JP4582326B2 - ロール状シート加工製品品質監視方法 - Google Patents

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Description

本発明は、ロール状原反を生産材として、塗工などの加工を行い、最終的にロール状シートを製造する生産工程において、加工後の検査情報を用いて品質良品部と品質不良品部とを正確に分離して、良品部のみのロール状シート加工製品を製造するためのロール状シート加工製品品質監視方法及びその品質監視システムに関する。
従来、ロール巻取状のプラスチックフィルム等のロール状原反を生産材として蒸着プラスチックフィルム等のロール状シート加工製品を加工生産する場合において、該ロール状原反に対して蒸着膜等の加工形成を行う生産工程においては、各工程(1例:蒸着工程→コーティング工程→スリッター工程等)にてインラインで検査機等を用いて加工品質情報を取得し、その工程での生産品の品質の監視が行なわれている。
一般的に、ロール状原反を生産材として巻き出しながら、その巻き出される連続シートに蒸着工程にて蒸着して、その連続シートをロール状シートとして一旦巻き取り、続いてコーティング機により、蒸着したロール状シートを巻き出しながらコーティング工程にて得られる連続シートをロール状シートとして、再び、一旦巻き取り、さらに、スリッター機により、蒸着、コーティング加工したロール状シートを巻き出しながらスリッター工程にて得られる連続シートをロール状シートとして巻き取るなど、各工程の生産機を用いて巻き出し巻き取りを繰り返しながら、複数ラインにより蒸着工程→コーティング工程→スリッター工程等の各工程を経てロール状シート加工製品を生産する場合がある。
このように各工程の生産機を用いて巻き出し巻き取りを繰り返しながら、複数ラインによりロール状シート加工製品を生産する場合には、次工程への加工良、加工不良等の加工情報は、紙ベースでの申し送りが中心であり、その品質情報を次工程で有効活用して、例えば、前工程(蒸着工程)の品質不良部に対しては、次工程(コーティング工程)では塗工等の加工を行わない等のアクションを起こし、使用する塗工液を削減して使用材料等のコスト削減に結び付ける等の対策を施すことは困難であった。
そこで、インクジェット等の各種のマーキング手段によるマーキングを目印として、次工程で、そのマーキングを読み取ることにより品質不良部に対して不良部除去の有無を判定し、不良部の除去を行う等の品質情報取得の手法が提案されているが、フィルムの蛇行や伸縮によるマーキングの正確性に不安があり、また、工程ラインが高速な場合や、その工程がマーキングできる作業環境にない場合は、実用化できなかった。(例えば、特許文献1を参照)
そのため、ロール状原反をスリット加工するスリッター等の最終工程で、それまでの工程で発生した全ての品質不良部を自動的に除去することにより、品質不良製品の製造や出荷を自動的に防止するという対策を採ることが難しく、手作業に頼らざるを得ない状況にあった。
このように、各工程で発生した品質不良情報がシステム的に分断されているために、ロール状原反加工製品の品質不良位置の正確な特定や、製品巻長の正確な特定等が難しく、また、工程間及び最終工程での品質監視が難しいという問題があった。
以下に本発明に関連する公知の特許文献を記載する。
特開平10−45301号公報
本発明は、以上の問題点を解決するもので、各工程の生産機を用いて巻き出し巻き取りを繰り返しながら、複数ラインによる各工程を経てロール状シート加工製品を生産する場合において、インライン工程にて取得した各工程の品質情報から、その品質不良位置を特定し、その品質不良位置情報と現物の品質不良位置とを一致させ、次工程にその品質不良位置を正確に伝達し、延いては、スリッター等の最終工程にて、それまでの全工程の品質不良部を自動で除去するシステムを提供することを目的とし、また、各工程が高速ラインである場合や、品質情報のマーキングをできない環境においても、品質不良部を確実に除去することができるシステムを提供することを目的とするものである。
本発明の請求項1に係る発明は
ロール状原反を連続シートとして巻き出しながら加工を施してロール状シートとして巻き取る加工機による工程を1単位工程として、その複数単位工程を経て最終的にロール状シート加工製品を生産する生産工程において
