JP5071131B2 - プローブ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、検査チップが配列された披検査基板を載置台に載せ、この載置台を移動させてプローブカードのプローブに披検査チップの電極パッドを接触させて順次披検査チップの電気的測定を行うプローブ装置の技術分野に関する。
従来、半導体ウェハ(以下ウェハという)上に形成されるICチップの電気的特性を調べるために、ウェハの状態でプローブ装置によるプローブテストが行われている。このプローブ装置は、X、Y、Z方向に移動自在かつZ軸周りに回転自在なウェハステージにウェハを載せ、ウェハステージの上方に設けられているプローブカードのプローブ例えばプローブ針と、ウェハのICチップの電極パッドとを接触させて電気的特性を調べる構成になっており、電極パッドとプローブ針とが接触するようにウェハステージの位置を制御している。このウェハステージは、X軸、Y軸及びZ軸方向に駆動部によって駆動し、位置制御は、ウェハステージが積載されているX、Y、Z方向にそれぞれ移動する3つのステージに設けられたリニアスケール、若しくはパルスモータのエンコーダの検出値(検出パルスに基づいて算出された値)によって行われる。つまりウェハステージは、上記検出値によって管理される駆動系の座標上を移動することとなる。
そしてウェハの特定点とプローブ針とをカメラにより撮像し、カメラの位置と撮像結果とを基にウェハの電極パッドをプローブ針に接触させるための駆動系のX、Y、Z座標上における位置(コンタクト位置)を演算で求めることができる。その後プローブ針とウェハとを接触させ、その状態でウェハステージを僅かに上昇させてオーバードライブをかけ、プローブ針によって自然酸化膜を削り取るようにしてプローブ針と電極パッドとを接触させてテストを行っている(特許文献1)。
このようなプローブ装置では、テストを行う際にウェハを載置するウェハステージを定められた温度(設定温度)まで加熱する場合があり、ウェハステージに加熱手段と温度検出手段とが設けられていることがある。そしてウェハを加熱してテストを行う際、このウェハステージの表面が設定温度まで加熱されたことを温度検出手段にて確認した段階で、コンタクト位置を演算により決定してウェハステージの位置制御を行っていた。しかしながらウェハステージを加熱した際にウェハステージの表面は設定温度に達していても、ウェハステージを含むステージアセンブリ(XYZテーブル)全体が均一に加熱されるまでに長い時間がかかることからカメラによる撮像後に、例えば測定中にウェハステージの載置面の座標位置が変わってしまう。
一方近年電極パッドが益々微細化しているため、電極パッドとプローブ針との実際の接触位置がコンタクト位置からX、Y方向に対して変位した場合には、プローブ針が電極パッドから飛び出してしまう等プローブ針と電極パッドとを確実に接触させることができない虞が大きい。また電極パッドとプローブ針との実際の接触位置がコンタクト位置からZ方向に変位した場合、例えばコンタクト位置よりプローブ針側に実際の接触位置がずれた場合にはプローブ針が電極パッドを突き破ってしまい、逆にコンタクト位置より電極パッド側に実際の接触位置が変位した場合にはプローブ針と電極パッドとを接触させることができない等の不具合が起こりやすい。このため測定の信頼度が低下するという課題がある。
また特許文献1では、ベース基台、カメラ、プローブカードの熱膨張係数を同一にし、各構成部材を熱膨張の影響を極力抑える構成となるように配置することによって温度変化に対する安定性を高めている。しかしながら特許文献1に記載の装置では、上述した課題を解決できない。
特開2004−152916号公報(段落番号0018、0019)
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、測定中に基板を載置し、移動させるためのステージに熱膨張等が起こっても、信頼度の高い測定を行うことができるプローブ装置を提供することにある。
本発明は、載置台に被検査基板を載置し、当該被検査基板上に配列された被検査チップの電極パッドにプローブカードのプローブを接触させて前記被検査チップの電気的測定を行うプローブ装置において、
基台の上にX方向に移動自在に設けられた第1ステージと、
当該第1ステージの上にY方向に移動自在に設けられた第2ステージと、
当該第2ステージにZ方向に移動自在に設けられ、前記載置台を有する第3ステージと、
