JP4580288B2 - 運転支援自動車 - Google Patents

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Description

本発明は、自動車を運転中の運転者の注意が適切に配分されるようにする運転支援自動車に関する。
一般に、自動車を運転する際には、前方を注視する必要があることはもちろんのこと、周辺の状況や、自車両が取ろうとする行動に応じて、注意を適切に配分しなければならない。例えば、交差点で左に曲がろうとするときには、左後方から近付いてくる他車両や、左折時の道路を渡ろうとしている歩行者に注意する必要がある。また、車線変更をする際には、移ろうとする先の車線を走行している車両、特に死角に入っている車両に注意する必要がある。
そのため、運転者は、右左折や車線変更の際には、進行方向を一瞥するだけでなく、顔の向きをはっきりと進行方向(例えば、曲がろうとする左側)に向けて、道路状況を確認するのが望ましいが、運転に不慣れな者などは、ついこの動作を怠りがちである。
従来、このような運転者の注意の分配について考慮した発明としては、車両の周囲状況と、運転者の注視状況をそれぞれセンサにより検出して、ずれがあった場合に、運転者に注意を促すというものがある(特許文献1)。
特開2004−178367号公報
しかしながら、従来の技術は、外部状況の認識と、運転者の視点の認識には高度な処理を用いているが、運転者に注意を促す方法については、特に考慮されていない。
本発明は、簡易な構成によって、運転者に適切に注意を促し、運転者に適切な注視行動をとらせる運転支援自動車を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明は、運転者の頭の両側の略真横の車両内部に配置された発光体と、車両が置かれた状況を予知または検知する車両状態検知部と、前記車両状態検知部により予知または検知された車両の状況に応じて前記発光体の発光を制御する発光制御部と、を備え、前記発光体は、前記車両の前席ドアに位置変更可能に係止される係止部材を備えるものであり、前記車両状態検知部は、ウインカ操作レバー、ナビゲーション装置、操舵角センサ、およびヨーレイトセンサのうち、少なくとも1つから得られた車両の旋回または車線変更の信号により車両が置かれた状況を予知または検知し、前記発光制御部は、前記車両状態検知部が車両の旋回または車線変更を予知または検知したときに、前記車両が旋回または車線変更する側の前記発光体を発光させることを特徴とすることにより、運転者の注意を適切に配分させる運転支援自動車を提供する。
このような運転支援自動車によれば、運転者は、右左折や旋回、車線変更などの際に、曲がろうとする方向の発光体に注意が寄せられる結果、自然にその方向に顔をより大きく向ける動作をする。そのため、運転者は、曲がろうとする方向の道路状況を適切に把握することが可能となる。
また、車両状態検知部により検知した状況に応じて発光体を制御することで、必要な状況でのみ発光体を発光させることができる。すなわち、常時、発光体を発光させる場合には、あまり発光体を目立たせるわけにはいかないが、必要な状況でのみ発光させる場合には、発光体を大きくしたり、発光を強くしたり、運転者の視野に入りやすい位置に発光体を配置したりすることができるため、発光体による注意の引きつけをより効率的に行うことができる。
加えて、ウインカの操作信号、ナビゲーション装置が有する情報、操舵角センサまたはヨーレイトセンサの検出信号に基づき車両の旋回または車線変更を検知または予知することができるので、運転者に適切なタイミングで発光体の発光で注意を促すことができる。
また、前記車両状態検知部は、照度センサ、およびライトコントロールスイッチのうち、少なくとも1つから得られた信号により車両の外部の明るさを検知し、検知した明るさに応じて前記発光体を発光させる明るさを変更するとよい。
このように外部の明るさに応じて発光体の明るさを変更することで、運転者に必要以上の刺激を与えないようにすることができる。
前記運転支援自動車においては、前記発光体は、2〜10Hzの頻度で点滅するのが望ましい。かかる周波数で発光体を点滅させることで、運転者の知覚に注意を促しやすくなる。
前記課題を解決するための本発明は、運転者の注意を適切に配分させる運転支援自動車であって、運転者の頭の両側の略真横の車両内部に誘目性の高い色の領域を設けたことを特徴とすることもできる。
