JP4589146B2 - 内燃機関の排気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多気筒内燃機関の排気管同士を連通させることで出力特性を向上させた内燃機関の排気装置に関する。
従来、内燃機関の出力特性の向上を目的とした多気筒内燃機関の排気装置として、例えば複数の排気管をそれぞれ独立して配置し、排気管同士を連通させるバイパス管(連通路)を設け、このバイパス管に内燃機関の運転状況に応じて開閉する開閉弁を設けたものがある(特許文献1参照)。
実開平2−28514号公報
ところが、前記排気装置の場合、バイパス管は一つであるから、バイパス管の通路面積が大きくなるので、開閉弁が大形化し、その結果、開閉弁の追従性が低下する。前記特許文献1の末尾に、バイパス管を排気ガスの流れ方向の複数箇所に設ける構造が示唆されており、この構造によれば、各バイパス管の通路面積が小さくなって、開閉弁が小型化されるが、すべてのバイパス管に開閉弁を設けるので、開閉弁の数が増大し、それだけ構造の複雑化を招く。
そこで、本発明は、制御動作の追従性に優れ、かつ簡易な構造で出力特性を向上させることができる内燃機関の排気装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の第1構成に係る内燃機関の排気装置は、多気筒内燃機関の各気筒の排気ポートに接続された排気管と、対をなす排気管同士を連通させる複数の連通路と、前記複数の連通路の少なくとも一つを除く他の連通路を内燃機関の運転状態に応じて開閉する排気制御弁とを備え、前記排気制御弁の開度は、エンジン回転数が所定の開弁開始回転数に達してから、エンジン回転数の増加とともに連続的に増大し、排気制御弁が設けられていない連通路は、排気制御弁が設けられている連通路よりも通路面積が狭くなっている
この構成によれば、対となる排気管同士を連通させる複数の連通路が設けられているから、単一の連通路を設ける場合に比べて各連通路の通路面積が小さくなり、それだけ排気制御弁も小形になるので、制御指令に対する排気制御弁の動作の追従性が向上する。しかも、複数の連通路の一部にのみ排気制御弁を設けるので、排気制御弁の数が少なくなり、それだけ構造が簡略化される。連通路の位置または大きさを適切に設定することにより、一部の連通路を開閉するだけで内燃機関の出力特性を向上させることができる。ここで、内燃機関の運転状態には、回転数、スロットル開度、吸気圧力、負荷などが含まれる。
本発明の第2構成に係る内燃機関の排気装置は、前記第1構成における「排気制御弁が設けられていない連通路は、排気制御弁が設けられている連通路よりも通路面積が狭くなっている」という特定要素に代えて、前記連通路は前記排気管の長さ方向に沿って2つ設けられており、前記排気ポートから遠い方の連通路が前記排気制御弁により開閉されるようにしている
この構成によれば、排気の脈動による動的効果(排気慣性)が強く作用する、排気ポートに近い方の連通路は、常時開放されるので、排気ガスが円滑に排出される。また、排気ポートから遠い方の連通路を前記排気制御弁により開閉することで、排気ガスの流量に応じた適切な排気慣性を利用できる。したがって、内燃機関の出力特性を向上させることができる。
本発明の第3構成に係る内燃機関の排気装置は、前記第1構成における「排気制御弁が設けられていない連通路は、排気制御弁が設けられている連通路よりも通路面積が狭くなっている」という特定要素に代えて、排気制御弁が設けられていない連通路は、エンジンの所定の開弁開始回転数未満の回転数で、二つの排気管同士の連通により互いの排気慣性が影響し合って排気効率が向上する位置に配置され、排気制御弁が設けられている連通路は、エンジンの所定の開弁開始回転数以上の回転数で、二つの排気管同士の連通により互いの排気慣性が影響し合って排気効率が向上する位置に配置された構成としている
本発明の第4構成に係る内燃機関の排気装置は、前記第1構成における「排気制御弁が設けられていない連通路は、排気制御弁が設けられている連通路よりも通路面積が狭くなっている」という特定要素に代えて、前記連通路は一本の配管の内部が複数の通路に仕切られているものであり、前記連通路は、全回転領域で排気慣性を有効に利用できる位置に配置された構成としている。
本発明に係る内燃機関の排気装置によれば、内燃機関の運転状態に応じて出力特性を効率的に向上させることができる。また、排気制御弁が小形になるので、制御動作の追従性が向上する。さらに、排気制御弁の数が抑制されるので、構造が簡略化される。