前記載置台上の被検査基板及び前記プローブを撮像するための撮像手段と、
前記第3ステージの上端部にエポキシ樹脂により固定され、Z方向に伸びるZリニアスケールと、前記第2ステージに設けられ、前記Zリニアスケールを読み取る読み取り部とを備えた前記載置台のZ方向の位置を取得するためのZ位置計測手段と、
前記載置台のX方向及びY方向の各位置を計測する手段により計測されたX方向及びY方向の各位置とZ方向の位置とを含む、駆動系の座標上で管理される座標位置について、前記撮像手段の撮像結果に基づき被処理基板の電極パッドとプローブとが接触する計算上の接触位置を演算により求める演算手段と、
を備えたことを特徴とする。
また本発明のプローブ装置では、
前記第3ステージには、前記載置台に載置される前記披検査基板を加熱するための加熱手段を有することを特徴としている。また、前記載置台のX方向の位置を計測する手段は、前記基台のX方向の中央部及び前記第1ステージのX方向の中央部の一方に固定され、X方向に伸びるXスケールと、前記基台及び前記第1ステージの他方に設けられ、前記Xスケールを読み取る読み取り部と、を備え、前記載置台のY方向の位置を計測する手段は、前記第1ステージのY方向の中央部及び前記第2ステージのY方向の中央部の一方に固定され、Y方向に伸びるYスケールと、前記第1ステージ及び前記第2ステージの他方に設けられ、前記Yスケールを読み取る読み取り部と、を備えている。
本発明は、前記第3ステージの上端部にエポキシ樹脂により固定され、Z方向に伸びるZリニアスケールと、前記第2ステージに設けられ、前記Zリニアスケールを読み取る読み取り部とを備えた載置台のZ方向の位置を取得するためのZ位置計測手段を用いている。このため第3ステージにZ軸方向の伸縮が発生した場合でもコンタクト位置が変化しないこととなるので、ウェハWとプローブ32とを高精度でコンタクトさせることが可能となる。
図1は、本実施形態のプローブ装置1の全体を示す概略斜視図、図2は、プローブ装置1の上部を示す側面図、図3は、第1ステージ21、第2ステージ22を第1リニアスケールE1側からみた概略図、図4は、第1リニアスケールE1の固定構造を説明するための概略図、図5は、第3リニアスケールE3の固定構造を説明するための概略図である。
図1に示すように本実施形態のプローブ装置1は、基台20を有し、この基台20の上には第1ステージ21が、X方向に2本平行に伸びる第1ガイドレール21aに移動可能に支持された状態で積載されている。この第1ステージ21には、第1ボールネジ21bが軸通しており、第1ボールネジ21bに接続された図示しないモータの駆動力によってX方向に移動する。また第1ステージ21上には、Y方向に移動可能な第2ステージ22が、第1ステージ21と同様第2ガイドレール22aに支持され第2ボールネジ22bに軸通された状態で積載されている。尚本実施形態におけるX、Y方向とは平面における直行座標軸の一方及び他方を便宜上意味するものであり、本発明のX、Y方向は、本実施形態で特定しているX、Y方向に限定されるものではない。
第2ステージ22上には、図示しないモータによりZ方向に移動可能な第3ステージ23が積載されており、第3ステージ23の第3ステージ移動体231にはZ軸を回転中心として微少量だけ回転自在な(θ方向に微少量例えば左右に1度ずつだけ移動自在な)チャックトップ(載置台)24を備えている。つまり本実施形態のプローブ装置1では、第1、第2、第3ステージ21、22、23、及びチャックトップ24を駆動部として、ウェハWをX、Y、Z、θ方向に移動させることが可能となっており、これら第1〜3ステージ21〜23によりXYZステージ2が構成される。そして第3ステージ23には、チャックトップ24に載置されたウェハ(被検査基板)Wを加熱するための加熱部23dと、ウェハWを冷却するための冷媒流通部23eとが設けられており、この冷媒流通部23eには冷媒を供給するための冷媒供給路23gと冷媒を排出するための冷媒排出菅23fが接続されている。
チャックトップ24の上方には、プローブカード31が配設されており、図2に示すようにプローブ装置1の外装体の天井部に相当するヘッドプレート51にインサートリング52を介して装着されている。プローブカード31は、図示しないテストヘッドに電気的に接続される電極群を上面側に有し、下面側には当該電極群に夫々電気的に接続されたプローブ例えば斜め下方に伸びる金属線よりなるプローブ32が、ウェハWの電極パッドの配列に対応して設けられている。尚プローブ32としては、ウェハWの表面に対して垂直に伸びる垂直針(線材プローブ)や、フレキシブルなフィルムに形成された金バンプ電極などであってもよい。