このように、前記した発光体に代えて、誘目性の高い色の領域を車両に設けることでも、近い作用効果を奏することができる。ここで、誘目性の高い色の領域とは、人の注意を引きやすい色からなる領域であり、一般に、寒色より暖色の方が誘目性が高く、明度、彩度、大きさが大きい方ほど誘目性が高い。本明細書においては、誘目性が高い色とは、色相環で上半分に位置する色である。色相環とは、赤→橙→黄→緑→青→紫→赤の基本6色を環状に配したものである。
前記した誘目性の高い色の領域を有する運転支援自動車は、運転者の前方に誘目性の低い色の領域を配置するのが望ましい。
このように前方に誘目性の低い領域を設けることで、側方の誘目性の高い領域の誘目性がより高められ、運転者の適切な動作を促すことができる。
本発明の運転支援自動車によれば、右左折、車線変更などをしようとする運転者の周辺視に刺激を与えて適切な動作を促すことができる。
[第1実施形態]
次に、本発明の実施形態について、適宜図面を参照しながら詳細に説明する。図1は、本発明の第1実施形態に係る運転支援自動車の構成を示す平面図であり、図2は、本発明の第1実施形態に係る運転支援装置のブロック図であり、図3は、発光ユニットの配置および構造を示した車両の前席ドアの図であり、(a)は右側のドア、(b)は左側のドア、(c)は、(a)のZ−Z断面図である。
図1および図2に示すように、第1実施形態に係る運転支援自動車Aは、車両10と、車両10の両側部に設けられた発光体としての発光ユニット20と、車両10の置かれた状況を検知する車両状態検知部30と、発光ユニット20の動作を制御する発光制御部40とを備えた運転支援装置1を有して構成されている。
車両10は、一般的な自動車であり、車室を有する自動車であれば、4輪の自動車に限らず、3輪、6輪の自動車などであっても構わない。なお、車両10は、バッテリ51を備えており、運転支援装置1(図2参照)には、このバッテリ51により電力が供給される。
発光ユニット20は、LED、白熱電球、蛍光管などの発光装置を備えてなり、図3(a),(b)に示すように、車両10の前席ドア21の窓枠の下辺に、左右それぞれ1つ設けられている。なお、本明細書においては、前後左右は、車両10の運転者Dから見た前後左右を基準とする。発光ユニット20の前後方向の配置位置は、右側については、図1に示すように運転者Dの頭の真横に配置され、左側については、図1および図3(b)に示すように助手席ASに人が乗車していても運転者Dから見えるように若干(30〜50cm程度)右側よりも前寄りに配置されている。なお、最も望ましくは、運転者Dの頭の真横で耳程度の高さに配置するのがよい。また、運転者Dの真横より若干後ろの位置に発光ユニット20を配置してもよい。運転者Dは、旋回または車線変更する際に少しは曲がろうとする方向を見るため、真横より後ろに発光ユニット20を配置しても、運転者Dの周辺視に入るからである。
図3(c)に示すように、発光ユニット20は、発光部を有するユニット本体20aと、ユニット本体20aを前席ドア21に係止させて固定しておくための係止部材20bを備えている。前席ドア21は、車室側に内装を構成するドアトリムボード21aを備えており、ドアトリムボード21aの上端でウィンドウガラス22との境に水の侵入を防止するインナウェザーストリップ21bが設けられている。前記した係止部材20bは、ユニット本体20aから水平に延びた後、下方に延びるL字形の舌状部材であり、下方に延びた先端部分をウィンドウガラス22とインナウェザーストリップ21bとの間に差し込むことでユニット本体20aを前席ドア21に係止させることができる。
このように、発光ユニット20を、前席ドア21に係止させて固定することで、運転者Dの着座位置に応じて発光ユニット20の位置を適宜変更することができるので、運転者Dごとに発光ユニット20の位置を変えることで運転支援装置1の効果を引き出すことができる。なお、発光ユニット20は、本実施形態のように設置位置を可動にしなくてもよく、ドアトリムボード21aに埋め込む形で配設することもできる。
発光ユニット20が有する発光装置は、黄色、オレンジ色、赤色など、誘目性が高い色で発光するものが望ましい。また、運転席に近い側(実施形態においては右側)の発光ユニット20に比較して、運転席から遠い側(実施形態においては左側)の発光ユニット20は、運転者Dまで光が届きにくいため、発光ユニット20の発光面を大きくするか、発光量を大きくするのが望ましい。
