JPH0227854A - ワイヤレス電話機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ この発明は、公衆電話回線を介して相手と通話可能なワ
イヤレス電話機に係り、更に詳しくはその公衆電話回線
に接続される接続装置とハンドセットの間の信号送受を
光で行なうワイヤレス電話機に関するものである。

［従　来　例］ 近年、多種多様な機能を有する電話機やコードレス電話
機が提案されている。このうち、コードレス電話機は、
公衆電話回線に接続された接続装置とハンドセットとか
らなり、それらの間に電波による音声信号が送受される
。そのため、接続装置には電波の送受機能が備えられ、
ハンドセットには同じく電波の送受信機が内蔵されてい
る。つまり、相手の音声は、その接続装置にて電気信号
から電波信号に変換されて当該ハンドセットに送られる
。逆に、ハンドセットからの電波による音声信号は、そ
の装置にて電波信号から電気信号に変換されて相手に送
られる。

したがって、コードレス電話機は、コード等に縛られず
、室内の何の場所でも、相手と通話ができ、その使い勝
手の良さも相持って、一般家庭にも普及するようになっ
た。

［発明が解決しようとする課題］ しかしながら、上記コードレス電話機においては、公衆
電話回線に接続される接続装置とハンドセットとの間の
信号送受が所定周波数の電波によっているため１例えば
リモコンのおもちや等やその他め装置により混信を起こ
し、通話がうまく行かないということもある。

この発明は上記問題点に鑑みなされたものであり、その
目的は混信を防止することができるワイヤレス電話機を
提供することにある。

［課題を解決するための手段］ 上記目的を達成するために、この発明のワイヤレス電話
機は、公衆電話回線に接続され、電話回路を有する接続
装置に、その公衆電話回線を介して受信された音声信号
に応じた音声を出力するスピーカと、ハンドセットから
光変換されて出力されるフック信号や音声信号を受光す
る受光手段と、そのフック信号をデコードして電話機の
フックオン、オフ信号とするデコーダ部と、その音声信
号を復調する復調手段とを備え、上記ハンドセットに、
上記フック信号を発生するフックボタンと、音声が入力
されるマイクロホン手段と、上記フック信号や音声信号
を光信号に変換して出力する光変換手段とを備え、上記
接続装置に対し、上記ハンドセットから光変換されたフ
ック信号や音声信号を送信するようにしたものである。

また、この発明のワイヤレス電話機は、公衆電話回線に
接続され、電話回路を有する接続装置に。

その公衆電話回線を介して受信された音声信号を光変換
して出力する光信号発生手段と、ハンドセットから光変
換されて出力されるフック信号や音声信号を受光する受
光手段と、そのフック信号をデコードして電話機のフッ
クオン、オフ信号とするデコーダ部と、その音声信号を
復調する復調手段とを備え、上記ハンドセットに、上記
接続装置からの音声信号を受光する受光手段と、その音
声信号を復調する復調手段と、その音声信号に応じた音
声を出力するスピーカと、上記フック信号を発生するボ
タンと、音声が入力されるマイクロホン手段と、上記フ
ック信号や音声信号を光信号に変換して出力する手段と
を備え、上記接続装置と上記ハンドセットとの間で、光
変換された音声信号の送受を行なうようにしたものであ
る。

［作　　用］ 上記構成としたので、相手から上記接続装置に対して呼
び出しがかかったとき、上記ハンドセットのフックボタ
ンが押されると、そのフックボタン操作信号は光に変換
されて出力される。この光変換されたフック信号が接続
装置の受光部にて受光され、フックオフ信号とされる。

すなわち、接続装置は、電話機の送受話器を外した場合
と同じ状態となり、そのハンドセットはその接続装置を
介して相手と通話可能とされる。その相手の音声は上記
スピーカから出力され、当該ハンドセットの扱者の音声
は上記マイクロホンに人力され、光変換されて出力され
る。この光変換された音声信号が上記受光部にて受光さ
れ、電気信号に変換されて公衆電話同線を介して相手側
に送られる。

このようにして、ハンドセットの扱者の音声は光変換さ
れ、接続装置に送信され、その扱者と相手との間で、ワ
イヤレスにて通話が可能とされる。

また、上記接続装置のスピーカに代えて発光部を設け、
相手の音声が光信号に変換されて出力される。一方、上
記ハンドセットには、その光信号を受光する受光部と、
この受光部にて得られた音声信号より相手の音声を出力
するスピーカとを設け、ハンドセットと接続装置とは光
信号にてフック信号や音声信号が送受信される。このよ
うに。

相手の音声は光変換されてハンドセットに送信され、ハ
ンドセット扱者の音声も光変換されて接続装置に送信さ
れ、その扱者と相手との間で、ワイヤレスにて通話が可
能とされる。

