JP4585051B2 - ビデオ番組を再生する方法並びに装置 - Google Patents

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Description

発明の属する技術分野
本発明は、ディジタル的に圧縮されたビデオ情報に関し、特に、通常再生速度以外の速度でこの情報を供給する技術に関する。
発明の背景
ディジタル・ビデオ・システムにおいてトリック再生(trick-play)モードを実現することは、ディジタル・ビデオを基本(ベース)とするシステムを市場に出すに当たっての、より重要な課題になりつつある。ビデオ・オン・デマンド(Video On Demand:VOD)、ビデオCD、およびその他の類似システム等の新しく出現しつつある消費者向けビデオ製品は、長編映画の供給元としてのVHSテープ業界(市場)と競合関係にある。しかし、アナログに基づく再生方法とは違って、ディジタル・ビデオ・システムでは、通常、再生速度以外の速度でビデオ画像を再生することは大きな挑戦的課題である。そのような“オフ・スピードまたは非標準速度”での再生は、例えば、高速順方向(fast-forward)、高速逆方向(fast-reverse)、静止フレーム(freeze-frame)等の種々の速度で再生画像を供給するトリック再生(trick-play)として知られている。
欧州特許出願番号EP A 0625857に、使用者から受信された制御信号に応答してビデオ信号を使用者に供給するビデオ・サーバが開示されている。特許出願EP A 0625857は、リアルタイムの信号と例示的な10倍速の特殊な信号(両信号はリンクされており、番組を中断せずにどちらかを選択できる)の使用について述べている。この特殊な信号は、その伝送レートがリアルタイム信号の伝送レートよりも高くならないように処理される。この特殊な信号の処理は、フレーム間符号化データをMPEGビット・ストリームから省くことにより行なわれる。特許出願EP A 0625857では、トリック再生信号(特殊な信号)の伝送レートを制限する必要を認識しており、フレーム間符号化データを省略する結果として、タイム・スタンプを計算し直さなければならない。
発明の概要
本発明は、通常再生信号と解像度の低下したトリック再生信号のどちらかを選択する、ビデオ番組の再生方法に関する。モードの選択では、“再生”位置の選択が制御される。この方法により、前に選択されたビデオ・ストリームとは無関係に、連続的な選択を復号化し表示することができる。
本発明は、複数のビデオ番組のうちの1つを、所定のジャンプ点でリンクされている複数の再生速度を選択して記憶媒体から再生する方法であり、本発明の方法は以下のステップを含んでいる。
a)再生するために、複数のビデオ番組のうちの1つを選択する;
b)この1つの番組の再生速度を選択する;
c)その再生速度に応じて、複数のビデオ番組のうちのこの1つの番組に対応するディジタル的に符号化された信号を、1群の信号の中から選択する;
d)このディジタル的に符号化された信号を再生する;
e)その後の、異なる再生速度の選択に応じて、所定のジャンプ点に従って再生するために、その符号化された1群の信号のうちの別の信号にジャンプする;
f)選択された番組を選択された再生速度で表示するために、再生された信号を復号する;そして
ステップc)では更に、異なる解像度を有する異なる再生速度に対応するディジタル的に符号化された信号を、ディジタル的に符号化された信号群から選択する。
請求の範囲と実施例との対応関係を図面で使われている参照符号で示すと次の通りである。
1.複数のビデオ番組のうちの1つを、所定のジャンプ点を介して複数の再生速度を切換えて、記録媒体から再生する方法であって、
a)再生のために、前記複数のビデオ番組(P1、P2、Pn)のうちの1つを選択するステップ(200)と、
b)前記選択されたビデオ番組の再生速度を選択するステップ(225)と、
c)前記再生速度に応答して、前記選択されたビデオ番組に対応するディジタル符号化信号を1群のディジタル符号化信号(NP、TP1、−TP1、TP2、−TP2)の中から選択するステップ(225)と、
d)前記選択されたディジタル符号化信号を再生するステップ(275)と、
e)その後の、異なる再生速度の選択に応じて、前記所定のジャンプ点に従って再生するために、前記1群のディジタル符号化信号のうちの別の信号にジャンプするステップ(600)と、
f)前記選択された再生速度で前記選択された番組(P1、P2、Pn)を表示する(1000)ために前記再生された信号を復号するステップ(510)とから成り、
前記ディジタル符号化信号は、通常再生信号またはトリック再生信号の少なくとも一方であり、前記トリック再生信号は、前記トリック再生信号を貯えるために必要な貯蔵空間量を低減するため低下した解像度を有している、前記方法。
2.前記所定のジャンプ点を入れ子パターン(120)で配置するステップを含む、前記1に記載の方法。
3.通常再生速度で再生するために前記ディジタル符号化信号群(NP、TP1、−TP1、TP2、−TP2)の中の1つの信号(NP)を発生するステップを含む、前記1に記載の方法。
4.前記通常再生速度以外の速度で再生するために前記群の中のその他の信号(TP1、−TP1、TP2、−TP2)を発生するステップを含む、前記3に記載の方法。
5.前記通常再生速度で再生するために前記1つの信号のビットレートより低いビットレートで再生を行うように前記群の中の前記その他の信号(TP1、−TP1、TP2、−TP2)を発生するステップを含む、前記4に記載の方法。
6.前記所定のジャンプ点をルックアップ・テーブル(120)として組立てるステップを含む、前記1に記載の方法。
7.前記ルックアップ・テーブルを、各グループが再生速度に固有のものであるような複数のグループ(NPG、TP1G、−TP1G、TP2G、−TP2G)に配置するステップを含む、前記6に記載の方法。
