JP4583142B2 - 高硬度バッカー層を有する化粧シート - Google Patents

高硬度バッカー層を有する化粧シート Download PDF

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本発明は、高硬度バッカー層を有する化粧シート及びそれを用いた床用化粧材に関する。
従来、木質材料からなる基材上に合成樹脂製バッカー層及び化粧層を順に積層した床用化粧材が知られている。
合成樹脂製バッカー層としては、一般に非晶性ポリエチレンテレフタレート(非晶性PET、いわゆるA−PET)が多用されている。このA−PETは、化粧層との密着性が高く、公知の接着技術により容易に接着・積層することができる。
近年、このA−PETよりも硬度が大きい2軸延伸PETを使用し、バッカー層の厚みを薄くする試みがなされている。例えば、特許文献1には、木質材料からなる基材上に2軸延伸PETからなるバッカー層及び化粧層を順に積層した床用化粧材が開示されている。
しかしながら、2軸延伸PETからなるバッカー層は、化粧層との密着性が低いという問題がある。これは、2軸延伸後のPETフィルムは表面の配向係数が大きく、接着剤を表面に塗布しても投錨効果が得られ難いことが原因と考えられている。
このような問題を改善するために、2軸延伸PET表面に化粧層との接着性改善のためのプライマー剤を塗布する等の試みがなされているが、未だ十分な効果が得られていないのが現状である。
2軸延伸PETをバッカー層として使用し、化粧層と高い密着性で接着できれば、バッカー層を薄くしても十分な耐衝撃性、耐キャスター性等を発揮する床用化粧材の提供が可能であるため、かかる密着性の改善が切望されている。
特開2003−239517号公報
本発明は、バッカー層と化粧層との密着性が良好である、高硬度バッカー層を有する化粧シートを提供することを主な目的とする。
本発明者は、上記目的を達成すべく鋭意研究を重ねた結果、特定の易接着樹脂層が上記目的を達成できることを見出し、本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記の化粧シート及び床用化粧材を提供するものである。
1. バッカー層上に化粧層を貼着してなる化粧シートであって、
(1)バッカー層が、2軸延伸PET層及び易接着樹脂層の2層からなり、且つ、バッカー層全体の結晶粒子径が7.2〜7.6nmのものであり、
(2)易接着樹脂層に化粧層が貼着されており、
(3)易接着樹脂層が、配向係数が0.05〜0.065であり、且つ、融点が220〜230℃のものである
ことを特徴とする化粧シート。
2. バッカー層が、易接着樹脂層/2軸延伸PET層/プライマー層の3層からなるように、さらにプライマー層を有する上記項1記載の化粧シート。
3. バッカー層上に化粧層を貼着してなる化粧シートであって、
(1)バッカー層が、2軸延伸PET層を芯層とし、その両面に易接着樹脂層を有する3層からなり、且つ、バッカー層全体の結晶粒子径が7.2〜7.6nmのものであり、
(2)一方の易接着樹脂層に化粧層が貼着されており、
(3)易接着樹脂層が、配向係数が0.05〜0.065であり、且つ、融点が220〜230℃のものである
ことを特徴とする化粧シート。
4. 2軸延伸PET層の厚みが200〜300μmである上記項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
5. 各易接着樹脂層の厚みが6〜9μmである上記項に記載の化粧シート。
6. バッカー層が、溶融PET、易接着樹脂層形成用組成物及びプライマー層形成用組成物からなる群から選択される少なくとも2種(但し、溶融PET及び易接着樹脂層形成用組成物は必須である)を多層同時押出し成形することにより積層後、該積層体を2軸延伸処理し、次いで延伸処理後の積層体を該積層体に含まれる樹脂の溶融温度未満の温度で熱処理することにより形成されたものである上記項1〜5のいずれかに記載の化粧シート。
7. 上記項1〜6のいずれかに記載の化粧シートのバッカー層側に木質基材を貼着してなる床用化粧材。