第3ステージ23には固定板23aが設けられており、この固定板23aに下カメラである第1の撮像手段25が積載されている。この第1の撮像手段25は、プローブ32の針先を拡大して撮れるように高倍率の光学系25aとCCDカメラ25bとを組み合わせて構成されている。また固定板23aには、プローブ32の配列を広範囲に亘って撮影するための低倍率カメラ26が第1の撮像手段25と隣接するように積載されている。更に固定板23aには、第1の撮像手段25の合焦面に対して光軸と交差する方向に進退機構27により進退できるようにターゲット28が設けられている。
チャックトップ24とプローブカード31との間の領域には、第1の撮像手段と略同構成の第2の撮像手段33が移動体34に積載されており、移動体34は図示しないガイドに沿ってY方向に移動自在に支持されている。そしてターゲット28は、第1の撮像手段25及び第2の撮像手段33により画像認識できるように構成されており、例えば透明なガラス板に、位置合わせ用の被写体が形成されている。
本実施形態のプローブ装置1には、第1〜3ステージ21、22、23にそれぞれ本発明の特徴的な部分である第1リニアスケールE1、第2リニアスケールE2、第3リニアスケールE3が設けられている。第1〜3リニアスケールE1〜E3は、所定密度で等間隔にスリットが形成された基準尺E11、E21、E31と、発光部および受光センサを有するスリットの検出系および信号処理回路が設けられた走査ヘッドE12、E22、E32と、この走査ヘッドE12、E22、E32を基準尺E11、E21、E31を読み取り可能な態様で固定するための固定部E13、E23、E33、及び支持部材E14、E24、E34とを備えている。
第1〜3リニアスケールE1〜E3は、位置計測をしている間、基準尺E11〜E31に走査ヘッドE12〜E32から2種類のパルスを連続的に発射して、基準尺E11〜E31のスリットの数を走査ヘッドE12〜E32によって検出することにより位置を計測している。そして走査ヘッドE12〜E32が、基準尺E11〜E31に対してどちらの方向に移動したのかを、発射しているパルスのうちどちらのパルスが帰ってきたのかによって検出することが可能となっている。そのため第1〜3リニアスケールE1〜E3を備えた本実施形態のプローブ装置1では、走査ヘッドE12〜E32が右、若しくは下に動いた場合を+、左、若しくは上に動いた場合を−として検出することにより、第1〜3ステージ21〜23の座標上の位置を、基準尺E11〜E31に設けられた原点を基準とした絶対座標系のデータとして計測することが可能となる。
基準尺E11は、図3に示すように基台20側面のX方向における中央部(本実施形態では基台20のX方向における中心線から左右に例えば3mmずつ距離を置いた間の範囲)に、固定部材であるエポキシ樹脂によって図4に示すように基台20から僅かに浮いた状態で固着されている。この基準尺E11は、上記中央部の一箇所のみで基台20に固着され、基準尺E11の水平度を保つことが可能となる態様で固定される。また走査ヘッドE12は、第1ステージ21上面のX方向における中央部(本実施形態では第1ステージ21のX方向における中心線から左右に例えば3mmずつ距離を置いた間の範囲)に支持部材E14を介して基準尺E11を読み取り可能な態様で固定されている。また基準尺E21は、第1ステージ21の側面に第1リニアスケールE1と同様の態様、即ち第1ステージ21のY方向の中央部に固定され、走査ヘッドE22が固定部E23と支持部材E24により第1リニアスケールE1と同様の態様、即ち第2ステージ22のY方向の中央部に固定される。
また基準尺E31は、図5に示すようにその一端側が、ステージ移動体231のチャックトップ24が備えられた面に対して垂設されたスケール懸架部23bに固定部材であるエポキシ樹脂によって接着される。尚基準尺E31は、スケール懸架部23bに接着される際に、その端部が第3ステージ23のチャックトップ24の載置面における近傍例えば載置面からみて5mm以内に位置するように固定することが好ましい。また走査ヘッドE32は、第2ステージ22上に固定される第3ステージ23のステージ土台23cに設けられた固定部E33に、支持部材E34を介して基準尺E31を読み取り可能な態様で固定される。従って本実施形態のプローブ装置1では、第1〜3リニアスケールE1〜E3を上述したように配設したことによって、ウェハチャック24の位置をX、Y、Z軸上の座標として計測することが可能となる。