車両状態検知部30は、発光ユニット20を発光させるタイミングを決定するために、車両10の置かれた状況を検知する部分であり、図2に示すように、例えば、ウインカ操作レバー31の操作状態、ナビゲーション装置としてのナビゲーションシステム32から得られる情報、操舵角センサ33から受信される操舵角の値、ヨーレイトセンサ34から検出される現在のヨーレイトの値などを検知する。これらの情報は、いずれか1つのみを利用してもよいし、これらの情報のいくつかを組み合わせて利用することもできる。
ウインカ操作レバー31の操作状態を検知する場合には、車両状態検知部30は、ウインカ操作レバー31の電気接点のオン・オフを検出することができる。この場合、電気接点がオンになったときに、旋回または車線変更の開始を検知し、電気接点がオフになったときに旋回または車線変更の終了を検知する。
ナビゲーションシステム32の情報を用いる場合、例えば、設定されたルートと、ナビゲーションシステム32が推定している現在位置とを比較して、右折予定の交差点から所定距離、例えば50mに近付いたときに、右折を予知したことを示す信号をナビゲーションシステム32に出力させることができる。または、右折予定の交差点に入ったときに、右折していると検知してもよい。
また、右左折の予定の交差点からある程度の距離の範囲に入ったとき、例えば、交差点から300m以内に入ったときに、車線変更を予知して、その予知を示す信号をナビゲーションシステム32に出力させてもよい。
操舵角センサ33から受信される操舵角の値を用いる場合、操舵角の絶対値が、所定値以上となったとき、車両状態検知部30は、旋回が始まったと判断することができる。逆に、操舵角の絶対値が、所定値未満となったとき、車両状態検知部30は、旋回が終了したと判断することができる。
ヨーレイトセンサ34から検出される現在のヨーレイトを用いる場合、ヨーレイトの絶対値が所定値以上になったときに、車両状態検知部30は、旋回がはじまったと判断することができる。逆に、ヨーレイトの絶対値が所定値未満となったとき、車両状態検知部30は、旋回が終了したと判断することができる。
発光制御部40は、発光ユニット20の動作を制御する装置である。発光制御部40は、車両状態検知部30からの信号に基づき、車両10が旋回している側、もしくは車両10の旋回が予知される側の発光ユニット20を発光させる。
発光制御部40は、車両状態検知部30からの信号に応じて発光ユニット20を単に発光させるだけであれば、発光ユニット20へ電力を供給するだけの回路でよいし、発光ユニット20を点滅させるのであれば、所定周波数で間歇的に電力を供給する点滅回路を用いるとよい。発光ユニット20を点滅させる場合、例えば、図4に示すように、発振回路41とトランジスタ42を備えて発光制御部40を構成することができる。
また、車両状態検知部30からの信号に応じて、複雑な演算をして、発光のオン・オフを決定する場合には、条件演算をするCPU(Central Processing Unit)や記憶装置を有するマイクロコンピュータと、電力供給回路とを備えて発光制御部40を構成することができる。
以上のように構成された運転支援自動車A(運転支援装置1)の動作について、図5のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、ウインカ操作レバー31の操作状態を検知する場合で説明するが、ナビゲーションシステム32、操舵角センサ33またはヨーレイトセンサ34、あるいはこれらの組合せで車両状態を検知する場合でも同様である。
まず、運転者Dが車両10に乗り込んで、イグニッションスイッチをオンにすることにより、運転支援装置1のシステム全体に電源が入る(S1)。
そして、ウインカ操作レバー31の操作を車両状態検知部30が常時検出する(S2,NO)。
ウインカ操作レバー31の操作が検知された場合には(S2,YES)、発光制御部40は、制御信号、例えば間歇的なパルス電圧を生成し(S3)、発光ユニット20に出力する。このとき、ウインカ操作レバー31が操作された側(右折側の操作であれば右側)の発光ユニット20に対して信号を出力する。そして、この信号に応じて発光ユニット20が発光する(S4)。
以上のステップS2〜S4は、イグニッションスイッチがオフにされるまで繰り返される(S5)。
以上のようにして運転支援装置1が動作すると、運転者Dが右左折または車線変更するためにウインカ操作レバー31を操作するのに応じて、操作された側の発光ユニット20が点滅する。そうすると、運転者Dは、周辺視において発光ユニット20が点滅するのが認識できるため、そちらの方向に意識が引かれ、自然と発光ユニット20が発光(点滅)した側へ顔を向けることになる。
そのため、運転者Dは、発光ユニット20が点滅している側の車外の状況を目視で認識でき、死角に入った車両の確認や、右左折した先の道路での横断歩行者の発見を確実に行うことができる。