以下、本発明の化粧シート及び床用化粧材について詳細に説明する。
化粧シート
本発明の化粧シートは、バッカー層上に化粧層を貼着してなり、
(1)バッカー層が、2軸延伸PET層及び易接着樹脂層の2層からなり、且つ、バッカー層全体の結晶粒子径が7.2〜7.6nmのものであり、
(2)易接着樹脂層に化粧層が貼着されており、
(3)易接着樹脂層が、配向係数が0.05〜0.065であり、且つ、融点が220〜230℃のものである、ことを特徴とする。
バッカー層は、2軸延伸PET層及び易接着樹脂層の2層からなる。バッカー層全体の結晶粒子径としては、7.2〜7.6nm、好ましくは7.3〜7.4nm程度である。結晶粒子径が7.2nm未満であれば、PET層と易接着樹脂層との界面の親和性が低下して界面剥離が生じるおそれがある。また、結晶粒子径が7.6nmを超えると、バッカー層の結晶化度が高くなるために剛性が高まり、それによりバッカー層の硬度が増すため、バッカー層の製造時のみならず、化粧シートを搬送ロールに乗せてさらに加工する場合に、バッカー層に傷、折れ等が生じ易くなるおそれがある。
本明細書における結晶粒子径は、次の手法により算出した値である。即ち、X線回折装置PW−1820(PHILIPS社製)を用いて、バッカー層の(100)面の結晶粒子径χcを反射X線回折の結果及びScherrerの式から求める。ここで、測定X線波長は0.15418nm(CuKα)であり、(100)面の回折はBragg角約12.7°に観測される。反射X線回折測定は、(100)面の任意の4点で行い、4つのχcの平均値を結晶粒子径とする。
易接着樹脂層としては、配向係数が0.05〜0.065、好ましくは0.05〜0.06程度のものを用いる。2軸延伸PET層と、特に上記配向係数を有する易接着樹脂層とを組み合わせてバッカー層とし、該易接着樹脂層に化粧層を貼着するため、化粧層の貼着に使用する接着剤の易接着樹脂層への投錨効果が大きく、バッカー層と化粧層との間で高い密着性が得られる。
本明細書における配向係数は、次の手法により算出した値である。即ち、ナトリウムD線(波長589nm)を光源とし、マウント液としてヨウ化メチレンを用いてアッベ屈折計NAR−4T(アタゴ社製)により易接着樹脂層の長手方向、幅方向及び厚み方向の屈折率(それぞれnx、ny、nz)を求める。屈折率は易接着樹脂層の任意の5点で測定し、屈折率の値を次式に代入して各点における配向係数を算出し、その平均値を配向係数fnとする。
配向係数=(nx+ny)/2−nz
また、易接着樹脂層としては、融点が220〜230℃、好ましくは222〜228℃程度のものを用いる。融点が220℃未満であれば、表面の粘性が高くなり取扱い性が低下するおそれがある。また、融点が230℃を超えると、化粧層との密着性が低下するおそれがある。
本明細書における易接着樹脂層の融点は、次の手法により算出した値である。即ち、ロボットDSC(示唆走査熱量計、RDC220、セイコー電子工業製)にSSC5200ディスクステーション(セイコー電子工業製)を接続した計測機器により測定する。具体的には、試料10mgをアルミニウムパンにセットした後、DSCにより300℃の温度で5分間加熱後、液体窒素雰囲気を利用して急速処理する。この試料を10℃/分で昇温しつつDSCを測定し、得られたDSCチャートから結晶融解に基づくピーク温度を特定して融点を読み取る。リファレンスとしては、試料を入れていない同じアルミニウムパンを使用する。
2軸延伸PET層と易接着樹脂層との接着方法は特に限定されないが、これらの積層体であるバッカー層は、2層同時押出し成形により未延伸PET層と易接着樹脂層との積層体を形成後、該積層体を2軸延伸することにより好適に形成できる。かかる形成方法によれば、両層の押出し成形と同時に熱融着により密着性良く接合できるため好ましい。
2層同時押出し形成する場合には、例えば、マルチマニホールドタイプ又はフィードブロックを備えたTダイ押出し機により容易に行うことができる。具体的には、溶融PETと易接着樹脂層形成用組成物とを該押出し機により同時押出しして積層体とすればよい。なお、易接着樹脂層形成用組成物は、押出し成形に続いて2軸延伸処理後(必要に応じて、さらに後記する再加熱処理後)に所定の特性を有する樹脂層となる樹脂組成物を意味する。