1乃至複数の単位工程にて、その連続シートの品質を、その巻き出し長さを計測器にて計測しながら品質検査機で検査し、
その品質情報をインラインにて取得し、取得した前記品質情報と連続シート巻き出し長さとに基づいて、全ての単位工程の各々品質不良発生位置を各々品質不良部として記録特定した後、必要に応じて前記各々品質不良部のうち接近又はオーバーラップする品質不良部同士を各々統合品質不良部として統合記録し、
最終単位工程の一つ前の単位工程における検査後段にラベル貼手段を配置し、当該単位工程までにおいて記録特定された連続シートの前記品質不良部、又は/及び統合品質不良部の前後に識別ラベルを貼着して品質不良発生部を特定し、
前記最終単位工程の一つ前の単位工程における前記ラベル貼手段の後段に、連続シートに貼着された識別ラベルを読み取り記録するための第1カメラを設置し、連続シート巻き取り後のロール状シートに貼着された前記識別ラベルの情報と、前記記録特定した前記品質不良部、又は/及び統合品質不良の情報との照合を行い、連続シートからの識別ラベルの脱落の有無を確認し、
最終単位工程にて、その連続シートを巻き出しながら、特定した前記各々品質不良部又は/及び統合品質不良部にて連続シートを一旦停止させて、その連続シートの品質不良部をその全幅方向にカッティング部にてカッティングし、その品質不良部同士を継ぎ貼りして、ロール状シート品質不良品として巻き取り除去し
その後、品質不良部以外の品質良品部の連続シート同士を継ぎ貼りして連続シートとして、該連続シートに対して最終単位工程による加工を行ってロール状シート加工製品として巻き取ることを特徴とするロール状シート加工製品品質監視方法であって、
前記最終単位工程のカッティング部の手前に、該連続シートに貼着された識別ラベルを読み取り記録するための第2カメラを設置し、
前記最終単位工程の品質良品部の連続シート同士を継ぎ貼りした連続シートを巻き取るロール状シート加工製品巻き取り部の手前に、該連続シートに識別ラベルの不貼着を読み取り記録するための第3カメラを設置し、
第2カメラにて読み取り記録した連続シート巻き出し後のロール状シートに貼着された識別ラベルと、前記ラベル貼手段の後段の前記第1カメラにて読み取り記録した連続シートに貼着された識別ラベルとの照合を行って連続シートからの識別ラベルの脱落の有無を照合するとともに、第3カメラにより連続シートに識別ラベルが不貼着であることを確認するようにしたことを特徴とするロール状シート加工製品品質監視方法である。
本発明は、インライン工程にて取得した各工程の品質情報から、その品質不良位置を特定するとともにデータベース化し、次の単位工程に、品質不良位置を正確に伝達し、延いてはスリッター等の最終工程にて、それまでの全単位工程にて発生した品質不良部を、正確且つ迅速に除去することができる。
また、本発明のロール状シート加工製品品質監視方法は、インライン工程にて取得した各単位工程の品質情報から、その品質不良位置を特定する手順と、次単位工程又は後単位工程に、その品質不良位置を伝達する手順と、現物の品質不良位置を特定する手順と、現物の製品長を特定する手順と、スリッター等の最終単位工程にて、それまでの全単位工程の品質不良部を自動で除去する手順とを踏むことにより、ロール状シート加工製品となる連続シートの品質不良部を監視し、その品質不良部を正確且つ迅速に除去するシステムとして機能させることができる。
また、ロール状シート加工製品となる連続シートの品質不良部へのラベルの貼着によって、データ管理による品質不良部の特定だけでなく、より正確な目視検査による良、不良の判定確認をも可能にするものである。
本発明のロール状シート加工製品品質監視方法を、その実施の形態に沿って以下に詳細に説明すれば、本発明方法は、ロール状原反を巻き出しながらその連続シートに加工を施して得られる連続シートをロール状シートとして巻き取る加工機による加工工程を1単位工程として、複数単位工程を経て、最終的にロール状シート加工製品を生産する生産工程中におけるロール状シート加工製品品質監視方法である。
以下に、本発明方法を、図面を参照しながら詳細に説明すれば、まず、本発明方法を適用するロール状原反からなる連続シートを生産材とする生産機による生産工程の具体例として図1(a)〜(d)の工程側面図を参照して説明する。