8.ビデオ番組を再生する装置であって、
各番組のレコードが1群のディジタル符号化信号のレコードを具えており、前記1群のディジタル符号化信号のレコードが、少なくとも1つの通常再生信号と少なくとも1つのトリック再生信号とを含み、前記少なくとも1つのトリック再生信号は、前記少なくとも1つのトリック再生信号を貯えるために必要な貯蔵空間量を低減するため低下した解像度を有している、複数のビデオ番組のレコード(P1、P2、Pn)を貯える手段(100、101、(99+n))と、
群の各番組レコードの前記符号化信号のレコード(NP、TP1、−TP1、TP2、−TP2)の各々と、その間の選択をするための所定のジャンプ点とリンクさせる手段(120)であって、前記所定のジャンプ点は経過した番組時間を表しており、
前記リンクさせる手段(120)に応答し、所望の再生速度に応じた転送のために前記貯える手段(100、101、(99+n))から少なくとも1つの前記符号化信号のレコード(NP、TP1、−TP1、TP2、−TP2)を読み出す手段(S1)と、
を含、前記装置。
9.前記所定のジャンプ点が、相異なる再生速度間の遷移に固有の形にグループ化(NPG、TP1G、−TP1G、TP2G、−TP2G)されているものである、前記8に記載の装置。
10.前記所定のジャンプ点が、前記群の各々における前記符号化信号(NP、TP1、−TP1、TP2、−TP2)において、互いに対応するディジタル画像のアドレスを表すものである、前記8に記載の装置。
11.前記リンクさせる手段が前記所定のジャンプ点のテーブル(120)を具えるものである、前記8に記載の装置。
12.前記リンクさせる手段がN個のテーブル(120)の群を具え、その各群がN個の再生速度の各々に対する前記所定のジャンプ点のテーブルを(N−1)個具えるものである、前記11に記載の装置。
13.前記通常再生速度(NP)で再生するためのレコードが、前記少なくとも1つのトリック再生信号よりも高い解像度を有する、記録された信号を含むものである、前記8に記載の装置。
14.前記通常再生速度以外の速度で再生するためのレコード(TP1、−TP1、TP2、−TP2)が、前記通常再生速度で再生するためのレコード(NP)より低い解像度を有するレコードを含み、且つ再生速度の増加に応じて所定の割合で低下する解像度を有するものである、前記8に記載の装置。
15.前記画像が先行する画像再生の再生時刻より前の時刻から再生される、前記10記載の装置。
【図面の簡単な説明】
図1には、通常モードとトリック再生モードの両方に用いられる有利なビット・レートおよび解像度の違いを示すテーブル1が示されている。
図2は、通常再生速度、2倍再生速度および10倍再生速度を表す圧縮ビデオ・データ・ストリームを例示している。
図3は、通常再生速度およびトリック再生速度を表す各ビット・ストリーム間の選択を行うために本発明の方法で使用する複数のテーブル・グループを例示している。
図4は、圧縮ディジタル・ビデオ源の選択および制御のための本発明の機能を用いたシステムを例示するブロック図である。
図5は、通常再生速度とトリック再生速度で再生するための圧縮画像ストリームの選択および制御を行う本発明の方法による動作を示すフローチャートである。
発明の実施の形態
本発明の方法によれば、“再生”位置を制御して選択することによって種々のトリック・モードが容易に実現される。番組(プログラム)蓄積メディア(記憶媒体)次第では、1つの番組ストリームから通常再生速度動作とトリック再生動作の両方が行える。但し、1つの番組ストリームから通常再生速度動作とトリック再生動作の両方を行うと、トリック再生速度はGOP(Group of Pictures、画面群)サイズまたはIフレーム(イントラ・フレーム)繰り返しレート(周波数)による制限を受ける。トリック再生速度の選択の幅を広げるためには、通常再生速度動作用の1つのストリームと、種々の高速順方向および高速逆方向のトリック再生モードを実現する他のストリームとからなる、複数の番組ストリームを用いればよい。トリック再生機能を実現する画像ストリームは、必ずしも元の画像ストリームと同じビット・レートで符号化する必要はなく、また必ずしも元の画像ストリームと同じ解像度を有する必要もない。記憶スペースおよび/または伝送コストを考慮すると、大幅にまたは有意な程度(significantly)低いビット・レートおよび/または解像度を用いてトリック再生画像ストリームの符号化を行えば、記憶スペースおよび/または伝送コストが節約できる。さらに、人間の視覚的特性または視覚的作用を利用すればこれらトリック再生画像ストリームを処理して解像度をさらに低くすることができ、それによって視覚的画像品質を妥協して落とすことなくトリック再生ビデオ動作中の記憶コストおよび伝送コストを低減することができる。
この方法は、前述のように、アナログまたはディジタルの種々の方法で符号化された種々の形態のビデオ情報(データ)に適用できる。しかし、ここで説明する典型例のシステムでは、トリック再生ストリームは、次のパラメータを有するMPEG形フォーマットで符号化されているものとする。
通常再生(通常速度)MPEG形ビデオ・ストリームが1つ存在する。
2つの高速順方向ストリームとして、通常速度の7倍速および21倍速のストリームが必要である。
2つの高速逆方向ストリームとして、通常速度の−7倍速および−21倍速のストリームが必要である。
但し、この方法は、その他の種々の速度の構成(組合せ)にも等しく効果的に適用できる。