[第2実施形態]
次に本発明の第2実施形態について説明する。第2実施形態は、助手席側の前席ドア21に2つの発光ユニット20を設け、助手席の乗員の有無によって発光ユニット20を使い分ける態様である。図6は、第2実施形態に係る運転支援自動車の構成を示す平面図である。なお、以下の説明において、第1実施形態と同様の部分については、同じ符号を付して詳細な説明を省略する。
図6に示すように、運転支援自動車Bは、助手席AS側の前席ドア21に2つの発光ユニット20を有しており、一つは、運転席側の前席ドア21と同様に、前後方向の位置が運転者Dの頭の真横に設置されている(「発光ユニット20R」とする)。そして、もう一つは、第1実施形態と同様に、発光ユニット20Rより30〜50cm程度前側に配置されている(「発光ユニット20F」とする)。
助手席ASには、着座センサ35が設けられている。着座センサ35は、従来公知のものであり、例えばシートスライドレールの下側に重量センサを配置したものを利用することができる。このように重量センサを配置することで、助手席ASに乗員が座ったときに、重量がかかるため、所定値以上の重量を検知したときに、乗員が座ったと検知することができる。あるいは、助手席シートベルトのバックル部にセンサを設けて、このセンサがシートベルトの装着を検知した時に、乗員が座ったと検知してもよい。
着座センサ35の検出結果、例えば検出した重量は、発光制御部40へ出力される。
発光制御部40は、車両状態検知部30の出力および着座センサ35からの出力に基づいて発光ユニット20の発光を制御する。具体的には、着座センサ35の検出した重量が所定値、例えば100Nより大きければ助手席ASに乗員がいると判断して前方の発光ユニット20Fを発光(点滅を含む)させ、小さければ助手席ASに乗員がいないと判断して後方の発光ユニット20Rを発光させる。
以上のように構成された運転支援自動車Bの動作について、図7のフローチャートを参照しながら説明する。ここでは、ウインカ操作レバー31の操作状態を検知する場合で説明する。
まず、運転者Dが車両10に乗り込んで、イグニッションスイッチをオンにすることにより、運転支援装置1のシステム全体に電源が入る(S101)。
そして、ウインカ操作レバー31の操作を車両状態検知部30が常時検出する(S102,NO)。
ウインカ操作レバー31の操作が検知された場合には(S102,YES)、その操作が運転席側に曲がることを示す操作だった場合には、第1実施形態と同様の動作をする。一方、助手席AS側に曲がることを示す操作だった場合には、ステップS103〜S108の動作をする。すなわち、発光制御部40は、着座センサ35の出力に基づいて、乗員が助手席ASにいるかどうか判断する(S103)。乗員検知信号が検知されなかったときは(S103,NO)、発光制御部40は、後ろの発光ユニット20Rを発光させるべく、制御信号、例えば間歇的なパルス電圧を生成し(S104)、発光ユニット20Rに出力する。そして、この信号に応じて発光ユニット20Rが発光する(S105)。また、乗員検知信号が検知されたときは(S103,YES)、発光制御部40は、前の発光ユニット20Fを発光させるべく、制御信号を生成し(S106)、発光ユニット20Fに出力する。そして、この信号に応じて発光ユニット20Fが発光する(S107)。
以上のステップS101〜S107は、イグニッションスイッチがオフにされるまで繰り返される(S108)。
以上のようにして運転支援自動車Bが動作すると、運転者Dが右左折または車線変更するためにウインカ操作レバー31を操作するのに応じて、操作された側の発光ユニット20が点滅しながら発光する。すると、運転者Dは、周辺視において発光ユニット20が点滅するのが認識できるため、そちらの方向に意識が引かれ、自然と発光ユニット20が発光(点滅)した側へ顔を向けることになる。
そして、助手席ASに人が乗っていない場合には、理想的な位置に近い運転者Dの略真横(左側)で発光ユニット20Fが発光するので、運転者Dが自然な形で左側に顔を向けることができる。また、助手席ASに人が乗っている場合でも、前の発光ユニット20Fが発光するので、助手席ASに乗っている人にじゃまされず、運転者Dが確実に発光ユニット20Fの発光を周辺視で見ることができる。
そのため、運転者Dは、発光ユニット20が点滅している側の車外の状況を目視で認識でき、死角に入った車両の確認や、右左折した先の道路での横断歩行者の発見を確実に行うことができる。
