JP4585070B2 - サイクリックampホスホジエステラーゼ阻害剤および抗アレルギー・抗炎症剤 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、過剰な体脂肪を減少させるのに有用なサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害剤、および、ヒスタミン遊離抑制作用とヒアルロニダーゼ阻害作用に基づきアレルギー症状と炎症を抑える抗アレルギー・抗炎症剤に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
有色素米と総称されている一群の米は、果皮の部分にアントシアニンその他の赤色系色素を含むため玄米の状態では淡赤色ないし紫黒色に着色している。現代日本人が主食とする白米(しろごめ)の玄米は褐色であるから、外観だけで容易に識別可能な、特殊な米である。
【0003】
有色素米は白米とはかなり違った食感のものであって米飯として利用されることはほとんどないが、近年、その特徴的な色や風味が注目されて、新しい食材としての利用が検討され実施されている。しかしながら、有色素米の薬理作用もしくは生理活性については、白米と同様のものがあるであろうことは予想されていても、具体的に調べられた例はほとんどなかった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、珍しい食材としての利用にとどまっていた有色素米について生理活性成分を探索し、新規な用途を提供することにある。
【0005】
本発明の他の目的は、新規なサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害剤および抗アレルギー・抗炎症剤を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の第一は、本発明者らによりサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害作用を有することが確認された有色素米もしくはその糠の抽出物を有効成分とするサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害剤を提供するものである。
【0007】
サイクリックAMPホスホジエステラーゼは脂肪の代謝に関与しているサイクリックAMPを分解する酵素である。サイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害剤を用いてこの酵素の作用を抑制すると、細胞内サイクリックAMPの濃度を上昇させて過剰な体脂肪の代謝を活発にし、肥満を解消させることができる。
【0008】
上記有色素米抽出物については、ヒスタミン遊離抑制作用およびヒアルロニダーゼ阻害作用を有することも確認された。
【0009】
ヒスタミンはI型アレルギー反応に伴って肥満細胞から遊離され、アレルギー症状の起炎物質となる。したがって、このヒスタミンの遊離を抑制することにより、アレルギー症状の一部を抑制することができる。また、ヒアルロニダーゼは生体内のさまざまな組織中に存在し、通常は不活性な状態にあるが、活性化すると様々な炎症に関与し、また、ある種のアレルギーの発症にも関与することがわかっている酵素である。したがって、この酵素の作用を阻害することも、アレルギー症状の抑制につながる。
【0010】
本発明の第二は、上記知見に基づき、ヒスタミン遊離抑制作用およびヒアルロニダーゼ阻害作用を有する有色素米もしくはその糠の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗アレルギー・抗炎症剤を提供するものである。
【0011】
なお、通常の白米には、サイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害作用を有する成分もアレルギー抑制に有効な成分も全く含まれていないか、あってもごく微量である。
【0012】
【発明の実施の形態】
サイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害作用、ヒスタミン遊離抑制作用およびヒアルロニダーゼ阻害作用を示す成分は、単一の成分なのか複数の成分なのかは確認されていないが、有色素米の果皮の部分に含まれているものと思われる。活性成分が得られるのは有色素米の玄米またはそれを精米したとき得られる糠を抽出処理した場合に限られ、精白米からは活性成分はほとんど得られない。