積層体を得た後は、公知の2軸延伸機により、積層体を2軸延伸処理すればよい。2軸延伸条件は、PET層の所定の硬度に合わせて適宜設定すればよい。2軸延伸処理により、PET層及び易接着樹脂層の配向係数が高まるため、2軸延伸処理後に、該積層体を含有樹脂の融点未満の温度で熱処理することが好ましい。これは、熱処理することにより、2軸延伸処理により高くなった易接着樹脂層表層の面配向係数を低下(即ち、2軸延伸処理により高くなった易接着樹脂層の結晶性を熱処理により崩す)させるためである。熱処理条件は含有樹脂の融点未満温度による処理であれば特に限定されないが、通常は大気雰囲気下において、200〜255℃で5〜45秒間程度熱処理することが適当である。このような2軸延伸処理後の熱処理を行うことは、両層の配向係数の差を小さくすることにもなるため、両層の密着性をさらに高めることができる。
バッカー層の厚みは特に限定的ではないが、2軸延伸PET層の厚みとしては、通常200〜300μm、好ましくは220〜280μm程度である。また、易接着樹脂層の厚みとしては、通常6〜9μm程度である。
本明細書における層の厚みの測定方法は、次の通りである。即ち、透過型電子顕微鏡H−7100FA型(日立製作所製)を用いて、厚みを測定したい試料(層)の断面を観察し、視野内における任意の5点の厚み平均値を採用する。
本発明の化粧シートは、上記易接着樹脂層に化粧層が貼着されている。
化粧層としては特に限定されず、化粧シートの用途に応じて適宜選択できる。例えば、基材シート上に絵柄層(ベタインキ層、柄インキ層)、透明性樹脂層及び表面保護層を順に積層してなる化粧層が好ましいものとして挙げられる。以下、各層について説明する。
基材シートとしては、薄紙,上質紙,クラフト紙,和紙,チタン紙,樹脂含浸紙,紙間強化紙等の紙、木質繊維,ガラス繊維,石綿,ポリエステル繊維,ビニロン繊維,レーヨン繊維等からなる織布や不織布、ポリオレフィン,ポリエステル,ポリアクリル,ポリアミド,ポリウレタン,ポリスチレン等の合成樹脂製シートなどの1種又は2種以上の積層体が挙げられる。基材シートの厚さとしては、概ね20〜300μmが適当である。また、基材シートは適宜、顔料等を添加して着色されていてもよく、さらに必要な面にコロナ放電処理、プラズマ処理、オゾン処理等が施されていてもよい。
絵柄層は、柄インキ層及びベタインキ層から構成される。絵柄層は、通常はグラビア印刷、オフセット印刷、シルクスクリーン印刷等の印刷法でインキを用いて形成することができる。柄インキ層としては、例えば、木目模様、石目模様、布目模様、皮紋模様、幾何学模様、文字、記号、線画、各種抽象模様柄が挙げられる。ベタインキ層は、隠蔽性着色インキでベタ印刷することにより得られる。絵柄層は、柄インキ層及びベタインキ層の両方であってもよく、片方であってもよい。
絵柄層に用いるインキとしては、ビヒクルとして、塩素化ポリエチレン、塩素化ポリプロピレン等の塩素化ポリオレフィン、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリ酢酸ビニル、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、セルロース系樹脂、ポリアミド系樹脂等を1種又は2種以上混合して用い、これに顔料、溶剤、各種補助剤等を加えてインキ化したものが使用できる。この中でも、環境問題、被印刷面との密着性等を考慮すると、ポリエステル、イソシアネートとポリオールからなるポリウレタン、ポリアクリル、ポリアミド系樹脂等の1種又は2種以上を混合したものが好ましい。
透明性樹脂層は、透明性の樹脂層であれば特に限定されず、例えば、透明性の熱可塑性樹脂により好適に形成できる。
