JP4589381B2 - 遠隔制御装置及び方法、遠隔被制御装置及び方法、遠隔制御システム及び遠隔制御システムにおける制御方法、並びにコンピュータプログラム - Google Patents

遠隔制御装置及び方法、遠隔被制御装置及び方法、遠隔制御システム及び遠隔制御システムにおける制御方法、並びにコンピュータプログラム Download PDF

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Description

本発明は、例えば赤外線リモートコントロール装置等の遠隔制御装置及び方法、例えば電子機器等の遠隔被制御装置及び方法、遠隔制御システム及び遠隔制御システムにおける制御方法、並びに、これらの装置において実行されるコンピュータプログラムの技術分野に関する。
ユーザから離れた位置に存在する、例えばデジタルテレビである電子機器等の遠隔被制御装置を遠隔操作(遠隔制御)する場合、赤外線方式の遠隔制御システムが一般に用いられている。この遠隔制御システムにおいては、例えば赤外線リモートコントロール装置等の遠隔制御装置を操作すると、その操作に対応した遠隔制御信号(「リモートコントロール信号」、以下、適宜「リモコン信号」と称す)が赤外線として出力され、電子機器の受光部に入力され、この受光部で受光されたリモコン信号は電気信号に変換され制御部に入力され、この制御部は入力に対応した制御信号を出力して、リモコン信号に対応した動作を電子機器側で実行する。このリモコン信号に使用される信号のフォーマットは、複数の電子機器の間、又は、複数のメーカの製品の間で干渉しないようにするため、使用するリモコン信号のフォーマットが幾つかの規格にまとめられている。しかしながら、このフォーマットでは、送信機のキーにおいて、同一のキーが押され離されると共に再度押されるという「連打」が行われた場合、この連打と、同一のキーが押し続けられるという「押し続け」とを遠隔被制御装置側で識別することができないという技術的な問題点が生じてしまう。
そこで、特許文献1においては、リモコン信号の一部を、「連打」と「押し続け」とを識別するための識別コードとして利用する技術について開示されている。更に、特許文献2においては、この特別な識別コードを、一般のコードの後尾部に付加する技術について開示されている。
特開2003−348676 特開平6−105377
しかしながら、特許文献1及び2においては、リモコン信号の一般のフォーマットを拡張させた新フォーマットの下で、特別な識別コードを利用するので、新フォーマットに対応していない電子機器等の遠隔被制御装置では互換性を保持できない。このため、新フォーマットに対応した遠隔制御装置で、新フォーマットに対応していない遠隔被制御装置に対して、通常の操作を行うことができないという技術的な問題点が生じてしまう。
そこで本発明は、例えば上述した問題を鑑みなされたものであり、例えば赤外線リモコン等の遠隔制御装置によって、例えば電子機器等の遠隔被制御装置を、より応答性を向上させつつ、より適切に遠隔制御することが可能な遠隔制御装置及び方法、遠隔被制御装置及び方法、遠隔制御システム及び遠隔制御システムにおける制御方法、並びにコンピュータプログラムを提供することを課題とする。
(遠隔制御装置)
本発明の遠隔制御装置は上記課題を解決するために、キーと、前記キーのオン(押し)及びオフ(離し)を検出するオンオフ検出手段と、前記オンが検出される場合に、前記キーに割り付けられたコードを生成する生成手段(キースキャンも行う)と、同一の前記キーが押され離されると共に再度押されるという連打を、所定時間内に少なくとも一回、検出する連打検出手段と、前記連打が検出された場合、前記コードに代えて、前記連打を示す連打コードを生成する連打コード生成手段と、生成された、前記コード、又は前記連打コードを変調する変調手段と、変調された、前記コード、又は前記連打コードを送出する送出手段とを備える。
本発明の遠隔制御装置によれば、先ず、オンオフ検出手段によって、キーの押しであるオンが検出される場合、生成手段によって、キーに割り付けられたコードが生成される。尚、このコードの生成と同時に、又は、相前後して、キースキャンも行うようにしてもよい。
次に、連打検出手段によって、同一のキーが押され離されると共に再度押されるという「連打」が、所定時間内に少なくとも一回、検出される場合、連打コード生成手段によって、通常のコードに代えて、連打を示す連打コードが生成される。ここに、本願発明に係る「所定時間」とは、時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出完了時を基準とした所定の長さを保持する時間間隔であるようにしてもよい。或いは、時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出開始時を基準とした所定の長さを保持する時間間隔であるようにしてもよい。
次に、変調手段によって、変調されたコード、又は連打コードが、送出手段によって、遠隔被制御に対して送出される。
仮に、連打コードを保持するリモコン信号が送出されない場合、リモコン信号の一般のフォーマットの下では、キーを押した後、例えばリモコン信号が送出される時間的な周期であるフレームの数個分である一定時間より大きい時間間隔だけキーを離した後でしか、キーを再度押すことができなくなってしまう。従って、ユーザが所望する応答速度で、キーの連打を行うことができなくなってしまう。
これに対して、本発明によれば、例えば赤外線リモートコントロール装置(以下、適宜「赤外線リモコン」と称す)等の遠隔制御装置において、所定時間内に、連打が、少なくとも一回、検出された場合、連打を識別するための特定のコード、即ち、連打コードが変調されたリモコン信号が送出される。そして、連打コードが変調されたリモコン信号が、後述される遠隔被制御装置において、受信され、この連打コードが検出される。
この結果、遠隔制御装置において、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。
更に、リモコン信号の一般のフォーマットに準拠しつつ、この一般のフォーマットの下で利用されていない連打コードを利用するので、新フォーマットに対応していない電子機器等の遠隔被制御装置でも互換性を保持できる。このため、新フォーマットに対応した遠隔制御装置で、新フォーマットに対応していない遠隔被制御装置に対して、通常の操作を行うことも可能である。
本発明の遠隔制御装置の一の態様は、前記連打コードは、前記キーに割り付けられたコードに依存しない独立したコードである。
この態様によれば、一種類の連打コードは、全てのコードの連打に適用可能であるため、既存のコード体系への影響を小さくさせ、効率的にコードを利用することが可能である。
本発明の遠隔制御装置の他の態様は、前記連打コードは、前記キーに割り付けられたコードに依存したコードである。