【0013】
有色素米としては様々な品種が栽培されており、品種によって、また栽培地によっても、上記活性成分の含有量は異なるが、例えば紫米(華南紫、朝紫等)、黒米(黒優占等)、赤米、紅米などと呼ばれている品種は強い活性を有する抽出物を与えるので、原料として好ましい。
【0014】
抽出溶媒としては、メタノール、エタノール、イソプパノール、ブタノール等、炭素数1〜4の低級脂肪族アルコール;1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン等の多価アルコール;アセトン等の低級脂肪族ケトン;水;またはこれらの混合物が適当である。抽出は容易で、常温または加温状態の溶媒に抽出原料を浸漬するだけでも効率よく抽出されて来る。
【0015】
抽出液から濾過または遠心分離により固形物を除去したのち溶媒を留去し、必要ならばさらに乾燥する。得られる抽出液濃縮物およびその乾燥物は、そのままでもサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害剤または抗アレルギー・抗炎症剤として使用可能なほど強い活性を示すが、適宜の精製を施して活性を向上させてから利用に供してもよい。未精製の抽出物は、抽出原料の種類によっても異なるが、通常暗紫色ないし赤紫色の着色と、使用に差し支えない程度の弱いにおいを有する。
【0016】
本発明によるサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害剤および抗アレルギー・抗炎症剤には、上記有色素米またはその糠の抽出物のほかにも、任意の助剤、賦形剤、溶液として利用に供するための水または有機溶剤等を含有させることができる。
【0017】
本発明によるサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害剤は、化粧料や飲食品に添加してその作用を痩身美容のために利用することができる。また、本発明による抗アレルギー・抗炎症剤も、化粧料、入浴剤、飲食品等に添加して、アレルギーや炎症の予防と治療に利用することができる。
【0018】
各製剤の添加対象として適当な化粧料の例としては、クリーム、乳液、ローション、パック等があるが、これらに限定されるわけではない。また、添加対象として適当な飲食品の例には、清涼飲料、炭酸飲料、栄養飲料、果実飲料、乳酸飲料等およびこれらの飲料を調製するための濃縮原液または粉末状原料混合物;そば、うどん、はるさめ、中華麺、ぎょうざの皮等の穀物加工品;飴、キャンディー、錠菓、ガム、チョコレート、スナック菓子、ビスケット、ゼリー、ジャム、クリーム、焼き菓子等の菓子類;カマボコ、ハム、ソーセージ等の水産・畜産加工品;加工乳、発酵乳等の乳製品;ソース、焼き肉のたれ等の調味料;カレー、スープ、シチューのもと、サラダ、各種総菜、漬物類;その他各種形態の健康食品および栄養補助食品等がある。
【0019】
化粧料に対する本発明製剤の好適添加率は添加対象物の種類や付与しようとする活性の強さ等によっても異なるが、標準的な有色素米抽出物をそのまま添加する場合で約0.001〜5.0重量%が適量である。飲食品に添加する場合は、成人一日当たりの摂取量が10〜1,000mg程度になるようにすればよい。
【0020】
本発明で用いる有色素米またはその糠の抽出物は実用濃度では容易に水に溶けるものであるから、化粧料や飲食品に均一に混合するのは容易である。
【0021】
【実施例】
以下、実施例を示して本発明を説明する。
製造実施例1
有色素米の玄米300gを60℃の抽出溶媒900mlに1時間浸漬して可溶性成分を抽出する。この処理を2回行い、得られた抽出液を濃縮乾固して、抽出物を得る。
有色素米として紫米2種類(中国広東産の華南紫および秋田産の朝紫)、黒米(長野産の黒優占)、赤米(九州産)、紅米(中国雲南産)を選び、抽出溶媒として水、70%エタノールまたはエタノールを用いて上記抽出処理を行なった。
参考例として、“白米”(コシヒカリ)の玄米についても同様の抽出処理を行なった。抽出物の収率は表1のとおりであった。
【0022】
【表1】
【0023】
製造実施例2
製造実施例1で用いた玄米から得られた糠を原料にして、製造実施例1の場合と同様の抽出を行なった。なお、抽出は糠100gに対して抽出溶媒500mlを用いて行なった。抽出物の収率は表2のとおりであった。