よって、この典型例のシステムにおいては、別々の5つのMPEG形符号化ストリームが必要である。これらのストリームは完全に互いに独立しており、種々のビット・レートおよび/または種々の表示解像度を有する。例えば、図1に示されたテーブル1は、画像品質とメモリ使用効率の間の関係(trade-off:トレードオフ、かね合い)を考慮して設定した使用可能なビット・レートおよび解像度の一例である。テーブル1は、通常再生ストリームにおけるビット・レート4.0Mbpsにおける解像度704×480ピクセルと比較して低いビット・レート1.5Mbpsおよび低い解像度352×240ピクセルを用いたトリック再生ストリームを示している。この解像度とビット・レートの両者の関係(トレードオフ、かね合い)は、高い空間的な(spatial)画像品質として人間の視覚特性以上の品質のトリック再生解像度が得られるので完全に許容できるもの(合格レベル)である。従って、解像度とビット・レートの関係を考慮すると、その結果、より効率的な記憶装置の利用が可能となる。全ての順方向および逆方向のトリック再生ストリームを記憶(蓄積)するのに必要な余分なメモリ容量は、各トリック再生速度に関する各トリック再生ビット・レートを各トリック再生速度で除した値を合計し、通常再生速度ビット・レートに対する百分率(%)で表して計算する。
必要とする余分な記憶容量の百分率
Figure 0004585051
必要とする余分な記憶容量=14.37%
従って、4つのトリック再生データ・ストリームは約15%分の余分な記憶容量で収容できる。逆方向通常再生機能を設けることもできるが、それにはトリック再生記憶容量を100%増大させる必要がある。但し、そのような逆方向通常(速度)再生機能は、例えばビット・レートと解像度を低下させることによって容易に実現することができる。例えば、逆方向通常再生機能には約37%の余分な記憶容量が必要になる。これを他のトリック再生ストリームの記憶容量に加えると、所要の通常再生ストリームの記憶容量の約50%分の記憶容量の増加が必要になる。
ビデオ情報がビデオ・サーバ(video server)からユーザの復号器(デコーダ)に読出されまたは再生される際に、ビデオ・サーバはユーザの命令に応答して種々のストリームの間で切換えられる。例えば、ユーザは、遠隔制御指令(コマンド)を用いて最高速の順方向速度を選択すると、速やかにその情報中の特定点の位置が決定される。高速順方向の制御指令によって、サーバの読出しアドレスが通常再生ストリーム中の現在の位置から21倍速の高速順方向ストリーム内の対応する適当な点(位置)へジャンプして、再生が継続する。各トリック再生ストリームおよび通常再生ストリームは、例えば1/2秒といったサイズの比較的均一で短いGOP(グループ・オブ・ピクチャ)で構成されるようにする。このGOPのサイズは、各ビット・ストリーム間で切換えをしたときに、最悪の場合で、0.25秒だけ、即ち最も近いIフレーム・エントリ点(位置)に到達する時間だけの視覚的連続性に関するエラー(誤り)を生じる。
全体のシステムにおける重要部分は、相異なる画像ストリーム間の切換えエントリ点を決定する方法である。例えば、1つのストリームの“再生”中に、ユーザが別のストリームに切換えることを望む場合が生じる。この切換えを行うには、復号器が“再生”を開始すべき新しいストリーム中の正確な開始位置をバイト・レベルの精度で計算する必要がある。新しいストリームにおける“エントリ点”は、次のステップに従って導出されて決定される。
1.現在のバイトのオフセット(ずれ)を求めて、それによって現在のファイルにおける現在のフレームを決定する。
2.新しいファイルにおける切換え先の新しいフレームを決定する。
3.新しいファイルにおけるバイトのオフセットを求める。
ステップ2は処理が複雑である。その理由は、MPEG標準においては、新しいストリームへのエントリ点はシーケンス・ヘッダ(sequence_header)が存在するエントリ点に限られ、このシーケンス・ヘッダは典型的にはGOP(グループ・オブ・ピクチャ)の開始位置にあるIフレームの位置に存在するからである。さらに、処理が複雑である別の理由は、1つのGOP中のフレーム数が一定だったとしても1つのGOPの実表示時間の持続時間が常に一定であるとは限らないからである。この処理の複雑さの原因は、MPEG形シーケンス中のフィールド(またはフレーム)が反復使用される可能性があって、その結果、1つのGOP中に実際に存在する符号化‘画像’の数と比較して最終的に多数の‘表示’フレームが1つのGOPから生成される可能性があることに因る。
図2にはストリーム切換えの例が示されている。図2において、蓄積メディアから通常速度の画像ストリームが読出し中の状態または“再生”中の状態にあり、一方、蓄積メディア上では通常速度の2倍および10倍の速度で再生を行うための2つのトリック再生画像ストリームが利用可能である。2倍速および10倍速のトリック再生速度は図を簡明にするために選んだものである。ユーザがトリック再生を選択した瞬間または切換え時点で、通常再生画像ストリームはフレーム番号20に位置していたとする。その3つのストリームの各々に入るための可能なエントリ点は、図2において黒いフレームで表されていて、典型的には、GOPの開始を示すシーケンス・ヘッダによって決定される。切換え先として“最適または最適合(best fit)”のフレームは、種々のビデオ・ストリームにおける各エントリ点をリンクする(繋ぐ、結合する)矢線の矢印の先にある。ユーザの視覚的連続性の観点から“理想的”または望ましいエントリ点が、図2において水平(横)方向の影線を付けたフレームで示されている。これらの“理想的”なエントリ点は、上述したような表示フレームおよび反復フレームが存在することに関係した複雑な処理があるために、必ずしも(通常シーケンスの現在のフレーム)/(トリック再生ストリーム速度)から単純に計算できるとは限らないことに留意すべきである。各事例(ケース)において、実際に選択されるフレームは、ユーザにとって望ましいフレームまたは“理想的”なフレームに時間的に最も近い“最適”な選択可能なエントリ・フレームである。図2から、どのフレームに切換えるかの判断の仕方は明らかである。しかし、アルゴリズム的観点からいえば、このような処理は些細なことではない。全体のシステムにおける重要部分は、相異なるストリーム間の切換え点を決定する方法である。この機能を実現するには、番組蓄積メディアに予め記録された(プリレコード形の)ルックアップ・テーブル(Look-up Table:LUT)を用いればよい。この典型例のルックアップ・テーブルの機能および配置構成の概略のレイアウトがテーブル2に記載されている。