尚本実施形態では、第1〜3リニアスケールE1〜E3としてハイデンハイン株式会社の超高精度インクリメンタルリニアエンコーダLIDA483を使用している。そのため基準尺E11、E21、E31は、ウェハWの電気的測定を行う際にウェハWを加熱する温度では、温度変化による座標位置の計測精度に影響を与えないように熱膨張係数の非常に小さいZerodurガラスセラミック(Zerodurはショット アクチエンゲゼルシャフトの登録商標)で形成されている。またスケール懸架部23bも各基準尺と同等の熱膨張係数の材質で形成されている。しかしながら本発明の実施の形態はこれに限定されるものではなく、上記リニアスケールと同等の作用・効果を奏することが可能であれば他のリニアスケールを使用してもよい。
上述した第1、2、3スケールE1、E2、E3は、計測した座標位置のデータを第1、2、3スケールE1、E2、E3と接続されている制御部4に送信する。図6は本実施形態の制御部4の主要な構成要素を示す概略図である。図6に示すようにこの制御部4は、CPU40と、CPU40の作業領域となるワークメモリ41を備えており、第1、2、3スケールE1、E2、E3から位置座標の計測値が入力される座標データ入力部42と、チャックトップ24の回転量が入力される回転量入力部43と、第1及び第2の撮像手段25、33の撮像データが入力される撮像データ入力部44と、第1、2、3ステージ21、22、23、及びチャックトップ24の駆動源となる図示しないモータを駆動制御するモータ駆動部45とが設けられている。
また制御部4には、入力された撮像データを処理するための画像処理プログラム46と、画像処理プログラム46によって処理された画像データを基にウェハWとプローブ32のコンタクト位置(接触位置)に対応するコンタクト座標を求めるコンタクト座標演算プログラム(演算手段)47と、ウェハWの電極パッドとプローブ32との接触状態やチャックトップ24の座標上の位置を監視し、正常にコンタクトが行われているかを判定するコンタクト判定プログラム48と、コンタクト位置に変位が生じた際にコンタクト座標を補正するための座標補正プログラム49とが備えられている。そしてこれらのプログラムは、コンピュータ記憶媒体例えばフレキシブルディスク、コンパクトディスク、MO(光磁気ディスク)、ハードディスク等の図示しない記憶部に格納され、制御部4に実行可能な状態で展開される。
次に本実施形態の作用について説明する。先ず予めプリアライメントによりその向き等中心の数点について概ね位置合わせが行われたウェハWをチャックトップ24に載置し、次に第1の撮像手段25と第2の撮像手段33の間にターゲット28を進出し、第1の撮像手段25の焦点と第2の撮像手段33の焦点とをターゲット28の位置に合わせる。その後ターゲット28を後退させて第1の撮像手段25を移動させプローブカード31のプローブ32を撮像し、第2の撮像手段33を移動させてウェハWのICチップの電極パッドを撮像する。これによりこのプローブ装置1では、第1の撮像手段25と第2の撮像手段33とのお互いの焦点を合わせることができるので、共通の撮像手段によってウェハWとプローブカード31とを撮像することになる。そして両撮像手段から送信される撮像データを撮像データ入力部44で受け取り、この撮像データを画像処理プログラム46によって処理すると共にこの処理結果をコンタクト座標演算プログラム47に入力して演算を行うことによりウェハWとプローブカード31とのコンタクト座標を決定する。
コンタクト座標が決定した後、プローブ装置1の制御部4は、決定したコンタクト座標のデータをワークメモリ41に確保した記憶領域に格納し、ウェハWの電気的測定を行う。即ちプローブ装置1は、記憶領域に格納したコンタクト位置である第1〜第3リニアスケールE1〜E3によって管理されているX、Y、Z軸上の各座標値を読み出す。そしてコンタクト位置にチャックトップ24を移動させるために、制御部4を介してモータ駆動部45から駆動パルスを図示しない各モータに供給し、ウェハWがプローブカード31に垂直方向、即ちZ軸と平行となる方向から接触するように第1、2、3ステージ21、22、23を移動させる。そして各ステージの位置座標が、第1、2、3スケールE1、E2、E3で計測されて座標データ入力部42を介して制御部4に入力され、入力された計測値がコンタクト座標の値と一致したらモータ駆動部45からの駆動パルスの供給を停止する。