具体的には、軟質、半硬質又は硬質ポリ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアミド、ポリエチレン、ポリプロピレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体、エチレン−アクリル酸エステル共重合体、アイオノマー、アクリル酸エステル、メタアクリル酸エステル等が挙げられる。上記の中でも、ポリプロピレン等のポリオレフィン系樹脂が好ましい。
透明性樹脂層は、着色されていてもよい。この場合は、熱可塑性樹脂に着色剤を添加すればよい。着色材としては、絵柄層で用いる顔料又は染料が使用できる。
透明性樹脂層には、充填剤、艶消し剤、発泡剤、難燃剤、滑剤、帯電防止剤、酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定化剤、ラジカル捕捉剤、軟質成分(例えば、ゴム)等の各種の添加剤を含めてもよい。
表面保護層は、化粧シートに要求される耐擦傷性、耐摩耗性、耐水性、耐汚染性等の表面物性を付与するために設けられる。この表面保護層を形成する樹脂としては、熱硬化型樹脂又は電離放射線硬化型樹脂等の硬化型樹脂が好ましい。特に、電離放射線硬化型樹脂は高い表面硬度、生産性等の観点から好ましい。
熱硬化型樹脂としては、例えば、不飽和ポリエステル樹脂、ポリウレタン樹脂(2液硬化型ポリウレタンも含む)、エポキシ樹脂、アミノアルキッド樹脂、フェノール樹脂、尿素樹脂、ジアリルフタレート樹脂、メラミン樹脂、グアナミン樹脂、メラミン−尿素共縮合樹脂、珪素樹脂、ポリシロキサン樹脂等が挙げられる。
上記樹脂には、架橋剤、重合開始剤等の硬化剤、重合促進剤を添加することができる。例えば、硬化剤としてはイソシアネート、有機スルホン酸塩等が不飽和ポリエステル樹脂やポリウレタン樹脂等に添加でき、有機アミン等がエポキシ樹脂に添加でき、メチルエチルケトンパーオキサイド等の過酸化物、アゾイソブチルニトリル等のラジカル開始剤が不飽和ポリエステル樹脂に添加できる。
熱硬化型樹脂で表面保護層を形成する方法としては、例えば、熱硬化型樹脂の溶液をロールコート法、グラビアコート法等の塗布法で塗布し、乾燥・硬化させる方法が挙げられる。溶液の塗布量としては、固形分で概ね5〜30μm、好ましくは15〜25μm程度である。
電離放射線硬化型樹脂は、電離放射線を照射することにより架橋重合反応を起こして3次元の高分子構造に変化する樹脂であれば限定されない。電離放射線は、電磁波又は荷電粒子線のうち分子を重合、架橋し得るエネルギー量子を有するものを意味し、例えば、可視光線、紫外線(近紫外線、真空紫外線等)、X線、電子線、イオン線等があるが、特に紫外線、電子線等を用いることが望ましい。
紫外線源としては、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、低圧水銀灯、カーボンアーク灯、ブラックライト蛍光灯、メタルハライドランプ灯の光源が使用できる。紫外線の波長としては、190〜380nm程度の波長域が使用できる。電子線源としては、例えば、コッククロフトワルト型、バンデグラフト型、共振変圧器型、絶縁コア変圧器型、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等の各種電子線加速器が使用できる。電子線としては、一般に100〜1000keV程度、好ましくは100〜300keVのものが使用できる。電子線の照射量は、通常2〜15Mrad程度とすればよい。
電離放射線硬化型樹脂は、分子中に(メタ)アクリロイル基、(メタ)アクリロイルオキシ基等のラジカル重合性不飽和基、又はエポキシ基等のカチオン重合性官能基を有する単量体、プレポリマー又はポリマー(以下、これらを総称して化合物と呼称する)からなる。これら単量体、プレポリマー、及びポリマーは、単体で用いるか、複数種混合して用いることができる。なお、本明細書で(メタ)アクリレートとは、アクリレート又はメタアクリレートの意味で用いる。
ラジカル重合性不飽和基を有するプレポリマーとしては、ポリエステル(メタ)アクリレート、ウレタン(メタ)アクリレート、エポキシ(メタ)アクリレート、メラミン(メタ)アクリレート、トリアジン(メタ)アクリレート、ポリビニルピロリドン等が挙げられる。このプレポリマーは、通常、分子量が10000程度以下のものが用いられる。分子量が10000を超えると硬化した樹脂層の耐擦傷性、耐摩耗性、耐薬品性、耐熱性等の表面物性が不足する。上記のアクリレートとメタアクリレートは共用し得るが、電離放射線での架橋硬化速度という点ではアクリレートの方が速いため、高速度、短時間で効率よく硬化させるという目的ではアクリレートの方が有利である。