Figure 0004585051
テーブル2のパラメータ定義
[]は整数値を表す。
〈〉は浮動小数点値を表す。
{}はテキスト・ストリングを表す。
[number_of_tables] 〔テーブル数〕:
ファイル中のルックアップ・テーブルの数はビット・ストリームの数と同じである。典型例の図1においては、5つのストリームが存在し、従って[number_of_tables]は5である。
[Table_number] 〔テーブル番号〕:
これは、ストリームの順序(配列)に関する番号である。この番号は0と[number_of_tables]−1の間の番号である。また、[Table_number]は最高速逆方向から最高速順方向までのストリームの順序を示す。
{file_name} 〔ファイル名〕:
これは、多重化MPEG形ストリームの名称である。
〈bit_rate〉 〔ビット・レート〕:
これは、トランスポート層オーバヘッドを含んだ多重化MPEG形ストリームのMビット/秒(Mb/s,Mbps)の単位で表したレート(速度)である。
[num_gops] 〔GOPの数〕:
これは、1つのビデオ・ストリーム中のGOPの数である。
[number_frames] 〔フレーム数〕:
これは、1つのMPEG形ビデオ・ストリーム中のフレーム総数である。
[gop_size]:
これは、必要な場合に3/2プルダウン(pull down、こまピッチ、断続送り)を考慮した表示フレームにおけるGOPサイズ(大きさ)である。
[1st_gop_size] 〔第1GOPサイズ〕:
これは、表示フレームにおける第1番目のGOPのサイズである。通常、これは[gop_size]−M+1である。ここで、MはMPEG形ストリームにおけるIフレームと各Pフレームの間の距離である。
[speed] 〔速度〕:
これは、符号(±)を含めたトリック再生ストリームの速度である。
テーブル2の典型例のルックアップ・テーブルLUTは、ビデオ情報の再生の間にシステム・メモリに記憶することができる。ユーザが速度を或る速度から別の速度へ変更したときは、LUT中の情報を用いて、復号の開始点に当たる新しいストリーム中の正確な点または対応する点の位置を決定する。そのためには、LUT中の情報を、再生中の現在のビット・ストリームにおけるバイト単位の現在のオフセットと共に用いる必要がある。
各ストリーム間の切換えを開始するために、ルックアップ・テーブル全体をサーチ(探索)して現在のファイル・オフセットに対応するGOP開始点を見つけることにより、現在のファイル・オフセットから現在のGOPを決定する(テーブル2参照)。いったん現在のGOPが判明すると、次の式1および式2と、パラメータ、speed_new(新しい速度)、speed_old(古い速度)、gop_sizeおよびfirst_gop_sizeとを用いて、古いGOP gop_oldから新しいGOP gop_newが計算される。
gop_new=[(old_frame×old_speed/new_speed)+
(gop_size-first_gop_size)]/gop_size …式1
ここで、
old_frame
=gop_old×gop_size-(gop_size-first_gop_size) …式2
新しいGOPを計算した後で、新しい速度に適したルックアップ・テーブルをサーチして新しいGOPに対応するファイルのオフセットを見つける。次いで、この新しいファイル・オフセット点を開始点として新しいストリームが再生される。このシステムは比較的簡単になっているので、相異なるストリーム相互間で効率的に切換えることができる。但し、この方法では、ストリームは一定数の表示フレーム(gop_sizeと記述される)を生成するGOPを含んでいると仮定して、新しいGOPをリアルタイムで計算する。しかし、種々の(変動する)GOP構成を用いてストリームが符号化されているか、またはソース(供給源)情報内に一定でないフィールド反復パターンが存在し、符号化において逆テレシネ(de-telecine、ビデオ信号から中間素材に記憶される映像情報への変換)が使用されているか、のいずれかの理由で、このGOPが一定数の表示フレームを生成するという仮定が正しくない場合には、上述の式は正しくない。
上述の仮定が正しくない(成立しない)という可能性、即ち復号時にGOPによって生成されるフレームの数が正確に前もって知ることができないという可能性を考慮すると、新しいストリームの完全な“時間マップ”が利用できない場合は、現在のストリームにおける点が与えられても、新しいビット・ストリームに入るためのエントリ点を常にリアルタイムで正確に計算できるとは限らない。その理由は、たとえ現在の“リアルタイム”のフレーム番号が分かったとしても、式1および式2が有効でない場合は、新しいストリーム中のどの画面(ピクチャ)番号が現在の画面と時間的に同じ点(時点)に対応するのかを計算することは不可能である。この実際的問題に加えて、実際の切換えソフトウェアと独立して、別にストリームの切換え遅延および精度を細かく調整する機能があると有利である。これらの理由から、“エントリ点”をリストにして、即ち第2ステップのリアルタイム計算と反復フレームに付随する問題の両方を回避するような、有利なルックアップ・テーブルの方法を開示する。有利なルックアップ・テーブルは、“オフライン”で組立てられて、対応する番組ストリームと共に記憶または蓄積される。予め処理されたルックアップ・テーブルを用いることによって、エントリ点の決定が可能になり、またそのテーブルを使用するソフトウェアとは独立してストリーム切換え遅延の調整を実行することが可能になる。
