JP3850289B2 - サーバおよび受信端末 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明はサーバおよび受信端末に関し、特に、ユーザに利便性の高い情報を提供するサーバおよび受信端末に関する。
【0002】
【従来の技術】
インターネットの広帯域化に伴ない、インターネット上で音楽や動画等をリアルタイムで再生するサービスであるストリーミングサービスが広く普及し、近年では数多くのサイトでサービスが提供されている。
【0003】
ストリーミングサービスを提供するシステムは、配信用コンテンツを保存するコンテンツサーバと、コンテンツを配信する配信サーバと、ネットワークを介して、配信されるコンテンツを受信する受信端末(クライアント)とを含む。
【0004】
図18は、従来のストリーミングサービスを提供する処理の流れを示す図である。
【0005】
ユーザがコンテンツを選択し、受信端末にストリーミングで当該コンテンツのデータが配信される場合、ユーザの操作「開始」により、受信端末からネットワークを介して通信サーバに選択されたコンテンツを通知するコンテンツ選択情報が通知される。通信サーバは、コンテンツサーバから該当するコンテンツを読出し、コンテンツを受信端末に配信する。これによって通常のコンテンツの再生が開始する。コンテンツの配信は継続的に行なわれ、コンテンツの配信中は、受信端末でコンテンツが再生される。なお、1つのコンテンツが終了すると、サーバはコンテンツの配信を中止し、受信端末でのコンテンツの再生は終了する。
【0006】
このように、従来のシステムにおいてストリーミングサービスを受信する場合、通信端末から通信サーバに対して制御信号を通知して配信情報を受信することで、容易にサービスを受けることができる。
【0007】
また、受信端末においてコンテンツの再生表示中に、ユーザが当該コンテンツの再生の中止を行なう場合には、ユーザの操作「中断」により、受信端末からネットワークを介して通信サーバにその旨のコンテンツ制御情報が通知され、通信サーバからの配信が中止される。また、ユーザが当該コンテンツの再生の早送りを行なう場合には、ユーザの操作「早送り」により、受信端末からネットワークを介して通信サーバにその旨のコンテンツ制御情報が通知され、通信サーバから早送りのコンテンツ情報(当該コンテンツの要約映像情報)が配信される。巻戻しや、中断されたコンテンツを引続き再生する指示がユーザから行なわれた場合にも同様に、通信サーバにその旨のコンテンツ制御情報が通知され、通信サーバから要約映像情報等が配信される。なお、これらコンテンツの中止、早送り、巻戻し等の処理を、一般的にトリック再生処理という。
【0008】
昨今のストリーミングサービスの普及に伴ない、今後、配信されるコンテンツは、映画やコンサート等が主流となり、有料化されて、配信時間も長時間化されるものと考えられる。その場合、このような、配信を一時的に中断する処理や早送り処理等のいわゆるトリック再生処理は、不可欠なものになると考えられる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のシステムにおいて上述のトリック再生を実行する場合、操作指示を通信端末からネットワークを介して通信サーバに通知し、その通知内容に従って配信サーバが配信するコンテンツの内容を変更して受信端末に配信するため、ユーザがトリック再生の指示を行なってから実際に受信端末でトリック再生処理されたコンテンツを見るまでには若干の遅延が発生し、スムーズなコンテンツの配信を受けることができないという問題があった。
【0010】
また、従来のシステムおいては、トリック再生として再生の中断を指示した後に再生を再開した場合、コンテンツの中断位置と再生再開位置とがずれるという問題もあった。
【0011】
本発明はこれらの問題に鑑みてなされたものであり、ユーザの利便性の高いストリーミングサービスの提供を行なうことのできるサーバおよび受信端末を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、サーバは、受信端末より配信するコンテンツの要求を受付ける受付手段と、上記受信端末より保存可能容量を取得する取得手段と、要求されたコンテンツを構成する映像情報及び又は音声情報をコンテンツサーバから抽出する抽出手段と、コンテンツサーバに保存されている、映像情報及び又は音声情報の少なくとも一部から生成されて、上記コンテンツをトリック再生する際に用いられるコンテンツの要約情報のうちから、上記受信端末の保存可能容量に応じた容量の要約情報を抽出する要約情報抽出手段と、抽出した映像情報及び又は音声情報と、抽出した当該コンテンツの要約情報とを、コンテンツの要求に応じて同時にコンテンツ情報として配信する配信手段とを備える。
【0015】