［実　施　例］ 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。

第１図および第２図において、公衆電話回線に接続され
る接続装置１には、従来の電話機と同じ機能を有する電
話回路２と、この電話回路２にて受信された音声信号に
よる音声を出力するスピーカ装ｗ３と、ワイヤレスハン
ドセット４からの光信号を受光する受光増幅部５と、こ
の受光増幅部５にて得られた信号よりフックオン、オフ
信号をデコードするデコーダ部（ＣＰＵ）　６と、その
受光増幅部５にて受光された信号より音声信号を復調す
る復調部７とが設けられている。

一方、ハンドセット４には、上記フックオン、オフ信号
を発するためのフックボタン８と、音声を電気信号に変
換するマイクロホン装置９と、その音声を変調する変調
部１０と、この変調した音声信号あるいは上記フックオ
ン、オフ信号を出力するセレクタ部（例えばアナログス
イッチ）１１と、上記変調部１０、セレクタ部１１等を
制御する制御部（Ｃｐｕ）ｔｚと、セレクタ部１１にて
セレクトされた信号を増幅する増幅部１３と、この増幅
された信号を光信号に変換する発光部１４とが設けられ
ている。なお、このハンドセット４は、第２図に示され
るように１例えばネクタイ１５に装着できる程度に小型
化されている。

次に、上記構成のワイヤレス電話機の動作を説明する。

まず、公衆電話回線を介して電話があり、当該接続装置
１に呼び出しがかかり、その接続装置１にてトーンリン
ガによる呼び出し音が発せられたものとする。ここで、
ハンドセット４の所持者がその呼び出し音を聞き、フッ
クボタン８を押すと、制御部１２にて通常電話機のフッ
クオフに対応する信号が出力され、この信号はセレクタ
部１１を介して増幅され、光信号に変換される。このよ
うにして、光変換された信号は、同じ室内にある接続装
置１の受光増幅部５にて受光増幅され、デコーダ部６に
てフックオフ信号がデコードされ、電話回路２に入力さ
れる。すると、そのフックオフ信号を人力した電話回路
２にて、公衆電話回線が閉じられて相手と通話可能とさ
れる。

このような通話状態において、相手からの音声は、接続
袋［１のスピーカ装置３から発生される。

これに対して、ハンドセット４の所持者の音声は、マイ
クロホン装置ｆ９にて電気信号に変換され、変調部１０
にて変調され、さらにセレクタ部１１を介し、発光部１
４にて光信号に変換される。このようにして、光変換さ
れた音声信号は、上記同様に受光増幅部５にて受光増幅
され、復調部７にて音声信号に復調され、電話回路２に
入力される。すると。

その音声信号は電話回路２から公衆電話回線を介して相
手の電話機に送られる。

このようにして通話が行なわれているとき、ハンドセッ
ト４のフックボタン８が再度（２回目）押されると（２
回目が押されると）、制御部１２からはフックオンに対
応する信号が出力されるため、上記同様にそのフックオ
ン信号が接続装置ｌに送信され、電話回路２にて公衆電
話回線が閉じられる。

すなわち１通常電話機で送受話器をかけて通話を切った
場合と同様の結果となり１通話が不能とされる。

このように、ハンドセット４からのフック信号や音声信
号が光変換されて接続装置１に送信されるので、電波に
よる送信のような混信を防止することができる。

第３図および第４図は、この発明の他の実施例を示す図
である。なお、図中、第１図および第２図と同一部分に
は同一符号を付し重複説明を省略する。

それら図において、公衆電話回線、に接続される接続装
置１ａには、従来の電話機と同じ機能を有する電話回路
２と、この電話回路２にて受信された音声信号を変調す
る変調部１６と、この変調信号を増幅する増幅部１フと
、この増幅された信号を光に変換する発光部１８とが設
けられている。

一方、ハンドセット４ａには、上記接続装置１ａの発光
部１８から出力された光信号を受光する受光増幅部１９
と、この光信号より音声信号を復調する復調部２０と、
この復調信号より音声を出力するスピーカ装置！１２１
とが設けられている。そのため、ハンドセット４ａは、
第４図に示されるように。

通常電話機の送受話器の形をしている。

次に、上記構成のワイヤレス電話機の動作を説明する。

まず、公衆電話回線を介して電話があり、当該接続装置
２に呼び出しがかかり、その接続装置１ａにてトーンリ
ンガによる呼び出し音が発せられたものとする。ここで
、ハンドセット４ａのフックボタン８を押すと、制御部
１２にて通常電話機のフックオフに対応する信号が出力
され、この信号はセレクタ部１１を介して増幅され、光
信号に変換される。このようにして、光変換された信号
は。

