JP2577618Y2 - スクランブル通信装置 - Google Patents

スクランブル通信装置

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JP2577618Y2
JP2577618Y2 JP1992039891U JP3989192U JP2577618Y2 JP 2577618 Y2 JP2577618 Y2 JP 2577618Y2 JP 1992039891 U JP1992039891 U JP 1992039891U JP 3989192 U JP3989192 U JP 3989192U JP 2577618 Y2 JP2577618 Y2 JP 2577618Y2
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間 輝 彦 岩
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日通工 株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本考案は、スクランブル通信装置
に関し、特に盗聴を防止するスクランブル通信装置に関
する。 【0002】 【従来の技術】電話回線に接続された親機と無線回線を
介して接続された子機を少なくとも一台有するコードレ
ス電話装置は、種々機能を付加された形で広く普及して
いる。この付加機能の代表的な1つとして盗聴防止機能
がある。従来の代表的な盗聴防止方式は、親機と子機間
で授受される電波信号に予め定めたスクランブルをかけ
る方式である。この方式では、例えば、所定のタイムス
ロット毎に周波数スペクトラム成分を入れ替え操作する
等の所定のスクランブルがかけられる。 【0003】 【考案が解決しようとする課題】上述のように、従来の
スクランブル通信装置は、親機と子機間の無線通信を電
波信号に対する比較的定まった方式でスクランブル処理
を施して盗聴を防止しつつ通信を行っている。しかしな
がら、親機と子機から送出される電波信号は、屋内にと
どまらず、屋外、外部にも到達する。したがって、屋外
で上記親機と子機の双方からの電波信号を授受している
と、スクランブル方式が良く知られている形式であるこ
ともあり、上記スクランブル方式の解読が可能となって
しまい、一旦、スクランブル方式が解読されると、通信
内容が簡単に盗聴されてしまうという問題がある。 【0004】そこで、本考案の目的は、盗聴の可能性を
著しく低減したスクランブル通信装置を提供することに
ある。 【0005】 【課題を解決するための手段】前述の課題を解決するた
め、本発明によるスクランブル通信装置は、局線と接続
された親機と、該親機と有線で接続され前記親機から送
出された特定信号を赤外線信号として送光する赤外線発
光素子を有する赤外線発光部と、前記親機と無線回線を
介して接続され前記赤外線信号を受光する赤外線受光部
を有する少なくとも一台の子機とを備え、前記親機は、
スクランブル方式を規定するスクランブル制御コード及
び音声/データを含む情報を前記赤外線発光部に前記特
定信号として送出する手段と、前記無線回線を介して受
信した前記子機からの信号を前記規定されたスクランブ
ル方式に基づいて復調する手段を有し、前記子機は、前
記赤外線受光部を介して受光した赤外線信号に含まれる
前記音声/データ情報を復調する復調手段と、前記赤外
線に含まれる前記スクランブル制御コードを解析し、解
析結果に基づいて送信情報にスクランブル処理を施して
得られたスクランブル信号を無線信号として前記無線回
線を介して前記親機側に向けて送出する手段を有して構
成される。 【0006】 【作用】本考案では、親機から子機に赤外線信号で指示
したスクランブル制御コードを送出し、子機は受信した
スクランブル制御コードに基づくスクランブル処理を施
した通話信号を無線回線を介して親機に向けて送出する
ことにより、親機からの赤外線信号の外部への漏洩をな
くして、スクランブル解読による盗聴を不可能とすると
ともに、親機とは別設の上記スクランブル制御コードを
赤外線信号として送光する赤外線発光素子を有する赤外
線発光部を設け、この赤外線発光部を接続線(有線)を
介して親機に接続し、スクランブル制御コードの赤外線
としての送光を接続線の長さに依存して比較的広範囲に
わたって任意の場所から可能としている。また、子機か
ら親機に向けての信号伝達は電波を媒体とし、親機から
子機に赤外光を介して伝達される信号は上記スクランブ
ル制御コードだけでなく音声/データ信号をも含み、一