また、コンテンツの要約情報は、そのコンテンツを構成する、時系列に沿って連続して再生される映像及び又は音声のデータから抽出されたデータで構成され、上述の要約情報抽出手段は、当該コンテンツの要約情報を構成する前記データのうちから、現在配信中の、映像及び又は音声のデータ以降に相当するデータを抽出する第1の抽出方法と、当該コンテンツの要約情報を構成するデータより所定データ数間隔でデータを抜粋して抽出する第2の抽出方法と、当該コンテンツの要約情報を構成するデータのうちから、現在配信中の、映像及び又は音声のデータの前後所定データ数でデータを抽出する第3の抽出方法との、いずれか1つの抽出方法を用いて要約情報を抽出することが望ましい。
【0016】
本発明の他の局面に従うと、受信端末は、サーバに対してコンテンツの配信を要求する手段と、要求に応じて、サーバより、コンテンツを構成する映像情報及び又は音声情報と、映像情報及び又は音声情報の少なくとも一部から生成されて、上記コンテンツをトリック再生する際に用いられるコンテンツの要約情報とを同時にコンテンツ情報として受信する受信手段と、受信したコンテンツ情報に含まれる映像情報及び又は音声情報と要約情報とを分離する分離手段と、分離された要約情報を一時的に保存する保存手段と、分離され保存された要約情報を出力するための処理を行なう要約情報処理手段と、分離された映像情報及び又は音声情報を出力するための処理を行なう情報処理手段と、ユーザの指示によって、処理された映像情報及び又は音声情報と要約情報との少なくとも一方を切換えて出力する出力手段とを備え、コンテンツの要約情報は、コンテンツを構成する、時系列に沿って連続して再生される映像及び又は音声のデータから抽出されたデータで構成され、保存手段は、要約情報の容量が保存可能容量より大なるとき、すでに保存されている要約情報を構成するデータのうち、出力手段で出力中の映像及び又は音声のデータ以降に相当するデータを削除し、以前に相当するデータを保存する第1の保存方法と、出力手段で出力中の映像及び又は音声のデータ以前に該当するデータを削除し、以降に該当するデータを保存する第2の保存方法と、出力手段で出力中の映像及び又は音声のデータ前後所定データ数のデータを保存する第3の保存方法と、すでに保存されている要約情報を構成するデータの全体から所定データ数間隔でデータを抽出して保存する第4の保存方法との、少なくともいずれか1つの保存方法を用いて要約情報を保存する。
【0018】
また、上述の出力手段は、ユーザの指示によって要約情報と映像情報及び又は音声情報とを切換えて出力するとき、切換え以前の出力の停止位置と、切換え以降の出力の開始位置とを一致させて出力することが望ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下に、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。以下の説明では、同一の部品および構成要素には同一の符号を付してある。それらの名称および機能も同じである。したがってそれらについての詳細な説明は繰返さない。
【0021】
図1は、本実施の形態における情報配信サービスシステムの構成を示す図である。
【0022】
図1を参照して、情報配信サービスシステムは、配信用コンテンツを保存するコンテンツサーバ1と、コンテンツを配信する配信サーバ2と、ネットワーク3を介して、配信されるコンテンツを受信する受信端末(クライアント)4とを含む。
【0023】
さらに図2は、図1に示されるコンテンツサーバ1の構成を示すブロック図である。図2に示されるコンテンツサーバ1は、通信を行なうためのインタフェースと、記憶部とを備える記憶装置であり、図2に示される構成に限定されるものではない。
【0024】
図2を参照して、コンテンツサーバ1は配信サーバ2へデータを送るためのネットワークインタフェース部11と、コンテンツの映像情報を保存する映像情報保存部12と、映像情報保存部12に保存されている映像情報に基づいて、コンテンツの要約映像情報を作成する要約映像情報作成部14と、要約映像情報作成部14で作成された要約映像情報を保存する要約映像情報保存部13とを含む。また、図2には図示されていないが、コンテンツサーバ1は、コンテンツに含まれるその他の音声、テキスト等のメディア情報を保存する保存部を備えていてもよい。
【0025】
また、図3は、図1に示される配信サーバ2の構成を示すブロック図である。図3に示される配信サーバ2はパーソナルコンピュータ等から構成される一般的なサーバであって、図3に示される構成に限定されるものではない。
【0026】
図3を参照して、配信サーバ2は、配信サーバ2全体の制御を行なうサーバ制御部21と、コンテンツサーバ1からのデータの取得および受信端末4へのデータの配信を行なうためのネットワークインタフェース部22と、コンテンツサーバ1の要約映像情報保存部13から、配信するコンテンツの要約映像情報を抽出する要約映像情報抽出部23と、要約映像情報抽出部23で抽出された当該コンテンツの要約映像情報を配信する要約映像情報配信処理部24と、当該コンテンツの映像情報を配信する映像情報配信処理部25とを含む。
