示せず)と、チャック制御部(図示せず)と、テスタ本体部(図示せず)とから構成されている。
カードホルダー温度制御部31は、温度設定部33と、出力制御部34と、ヒーター電源部35と、プローブカード温度検出部36と、温度表示部37とから構成されている。
温度設定部33は、プローブカード5をウェハ11の検査時の設定温度と同じ温度に設定するための部分である。この温度設定部33で設定された温度にプローブカード5が加熱される。
出力制御部34は、ヒーター28に供給する電源を調整するための部分である。この出力制御部34が、温度設定部33で設定された温度に合わせてヒーター電源部35を制御して、ヒーター28に供給する電源を調整する。この出力制御部34での制御によってヒーター28の発熱量が調整されて、プローブカード温度検出部36からの検出値を基に、プローブカード5が設定温度まで加熱されると共にその後、設定温度に維持される。
ヒーター電源部35は、ヒーター28に電源を供給するための部分である。ヒーター電源部35は、出力制御部34によって制御されて、必要な電源を供給する。
プローブカード温度検出部36は、プローブカード5の上側面及び下側面とセラミック基板14の表面の温度を検出するための部分である。プローブカード温度検出部36は、プローブカード5の上側面及び下側面に設けられた各温度センサ16、セラミック基板14の温度センサ19にそれぞれ接続されて、プローブカード5の上側面及び下側面とセラミック基板14の表面の温度を検出する。
温度表示部37は、プローブカード温度検出部36で検出した温度を表示すると共に後述するプローバZ軸制御部40にプローブカード5の各部で検出した温度の値を出力するための部分である。温度表示部37は、プローブカード温度検出部36で検出したプローブカード5の上側面及び下側面の全面の温度とセラミック基板14の表面の温度とを表示すると共に、それらの温度をプローバZ軸制御部40に出力する。
ステージ制御部(図示せず)は、XYZθステージ3を制御するための部分である。このステージ制御部は、XYZθステージ3を制御して、チャック4をX軸、Y軸及びZ軸方向に移動させると共に回転させることで、チャック4に載置されたウェハ11の各電極とプローブカード5のプローブ針12とを整合させて互いに接触させる。ステージ制御部は、プローバX軸制御部(図示せず)、プローバY軸制御部(図示せず)、プローバZ軸制御部40及びプローバ回転制御部(図示せず)とを備えている。これらは、XYZθステージ3のステージX軸モータ等をそれぞれ制御して、ウェハ11のX軸、Y軸、Z軸方向の位置及び回転角度を設定された値に調整する。これにより、ウェハ11の各電極とプローブカード5の各プローブ針12とを整合させ、互いに接触させる。
さらに、ステージ制御部のプローバZ軸制御部40は、温度の変化によるプローブカード5の熱変形に伴って生じるプローブ針12のZ軸方向のズレを、制御量の補正によって吸収する機能が備えられている。このプローバZ軸制御部40は具体的には、Z軸制御部41と、温度読み込み部42と、補正部43とから構成されている。
Z軸制御部41は、XYZθステージ3のステージZ軸モータを制御するための部分である。Z軸制御部41は、原則として、プローブカード5の変形がない状態でのプローブ針12のZ軸方向の位置である、予め設定された高さにウェハ11が移動するように、ステージZ軸モータを回転制御する。さらに、Z軸制御部41は、補正部43で作成されたパラメータに基づいて、プローブカード5の熱変形によるプローブ針12のZ軸方向の変位分を吸収するように補正してステージZ軸モータを回転制御する。
温度読み込み部42は、カードホルダー温度制御部31の温度表示部37から出力されるプローブカード5の上下両側面の温度及びセラミック基板14の下側面の温度を読み込むための部分である。この温度読み込み部42で、温度表示部37からのデータを読み込んで補正部43に出力する。
補正部43は、プローブカード5の熱変形によるプローブ針12の変位に合わせて、XYZθステージ3のステージZ軸モータの制御量を補正するための部分である。補正部43は、温度センサ16,19で検出したプローブカード5の上下両側面の温度及びそのときの変位量検出部44で検出したプローブ針12の変位量をパラメータに組み込んでXYZθステージ3の高さを補正する。具体的には、補正部43は、温度センサ16,19で検出したプローブカード5の上側面及び下側面の温度又はプローブカード5の上側面と下側面の温度差又はこれら温度及び温度差の両方をパラメータに組み込んで補正する。即ち、後述する初期設定モードによって実際の検査と同じ状態で加熱して、実際の検査に使用するプローブカード5の温度と変位量とを測定する。このとき、プローブカード5の上側面及び下側面の温度とプローブ針12の変位量との間には、個々のプローブカード5に特有の特性があるため、個別に測定する。