この態様によれば、多種類のコードに夫々対応した多種類の連打コードが利用されるため、後述される遠隔被制御装置において、時間的に一つ前に受信されたコードを識別することなく、迅速且つ的確に、キーの連打を識別することが可能である。
本発明の遠隔制御装置の他の態様は、前記連打コードは、更に、前記所定時間内に検出される前記連打の回数を示すコードである。
この態様によれば、連打の回数に対応しつつ、より効率的にコードを利用することが可能である。
本発明の遠隔制御装置の他の態様は、生成された、前記コードを記憶する記憶手段を更に備え、前記連打検出手段は、記憶された、前記コードの時間的な推移に基づいて、前記連打を検出する。
この態様によれば、記憶手段によって記憶されたコードの時間的な推移に基づいて、より迅速且つ的確に、連打を検出することが可能である。
(遠隔被制御装置)
本発明の遠隔被制御装置は上記課題を解決するために、遠隔制御装置から送出されたコードを受信する受信手段と、前記コードに代えて、連打コードを検出する連打コード検出手段と、前記連打コードが検出される場合、一つ以前に受信したコードを、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定する推定手段と、受信された前記コード、又は推定された前記コードを復調する復調手段と、復調された前記コードに基づいて、各種処理を行う処理手段とを備える。
本発明の遠隔被制御装置によれば、先ず、受信手段によって、遠隔制御装置から送出されたコードが受信される。
次に、連打コード検出手段によって、コードに代えて、連打コードが検出される場合、推定手段によって、一つ以前に受信したコードが、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定される。
次に、復調手段によって、受信されたコード、又は推定されたコードが復調される。そして、処理手段によって、復調されたコードに基づいて、各種処理が行われる。
このように、本発明によれば、遠隔被制御装置において、コードに代えて、連打コードが検出される場合、推定手段によって、一つ以前に受信したコードが、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定される。
この結果、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に遠隔被制御装置によって識別させることが可能となる。
(遠隔制御システム)
本発明の遠隔制御システムは上記課題を解決するために、キーと、前記キーのオン(押し)及びオフ(離し)を検出するオンオフ検出手段と、前記オンが検出される場合に、前記キーに割り付けられたコードを生成する生成手段(キースキャンも行う)と、同一の前記キーが押され離されると共に再度押されるという連打を、所定時間内に少なくとも一回、検出する連打検出手段と、前記連打が検出される場合、前記コードに代えて、前記連打を示す連打コードを生成する連打コード生成手段と、生成された、前記コード、又は前記連打コードを変調する変調手段と、変調された、前記コード、又は前記連打コードを送出する送出手段と、送出された、前記コード、又は前記連打コードを受信する受信手段と、前記コードに代えて、前記連打コードを検出する連打コード検出手段と、前記連打コードが検出される場合、一つ以前に受信したコードを、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定する推定手段と、受信された前記コード、又は推定された前記コードを復調する復調手段と、復調された前記コードに基づいて、各種処理を行う処理手段とを備える。
本発明の遠隔制御システムによれば、上述した、遠隔制御装置として、先ず、オンオフ検出手段によって、キーの押しであるオンが検出される場合、生成手段によって、キーに割り付けられたコードが生成される。次に、連打検出手段によって、「連打」が、所定時間内に少なくとも一回、検出される場合、連打コード生成手段によって、通常のコードに代えて、連打を示す連打コードが生成される。次に、変調手段によって、変調されたコード、又は連打コードが、送出手段によって、遠隔被制御に対して送出される。
他方、上述した、遠隔被制御装置として、先ず、受信手段によって、遠隔制御装置から送出されたコードが受信される。次に、連打コード検出手段によって、コードに代えて、連打コードが検出される場合、推定手段によって、一つ以前に受信したコードが、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定される。次に、復調手段によって、受信されたコード、又は推定されたコードが復調される。そして、処理手段によって、復調されたコードに基づいて、各種処理が行われる。
この結果、遠隔制御システムにおいて、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。と共に、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に遠隔制御システムによって識別させることが可能となる。
(遠隔制御方法)
本発明の遠隔制御方法は上記課題を解決するために、キーのオン(押し)及びオフ(離し)を検出するオンオフ検出工程と、前記オンが検出される場合に、前記キーに割り付けられたコードを生成する生成工程(キースキャンも行う)と、同一の前記キーが押され離されると共に再度押されるという連打を、所定時間内に少なくとも一回、検出する連打検出工程と、前記連打が検出される場合、前記コードに代えて、前記連打を示す連打コードを生成する連打コード生成工程と、生成された、前記コード、又は前記連打コードを変調する変調工程と、変調された、前記コード、又は前記連打コードを送出する送出工程とを備える。
本発明の遠隔制御方法によれば、上述した本発明の遠隔制御装置と同様の各種利益を享受することができる。
尚、上述した本発明の遠隔制御装置における各種態様に対応して、本発明に係る遠隔制御方法も各種態様を採ることが可能である。
(遠隔被制御方法)
本発明の遠隔被制御方法は上記課題を解決するために、遠隔制御装置から送出されたコードを受信する受信工程と、前記コードに代えて、連打コードを検出する連打コード検出工程と、前記連打コードが検出される場合、一つ以前に受信したコードを、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定する推定工程と、受信された前記コード、又は推定された前記コードを復調する復調工程と、復調された前記コードに基づいて、各種処理を行う処理工程とを備える。
本発明の遠隔被制御方法によれば、上述した本発明の遠隔被制御装置と同様の各種利益を享受することができる。
尚、上述した本発明の遠隔被制御装置における各種態様に対応して、本発明に係る遠隔被制御方法も各種態様を採ることが可能である。