なお、本実施形態における着座センサ35は、乗員の有無を検出するだけであるので、必ずしも重量を値として取得する必要はなく、シートを支持している部分の上下2箇所に2つの接点を設けておき、乗員の重量により支持している部分の一部が縮んで2つの接点が接触するように構成することもできる。
[第3実施形態]
次に本発明の第3実施形態について説明する。本実施形態は、車外の明るさに応じて発光ユニット20の明るさを変える実施形態である。
参照する図において、図8は、本発明の第3実施形態に係る運転支援装置のブロック図である。
図8に示すように、運転支援装置1′は、第1実施形態に係る運転支援装置1と比較して、車両状態を検知するセンサとして、照度センサ36およびライトコントロールスイッチ37を有している。
照度センサ36は、車両10のダッシュボード上などに配設され、ダッシュボード上の照度を検知することで車両10の外部の明るさを検出する。検出した照度は、車両状態検知部30′へ出力される。
ライトコントロールスイッチ37は、ヘッドライトやフォグランプのスイッチを入れたり、明るさを変えたりするためのスイッチである。ライトコントロールスイッチ37によりヘッドライトやフォグランプが点灯された場合には、車両10の外部が暗くなっているはずであるから、ライトコントロールスイッチ37のオン・オフの状態を見ることで間接的に車両10の外部の明るさを検出することができる。ライトコントロールスイッチ37の操作状態は、車両状態検知部30′へ出力される。
照度センサ36およびライトコントロールスイッチ37は、両方備えていてもよいし、いずれか一方のみを備えていてもよい。
車両状態検知部30′は、第1実施形態の車両状態検知部30が有する機能に加えて、照度センサ36およびライトコントロールスイッチ37から入力された信号を取得する。
発光制御部40′は、第1実施形態に係る発光制御部40が有する機能に加え、車両状態検知部30′が検出した車両10の状態に基づき、発光ユニット20の明るさを制御する機能を有する。具体的には、発光制御部40′は、照度に応じた発光の強さを予め記憶しており、照度センサ36が検出した照度に応じて明るさを決定して発光ユニット20を発光させる。このときの照度と明るさの関係は、照度が高い場合ほど発光する明るさを高くしておくとよい。なお、照度と発光する明るさの関係を記憶していなくてもよく、検出した照度が一定の閾値を超えたら発光ユニット20を発光させる明るさを明るくしてもよい。
ライトコントロールスイッチ37からの信号を用いる場合は、ライトコントロールスイッチ37がオンになったときは、車両10の外部が暗いと考えられるので発光ユニット20を発光させる明るさを暗くし、オフになったときは、明るくする。
これらの明るさの変更には、例えば調光用の抵抗を調節すればよい。
照度センサ36とライトコントロールスイッチ37を両方備えている場合には、検出した照度が低く、かつライトコントロールスイッチ37がオンになっている場合には、発光ユニット20を暗くする。また、検出した照度が高いのにライトコントロールスイッチ37がオンになっている場合や、検出した照度が低いのにライトコントロールスイッチ37がオフになっている場合には、照度センサ36に物が被さっているとか、ライトを消し忘れている可能性が高いので、発光ユニット20を明るくするとよい。
このような運転支援装置1′によれば、昼間は、発光ユニット20を明るく発光させることで運転者Dに発光ユニット20の発光をはっきりと認識させることができるとともに、夜間は発光ユニット20を暗く発光させることで運転者Dに必要以上の刺激を与えることを防止できる。
[第4実施形態]
次に本発明の第4実施形態について説明する。本実施形態は、発光体を用いずに、誘目性の高い色彩を用いた実施形態である。
参照する図において、図9は、第4実施形態に係る運転支援自動車の平面図であり、図10は、車室内から右側(運転席側)の車両側部を見た図である。図9に示すように、第4実施形態の運転支援自動車Cは、運転席DSの左右に位置するピラー25(Bピラーともいわれる)に、周囲より誘目性の高い色を付した領域A1を設けたものである。誘目性の高い領域とは、人の注意を引きやすい色からなる領域であり、例えば、黄色、橙色、赤色などは誘目性が高い色である。一方、青色や黒色は、誘目性が低い色である。
領域A1は、図10に示すように、横から見ると、側部のウィンドウガラス22の下辺から上辺にわたる高さの範囲で設けられている。そして、運転席DSに対しては、運転者Dの体格に応じた着座位置にもよるが、ヘッドレストDS1の略真横に位置する。