種々の再生ストリームおよびトリック再生ストリーム用のエントリ点またはジャンプ先の点を含んだ包括的な(generic)ルックアップ・テーブルを用いるには、比較的単純なソフトウェア制御を使用すればよい。従って、実際の切換え制御ソフトウェアとは独立して(関係なく)ストリーム切換え遅延の微調整または細かい修正が容易に行われる形で、有利にユーザ制御が行われる。例えば、視聴の連続性を確保するためには、ユーザが必ず第1番目(最初)のストリームにおける出発点の1/2秒または1秒前に新しいストリームへの移行を選択するように構成にすればよい。このようにして、“番組”の画像の連続性が維持される。さらに、そのような“オフ・セット”のエントリ点によってユーザの反応時間を有利に補償することができる。
さらに、ユーザは、ルックアップ・テーブルの精度、解像度、または細分性(granularity)もしくは粒状度を決定することができるように構成されている。例えば、LUTに各ストリーム中の全ての各Iフレームが含まれている場合は、各Iフレームで“ジャンプ先”アドレスが生じるので、明らかに最高解像度が得られる。このレベルの解像度を用いるとルックアップ・テーブルに必要なメモリ容量が最大になる。一方、LUT中のIフレームのアドレスの数を少なくすれば必要となるメモリ容量が減少するが、そうすると、たとえジャンプ先アドレスが、失われることになっていた番組の画像を含むように自動修正されたとしても、ユーザは欲求不満を抱く可能性がある。これらのユーザの制御の好みまたは選択(preference)は、実際の切換え制御ソフトウェアとは独立した形で容易に対処することができる。そうすれば、切換えスケジュール(予定形式)の変更が必要なときでも、制御ソフトウェアは全く修正する必要がなくなる。図3には2つのルックアップ・テーブルまたは2つのLUTセット(群)の概念図が示されている。図3は、通常再生速度と7倍再生速度から遷移可能な宛て先(遷移先)を示している。21倍速、−7倍速および−21倍速のトリック再生(TP)速度からの遷移についても同様のテーブルのセットが必要である。
次に、このルックアップ・テーブルに基づく切換え方法を説明する。N個のストリームからなるシステムは、通常再生ストリームおよび種々のトリック再生ストリームからなり、その任意のストリームから任意のストリームへ切換えることができる。従って、各ストリームに対して、それぞれが複数の(バイト・オフセット,バイト・オフセット)の対で構成されたN−1個のテーブルが必要となる。その対における第1のオフセットは、現在のストリームにおける観察(観賞、表示)中の点または位置に相当する。一方、第2のオフセットは、切換え先のストリームにおけるそれと時間的に同じ点または位置(番組位置)に相当(関係)する。
さらに、この複数のテーブルに基づく切換え方法は、入れ子式(nested、繰り込み式)アドレスとして説明できる。例えば、通常再生速度から7倍速への遷移に用いるテーブルを参照すると、各“遷移先”バイト・アドレスに対して7個の“遷移元”バイト・アドレスが存在する。従って、これら7個のNP(Normal Play:通常再生)GOPの各々に対して、7倍速ストリームにおける行き先としては1つのGOPしか存在しない。同様に、通常再生速度から21倍速への遷移については、21個のNP・GOPが、21倍速ストリーム中の1つのGOPに向けられている。一方、21倍速から通常再生速度への遷移に対しては、現在の21倍速GOPに対応するNP・GOPは1つしか存在しない。従って、より低速の再生速度からより高速の再生速度への遷移に対するジャンプ先アドレスは入れ子式アドレスのセット(群)と考えることができる。しかし、より高速からより低速への遷移する場合は、1つのジャンプ先アドレスだけが対応するものとして存在する。
テーブル3は、このルックアップ・テーブルに基づく方法の概略のレイアウトを例示している。遷移元/遷移先のテーブル・エントリは、番組ストリームの対に適用されるソフトウェア・ルーチンによって組立てられる。例えば、通常再生速度から7倍速への遷移に用いるテーブルを組立てるためには、その2つの番組ストリームが部分的に復号されまたは構造解析(parse)されて、GOPヘッダの位置が求められる。各ストリームのヘッダは、前述のように、各々の7倍速アドレスに対して7個のNPアドレスを有するテーブルの形に組立てられる。
テーブル3において、切換え元(遷移元)の現在のファイルまたは現在のビデオ・ストリームにおける位置は、バイト単位のオフセットである[“切換え元”のバイト・オフセットN]即ち[“from”byte offset N]によって示される。復号が開始される新しいファイルまたは新しいビデオ・ストリームにおける開始位置は、バイト単位のオフセットである[“切換え先”のバイト・オフセットN]即ち[“to”byte offset N]によって示される。[num_pairs]は、ファイル中の切換え座標対の数である。各テーブルにおける座標対の数は、ストリーム間で切換えを行うときに要求される精度または細分性もしくは粒状度だけに応じて決まる。即ち、座標対の数が少ないほど、記憶スペース(空間)が節減できるが、新しいストリームに移行するための位置の数が少なくなる。しかし、精度の上限は、依然としてGOPの数によって決まり、従って、切換え先(遷移先)のストリーム中の取り得るエントリ点の数によって決まる。
Figure 0004585051
従って、N個のビデオ・ストリームを用いるシステムにおいては、各ストリームは(N−1)個のテーブルを使用する。これらのテーブルは次のように使用される。
ストリームS1からストリームS2への切換え(テーブルT_1_2)
ストリームS1からストリームS3への切換え(テーブルT_1_3)
ストリームS1からストリームS4への切換え(テーブルT_1_4)
・・・
ストリームS1からストリームSNへの切換え(テーブルT_1_N)