以下、本発明の好ましい実施形態について図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る内燃機関の排気浄化装置を備えた自動二輪車を示す側面図である。
同図に示す自動二輪車は、車体フレームFRの前半部を構成するメインフレーム1の前端に、ヘッドパイプ11、アッパーブラケット12およびロワーブラケット13を介してフロントフォーク2が支持され、このフロントフォーク2の下端に前輪3が支持され、その上部がフェンダ4で覆われている。アッパーブラケット12にはハンドル5が取り付けられている。メインフレーム1の後端下部には、スイングアームブラケット6が形成され、このスイングアームブラケット6に、スイングアーム7が、ピボット軸8を介して、前端部を中心として上下揺動自在に支持されている。このスイングアーム7の後端には後輪9が支持されている。前記メインフレーム1の後部に連結されたシートレール10が車体フレームFRの後半部を構成している。メインフレーム1の中央下部にはエンジンEが支持され、このエンジンEの前方にラジエータ31が配置されている。また、前記エンジンEのシリンダヘッド32に形成された4つの排気ポート33のそれぞれに、排気管14A、14B,14C,14D(図2)が接続されている。エンジンEは、例えば往復動型内燃機関の一種である4サイクルエンジンである。
シートレール10にはライダー用シート18と同乗者用シート19が支持されている。前記メインフレーム1の上部、つまり、車体上部で、前記ハンドル5とライダー用シート18との間には、燃料タンク20が取り付けられている。また、車体前部に、前記ハンドル5の前方から車体前部の側方にかけての部分を覆う樹脂製のカウリング21が装着されており、このカウリング21の後方部分はエンジンEの側部と下部とを覆っている。
エンジンEの4本の排気管14A〜Dは、エンジンEの下方に当たる位置で1本に集合されている。すなわち、平面図である図2に示すように、前部側の第1集合管15Aで隣接する2本ずつが各1本、合計2本に集合され、2本の第1集合管15Aが後部側の第2集合管15Bで1本に集合されている。各第1集合管15A,15Aのそれぞれに排気浄化用の触媒コンバータ22が内蔵されており、対応する各一対の各排気管14A/B,14C/Dからの排気ガスを共通の触媒コンバータ22により浄化する。前記第2集合管15Bの後端にジョイントパイプ16が接続され、さらに、このジョイントパイプ16の後端に、図1に示すサイレンサ17が接続されている。
図3は、図2の要部である排気管14A〜Dを前方から見た拡大正面図である。同図に示すように、排気ポート33に接続された4本の排気管14A〜14Dのうち、隣接する各2本の排気管が対をなしており、車体左側(図3の右側)の対をなす2本の排気管14A(外側)/14B(内側)同士は、排気管14A,14Bの長さ方向に沿って異なる箇所に設けた第1および第2の連通路23A,23Bにより連通されており、同様に、車体右側(図3の左側)の対をなす2本の排気管14C(内側)/14D(外側)同士も、排気管14C,14Dの長さ方向に沿って異なる箇所に設けた第1および第2の連通路23A,23Bにより連通されている。連通路23A,23Bはそれぞれ、円管からなる連通管42A,42Bの内部に形成された、横断面円形の通路である。排気ポート33に遠い方の連通路23Bに、通路開閉用の排気制御弁24が設けられ、前記排気ポート33に近い方の連通路23Aには排気制御弁が設けられていない。
連通路23Aは、エンジンEの低速回転時(概ね5,000rpm未満)に二つの排気管14A,14Bまたは排気管14C,14D同士の連通により互いの排気慣性が影響し合って排気効率が向上する位置に配置されている。連通路23Bも同様に、エンジンEの中高速回転時(概ね5,000rpm以上)に二つの排気管14A,14Bまたは排気管14C,14D同士の連通により互いの排気慣性が影響し合って排気効率が向上する位置に配置されている。図1のメインフレーム1に排気制御弁24を開閉駆動するアクチュエータ35が支持され、ライダー用シート18の下方に、アクチュエータ35の制御を含めた電気系統制御用の電子制御ユニット36が配置されている。なお、電子制御ユニット36内の回路は図示を省略している。