(遠隔制御システムにおける制御方法)
本発明の遠隔制御システムにおける制御方法は上記課題を解決するために、キーのオン(押し)及びオフ(離し)を検出するオンオフ検出工程と、前記オンが検出される場合に、前記キーに割り付けられたコードを生成する生成工程(キースキャンも行う)と、同一の前記キーが押され離されると共に再度押されるという連打を、所定時間内に少なくとも一回、検出する連打検出工程と、前記連打が検出される場合、前記コードに代えて、前記連打を示す連打コードを生成する連打コード生成工程と、生成された、前記コード、又は前記連打コードを変調する変調工程と、変調された、前記コード、又は前記連打コードを送出する送出工程と、送出された、前記コード、又は前記連打コードを受信する受信工程と、前記コードに代えて、前記連打コードを検出する連打コード検出工程と、前記連打コードが検出される場合、一つ以前に受信したコードを、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定する推定工程と、受信された前記コード、又は推定された前記コードを復調する復調工程と、復調された前記コードに基づいて、各種処理を行う処理工程とを有する。
本発明の遠隔制御システムにおける制御方法によれば、上述した本発明の遠隔制御システムと同様の各種利益を享受することができる。
尚、上述した本発明の遠隔制御システムにおける各種態様に対応して、本発明に係る遠隔制御システムにおける制御方法も各種態様を採ることが可能である。
(コンピュータプログラム)
本発明の第1コンピュータプログラムは上記課題を解決するために、上述した本発明の遠隔制御装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータを制御する遠隔制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記キー、前記オンオフ検出手段、前記生成手段、前記連打検出手段、前記連打コード生成手段、前記変調手段、及び、前記送出手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明の第2コンピュータプログラムは、上述した本発明の遠隔被制御装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータを制御する遠隔被制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記受信手段、前記連打コード検出手段、前記推定手段、前記復調手段、及び、前記処理手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明の第3コンピュータプログラムは上記課題を解決するために、上述した本発明の遠隔制御システム(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータを制御する遠隔制御システム用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記キー、前記オンオフ検出手段、前記生成手段、前記連打検出手段、前記連打コード生成手段、前記変調手段、前記送出手段、前記受信手段、前記連打コード検出手段、前記推定手段、前記復調手段、及び、前記処理手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明に係る各コンピュータプログラムによれば、当該コンピュータプログラムを格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラムをコンピュータに読み込んで実行させれば、或いは、当該コンピュータプログラムを、通信手段を介してコンピュータにダウンロードさせた後に実行させれば、上述した本発明の遠隔制御装置、遠隔被制御装置、及び、遠隔制御システムを比較的簡単に実現できる。
尚、上述した本発明の遠隔制御装置、遠隔被制御装置、及び、遠隔制御システムにおける各種態様に対応して、本発明の各コンピュータプログラムも各種態様を採ることが可能である。
コンピュータ読取可能な媒体内の第1コンピュータプログラム製品は上記課題を解決するために、上述した本発明の遠隔制御装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータにより実行可能なプログラム命令を明白に具現化し、該コンピュータを、前記キー、前記オンオフ検出手段、前記生成手段、前記連打検出手段、前記連打コード生成手段、前記変調手段、及び、前記送出手段のうち少なくとも一部として機能させる。
コンピュータ読取可能な媒体内の第2コンピュータプログラム製品は上記課題を解決するために、上述した本発明の遠隔被制御装置(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータにより実行可能なプログラム命令を明白に具現化し、該コンピュータを、前記受信手段、前記連打コード検出手段、前記推定手段、前記復調手段、及び、前記処理手段のうち少なくとも一部として機能させる。
コンピュータ読取可能な媒体内の第3コンピュータプログラム製品は上記課題を解決するために、上述した本発明の遠隔制御システム(但し、その各種態様を含む)に備えられたコンピュータにより実行可能なプログラム命令を明白に具現化し、該コンピュータを、前記キー、前記オンオフ検出手段、前記生成手段、前記連打検出手段、前記連打コード生成手段、前記変調手段、前記送出手段、前記受信手段、前記連打コード検出手段、前記推定手段、前記復調手段、及び、前記処理手段のうち少なくとも一部として機能させる。
本発明の各コンピュータプログラム製品によれば、当該コンピュータプログラム製品を格納するROM、CD−ROM、DVD−ROM、ハードディスク等の記録媒体から、当該コンピュータプログラム製品をコンピュータに読み込めば、或いは、例えば伝送波である当該コンピュータプログラム製品を、通信手段を介してコンピュータにダウンロードすれば、上述した本発明の遠隔制御装置、遠隔被制御装置、及び、遠隔制御システムを比較的容易に実施可能となる。更に具体的には、当該コンピュータプログラム製品は、上述した本発明の遠隔制御装置、遠隔被制御装置、及び、遠隔制御システムとして機能させるコンピュータ読取可能なコード(或いはコンピュータ読取可能な命令)から構成されてよい。
本発明のこのような作用及び他の利得は次に説明する実施例から明らかにされる。
以上説明したように、本発明の遠隔制御装置又は方法によれば、キー、オンオフ検出手段及び工程、生成手段及び工程、連打検出手段及び工程、連打コード生成手段及び工程、変調手段及び工程、並びに、送出手段及び工程を備える。従って、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。