さらに、プローブ針12の変位量は、プローブカード5の上側面及び下側面の温度(プローブカード5全体の温度)の変化でも、プローブカード5の上側面と下側面との温度差の変化でも異なるため、これら温度及び温度差の一方又は両方をパラメータに組み込んで補正することができる。通常は、上記温度及び温度差の両方をパラメータに組み込んで補正するが、条件や状況の違いに応じて、上記温度又は温度差のいずれか一方のみをパラメータに組み込んで補正する場合もある。変位量検出部44で検出するプローブ針12の変位量の変化との関係が安定したものを選択して使用する。即ち、検査を繰り返しても上記温度と変位量との関係が安定したものを選択して使用する。
補正部43は、初期設定モードと、初期補正モードと、検査中補正モードとを有し、これらが自動的に切り替わるようになっている。
初期設定モードは、検査作業開始時や、プローブカード5の交換時に切り替わるモードである。具体的には、検査作業開始やプローブカード5の交換の際に発するトリガー(例えば、プローバ1の始動を示す信号等)に伴って初期設定モードに自動的に切り替わる。なお、上記トリガーとしては、検査作業開始やプローブカード5の交換を示す信号であればよく、プローバ1の始動意外でも、検査作業開始やプローブカード5の交換に伴って行う動作等の信号でもよい。また、初期設定モードは、手動で切り替えるようにしてもよい。他のモードも同様である。
初期設定モードでは、ウェハ11に対して行われる高温下での試験と同じ手順で、チャック4が加熱されると共にプローブカード5が加熱される。プローブカード5の温度は、プローブカード5自体や周囲の状況等の種々の要因により、加熱途中で全体が均一にならない場合がある。このため、プローブカード5の加熱途中での変形の程度も、熱の分布によって異なる。このため、プローブカード5毎に実際に測定することが必要となる。そして、このときの温度センサ16,19で検出したプローブカード5の上下両側面の温度及びそのときの変位量検出部44で検出したプローブ針12の変位量をパラメータに組み込んで作成し直す。この初期設定モードは、必要に応じて、1回又は複数回繰り返して、補正値の精度を向上させる。
初期補正モードは、初期設定モードで設定されたパラメータに基づいて、XYZθステージ3のZ軸方向の制御量を補正するモードである。この初期補正モードに基づいて、補正部43がZ軸制御部41を補正する。初期補正モードは、上記初期設定モードの終了後に自動的に切り替わる。
検査中補正モードは、上記初期補正モードでXYZθステージ3が制御されている検査中であってXYZθステージ3が下げられてプローブ針12とウェハ11とが離されたときに、変位量検出部44で検出したプローブ針12の変位量を基に、上記ステージの高さを微調整するモードである。検査中補正モードでは、温度読み込み部42から取り込んだ、プローブカード5の上下両側面の温度及びセラミック基板14の下側面の温度に対応するプローブ針12の変位量と、変位量検出部44で実際に検出したプローブ針12の変位量とを比較して、それらがずれている場合に、制御するように補正する。上記初期補正モードは基準になるモードであり、この初期補正モードでのZ軸制御部41の補正を基準にして実際の検査を行い、この検査中の諸条件の変化に伴うプローブ針12のズレを検査中補正モードで補正する。このため、検査中補正モードは、検査中であってXYZθステージ3が下げられてプローブ針12とウェハ11とが離されたときに切り替わり、初期補正モードでZ軸制御部41の補正を行いながら、定期的に検査中のプローブ針12のズレを補正する。
チャック4の周縁部には、変位量検出部44が設けられている。この変位量検出部44は、プローブ針12の変位量を検出するための手段である。変位量検出部44は、レーザ光を利用してプローブ針12の変位量を検出するカメラやフォトフォーカスユニット等の光学機器を用いて構成する。なお、変位量検出部44としては、光学機器に限らず、プローブ針12の位置を測定し、その変位量を検出できる手段すべてを用いることができる。この変位量検出部44によって、プローブカード5の熱変形によるプローブ針12の変位量を検出して、補正部43に出力する。具体的には、変位量検出部44は、変位量読み込み部45を介して補正部43に接続され、変位量検出部44からのプローブ針12の変位量のデータが補正部43に読み込まれる。
チャック制御部(図示せず)は、チャック4を制御するための部分である。チャック制御部は、上側面に載置されたウェハ11を固定支持する真空吸着部(図示せず)や、チャック4内に内蔵された加熱装置 (図示せず)等を制御する。
テスタ本体部(図示せず)は、プローブカード5の各プローブ針12で検出した検出値を取り込んで回路の良否等を判断する部分である。テスタ本体部には、各プローブ針12から延びた信号線が接続され、各プローブ針12で検出された検出値が取り込まれて処理される。
