JP4589416B2 - 絶縁スリーブ組付け装置、及び絶縁スリーブ組付け方法 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の導線からなるリード線に、チューブ状の絶縁スリーブを組付ける絶縁スリーブ組付け装置、及び絶縁スリーブ組付け方法に関するものである。
モータの固定子から外部に出ている複数の導線からなるリード線に絶縁スリーブを組み付ける工程がある。その場合、前工程において、リード線を構成する複数の導線がばらばらにならないようにするため、テープにより複数の導線が束ねられている。
特許文献1には、複数の導線からなるリード線を機械により順次束ねて先端部を揃え、チューブ状の絶縁スリーブの挿入孔をガイドしつつ挿入するものが記載されている。
特開2007-97300号公報
しかしながら、特許文献1に開示された発明では、次のような問題があった。
すなわち、固定子製造の前工程において、リード線の複数の導線がばらばらになるのを防止するため、テープで仮止めしている。仮止めのテープは、剥がれないようにするため、導線を巻いた部分から外にはみ出し部分を設け、そのはみ出した部分同士を接着している。
特許文献1に記載された方法では、絶縁スリーブにリード線を挿入するときに、テープ、特にテープのはみ出した部分が抵抗となり、絶縁スリーブを挿入することができない、または挿入に時間がかかる問題があった。そのため、リード線の先端部を絶縁スリーブに挿入した後テープ部分をなくすため、リード線を束ねているテープを剥さなければならず、無駄な作業となっていた。
また、それを回避するため、始めにテープを剥して、導線のばらけるのを防止するため、リード線の先端部を予め、絶縁チューブとは異なる挿入用チューブに挿入する方法も考えられるが、挿入用チューブへの挿入に手間と時間がかかり製造効率が悪い問題がある。
この発明は上記問題点を解決するためのものであって、前工程でリード線を1つに束ねているテープを剥すことなく絶縁スリーブをリード線に組付けることのできる絶縁スリーブ組付け装置、及び絶縁スリーブ組付け方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の絶縁スリーブ組付け装置は、次の構成を有している。
(1)複数の導線からなるリード線に、チューブ状の絶縁スリーブを組付ける絶縁スリーブ組付け装置であって、絶縁スリーブを回転させつつ、リード線と絶縁スリーブを相対的に近づける方向に駆動する駆動手段を有する。
(2)(1)に記載する絶縁スリーブ組付け装置において、前記駆動手段が、互いに斜めに交差する方向に配置された一対の鼓形状の回転体であることを特徴とする。
また、本発明の絶縁スリーブ組付け方法は、次の工程を有している。
(3)複数の導線からなるリード線に、チューブ状の絶縁スリーブを組付ける絶縁スリーブ組付け方法であって、互いに斜めに交差する方向に配置された一対の鼓形状の回転体である駆動手段により、絶縁スリーブを回転させつつ、リード線と絶縁スリーブを相対的に近づける方向に駆動する。
次に、上記構成を有する本発明の絶縁スリーブ組付け装置、及び絶縁スリーブ組付け方法の作用・効果について説明する。
本発明の絶縁スリーブ組付け装置には、複数の導線がテープにより仮止めされたリード線が供給される。本発明の絶縁スリーブ組付け装置によれば、絶縁スリーブを回転させつつ、リード線と絶縁スリーブを相対的に近づける方向に駆動する駆動手段を有するので、リード線に巻かれているテープをそのまま絶縁スリーブ内に巻き込んで、リード線をテープと一緒に絶縁スリーブに挿入できるため、テープを剥す工程を省略することができる。
また、本発明の絶縁スリーブ組付け装置、及び絶縁スリーブ組付け方法は、駆動手段が、互いに斜めに交差する方向に配置された一対の鼓形状の回転体であるので、鼓の凹み部分が交差する部分に絶縁スリーブが入ったときに、絶縁スリーブに対して、回転力と前進力とを同時に与えることができる。
ここで、絶縁スリーブは、擦れても絶縁性を確保するために、繊維で編まれたものに樹脂被覆されて形成されているので、ある程度の剛性があり、絶縁スリーブを一対の鼓形状の回転体の鼓の凹み部分に挿入されたときに、絶縁スリーブの外周面が回転体の外周面としっかり接触して、絶縁スリーブが回転体の力を受けることができる。
そして、絶縁スリーブが中空状態を保持したまま回転しつつ、リード線に相対的に近づくので、リード線に巻かれているテープの外に出ている部分が、絶縁スリーブの回転する端面に巻き込まれて、絶縁スリーブの中空部に挿入される。
