JP4585988B2 - シート搬送装置、シート処理装置及び画像形成装置 - Google Patents
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Description
この場合、前記支持手段を回動させるモータを含む駆動手段を備え、前記開放量が前記モータの駆動パルスによって設定されるようにするとよい。また、前記支持手段の前記回動量の変化回数を前記シート束の綴じ枚数、綴じ位置、シート束厚、折り紙の有無、綴じの有無の少なくとも1つに基づいて変更するようにしてもよい。さらに、前記搬送ローラ対の搬送方向上流側にシート束を搬送し、前記排出口から放出する放出手段を備え、前記支持手段はシート束が前記放出手段からシート束後端が離れた後、開放状態から閉鎖状態への移行を開始するようにすることもできる。その際、前記支持手段の前記移行開始タイミングはシート束の綴じ枚数、シート束のサイズ、シート束厚、折り紙の有無、綴じの有無によって変化させるようにしてもよい。
第2の手段は、第1の手段に係るシート搬送装置をシート処理装置が備えていることを特徴とする。
第3の手段は、第1の手段に係るシート搬送装置あるいは第2の手段に係るシート処理装置を画像形成装置が備えていることを特徴とする。
図1は本発明の実施形態に係る用紙処理装置としての用紙後処理装置を備えた画像形成装置全体のシステム構成を示す図である。この用紙後処理装置1は、画像形成装置2の側部(図では側部のみ図示)に取り付けられており、画像形成装置2より排出された用紙は用紙後処理装置1に導かれる。前記用紙は、入口センサ3を経て搬送ローラ4,5,12、排紙ローラ対14a,14bにより排紙トレイCに導く搬送路Aと、搬送ローラ4,5、分岐爪18により搬送路Dに導き搬送ローラ6,7,8,9により処理トレイFに搬送し、処理後排紙トレイCに導く搬送路Bを備えている。本発明は処理トレイFで処理後の搬送路Bでの排出時の動作についてのものである。
図1に示すように、搬送ローラ、ここではスティプル排紙ローラ9により処理トレイFへ導かれた用紙は、順次積載される。この場合、用紙ごとに図示しない叩きコロでによって用紙を後端フェンス側に叩き落とし、縦方向(用紙搬送方向)の整合が行われ、ジョガーフェンス20によって横方向(用紙搬送方向と直交する用紙幅方向)の整合が行われる。放出爪10aは、放出ベルトHPセンサ21によりホームポジションが検知されるようになっており、この放出ベルトHPセンサ21は放出ベルト10に設けられた放出爪10aによりオン・オフする。この放出ベルト10の外周上の対向する位置には2つ目の放出爪10bが配置されており、処理トレイFに収容された用紙束を交互に移動搬送する。また必要に応じて放出ベルト10を逆回転し、これから用紙束を移動するように待機している放出爪10aと対向側の放出爪10bの背面で、処理トレイFに収容された用紙束の搬送方向先端を揃えても良い。このような手段で整合された用紙束は端面綴じスティプラ13により1ヶ所ないしは2ヶ所以上綴じ処理が行われる。綴じ処理が行われた用紙束は、ただちに放出爪10aを有する放出ベルト10によりシフト排紙ローラ対14a,14bへ送られ、受け取り位置にセットされている排紙トレイCに排出口19から排出される。
図3ないし図5は処理トレイFで綴じ処理をされた用紙束を排出するときの排紙ガイド板11bの動作を示す動作説明図である。以下、これらの動作説明を参照して排紙ガイド板の動作について説明する。
図6ないし図11は前記動作を行わせるための制御手順を示すフローチャートである。なお、この制御は前記CPU110がROMに格納されたプログラムにしたがって実行される。
図6は本実施形態における排紙ガイド板の制御手順を示すメインフローチャートである。この制御手順では、モード(ステップS1)、綴じ位置(ステップS2,S8)、枚数(ステップS3、S6,S11,S10)、紙厚混入(ステップS4)、折り紙混入(ステップS5,S9)などをチェックし、これらのチェック結果に応じてパターン1ないし3の処理、2ヶ所綴じ以上の処理、あるいは綴じなし処理を実行する。
(1−1)30枚以下の場合(パターン1)
・回動量:30枚以下の排紙ガイド板11bの回動量は一定で30枚の紙束厚(約3.0mm)より1mm大きい量開放する。
・回動回数:30枚以下の排紙ガイド板11bの回動回数は綴じ処理動作時に開放する。その後用紙束先端が排紙ローラ14のニップを通過しても動作しないようにする。
・閉めるタイミング:30枚以下の排紙ガイド板11bの閉めるタイミングは放出爪10aにより搬送され放出爪10aが停止すると同時に閉める動作を開始する。
(1−2)31枚以上の場合(パターン2)
・回動量:31枚以上の排紙ガイド板11bの回動量(1回目)は30枚以下と同等の回動量で2回目の回動量を10枚ごとに5パルスずつ(回動量は0.5mmずつ増)増やしていく。
・回動回数:31枚以上の排紙ガイド板11bの回動回数は2段階とし、放出爪10aにより用紙束先端が排紙ローラニップを通過すると同時に2段目の回動を開始する。
・閉めるタイミング:31枚以上の排紙ガイド板11bの閉めるタイミングは30枚以下の時と同様、放出爪10aが停止すると同時に閉める動作を開始する。
(2)綴じ位置数、綴じの有無による変化
(2−1)1ヶ所綴じの場合(パターン1または2)
・回動量:1ヶ所閉じの排紙ガイド板の回動量は枚数の変化と同様の動作を行う。
・回動回数:1ヶ所閉じの排紙ガイド板の回動量は枚数の変化と同様の動作を行う。
・回動タイミング:1ヶ所閉じの排紙ガイド板の回動量は枚数の変化と同様の動作を行う。