方、子機から親機に電波を介して伝達される信号は音声
/データ信号としており、親機から子機に対して送出さ
れる音声/データ情報も赤外光として伝達されるので、
親機から子機に伝達される音声/データ情報が盗聴され
る恐れはなくなり極めて秘話性の高い通話が可能とな
る。更には、親機と子機間の通信は赤外線光と無線を使
い分けており、赤外線発光部は親機にのみ設けられ、子
機側には赤外線受光部だけが設けているので子機の小型
化、低消費、電力及び低コスト化が可能となる。 【0007】 【実施例】次に、本考案の実施例について図面を参照し
ながら説明する。図1は、本考案によるスクランブル通
信装置の一実施例を示す構成図であり、コードレス電話
装置への適用例を示す。図1において、親機1では、電
話回線に結合された回線端子101または図示しない操
作キー部等から入力された音声信号またはデータは、変
調部102で変調され、増幅部103で増幅された後、
混合部105に送出される。スクランブル制御コード発
生部104は、該親機1と無線回線を介して接続される
子機2に対してスクランブル方式を規定するためのスク
ランブル制御コードを発生し、混合部105に送出す
る。混合部105では、増幅部103からの音声信号
と、スクランブル制御コード発生部104からのスクラ
ンブル制御コードとを、例えば、図2に示す如く、音声
/データとスクランブル制御コードを周波数的に混合し
て発光部106に出力する。発光部106は、上記混合
信号を赤外線信号として子機2の受光部201に向けて
送出する。 【0008】子機2側の受光器201で受光された信号
は、受信部202で受信され、復調回路203で復調さ
れ、図2のように周波数的に分離される。復調回路20
3からの音声信号は、増幅部204で増幅された後、ス
ピーカ205から出力される。また、解析部206は、
復調部203からのスクランブル制御コードを解析し、
解析結果をスクランブル部210に出力する。 【0009】マイク207から入力された音声信号は、
変調部208で変調され、増幅部209で増幅された
後、スクランブル部210に出力される。スクランブル
部210は、増幅部209からの音声信号に対して、解
析部206から送出されるスクランブル制御コードに基
づいてスクランブル処理を施して、アンテナ211から
無線信号として親機1のアンテナ107に向けて発す
る。 【0010】親機1側のアンテナ107で受波された信
号は、受信部108で受信される。受信部108で受信
された受信信号は、スクランブル制御コード発生部10
4から発生されたスクランブル制御コードに基づいて、
復調部109で復調され、更に増幅部110で増幅され
た後、スピーカ111から音声として出力されたり、回
線端子101を介して局線側に出力される。 【0011】図3には上記実施例の具体的構成図が示さ
れている。親機1の電話機本体1Aは、電話回線(局
線)と接続され、送受話器1Bとキー操作部1Cを内蔵
しており、接続線R/Tを介して赤外線発光部106側
に接続されている。アンテナ107は、赤外線発光部1
06上に取り付けられている。赤外線発光部106に
は、複数の赤外線発光素子が、例えば一列に配設され、
放射赤外線の指向性等を制御する。子機2は、回転部2
Cを介して第1本体2Aと第2本体2Bが回転可能に取
り付けられており、第1本体2Aには、赤外線発光部1
06からの赤外線を受光する受光部201と、受話用の
スピーカ205が設置され、第2本体2Bには、送話用
のマイク207と、アンテナ211と、データ等の入力
を行うキー部212とが設置されている。 【0012】図3の構成において、親機1からは音声/
データ信号とスクランブル制御コードとが混合されて、
発光部106から子機2の受光部201に向けて赤外線
信号として送出され、子機2側でのスクランブル形式が
指示される。子機2では、受信したスクランブル形式で
音声信号等をスクランブルして、アンテナ211から親
機1のアンテナ107に向けて送出される。親機1で
は、この受信音声信号に対して図1の親機1と同様な処
理を施してスピーカ111または回線端子101に出力
する。 【0013】 【考案の効果】以上説明したように、本考案によるスク
ランブル通信装置は、親機から赤外線信号で指示したス
クランブル制御コードを子機が受信し、子機は受信した
スクランブル制御コードに基づくスクランブル処理を施
した信号を無線回線を介して親機に向けて送出している
ので、親機からの赤外線信号は屋内に閉じ込められ、外