このような運転支援自動車Cによれば、運転者Dが右左折または車線変更をしようとして少し横を向くと、側方の周辺視に誘目性の高い領域A1が入るため、運転者Dは自然と側方に注意が引かれて、より横に首を振ることになる。そのため、運転者Dは、死角に入った車両の確認や、右左折した先の道路での横断歩行者の発見を確実に行うことができる。
このような実施形態においては、運転者Dの前方に、周囲より誘目性の低い色、または側方に付した誘目性の高い領域A1の補色になる色を付しておくのが望ましい。
例えば、図9に斜線で示した、ダッシュボードの上(実施形態ではメータバイザの上でもある)の領域B1や、図示はしないが、メータパネルの部分を誘目性の低い黒色にしておくとよい。このようにすることで、領域A1に付した誘目性の高い色が際立ち、より誘目性が高くなる。
また、領域A1を黄色にした場合には、領域B1や、メータパネルを、黄色の補色である青色にしておいても同様の効果が得られる。
また、誘目性の高い色を付す実施形態の変形例として、図10に示す領域A2のように、前席ドア21の窓枠の下辺部分に誘目性の高い色を付しても良い。この場合には、前席ドア21の後端から40〜50cm程度の位置に適度な幅で色を付すとよい。そして、助手席にも領域A2に相当する部分に同様に色を付すのがよいが、助手席に乗員が座った場合を考慮して、助手席側は、運転席側よりも10cm程度前方に長く色を付す領域を設けるとよい。また、ヘッドレストDS1の前面を基準とすれば、前方40cm、後方10cm程度にわたって色を付すと良い。このように、ある程度前後に長く誘目性の高い色を付しておくことで、運転者Dの体格が異なっても本発明の効果を発揮することができる。
また、同じ領域A2の範囲に、前後に長く誘目性の高い領域を設けるのではなく、周辺視で知覚できる程度の大きさ、例えば15mm四方の大きさの着色領域を配してもよい。
若しくは、図10に示す領域A3のように、前席ドア21のウィンドウガラス22に縦に誘目性の高い領域を設けても良い。この場合には、例えば黄色いテープを貼るなどの方法により簡易に誘目性の高い領域を作ることができ、また、運転者Dの体格に応じた適切な位置に簡単に誘目性の高い領域を作ることができる。
このような誘目性が高い色を付す実施形態の変形例として、図11〜図13のように、照明を追加して夜間における効果を維持するようにしてもよい。
例えば、図11に示すように、運転席DSの前席ドア21の上部のサイドガーニッシュに誘目性が高い領域A2を照らす照明25aを設け、夜間、車両10が旋回するときにのみ、照明25aを点灯させることができる。
また、図12に示すように、運転席DSのヘッドレストDS1に、Bピラーの誘目性が高い領域A1に向けて照明25bを設けることもできる。
さらに、図13に示すように、車両10の天井11に、Bピラーの誘目性が高い領域A1を照らす照明25cを設けることもできる。
これらの変形例における夜間の判断は、第3実施形態と同様にして行うことができる。また、旋回状態の判断は、第1実施形態と同様にして行うことができる。
このような照明を設けた運転支援自動車Cによれば、簡易な構成で夜間も運転者Dの適切な動作を喚起することができる。
次に、本発明の実施例について説明する。
実施例1においては、第1実施形態と同様の運転支援自動車Aを用いた。車両状態検知部30は、ウインカ操作レバー31の操作を検知するように構成した。
3人の被験者に対し、3回ずつ右折および左折をしてもらい、その際の視線の水平方向の振れ角をアイカメラで測定した。視線の振れ角は、車両前方を0°とし、振れ角が大きい程、側方に注意が分配されているものと仮定した。実施例の実験は、周波数10Hzで発光ユニット20を点滅させた場合(実施例a)と、点滅させずに点灯させた場合(実施例b)の2種類で行った。
また、同じ被験者3人に対し同様の実験を運転支援装置1が搭載されていない同じ車で行った。
この実験の結果をまとめたのが図14である。図14(a)は、左折時の被験者の視線の最大振れ角を測定した結果を示すグラフであり、(b)は、右折時の被験者の視線の最大振れ角を測定した結果を示すグラフである。なお、グラフは、すべての測定結果を平均した値を示している。
図14(a),(b)に示すように、比較例に対して、実施例a,bとも、被験者の視線が大きく振れたことが確認された。また、発光ユニット20が点滅させていない実施例bよりも、点滅させた実施例aの方が視線の振れ角が大きく、効果が高いことが確認された。
次に、実施例2について説明する。