前記排気制御弁24はバタフライ弁であり、図3のIV-IV 線断面図である図4に一方の排気管対14A,14Bの連通路23Bを代表として示すように、連通路23B内に位置して軸心C1 回りに回動する弁体24aを有し、前記連通路23Bを形成する連通管42Bの前部から弁体24aの弁軸24bの一端部が突出し、この弁軸24bの一端部にプーリ25が固定されている。このプーリ25とアクチュエータ35との間は、駆動力伝達部材の一例であるワイヤ(もしくはケーブル)26で連結されており、回転センサ37からのエンジン回転数を示す回転数信号S1、スロットル開度を示すスロットル開度信号S2およびエンジンの吸気通路の圧力を示す吸気圧信号S3を入力とする電子制御ユニット36からの制御信号(制御指令)を受けて前記アクチュエータ35が駆動され、ワイヤ26を介して弁体24aを軸心C1回りに連続的に回動させて、排気制御弁24を開閉するようになっている。すなわち、排気制御弁24を回動させて、連通路23Bの開度、つまり、通路面積を連続的に変化させるように制御している。図4の場合、排気制御弁24が閉じられた状態Aを示しており、弁体24aは連通管42Bの管軸方向に直交して位置している。一方、排気制御弁24が開かれた状態Bでは、弁体24aは連通管42Bの管軸方向に平行な姿勢となる。
図5は、図3の連通路23A、23Bで連通されている排気管14A,14Bを模式的に示している。同図に示すように、排気ポート33(図3)に近い上側に位置する連通路23Aの直径は比較的小寸法となっており、下側に位置する連通路23Bの直径は比較的大寸法となっている。エンジン回転数が低速回転域にあるときには、前記排気制御弁24は動作せず、閉じたままである。エンジン回転数が中速回転域に達したとき、前記排気制御弁24を開放し始める。図6に示すように、排気制御弁24の開度は回転数(rpm)の上昇とともに増大し、高速回転領域(概ね8,000rpm)に達したとき全開となる。排気制御弁24の開放が始まる開弁開始回転数N1および全開回転数N2は、スロットル開度、吸気圧力等により適宜設定される。
次に、前記のように構成された本発明に係る内燃機関の排気装置の作用について出力特性を示す図7とともに説明する。図7において、まず、対をなす排気管同士が連通路で連通されていない場合、点線aで示すように、排気慣性の相互利用ができないので、低速回転から高速回転に至る全段階を通してエンジン出力が低くなっている。これに対し、対をなす排気管同士を1つの連通路によって連通した場合、一点鎖線bで示すように、低速回転時と高速回転時には排気慣性の相互利用によってエンジン出力が向上する。しかしながら、低速回転から中速回転に至る段階で、エンジン出力が排気慣性のミスマッチによって低下している。
これに対し、本発明の排気装置による場合、実線cで示すように、エンジン回転数が低速回転から中速回転、高速回転と増加するにつれてエンジン出力が円滑に増大している。これは、低速回転時に連通路23Aによって排気管14A,14Bおよび14C,14D同士が連通して排気慣性が相互利用され、中高速回転時に連通路23Aと徐々に開く連通路23Bの両方によって、排気管14A,14Bおよび14C,14D同士が連通して、排気慣性が相互利用されるからである。また、排気ガス量の多い高速回転時には両方の連通路23A,23Bが開放されて連通路の総通路面積が広がるので、排気慣性が効率よく利用される。さらに、対となる排気管14A,14Bおよび14C,14D同士を連通させる連通路23A,23Bが複数設けられているから、単一の連通路を設ける場合に比べて、各連通路23A,23Bの通路面積が小さくなり、それだけ排気制御弁24も小形になるので、制御指令に対する排気制御弁24の動作の追従性が向上する。しかも、複数の連通路23A,23Bの一部にのみ排気制御弁24を設けるので、排気制御弁24の数が少なくなり、それだけ排気装置の構造および制御系が簡略化される。
図8は他の実施形態を示すものであって、二重管構造の連通管43により形成された連通路を有する排気装置の例を示している。同図(A)に示すように、中央位置に連通路23B1があり、この連通路23B1を挟んで上下に連通路23A1,23A1が設けられている。排気制御弁24は、23B1に設けられている。この実施形態の場合も排気制御弁24は図6のように開度が制御される。エンジン回転数が低速回転時は、図8(B)に示すように、連通路23B1が排気制御弁24によって閉じられ、上下の連通路23A1,23A1のみが連通状態となっている。一方、エンジン回転数が高速回転の場合には、前記排気制御弁24は全開され、図8(A)の排気管14A,14Bとが、両連通路23A1,23B1により連通状態となる。エンジン回転数が中速回転の場合には前記排気制御弁24は、図6に示すように、低速回転時と高速回転時のほぼ中間の開度に開かれる。第1および第2の連通路23A1,23B1を含む二重管は、低速回転時と中高速回転時の両方で排気慣性を有効に利用できる位置、例えば図5の第1連通路23Aと第2連通路23Bの中間に配置することで、全回転数領域において排気効率を高めて、内燃機関の出力を向上させることができる。
