JP4588684B2 - 無線通信機 - Google Patents

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本発明は無線電波を利用して音声通話等の通信を行う無線通信機に関するものである。
近年、無線通信機は携帯電話の普及に伴い市場規模は縮小したものの、
(1)維持費用が不要である。
(2)同報性により同時に複数の呼び出しが出来る。
(3)回線接続手続きが不要なので即時通話が可能である。
といった利点により、携帯電話とは異なる安定した需要が存在している。
また暗号化技術によって音声を暗号化し、特定の相手方との音声通信の通話内容の漏洩を防止することの出来る、いわゆる秘話通信が可能な無線通信機もある。更に、通常の音声通信機能と秘話通信機能とを同一筐体内に収めた無線通信機も普及の兆しを見せている。
以下図面を参照しながら、上述した従来の無線通信機の一例について説明する。図3は従来の無線通信機のブロック図、図4は従来の無線通信機の外観図を示すものである。図3において、1は送受信アンテナで、無線通信機が送信状態にあるときは送信電波を空間に輻射し、無線通信機が受信状態にあるときは空間から到来した電波を捕捉する。
14は送受信切替手段で、送受信切替手段14は上記送受信アンテナ1に接続され、無線通信機が送信状態にあるときは接点Tに接続され、無線通信機が受信状態にあるときは接点Rに接続される。
7はマイクロホンで、人の音声等の音響信号を電気信号に変換する。マイクロホン7の出力はスイッチ15aに接続されている。4は音声スクランブルエンコーダで、マイクロホン7から入力された音声信号の通話内容を人間の聴覚で認識できない信号に変換する。スクランブルエンコーダ4によって変換された信号を以後スクランブル信号と呼称する。
3は変調送信手段で、入力は上記スイッチ15aの接点N及び上記音声スクランブルエンコーダ4の出力に接続され、上記マイクロホン7から入力された音声信号又は上記音声スクランブルエンコーダ4で変換されたスクランブル信号を無線電波として送信可能な高周波信号に変調し、送受信アンテナ1から輻射するために必要な高周波電力に増幅する。変調送信手段3の出力は送受信切替手段14の接点Tに接続されている。スイッチ15aの接点Sは上記音声スクランブルエンコーダ4の入力に接続されている。
8は受信復調手段で、受信復調手段8の入力は上記送受信切替手段14の接点Rに接続され、送受信アンテナ1が捕捉した無線電波の高周波信号を増幅し、音声信号等の必要な信号に復調する。
9は音声スクランブルデコーダで、音声スクランブルデコーダ9の入力は上記受信復調手段8の出力に接続され、スクランブル信号を人間の聴覚で認識できる音声信号に復元する。
17は音声増幅手段で、音声増幅手段17の入力はスイッチ15bに接続され、受信復調手段8によって復調された音声信号又は上記音声スクランブルデコーダ9で復元された音声信号を増幅する。12はスピーカで、上記音声増幅手段17の出力に接続されており、上記音声増幅手段17によって増幅された音声信号を音響に変換する。
スイッチ15bの接点Nは上記受信復調手段8の出力に、また接点Sは上記音声スクランブルデコーダ9の出力にそれぞれ接続されている。
上記スイッチ15aと上記スイッチ15bは連動しており、スイッチ15aが接点Nに接続されている場合にはスイッチ15bも接点Nに接続され、スイッチ15aが接点Sに接続されている場合にはスイッチ15bも接点Sに接続される。
また図4は従来の無線通信機の外観図を示しており、図3と同一番号を付した構成要素は同じ機能を有すため、説明を省略する。図4において、13は表示器で、無線通信機の送受信周波数の表示や信号強度の表示等に使用される。また、音声信号をスクランブル信号に変換し、またスクランブル信号を音声信号に復元する場合の暗号コードを設定する機能等も備えている。
また図4において、16はPTTスイッチで、Push−To−Talk Switchの略であり、以後PTTスイッチと呼ぶ。PTTスイッチ16は無線通信機を受信状態から送信状態に切り替えるために使用者が操作するスイッチであり、PTTスイッチ16を押してon状態にすることにより、図3における送受信切換手段14が接点Rから接点Tに切り替わり、無線通信機を送信状態にすることが出来る。またPTTスイッチ16を開放してoff状態にした時は送受信切替手段14は接点Rに接続され、無線通信機は受信状態となる。