その後プローブ装置1では、ウェハWとプローブ32とを接触させた後、さらにその状態からチャックトップ24を僅かに上昇させてオーバードライブをかけ、プローブ32によって自然酸化膜を削り取りウェハWの一部の電極パッドとプローブ32とを接触させる部分コンタクトを行うことによってウェハWの電気的測定を行っている。そして当該測定部分のウェハWの電気的測定が終了した後、チャックトップ24を降下させてウェハWとプローブ32とを離間させ、ウェハWにおける次の測定部分とプローブ32とが接触する位置にチャックトップ24を移動させてウェハWとプローブ32とを接触させると共にオーバードライブをかけてウェハWの電気的測定を行う。その後この工程を繰り返して全てのICチップについての測定を終了する。
そしてこのプローブ装置1では、第3ステージ23のZ軸方向の位置を第3リニアスケールE3による絶対座標系のデータで計測しているので、第3ステージ23に伸縮が発生したとしてもコンタクト位置に変位が生じない態様になっている。この第3ステージ23と第3スケールE3との態様について図7を参照しながら説明する。ここで図7は、第3スケールE3と第3ステージ23との関係について説明するための図である。
本実施形態のプローブ装置1では、ワークメモリ41に載置位置の座標と決定したコンタクト座標のデータを格納しておき、この格納されたコンタクト座標等のデータを基にコンタクトを行っている。ここで説明の便宜上図7(a)に示す原点位置から所定距離離れたZ軸方向の座標A点をウェハWの載置位置とし、この座標A点から15目盛分離れている座標B点をコンタクト座標として、この座標データがワークメモリ41に格納されているとする。そして基準尺E31の長さが変化しないため、第3ステージ23の上面と座標B点との距離は常にLとなる。この態様で本実施形態のプローブ装置1では、制御部4のコンタクト判定プログラム48によって座標A点に到達したことを確認したら第3ステージ23が載置位置にいると判定して移動を停止させ、座標B点に到達したことを確認したら第3ステージ23がコンタクト位置にいると判定して移動を停止させる。
この第3ステージ23が、図7(a)に示す通常状態から図7(b)に示す第3ステージ23が例えば熱膨張等により伸長し、チャックトップ24のZ軸座標方向における位置が上昇した状態へと移行した場合、基準尺E31が距離d1分上方に持ち上がるため、載置位置に停止している間に第3ステージ23が伸長すると走査ヘッドE32の読み込む座標がA1にずれることになる。また図7(a)に示す通常状態から、図7(c)に示す第3ステージ23が短縮した状態へと移行した場合、基準尺E31が距離d1分下方に下がるため、載置位置に停止している間に第3ステージ23が短縮すると走査ヘッドE32の読み込む座標がA2にずれることになる。
しかしながらこのプローブ装置1の制御部4は、走査ヘッドE32がコンタクト位置である座標B点に到達したことを確認した時点で第3ステージ23がコンタクト位置にいると判定して移動を停止させており、座標B点から第3ステージ23の上面までの距離が常にLとなることから、例え第3ステージ23が伸縮したとしても第3ステージ23の上面が停止する位置は常に同一となる。そのため本実施形態のプローブ装置1では、第3ステージ23に伸縮が発生したとしてもコンタクト位置が変化しないこととなる。このため本実施形態のプローブ装置1では、第3リニアスケールE3を設けたことによって、第3ステージ23にZ軸方向の伸縮が発生した場合でもウェハWとプローブ32とを高精度でコンタクトさせることが可能となっている。
また本実施形態のプローブ装置1では、第3リニアスケールE3を備えただけでは検出できない第1、2ステージ21、22にZ軸方向への熱膨張による伸長や熱収縮による短縮、プローブカード31に熱膨張、熱収縮による撓み、或いはプローブ32に熱膨張による伸長、熱収縮による短縮、等の現象に基づくZ軸方向の変位が生じた場合でも、信頼性の高い測定を行うことができるように制御部4のコンタクト判定プログラム48と座標補正プログラム49とを備えている。次に、本実施形態のプローブ装置1におけるコンタクト座標の補正態様について図8、9を用いて説明する。