以下、本発明における絶縁スリーブ組付け装置、及び絶縁スリーブ組付け方法を具体化した一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1に、本発明の絶縁スリーブ組付け装置の概念図を示す。円筒の中央位置がくびれた凹み部を有する鼓形状の一対の第1回転体11と第2回転体12とが、凹み部11aの中央位置と、凹み部12aの中央位置とを交差点として、90度交差して配置されている。第1回転体11は、第1回転軸を介して第1回転モータ21に接続している。第2回転体12は、第2回転軸14を介して第2回転モータ22に接続している。
第1回転体11と第2回転体12とが交差する位置の上方には、絶縁スリーブ8を定位置に保持するための絶縁スリーブチャック装置(図示せず。)が付設されている。絶縁スリーブは8、上方から供給される。また、交差する位置の下方には、リード線9を定位置に保持するためのリード線ガイド(図示せず。)が付設されている。リード線9は、下方から供給される。
第1回転体11と第2回転体12との位置関係を図2に示す。第1回転体11の凹み部11aの中央位置と第2回転体12の凹み部12aの中央位置とは、図中Hで示す所定の距離を有するねじれの位置関係にある。ここで、所定の距離Hは、絶縁スリーブ8(図2において、斜線で示す。)の外径寸法より少し小さな長さに設定している。絶縁スリーブ8は、中空のチューブ形状であり、外周が少しぐらい擦れても切れ目等が発生せずに、常に高い絶縁性を確保するため、繊維を編んだものに樹脂被覆して形成されている。そのため、ある程度の剛性を備えている。すなわち、絶縁スリーブの外径に力を加えても、元に戻ろうとする反発力を備えている。絶縁スリーブ8の先端には、複数の導線からなるリード線9の先端部が挿入されている。ここで、リード線9は先端付近において、2本のテープ6、7により、複数の導線が束ねられているので、リード線9の先端を容易に絶縁スリーブ8内に挿入することができる。
絶縁スリーブ8を第1回転体11の凹み部11aと、第2回転体12の凹み部12aの間に形成された空間に挿入したときに、絶縁スリーブ8の外周面が第1回転体11の凹み部11aの外周面、及び第2回転体12の凹み部12aの外周面にしっかり接触して、絶縁スリーブ8が第1回転体11及び第2回転体12の回転力を受けることができる。
第1回転体11は、図1において、第1回転モータ21側から見て、反時計回り方向(図中矢印Bで示す。)に回転している。第2回転体12は、第2回転モータ22側から見て、同じく反時計回り方向(図中矢印Aで示す。)に回転している。すなわち、第1回転モータ21と第2回転モータ22とは、同じ方向に回転している。
図2及び図3に示すように、第1回転体11が矢印Aの方向に回転し、第2回転体12が矢印Bの方向に回転することにより、絶縁スリーブ8は、矢印Cの方向に回転する。すなわち、リード線9が挿入されるのと反対方向から見て、反時計回りに回転される。
図2において、第1回転体11が矢印Aの方向に回転すると、絶縁スリーブ8は、矢印Cの方向に回転力を受ける。また、第2回転体12が矢印Bの方向に回転すると、絶縁スリーブ8は、矢印Cの方向に回転力を受ける。絶縁スリーブ8は、第1回転体11及び第2回転体12から、共に矢印C方向の回転力を受けるため、絶縁スリーブ8は、矢印C方向に回転する。ここで、絶縁スリーブ8に対して外周において、180度異なる位置で回転力を与えているので、絶縁スリーブ8を、外周形状を維持したまま、安定して回転させることができる。
同時に、第1回転体11と第2回転体12とは絶縁スリーブ8に対して、図3の矢印Dに示す方向に絶縁スリーブ8を送り出す力を与えるので、絶縁スリーブ8は、矢印Cの方向に回転しつつ、矢印Dの方向に送り出される。
図3に示すように、リード線9には、導線を束ねるために2本のテープ6、テープ7が巻きつけられている。
絶縁スリーブ8が、所定の位置に保持されているリード線9に対して、矢印Cの方向に回転されつつ、矢印Dの方向に送り出されるため、絶縁スリーブ8は、リード線9の外側を移動して、結果的に絶縁スリーブ8内にリード線9を挿入することとなる。
絶縁スリーブ8をリード線9に挿入していく途中で、テープ6については、図2に示すように、絶縁スリーブ8が矢印Cの方向に回転されているので、テープ6の外にはみ出した部分6aは、順次、リード線9と絶縁スリーブ8との間に巻き込まれ、リード線9に巻きつく状態で、絶縁スリーブ8の内側に収納される。テープ7についても、テープ6と同様にして、絶縁スリーブ8の内側に収納される。