図4において、18はスクランブルスイッチで、秘話通信を行う場合にはonに、また通常通信を行う場合にはoffにする。スクランブルスイッチ18は図3におけるスイッチ15a及びスイッチ15bそのものであり、スクランブルスイッチ18をonにした場合には図3におけるスイッチ15a及びスイッチ15bが接点Sに切り替わり、またスクランブルスイッチ18をoffにした場合には図3におけるスイッチ15a及びスイッチ15bが接点Nに切り替わる。
図4において、PTTスイッチ16を押すことにより無線通信機は送信状態となり、マイクロホン7に向かって音声を入力すれば、音声が無線電波となって送受信アンテナ1から送信される。またPTTスイッチ16を離すことにより無線通信機は受信状態となり、到来した電波に含まれる音声信号が復調され、スピーカ7から音響となって出力される。
以上のように構成された無線通信機について、以下その動作について図3及び図4を用いて説明する。まず、図4におけるPTTスイッチ16はoff状態であるものとし、従って図3における送受信切換手段14は接点Rに接続されているものとする。
また、図4におけるスクランブルスイッチ18はoff状態とし、従って図3におけるスイッチ15a及びスイッチ15bは接点Nに接続されているものとする。さらに、通信の相手方は図3及び図4に示す無線通信機と同等のものを持っており、通信の相手方のスクランブルスイッチもoff状態になっているものとする。
この状態で、PTTスイッチ16をonにすると、図3における送受信切換手段14が接点Rから接点Tに切り替わる。
マイクロホン7に入力された音響信号は電気信号となり、スイッチ15aから接点Nを経由して変調送信手段3によって無線電波として送信可能な高周波信号に変調された後に送受信切換手段14の接点Tを経由して送受信アンテナ1から電波となって空間に輻射される。この場合に輻射される無線電波には音声スクランブルエンコーダ4を経由しない音声信号が変調されている。
相手方の無線通信機は受信状態であるとし、相手方の無線通信機の送受信切換手段14は接点Rに接続されている。この状態では、相手方の無線通信機の送受信アンテナ1が捕捉した無線電波の高周波信号は受信復調手段8によって増幅され音声信号等の必要な信号に復調される。受信復調手段8の出力信号はスイッチ15bを経由して音声信号増幅手段17によって増幅され相手局の無線通信機のスピーカ12から自局の音声信号が音響となって出力される。
即ち、自局も相手局も無線通信機のスクランブルスイッチ18をoffにすることにより、スクランブル信号を使用しない通常の音声の無線通信を行うことが出来る。しかし、この場合の無線電波は周波数と変調方式を一致させれば第三者が簡単に通話内容を認識できる。従ってこの状態では通話内容を秘匿することは出来ない。
通話内容を秘匿したい場合、即ち秘話通信を行いたい場合には特殊な処理によって音声を人間の聴覚で認識できない信号に変換する。即ち音声スクランブル処理を行った後に通信を行う。以下に音声スクランブルを使用した通信について説明する。
まず、図4におけるPTTスイッチ16はoff状態で、図3における送受信切換手段14は接点Rに接続されているものとする。図4におけるスクランブラスイッチ18をon状態に切換え、図3におけるスイッチ15a及びスイッチ15bも接点Sに切り替わっているものとする。
この状態で、PTTスイッチ16をonにすると、図3における送受信切換手段14が接点Rから接点Tに切り替わる。マイクロホン7に入力された音響信号は電気信号となり、スイッチ15aから接点Sを経由して音声スクランブルエンコーダ4に入力され、人間の聴覚で認識できない信号、即ちスクランブル信号に変換される。
次に、変調送信手段3によって無線電波として送信可能な高周波信号に変調された後に送受信切換手段14の接点Tを経由して送受信アンテナ1から電波となって空間に輻射されるが、その動作はスイッチ15aが接点Nに接続されている場合と同様である。