カチオン重合性官能基を有するプレポリマーとしては、ビスフェノール型エポキシ樹脂、ノボラック型エポキシ樹脂、脂環型エポキシ樹脂等のエポキシ系樹脂、脂肪族系ビニルエーテル、芳香族系ビニルエーテル、ウレタン系ビニルエーテル、エステル系ビニルエーテル等のビニルエーテル系樹脂、環状エーテル化合物、スピロ化合物等のプレポリマーが挙げられる。
ラジカル重合性不飽和基を有する単量体としては、例えば、(メタ)アクリレート化合物の単官能単量体として、メチル(メタ)アクリレート、エチル(メタ)アクリレート、ブチル(メタ)アクリレート、メトキシエチル(メタ)アクリレート、メトキシブチル(メタ)アクリレート、ブトキシエチル(メタ)アクリレート、2エチルヘキシル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノメチル(メタ)アクリレート、N,N−ジメチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノエチル(メタ)アクリレート、N,N−ジエチルアミノプロピル(メタ)アクリレート、N,N−ジベンジルアミノエチル(メタ)アクリレート、ラウリル(メタ)アクリレート、イソボニル(メタ)アクリレート、エチルカルビトール(メタ)アクリレート、フェノキシエチル(メタ)アクリレート、フェノキシポリエチレングリコール(メタ)アクリレート、テトラヒドロフルフリル(メタ)アクリレート、メトキシプロピレングリコール(メタ)アクリレート、2−(メタ)アクリロイルオキシエチル−2−ヒドロキシプロピルフタレート、2−(メタ)アクリロイルオキシプロピルハイドロゲンテレフタレート等が挙げられる。
また、ラジカル重合性不飽和基を有する多官能単量体としては、例えば、エチレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、プロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ジプロピレングリコール(メタ)アクリレート、ネオペンチルグリコールジ(メタ)アクリレート、1,6ヘキサンジオールジ(メタ)アクリレート、1,9−ノナンジオールジ(メタ)アクリレート、テトラエチレングリコールジ(メタ)アクリレート、トリプロピレングリコールジ(メタ)アクリレート、ビスフェノール−A−ジ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパントリ(メタ)アクリレート、トリメチロールプロパンエチレンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールトリ(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトールテトラ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールペンタ(メタ)アクリレート、ジペンタエリスリトールヘキサ(メタ)アクリレート、グリセリンポリエチレンオキサイドトリ(メタ)アクリレート、トリス(メタ)アクリロイルオキシエチルフォスフェ−ト等が挙げられる。カチオン重合性官能基を有する単量体は、上記カチオン重合性官能基を有するプレポリマーの単量体を用いることができる。
電離放射線硬化型樹脂は電子線を照射すれば十分に硬化するが、紫外線を照射して硬化させる場合には、増感剤として光重合開始剤を添加する。ラジカル重合性不飽和基を有する樹脂系の場合の光重合開始剤は、例えば、アセトフェノン類、ベンゾフェノン類、チオキサントン類、ベンゾイン、ベンゾインメチルエーテル、ミヒラーベンゾイルベンゾエート、ミヒラーケトン、ジフェニルサルファイド、ジベンジルジサルファイド、ジエチルオキサイト、トリフェニルビイミダゾール、イソプロピル−N,N−ジメチルアミノベンゾエート等の少なくとも1種が使用できる。また、カチオン重合性官能基を有する樹脂系の場合は、例えば、芳香族ジアゾニウム塩、芳香族スルホニウム塩、メタロセン化合物、ベンゾインスルホン酸エステル、フリールオキシスルホキソニウムジアリルヨードシル塩等の少なくとも1種が使用できる。
