JP4581059B2 - 液晶パネル基板ラビング材 - Google Patents

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本発明は、液晶パネルの基板の表面に液晶素子の配列を促す配向膜を形成するために使用される液晶パネル基板ラビング材に関するものである。
液晶パネルの基板の表面に液晶素子の配列を促す配向膜を形成するために、液晶パネルの基板の表面にポリイミド樹脂等によって形成された配向膜に、周面に液晶パネル基板ラビング材(以下、単にラビング材と言う。)を巻き付けた回転するラビングロールを当てて擦り、その回転方向に沿った微細な擦過溝を形成するラビング処理が施され、そのラビング材には経パイル織物が適用されている(例えば、特許文献1、2、3、4参照)。
ラビング材としての経パイル織物の厚みは概して1.5〜4.0mmであり、パイルや緯糸や経糸には繊度(太さ)が概して15〜100綿番手の糸条が使用され、ベース織地(地組織)の経糸密度は概して20〜180本/25.4mmに、緯糸密度は概して30〜150本/25.4mmに設定されている。
経パイル織物のパイルは、2つのパイル片が対を成している。その対を成す2つのパイル片は、U字、V字乃至W字形を成して連続している。そのU字、V字ないしW字状に折れ曲がって連続する2つのパイル片の連続部分であるパイルの沈込部は、経パイル織物のベース織地を構成する緯糸の下を潜り抜けている。
パイルは、その潜り抜ける沈込部によってベース織地に係止され、その対を成す2つのパイル片は、その係止する緯糸の前後に分かれてベース織地から突出している。
そのパイルの沈込部が潜り抜ける緯糸の数、その潜り抜ける緯糸と経糸によって構成されるベース織地の織組織を変えることによって、経糸の長さ方向(L)におけるパイル片の傾き具合が変化し、パイルが経糸の長さ方向(L)において傾斜した経パイル織物を得ることが出来る。
ラビング材としての経パイル織物は、回転ロールに巻き付けて使用されるものであり、その回転ロールの回転方向に沿ってパイルが傾斜したものが好適とされ、その経糸の長さ方向(L)を回転方向に合わせ、緯糸の長さ方向(W)を軸芯方向に向けて回転ロールに巻き付けられる。このため、ラビング材として、ラビングロールの幅に応じた織幅の経パイル織物が必要になる。
ラビング材としての経パイル織物の製織には、衣料生地やシート地(椅子張り地)としての経パイル織物の製織に使用されているモケット織機が使用されている。しかし、モケット織機の織幅は2.3m以下であり、モケット織機によっては、織幅が2.3mを超える経パイル織物は得られない。勿論、織幅が2.3mを超える広幅の経パイル織物は、ウイルトン・カーペット織機によって製織することが出来る。しかし、ウイルトン・カーペット織機は、あくまでもカーペット織機であり、15〜100綿番手の糸条をパイルや緯糸や経糸に使用し、経糸密度や緯糸密度が20〜150本/25.4mmで、厚みが1.5〜4.0mmのラビング材に適した経パイル織物をウイルトン・カーペット織機によって得ることは出来ない。
従って、ラビング処理に2.3mを超える広幅のラビングロールに使用し、液晶パネル基板の生産効率を高めようとする場合には、ラビング材用経パイル織物を、その緯糸の長さ方向(W)を回転方向に向け、経糸の長さ方向(L)を軸芯方向に向けて回転ロールに巻き付け、そのロールを回転しつつパイル面を撫でてパイルを回転方向に沿ってパイルを傾斜させる。
しかし、経糸密度が20〜180本/25.4mmに設定された緻密なラビング材用経パイル織物では、パイルの左右(緯糸の長さ方向)が経糸によって強く把持されていて緯糸の長さ方向(W)に一定の傾斜角をもって傾斜させることは出来ず、それを樹脂や熱によって強制的に傾斜させようとしても、その傾斜度合にバラツキが生じ、その結果、パイルの先端によって液晶パネルの配向膜の配合性にバラツキが生じ、ラビング処理における液晶パネル基板の歩留りの低下を招き、ラビング処理によるロスが多発する。
そこで、本発明者は、ベース織地を2本1組の経糸が引き揃え状態で緯糸に交絡する2本緯畦(2/2緯畦)織組織とし、パイル糸を各組2本の経糸の間に配置し、その各組2本の経糸が交絡して上を越える緯糸に係止してルーズパイルのカットパイルを形成した経パイル織物において、その各組2本の経糸の中の1本の経糸の繊度(太さ)を他の1本の経糸の繊度(太さ)よりも大きく(太く)し、その細い経糸と太い経糸を交互に配置することによって、パイル片を間に挟んで隣合う各組2本の経糸の中の1本の太い経糸が細い経糸よりもパイル片の根元に強く載り掛かり、パイル片の軸芯(S)が太い経糸側から細い経糸側へと織幅方向(W)に傾斜し、経糸の長さ方向(L)を軸芯方向に平行に向けて回転ロールに装着することが出来るラビング材(以下、先願ラビング材と言う。)を発明し特許出願している(例えば、特許文献5参照)。