例えば、現在の画像の位置がストリームS1におけるオフセットO1に位置していて、ストリームS3への切換えが要求された場合には、次の動作が必要である。
1)テーブルT_1_3中の最も近い(時間的に)“切換え元”オフセットを見つける。
2)同じテーブルから対応する“切換え先”オフセットを読出す。
3)読出した“切換え先”オフセット値からストリームS3の復号(decoding)を開始する。
これらのテーブルによって生じる記憶オーバヘッドは、ビデオ・ストリームの記憶に必要な記憶スペースと比較すると依然として相対的に少ない。これらのテーブルに対する記憶オーバヘッドは、次の仮定に基づいて計算される。
符号化された2時間映画(7200秒)
+7倍速、−7倍速、+21倍速、−21倍速のトリック再生ストリームGOP長は0.5秒
ビット・レートは4Mbps(従って、映画=3.6Gバイト(G bytes))存在するエントリ数(エントリ)は、
4×LUTのエントリ数14,400(NPストリーム・アドレス)
8×LUTのエントリ数14,400/7(7倍速TPアドレス)
8×LUTのエントリ数14,400/21(21倍速TPアドレス)
合計エントリ数=79,543エントリ、
8バイト/エントリと仮定すると、
オーバヘッド=636,344バイト
オーバヘッド%=(636,344/3.6Gバイト×100)
=元の通常再生ストリーム・サイズの0.018%
さらに、切換え手順(精度、タイミング、等)の全ての制御および微調整は、制御ソフトウェアにアクセスするまでもなく、テーブルそのものから読出したエントリの値および数を変更しまたは修正するオーバーレイ・ソフトウェアによって制御することができる。
図4には、本発明による種々のディジタル・ビデオ源選択法を用いたシステムが示されている。図4に示されたシステムには、例えば装置525を用いて遠隔制御を行うことができるユーザと、オーディオおよびビデオ入力信号をモニタするための表示装置1000とが含まれている。インタフェース・ユニット500は、ユーザの装置とディジタル・ビデオ源10との間に制御通信ストリーム551を供給する。また、インタフェース・ユニット500は、ビデオ源10から取出した圧縮ディジタル・ビデオ信号511を復号化して、表示装置1000に結合されるオーディオおよびビデオ信号を生成する。インタフェース・ユニット500の一部を構成する制御送信機550によって制御ストリーム551が生成される。制御ストリームは、複数の制御機能を有し、例えば、ユーザ課金(料金)の付勢制御機能、番組供給源選択のようなユーザとの対話による制御機能、“トリック再生”機能、または“仮想(virtual)VCR(ビデオ・カセット・レコーダ)”的な番組供給源の形成機能を有する。ユーザは、遠隔制御ユニット525を介して、または手動操作スイッチ(図示せず)を介して、インタフェース・ユニット500と交信する。
ディジタル・ビデオ源10に含まれている制御ユニット50は、制御ストリーム551を受取って、ユーザが要求したタスクをソフトウェア制御プログラムを用いて実行する。例えば、ユーザが発した指令は、使用毎の課金(料金)機能、番組選択機能、ペイ・パー・ビュー(pay per view)プレミアム番組選択機能、番組操作機能、または“トリック再生”機能を含んでいる。前述のようなユーザの好みによる制御選択は、ブロック50の主制御ソフトウェアと対話するブロック60に示されたユーザ選択制御ソフトウェアによって容易に実行される。
複数の圧縮ディジタル・ビデオ番組供給源がビデオ源10内の記憶装置に記憶されている。記憶装置は、固体メモリ、磁気メモリもしくは光学的メモリ、または固体メモリと磁気メモリもしくは光学的メモリとの組み合わせからなる。図4に例示された圧縮ディジタル・ビデオ番組は、メモリ・ページ100に位置する番組P1、メモリ・ページ101に位置する番組P2、およびメモリ・ページ(99+n)に位置する番組Pnを有するメモリの複数の領域またはページとして示されている。各番組ページは番組メモリ・スペース(メモリ空間)110からなり、この番組メモリ・スペース110は、例えば通常再生用のブロックNPのような通常再生速度で“再生”を行うための圧縮された番組を含んでいる。この通常再生番組は、図1のテーブル1に示されたビット・レートおよび解像度のパラメータで表される。また、番組メモリ・スペース110は、種々の“トリック再生”処理形式の番組、例えばTP1即ち“トリック再生”速度1、およびその逆方向(リバース)、およびTP2即ち“トリック再生”速度2、およびその逆方向を含んでいる。前述のように、これらの番組の“トリック再生”バージョン(異形、変形版)によって、その必要となるメモリ容量を減少させ、または最小化するように有利に処理される。例えば、前述のような4つの“トリック再生”速度を設ければ約15%のメモリ容量を追加するだけでよい。各番組再生速度間での切換えを可能にするために、各番組ページはさらに本発明によるルックアップ・テーブル120を含んでいる。ルックアップ・テーブル120は、前述したように切換え元のエントリ・アドレス−切換え先エントリ・アドレスをリスト化(表に)したものである。