次に、図1乃至図3の概念図を実施するための具体的な装置について説明する。図4及び図5に、装置全体の平面図を示す。図4は、絶縁スリーブ8にリード線9の先端を挿入する工程を示し、図5は、絶縁スリーブ8にリード線9の先端が挿入されている状態から、リード線9を、テープ6、7を含めて、絶縁スリーブ8内に挿入する工程を示している。
図4の右側面図を図6に示す。図4においては、他の部品を見やすくするために、第1回転体11及び第2回転体12を省略している。図6に示すように、第1回転体11と第2回転体12とは、離れた位置にあり、この工程では、機能していない。
本体ベース23に、エアシリンダとリニアスライドユニットとを備える摺動装置24が付設されている。摺動装置24には、挿入治具移動部材28が摺動可能に保持されている。エアシリンダのロッド26が伸縮することにより、挿入治具移動部材28が、左右方向に移動する。挿入治具移動部材28には、挿入治具ベース25が付設されている。
挿入治具ベース25は、コの字形状をしてあり、一方の突出板に、リード線ガイド移動装置29が付設され、他方の突出板に、絶縁スリーブ移動部材35が付設されている。
リード線ガイド移動手段29は、エアシリンダとリニアスライドユニットとを備える摺動装置である。リード線ガイド移動手段29には、リード線ガイド移動部材30が摺動可能に保持されている。エアシリンダのロッド41が伸縮することにより、リード線ガイド部材30が図中上下方向に移動する。リード線ガイド移動部材30には、リード線ブラケット31を介して、リード線チャック装置32が付設されている。リード線チャック装置32は、エアシリンダ駆動式で、その一対のチャックの各々には、リード線ガイド33、34が当接・離間可能に取り付けられている。
図5に点線で示すように、リード線ガイド33、34が当接した状態で、図中右側端部にリード線9の先端を位置決めするためのガイド部33a、34aが形成されている。また、図中左端部に絶縁スリーブ8の先端を位置決めするためのガイド部33b、34bが形成されている。ガイド部33b、34bにより位置決めされた絶縁スリーブの内径部に、ガイド部33a、34aにより位置決めされたリード線9が挿入される。
絶縁スリーブ移動手段35は、エアシリンダとリニアスライドユニットとを備える摺動装置である。絶縁スリーブ移動手段35には、絶縁スリーブ移動部材36が摺動可能に保持されている。エアシリンダのロッド42が伸縮することにより、絶縁スリーブ移動部材36が図中上下方向に移動する。絶縁スリーブ移動部材36には、絶縁スリーブブラケット37を介して、絶縁スリーブチャック装置38が付設されている。絶縁スリーブチャック装置38は、エアシリンダ駆動式で、その一対のチャックの各々には、絶縁スリーブチャック39、40が当接・離間可能に取り付けられている。
絶縁スリーブチャック39、40は、当接した状態で、絶縁チューブ8の外周を把持して、導線9が挿入されても、絶縁チューブ8が後退しないように保持している。
本体ベース23の左端部には、回転体移動ベース20が直立している。図6に示すように、回転体移動ベース20には、回転体移動装置17が付設されている。回転体移動装置17は、エアシリンダを内蔵しており、エア駆動により、2本のガイドロッド18が図中左右方向に伸縮する。左右のガイドロッド18の先端には各々、回転体移動部材19が付設されている。左側の回転体移動部材19には、第1回転体ブラケット15が取り付けられている。また、右の回転体移動部材19には、第2回転体ブラケット16が取り付けられている。
第1回転体ブラケット15には、第1回転モータ21が付設されている。第1回転モータ21の出力軸である第1回転軸13には、第1回転体11が取り付けられている。第2回転体ブラケット16には、第2モータ22が付設されている。第2回転モータ22の出力軸である第2回転軸14には、第2回転体12が取り付けられている。
図6の絶縁チューブチャック39、40の中心位置に対応して、図4に示す絶縁スリーブ送りパイプ43が、図示しない取り付け部材により付設されている。
第1回転体11と第2回転体12とは、図6に示す離れた位置と、図7に示す近づいた位置とに移動可能である。図7に示す近づいた位置では、第1回転体11と第2回転体12とは、図2に示す位置関係にある。
次に、図4から図7に示す装置の作用について説明する。