以上のように構成されたプローバ1では、次のようにしてウェハ11の検査を行う。
検査対象のウェハ11と同じウェハ11をチャック4に載置してプローバ1を始動させると、補正部43が初期設定モードに切り替わり、実際の検査と同じ状態でプローブカード5及びチャック4を加熱して、実際の検査に使用するプローブカード5の温度と変位量とを測定する。
プローブカード5及びカードホルダー6は、チャック4からの輻射熱とヒーター28とで加熱される。ヒーター28は、最初から最大出力でプローブカード5及びカードホルダー6を加熱する。これにより、ヒーター28の熱は、上記熱量均衡位置からプローブカード5の外周縁の下側面を介してプローブカード5内にその中央へ向けて伝達して、プローブカード5全体を加熱する。また、ヒーター28の熱は、上記熱量均衡位置からカード側フランジ部22の内周縁の上側面を介してカードホルダー6内にその周縁へ向けて伝達して、チャック4からの輻射熱と相まってカードホルダー6全体を加熱する。これにより、プローブカード5及びカードホルダー6を短時間でほぼ同時に設定温度(例えば150℃)まで加熱する。プローブカード5は、設定温度まで加熱することで、図7の通常時の状態から仮想線で示す撓み時の状態に変形する。これにより、プローブカード5が設定温度に保たれる限り、チャック4側からの熱でこれ以上変形することはなく、プローブ針12が正確な位置に支持される。
このプローブカード5が設定温度になるまでの間、温度センサ16,19でプローブカード5の上下両側面及びセラミック基板14の下側面の温度が検出され、プローブカード温度検出部36、温度表示部37及び温度読み込み部42を介して補正部43に読み込まれる。さらに、変位量検出部44からのプローブ針12の変位量も同時に読み込まされる。これら温度及び変位量がパラメータに組み込まれて、Z軸制御部41での制御量が補正される。この処理が終了すると、初期補正モードに切り替わって、Z軸制御部41が上記パラメータによって補正され、ウェハ11の検査が開始される。即ち、ウェハ11が搬送装置(図示せず)によってチャック4上に順次ロードされる。チャック4は、ウェハ11を吸着して固定し加熱すると共に、XYZθステージ3でプローブカード5のプローブ針12側へ移動される。
このとき、上記パラメータによって制御量が補正されたZ軸制御部41が、ウェハ11の交換時に一時的に生じるプローブカード5の温度変化によるプローブ針12のズレを吸収する。さらに、補正部43は、定期的に、即ち検査中であってXYZθステージ3が下げられてプローブ針12とウェハ11とが離されたときに検査中補正モードに切り替わって、検査中の種々の要因によって初期設定の補正量が実際のプローブ針12の変位と微妙にずれたときでも、即座に対応する。即ち、上述した検査中補正モードでの処理によって、プローブ針12の変位が微妙にずれたときは、そのズレに応じてZ軸制御部41での制御量を微調整して、プローブ針12の変位の微妙なズレを補正する。
これにより、チャック4に支持されたウェハ11は、XYZθステージ3でXYZ軸方向及び回転方向が調整され、特にZ軸方向が微調整されて、ウェハ11の各電極パッドと各プローブ針12とが整合され、互いに接触される。次いで、試験信号が印加され、それによる出力信号が検出されて、正常に動作するか否かが検査される。
検査が終了したウェハ11は、搬送装置でアンロードされ、新しいウェハ11がロードされる。
このとき、プローブカード5の周囲の温度が下がってプローブカード5及びカードホルダー6の温度が設定温度よりも下がることがある。この場合は、温度センサ16でプローブカード5の温度を設定時間毎に又は常時監視して、プローブカード5の温度が低下した場合は、ヒーター28を発熱させて、上記熱量均衡位置からプローブカード5及びカードホルダー6へ効率的に熱を伝えて、速やかに設定温度に戻す。これにより、図8に示すように、温度制御しない場合と比べて、プローブ針12のZ軸方向の変位量を大幅に減少させることができる。
これと共に、上記検査中補正モードでZ軸制御部41での制御量が微調整され、プローブカード5の熱変形によるプローブ針12の変位が吸収される。
これにより、プローブカード5及びカードホルダー6を短時間で効率的に設定温度まで加熱して、プローブカード5がそれ以上変形しない状態になると共に、変形しない状態になるまでの間にプローブ針12が変位した場合でも、上記初期補正モード及び検査中補正モードでの処理によって変位分が吸収される。このため、ほとんど待ち時間なしに、次のウェハを検査することができ、プローブ針12と電極との接触不良等を起こすこともなくなる。