また、本発明の遠隔被制御装置又は方法によれば、受信手段及び工程、連打コード検出手段及び工程、推定手段及び工程、復調手段及び工程、並びに、処理手段及び工程を備える。従って、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に遠隔被制御装置によって識別させることが可能となる。
また、本発明の遠隔制御システム、又は遠隔制御システムにおける制御方法によれば、キー、オンオフ検出手段及び工程、生成手段及び工程、連打検出手段及び工程、連打コード生成手段及び工程、変調手段及び工程、送出手段及び工程、受信手段及び工程、連打コード検出手段及び工程、推定手段及び工程、復調手段及び工程、並びに、処理手段及び工程を備える。従って、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。と共に、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に遠隔制御システムによって識別させることが可能となる。
更に、また、本発明のコンピュータプログラムによれば、コンピュータを上述した本発明の遠隔制御装置、遠隔被制御装置、及び、遠隔制御システムとして機能させる。従って、コンピュータをして、少なくとも遠隔制御装置によって、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。と共に、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に、少なくとも遠隔被制御装置によって、識別させることが可能となる。
本発明の遠隔制御装置に係る赤外線リモコン、及び、遠隔被制御装置に係る電子機器の基本構成を示したブロック図である。 本発明の遠隔制御装置に係る赤外線リモコン、及び、遠隔被制御装置に係る電子機器の詳細構成を示したブロック図である。 1フレーム単位で送出される、一般のリモコン信号に保持される各種コードを模式的に示した波形図である。 本発明の遠隔制御装置に係る赤外線リモコンの動作原理を示したフローチャートである。 本発明の遠隔被制御装置に係る電子機器の動作原理を示したフローチャートである。 一般的な例として、同一のキーが押し続けられるという「押し続け」の動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。 比較例に係る、キーの押し離し動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。 本発明に係る、高速な連打の第1具体例として、キーの押し離し動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。 本発明に係る、高速な連打の第2具体例として、キーの押し離し動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。 本発明に係る、高速な連打の第3具体例として、キーの押し離し動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。 本発明に係る、より高速な連打の第4具体例として、キーの押し離し動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。 一般例として、キーの押し離し動作(上部を参照)と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミング(下部を参照)を模式的に示したタイミングチャートである。 一般例として、押されていたキーが、確定的に離されたか否かを判定する基準となる、例えば2フレームに相当する時間間隔「2n」を模式的に示したタイミングチャートである。 一般例として、ノイズが検出された場合の、キーの押し離し動作(上部を参照)と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミング(下部を参照)を模式的に示したタイミングチャートである。 比較例において、連打を実現することが可能な時間間隔「m」に基づく、キーの押し離し動作(上部を参照)と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミング(下部を参照)を模式的に示したタイミングチャートである。 本発明に係る、更に高速な連打の他の具体例として、キーの押し離し動作と、その動作に対応されると共に、連打コード「x2」を保持するリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。
符号の説明
100 赤外線リモコン
101 集積回路
102 キーマトリクス
103 生成手段
104 連打コード生成手段
105 変調手段
106 赤外線LED
200 電子機器
201 集積回路
202 受信手段
203 連打コード検出手段
204 復調手段
205 処理手段
以下、本発明を実施するための最良の形態について実施例毎に順に図面に基づいて説明する。
(1) 遠隔制御装置(赤外線リモコン)、及び遠隔被制御装置(電子機器)
(1−1) 基本構成
次に、図1から図3を参照して、本発明の遠隔制御装置に係る赤外線リモートコントロール装置(以下、適宜「赤外線リモコン」と称す)、及び、遠隔被制御装置に係る電子機器の基本構成について説明する。ここに、図1は、本発明の遠隔制御装置に係る赤外線リモコン、及び、遠隔被制御装置に係る電子機器の基本構成を示したブロック図である。図2は、本発明の遠隔制御装置に係る赤外線リモコン、及び、遠隔被制御装置に係る電子機器の詳細構成を示したブロック図である。図3は、1フレーム単位で送出される、一般のリモコン信号に保持される各種コードを模式的に示した波形図である。
図1の左側部に示されるように、本発明の遠隔制御装置に係る赤外線リモコン100は、(i)タイマー等の計時手段を含む集積回路101(本願発明の「連打検出手段」、及び「オンオフ検出手段」の一具体例)、(ii)キーマトリクス102(本願発明の「キー」の一具体例)、(iii)コードを生成する生成手段103、(iv)連打コード生成手段104、(v)変調手段105、並びに、(vi)リモコン信号を照射する赤外線発光ダイオード(赤外線LED:Light Emitting Diode)106(本願発明の「送出手段」の一具体例)を備えて構成されている。
他方、図1の右側部に示されるように、遠隔被制御装置に係る電子機器200は、(i)集積回路201(本願発明の「推定手段」の一具体例)、(ii)受信手段202、(iii)連打コード検出手段203、(iv)復調手段204、並びに、(v)処理手段205を備えて構成されている。