光重合開始剤の添加量は特に限定されないが、一般に電離放射線硬化型樹脂100重量部に対して0.1〜10重量部程度である。
電離放射線硬化型樹脂で保護層を形成する方法としては、例えば、電離放射線硬化型樹脂の溶液をグラビアコート法、ロールコート法等の塗布法で塗布すればよい。溶液の塗布量としては、固形分として概ね5〜30μm、好ましくは15〜25μm程度である。
電離放射線硬化型樹脂から形成された表面保護層に、耐擦傷性、耐摩耗性をさらに付与する場合には、無機充填材を配合すればよい。無機充填材としては、例えば、粉末状の酸化アルミニウム、炭化珪素、二酸化珪素、チタン酸カルシウム、チタン酸バリウム、マグネシウムパイロボレート、酸化亜鉛、窒化珪素、酸化ジルコニウム、酸化クロム、酸化鉄、窒化硼素、ダイアモンド、金剛砂、ガラス繊維等が挙げられる。
無機充填材の添加量としては、電離放射線硬化型樹脂100重量部に対して1〜80重量部程度である。
各層の積層は、例えば、基材シートの一方の面に絵柄層(ベタインキ層、柄インキ層)を順に印刷により形成後、絵柄層上に2液硬化型ウレタン樹脂等の公知のドライラミネーション用接着剤を介して透明性樹脂層をドライラミネーション法、Tダイ押出し法等で積層し、さらに表面保護層を形成する方法により行える。
表面保護層側からエンボス加工を施すことにより凹凸模様を形成してもよい。凹凸模様は、加熱プレス、ヘアライン加工等により形成できる。凹凸模様としては、導管溝、石板表面凹凸、布表面テクスチュア、梨地、砂目、ヘアライン、万線条溝等が挙げられる。
このような化粧層の基材シート側をバッカー層の易接着樹脂層に貼着する方法は特に限定されないが、通常は接着剤により接着する。特に、ウレタン系接着剤を用いて両者を貼着することが好ましい。なお、化粧層の基材シートに予め裏面プライマーを形成すれば、化粧層とバッカー層との密着性をさらに高めることができる。裏面プライマーとしては、例えば、ウレタン系プライマーが好ましい。裏面プライマーの厚みはその種類に応じて適宜設定できる。
上記説明した化粧シートは、バッカー層の構成が易接着樹脂層/2軸延伸PET層の2層であるが、バッカー層と後記する木質基材との密着性を高めるためにさらに易接着樹脂層又は公知のプライマー層を形成してもよい。即ち、本発明の化粧シートは、3層構成のバッカー層を用いる場合も含む。具体的には、1)易接着樹脂層/2軸延伸PET層/公知のプライマー層の3層からなるバッカー層、2)2軸延伸PET層を芯層とし、その両面に易接着樹脂層を有する3層からなるバッカー層、を用いる場合である。易接着樹脂層は配向係数が小さいため、接着剤の投錨効果が大きく、バッカー層と木質基材との接着においても密着性の向上に寄与する。また、木質基材の種類を考慮して接着性を高められる公知のプライマーを形成する場合も、バッカー層と木質基材との高い密着性が得られる。
このような3層構造のバッカー層の形成方法としても、前記した多層同時押出し法が好適である。即ち、溶融PET、易接着樹脂層形成用組成物及びプライマー層形成用組成物からなる群から選択される少なくとも2種(但し、溶融PET及び易接着樹脂層形成用組成物は必須である)を多層(2層又は3層)同時押出し成形により積層後、該積層体を2軸延伸処理し、次いで延伸処理後の積層体を該積層体に含まれる樹脂の溶融温度未満の温度で熱処理する方法が好ましい。熱処理条件については前記の通りである。なお、さらに形成する易接着樹脂層(木質基材と接合する層)の厚みは木質基材の種類に応じて適宜設定できるが、化粧層と接合する易接着樹脂層の場合と同様に6〜9μm程度が好ましい。公知のプライマー層の種類、厚み等については適宜設定できる。
床用化粧材
本発明の化粧シートはバッカー層側に木質基材を貼着することにより床用化粧材とすることができる。