本発明における生産工程としては、例えば、図1(a)に示すように第1単位工程I として、例えば蒸着手段I により、ロール状原反P0 (生産材)を連続シートP0 として、インフィードロール1(上下に対向する所定速度で回転するニップロール)にて矢印方向に巻き出しながら、その連続シートP0 面(片面又は両面)に、アルミニウム等の金属の
蒸着膜、酸化珪素等の無機酸化物の蒸着膜等の薄膜を成膜して、アウトフィードロール2(上下に対向する所定速度で回転するニップロール)にてロール状シートPI として巻き取る蒸着工程を備える。
続いて次工程として、図1(b)に示すように、第2単位工程IIでは、例えば、塗布手段(コーター)や印刷手段(プリンター)IIにより、前記ロール状シートPI を連続シートPI として、インフィードロール3(上下に対向する所定速度で回転するニップロール)にて矢印方向に巻き出しながら、その連続シートPI の蒸着膜上に、該塗布手段や印刷手段IIを用いて、樹脂液等を塗布して保護層や接着剤層をコーティング形成し、アウトフィードロール4(上下に対向する所定速度で回転するニップロール)にて、ロール状シートPIIとして巻き取るコーティング工程を備える。
続いて次工程として、図1(c)に示すように、第3単位工程III では、例えば、パターンエンボス加工手段III により、前記ロール状シートPIIを連続シートPIIとして、インフィードロール5(上下に対向する所定速度で回転するニップロール)にて矢印方向に巻き出しながら、その連続シートPIIの表面をパターン状に凹凸エンボス加工して、アウトフィードロール6(上下に対向する所定速度で回転するニップロール)にて、ロール状シートPIII として巻き取るパターンエンボス工程を備える。
なお、図1(a)〜(c)に示す本発明方法における各単位工程は、特に、上記加工の種類に限定されるものではなく、また単位工程数(又は単位加工工程数)も、前記第1単位工程I 〜第3単位工程III の3工程に限定されるものでもない。また、本発明の一例として、第3単位工程III のパターンエンボス加工手段III が、最終単位工程として説明されているが、必ずしも、この工程が最終単位工程である必要はない。
本発明は、ロール状原反を連続シートとして巻き出しながら加工を施してロール状シートとして巻き取る1基の加工機、例えば、蒸着機I 又はコーターやプリンターII又はパターンエンボス加工手段III によるそれぞれの工程を1単位工程(又は1単位加工工程)として、その複数単位工程を経て最終的にロール状シート加工製品を生産する生産工程における品質監視方法である。
上記生産工程での最終単位工程より以前の1乃至複数の単位工程、例えば図1(a)に示す第1単位工程I では、ロール状原反P0 からなる連続シートP0 をインフィードロール1にて巻き出しながら、その連続シート巻き出し長さを、計測器(例えば、インフィードロール1又はアウトフィードロール2に同期して回転するパルスジェネレータ1a、2a、ロータリーエンコーダ1a、2aなど)にて計測しながら、加工機I にて連続シートP0 に対して加工を施し、その連続シートP0 の品質を、品質検査機RI で検査した後、アウトフィードロール2にて、ロール状シートPI として巻き取る。
続いて、例えば図1(b)示す第2単位工程IIでは、ロール状シートPI からなる連続シートPI をインフィードロール3にて巻き出しながら、その連続シート巻き出し長さを、計測器(例えば、インフィードロール3又はアウトフィードロール4に同期して回転するパルスジェネレータ3a、4a、ロータリーエンコーダ3a、4aなど)にて計測しながら、加工機IIにて連続シートPI に対して加工を施し、その連続シートPI の品質を、品質検査機RIIで検査した後、アウトフィードロール4にて、ロール状シートPIIとして巻き取る。
前記計測器1a又は2aと、品質検査機RI 、RIIにより計測された品質情報(品質不良部の発生及び品質不良部の発生位置)は、第2単位工程IIにて連続シートPI が加工後にロール状シートPIIとして巻き取られた時点でインラインにて検査機制御部のメモリ若