詳細には、図2に示されるように、リモコン信号を保持する赤外線リモコンの有効距離を7から10m程度確保するために赤外線LEDに流す電流は、例えば300mAから500mAが望ましい。但し、上述した電流では電池の寿命が短くなるため、変調をかけて断続を行い、平均電流をピーク電流の概ね「1/10」以下に低下させることが望ましい。
より詳細には、赤外線リモコンは、赤外線の断続、即ち、赤外線の発光と消灯とによって、リモコン信号を送出する。このリモコン信号は、1フレーム単位(例えば108msの周期単位)で送出され、図3に示されるように、次の5つの種類のコードを保持するように構成されている。即ち、リモコン信号は、(i)リーダコード、(ii)カスタムコード(16ビット)、(iii)データコード(16ビット)、(iv)ストップビット、及び(v)フレームスペースを保持するように構成されている。
赤外線LEDから出力された赤外線(波長は、例えば940nm)は、電子機器等の遠隔被制御装置に有されるフォトダイオード等の受光部で構成される受信手段で、再度、電気信号に変換される。この受信されたリモコン信号は微弱なため、受信アンプで増幅された後、検波され、「0」、又は「1」等のビット信号に復調される。
(2) 動作原理
次に、図4及び図5を参照して、本発明の遠隔制御装置に係る赤外線リモコン、及び、遠隔被制御装置に係る電子機器の動作原理について説明する。ここに、図4は、本発明の遠隔制御装置に係る赤外線リモコンの動作原理を示したフローチャートである。図5は、本発明の遠隔被制御装置に係る電子機器の動作原理を示したフローチャートである。
(2−1) 赤外線リモコンにおける動作原理
図4に示されるように、赤外線リモコン100において、先ず、集積回路101の制御下で、キーマトリクス102によって、キースキャンが行われる(ステップS101)。
ここに、「キースキャン」とは、赤外線リモコンにおいて、どのキーが押されているかが識別され、このキーに割り付けられているコードを生成させる契機となる動作のことである。
次に、集積回路101の制御下で、ユーザによって、入力が行われた否かが判定される(ステップS102)。ここで、集積回路101の制御下で、ユーザによって、入力が行われたと判定された場合(ステップS102:Yes)、更に、集積回路101の制御下で、同一のキーが押されたか否かが判定される(ステップS103)。ここで、集積回路101の制御下で、同一のキーが押されたと判定された場合(ステップS103:Yes)、更に、集積回路101の制御下で、同一のキーが、所定時間以内で押されたか否かが判定される(ステップS104)。ここに、本願発明に係る「所定時間」とは、前述したように、時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出完了時を基準とした所定の長さを保持する時間間隔であるようにしてもよい。或いは、時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出開始時を基準とした所定の長さを保持する時間間隔であるようにしてもよい。
ここで、集積回路101の制御下で、同一のキーが、所定時間以内で押されたと判定された場合(ステップS104:Yes)、ユーザによって、同一のキーの連打が行われと識別できるので、集積回路101の制御下で、赤外線LED106によって、連打コード生成手段104によって生成された連打コードが送出される(ステップS105)。
他方、ステップS103の判定の結果、同一のキーが押されたと判定されない場合(ステップS103:No)、並びに、ステップS104の判定の結果、同一のキーが、所定時間以内で押されたと判定されない場合(ステップS104:No)、集積回路101の制御下で、赤外線LED106によって、キーに割り付けられた通常のコードが送出される(ステップS106)。
その後、集積回路101の制御下で、キーが押下し(押し下げ)が終了したか否かが判定される(ステップS107)。ここで、キーが押下し(押し下げ)続けられた場合(ステップS107:No)、前述したように、そのキーに割り付けられた通常のコードを送出し続けられる(ステップS106)。他方、キーの押下(押し下げ)が終了した場合(ステップS107:Yes)、再びキースキャンの動作がくりかえされる(ステップS101)。
他方、ステップS102の判定の結果、ユーザによって、入力が行われたと判定されない場合(ステップS102:No)、再度、キースキャンが行われる(ステップS101)。
(2−2) 電子機器における動作原理
図5に示されるように、電子機器200において、先ず、集積回路201の制御下で、受信手段202によって、リモコン信号の受信が開始された否かが判定される(ステップS201)。ここで、リモコン信号の受信が開始された場合(ステップS201:Yes)、集積回路201の制御下で、受信手段202によって、リモコン信号の受信が行われる(ステップS202)。
次に、集積回路201の制御下で、連打コード検出手段203によって、連打コードが検出されたか否かが判定される(ステップS203)。ここで、連打コードが検出された場合(ステップS203:Yes)、集積回路201の制御下で、時間的に一つ以前に受信したコードを、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定される(ステップS204)。
次に、集積回路201の制御下で、処理手段205によって、新しくキーが押された(押し下げられた)ことに対応される各種処理が行われる(ステップS205)。
他方、ステップS203の判定の結果、連打コードが検出されない場合(ステップS203:No)、集積回路201の制御下で、時間的に一つ以前に受信したコードと、今回受信したコードが同一であるか否かが判定される(ステップS206)。ここで、一つ以前に受信したコードと、今回受信したコードが同一である場合(ステップS206:Yes)、更に、集積回路201の制御下で、例えば2フレーム等の一定時間より大きい時間間隔であるか否かが判定される(ステップS207)。ここで、一定時間より大きい時間間隔でない場合(ステップS207:No)、集積回路201の制御下で、同一のキーが押し続けられたと判定されると共に、前述したように、リモコン信号の受信が開始された否かが判定されるようにしてもよい(ステップS201)。
他方、ステップS207の判定の結果、一定時間より大きい時間間隔である場合(ステップS207:Yes)、前述したように、新しくキーが押された(押し下げられた)ことに対応される各種処理が行われる(ステップS205)。
(3) 本発明に係る連打
次に、図6から図11を参照して、本発明に係る、より高速な応答速度で実現可能な連打について説明する。
(3−1) 高速な連打の第1具体例