【0024】
【表2】
【0025】
実施例1
製造実施例1で得られた玄米70%エタノール抽出物および製造実施例2で得られた糠の70%エタノール抽出物について、下記の試験法によりサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害作用を確認した。
【0026】
試験法:5mMの塩化マグネシウムを含有するトリス塩酸緩衝液(pH7.5)0.2mlに胎児血清アルブミン溶液0.1mlおよびサイクリックAMPホスホジエステラーゼ溶液0.1mlを加え、さらに試料溶液0.05mlを加え、37℃で5分間前培養する。次いでサイクリックAMP溶液0.05mlを加え、37℃で30分間反応させる。沸騰水上で3分間煮沸して反応を停止させ、4℃で遠心分離し、上清中の反応生成物・5′−AMPを高速液体クロマトグラフィーにより定量する。試料溶液を添加せずに同様の酵素反応と反応生成物の分析を行い、試料無添加時の反応生成物量に対する試料添加時の反応生成物量の比率より、試料のサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害率を求める。
【0027】
試料溶液の試料濃度を段階的に変更して上記の測定を繰り返し、サイクリックAMPホスホジエステラーゼの活性を50%阻害する試料濃度IC50を内挿法により求めた。その結果を表3に示す。
【0028】
【表3】
【0029】
【表4】
【0030】
実施例2
製造実施例1で得られた玄米70%エタノール抽出物および製造実施例2で得られた糠の70%エタノール抽出物について、下記の試験法によりヘキソサミニダーゼ遊離抑制作用を確認した(細胞内のヒスタミンが遊離されるとき、同時にヘキソサミニダーゼも遊離される。このため、測定困難なヒスタミン遊離量に代えてヘキソサミニダーゼの遊離量を測定しても、ヒスタミン遊離抑制作用を評価することができる。)。
【0031】
試験法:25mlのフラスコに入れた15%FBS添加MEM培地にRBL−2H3細胞1.0×106個を播種し、5%CO2下、37℃で4日間培養する。その後トリプシン処理および遠心処理(1000rpm,2分間)を行なって細胞を沈殿物として得る。これを上記培地と同じ培地に4.0×105cell/ml懸濁させ、そこにマウスモノクロナール抗ジニトロフェニル基IgE(DNP−specific IgE)を5μl添加し、濃度を0.5μg/mlとする。得られた細胞浮遊液を96穴プレートに80μl播種し、5%CO2下37℃で24時間培養する。培養終了後、各穴中の培地を除去し、シラガニアン緩衝液で洗浄する。次に上記緩衝液30μlおよび試料溶液10μlを加え、37℃で10分間インキュベートする。次にジニトロフェニル化ウシ血清アルブミン(DNP−BSA)10μlを加え、さらに37℃で15分間インキュベートする。その後、氷冷下で上清液10μlを新たな96穴プレートに移し替え、これに1mMp−ニトロフェニル−N−アセチル−β−D−グルコサミド溶液10μlを加え、37℃で1時間インキュベートする。反応終了後、0.1M Na2CO3・NaHCO3溶液250μlを加え、マイクロプレートリーダーにて415nmにおける吸光度Aを測定する。試料溶液を添加しない細胞浮遊液についても同様の処理と吸光度測定を行う(このとき測定される吸光度をBとする)。また、細胞浮遊液のかわりに上記緩衝液を用いて同様の処理と吸光度測定を行う(このとき測定される吸光度をCとする)。そして、次式によりヘキソサミニダーゼ遊離抑制率を算出する。
ヘキソサミニダーゼ遊離抑制率(%)=〔1−(A−C)/(B−C)〕×100
【0032】
試料溶液の濃度を段階的に変更して上記方法により抑制率を測定し、抑制率が50%になる試料溶液の濃度IC50を内挿法により求める。
結果を表5および表6に示す。
【0033】
【表5】
【0034】
【表6】
【0035】
実施例3
製造実施例1で得られた玄米70%エタノール抽出物および製造実施例2で得られた糠の70%エタノール抽出物について、下記の試験法によりヒアルロニダーゼ阻害作用を確認した。
【0036】