第1工程は、図4及び図6の状態である。図6に示すように、回転体移動装置17のエアシリンダが駆動されており、ガイドロッド18が伸びた状態なので、一対の回転体移動部材19が離間している。それにより、第1回転体ブラケット15と第2回転体ブラケット16も離間しており、第1回転体11と第2回転体12とは、離間した状態にあり、絶縁チューブ送りパイプ43の出口近傍にはない。
一方、摺動装置24、リード線ガイド移動装置29、及び絶縁スリーブ移動装置35のエアシリンダが駆動されており、リード線ガイド33、34は、図4に示す位置にある。このときリード線チャック装置32も駆動されており、リード線ガイド33、34は閉じた状態にある。絶縁スリーブチャック装置38のエアシリンダは駆動しておらず、絶縁スリーブチャック39、40は、開いた状態にある。
この状態で、絶縁スリーブ送りパイプ43内に装填されている所定長さの絶縁スリーブ8が、図示しない送り装置により、絶縁スリーブ送りパイプ43の先端から送り出されてリード線ガイド33,34に形成されたガイド部33b、34bに位置決めされる。この状態で、絶縁スリーブチャック装置38が駆動して、絶縁スリーブチャック39、40を閉じて、絶縁スリーブ8をチャックする。このとき、中空部が押しつぶされないように外周を軽くチャックしている。
次に、図3に示すように、複数の導線が2本のテープ6、7により束ねられたリード線9を、図示しない送り装置によりリード線ガイド33、34のガイド部33a、34a側から送り込む。リード線9の先端は、ガイド部33a、34aに導かれて、絶縁スリーブ8の中空部に挿入される。このとき、絶縁スリーブ8は、絶縁スリーブチャック39、40によりチャックされているので、後退することがない。
リード線9の先端は、図3に示すように、第1回転体11と第2回転体12とが交差する位置の少し先の位置まで挿入される。したがって、第1回転体11と第2回転体12とが交差する位置では、絶縁スリーブ8内にリード線9が挿入されている。
次に、絶縁スリーブチャック装置38のエアシリンダ駆動が停止され、絶縁スリーブチャック39、40が絶縁チューブ8から離間する。また、リード線ガイドチャック装置32のエアシリンダ駆動も停止され、リード線ガイド33、34がリード線9から離間する。
次に、リード線ガイド移動装置29、絶縁スリーブ移動装置35、及び摺動装置24のエアシリンダの駆動が停止されて、各々のロッド41、42、26が縮んで、図5に示す状態となる。
次に、回転体移動装置17のエアシリンダの駆動が停止され、ガイドロッド18が縮んで、第1回転体11と第2回転体12とは、図7に示す状態となる。このとき、第1回転体11と第2回転体12とは、図2に示すように、リード線9が装入された位置で絶縁スリーブ8を上下から少し押圧している。
次に、図3に示すように、第1回転体11を外側から見て時計回りの方向(矢印Aの方向)に回転させる。同時に、第2回転体12を外側から見て時計回りの方向(矢印Bの方向)に回転させる。第1回転体11と第2回転体12の回転数は同じになるように制御している。第1回転体11と第2回転体12とが、共に時計回り方向に回転することにより、絶縁スリーブ8は、図2の図中矢印Cの方向に回転されると共に、図3の矢印Dの方向に送り出される。すなわち、絶縁スリーブ8は、リード線9に対して、回転しながらリード線9を受け入れる方向に移動する。
第1回転体11、及び第2回転体12の回転数は、共に600rpmである。第1回転体11と第2回転体12のローラ曲率半径は、20mmである。
この条件では、絶縁スリーブ8の回転速度は、950rpmであり、絶縁スリーブ8の直線方向の速度は、275mm/secである。したがって、絶縁スリーブ8を100mm挿入する間に、第1回転体11と第2回転体12は、絶縁スリーブ8を50回転させている。
これにより、リード線9は、スムーズに絶縁スリーブ8の中空部に挿入される。そして、2本のテープ6、7については、図2に示すように、絶縁スリーブ8が回転されながら、推進するため、テープ6,7は、リード線9の周りに螺旋状に巻かれながら、絶縁スリーブ8の中空部内に挿入される。
絶縁スリーブ8をリード線9の所定の位置まで挿入すると、回転体移動装置17のエアシリンダが駆動されて、第1回転体11と第2回転体12とは、図6に示す位置まで離間する。これにより、リード線9が絶縁スリーブ8に装着された状態で取り出される。