先ず、図6から図8を参照して、本発明に係る、高速な連打の第1具体例について説明する。ここに、図6は、一般的な例として、同一のキーが押し続けられるという「押し続け」の動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。図7は、比較例に係る、キーの押し離し動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。図8は、本発明に係る、高速な連打の第1具体例として、キーの押し離し動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。尚、図6等の上部中、Lowレベルは、キーが押し下げられている状態を示し、Highレベルは、キーが押し下げられていない、即ち、離されている状態を示す。図6等の下部中、一つの波形、即ち、凸凹の凸は、1フレーム単位で送出される、リモコン信号を示す。ここに、本願発明に係る「1フレーム単位」とは、リモコン信号が送出される時間的な周期であり、具体的には、108(ms)であるようにしてもよい。
本発明に係る実施例においては、所定時間内に、再度の押しが、少なくとも一回、検出された場合、連打を識別するための特定のコードを保持するリモコン信号が送出される。
そして、遠隔被制御装置によって、この連打コードが検出される。
仮に、連打コードを保持するリモコン信号が送出されない場合、比較例に係る遠隔被制御装置は、(i)同一のキーが押し続けられるという「押し続け」の動作と、(ii)所定時間内に、少なくとも一回、再度の押しが行われた動作と、を区別することができない。具体的には、図6に示されるように、ユーザによって、キー「A」が連続して押されている場合、コード「a」を保持するリモコン信号が、連続して送出される。従って、比較例においては、図7に示されるように、ユーザによって、所定時間内に、少なくとも一回、再度の押しが行われても、同様に、コード「a」を保持するリモコン信号が、連続して送出されるので、遠隔被制御装置は、(i)「押し続け」の動作と、(ii)所定時間内に、少なくとも一回、再度の押しが行われた動作と、を区別することができない。よって、比較例においては、ユーザが所望する応答速度で、キーの連打を行うことができなくなってしまう。
これに対して、本発明に係る実施例においては、所定時間内に、再度の押しが、少なくとも一回、検出された場合、連打を識別するための特定のコードを保持するリモコン信号が送出される。そして、遠隔被制御装置によって、この連打コードが検出される。具体的には、図8に示されるように、本発明に係る実施例においては、所定時間内(例えば時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出完了時を基準とした所定の長さを保持する時間間隔「1.5n」)において、再度の押しが、少なくとも一回、検出された場合、連打を識別するための特定のコード(例えば連打コード「x」)を保持するリモコン信号が送出される。そして、遠隔被制御装置によって、この連打コードが検出される。この連打コードが検出されることで、図8の上部に示されるように、所定時間内(時間間隔「1.5n」)において、例えば時間間隔「m」に対応されるキー「A」の離し、及び再度の押しを的確に識別することが可能である。
この結果、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。
(3−2) 高速な連打の第2具体例
次に、図9を参照して、本発明に係る、高速な連打の第2具体例について説明する。ここに、図9は、本発明に係る、高速な連打の第2具体例として、キーの押し離し動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。
図9に示されるように、本発明に係る実施例においては、所定時間内、即ち、時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出開始時を基準とした所定の長さを保持する時間間隔「n」に、再度の押しが、少なくとも一回、検出された場合、連打を識別するための特定のコード、即ち、連打コード「x」を保持するリモコン信号が送出される。そして、遠隔被制御装置によって、この連打コードが検出される。
従って、所定の長さを保持する時間間隔「n」に、例えば時間間隔「p」に対応されるキー「A」の離し、及び再度の押しを的確に識別することが可能である。
この結果、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。
(3−3) 高速な連打の第3具体例
次に、図10を参照して、本発明に係る、高速な連打の第3具体例について説明する。
ここに、図10は、本発明に係る、高速な連打の第3具体例として、キーの押し離し動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。
図10に示されるように、本発明に係る実施例においては、2つの所定時間内、即ち、時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出開始時を基準とした所定の長さを保持する時間間隔「n」に、再度の押しが、少なくとも一回づつ、検出された場合、連打を識別するための特定のコード、即ち、連打コード「x」を保持するリモコン信号が2回連続して送出される。そして、遠隔被制御装置によって、この連打コードが検出される。
従って、所定の長さを保持する時間間隔「n」に、例えば時間間隔「p」に対応されるキー「A」の離し、及び再度の押しを、2回連続して的確に識別することが可能である。
この結果、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。
(3−4) 高速な連打の第4具体例
次に、図11を参照して、本発明に係る、より高速な連打の第4具体例について説明する。ここに、図11は、本発明に係る、より高速な連打の第4具体例として、キーの押し離し動作と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。
図11に示されるように、本発明に係る実施例においては、2つの所定時間内、即ち、時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出完了時を基準とした所定の長さを保持する2つの時間間隔「1.5n」において、再度の押しが、少なくとも一回づつ、検出された場合、連打を識別するための特定のコード、即ち、連打コード「x」を保持するリモコン信号が2回連続して送出される。そして、遠隔被制御装置によって、この連打コードが検出される。
従って、所定の長さを保持する時間間隔「1.5n」において、例えば時間間隔「m」に対応されるキー「A」の離し、及び再度の押しを、2回連続して的確に識別することが可能である。
この結果、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。
(4) 本発明に係る実施例の作用効果の検討