・回動量:2ヶ所以上綴じる場合の排紙ガイド板11bの回動量(1回目)は30枚以下と同等の回動量で2回目の回動量は5枚ごとに5パルスずつ増やしていく。
・回動回数:2ヶ所以上綴じる場合の排紙ガイド板11bの回動回数は31枚以上の場合と同様に2段階とし、開放するタイミングも31枚以上の場合と同様とする。
・閉めるタイミング:2ヶ所以上綴じる場合の排紙ガイド板11bの綴じるタイミングは30枚以下の時のタイミングから、5枚ごとに25ms遅延させ閉める。ただし、最大遅延時間は100mとする。
・回動量:綴じ処理されていない場合排紙ガイド板11bの回動量は枚数の変化と同様の動作を行う。
・回動回数:綴じ処理されていない場合の排紙ガイド板11bの回動量は枚数の変化と同様の動作を行う。
・回動タイミング:綴じ処理されていない場合の排紙ガイド板11bの回動量は枚数の変化と同様の動作を行う。
・回動量、回動回数、閉めるタイミング:厚紙1枚を普通紙3枚に換算し、回動量、回動回数、閉めるタイミングを枚数の変化と同様の動作を行う。
なお、厚紙混入の場合に前記フローチャートでは、普通紙換算処理を行っていないように見えるが、厚紙混入があれば普通紙3枚に自動的に換算して処理している。したがって、例えば図6のフローチャートのステップS6では、ステップS4の厚紙混入と折り紙混入とが含まれた換算が行われ、ステップS9のNの場合には、ステップS404のチェックで普通紙3枚の換算を行った上で判断している。
・回動量,回動回数,閉めるタイミング:折り紙1枚を普通紙5枚に換算し、回動量、回動回数、閉めるタイミングを枚数の変化と同様の動作を行う。
従来の用紙搬送装置においては、用紙束を排出する際、ガイド板間の隙間は一定に開放していたので、排出部で用紙束が偏向される際に用紙束が後端側に撓んでいって用紙束の厚みが増す傾向があり、それによって搬送負荷が大きくなって排紙ローラ対に大きな負荷がかかっていた。これに対し、本実施形態のように用紙束を放出中にガイド板を開放し、排紙ローラ対間の隙間を確保することにより、偏向時についた撓みを逃がすスペースができ、排紙ローラ対への負荷を低減することが可能となる。
2 画像形成装置
10 放出ベルト
10a,10b 放出爪
11b 排紙ガイド板
14a,14b 排紙ローラ対
15 フィラー
17 リンク
19 排出口
110 CPU
H,J 開放量
Claims (8)
- 一対の搬送ローラ対がシート状記録媒体を搬送する搬送経路の排出口に開閉可能に設置されたシート搬送装置において、
複数のシート状記録媒体からなるシート束を1部搬送する間に前記搬送ローラ対間の開放量を変化させる手段と、
前記搬送ローラ対のうち一方の搬送ローラを支持し、前記搬送経路に対して開閉可能に設けられた支持手段と、
を備え、
前記支持手段の回動量によって前記開放量を前記シート束の綴じ枚数、綴じ位置、シート束厚、折り紙の有無、綴じの有無の少なくとも1つに基づいて変化させることを特徴とするシート搬送装置。 - 前記支持手段を回動させるモータを含む駆動手段を備え、前記開放量が前記モータの駆動パルスによって設定されることを特徴とする請求項1記載のシート搬送装置。
- 前記支持手段の前記回動量の変化回数を前記シート束の綴じ枚数、綴じ位置、シート束厚、折り紙の有無、綴じの有無の少なくとも1つに基づいて変更することを特徴とする請求項1又は2記載のシート搬送装置。
- 前記搬送ローラ対の搬送方向上流側にシート束を搬送し、前記排出口から放出する放出手段を備え、
前記支持手段はシート束が前記放出手段からシート束後端が離れた後、開放状態から閉鎖状態への移行を開始することを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載のシート搬送装置。 - 前記支持手段の前記移行開始タイミングはシート束の綴じ枚数、シート束のサイズ、シート束厚、折り紙の有無、綴じの有無によって変化させることを特徴とする請求項4記載のシート搬送装置。
- 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート搬送装置を備えていることを特徴とするシート処理装置。
- 請求項1ないし5のいずれか1項に記載のシート搬送装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
- 請求項6記載のシート処理装置を備えていることを特徴とする画像形成装置。
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JP2006131789A JP4585988B2 (ja) | 2006-05-10 | 2006-05-10 | シート搬送装置、シート処理装置及び画像形成装置 |
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Citations (2)
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JPH04189594A (ja) * | 1990-11-26 | 1992-07-08 | Ricoh Co Ltd | 用紙綴じ装置 |
JPH11199110A (ja) * | 1998-01-14 | 1999-07-27 | Ricoh Co Ltd | 用紙後処理装置 |
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2006
- 2006-05-10 JP JP2006131789A patent/JP4585988B2/ja active Active
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