実用新案登録第3032820号公報 特開平11−237636号公報 特開2002−148628号公報 特開2004−341209号公報 特開2006−241638号公報
先願ラビング材では、2本緯畦織組織のベース織地に1本のパイル糸を間に挟んで太い経糸21と細い経糸22が1組となって繰り返し配置されており、パイル片がベース織地に沈み込む沈込部50では、その沈込部50を押さえてパイル片30を係止する緯糸10は、そのパイル片30を間に挟んで隣り合う左右片側の太い経糸21の下に潜り、その左右隣り合う他の片側の細い経糸22の上を越えている。
太い経糸21は、細い経糸22との繊度の差に応じて、その間に挟まれたパイル糸のパイル片30の根元60に強く乗り掛かっている。
その乗り掛かる程度に応じて、太い経糸21と細い経糸22の間に挟まれたパイル片30は、その乗り掛かる太い経糸21によって細い経糸側22へと押し倒されて傾斜するようになっている。
先願ラビング材のベース織地には、そのベース織地が2本緯畦織組織に成る関係上、緯糸10の上を越える2本1組の太い経糸21と細い経糸22が市松模様状に現われる。
パイル片30はルーズパイルを構成しているので、その構成するルーズパイルも2本1組の太い経糸21と細い経糸22に合わせて市松模様状に並ぶ。
従って、全てのパイル糸の形成するカットパイルは、同じ緯糸に沿って一直線上には並ばず、隣り合うパイル糸のカットパイルが各緯糸10の上に交互に現われ、その交互するカットパイルとカットパイルの間に無パイルスペース80が現われる(図1参照)。
そのようにパイル面には、無パイルスペース80が市松模様状に生じるので、緯糸密度を緻密にしてパイル密度を緻密にしようとしても限度がある。
そこで本発明は、パイル密度が緻密なラビング材を得ることを第1の目的とする。
本発明の第2の目的は、殊更太い経糸を使用することなく、パイル片が緯糸に沿って同じ織幅方向(W)に傾斜し、経糸の長さ方向(L)を軸芯方向に平行に向けて回転ロールに装着することが出来るラビング材を得ることにある。
本発明に係るラビング材は、(a) パイル面がカットパイルによって構成される経パイル織物によって構成され、(b) 経糸21・22が、パイル糸1本につき複数本の割合で繰り返し配置され、緯糸10と交絡してベース織地の織組織を構成しており、(c) パイル片30のベース織地に沈み込む沈込部50の上を越えてそのパイル片を係止する緯糸10が、そのパイル片を間に挟んで隣り合う左右片側の経糸21の下に潜り、その左右隣り合う他の片側の経糸22の上を越えており、(d) 緯糸10に係止されるパイル片30を間に挟んで左右隣り合う全ての2本の経糸(21aと22a、21bと22b、21cと22c・・・・・・)の中の沈込部50の上を越える全ての左右片側の経糸(21a、21b、21c・・・・・・)と、沈込部50の下に潜る全ての左右隣り合う他の片側の経糸(22a、22b、22c・・・・・・)とのパイル片30を間に挟んで隣り合う左右の配置が同じである液晶パネル基板ラビング材において、(e) パイル片30を係止する緯糸10が下に潜る経糸21の繊度が、そのパイル片30を係止する緯糸10が上を越える経糸22の繊度の1.2倍〜4.0倍の太さにされていることを第1の特徴とする。
本発明に係るラビング材の第2の特徴は、上記第1の特徴に加えて、カットパイルがファーストパイル42である点にある。
本発明のラビング材では、パイル片を係止する緯糸10が、そのパイル片の片側で経糸21の下に潜り、他の片側で経糸22の上を越えており、そのパイル片を間に挟む左右の経糸21・22は緯糸10を斜めに横切る方向に並び、それらの経糸間21・22の中心線Aは緯糸の軸芯Bに傾斜し、その中心線Aが傾斜した経糸間21・22にパイル片30が挟まれている。
そのように、パイル片30を間に挟む経糸間21・22の中心線Aが緯糸の軸芯Bに傾斜するので、その傾斜する経糸間の中心線Aに交叉するパイル片30の軸芯Sも緯糸の軸芯Bに対して傾斜することになる(図2参照)。