【0027】
さらに、図4は、図1に示される受信端末4の構成を示すブロック図である。図4に構成の示される受信端末4は、パーソナルコンピュータや携帯電話やPDA(Personal Degital Assistants)等であり、図4に示される構成に限定されるものではない。
【0028】
図4を参照して、受信端末4は、受信端末4全体の制御を行なう端末制御部41と、配信されたコンテンツ情報を受信するネットワークインタフェース部42と、受信したコンテンツ情報を、映像情報や要約映像情報等の複数のメディア情報に分離するネットワークアダプテーション部43と、分離された要約映像情報を処理する要約映像情報処理部45と、要約映像情報を一時的に蓄えておく要約映像情報保存部44と、分離された映像情報を処理する映像情報処理部46と、分離された映像以外の音声、テキスト等の情報を処理するメディア情報処理部47と、メディア情報の表示およびユーザからの情報要求を行なうGUI(Graphcal User Interface)部48とを含む。
【0029】
ユーザが受信したいコンテンツを選択する場合、GUI部48、端末制御部41、ネットワークアダプテーション部43、およびネットワークインタフェース部42を介して、配信サーバ2およびコンテンツサーバ1に、選択されたコンテンツを通知するコンテンツ選択情報が通知される。
【0030】
また、配信されたコンテンツ情報を受信する場合、ネットワークインタフェース部42、およびネットワークアダプテーション部43を介して、映像情報は映像情報処理部46に、音声、テキスト等のメディア情報はメディア情報処理部47に送られ、映像情報処理部46およびメディア情報処理部47において、表示を行なうための処理が実行され、GUI部48で表示再生される。
【0031】
なお、図4に示される本実施の形態における受信端末4は、従来の受信端末に対して、要約映像情報処理部45と、要約映像情報保存部44とを備えることを特徴とする。
【0032】
このような情報配信サービスシステムにおいて、配信サーバ2より配信されるコンテンツ情報を、ユーザが受信端末4を用いて利用する場合の処理について、以下に説明する。
【0033】
図5は、配信サーバ2が、コンテンツ情報を受信端末4へ配信する処理のメインルーチンを示すフローチャートである。図5に示されるコンテンツ情報の送信処理は、図3には示されない記憶部に記憶されているプログラムを、サーバ制御部21で実行することによって実現される。
【0034】
図5を参照して、まず、ネットワークインタフェース部22がネットワーク3を介して受信端末4よりコンテンツの配信の指示を受信することで、以降の処理を実行する(S10)。
【0035】
ステップS10の指示に引続いて、当該受信端末4の要約映像情報保存部44の空き容量を受信する(S20)。ステップS20で受信する要約映像情報保存部44の空き容量の情報は、ステップS10の指示と同時に取得するものであってもよいし、当該受信端末4に入力の指示を送信することで取得するものであってもよい。
【0036】
そして、コンテンツサーバ1の要約映像情報保存部13に保存されている当該コンテンツの全ての要約映像情報と、ステップS20で受信した当該受信端末4の要約映像情報保存部44の空き容量とを比較する(S30)。
【0037】
受信端末4の要約映像情報保存部44の空き容量が当該コンテンツの全ての要約映像情報を保存するのに充分であると判断すると(S30でYes)、第1の配信処理を実行して、コンテンツサーバ1の映像情報保存部12に保存されている当該コンテンツの映像情報と、コンテンツサーバ1の要約映像情報保存部13に保存されている当該コンテンツの全ての要約映像情報とを含むコンテンツ情報を受信端末4へ配信する(S40)。
【0038】
受信端末4の要約映像情報保存部44の空き容量が当該コンテンツの全ての要約映像情報を保存するのに不充分であると判断すると(S30でNo)、第2または第3の配信処理を実行して当該コンテンツの映像情報と所定の要約映像情報とを含むコンテンツ情報を受信端末4へ配信する(S50)。
【0039】
なお、上述のステップS40で行なわれる第1の配信処理、およびステップS50で行われる第2,3の配信処理については、後にフローチャートを挙げて、詳細な説明を行なう。
【0040】
以上で、図5にフローチャートが示されるコンテンツ情報を受信端末4へ配信する処理のメインルーチンを終了する。
【0041】
図5のフローチャートに示されるように、本実施の形態においては、配信サーバ2から受信端末4にコンテンツ情報が配信される際、当該コンテンツの映像情報等の情報と共に、要約映像情報が配信される。要約映像情報とは、当該コンテンツの映像情報から抽出された情報で構成される、全ての映像情報を要約する映像情報であって、コンテンツの早送りや巻戻し処理を実行する際に用いられる。なお、その詳細については後に具体例を挙げて説明を行なう。
