JP4582303B2 - 電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法とその製造方法により作製した電子レンジ加熱調理用の軟包装袋 - Google Patents
電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法とその製造方法により作製した電子レンジ加熱調理用の軟包装袋 Download PDFInfo
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Description
該折り込み部には流れ方向と平行に易剥離テープを挿入して折り込み部の内面と部分的に熱融着させ、
折り込み部の先端近傍は未シール部分を囲むように部分的に熱融着されて、前記未シール部分に蒸気抜き用の孔を形成させ、
折り込み部を形成させた上側の複合フィルムと、折り込み部を形成させてない下側の複合フィルムとをシーラント層同士を対向させて重ね合わせて、周囲を順次底部シール、側部シールしてなる電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法であって、
一つの複合フィルムを一定速度で上下二つの複合フィルムに分割する上下分割工程、
上下に分割した複合フィルムの一方の上側フィルムは、流れ方向に対して平行な二つの折り曲げ治具によりシーラント層が内面になるようにZ字状に折り曲げて、外方に突出した折り込み部を形成させる折り込み部形成工程、
上下の複合フィルムともダンサーロールを通過させて連続運動から間欠運動に変換後、上下の複合フィルムをシーラント層同士を対向させてガイド板を介して重ね合わせると同時に、折り込み部の内側に易剥離テープを挿入する上下フィルム合流、易剥離テープ挿入工程、
上側の複合フィルムの易剥離テープが挿入された折り込み部をヒートシールして易剥離テープを折り込み部に熱融着させ、かつ、先端の一部に未シール部分を残してフィルムの流れ方向と平行に下駄形状に異型シールする易剥離テープ接着・異型シール工程、
前記未シール部分にパンチ装置により蒸気抜き用の切り込みを穿孔する蒸気抜き孔穿孔工程、
合流した上下の複合フィルムに所望の間隔をおいてフィルムの流れ方向と平行に底部シールを行う底部シール形成工程、
ついで底部シールの端縁にかかるように流れ方向と直角の方向に側部シールする側部シール形成工程、
側部シールされた上下の複合フィルムの側部シール部分を切断するカッティング工程、
上記各工程がこの順序で連続して行われることを特徴とする、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法である。
このように、二つの折り曲げ治具(b,b)を使用して上側フィルム(11)をZ字状に折り曲げるので、折り曲げが浅い場合でも自在に折り曲げることができる。
させてガイド板(図示せず)を介して重ね合わせると同時に、折り込み部(13)の内側にテープ供給部(d)より供給された易剥離テープ(2)を挿入する上下フィルム合流・易剥離テープ挿入工程(C)にすすむ。
退し、未シール部に達すると蒸気抜き口(16)が開口して内部の蒸気が外に抜けて放出され、包装体が破袋することはなかった。また、内容物が漏れ出すこともなかった。
2‥‥易剥離テープ
11‥‥上側フィルム
11a‥シーラント層
12‥‥下側フィルム
12a‥シーラント層
13‥‥折り込み部
14‥‥未シール部
15‥‥異型シール
16‥‥切り込み、蒸気抜き孔
17‥‥底部シール
18‥‥側部シール
20‥‥軟包装袋
21‥‥底部シールの隅角
22‥‥ノッチ
a‥‥本体原反供給部
b‥‥折り曲げ治具
c‥‥ダンサーロール
d‥‥テープ供給部
e‥‥異型シール具
f‥‥パンチ装置
Claims (8)
- 少なくとも内面にシーラント層を配した複合フィルムを上下二つに分割し、該分割した上側の複合フィルムを流れ方向に対して平行な二本の折り曲げ線によりシーラント層が内面になるようにZ字状に折り曲げて折り込み部を形成させ
該折り込み部には流れ方向と平行に易剥離テープを挿入して折り込み部の内面と部分的に熱融着させ、
折り込み部の先端近傍は未シール部分を囲むように部分的に熱融着されて、前記未シール部分に蒸気抜き用の孔を形成させ、
折り込み部を形成させた上側の複合フィルムと、折り込み部を形成させてない下側の複合フィルムとをシーラント層同士を対向させて重ね合わせて、周囲を順次底部シール、側部シールしてなる電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法であって、
一つの複合フィルムを一定速度で上下二つの複合フィルムに分割する上下分割工程、
上下に分割した複合フィルムの一方の上側フィルムは、流れ方向に対して平行な二つの折り曲げ治具によりシーラント層が内面になるようにZ字状に折り曲げて、外方に突出した折り込み部を形成させる折り込み部形成工程、
上下の複合フィルムともダンサーロールを通過させて連続運動から間欠運動に変換後、上下の複合フィルムをシーラント層同士を対向させてガイド板を介して重ね合わせると同時に、折り込み部の内側に易剥離テープを挿入する上下フィルム合流、易剥離テープ挿入工程、
上側の複合フィルムの易剥離テープが挿入された折り込み部をヒートシールして易剥離テープを折り込み部に熱融着させ、かつ、先端の一部に未シール部分を残してフィルムの流れ方向と平行に下駄形状に異型シールする易剥離テープ接着・異型シール工程、
前記未シール部分にパンチ装置により蒸気抜き用の切り込みを穿孔する蒸気抜き孔穿孔工程、
合流した上下の複合フィルムに所望の間隔をおいてフィルムの流れ方向と平行に底部シールを行う底部シール形成工程、
ついで底部シールの端縁にかかるように流れ方向と直角の方向に側部シールする側部シール形成工程、
側部シールされた上下の複合フィルムの側部シール部分を切断するカッティング工程、
上記各工程がこの順序で連続して行われることを特徴とする、電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。 - 前記カッティング工程の後に、底部シールの隅角を丸くカットすると同時に、側部シー
ル端縁にノッチを入れる角丸・ノッチ形成工程を有することを特徴とする、請求項1記載の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。 - 前記折り込み部形成工程は、検知器K1により折り込み深さ、位置ずれを検知する工程を含むことを特徴とする、請求項1又は2記載の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。
- 前記上下フィルム合流、易剥離テープ挿入工程は、検知器K2により易剥離テープの位置ずれを検知する工程を含むことを特徴とする、請求項1、2又は3記載の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。
- 前記蒸気抜き孔穿設工程は、検知器K3により蒸気抜き孔の位置ずれを検知する工程を含むことを特徴とする、請求項1、2、3又は4記載の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。
- 前記蒸気抜き孔穿孔工程の後に、検出器K4によりカットユニット最下点を検出する工程を含むことを特徴とする、請求項1、2、3、4又は5記載の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。
- 前記各工程を施す装置が上下分割工程以後は流れ方向に対して線対称に一対ずつ配置され、一度に二袋作製されることを特徴とする、請求項1、2、3、4、5又は6記載の電子レンジ加熱調理用の軟包装袋の製造方法。
- 少なくとも内面にシーラント層を配し上下に分割した複合フィルムと、
上側の複合フィルムに対して平行な二本の折り曲げ線によりシーラント層が内面になるようにZ字状に折り曲げて形成した折り込み部と、
該折り込み部に挿入した易剥離テープと、
前記折り込み部の対面するシーラント層間を前記易剥離テープとともに部分的に熱融着したシール部と、
前記折り込み部の先端近傍の未シール部に形成した蒸気抜き用の孔と、を有し、
かつ、このシール部と蒸気抜き用の孔とは、この順に設けられたものであり、
前記折り込み部を形成させた上側の複合フィルムと折り込み部を形成させていない下側の複合フィルムとをシーラント層を対向させて重ね合わせて、周囲を順次、底部シール、側部シールしてなることを特徴とする電子レンジ加熱調理用の軟包装袋。
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