図8は、第1、2、3ステージ21、22、23、及びプローブカード31の伸縮によるコンタクト座標の変位を補正する際の態様について説明するためのフローであり、図9は、図8に示すコンタクト座標の補正態様を説明するための図である。本実施形態のプローブ装置1では、制御部4のコンタクト判定プログラム48によってウェハWの電極パッドとプローブ32との接触状態やチャックトップ24の座標上の位置を監視しており、このコンタクト判定プログラム48は、図8に示すようにS200にて、ワークメモリ41の記憶領域に格納されているウェハWとプローブ32のコンタクト座標のデータを読み込み、その読み込んだデータを基にS201にてチャックトップ24がコンタクト位置の絶対座標に向けて移動するように第1〜第3ステージ21〜23の移動を開始する。
次にコンタクト判定プログラム48は、S202にてプローブカード31に接続された図示しない計測器によってウェハWとプローブ32との接触を検出しており、ウェハWとプローブ32とが接触したことが検出された場合には、その後S203にてチャックトップ24を僅かに上昇させてオーバードライブをかけ、プローブ32によって自然酸化膜を削り取るようにしてウェハWの電極パッドとプローブ32とを接触させて、ウェハWの測定対象となるICチップの電気的測定を開始する。そして本実施形態のプローブ装置1では、ウェハWの測定対象となるICチップの電気的測定中は、S204にて第3リニアスケールE3を監視する態様になっており、第3リニアスケールE3に変位が生じていない場合には、S206にてウェハWの測定対象となるICチップの電気的測定が終了したかどうかを確認し、まだ測定中である場合にはS203に戻ってS206にてウェハWの測定対象となるICチップの電気的測定が終了したことを確認できるまで、ICチップの電気的測定と第3リニアスケールE3の監視を続行する。
そしてS206にてウェハWの測定が終了したことを確認すると、S207にてウェハWにまだ測定すべきICチップが残っているかどうかを確認し、ウェハWに測定すべきICチップが残っている場合には、S200にて次のウェハWのICチップとのコンタクト位置の座標データを読み込んで上記工程を繰り返し、ウェハWに測定すべきICチップが残っていない場合には、ウェハWの電気的測定が完了したと判断して測定作業を終了する。
一方図9(a)に示すようにウェハWの電気的測定を実行している間に、第1、2ステージ21、22にZ軸方向への熱膨張による伸長や、プローブ32に熱膨張による伸長等が生じた場合、S204にてウェハWの電気的測定中に第3スケールE3に変位が生じたことが検出され、これによってコンタクト座標と実際にウェハWとプローブ32とが接触する位置との間に変位が生じたことが検出される。S204にてコンタクト座標と実際にウェハWとプローブ32とが接触する位置に変位が生じたことが検出された場合、コンタクト判定プログラム48はコンタクトが正常に行われていないと判定し、S205にてその時点での第3リニアスケールE3の計測値をワークメモリ41に格納する。
その後座標補正プログラム49にて、ワークメモリ41に格納されたその時点での第3リニアスケールE3の計測値を基にワークメモリ41に格納されているコンタクト位置の座標データを補正し、コンタクト位置の座標データを更新する。そしてS205にて、コンタクト位置の座標を補正した後、S206にてウェハWの測定対象となるICチップの電気的測定が終了したかどうかを確認し、まだ測定中である場合にはS203に戻って上述した工程を行い、ウェハWのICチップの電気的測定を行う。
一方図9(b)に示すように、第1、2ステージ21、22にZ軸方向への熱収縮による短縮やプローブ32に熱収縮による短縮等が生じている場合、S202にてウェハWとプローブ32とが接触したことを検出することができないため、コンタクト位置に変位が生じたことを検出することができる。S202にてコンタクト位置に変位が生じたことを検出した場合、コンタクト判定プログラム48は、S208にてチャックトップ24を規定量例えば基準尺E31の1目盛分ずつ上昇させ、S209にてウェハWとプローブ32とが接触したことを確認できるまでS208の工程を繰り返す。そしてS209にて、ウェハWとプローブ32とが接触したことが検出器によって検出された場合、S210にてその時点での第3リニアスケールE3の計測値をワークメモリ41に格納する。