【0042】
さらに以下に、上述のメインルーチンに含まれる第1〜第3の配信処理についてのサブルーチンを挙げ、各々の説明を行なう。
【0043】
図6は、図5のステップS40で行なわれる第1の配信処理を示すフローチャートである。図6に示される第1の配信方法は、映像情報を先頭から配信する場合、その全ての要約映像情報を受信端末4に配信する方法である。
【0044】
図6を参照して、図5のステップS10で受信端末4より受信した指示に基づいて、コンテンツサーバ1の映像情報保存部12より、配信するコンテンツの映像情報を検索する(S101)。
【0045】
ステップS101の検索の結果、コンテンツサーバ1の映像情報保存部12に配信する当該コンテンツの映像情報が存在する場合(S102でYes)、映像情報配信処理部25は、ネットワークインタフェース部22を介して、当該コンテンツの映像情報を受信端末4に配信する(S103)。
【0046】
続いて、事前にコンテンツサーバ1の要約映像情報作成部14で作成され、要約映像情報保存部13に保存されている当該コンテンツの要約映像情報を検索する(S104)。
【0047】
ステップS104の検索の結果、コンテンツサーバ1の要約映像情報保存部13に配信する当該コンテンツの要約映像情報が存在する場合(S105でYes)、要約映像情報配信処理部24は、ネットワークインタフェース部22を介して、当該コンテンツの要約映像情報を受信端末4に配信する(S106)。
【0048】
そして、上記のステップS101〜S106の処理を、配信する映像情報がなくなる(終了する)まで繰返し実行する。また、要約映像情報が先になくなった場合は、映像情報のみの配信を実行する。
【0049】
以上で第1の配信処理を終了し、図5に示されるメインルーチンへ処理を戻す。
【0050】
上述の第1の配信処理を行なうことで、コンテンツ情報の配信の際、映像情報等のメディア情報と共に、全ての要約映像情報が配信される。
【0051】
次に、図7は、図5のステップS50で行なわれる第2の配信処理を示すフローチャートである。図7に示される第2の配信方法は、受信端末4の要約映像情報保存部44の空き容量が少ないため、現在配信中の映像情報の前後の要約映像情報のみを受信端末4に配信する方法である。
【0052】
図7を参照して、図6に示される第1の配信処理と同様に、図5のステップS10で受信端末4より受信した指示に基づいて、コンテンツサーバ1の映像情報保存部12より、配信するコンテンツの映像情報を検索する(S201)。そして、コンテンツサーバ1の映像情報保存部12に配信する当該コンテンツの映像情報が存在する場合(S202でYes)、映像情報配信処理部25は、ネットワークインタフェース部22を介して、当該コンテンツの映像情報を受信端末4に配信する(S203)。
【0053】
続いて、事前にコンテンツサーバ1の要約映像情報作成部14で作成され、要約映像情報保存部13に保存されている当該コンテンツの要約映像情報から、現在配信中の映像情報の前後の要約映像情報を検索する(S204)。
【0054】
コンテンツサーバ1の要約映像情報保存部13に配信する当該コンテンツの、現在配信中の映像情報の前後の要約映像情報が存在する場合(S205でYes)、要約映像情報抽出部23は相当する要約映像情報をコンテンツサーバ1の要約映像情報保存部13より抽出し、要約映像情報配信処理部24は、ネットワークインタフェース部22を介して、当該コンテンツの、現在配信中の映像情報の前後の要約映像情報を受信端末4に配信する(S206)。
【0055】
そして、上記のステップS201〜S206の処理を、配信する映像情報がなくなるまで繰返し実行する。また、配信する要約映像情報が先になくなった場合は、映像情報のみの配信を実行する。
【0056】
以上で第2の配信処理を終了し、図5に示されるメインルーチンへ処理を戻す。
【0057】
上述の第2の配信処理を行なうことで、コンテンツ情報の配信の際、受信端末4の要約映像情報保存部44の空き容量に応じて、映像情報等のメディア情報と共に、現在配信中の映像情報前後の要約映像情報のみが配信される。
【0058】
さらに、図8は、図5のステップS50で行なわれる第3の配信処理を示すフローチャートである。図8に示される第3の配信方法は、受信端末4の要約映像情報保存部44の空き容量が少ないため、現在配信中の映像情報以降の要約映像情報のみを受信端末4に配信する方法である。
【0059】
図8を参照して、図6および図7に示される第1および第2の配信処理と同様に、図5のステップS10で受信端末4より受信した指示に基づいて、コンテンツサーバ1の映像情報保存部12より、配信するコンテンツの映像情報を検索する(S301)。そして、コンテンツサーバ1の映像情報保存部12に配信する当該コンテンツの映像情報が存在する場合(S302でYes)、映像情報配信処理部25は、ネットワークインタフェース部22を介して、当該コンテンツの映像情報を受信端末4に配信する(S303)。