試験法:ヒアルロニダーゼ溶液(400単位/ml,pH9.1ホウ酸緩衝液)0.1mlと試料溶液0.2mlをよく混合し、37℃に20分間加温してから活性化剤溶液(0.01%Compound48/80,2.5mM−CaCl2,0.15M−NaCl)0.2mlを加え、37℃に20分間加温して酵素を活性化する。ヒアルロン酸カリウム緩衝液0.5mlを加え、37℃で40分間反応させた後、0.4N水酸化ナトリウム0.2mlを加えると共に氷冷して反応を停止させる。次いで0.8Mホウ酸溶液(pH9.1)0.2mlを加え、沸騰湯浴中で3分間加熱した後、直ちに10分間氷冷する。DMAB試薬(p−ジメチルアミノベンズアルデヒド10gを10N塩酸12.5mlと酢酸87.5mlの混合液に溶解し、酢酸で10倍に希釈したもの)6.0mlを加えて37℃に20分間保つことにより上記酵素反応で遊離したN−アセチルグルコサミンを発色させ、波長585nmの吸光度を測定する。コントロールとして、試料溶液の代わりに水を加えた場合について、同様の操作と吸光度測定を行う。
【0037】
以上の測定結果から、下記の計算式によりヒアルロニダーゼ活性の阻害率を算出する。
阻害率(%)=〔1−(A1−A0)/(A3−A2)〕×100
但し、A0:試料溶液を添加した場合の吸光度;酵素反応開始前
A1:試料溶液を添加した場合の吸光度;酵素反応終了後
A2:コントロール;酵素反応開始前
A3:コントロール;酵素反応終了後
試料溶液の濃度を段階的に変更して上記阻害率を測定し、阻害率が50%になる試料濃度・IC50を内挿法により求める。
結果を表7および表8に示す。
【0038】
【表7】
【0039】
【表8】
【0040】
使用例1
下記組成のローションを常法により製造した。
グリセリン 3g
1,3−ブチレングリコール 3g
オレイン酸ポリオキシエチレンソルビタン(20E.O) 0.5g
パラオキシ安息香酸メチル 0.15g
クエン酸 0.1g
クエン酸ソーダ 1g
香料 0.05g
黒優占玄米エタノール抽出物(製造実施例1) 0.2g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0041】
使用例2
下記の組成の乳液を常法により製造した。
赤米糠エタノール抽出物(製造実施例2) 1g
セチルアルコール 0.5g
ミツロウ 2g
POE(10)モノオレイン酸ソルビタン 1g
グリセリンモノステアリン酸エステル 1g
ヒアルロン酸ナトリウム 0.1g
プロピレングリコール 5g
エタノール 3g
エチルパラベン 0.3g
香料 0.03g
精製水 残部(全量を100mlとする)
【0042】
使用例3
下記の組成の清涼飲料を常法により製造した。
砂糖 12g
レモン果汁 1.0g
サイクロデキストリン 0.01g
レモンフレーバー 0.05g
朝紫糠水抽出物(製造実施例2) 0.1g
精製水 残部(全量を100gとする)
【0043】
使用例4
下記の混合物を打錠機で打錠して、健康補助食品を製造した。
華南紫玄米エタノール抽出物(製造実施例1) 120g
ラフィノース 172g
グリセリン脂肪酸エステル 8g
【0044】
使用例5
流動層造粒機を用いて下記混合物を顆粒状に成形し、ダイエット食品を得た。
赤米玄米エタノール抽出物(製造実施例1) 300g
ラフィノース 290g
微結晶セルロース 100g
難消化性デキストリン 810g
【0045】
使用例6
異性化糖330g、砂糖140g、水270gを混合して加熱し、そこに製造実施例2による紅米糠水抽出物10gおよびゼラチン80gを水150gに溶かした溶液ならびに濃縮レモン果汁8gを加えて混合し、型に流し込んで冷却することにより、アレルギー予防グミキャンディーを製造した。
【0046】
【発明の効果】
本発明によるサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害剤および抗アレルギー・抗炎症剤は、いずれも食材である有色素米から得られる成分よりなるものであるから安全性に優れ、肥満体質の人やアレルギー体質の人が長期使用するのに不安がない。
【0047】
本発明によれば、有色素米、特にその精米過程で出る廃物の糠の新規な用途が提供され、有色素米の高度利用が可能になる。
Claims (2)
- 紫米、赤米および紅米からなる群から選択される有色素米もしくはその糠の抽出物を有効成分として含有することを特徴とするサイクリックAMPホスホジエステラーゼ阻害剤。
- 紫米、赤米および紅米からなる群から選択される有色素米もしくはその糠の抽出物を有効成分として含有することを特徴とする抗アレルギー・抗炎症剤。
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