その後座標補正プログラム49にて、ワークメモリ41に格納されたその時点での第3リニアスケールE3の計測値を基にワークメモリ41に格納されているコンタクト位置の座標データを補正し、コンタクト位置の座標データを更新する。そしてS210にて、コンタクト位置の座標を補正した後、S203にてチャックトップ24を僅かに上昇させてオーバードライブをかけ、プローブ32によって自然酸化膜を削り取るようにしてウェハWの電極パッドとプローブ32とを接触させてウェハWの測定対象となるICチップの電気的測定を開始し、その後上述した各工程を行うことによってICチップの電気的測定を行う。
従って本実施形態のプローブ装置1では、図8に示す作業工程を繰り返すことによって、ウェハWにおける全てのICチップの電気的測定を行うことが可能となっており、ウェハWとプローブ32とを接触させてICチップの電気的測定を行っている間は常にコンタクト判定プログラム48によってウェハWとプローブ32とのコンタクト位置に変位が生じているかどうかを検出して、変位が生じた場合には座標補正プログラム49によってコンタクト位置を自動的に補正することが可能となっている。
そのため加熱部23dによりウェハWを加熱、若しくは冷媒流通部23eによりウェハWを冷却した状態でウェハWに電気的測定を行う際に、第3ステージ23だけでなく、第1、2ステージ21、22やプローブカード31等にZ軸方向の伸縮が発生し、演算によって決定したコンタクト座標と実際のコンタクト位置の座標との間に誤差が生じたとしても、これらの伸縮に基づくZ軸方向の変位を検出することができ、この検出した変位を基に自動的にコンタクト位置を補正することができる。これにより本実施形態のプローブ装置1ではZ軸方向のコンタクト位置を高精度に維持することが可能となり、ウェハWの電極パッドとプローブ32との良好なるコンタクト精度を確保して、電気的測定の信頼度の向上させることができる。
また本実施形態プローブ装置1では、X、Y軸方向の座標の測定を、基準尺E11、E21と走査ヘッドE12、E22とがそれぞれ固定される部材の中央部に1点のみで固定された第1スケールE1、第2スケールE2にて測定する態様となっている。そのため例え各基準尺や走査ヘッドが固定された部材が熱膨張によって変形したとしても基準尺や走査ヘッドの固定されている位置が熱膨張の基点となるため、基準尺と走査ヘッドの固定位置が変化することなく、結果として基準尺と走査ヘッドとの相対的な位置が変化しない。そして基準尺E11、E21がウェハWを加熱する温度では、計測精度が低下しないことから、例え熱膨張によって各基準尺や走査ヘッドが固定された部材が変形したとしても固定された部材の変形前と変わらない精度で第1、2ステージ21、22の座標上の位置を計測することができる。
以上上述したプローブ装置1では、第3ステージ23のチャックトップ24の載置面における近傍例えば載置面からみて5mm以内の位置に第3スケールE3の基準尺E31が固定されると共に第3ステージの非可動部に走査ヘッドE32が固定され、計測性能が変化しない第3スケールE3によってチャックトップ24が積載された第3ステージ23の可動部の位置を計測することが可能となっている。そのため、第3ステージ23のコンタクト位置がどれだけ変位が生じたかを検出することが可能となり、変位を検出した場合は変位量に基づいてZ軸方向におけるコンタクト位置を補正することができる。これによりプローブ装置1では、測定中に熱膨張等によってコンタクト位置に誤差が生じたとしても、この誤差を自動的に補正してプローブ32とウェハWの電極パッドとの良好なるコンタクト精度を確保して、電気的測定の信頼度の向上させることが可能となる。
尚本実施形態のプローブ装置1では、ウェハWとプローブ32とが接触したことを検出した場合、S207、S209にてただちにチャックトップ24を僅かに上昇させてオーバードライブをかけ、プローブ32によって自然酸化膜を削り取るようにしてウェハWの電極パッドとプローブ32とを接触させて電気的測定を行っているが、本発明の実施の形態はこれに限定されるものではない。例えばウェハとプローブとが接触したことを検出した後に一定時間例えば10秒間その状態で待機してウェハとプローブとが接触した後に一定時間猶予を置くことによって、各ステージやプローブカード等が伸縮を行っている最中であるかどうかを判定してもよい。