そのため、パイル片30の軸芯Sを緯糸の軸芯Bに対して傾斜させるために、先願ラビング材(図1参照)のように、そのパイル片30を間に挟む一方の経糸21を他方の経糸22よりも太くする必要はなく、その太くする必要がなくなる分だけ経糸密度を緻密にする余裕が生じるので、パイル片30が織幅方向Wに傾斜したパイル密度の緻密なラビング材を得ることが出来る。
そのように、パイル片30を間に挟む一方の経糸21を他方の経糸22よりも太くすることなくパイル片30が織幅方向Wに傾斜したラビング材が得られるので、先願ラビング材と同様にパイル片30を間に挟む一方の経糸21を他方の経糸22よりも太くするときは、経糸間21・22の中心線Aの緯糸の軸芯Bに対する傾斜もそれらの経糸21・22の繊度(太さ)の差に応じて大きくなり、パイル片30が織幅方向Wに一層大きく傾斜したラビング材が得られることになる(図3参照)。
そして、そのようにパイル片30を間に挟む一方の経糸21を他方の経糸22よりも太くしても、先願ラビング材の場合のようにそれらの繊度の異なる2本の経糸21・22が緯糸10の上下何れの片側においても密着して並ばず、それらの繊度の異なる2本の経糸21・22の間が緯糸10に仕切られて斜めに並ぶので、その一方の経糸21の繊度を太くしても、そのことによって経糸密度の緻密化が妨げられることはない。
このように、本発明によると、殊更太い経糸(21)を使用することなく、パイル片が織幅方向(W)に傾斜し、経糸の長さ方向(L)を軸芯方向に平行に向けて回転ロールに装着することが出来るパイル密度の緻密なラビング材が得られる。
カットパイルは、U字状を成して向き合う2本のパイル片31・32の沈込部50が同じ緯糸11の下に潜って係止されたルーズパイル41であってもよいが(図4と図5参照)、ベース織地にパイル片31・32が強く係止されてずれ動かず、耐久性に富むラビング材を得る上では、パイル糸が1本の緯糸12または数本の緯糸の上を越えてW字状を成して向き合う2本のパイル片31・32の沈込部51・52がそれぞれ異なる緯糸11・13の下に潜って係止されたファーストパイル42にすることが推奨される(図6と図7参照)。
経パイル織物の裏面(非パイル面)には接着剤を塗布し、パイル片31・32の沈込部50をベース織地に接着固定するとよい。その接着剤の塗布量は概して50〜80g/m2 (乾燥重量)にするとよい。
繰り返し配置される複数本の経糸毎に1本の割合で配置されて隣り合う2本のパイル糸71・72がそれぞれ構成するルーズパイル41またはファーストパイル42は、繰り返して織り込まれる同じ緯糸11(11・13)に係止されて織幅方向Wに一直線状に並んで形成されていてもよいし(図4と図6参照)、又、繰り返して織り込まれる異なる緯糸11・12(11・12・13,13・14・11)に係止されて千鳥・市松模様状に飛び飛びに形成されていてもよい(図5と図7参照)。
カットパイルを係止するベース織地は、基本的には1/1平織(図4と図5参照)や2/1経畦(図6参照)、3/1経畦等の平織組織によって構成する。
1/1平織組織によって構成されるベース織地にルーズパイル41を千鳥・市松模様状に飛び飛びに形成する場合は、図5に示すように、3本の経糸(21・22・23)毎に1本の割合でパイル糸を配置するとよい。
経畦織組織によって構成されるベース織地にファーストパイル42を千鳥・市松模様状に飛び飛びに形成する場合は、図7に示すように、配置されて隣り合うパイル糸(71・72)毎に、繰り返し織り込まれる経畦織組織の緯糸11・12・13・14のレピートを半レピート移動(ずらす)するとよい。
図7において、隣り合う一方のパイル糸71を間に挟んで隣り合う左右の経糸21・22は、4本の緯糸11・12・13・14と3/1経畦織組織を構成しているが、その隣り合う他方のパイル糸72を間に挟んで隣り合う左右の経糸21・22は、打ち込み順序が半レピートずれた4本の緯糸13・14・11・12と3/1経畦織組織を構成している。
ベース織地(地組織)の経糸密度は20〜180本/25.4mmに設定し、緯糸密度は30〜150本/25.4mmに設定し、経パイル織物の厚みは1.5〜4.0mmに設定するとよい。
パイルや緯糸や経糸には繊度(太さ)が10〜100綿番手の糸条が使用される。
パイル糸には、セルロース系繊維を主材とする糸条を使用することが望ましい。
パイル片30を間に挟む一方の経糸21を他方の経糸22よりも太くする場合、繊度の太い経糸21の繊度(dtex)を細い経糸22の繊度(dtex)の1.2倍〜4.0倍に、好ましくは1.4〜3.0倍にする。