次に、図12から図15を参照して、本発明に係る実施例の作用効果について検討する。
ここに、図12は、一般例として、キーの押し離し動作(上部を参照)と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミング(下部を参照)を模式的に示したタイミングチャートである。図13は、一般例として、押されていたキーが、確定的に離されたか否かを判定する基準となる、例えば2フレームに相当する時間間隔「2n」を模式的に示したタイミングチャートである。図14は、一般例として、ノイズが検出された場合の、キーの押し離し動作(上部を参照)と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミング(下部を参照)を模式的に示したタイミングチャートである。図15は、比較例において、連打を実現することが可能な時間間隔「m」に基づく、キーの押し離し動作(上部を参照)と、その動作に対応されるリモコン信号が送出されるタイミング(下部を参照)を模式的に示したタイミングチャートである。
一般の赤外線リモコン等の遠隔制御装置は、キーが押されている間、このキーに割り付けられているコードを保持するリモコン信号を連続して送出する。具体的には、図12に示されるように、キー「A」が連続して押された場合、赤外線リモコンによって、キー「A」に割り付けられているコード「a」を保持するリモコン信号が、キー「A」が押されている間、例えば1フレーム単位等の所定の周期単位で連続して送出される。
加えて、一般の赤外線リモコン等の遠隔制御装置は、図13に示されるように、押されていたキーが、確定的に離されたか否かを、キースキャンの結果、キーが一定時間、離されているか否かの判定に基づいて、判断する。具体的には、図14に示されるように、蛍光灯等からのノイズによって、リモコン信号の一部が欠落する可能性がある。従って、このリモコン信号の欠落と、キーの確定的な離しとを区別するために、前述した図13に示されるように、キースキャンの結果、キーが一定時間、離されていると判定された場合、キーが確定的に離されたと判断する。この一定時間は、1フレーム単位よりも十分長い時間、例えば2フレームに相当する時間間隔「2n」であるようにしてもよい。
従って、仮に、連打コードを保持するリモコン信号が送出されないという、比較例に係る連打の動作においては、図15に示されるように、キーを押した後、例えば2フレームに相当する一定時間「2n」に対応される時間間隔「m」より大きい時間間隔だけキーを離した後でしか、キーを再度押すことができなくなってしまう。従って、比較例においては、ユーザが所望する応答速度で、キーの連打を行うことができなくなってしまう。
これに対して、例えば赤外線リモコン等によって構成される本発明に係る実施例においては、例えば所定時間内に、連打が、少なくとも一回、検出された場合、連打を識別するための特定のコード、即ち、連打コード「x」を保持するリモコン信号が送出される。ここに、本願発明に係る「所定時間」とは、前述したように、時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出完了時を基準とした所定の長さを保持する時間間隔であるようにしてもよい。或いは、時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出開始時を基準とした所定の長さを保持する時間間隔であるようにしてもよい。そして、遠隔被制御装置によって、この連打コードが検出される。
従って、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。
(5) 本発明に係る他の実施例
次に、図16を参照して、本発明に係る、他の実施例について説明する。ここに、図16は、本発明に係る、更に高速な連打の他の具体例として、キーの押し離し動作と、その動作に対応されると共に、連打コード「x2」を保持するリモコン信号が送出されるタイミングを模式的に示したタイミングチャートである。
図16に示されるように、本発明に係る他の実施例においては、所定時間内、即ち、時間的に一つ以前に送出されたリモコン信号の送出開始時を基準とした所定の長さを保持する時間間隔「n」に、再度の押しが、少なくとも二回、検出された場合、二回の連打を識別するための特定のコード、即ち、連打コード「x2」を保持するリモコン信号が送出され、この連打コードが検出される。
従って、所定の長さを保持する時間間隔「n」に、(i)時間間隔「p1」に対応されるキー「A」の離し、及び再度の押し、並びに、(ii)時間間隔「p2」に対応されるキー「A」の離し、及び再度の押しを的確に識別することが可能である。
この結果、ユーザが所望する応答速度により近い応答速度で、キーの連打を仮想的に行うことが可能となる。
本発明は、上述した実施例に限られるものではなく、請求の範囲及び明細書全体から読み取れる発明の要旨或いは思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴なう遠隔制御装置及び方法、遠隔被制御装置及び方法、遠隔制御システム及び遠隔制御システムにおける制御方法、並びに、各種制御用のコンピュータプログラムもまた本発明の技術的範囲に含まれるものである。
本発明に係る遠隔制御装置及び方法、遠隔被制御装置及び方法、遠隔制御システム及び遠隔制御システムにおける制御方法、並びにコンピュータプログラムは、例えば赤外線リモートコントロール装置等の遠隔制御装置に利用可能であり、例えば電子機器等の遠隔被制御装置に利用可能であり、更に遠隔制御システムに利用可能である。また、例えば民生用或いは業務用の各種コンピュータ機器に搭載される又は各種コンピュータ機器に接続可能な遠隔制御装置、遠隔被制御装置及び遠隔制御システム等にも利用可能である。



Claims (10)

  1. 複数種類のキーに夫々対応した所定データ長の複数のコードを有し、少なくともリーダコード、データコード、及びストップビットで構成される信号であって、キー入力に応じて当該データコードに1つの前記コードを割り当てて前記信号を送出する遠隔制御装置であると共に、前記コード、又は前記連打コードを受信し、受信した前記コードから、前記連打コードを検出し、前記連打コードが検出される場合、一つ以前に受信したコードを、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定する遠隔被制御装置に対して、前記信号を送出する遠隔制御装置であって、
    前記キーのオン及びオフを検出するオンオフ検出手段と、
    前記オンが検出される場合に、前記キー入力に応じた1つの前記コードを生成する生成手段と、
    同一の前記キーが押され離されると共に再度押されるという連打を、所定時間内に少なくとも一回、検出する連打検出手段と、