しくは外部記憶装置内に取得を終了でき、取得したその品質情報と連続シート巻き出し長さとに基づいて、その連続シートP0 、PI の巻き取り後のロール状シートPI 、PIIの品質不良発生位置を、品質不良部として特定するものである。
なお、本発明においては、第1単位工程I にて巻き取られたロール状シートPI と第2単位工程IIにて巻き取られたロール状シートPIIとの間、及び第2単位工程IIにて巻き取られたロール状シートPIIと第3単位工程III にて巻き取られたロール状シートPIII との間においては、その巻き出し端部の位置のスタートが逆になるため、取得した品質情報データ上の巻きのスタート位置、エンド位置、品質不良位置を、前記検査機制御部のデータ演算制御処理により全て逆転させて伝達するものである。
その後、前記品質検査機RI 、RIIで検査した単位工程の次の単位工程乃至最終単位工程、例えば、図1(c)に示す第3単位工程III にて、ロール状シートPIIを連続シートPIIとして、インフィードロール5(上下に対向する所定速度で回転するニップロール)にて矢印方向に巻き出しながら、その巻き出し長さを、計測機(例えば、インフィードロール5又はアウトフィードロール6に同期して回転するパルスジェネレータ5a、6a、ロータリーエンコーダ5a、6aなど)にて計測しながら、特定した前記品質不良発生位置を検索し、その品質不良部のある品質不良発生位置を接合台部11上に停止するようにして、連続シートPIIを一旦停止させる。
そして、その連続シートPIIの品質不良部を、その不良部のシート全長に亘って、その品質不良部前後のシート全幅方向に、接合台部11上にてカッター12にてカッティングした後、その品質不良部同士を、該接合台部11上にてシート品質不良品PII-2として継ぎ貼りし、ロール状不良品PIVとして巻き取り除去する。
一方、その連続シートPIIの品質良品部の連続シート同士を、シート品質良品PII-1として、その良品部のシート全長に亘って、そのシート全幅方向に接合台部11上にて継ぎ貼りして連続シート(シート品質良品PII-1)とした後、該シート品質良品PII-1に所定の加工機III にて加工を施した後、ロール状シート(又は最終製品であるロール状シート加工製品)PIII として巻き取るものである。なお、図1(c)に示す加工機III としては、例えば、図1(d)に示すようなスリッター機IVであっても良く、接合台部11上にて連続シート(シート品質良品PII-1)とした後に、該シート品質良品PII-1を、そのシート巻き出し方向に沿ってスリッター13により、2条乃至数条の各々連続シートに分割して、アウトフィードロール8にて、ロール状シートPIV-1、PIV-2、・・・PIV-n(又は最終製品であるロール状シート加工製品)として巻き取るようにしてもよい。
また、図1(c)に示すように、連続シートPIIの品質良品部の連続シート同士を、シート品質良品PII-1として、その良品部のシート全長に亘って、そのシート全幅方向に接合台部11上にて継ぎ貼りして連続シート(シート品質良品PII-1)とした後、そのシート品質良品PII-1を、加工機III を経ずに、巻き取って、ロール状シートPII-1とした後に、図1(d)に示すように、そのロール状シートPII-1を連続シートPII-1として、インフィードロール7(上下に対向する所定速度で回転するニップロール)にて矢印方向に巻き出しながら、スリッター機IVにて、該シート品質良品PII-1を、そのシート巻き出し方向に沿ってスリッター13により、2条乃至数条の各々連続シートに分割して、アウトフィードロール8にて、ロール状シートPIV-1、PIV-2、・・・PIV-n(又は最終製品であるロール状シート加工製品)として巻き取るようにしてもよい。
また、本発明のロール状シート加工製品品質監視方法は、上記のロール状シート加工製品品質監視方法において、図1(c)に示す前記第3単位工程III (又は最終単位工程)の手前の工程である図1(b)に示す第2単位工程IIにおける加工機IIの検査機RIIの後
段に、ラベル貼手段Lを配置して、前記単位工程IIとそれ以前の単位工程I におけるそれぞれ連続シートP0 、PI の加工後の各々連続シートPI 、PIIの品質不良部の発生位置に、品質情報に基づく貼着指示信号に基づいて、識別番号(例えばシリアルナンバー)、あるいは識別記号、識別コード、識別マーク等が記入されている識別ラベルを貼着して品質不良発生位置を特定するものである。