[実施例]
繊度30綿番手(60/2s綿番手)のコットン(綿)繊維紡績糸を細い経糸とし、繊度13綿番手(30/2s綿番手)のコットン(綿)繊維紡績糸を太い経糸とし、繊度20綿番手(40/2s綿番手)のコットン(綿)繊維紡績糸を緯糸とし、繊度20綿番手(40/2s綿番手)のコットン(綿)繊維紡績糸をパイル糸とし、太い経糸とパイル糸と細い経糸の順に各筬羽間に通して配列し、太い経糸と細い経糸が交互に緯糸と交絡する平織組織をベース織地の織組織とし、ルーズパイルのパイル片の沈込部を係止する緯糸の片側の上を太い経糸が越え、その緯糸の他の片側の下に細い経糸が潜る経糸密度80本/25.4mm、緯糸密度80本/25.4mm、厚み3.0mm(パイル長2.2mm)の経パイル織物(図3と図4参照)をダブルモケット織機により織成し、裏面にアクリル樹脂系接着剤(エマルジョン)を塗布(乾燥塗布量65g/m2 )してラビング材に仕上げた。
[比較例]
繊度30綿番手(60/2s綿番手)のコットン(綿)繊維紡績糸を細い経糸とし、繊度13綿番手(30/2s綿番手)のコットン(綿)繊維紡績糸を太い経糸とし、繊度20綿番手(40/2s綿番手)のコットン(綿)繊維紡績糸を緯糸とし、繊度20綿番手(40/2s綿番手)のコットン(綿)繊維紡績糸をパイル糸とし、太い経糸とパイル糸と細い経糸の順に各筬羽間に通して配列し、太い経糸と細い経糸が2本引き揃えの組を成して緯糸と交絡する2本緯畦(2/2緯畦)織組織をベース織地の織組織とし、その各組2本の太い経糸と細い経糸が交絡して上を越える緯糸に係止されるルーズパイルのカットパイルを成し、経糸密度80本/25.4mm、緯糸密度80本/25.4mm、厚み3.0mm(パイル長2.2mm)の経パイル織物(図1参照)をダブルモケット織機により織成し、裏面にアクリル樹脂系接着剤(エマルジョン)を塗布(乾燥塗布量65g/m2 )してラビング材に仕上げた。
[評価]
それぞれパイル面を織幅方向(W)に撫でて実施例のラビング材と比較例のラビング材のパイル片の織幅方向(W)への傾斜の度合いを比較すると、実施例のラビング材のパイル片が比較例のラビング材のパイル片に比して織幅方向(W)に強く傾斜していることが感じ取られた。
従来のラビング材の拡大断面図である。 本発明に係るラビング材の拡大断面図である。 本発明に係るラビング材の拡大断面図である。 本発明に係るラビング材の斜視図である。 本発明に係るラビング材の斜視図である。 本発明に係るラビング材の斜視図である。 本発明に係るラビング材の斜視図である。
符号の説明
10・11・12・13・14:緯糸
20・21・22:経糸
30・31・32:パイル片
41:ルーズパイル
42:ファーストパイル
50・51・52:沈込部
60:根元
71・72:パイル糸
80:無パイルスペース

Claims (2)

  1. (a) パイル面がカットパイルによって構成される経パイル織物によって構成され、
    (b) 経糸(21・22)が、パイル糸1本につき複数本の割合で繰り返し配置され、緯糸(10)と交絡してベース織地の織組織を構成しており、
    (c) パイル片(30)のベース織地に沈み込む沈込部(50)の上を越えてそのパイル片を係止する緯糸(10)が、そのパイル片を間に挟んで隣り合う左右片側の経糸(21)の下に潜り、その左右隣り合う他の片側の経糸(22)の上を越えており、
    (d) 緯糸(10)に係止されるパイル片(30)を間に挟んで左右隣り合う全ての2本の経糸(21aと22a、21bと22b、21cと22c・・・・・・)の中の沈込部(50)の上を越える全ての左右片側の経糸(21a、21b、21c・・・・・・)と、沈込部(50)の下に潜る全ての左右隣り合う他の片側の経糸(22a、22b、22c・・・・・・)とのパイル片(30)を間に挟んで隣り合う左右の配置が同じである液晶パネル基板ラビング材において、
    (e) パイル片(30)を係止する緯糸(10)が下に潜る経糸(21)の繊度が、そのパイル片(30)を係止する緯糸(10)が上を越える経糸(22)の繊度の1.2倍〜4.0倍の太さにされている液晶パネル基板ラビング材。
  2. カットパイルがファーストパイル(42)である前掲請求項1に記載の液晶パネル基板ラビング材。
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