以上により、検査作業の開始時や、ウェハ11の入れ替え時等に、プローブカード5及びカードホルダー6を速やかに設定温度に加熱してプローブカード5の変形を抑えると共に、プローブ針12が変位した場合でも上記初期補正モード及び検査中補正モードで変位分を吸収するため、熱による影響を最小限に抑えて、高精度の検査を可能にすると共に、検査作業の効率化を図ることができる。
上記実施形態では、ヒーター28をプローブカード5とカードホルダー6との間に設けたが、図9に示すように、カードホルダー6のカード側フランジ部22の下側面に埋め込んで設けてもよい。また、埋め込まないで、図10に示すように、カードホルダー6のカード側フランジ部22の下側面に取り付けてもよい。これらの場合も、ヒーター28がプローブカード5を加熱して、上記補正部43と相まって熱による影響を最小限に抑えることができ、上記実施形態と同様に、高精度の検査を可能にすると共に、検査作業の効率化を図ることができる。
上記実施形態では、初期設定モードと、初期補正モードと、検査中補正モードとを有して、これらが自動的に切り替わる補正部43を例に説明したが、検査中補正モードを設けずに、初期設定モードで設定した補正値で制御する初期補正モードだけを設けるようにしてもよい。検査中の温度変化がほとんど無い場合は、初期補正モードによる制御だけで十分に対応することができ、上記実施形態と同様に、高精度の検査を可能にすると共に、検査作業の効率化を図ることができる。
本発明の実施形態に係るプローバの制御機能を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係るプローバの全体構成を示す概略正面図である。 本発明の実施形態に係るプローバを示す平面図である。 本発明の実施形態に係るプローバのプローブカードを示す正面断面図である。 本発明の実施形態に係るプローバのプローブカードを示す平面図である。 本発明の実施形態に係るプローバのプローブカードを示す正面図である。 本発明の実施形態に係るプローバのプローブカードの熱膨張による撓みを示す模式図である。 本発明の実施形態に係るプローバによる温度制御の有無でのプローブ針のZ軸方向の変位量の経時変化を示すグラフである。 第1変形例を示す要部断面図である。 第2変形例を示す要部断面図である。
符号の説明
1:プローバ、2:本体、3:XYZθステージ、4:チャック、5:プローブカード、6:カードホルダー、7:下部ベース、8:上部ベース、9:支柱、11:ウェハ、12:プローブ針、13:配線基板、14:セラミック基板、16:温度センサ、17:ネジ穴、18:テスターランド、19:温度センサ、21:ベース側フランジ部、22:カード側フランジ部、23:連結筒部、25:ネジ穴、26:固定ネジ、27:嵌合凹部、28:ヒーター、31:カードホルダー温度制御部、33:温度設定部、34:出力制御部、35:ヒーター電源部、36:プローブカード温度検出部、37:温度表示部、40:プローバZ軸制御部、41:Z軸制御部、42:温度読み込み部、43:補正部、44:変位量検出部。

Claims (3)

  1. 検査対象物に接触して検査を行うプローブ針を備えたプローブカードを有すると共に、ステージ上に上記検査対象物を載置して加熱し、当該ステージを上昇させて上記検査対象物を上記プローブ針と接触させて検査するプローバであって、
    上記プローブカードの上側面及び下側面の両方に複数設けられて当該プローブカードの上側面及び下側面の両方の温度を測定する温度センサと、
    上記プローブカードの熱変形によるプローブ針の変位量を検出する変位量検出部と、
    上記温度センサで検出した上記プローブカードの上側面及び下側面の両方の温度及びその温度に応じて上記プローブカードが熱変形したときの上記変位量検出部で検出した上記プローブ針の変位量をパラメータに組み込んで上記ステージの高さを補正する補正部とを備え、
    上記補正部が、検査作業開始及び上記プローブカードの交換に伴って、上記パラメータを作成し直す初期設定モードと、当該初期設定モードで設定されたパラメータに基づいて上記ステージの高さを補正する初期補正モードと、検査中であって上記ステージが下げられて上記プローブ針と上記検査対象物とが離されたときに上記変位量検出部で検出したプローブ針の変位量を基に、上記ステージの高さを微調整する検査中補正モードとを有することを特徴とするプローバ。
  2. 請求項1に記載のプローバにおいて、
    上記補正部が、上記温度センサで測定した上記プローブカードの上側面及び下側面の温度に代えて上記プローブカードの上側面と下側面の温度差又は上記温度及び温度差の両方をパラメータに組み込んで補正することを特徴とするプローバ。
  3. 請求項1又は2に記載のプローバにおいて、
    上記プローブカードを加熱する加熱装置を備えたことを特徴とするプローバ。
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