本実施形態のプローブ装置1の全体を示す概略斜視図である。 本実施形態のプローブ装置1の上部を示す側面図である。 本実施形態の第1、第2ステージ21、22を第1リニアスケールE1側からみた概略図である。 本実施形態の第1リニアスケールE1の固定構造を説明するための概略図である。 本実施形態の第3リニアスケールE3の固定構造を説明するための概略図である。 本実施形態の制御部4の概略構成図である。 本実施形態における第3スケールE3と第3ステージ23との関係について説明するための図である。 本実施形態におけるコンタクト座標の変位を補正する際の態様について説明するためのフローである。 本実施形態におけるコンタクト位置の補正態様について説明するための図である。
符号の説明
1 プローブ装置
2 ステージ
4 制御部
20 基台
21 第1ステージ
21a 第1ガイドレール
21b 第1ボールネジ
22 第2ステージ
22a 第2ガイドレール
22b 第2ボールネジ
23 第3ステージ
23a 固定板
23b スケール懸架部
23c ステージ土台
23d 加熱部
23e 冷媒流通部
23g 冷媒供給路
23f 冷媒排出路
24 チャックトップ(載置台)
25 第1の撮像手段
25a 光学系
25b CCDカメラ
26 低倍率カメラ
31 プローブカード
32 プローブ
33 第2の撮像手段
34 移動体
40 CPU
41 ワークメモリ
42 座標データ入力部
43 回転量入力部
44 撮像データ入力部
45 モータ駆動部
46 画像処理プログラム
47 コンタクト座標演算プログラム
48 コンタクト判定プログラム
49 座標補正プログラム
231 第3ステージ移動体
E1 第1リニアスケール
E2 第2リニアスケール
E3 第3リニアスケール
E11、E21、E31 基準尺
E12、E22、E32 走査ヘッド
E13、E23、E33 固定部
E14、E24、E34 支持部材
W ウェハ

Claims (4)

  1. 載置台に被検査基板を載置し、当該被検査基板上に配列された被検査チップの電極パッドにプローブカードのプローブを接触させて前記被検査チップの電気的測定を行うプローブ装置において、
    基台の上にX方向に移動自在に設けられた第1ステージと、
    当該第1ステージの上にY方向に移動自在に設けられた第2ステージと、
    当該第2ステージにZ方向に移動自在に設けられ、前記載置台を有する第3ステージと、
    前記載置台上の被検査基板及び前記プローブを撮像するための撮像手段と、
    前記第3ステージの上端部にエポキシ樹脂により固定され、Z方向に伸びるZリニアスケールと、前記第2ステージに設けられ、前記Zリニアスケールを読み取る読み取り部とを備えた前記載置台のZ方向の位置を取得するためのZ位置計測手段と、
    前記載置台のX方向及びY方向の各位置を計測する手段により計測されたX方向及びY方向の各位置とZ方向の位置とを含む、駆動系の座標上で管理される座標位置について、前記撮像手段の撮像結果に基づき被処理基板の電極パッドとプローブとが接触する計算上の接触位置を演算により求める演算手段と、
    を備えたことを特徴とするプローブ装置。
  2. 前記第3ステージには、前記載置台に載置される前記披検査基板を加熱するための加熱手段を有することを特徴とする請求項1に記載のプローブ装置。
  3. 前記載置台のX方向の位置を計測する手段は、前記基台のX方向の中央部及び前記第1ステージのX方向の中央部の一方に固定され、X方向に伸びるXリニアスケールと、前記基台及び前記第1ステージの他方に設けられ、前記Xリニアスケールを読み取る読み取り部と、を備え、
    前記載置台のY方向の位置を計測する手段は、前記第1ステージのY方向の中央部及び前記第2ステージのY方向の中央部の一方に固定され、Y方向に伸びるYリニアスケールと、前記第1ステージ及び前記第2ステージの他方に設けられ、前記Yリニアスケールを読み取る読み取り部と、を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載のプローブ装置。
  4. 前記Xリニアスケールは、基台のX方向における中心線から左右に3mmずつ距離を置いた間の範囲にエポキシ樹脂により固定され、
    前記Yリニアスケールは、第1のステージのY方向における中心線から左右に3mmずつ距離を置いた間の範囲にエポキシ樹脂により固定されていることを特徴とする請求項3記載のプローブ装置。
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