【0060】
続いて、事前にコンテンツサーバ1の要約映像情報作成部14で作成され、要約映像情報保存部13に保存されている当該コンテンツの要約映像情報から、現在配信中の映像情報以降の要約映像情報を検索する(S304)。
【0061】
コンテンツサーバ1の要約映像情報保存部13に配信する当該コンテンツの、現在配信中の映像情報以降の要約映像情報が存在する場合(S305でYes)、要約映像情報抽出部23は相当する要約映像情報をコンテンツサーバ1の要約映像情報保存部13より抽出し、要約映像情報配信処理部24は、ネットワークインタフェース部22を介して、当該コンテンツの、現在配信中の映像情報以降の要約映像情報を受信端末4に配信する(S306)。
【0062】
そして、上記のステップS301〜S306の処理を、配信する映像情報がなくなるまで繰返し実行する。また、配信する要約映像情報が先になくなった場合は、映像情報のみの配信を実行する。
【0063】
以上で第3の配信処理を終了し、図5に示されるメインルーチンへ処理を戻す。
【0064】
上述の第3の配信処理を行なうことで、コンテンツ情報の配信の際、受信端末4の要約映像情報保存部44の空き容量に応じて、映像情報等のメディア情報と共に、現在配信中の映像情報以降の要約映像情報のみが配信される。
【0065】
なお、以下に、事前にコンテンツサーバ1の要約映像情報作成部14で作成され、要約映像情報保存部13に保存されている当該コンテンツの要約映像情報から、実際の配信する要約映像情報を抽出する方法の具体例を示し、具体的な説明を行なう。
【0066】
初めに、図9は、コンテンツサーバ1の要約映像情報作成部14で作成される要約映像情報の具体例を示す図である。
【0067】
図9を参照して、上段は、コンテンツサーバ1の映像情報保存部12に保存される映像情報を示す図である。映像情報は、コマ単位のデータの連続であるものとして示される。
【0068】
下段は、要約映像情報作成部14で作成される要約映像情報を示す図である。要約映像情報は、映像情報に含まれる連続したデータの中から適当な間隔でデータを抽出することで作成される。作成される作成要約映像情報は、要約映像情報保存部13に保存される。
【0069】
なお、図6のフローチャートに示される第1の配信処理においては、配信サーバ2の要約映像情報抽出部23が図9に示される要約映像情報を全て抽出し、要約映像情報配信処理部24が受信端末4に配信する。
【0070】
次に、図10は、上述の第2の配信処理において配信される要約映像情報を抽出する方法の具体例を示す図である。図10においては、現在コマ10の映像情報を再生中の場合について示されている。
【0071】
図10に示される第2の配信処理においては、図9に示されるコンテンツサーバ1の要約映像情報保存部13に保存されている要約映像情報から、配信サーバ2の要約映像情報抽出部23が、現在再生中のコマ10の前後に相当する要約映像情報のみを抽出し、要約映像情報配信処理部24が受信端末4に配信する。
【0072】
また、図11は、上述の第3の配信処理において配信される要約映像情報を抽出する方法の具体例を示す図である。図11においては、現在コマ10の映像情報を再生中の場合について示されている
図11に示される第3の配信処理においては、図9に示されるコンテンツサーバ1の要約映像情報保存部13に保存されている要約映像情報から、配信サーバ2の要約映像情報抽出部23が、現在再生中のコマ10の以降に相当する要約映像情報のみを抽出し、要約映像情報配信処理部24が受信端末4に配信する。
【0073】
上述の如く、通常のコンテンツ情報の配信処理において、配信サーバ2から、映像情報と共に、受信端末4の要約映像情報保存部44の容量に応じた要約映像情報が配信される。さらに受信端末4では、配信された要約映像情報に対して、要約映像情報保存部44の容量をオーバーしないように保存処理を行なう。そのため、配信された要約映像情報が要約映像情報保存部44の容量をオーバーした場合、受信端末4の端末制御部41が、図4には示されない記憶部に記憶されているプログラムを実行し、要約映像情報保存部44の空き容量に応じて、受信した要約映像情報を削除して保存する。その保存方法について、以下に具体例を挙げて具体的な説明を行なう。
【0074】
図12は、要約映像情報の第1の保存方法の具体例を示す図である。図12に示す、第1の保存方法においては、現在再生中の映像情報以降の要約映像情報を削除し、現在再生中の映像情報以前の要約映像情報のみを保存する。
【0075】
図12では、現在コマ24が再生中であることが示されている。図12を参照して、第1の保存方法では、コマ24の映像情報を再生中に、受信した要約映像情報が要約映像情報保存部44の容量をオーバーした場合、要約映像情報保存部44に保存されている要約映像情報から、コマ24以降の要約映像情報を削除して再度要約映像情報保存部44に保存する。