この状態では、相手方の無線通信機の送受信アンテナ1が捕捉した無線電波の高周波信号は受信復調手段8によって増幅され信号に復調された後、音声スクランブルデコーダ9に入力される。そして、スクランブル信号は人間の聴覚で認識できる音声信号に復元され、スイッチ15bを経由して音声信号増幅手段17によって増幅されスピーカ12から音声信号となって出力される。
即ち、自局も相手局も無線通信機のスクランブルスイッチ18をonにすることにより、音声スクランブルを経由した音声の無線通信、即ち秘話通信を行うことが出来る。復調された信号はスクランブル信号なので周波数と変調方式を一致させても第三者が通話内容を認識することはできない。通話内容を認識するためには同等の秘話機能を持った無線通信機よって、スクランブル信号を音声信号に復元するための暗号コードを設定する必要があり、通常は暗号コードは極めて大量の種類の中から選択できるようになっているので暗号コードを知らないものが暗号コードを一致させることは実用上不可能である。
従って、通話内容を秘匿して秘話通信を行いたい場合には有効な手段である。
しかしながら上記のような構成では、
(1)通信の相手方が複数あって、一部の相手方とは秘話通信を行い、その他の相手方とは通常通信を行いたい場合には、図4におけるスクランブルスイッチ18をその都度切り替えなければならず、操作が煩雑である。
(2)自局の無線通信機がスクランブルスイッチをonにし、秘話通話を行いたい相手方の無線通信機がスクランブルスイッチをoffにしていた場合には相手方は通話内容を認識できないため通話が出来ない。またその逆も同様である。
という問題点を有していた。
本発明は上記問題点を解決し、スクランブルスイッチの切換を無くし、通常の音声通信と秘話通信にそれぞれ割り当てられた複数のPTTスイッチを押すだけで即座に通常通信又は秘話通信を行うことの出来る無線通信機を提供することにある。
上記問題点を解決するために本発明の無線通信機は、
(1)マイクロホンから入力された音声信号等を変調し無線電波として送信するための変調送信手段と、無線電波を受信し音声信号等に復調するための受信復調手段と、音声信号の通話内容を人間の聴覚で認識できないスクランブル信号に変換するための音声スクランブルエンコーダと、上記スクランブル信号を人間の聴覚で認識できる信号に復元するための音声スクランブルデコーダと、上記マイクロホンから入力された音声信号を直接に上記変調送信手段に入力すると同時に無線通信機を送信状態にするための第一のPTTスイッチと、上記マイクロホンから入力された音声信号を上記音声スクランブルエンコーダを経由して上記変調送信手段に入力すると同時に無線通信機を送信状態にするための第二のPTTスイッチとを備えたことを特徴とする。
また、(2)上記(1)の構成において、上記受信復調手段の出力信号中のスクランブル信号の有無を検出するためのスクランブル信号検出手段と、上記スクランブル信号検出手段によってスクランブル信号が検出された場合には自動的に上記スクランブルデコーダによって復元された信号を音響として再生するように作動する切換手段とを付加したものである。
本発明の無線通信機は、上記した構成(1)によって、スクランブルスイッチの切換を無くし、第一のPTTスイッチを押せば通常の音声信号を送信し、第二のPTTスイッチを押せば通話内容が秘匿されたスクランブル信号を送信するため、通常の音声通信と秘話通信を切り替える必要がなく、極めて迅速な送信動作を行うことが出来る。
また本発明の無線通信機は、上記した構成(2)によって、相手局から送信された信号が通常の音声信号であればそのまま音響として再生し、また通話内容が秘匿されたスクランブル信号であれば音声スクランブルデコーダによって復元された音声信号を再生するので、受信側で通常通信と秘話通信の切換をする必要がない。従って、即座に応答することが出来るので迅速な通信動作を行うことが出来る。
以下本発明に係る実施形態について、図面を参照して説明する。なお、同様の構成要素については同一の符号を付している。
図1は本発明の実施例の無線通信機のブロック図、図2は本発明の実施例の無線通信機の外観図を示すものである。図1において、図3と同一番号を付した構成要素は、その目的、機能及び動作において図3における従来例と全く同一であるため説明を省略し、従来例と異なる構成要素についてのみ説明する。