図8の二重管構造の連通路23A1,23B1において、図9(A)に示すように、内側の第2連通路23B1を、二重管の中心ではなく、前方、つまり、排気ガスの上流側寄りに配置してもよく、図9(B)に示すように、排気ガスの下流側寄りに配置してもよい。また、図10(A),(B)に示すように、二重管を使用することなく、隔壁28A1,28B1により、連通路23A1,23B1を分離してもよい。
本発明に係る内燃機関の排気装置を備えた自動二輪車を示す側面図である。 図1の要部を拡大して示す平面図である。 図2の要部である排気管を前方から見た拡大正面図である。 排気制御弁の内部構造を拡大して示す図3のIV−IV線断面図である。 図3を模式的に示す断面図である。 出力特性を示す特性図である。 弁開度と内燃機関回転数の関係を示す特性図である。 他の実施形態を模式的に示す断面図である。 図8に示す他の実施形態の変形例を示す断面図である。 図8に示す他の実施形態のさらに別の変形例を示す断面図である。
符号の説明
14A〜14D 排気管
23A,23B,23A1,23B1 連通路
24 排気制御弁
33 排気ポート
E エンジン(内燃機関)

Claims (5)

  1. 多気筒内燃機関の各気筒の排気ポートに接続された排気管と、
    対をなす排気管同士を連通させる複数の連通路と、
    前記複数の連通路の少なくとも一つを除く他の連通路を内燃機関の運転状態に応じて開閉する排気制御弁とを備え、
    前記排気制御弁の開度は、エンジン回転数が所定の開弁開始回転数に達してから、エンジン回転数の増加とともに連続的に増大し、
    排気制御弁が設けられていない連通路は、排気制御弁が設けられている連通路よりも通路面積が狭くなっている内燃機関の排気装置。
  2. 多気筒内燃機関の各気筒の排気ポートに接続された排気管と、
    対をなす排気管同士を連通させる複数の連通路と、
    前記複数の連通路の少なくとも一つを除く他の連通路を内燃機関の運転状態に応じて開閉する排気制御弁とを備え、
    記排気制御弁の開度は、エンジン回転数が所定の開弁開始回転数に達してから、エンジン回転数の増加とともに連続的に増大し、
    前記連通路は前記排気管の長さ方向に沿って2つ設けられており、前記排気ポートから遠い方の連通路が前記排気制御弁により開閉される内燃機関の排気装置。
  3. 多気筒内燃機関の各気筒の排気ポートに接続された排気管と、
    対をなす排気管同士を連通させる複数の連通路と、
    前記複数の連通路の少なくとも一つを除く他の連通路を内燃機関の運転状態に応じて開閉する排気制御弁とを備え、
    前記排気制御弁の開度は、エンジン回転数が所定の開弁開始回転数に達してから、エンジン回転数の増加とともに連続的に増大し、
    排気制御弁が設けられていない連通路は、エンジンの所定の開弁開始回転数未満の回転数で、二つの排気管同士の連通により互いの排気慣性が影響し合って排気効率が向上する位置に配置され、排気制御弁が設けられている連通路は、エンジンの所定の開弁開始回転数以上の回転数で、二つの排気管同士の連通により互いの排気慣性が影響し合って排気効率が向上する位置に配置されている内燃機関の排気装置。
  4. 多気筒内燃機関の各気筒の排気ポートに接続された排気管と、
    対をなす排気管同士を連通させる複数の連通路と、
    前記複数の連通路の少なくとも一つを除く他の連通路を内燃機関の運転状態に応じて開閉する排気制御弁とを備え、
    前記排気制御弁の開度は、エンジン回転数が所定の開弁開始回転数に達してから、エンジン回転数の増加とともに連続的に増大し、
    前記連通路は一本の配管の内部が複数の通路に仕切られているものであり、前記連通路は、全回転領域で排気慣性を有効に利用できる位置に配置されている内燃機関の排気装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項において、前記対をなす排気管は集合管で合流し、前記連通管が、この集合管よりも前記排気ポート側に設けられている内燃機関の排気装置。
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