【0076】
図13は、要約映像情報の第2の保存方法の具体例を示す図である。図13に示す、第2の保存方法においては、現在再生中の映像情報以前の要約映像情報を削除し、現在再生中の映像情報以降の要約映像情報のみを保存する。
【0077】
図13では、現在コマ12が再生中であることが示されている。図13を参照して、第2の保存方法では、コマ12の映像情報を再生中に、受信した要約映像情報が要約映像情報保存部44の容量をオーバーした場合、要約映像情報保存部44に保存されている要約映像情報から、コマ12以前の要約映像情報を削除して再度要約映像情報保存部44に保存する。
【0078】
図14は、要約映像情報の第3の保存方法の具体例を示す図である。図14に示す、第3の保存方法においては、現在再生中の映像情報から所定間隔離れた前後の要約映像情報を削除し、現在再生中の映像情報付近の前後の要約映像情報のみを保存する。
【0079】
図14では、現在コマ20が再生中であることが示されている。図14を参照して、第3の保存方法では、コマ20の映像情報を再生中に、受信した要約映像情報が要約映像情報保存部44の容量をオーバーした場合、要約映像情報保存部44に保存されている要約映像情報から、コマ20より5コマ以上離れた前後の要約映像情報を削除して再度要約映像情報保存部44に保存する。
【0080】
図15は、要約映像情報の第4の保存方法の具体例を示す図である。図15に示す、第4の保存方法においては、要約映像情報保存部44に保存されている要約映像情報から所定間隔に均等に要約映像情報を削除し、全体から均等に抽出した要約映像情報のみを保存する。
【0081】
図15を参照して、第4の保存方法では、映像情報を再生中に、受信した要約映像情報が要約映像情報保存部44の容量をオーバーした場合、要約映像情報保存部44に保存されている要約映像情報の全体から、2コマ間隔で要約映像情報を削除して再度要約映像情報保存部44に保存する。
【0082】
このように、配信サーバ2から映像情報と共に配信され、要約映像情報保存部44の容量をオーバーしないように保存された要約映像情報は、ユーザが、いわゆるトリック再生を実行する場合に、以下の要領で利用される。なお、以降の説明においては、トリック再生のうち、早送りを行なう場合について説明を行なうが、その他のトリック再生を行なう場合においても同様であることは言うまでもない。
【0083】
図16は、受信端末4における早送り処理を示すフローチャートである。図16に示される早送り処理は、図4には示されない記憶部に記憶されているプログラムを、端末制御部41で実行することによって実現される。
【0084】
図16を参照して、まず、GUI部48がユーザからの早送りの指示を受信することで、以降の処理を実行する(S401)。
【0085】
ステップS401でユーザからの指示を受信すると、要約映像情報保存部44に保存されている要約映像情報から、現在GUI部48に表示されている映像情報のコマ以降の要約映像情報のコマであって、一番近い要約映像情報のコマを検索する(S402)。
【0086】
ステップS402における検索の結果、相当する要約映像情報のコマが要約映像情報保存部44に保存されている場合(S403でYes)、相当する要約映像情報のコマを抽出し、要約映像情報処理部45で表示を行なうための処理を実行し、GUI部48に表示する(S405)。
【0087】
ところが、上述の第1〜第3の配信処理が実行されることによって、あるいは、第1〜第4の保存方法による保存処理が実行されることによって、相当する要約映像情報が要約映像情報保存部44に保存されていない場合が発生する。すなわち、ステップS402における検索の結果、相当する要約映像情報のコマが要約映像情報保存部44に保存されていない場合がある(S403でNo)。その場合、受信端末4は、インタフェースネットワーク部42を介して、配信サーバ2へ要約映像情報の取得要求を行ない、配信サーバ2より新たに要約映像情報を取得する(S404)。そして、取得した要約映像情報より相当する要約映像情報のコマを抽出し、要約映像情報処理部45で処理を実行し、GUI部48に表示する(S405)。
【0088】
GUI部48がユーザから早送り停止の指示を受付けるまで(S406でNo)、要約映像情報保存部44に保存されている要約映像情報から続く要約映像情報のコマを検索し(S407でYes)、要約映像情報処理部45で処理を実行してGUI部48に表示する処理(S405)を繰返す。また、ステップS407における検索の結果、相当する要約映像情報のコマが要約映像情報保存部44に保存されていない場合(S407でNo)、配信サーバ2へ要約映像情報の取得要求を行ない、要約映像情報を取得し(S408)、取得した相当する要約映像情報のコマを要約映像情報処理部45で処理を実行してGUI部48に表示する処理(S405)を繰返す。
【0089】