ラベル貼手段Lにより貼着される前記識別ラベルは、品質不良部の発生した連続シート幅方向一端部面に、該識別ラベルを連続シート外側に向けて張り出して貼着されるようにしてもよい。
また、前記識別ラベルは、連続シート幅方向一端部面に貼着された貼着領域(巻き取られる連続シートにより隠蔽される領域)と該連続シート外側に張り出した張り出し領域とに、それぞれ同一の識別マーク(番号、記号等)が表示されているものとしてもよい。
また、本発明のロール状シート加工製品品質監視方法においては、前記第3単位工程III 又は最終単位工程の手前の単位工程、例えば、前記ラベル貼手段Lの後段に、連続シートPI に貼着された識別ラベルを読み取り記録するための第1カメラC1 を設置し、品質情報に基づく貼着指示信号データと、連続シート巻き取り後のロール状シートPIIに貼着された識別ラベルとの照合を行い、連続シートPI 、PIIからの識別ラベルの脱落の有無を確認するものである。
また、本発明のロール状シート加工製品品質監視方法においては、前記品質検査機RI 、RIIで検査した第1、第2単位工程I 、IIの次の図1(c)に示す第3単位工程III 乃至最終単位工程における加工機III の手前における、品質良部と品質不良部とにカッティング分離するカッッティング部12の手前に、該連続シートPII-2に貼着された識別ラベルを読み取り記録するための第2カメラC2 を設置する。
さらに、前記最終単位工程III における品質良品部の連続シート同士を継ぎ貼りした連続シートPII-1を巻き取るロール状シート( 又は最終製品であるロール状シート加工製品)の巻き取り部PIII の手前に、該連続シートPII-1に対する識別ラベルの不貼着を読み取り記録するための第3カメラC3 を設置する。
これにより、該第2カメラC2 にて読み取り記録した連続シート巻き取り後のロール状シートPIVに貼着された識別ラベルの識別番号(又は識別記号、識別コード、識別マーク等)と、前記ラベル貼手段Lの後段の前記第1カメラC1 にて読み取り記録した連続シートPI に貼着された識別ラベルの識別番号(又は識別記号、識別コード、識別マーク等)との照合を行って連続シートPII-2からの識別ラベルの脱落の有無を照合するとともに、第3カメラC3 により、連続シートPII-1に識別ラベルが不貼着であることを確認するようにするものである。
本発明のロール状シート加工製品品質監視方法における品質不良部の除去、及び品質良品部の連続シート化については、前記特定した前記品質不良発生位置にて、連続シートを一旦停止させて、その連続シートの品質不良部を、その全長及び全幅方向に、接合台部11上にてカッター13を用いてカッティングして分離し、その品質不良部同士を品質不良品PII-2として継ぎ貼りし、ロール状不良品シートPIVとして巻き取り除去すると共に、品質良品部の連続シート同士は、前記接合台部11上にて連続シートPII-1として継ぎ貼りするものである。
次に、各単位工程にて発生した品質不良部を、記録し、特定する点について、図2に基づいて説明する。なお、図2は、図1(a)、(b)の各工程で発生した不良部を記録し
特定して不良部とする方式を模式的に示した図である。
図2に示すように、まず第1単位工程(又は第1加工工程)(図1(a)参照)では、連続シート(P0 又はPI )の巻き出し開始点Ps (シート巻き出し前端部)から、巻き取り終了点Pf (シート巻き取り後端部)までの長さがN(例えば、原反の巻き取り長さNが2000m、3000m、5000m、又はそれ以上8000mなど)の連続シート(矢印方向が巻き出し送行方向)において、例えば、巻き出し開始点Ps より長さaの位置Aから長さbの位置Bまでの連続シート(P0 又はPI )が、検査機R1 によって品質不良位置(斜線部)と判断されて、該連続シート(PI )がロール状シートとして巻き取られたことを示す。