図4に示されている例示的なシステムの動作を、図5に示されたフローチャートを参照して説明する。ユーザは、遠隔制御ストリーム551を用いてディジタル・ビデオ番組供給源10とのコンタクト(contact:交信、アクセス)を開始する。この初期コンタクトまたはログオン(log-on)は、図5にステップ100における開始として示されており、課金期間または課金イベント(番組)の開始を知らせる信号を生じさせ、またはそれ以外ではログ・ユーザとシステムとの対話の開始を知らせる信号を生じさせる。ログオンにおいて、ユーザは、番組選択を行うための番組選択メニューの提示を受ける。図4の制御システム50は、ユーザ指令を受取って、例えばメモリ・ページ100上の番組1を選択する。この番組選択は図5においてステップ200で表されている。番組を選択した後、その番組に関する情報が蓄積メディアから読出され、ビデオ源10のシステム・メモリに記憶される。この情報は、システム・データ、例えば、トリック再生速度の数、ルックアップ・テーブル、および例えば表示アスペクト比、言語、格付け(rating)等の種々のユーザの選択肢を含んでいる。ステップ225では、ユーザが再生速度を選択したかどうかを判断するテストが実行される。ユーザが通常再生速度すなわちNPモードを選択した場合には、ステップ225のテストでYES(肯定)と判断された後で、図5のステップ275によって示されているように、メモリ110のNPメモリ領域から圧縮ディジタル番組ストリームが読出される。また、例えば、ユーザが逆方向に最高再生速度で番組1を観察(観賞、表示)するように選択した場合には、同様に、ステップ225のテストでYESと判断された後で、メモリ110の−TP2メモリ領域から番組1の1つのバージョン(version:版)が読出される。一方、ユーザが再生速度を指定し損なった場合には、ステップ250でデフォルト(default)設定が呼出され、この設定によって図5のステップ275において選択番組1の通常再生速度による再生が自動選択される。
番組1の再生が開始された後、ステップ300において、新しい再生速度がユーザによって選択されたかどうかのテストが実行される。ステップ300のテストにおいてNO(否定)と判断された場合には、さらにステップ700において番組が終了したかどうかが検出される。即ち、ステップ300および700において共にNOと判断された場合は、再生速度の変更指令または番組の終了のいずれかが生じるのを待つループが形成される。テスト300においてYESと判断された場合は、新しい再生速度が選択され、図4の制御システム50が現在の番組再生におけるバイト・オフセット・アドレスを決定する。このバイト・オフセットの決定は、図5においてステップ400で示されている。制御システム50は、ユーザの新しい速度設定要求を受取ると、メモリ領域120から望ましい速度遷移に固有のルックアップ・テーブルを選択する。このルックアップ・テーブルは、対応関係にある対をなす遷移元/遷移先またはジャンプ先の各アドレスを含んでいる。ステップ500において、テーブルがサーチされて、対のうちの“遷移元アドレス”を表す現在のバイト・オフセット・アドレスの位置が決定される。“遷移先アドレス”は、遷移元アドレスに対応する新しい速度ストリームにおけるバイト位置を与え、そのバイト位置から再生が継続される。新しいアドレスから新しい速度で再生を開始する処理が図5のステップ600に示されている。ジャンプ先アドレスが前述のようにして取出されて、新しい番組のバージョンは確実に隣接フレームまたは先行フレームと独立して復号化され、従って、ユーザに対して番組の連続性が維持される。
ジャンプ先位置および/またはジャンプ先アドレスの細分性もしくは粒状度の選択は、ユーザの好みに応じてユーザがステップ200において番組を初期選択している間に設定される。例えば、ルックアップ・テーブルは、例えば言語、格付け、アスペクト比、等のユーザによって選択可能な他の機能と共に記憶装置から取出して復元される。ルックアップ・テーブルは、ユーザ選択ユニット60によって実際に使用される前に再計算されまたは修正されるようにしてもよい。そのような修正されたジャンプ先アドレスを用いると、古い番組または前の番組の出発点に先行する点において新しい番組に旨く移行することができる。
ステップ600で新しい速度の番組再生を開始した後で、制御シーケンス・ループは、ステップ300およびステップ700に戻って、別の再生速度要求または番組終了のいずれかが生じるのを待つ。ステップ700のテストにおいて番組終了点に到達したことを示すYESと判断された場合には、ステップ800において、ユーザが新しい番組を見ることを希望するかどうかを判断する別のテストが実行される。ユーザが番組選択メニューの中から別の番組を選択した場合には、ステップ800においてYESと判断され、ステップ200に戻るように結合される。ステップ800においてNOと判断された場合は、再生セッション(session)が終了し、ビデオ源10との対話(交信)が終了ステップ900で終了する。
図4にはメモリ・ページ100内にスイッチS1が例示されているが、実際には、番組ストリームは、適当な再生速度メモリ、即ちNP、TP2、等から読出すときに、現在の速度から新しい速度への遷移に関するメモリ120の固有のルックアップ・テーブル中の適当なアドレス対によって規定されるアドレスから読出しが開始される。同様に、ユーザは、各再生速度に対する可能な全エントリ点をリスト化したテーブル120を用いて、任意の現在の再生ストリームから任意の他のストリームへの遷移を行わせる。
図4のビデオ源10は、複数の番組を含む消費者用娯楽(視聴)ユニットとして構成することができる。それは、例えば、番組ディスク・ライブラリおよびディスク交換器(チェンジャ)機構を有するビデオ・ジューク・ボックスである。また、ビデオ源10は、電子バッファ・メモリに結合されたディスク・ベースの複数の番組の組合わせを含んでいる。番組ディスクは、MPEG形式で符号化され、さらに本発明による有利なルックアップ・テーブルを含んでいる。これらのルックアップ・テーブルはIフレーム・トラック・アドレスを含んでいて、そのIフレーム・トラック・アドレスによって、所望の“トリック再生”速度を形成するように、ディスク再生変換器(トランスデューサ)が各Iフレーム間で連続的にジャンプするものであってもよい。これらのルックアップ・テーブルの必要な記憶容量は既に説明したように小容量である。しかし、“トリック再生”を容易にするには、これらのテーブルは番組再生の前にディスクから復元され、使用するメモリに記憶されなければならない。“トリック再生”を行っている間は、ディスク再生変換器は、ジャンプ先テーブルから取出されたシーケンス(順序)に従ってIフレーム間を連続的にジャンプする。例えば、7倍速順方向の速度においては、変換器は間に存在する7個のIフレームを“越えて”ジャンプして、8番目のIフレームだけを再生するように指示される。番組終了に到達するか、またはユーザが別の選択をするまでは、この再生−ジャンプ−再生のシーケンスが連続的に繰返される。再生信号ストリーム中の各間隙(ギャップ)はバッファ・メモリおよび画像反復手法を用いることによって隠蔽することができる。番組ディスクには、Iフレームだけの再生によって得られるよりも視覚的により滑らかな表示が容易に行えるように、時間的および空間的に処理された“トリック再生”に固有のMPEG形ストリームを含ませてもよい。同様に、これらの“トリック再生”に固有のストリームは、本発明による有利なルックアップ・テーブルによってアドレスすることが可能である。