部、屋外に出力されることは殆どなく、子機からの無線
信号が外部に漏洩したとしても、スクランブル制御コー
ドを時々刻々、ランダムに変化させれば、スクランブル
を解読して盗聴することは殆ど不可能となり、秘匿性能
が著しく改善される。また、親機とは別設の上記スクラ
ンブル制御コードを赤外線信号として送光する赤外線発
光素子を有する赤外線発光部を設け、この赤外線発光部
を接続線(有線)を介して親機に接続し、スクランブル
制御コードの赤外線としての送光を接続線の長さに依存
して比較的広範囲にわたって任意の場所から可能とする
ように構成されているので、例えば、デスクや書庫等で
の作業中で子機の移動が制約されている場合であって
も、この赤外線発光部をできるだけ子機に近づけること
ができ、赤外線の有効な受光が可能となる。更に、子機
から親機に向けての信号伝達は電波を媒体とし、親機か
ら子機に赤外光を介して伝達される信号は上記スクラン
ブル制御コードだけでなく音声/データ信号をも含み、
一方、子機から親機に電波を介して伝達される信号は音
声/データ信号としており、親機から子機に対して送出
される音声/データ情報も赤外光として伝達されるの
で、親機から子機に伝達される音声/データ情報が盗聴
される恐れはなくなり極めて秘話性の高い通話が可能と
なる。更にまた、親機と子機間の通信は赤外線光と無線
を使い分けており、赤外線発光部は親機にのみ設けら
れ、子機側には赤外線受光部だけが設けているので、子
機の小型化、低消費、電力及び低コスト化が可能とな
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本考案によるスクランブル通信装置の一実施例
を示す構成ブロック図である。 【図2】図1に示すスクランブル通信装置の構成図であ
る。 【図3】親機から子機に向けて赤外線信号を送出される
音声/データとスクランブル制御コードとのスペクトラ
ム分布を示す図である。 【符号の説明】 1 親機 2 子機 101 回線端子 102,208 変調部 103,110,204,209 増幅部 104 スクランブル制御コード発生部 105 混合部 106 発光部 107,211 アンテナ 108,202 受信部 109,203 復調部 111,205 スピーカ 201 受光部 206 解析部 207 マイク 210 スクランブル部 212 キー部
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−235447(JP,A) 特開 昭60−208137(JP,A) 特開 平3−184455(JP,A) 特開 平2−94835(JP,A) 特開 平3−240331(JP,A) 特開 昭61−195031(JP,A) 実開 平3−91990(JP,U)

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 局線と接続された親機と、該親機と有線で接続され前記
    親機から送出された特定信号を赤外線信号として送光す
    る赤外線発光素子を有する赤外線発光部と、前記親機と
    無線回線を介して接続され前記赤外線信号を受光する赤
    外線受光部を有する少なくとも一台の子機とを備え、 前記親機は、スクランブル方式を規定するスクランブル
    制御コード及び音声/データを含む情報を前記赤外線発
    光部に前記特定信号として送出する手段と、前記無線回
    線を介して受信した前記子機からの信号を前記規定され
    たスクランブル方式に基づいて復調する手段を有し、 前記子機は、前記赤外線受光部を介して受光した赤外線
    信号に含まれる前記音声/データ情報を復調する復調手
    段と、前記赤外線に含まれる前記スクランブル制御コー
    ドを解析し、解析結果に基づいて送信情報にスクランブ
    ル処理を施して得られたスクランブル信号を無線信号と
    して前記無線回線を介して前記親機側に向けて送出する
    手段を有することを特徴とするスクランブル通信装置。
JP1992039891U 1992-05-19 1992-05-19 スクランブル通信装置 Expired - Lifetime JP2577618Y2 (ja)

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JPH0593145U JPH0593145U (ja) 1993-12-17
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