次に、第2単位工程(又は第1加工工程)(図1(b)参照)では、上記連続シート(PI )のロス長さnが無い場合を考えると、該連続シート(PI )がロール状シートとして巻き取られた後に巻き出される連続シート(PII)の巻き出し開始点であるPf (PI に対して逆転するシート巻き出し前端部)から、巻き取り終了点であるPs (PI に対して逆転するシート巻き取り後端部)までの長さがNの該連続シート(PII、矢印方向に逆転する巻き出し送行方向)において、例えば、この巻き出し開始点Pf より長さcのピンポイントの位置Cの連続シート(PII)と、長さdの位置Dから長さeの位置Eまでの連続シート(PII)とが、検査機R1 によって品質不良位置(斜線部)と判断されたことを示す。なお、巻き出し開始において、連続シートの巻き出し開始点である巻き出し前端部にロス(欠損等のシート損失)が発生した場合にはロス長さnが差し引かれて連続シート長さが計測される。
ここで、第1、第2単位工程を終了してロール状シートとして巻き取られた連続シート(PII)における検査機R1 によって品質不良部として検出された品質不良位置は、位置A−B間と、位置Cと、位置D−E間になり、そのうち、接近又はオーバーラップする品質不良位置同士は、1つの品質不良部(統合品質不良部)として、各々統合品質不良部に統合されて、図2に示すように、位置AとDは位置B−E間にあるため、統合された品質不良部(統合品質不良部)は、連続シート(PII)の位置B−E間となり、ピンポイントの位置Cは、位置C−B間の離間長さが長い場合には、位置B−E間には統合しないように処理する。
また、位置C−B間の離間長さが極端に短い場合には、作業効率を優先させて、便宜的に良品部を不良品部として処理することが可能であり、例えば、ピンポイントの位置Cは位置B−E間に統合するように処理することができる。
識別ラベルRを貼着する位置は、連続シート面の上記品質不良部又は/及び統合品質不良部として特定された位置の前後に貼着するものであり、図2に示すように、例えば、位置Cの前後と、位置B−E間の前後である。また、品質不良位置の検査、計測精度の誤差(カウンタの誤差)を考慮して、多少、余裕のある間隔を持たせた位置に貼着することが適当である。
また、第2単位工程にて識別ラベルRを貼着した後に、目視検査を実施すれば、検査機による判定ミスの有無をその場で判定でき、不良部とされた部分を良品部にすることも、簡単なデータ変更で可能になり、製品の歩留りの向上に寄与する。
次に、ロール状シート加工製品品質監視システムとしては、図3のシステムブロック図に示すように、1乃至複数の単位加工手段において、連続シートの巻き出し長さを取得する巻き出し長さ取得手段21と、該連続シートの品質を検査して品質検査情報を得る検査機RI 、RII等の品質検査手段22と、該連続シートの前記巻き出し長さと品質検査情報
とに基づいて全ての単位工程の各々品質不良発生位置を品質不良部として記録特定し、必要に応じて前記品質不良部のうち接近又はオーバーラップする品質不良部同士を、各々統合品質不良部として統合記録する品質不良部特定手段23とを有するものである。
そして、最終単位工程にて、その連続シートを巻き出しながら、前記品質不良部特定手段23にて特定した特定データ(連続シートの長さ位置による不良発生位置等の検査情報、品質不良部情報)に基づいて、前記各々品質不良部又は/及び統合品質不良部にて、連続シートを一旦停止させて、その連続シートの品質不良部の前後を、その全幅方向にカッティング部12にてカッティングして連続シートから分離し、その品質不良部同士は継ぎ貼りして、ロール状シート品質不良品として巻き取り除去する。
その後、品質不良部以外の品質良品部の連続シート同士を継ぎ貼りして、連続シートとして該連続シートに対して最終単位工程による加工を行って、ロール状シート加工製品として巻き取るものである。
巻き出し長さ取得手段21としては、例えば、インフィードロール5又はアウトフィードロール6に同期して回転するパルスジェネレータ5a、6a、又はロータリーエンコーダ5a、6aなどの連続シート長さを計測する計測機がある。また、検査機RI 、RII等の品質検査手段22としては、連続シートの製品毎の検査項目を検査できる検査機を、好適に用いることができる。
品質不良部特定手段23は、品質不良部を特定するための品質検査手段22による品質の良不良検査に必要な検査対象シートの加工仕様や加工品目、検査項目、品質基準データ等を記憶収容するデータベースDBを備えたデータ制御演算処理装置(コンピュータ、CPU)を使用することができる。また、前述のように識別ラベルを用いた監視を行う場合は、公知のラベル貼り機Lをラベル貼着手段として接続し、また、CCDカメラをラベル撮像手段として接続して用いることができる。