同じ室内にある接続装置１ａの受光増幅部５にて受光増
幅され、デコーダ部６にてフックオフ信号とされ、電話
回路に入力される。すると、電話回路２にて１回線が閉
じられて通話可能とされる。

このように通話可能にされて、相手からの音声は、接続
装置１ａの変調部１６にて変調され、光に変換されてハ
ンドセット４ａ側に送られる。この光信号は、受光増幅
部１９にて受光され、復調部２０にて音声信号に復調さ
れる。復調された音声信号によりスピーカ装置２１から
はその相手からの音声が出力される。これに対して、ハ
ンドセット４ａの所持者の音声は、マイクロホン装置９
にて電気信号に変換され、変調部ｌＯにて変調され、さ
らにセレクタ部１１を介して増幅され、光に変換される
。

このように光変換された信号は、上記同様に接続装置１
ａの受光増幅部５にて受光増幅され、復調部７にて音声
信号に復調され、電話回路２に入力される。すると、そ
の音声信号は電話回路２にて公衆電話回線を介して相手
の電話に送られる。

このようにして通話が行なわれているとき、ハンドセッ
ト４のフックボタン８が再度（２回目）押されると（２
回目が押されると）、上記同様に制御部１２からはフッ
クオンに対応する信号が出力されるため、電話回路２に
て回線が閉じられる。

このように、接続装置１ａとハンドセット４ａと間にお
ける信号送受が光にて行なわれるので、上記同様混信を
防止することができる。

なお、この実施例の場合、接続装置１ａに着信され発生
するトーンリンガ音を光信号に変換し、ハンドセット４
ａ側に送信するようにしてもよい。

すると、ハンドセット４ａのスピーカ族９Ｉ２１からは
そのトーンリンガ音が出力され、接続装置１ａから離れ
ていても、当該呼び出しがかかっていることを容易に知
ることができる。

［発明の効果］ 以上説明したように、この発明によれば、公衆電話回線
に接続され、電話機能を有する接続装置と、この接続装
置と信号送受を行ない、その公衆電話目線を介して通話
可能なハンドセットとからなるワイヤレス電話機で、そ
の接続装置とハンドセットと間の送受信号を光で行なう
ようにしたので、電波の場合のような信号の混信を防止
することができる。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示すワイヤレス電話機の
概略的ブロック図、第２図は第１図に示すワイヤレス電
話機の概略的斜視図、第３図はこの発明の他の実施例を
示すワイヤレス電話機の概略的ブロック図、第４図は第
３図に示すワイヤレス電話機の概略的斜視図である。 図中、１，１ａは接続装置、２は電話回路、３゜２１は
スピーカ装置、４，４ａはハンドセット、５゜１９は受
光増幅部、６はデコーダ部（ＣＰＵ）、７，２０は復調
部、８はフックボタン、９はマイクロホン装置、１０．
１６は変調部、１１はセレクタ部（アナログスイッチ）
、１２は制御部（ｃｐυ）、１３．１７は増幅回路、　
１４．１８は発光部である。

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）公衆電話回線に接続され、電話回路を有する接続
   装置に、その公衆電話回線を介して受信された音声信号
   に応じた音声を出力するスピーカと、ハンドセットから
   光変換されて出力されるフック信号や音声信号を受光す
   る受光手段と、そのフック信号をデコードして電話機の
   フックオン、オフ信号とするデコーダ部と、その音声信
   号を復調する復調手段とを備え、 前記ハンドセットに、前記フック信号を発生するフック
   ボタンと、音声が入力されるマイクロホン手段と、前記
   フック信号や音声信号を光信号に変換して出力する光変
   換手段とを備え、 前記接続装置に対し、前記ハンドセットから光変換され
   たフック信号や音声信号を送信するようにしたことを特
   徴とするワイヤレス電話機。
2. （２）公衆電話回線に接続され、電話回路を有する接続
   装置に、その公衆電話同線を介して受信された音声信号
   を光変換して出力する光信号発生手段と、ハンドセット
   から光変換されて出力されるフック信号や音声信号を受
   光する受光手段と、そのフック信号をデコードして電話
   機のフックオン、オフ信号とするデコーダ部と、その音
   声信号を復調する復調手段とを備え、 前記ハンドセットに、前記接続装置からの音声信号を受
   光する受光手段と、その音声信号を復調する復調手段と
   、その音声信号に応じた音声を出力するスピーカと、前
   記フック信号を発生するボタンと、音声が入力されるマ
   イクロホン手段と、前記フック信号や音声信号を光信号
   に変換して出力する手段とを備え、 前記接続装置と前記ハンドセットとの間で、光変換され
   た音声信号の送受を行なうようにしたことを特徴とする
   ワイヤレス電話機。