5はノーマルPTTスイッチでマイクロホン7と変調送信手段3の間に設けられている。ノーマルPTTスイッチ5をonすることによりマイクロホン7の音声信号は変調送信手段3に入力される。6はスクランブルPTTスイッチでマイクロホン7と音声スクランブルエンコーダ4の間に設けられている。スクランブルPTTスイッチ6をonすることによりマイクロホン7の音声信号は音声スクランブルエンコーダ4によって通話内容が認識できない信号、即ちスクランブル信号に変換され変調送信手段3に入力される。
2は送受信切換手段で図3における送受信切換手段14と機能的には全く同じであるが、上記ノーマルPTTスイッチ5及びスクランブラPTTスイッチ6と連動しており、ノーマルPTTスイッチ5又はスクランブラPTTスイッチ6をonにする動作に連動して自動的に接点Rから接点Tに切り替わる点が異なる。
10はスクランブル信号検出手段で、受信復調手段8によって復調された信号にスクランブル信号が含まれているかどうかを検出する。スクランブル信号が検出されなければ、その信号は通常の音声通話信号であるため、切換スイッチ11を接点Nに接続する。またスクランブル信号が検出されれば、その信号は相手方の無線通信機の音声スクランブルエンコーダ4で処理されたスクランブル信号であるため、切換スイッチ11を接点Sに接続し、音声スクランブルデコーダ9によって人間の聴覚で認識できる音声信号に復元された信号を音声信号増幅器17に入力する。
切換スイッチ11は図3におけるスイッチ15bと類似の機能であるが、図3におけるスイッチ15bが手動で切り替えるのに対し、図1における切換スイッチ11はスクランブル信号検出手段10によってスクランブル信号が検出されたかどうかで自動的に切り替わる点が異なる。
また図2は本発明の実施例の無線通信機の外観図を示しており、図1と同一番号を付した構成要素は同じ機能を有すため、説明を省略する。
図2において図4と異なる点は、図4におけるスクランブルスイッチ18が削除されている点と、図4ではPTTスイッチがPTTスイッチ16だけ存在するのに対し図2ではノーマルPTTスイッチ5とスクランブラPTTスイッチ6の2個のPTTスイッチを有している点である。
以上のように構成された無線通信機について、以下図1及び図2を用いてその動作を説明する。
まず図1において、送受信切替スイッチ2が接点Rに接続された状態において、ノーマルPTTスイッチ5をonすると、マイクロホン7の出力が変調送信手段3に接続されると同時に送受信切換手段2が接点Rから接点Tに切り替わる。即ち、図4におけるスクランブラスイッチ18をoffにした後にさらにPTTスイッチ16をonにした場合の動作と全く同一となる。従って、常に一つの操作だけで通常の音声通信の電波を送信することが出来る。
次に図1におけるスクランブルPTTスイッチ6をonすると、マイクロホン7の出力は音声スクランブルエンコーダ4を経由して変調送信手段3に入力されると同時に送受信切換手段2が接点Rから接点Tに切り替わる。即ち、図4におけるスクランブラスイッチ18をonにした後に更にPTTスイッチ16をonにした場合の動作と全く同一となる。従って、常に一つの操作だけで通話内容が秘匿されたスクランブル信号を送信することが出来る。
従って、独立した2個のPTTスイッチ、即ちノーマルPTTスイッチ5とスクランブルPTTスイッチ6のいずれか1つを操作することにより、即座に通常通信又は秘話通信を開始することが出来る。
次に、受信時の動作について説明する。受信時の動作は、本発明の請求項2に該当する。図1において、スクランブル信号検出手段10は受信復調手段8の復調信号を常時監視しており、復調信号からスクランブル信号を検出しない場合にはその復調信号は通常の音声信号ということになるのでスクランブル信号検出手段10の出力は切換スイッチ11を接点Nに自動的に切り替える。従って、スピーカからは通常の音声信号が再生される。