この一連の繰返しの処理でGUI部48に表示する要約映像情報のコマの連続が、ユーザが見る早送り中の映像である。
【0090】
なお、GUI部48がユーザから早送り停止の指示を受付けると(S406でYes)、配信サーバ2に対して、現在GUI部48に表示している要約映像情報のコマに相当する映像情報のコマ以降の映像情報の配信要求を行なう(S409)。
【0091】
以上で早送り処理は終了し、通常の配信処理に移行する。通常の配信処理においては、配信サーバ2で、図5に示される映像情報と共に要約映像情報を受信端末4へ配信する処理が実行され、配信された要約映像情報が、受信端末4の受信端末4の要約映像情報保存部44に保存される。
【0092】
本実施の形態における情報配信サービスシステムにおいて、上述の処理が実行されることで、次に示されるストリーミングサービスの提供を行なうことができる。
【0093】
図17は、本実施の形態の情報配信サービスシステムにおいて、ストリーミングサービスを提供する処理の流れを示す図である。
【0094】
図17を参照して、上述の如く、本実施の形態における情報配信サービスシステムにおいて、ユーザの操作「開始」により、配信サーバ2からコンテンツ情報として映像情報と共に要約映像情報が先送りで配信される。配信された要約映像情報は受信端末4に保存され、ユーザの操作「早送り」等のいわゆるトリック再生時に、受信端末4において保存した要約映像情報を利用することで、トリック再生時にネットワーク3を介して配信サーバ2からトリック再生に必要な要約映像情報を取得する動作を大幅に減少することができる。そのため、従来のトリック再生時において、受信端末4から配信サーバ2に対してトリック再生を通知し、通知を受信した配信サーバ2で該当する要約映像情報を抽出して受信端末4に送返す動作を行なうために発生していた遅延を解消することができる。
【0095】
これにより、映画やコンサート等の長時間の有料コンテンツに対して、ストレスなく早送り、巻戻し等の処理を実行することができる。そのため、ユーザが指定する任意の位置からのコンテンツの再生が可能になり、ユーザにとって利便性の高いコンテンツを配信することができる。
【0096】
また、トリック再生から、再度通常の再生を再開する場合、受信端末4から配信サーバ2に再生の再開位置を通知してコンテンツの配信再開要求を行なうことにより、トリック再生の中断位置と通常の再生の再開位置とを確実に一致させることが可能になる。このため、ユーザに快適なコンテンツの配信を提供することが可能になる。
【0097】
なお、上述の情報配信サービスシステムにおいて行なわれるコンテンツ情報配信方法、要約画像情報作成方法、要約画像情報抽出方法および要約画像情報保存方法等を、プログラムとして提供することもできる。このようなプログラムは、コンピュータ読取り可能なプログラムである。
【0098】
プログラムは、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM、ROM、RAMおよびメモリカードなどの記録媒体にて記録させて、プログラム製品として提供することもできる。あるいは、コンピュータに内蔵するハードディスクなどの記録媒体にて記録させて、プログラムを提供することもできる。また、ネットワークを介したダウンロードによって、プログラムを提供することもできる。
【0099】
提供されるプログラム製品は、ハードディスクなどのプログラム格納部にインストールされて実行される。
【0100】
なお、プログラム製品は、プログラム自体と、プログラムが記録された記録媒体とを含む。
【0101】
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態における情報配信サービスシステムの構成を示す図である。
【図2】 図1に示されるコンテンツサーバ1の構成を示すブロック図である。
【図3】 図1に示される配信サーバ2の構成を示すブロック図である。
【図4】 図1に示される受信端末4の構成を示すブロック図である。
【図5】 配信サーバ2が、コンテンツ情報を受信端末4へ配信する処理のメインルーチンを示すフローチャートである。
【図6】 図5のステップS40で行なわれる第1の配信処理を示すフローチャートである。
【図7】 図5のステップS50で行なわれる第2の配信処理を示すフローチャートである。
【図8】 図5のステップS50で行なわれる第3の配信処理を示すフローチャートである。
【図9】 コンテンツサーバ1の要約映像情報作成部14で作成される要約映像情報の具体例を示す図である。
【図10】 第2の配信処理において配信される要約映像情報を抽出する方法の具体例を示す図である。
【図11】 第3の配信処理において配信される要約映像情報を抽出する方法の具体例を示す図である。
【図12】 要約映像情報の第1の保存方法の具体例を示す図である。
【図13】 要約映像情報の第2の保存方法の具体例を示す図である。