実施例2では、ドライビングシミュレータを用いて、第4実施形態に相当する運転支援自動車Cの模擬的な試験運転を行った。
図15(a)は、ドライビングシミュレータを示す図であり、(b)は、指標の位置を示す角度αを示す図である。
図15(a)に示すように、実験に用いたドライビングシミュレータは、自動車の窓から見える風景や車内の状態を運転席の周りに映像として映し出し、運転席で模擬的な運転をする装置である。
ドライビングシミュレータには、自動車の運転席の横に位置するピラー(Bピラー)に相当する部分を黄色に着色した映像を映し出させ、装置のインストルメンタルパネルの部分を黄色の補色である青色に着色した。そして、車外の風景に相当する部分に、黒丸の移動する指標を映し出し、側方から前方へ移動させた。指標は、図15(b)に示す角度αの位置からスタートさせ、このαの値を変えた上で、運転者が移動する指標を発見するまでの時間を測定した。
3人の被験者に対しこのような実験を行い、指標を発見するまでの時間を平均してグラフにした。
比較例として、インストルメンタルパネルを黒色にし、Bピラーを黒色にした上で同様の実験を行った。
その結果、図16に示すように、指標のスタート角度αが30deg,45deg,60deg,75degのいずれの場合においても、比較例の被験者よりも実施例の被験者の方が早く指標を発見することができた。
本発明の第1実施形態に係る運転支援自動車の構成を示す平面図である。 本発明の第1実施形態に係る運転支援装置のブロック図である。 発光ユニットの配置および構造を示した車両の前席ドアの図であり、(a)は右側のドア、(b)は左側のドア、(c)は、(a)のZ−Z断面図である。 発光ユニットの構成例を示す図である。 第1実施形態の運転支援自動車の動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態に係る運転支援自動車の構成を示す平面図である。 第2実施形態の運転支援自動車の動作を説明するフローチャートである。 第3実施形態に係る運転支援装置のブロック図である。 第4実施形態に係る運転支援自動車の平面図である。 車室内から右側(運転席側)の車両側部を見た図である。 第4実施形態の変形例の車両側部を示した図である。 第4実施形態の変形例の他の車両側部を示した図である。 第4実施形態の変形例のさらに他の車両側部を示した図である。 (a)は、左折時の被験者の視線の最大振れ角を測定した結果を示すグラフであり、(b)は、右折時の被験者の視線の最大振れ角を測定した結果を示すグラフである。 (a)は、ドライビングシミュレータを示す図であり、(b)は、指標の位置を示す角度αを示す図である。 実施例2で被験者が指標を発見した時間を示すグラフである。
符号の説明
1 運転支援装置
10 車両
20(20F,20R) 発光ユニット
30 車両状態検知部
31 ウインカ操作レバー
32 ナビゲーションシステム
33 操舵角センサ
34 ヨーレイトセンサ
35 着座センサ
40 発光制御部
A,B,C 運転支援自動車

Claims (3)

  1. 運転者の注意を適切に配分させる運転支援自動車であって、
    運転者の頭の両側の略真横の車両内部に配置された発光体と、
    車両が置かれた状況を予知または検知する車両状態検知部と、
    前記車両状態検知部により予知または検知された車両の状況に応じて前記発光体の発光を制御する発光制御部と、を備え、
    前記発光体は、前記車両の前席ドアに位置変更可能に係止される係止部材を備えるものであり、
    前記車両状態検知部は、ウインカ操作レバー、ナビゲーション装置、操舵角センサ、およびヨーレイトセンサのうち、少なくとも1つから得られた車両の旋回または車線変更の信号により車両が置かれた状況を予知または検知し、
    前記発光制御部は、前記車両状態検知部が車両の旋回または車線変更を予知または検知したときに、前記車両が旋回または車線変更する側の前記発光体を発光させることを特徴とする運転支援自動車。
  2. 前記車両状態検知部は、照度センサ、およびライトコントロールスイッチのうち、少なくとも1つから得られた信号により車両の外部の明るさを検知し、検知した明るさに応じて前記発光体を発光させる明るさを変更することを特徴とする請求項1に記載の運転支援自動車。
  3. 前記発光体は、2〜10Hzの頻度で点滅することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の運転支援自動車。
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