また復調信号からスクランブル信号を検出すればその復調信号は相手方の無線通信機の音声スクランブルエンコーダ4で処理された信号、即ちスクランブル信号ということになるのでスクランブル信号検出手段10の出力は切換スイッチ11を自動的に接点Sに切り替える。従って、音声スクランブルデコーダ9によって通常の音声信号に復元された信号が音声信号増幅手段に入力されるのでこの場合にもスピーカからは音声信号が音響となって再生される。
以上のように本実施の形態によれば、
(1)マイクロホンから入力された音声信号等を変調し無線電波として送信するための変調送信手段と、無線電波を受信し音声信号等に復調するための受信復調手段と、音声信号の通話内容を人間の聴覚で認識できないスクランブル信号に変換するための音声スクランブルエンコーダと、上記スクランブル信号を人間の聴覚で認識できる信号に復元するための音声スクランブルデコーダと、上記マイクロホンから入力された音声信号を直接に上記変調送信手段に入力すると同時に無線通信機を送信状態にするための第一のPTTスイッチと、上記マイクロホンから入力された音声信号を上記音声スクランブルエンコーダを経由して上記変調送信手段に入力すると同時に無線通信機を送信状態にするための第二のPTTスイッチとを設けることにより、スクランブルスイッチの切換を無くし、ノーマルPTTスイッチを押せば通常の音声信号を送信し、スクランブルPTTスイッチを押せば通話内容が秘匿されたスクランブル信号を送信するため、通常の音声通信と秘話通信を切り替える必要がなく、極めて迅速な送信動作を行うことが出来る。
また、
(2)上記(1)に、上記受信復調手段の出力信号中のスクランブル信号の有無を検出するためのスクランブル信号検出手段と、上記スクランブル信号検出手段によってスクランブル信号が検出された場合には自動的に上記スクランブルデコーダによって復元された信号を音響として再生するように作動する切換手段とを付加して設けることにより、相手局から送信された信号が通常の音声信号であればそのまま音響として再生し、また通話内容が秘匿されたスクランブル信号であれば音声スクランブルデコーダによって復元された音声信号を再生する。従って、受信側で通常通信と秘話通信の切換をする必要がなく、即座に応答することが出来るので迅速な通信動作を行うことが出来る。
なお、実施例においてスイッチ類は機械的スイッチとして表現しているが、半導体スイッチやソフトウェアによる制御によって同等の機能が実現できることは言うまでもない。
本発明は、通常の音声通信専用の無線通信機を使用するグループAと秘話通信専用の無線通信機を使用するグループBがある場合、双方のグループに対して通信を行う必要のある局の無線機として特に最適である。
本発明の実施形態を示す無線通信機のブロック図 同無線通信機の外観図 従来の無線通信機のブロック図 同無線通信機の外観図
符号の説明
3 変調送信手段
4 音声スクランブルエンコーダ
5 ノーマルPTTスイッチ
6 スクランブルPTTスイッチ
8 受信復調手段
9 音声スクランブルデコーダ
10 スクランブル信号検出手段
11 切換スイッチ

Claims (2)

  1. マイクロホンから入力された音声信号等を変調し無線電波として送信するための変調送信手段と、無線電波を受信し音声信号等に復調するための受信復調手段と、音声信号の通話内容を人間の聴覚で認識できないスクランブル信号に変換するための音声スクランブルエンコーダと、上記スクランブル信号を人間の聴覚で認識できる信号に復元するための音声スクランブルデコーダと、上記マイクロホンから入力された音声信号を直接に上記変調送信手段に入力すると同時に無線通信機を送信状態にするための第一のPTTスイッチと、上記マイクロホンから入力された音声信号を上記音声スクランブルエンコーダを経由して上記変調送信手段に入力すると同時に無線通信機を送信状態にするための第二のPTTスイッチとを備えたことを特徴とする無線通信機。
  2. 上記受信復調手段の出力信号中のスクランブル信号の有無を検出するためのスクランブル信号検出手段と、上記スクランブル信号検出手段によってスクランブル信号が検出された場合には自動的に上記スクランブルデコーダによって復元された信号を音響として再生するように作動する切換手段とを備えたことを特徴とする請求項1記載の無線通信機。
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