【図14】 要約映像情報の第3の保存方法の具体例を示す図である。
【図15】 要約映像情報の第4の保存方法の具体例を示す図である。
【図16】 受信端末4における早送り処理を示すフローチャートである。
【図17】 本実施の形態の情報配信サービスシステムにおいて、ストリーミングサービスを提供する処理の流れを示す図である。
【図18】 従来のストリーミングサービスを提供する処理の流れを示す図である。
【符号の説明】
1 コンテンツサーバ、2 配信サーバ、3 ネットワーク、4 受信端末、11 コンテンツサーバのネットワークインタフェース部、12 映像情報保存部、13 コンテンツサーバの要約映像情報保存部、14 要約映像情報作成部、21 サーバ制御部、22 配信サーバのネットワークインタフェース部、23 要約映像情報抽出部、24 要約映像情報配信処理部、25 映像情報配信処理部、41 端末制御部、42 受信端末のネットワークインタフェース部、43 ネットワークアダプテーション部、44 受信端末の要約映像情報保存部、45 要約映像情報処理部、46 映像情報処理部、47 メディア情報処理部、48 GUI部。
Claims (4)
- 受信端末より配信するコンテンツの要求を受付ける受付手段と、
前記受信端末より保存可能容量を取得する取得手段と、
前記要求されたコンテンツを構成する映像情報及び又は音声情報をコンテンツサーバから抽出する抽出手段と、
前記コンテンツサーバに保存されている、前記映像情報及び又は前記音声情報の少なくとも一部から生成されて、前記コンテンツをトリック再生する際に用いられる前記コンテンツの要約情報のうちから、前記受信端末の保存可能容量に応じた容量の要約情報を抽出する要約情報抽出手段と、
前記抽出した前記映像情報及び又は前記音声情報と、前記抽出した当該コンテンツの要約情報とを、前記コンテンツの要求に応じて同時にコンテンツ情報として配信する配信手段とを備えるサーバ。 - 前記コンテンツの要約情報は、前記コンテンツを構成する、時系列に沿って連続して再生される前記映像及び又は前記音声のデータから抽出されたデータで構成され、
前記要約情報抽出手段は、当該コンテンツの要約情報を構成する前記データのうちから、現在配信中の、前記映像及び又は前記音声のデータ以降に相当するデータを抽出する第1の抽出方法と、当該コンテンツの要約情報を構成する前記データより所定データ数間隔でデータを抜粋して抽出する第2の抽出方法と、当該コンテンツの要約情報を構成する前記データのうちから、現在配信中の、前記映像及び又は前記音声のデータの前後所定データ数でデータを抽出する第3の抽出方法との、少なくともいずれか1つの抽出方法を用いて要約情報を抽出する、請求項1に記載のサーバ。 - サーバに対してコンテンツの配信を要求する手段と、
前記要求に応じて、前記サーバより、前記コンテンツを構成する映像情報及び又は音声情報と、前記映像情報及び又は前記音声情報の少なくとも一部から生成されて、前記コンテンツをトリック再生する際に用いられる前記コンテンツの要約情報とを同時にコンテンツ情報として受信する受信手段と、
前記受信したコンテンツ情報に含まれる前記映像情報及び又は前記音声情報と前記要約情報とを分離する分離手段と、
前記分離された要約情報を一時的に保存する保存手段と、
前記分離され保存された要約情報を出力するための処理を行なう要約情報処理手段と、
前記分離された前記映像情報及び又は前記音声情報を出力するための処理を行なう情報処理手段と、
ユーザの指示によって、前記処理された前記映像情報及び又は前記音声情報と前記要約情報との少なくとも一方を切換えて出力する出力手段とを備え、
前記コンテンツの要約情報は、前記コンテンツを構成する、時系列に沿って連続して再生される前記映像及び又は前記音声のデータから抽出されたデータで構成され、
前記保存手段は、前記要約情報の容量が保存可能容量より大なるとき、すでに保存されている要約情報を構成する前記データのうち、前記出力手段で出力中の前記映像及び又は前記音声のデータ以降に相当するデータを削除し、以前に相当するデータを保存する第1の保存方法と、前記出力手段で出力中の前記映像及び又は前記音声のデータ以前に該当するデータを削除し、以降に該当するデータを保存する第2の保存方法と、前記出力手段で出力中の前記映像及び又は前記音声のデータ前後所定データ数のデータを保存する第3の保存方法と、すでに保存されている要約情報を構成する前記データの全体から所定データ数間隔でデータを抽出して保存する第4の保存方法との、少なくともいずれか1つの保存方法を用いて前記要約情報を保存する、受信端末。 - 前記出力手段は、ユーザの指示によって前記要約情報と前記映像情報及び又は前記音声情報とを切換えて出力するとき、切換え以前の出力の停止位置と、切換え以降の出力の開始位置とを一致させて出力する、請求項3に記載の受信端末。
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