以上詳細に説明したように、本実施例の絶縁スリーブ組付け装置によれば、絶縁スリーブ8を回転させつつ、リード線9と絶縁スリーブ8を相対的に近づける方向に駆動する駆動手段を有するので、リード線9に巻かれているテープ6、7をそのまま絶縁スリーブ8内に巻き込んで、リード線9をテープ6、7と一緒に絶縁スリーブ8に挿入できるため、テープ6、7を剥す工程を省略することができる。
また、実施例の絶縁スリーブ組付け装置、及び絶縁スリーブ組付け方法は、駆動手段が、互いに斜めに交差する方向に配置された一対の鼓形状の第1回転体11と第2回転体12とであるので、鼓の凹み部分が交差する部分に絶縁スリーブ8が入ったときに、絶縁スリーブ8に対して、回転力と前進力とを同時に与えることができる。
ここで、絶縁スリーブ8は、擦れても絶縁性を確保するために、繊維で編まれたものに樹脂被覆されて形成されているので、ある程度の剛性があり、絶縁スリーブを一対の鼓形状の回転体の鼓の凹み部分に挿入されたときに、絶縁スリーブ8の外周面が回転体の外周面としっかり接触して、絶縁スリーブ8が回転体の力を受けることができる。
そして、絶縁スリーブ8が中空状態を保持したまま回転しつつ、リード線9に相対的に近づくので、リード線9に巻かれているテープ6、7の外に出ている部分が、絶縁スリーブ8の回転する端面に巻き込まれて、絶縁スリーブ8の中空部に挿入される。
なお、この発明は前記実施形態に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱することのない範囲で構成の一部を適宜変更して実施することもできる。
例えば、本実施例では、駆動手段として、鼓形状の一対の回転体(第1回転体11と第2回転体12)とを使用することにより、絶縁スリーブ8に与える回転力と推進力とを同時に発生させているが、絶縁スリーブ8に与える回転力と、推進力とを別々に与えても良い。例えば、一対の弾性体(例えば一対のゴム平板)を用いて絶縁スリーブ8を挟んで、異なる方向に移動させることにより絶縁スリーブ8に回転力を与え、回転力を与える装置全体をリード線9に近づけるようにしても良い。
本発明の絶縁スリーブ組付け方法に用いる装置の構成を示す概念図である。 図1の要部の作用を示す図である。 図1の作用を示す図である。 本発明の絶縁スリーブ組付け装置の全体構成を示す平面図である。 絶縁スリーブ組付け装置の別な作用状態を示す平面図である。 図4の主要部の右側面図である。 図5の主要部の右側面図である。
符号の説明
6、7 テープ
8 絶縁スリーブ
9 リード線
11 第1回転体
12 第2回転体
13 第1回転軸
14 第2回転軸
19 回転体移動部材
21 第1回転モータ
22 第2回転モータ
23 本体ベース
24 摺動装置
28 挿入治具移動部材
29 リード線ガイド移動装置
30 リード線ガイド移動部材
32 リード線チャック装置
33、34 リード線ガイド
35 絶縁スリーブ移動装置
36 絶縁スリーブチャック移動部材
38 絶縁スリーブチャック装置
39、40 絶縁スリーブチャック

Claims (2)

  1. 複数の導線からなるリード線に、チューブ状の絶縁スリーブを組付ける絶縁スリーブ組付け装置において、
    前記絶縁スリーブを回転させつつ、前記リード線と前記絶縁スリーブを相対的に近づける方向に駆動する駆動手段を有すること
    前記駆動手段が、前記絶縁スリーブに対してそれぞれ斜めに交差する方向に配置されるとともに、互いに斜めに交差する方向に配置された一対の鼓形状の回転体であること、
    前記一対の回転体は、
    同じ方向に回転し、
    前記絶縁スリーブに対し、その外周において、180度異なる位置で回転力を付与していること、を特徴とする絶縁スリーブ組付け装置。
  2. 複数の導線からなるリード線に、チューブ状の絶縁スリーブを組付ける絶縁スリーブ組付け方法において、
    前記絶縁スリーブに対してそれぞれ斜めに交差する方向に配置されるとともに、互いに斜めに交差する方向に配置された一対の鼓形状の回転体である駆動手段により、前記絶縁スリーブを回転させつつ、前記リード線と前記絶縁スリーブを相対的に近づける方向に駆動すること
    前記一対の回転体は、
    同じ方向に回転し、
    前記絶縁スリーブに対し、その外周において、180度異なる位置で回転力を付与していること、を特徴とする絶縁スリーブ組付け方法。
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