本発明は、ロール状原反を生産材として、塗工などの加工を行い、最終的にロール状シート加工製品を製造する生産工程に適用できる。より好ましくは、従来公知のマーキングやラベル貼着の適用が難しい高速ラインの生産工程に好適である。
(a)〜(d)は、本発明方法及びシステムを説明する工程図。 本発明方法及びシステムを説明するタイミングチャート図。 本発明方法及びシステムを説明するブロック図。
符号の説明
I …第1単位工程
II…第2単位工程
III …第3単位工程
P0 …原反
PI 、PII、PIII 、PIV…ロール状シート
PII-1…良品部
PII-2…不良品部
RI 、RII…品質検査機
C1 、C2 、C3 …カメラ
L…ラベル貼機
1、3、5、7…インフィードロール
2、4、6、8…アウトフィードロール
11…接合台部
12…カッター(シート幅方向に沿うカッティング用)
13…スリッター(巻き出し方向に沿うカッティング用)

Claims (1)

  1. ロール状原反を連続シートとして巻き出しながら加工を施してロール状シートとして巻き取る加工機による工程を1単位工程として、その複数単位工程を経て最終的にロール状シート加工製品を生産する生産工程において
    1乃至複数の単位工程にて、その連続シートの品質を、その巻き出し長さを計測器にて計測しながら品質検査機で検査し、
    その品質情報をインラインにて取得し、取得した前記品質情報と連続シート巻き出し長さとに基づいて、全ての単位工程の各々品質不良発生位置を各々品質不良部として記録特定した後、必要に応じて前記各々品質不良部のうち接近又はオーバーラップする品質不良部同士を各々統合品質不良部として統合記録し、
    最終単位工程の一つ前の単位工程における検査後段にラベル貼手段を配置し、当該単位工程までにおいて記録特定された連続シートの前記品質不良部、又は/及び統合品質不良部の前後に識別ラベルを貼着して品質不良発生部を特定し、
    前記最終単位工程の一つ前の単位工程における前記ラベル貼手段の後段に、連続シートに貼着された識別ラベルを読み取り記録するための第1カメラを設置し、連続シート巻き取り後のロール状シートに貼着された前記識別ラベルの情報と、前記記録特定した前記品質不良部、又は/及び統合品質不良の情報との照合を行い、連続シートからの識別ラベルの脱落の有無を確認し、
    最終単位工程にて、その連続シートを巻き出しながら、特定した前記各々品質不良部、又は/及び統合品質不良部にて連続シートを一旦停止させて、その連続シートの品質不良部をその全幅方向にカッティング部にてカッティングし、その品質不良部同士を継ぎ貼りして、ロール状シート品質不良品として巻き取り除去し
    その後、品質不良部以外の品質良品部の連続シート同士を継ぎ貼りして連続シートとして、該連続シートに対して最終単位工程による加工を行ってロール状シート加工製品として巻き取ることを特徴とするロール状シート加工製品品質監視方法であって、
    前記最終単位工程のカッティング部の手前に、該連続シートに貼着された識別ラベルを読み取り記録するための第2カメラを設置し、
    前記最終単位工程の品質良品部の連続シート同士を継ぎ貼りした連続シートを巻き取るロール状シート加工製品巻き取り部の手前に、該連続シートに識別ラベルの不貼着を読み取り記録するための第3カメラを設置し、
    第2カメラにて読み取り記録した連続シート巻き出し後のロール状シートに貼着された識別ラベルと、前記ラベル貼手段の後段の前記第1カメラにて読み取り記録した連続シートに貼着された識別ラベルとの照合を行って連続シートからの識別ラベルの脱落の有無を照合するとともに、第3カメラにより連続シートに識別ラベルが不貼着であることを確認するようにしたことを特徴とするロール状シート加工製品品質監視方法。
JP2005127538A 2005-04-26 2005-04-26 ロール状シート加工製品品質監視方法 Expired - Fee Related JP4582326B2 (ja)

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