    前記連打が検出された場合、前記連打を示し、前記コードと同じデータ長を有する連打コードを前記コードとして生成する連打コード生成手段と、
    生成された、前記コード、又は前記連打コードを変調する変調手段と、
    変調された、前記コード、又は前記連打コードを送出する送出手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御装置。
  2. 前記連打コードは、前記キーに割り付けられたコードに依存しない独立したコードであることを特徴とする請求項1に記載の遠隔制御装置。
  3. 前記連打コードは、前記キーに割り付けられたコードに依存したコードであることを特徴とする請求項1又は2に記載の遠隔制御装置。
  4. 前記連打コードは、更に、前記所定時間内に検出される前記連打の回数を示すコードであることを特徴とする請求項1から3のうちいずれか一項に記載の遠隔制御装置。
  5. 生成された、前記コードを記憶する記憶手段を更に備え、
    前記連打検出手段は、記憶された、前記コードの時間的な推移に基づいて、前記連打を検出することを特徴とする請求項1から4のうちいずれか一項に記載の遠隔制御装置。
  6. 複数種類のキーに夫々対応した所定データ長の複数のコードを有し、少なくともリーダコード、データコード、及びストップビットで構成される信号であって、キー入力に応じて当該データコードに1つの前記コードが割り当てられた前記信号を送受信する遠隔制御システムであって、
    前記キーのオン及びオフを検出するオンオフ検出手段と、
    前記オンが検出される場合に、前記キー入力に応じた1つの前記コードを生成する生成手段と、
    同一の前記キーが押され離されると共に再度押されるという連打を、所定時間内に少なくとも一回、検出する連打検出手段と、
    前記連打が検出される場合、前記連打を示し、前記コードと同じデータ長を有する連打コードを前記コードとして生成する連打コード生成手段と、
    生成された、前記コード、又は前記連打コードを変調する変調手段と、
    変調された、前記コード、又は前記連打コードを送出する送出手段と、
    送出された、前記コード、又は前記連打コードを受信する受信手段と、
    受信した前記コードから、前記連打コードを検出する連打コード検出手段と、
    前記連打コードが検出される場合、一つ以前に受信したコードを、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定する推定手段と、
    受信された前記コード、又は推定された前記コードを復調する復調手段と、
    復調された前記コードに基づいて、各種処理を行う処理手段と
    を備えることを特徴とする遠隔制御システム。
  7. 複数種類のキーに夫々対応した所定データ長の複数のコードを有し、少なくともリーダコード、データコード、及びストップビットで構成される信号であって、キー入力に応じて当該データコードに1つの前記コードを割り当てて前記信号が送出される遠隔制御方法であると共に、前記コード、又は前記連打コードを受信し、受信した前記コードから、前記連打コードを検出し、前記連打コードが検出される場合、一つ以前に受信したコードを、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定する遠隔被制御装置に対して、前記信号を送出する遠隔制御方法であって、
    前記キーのオン及びオフを検出するオンオフ検出工程と、
    前記オンが検出される場合に、前記キー入力に応じた1つの前記コードを生成する生成工程と、
    同一の前記キーが押され離されると共に再度押されるという連打を、所定時間内に少なくとも一回、検出する連打検出工程と、
    前記連打が検出される場合、前記連打を示し、前記コードと同じデータ長を有する連打コードを前記コードとして生成する連打コード生成工程と、
    生成された、前記コード、又は前記連打コードを変調する変調工程と、
    変調された、前記コード、又は前記連打コードを送出する送出工程と
    を備えることを特徴とする遠隔制御方法。
  8. 複数種類のキーに夫々対応した所定データ長の複数のコードを有し、少なくともリーダコード、データコード、及びストップビットで構成される信号であって、キー入力に応じて当該データコードに1つの前記コードが割り当てられた前記信号を送受信する遠隔制御システムにおける制御方法であって、
    前記キーのオン及びオフを検出するオンオフ検出工程と、
    前記オンが検出される場合に、前記キー入力に応じた1つの前記コードを生成する生成工程と、
    同一の前記キーが押され離されると共に再度押されるという連打を、所定時間内に少なくとも一回、検出する連打検出工程と、
    前記連打が検出される場合、前記連打を示し、前記コードと同じデータ長を有する連打コードを前記コードとして生成する連打コード生成工程と、
    生成された、前記コード、又は前記連打コードを変調する変調工程と、
    変調された、前記コード、又は前記連打コードを送出する送出工程と、
    送出された、前記コード、又は前記連打コードを受信する受信工程と、
    受信した前記コードから、前記連打コードを検出する連打コード検出工程と、
    前記連打コードが検出される場合、一つ以前に受信したコードを、所定時間内に少なくとも一回連続して受信したと推定する推定工程と、
    受信された前記コード、又は推定された前記コードを復調する復調工程と、
    復調された前記コードに基づいて、各種処理を行う処理工程と
    を有することを特徴とする遠隔制御システムにおける制御方法。
  9. 請求項1に記載の遠隔制御装置に備えられたコンピュータを制御する遠隔制御用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記キー、前記オンオフ検出手段、前記生成手段、前記連打検出手段、前記連打コード生成手段、前記変調手段、及び、前記送出手段のうち少なくとも一部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
  10. 請求項6に記載の遠隔制御システムに備えられたコンピュータを制御する遠隔制御システム用のコンピュータプログラムであって、該コンピュータを、前記キー、前記オンオフ検出手段、前記生成手段、前記連打検出手段、前記連打コード生成手段、前記変調手段、前記送出手段、前記受信手段、前記連打コード検出手段、前記推定手段、前記復調手段、及び、前記処理手段のうち少なくとも一部として機能させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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