木質基材としては特に限定されず、従来、床用化粧材の木質基材として使用されているものが広く適用できる。
木質基材としては、例えば、杉、檜、欅、松、ラワン、チーク、メラピー等の各種素材から作られた突板、木材単板、木材合板、パティクルボード、中密度繊維板(MDF)等が挙げられる。
木質基材の厚みは特に限定されないが、通常2〜12mm程度である。
木質基材と化粧シートのバッカー層側を貼着する方法としては、例えば、前記したバッカー層と化粧層とを貼着する方法がそのまま適用できる。
本発明の化粧シートは、特に配向係数が0.05〜0.065の易接着樹脂層を有しているため、化粧層との間で接着剤の投錨効果が大きく、バッカー層と化粧層との密着性が大きい。そのため、バッカー層の主材として2軸延伸PETを用いても化粧層との高い密着性が得られるため、バッカー層の厚みを従来品と比較して薄くすることができる。
本発明の化粧シートは、バッカー層側に木質基材を貼着することにより床用化粧材とすることができる。
以下に実施例及び比較例を示し、本発明をより具体的に説明する。但し、本発明は実施例に限定されない。
実施例1
(化粧層の作製)
両面にコロナ放電処理を施した60μmのオレフィン系樹脂シートを基材シートとして用意した。その片面にウレタン−セルロース系樹脂(ウレタン硝化綿の混合100重量部にヘキサメチレンジシソシアネート5重量部を添加した樹脂)溶液をグラビア塗工法で固形分が2g/m2となるように塗工して裏面プライマー層を形成した。
裏面プライマー層とは反対側にアクリル−ウレタン系樹脂(アクリルポリオール100重量部にヘキサメチレンジイソシアネート5重量部を添加した樹脂)溶液をグラビア塗工法で固形分が2g/m2以上となるように塗工して印刷用プライマー層を形成した。
印刷用プライマー層上にアクリル−ウレタン系樹脂(アクリルポリオール100重量部にヘキサメチレンジイソシアネート5重量部を添加した樹脂)からなる印刷インキによりグラビア印刷法でベタ柄印刷層と絵柄印刷層とを順次印刷して木目模様の印刷層を形成した。
印刷層上に固形分が10g/m2となるようにウレタン系接着剤を塗工して接着剤層を形成し、該接着剤層上にプロピレン系樹脂を80μm厚さとなるようにTダイ押出し機で加熱溶融押出しして透明性樹脂層を形成後、該透明性樹脂層面にコロナ放電処理を施すとともにコロナ放電処理面にアクリル−ウレタン系樹脂(アクリルポリオール100重量部にヘキサメチレンジイソシアネート5重量部を添加した樹脂)溶液をグラビア塗工法で固形分が2g/m2となるように塗工して表面保護層用プライマー層を形成した。
該表面保護層用プライマー層上にウレタンアクリレート系電子線硬化型樹脂をロールコート法で固形分が15g/m2となるように塗工・乾燥して未硬化の電子線硬化型樹脂を形成後、未硬化の電子線硬化型樹脂層に酸素濃度200ppm以下の環境下で電子線(加速電圧125KeV、5Mrad)を照射して樹脂を硬化させて電子線硬化型表面保護層を形成した。
該表面保護層側から版深50μmの木目導管状又は木肌調エンボス版でエンボス加工を行って、木目導管及び木肌調の凹凸模様を形成して化粧層を作製した。
(バッカー層の作製)
溶融PETを芯層とし、且つ、その両面に易接着樹脂層形成用組成物を押出す2種3層同時押出しを行った。その後、押出し積層体を2軸延伸処理した。これにより得られたバッカー層は、芯層が2軸延伸PET層でありその両面には易接着樹脂層が形成されており、各易接着樹脂層は、厚みが8μm、配向係数が0.064であり、融点が225℃であった。バッカー層の総厚みは250μmであり、結晶粒子径は7.4nmであった。
(化粧シートの作製)
バッカー層を化粧層の裏面プライマー層側にウレタン系接着剤を用いてドライラミネーション法で積層して化粧シートを作製した。
(床用化粧材の作製)
バッカー層と12mmラワン合板とを水溶性エマルション系接着剤を用いて積層してラミネート合板を作製後、1尺×6尺の大きさに裁断し、次いでテノーナーを用いて4辺の実加工を施すとともに非塩ビ系化粧シート側からラワン合板に達する深さの表面長尺及び短尺方向にV字形状の条溝部及び表面長尺方向側面部に面取り部を形成した。