ビデオ源10は、家庭の消費者用に圧縮したビデオ番組または動画像の選集(精選品)を予めロードした携帯用娯楽ユニットを表している。一方、この娯楽ユニットは、圧縮された番組内容に複数のユーザがアクセスできるように大規模化(scale up)して中央に配置してもよい。そのような中央に配置された再生装置では、仮想VCRに前述の“トリック再生”機能の付加を容易にするために両方向通信手段が必要となる。

Claims (15)

  1. 複数のビデオ番組のうちの1つを、所定のジャンプ点を介して複数の再生速度を切換えて、記録媒体から再生する方法であって、
    a)再生のために、前記複数のビデオ番組のうちの1つを選択するステップと、
    b)前記選択されたビデオ番組の再生速度を選択するステップと、
    c)前記再生速度に応答して、前記選択されたビデオ番組に対応するディジタル符号化信号を1群のディジタル符号化信号の中から選択するステップと、
    d)前記選択されたディジタル符号化信号を再生するステップと、
    e)その後の、異なる再生速度の選択に応じて、前記所定のジャンプ点に従って再生するために、前記1群のディジタル符号化信号のうちの別の信号にジャンプするステップと、
    f)前記選択された再生速度で前記選択された番組を表示するために前記再生された信号を復号するステップとから成り、
    前記ディジタル符号化信号は、通常再生信号またはトリック再生信号の少なくとも一方であり、前記トリック再生信号は、前記トリック再生信号を貯えるために必要な貯蔵空間量を低減するため低下した解像度を有している、前記方法。
  2. 前記所定のジャンプ点を入れ子パターンで配置するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  3. 通常再生速度で再生するために前記ディジタル符号化信号群の中の1つの信号を発生するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記通常再生速度以外の速度で再生するために前記群の中のその他の信号を発生するステップを含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記通常再生速度で再生するために前記1つの信号のビットレートより低いビットレートで再生を行うように前記群の中の前記その他の信号を発生するステップを含む、請求項4に記載の方法。
  6. 前記所定のジャンプ点をルックアップ・テーブルとして組立てるステップを含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ルックアップ・テーブルを、各グループが再生速度に固有のものであるような複数のグループに配置するステップを含む、請求項6に記載の方法。
  8. ビデオ番組を再生する装置であって、
    各番組のレコードが1群のディジタル符号化信号のレコードを具えており、前記1群のディジタル符号化信号のレコードが、少なくとも1つの通常再生信号と少なくとも1つのトリック再生信号とを含み、前記少なくとも1つのトリック再生信号は、前記少なくとも1つのトリック再生信号を貯えるために必要な貯蔵空間量を低減するため低下した解像度を有している、複数のビデオ番組のレコードを貯える手段と、
    群の各番組レコードの前記符号化信号のレコードの各々と、その間の選択をするための所定のジャンプ点とリンクさせる手段であって、前記所定のジャンプ点は経過した番組時間を表しており、
    前記リンクさせる手段に応答し、所望の再生速度に応じた転送のために前記貯える手段から少なくとも1つの前記符号化信号のレコードを読み出す手段と、
    を含、前記装置。
  9. 前記所定のジャンプ点が、相異なる再生速度間の遷移に固有の形にグループ化されているものである、請求項8に記載の装置。
  10. 前記所定のジャンプ点が、前記群の各々における前記符号化信号において、互いに対応するディジタル画像のアドレスを表すものである、請求項8に記載の装置。
  11. 前記リンクさせる手段が前記所定のジャンプ点のテーブルを具えるものである、請求項8に記載の装置。
  12. 前記リンクさせる手段がN個のテーブルの群を具え、その各群がN個の再生速度の各々に対する前記所定のジャンプ点のテーブルを(N−1)個具えるものである、請求項11に記載の装置。
  13. 前記通常再生速度で再生するためのレコードが、前記少なくとも1つのトリック再生信号よりも高い解像度を有する、記録された信号を含むものである、請求項8に記載の装置。
  14. 前記通常再生速度以外の速度で再生するためのレコードが、前記通常再生速度で再生するためのレコードより低い解像度を有するレコードを含み、且つ再生速度の増加に応じて所定の割合で低下する解像度を有するものである、請求項8に記載の装置。
  15. 前記画像が先行する画像再生の再生時刻より前の時刻から再生される、請求項10記載の装置。
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