次いで、条溝部と面取り部全面に水系の2液硬化型ウレタン系着色塗料を塗布するとともにワイピング処理をして条溝部及び面取り部に塗料塗布層を有する床用化粧材を作製した。
比較例1(バッカー層が2軸延伸PET層のみ)
上記非塩ビ系化粧層と積層するバッカー層を250μm厚さの2軸延伸PET層としてドライラミネーション法で積層して積層体を作製する以外は、実施例1と同様にして床用化粧材を作製した。
比較例2(バッカー層がA−PET層)
上記非塩ビ系化粧層と積層するバッカー層を400μm厚さのA−PET層としてドライラミネーション法で積層して積層体を作製する以外は、実施例1と同様にして床用化粧材を作製した。
試験例1(耐衝撃試験)
JIS K 5600−5−3の規定に従ってデュポン式耐衝撃試験(鋼球落下試験)を実施した。実施例1及び比較例1〜2で作製した床用化粧材に対して行った。具体的には500gの鋼球(r=6.3)を床用化粧材の垂直上方300mmの高さから落下させた後、床用化粧材の凹み量を測定した。凹み量の測定結果を下記表1に示す。
Figure 0004583142
表1の結果からは、実施例1で作製した床用化粧材は、比較例1及び2と比べて凹み量が同等であり、同程度の耐衝撃性を有することが分かる。
試験例2
実施例1及び比較例1〜2で作製した床用化粧材のバッカー層と化粧層との密着性を測定した。密着性測定は、JIS K6854−3(T形剥離)の規定に従って行った。床用化粧材を25mm幅に裁断して測定を行った。結果を下記表2に示す。剥離強度の数値が大きいほど、密着性が高いことを示している。
Figure 0004583142
表2の結果からは、実施例1で作製した床用化粧材は、バッカー層と化粧層との密着力が高く、比較例2(A−PET品)と同程度である。また、比較例1(バッカー層が2軸延伸PET層のみ)との対比では、格段に密着力が高いことが分かる。

Claims (7)

  1. バッカー層上に化粧層を貼着してなる化粧シートであって、
    (1)バッカー層が、2軸延伸PET層及び易接着樹脂層の2層からなり、且つ、バッカー層全体の結晶粒子径が7.2〜7.6nmのものであり、
    (2)易接着樹脂層に化粧層が貼着されており、
    (3)易接着樹脂層が、配向係数が0.05〜0.065であり、且つ、融点が220〜230℃のものである
    ことを特徴とする化粧シート。
  2. バッカー層が、易接着樹脂層/2軸延伸PET層/プライマー層の3層からなるように、さらにプライマー層を有する請求項1記載の化粧シート。
  3. バッカー層上に化粧層を貼着してなる化粧シートであって、
    (1)バッカー層が、2軸延伸PET層を芯層とし、その両面に易接着樹脂層を有する3層からなり、且つ、バッカー層全体の結晶粒子径が7.2〜7.6nmのものであり、
    (2)一方の易接着樹脂層に化粧層が貼着されており、
    (3)易接着樹脂層が、配向係数が0.05〜0.065であり、且つ、融点が220〜230℃のものである
    ことを特徴とする化粧シート。
  4. 2軸延伸PET層の厚みが200〜300μmである請求項1〜3のいずれかに記載の化粧シート。
  5. 各易接着樹脂層の厚みが6〜9μmである請求項に記載の化粧シート。
  6. バッカー層が、溶融PET、易接着樹脂層形成用組成物及びプライマー層形成用組成物からなる群から選択される少なくとも2種(但し、溶融PET及び易接着樹脂層形成用組成物は必須である)を多層同時押出し成形することにより積層後、該積層体を2軸延伸処理し、次いで延伸処理後の積層体を該積層体に含まれる樹脂の溶融温度未満の温度で熱処理することにより形成されたものである請求項1〜5のいずれかに記載の化粧シート。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の化粧シートのバッカー層側に木質基材を貼着してなる床用化粧材。
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