JP4579483B2 - 婦人用衣料に用いるカップ芯材 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、婦人の胸部を支えるカップ部を有する婦人用衣料、例えばブラジャー、ボディスーツ、ブラスリップ、カップドレス等のファンデーション、あるいはワンピース型やセパレート型の水着等におけるカップ部に用いるカップ芯材に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、ブラジャーやボディスーツ等のカップ部を有する婦人用衣料にあっては、そのカップ部の下縁湾曲部にほぼ半円状をなす金属製あるいは合成樹脂製のカップ芯材をその湾曲形状に沿うように付設し、この芯材でカップ部に収まる乳房の周囲を固定し、脇側への移行を防止し、着用時のバストの形態を整えると同時に着用の安定感を得るようにしている。
【0003】
この種のカップ芯材としては、剛性に基づく形状保持性(バストの造形性)と弾性に基づくフィッティング性という相反する特性が求められ、また衣料の洗濯時の外力で歪や変形が加わったときの形状回復性(耐洗濯変形性)、さらには腐食による繊維材料への耐汚染性が求められている。
【0004】
これらの性能を満たすべく、芯材の断面形状を特殊形状に加工する等の多くの試みが従来からなされ、また耐汚染性を得るために芯材に表面処理を施すことが行なわれている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記性能の幾つかを満足することは可能であっても、その諸性能を同時に満足するような芯材は得られていないのが実情である。
【0006】
本発明はこのような点に着目してなされたもので、その目的とするところは、簡単な構成で前記諸性能を同時に満足することができるカップ芯材を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載の発明は、婦人用衣料のカップ部の下縁湾曲部に付設して使用するカップ芯材であって、材料が薄板材のばね用ステンレス鋼板で、断面が長方形をなす帯板からなり、その帯板の一側縁が外周縁、他側縁が内周縁となるほぼ半円の円弧状をなし、帯板の板厚が0.28〜0.37mmで、板幅が4.5〜5.5mmであり、帯板の両端部に逆方向のトルクを加えて帯板の全体を捻転し、その捻転の角度が270°に達したときにそのトルクの負荷を解除し、その除荷後における捻転の角度が0°にまで戻る条件を満たす形状復元性を有し、帯板を正面から見たときに、帯板の側面が、帯板の外周縁から内周縁に向かって垂直面に対して傾斜する傾斜面となる三次元形状に形成され、帯板の長手方向中間部における帯板の側面を垂直に向けた姿勢のときに、前記中間部の両側に延びる長さ方向の区間の部分が、前記側面から離れる、着用者から見た後方側の方向に退く三次元形状に形成されていることを特徴としている。
【0010】
請求項に記載の発明は、帯板の周縁角部には円弧形状の加工処理が施されていることを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
図1には本発明の一実施形態に係るカップ芯材1の正面図を示してあり、この芯材1は正面から見た形状がほぼ半円状をなし、例えばブラジャーaにおけるカップ部bの下縁湾曲部に縫い込まれて使用される。
【0012】
この芯材1は、乳房の脇側周辺部に当たる外側湾曲部1aと、乳房の下側周辺部に当たる下側湾曲部1bと、乳房の内側周辺部に当たる内側湾曲部1cとを備えている。
【0013】
この芯材1は、ばね用ステンレス鋼板(JIS G 4313で準拠するSUS301−CPSまたはSUS304−CSP)を材料とする厚さの薄い帯板からなり、その帯板の一側縁が外周縁2、他側縁が内周縁3となるほぼ半円状に湾曲する形状に形成されている。
【0014】
芯材1は全長に亘ってほぼ均等の幅であり、断面が図2に示すように板厚がt、板幅がwの長方形をなしている。芯材1の板厚tは、0.2〜0.4mm、好ましくは0.28〜0.37mmであり、板幅wは、3〜7mm、好ましくは4.1〜6.0mm、より好ましくは4.5〜5.5mmである。
【0015】
芯材1を正面から見たときにおける下側湾曲部1bの中間点p(カップ芯材の最下点)を通る垂直方向の中心線をsとしたとき、芯材1は中心線sを境として左右対称ではなく、外側湾曲部aの長さが内側湾曲部cの長さより長くなっている。
【0016】
芯材1の側面4、すなわちブラジャー着用者の胸部体表面に当たる面は、芯材1を正面から見たときに、外周縁2から内周縁3に向かって垂直面に対して着用者の前方側に傾斜する傾斜面となっており、この姿勢で芯材1はブラジャーに縫い込まれて前記傾斜面で乳房の周辺部を受け支えるようになっている。
【0017】
図3には、芯材1の中間部pの側面を垂直に起立させたときの芯材1の平面図を、図4には同じく側面図を示してあり、これら図3および図4に示すように、芯材1は、その中間点pの側面が垂直であるときには、外側湾曲部1aおよび内側湾曲部1cが中間点pの側面から離れる着用者から見た後方側に5〜20mm程度後退する三次元的な立体形状となっている。
【0018】
図5には芯材1をほぼ水平に置いたときの外観図を、図6(A)には図5の姿勢の芯材1を矢印A方向から見たときの斜視図を、図6(B)には同じく矢印B方向から見たときの斜視図を、図6(C)には同じく矢印C方向から見たときの斜視図をそれぞれ示してあり、さらに図7(A)には芯材1をほぼ水平に置いたときの正面図を、図7(B)にはその芯材1の上面図を、図7(C)には同じく下面図を、図7(D)には同じく右側面図を、図7(E)には同じく左側面図をそれぞれ示してある。
【0019】
芯材1は、図5に示すように、外周縁2を下に向けて一平面上に置いたときに、その外周縁2の全長域が前記平面に接するのではなく、図7(A)に示すように、外周縁2の途中の2点(イ,ロ)のみが接する立体形状となっている。
【0020】
このような芯材1は、薄板材であるステンレス鋼板からほぼ半円の円弧状をなす平面形状の帯板を形成し、この帯板を所定の立体形状に加工することで製造することが可能である。
【0021】
従来一般の芯材においては、断面が円形の金属線材を潰して断面が図10に示すようなほぼ長円形となる形状に加工しているが、この方法では、その加工後の芯材の厚さや幅が不均一となりやすい。これに対し、本発明では、平板状の鋼板を材料として用いたことから、厚さや幅を均一に保て、高品質の芯材1を製造することができる。
【0022】
次に、本発明芯材の特性について、従来の芯材と比較した特性試験に基づいて説明する。この特性試験は、本発明の芯材を従来芯材としてのサンプルI〜IVと比較して実施したものである。
【0023】
特性試験に用いた本発明の芯材は、板厚が0.3mm、板幅が5.0mmのものである。
サンプルI〜IVは、非立体のほぼ半円の円弧状をなす従来の芯材であって、サンプルIは、材料が硬鋼線材で、板厚0.6mm、板幅2.0mmの断面ほぼ長円形(図13参照)の芯材、サンプルIIは、材料が硬鋼線材で、板厚0.6mm、板幅2.4mmの断面ほぼ長円形(図13参照)の芯材、サンプルIIIは、材料が形状記憶合金で、断面が図14に示すような円形の芯材、サンプルIVは、材料が合成樹脂(PPS)で、断面がほぼ長円形(図13参照)の芯材である。
【0024】
図8には曲げ試験の結果を示してある。
この曲げ試験は、芯材を水平に配置してその一端側の端部を固定し、他端側の解放端部に垂直下向きの荷重を加えたときにおけるその荷重Pと芯材の撓みδとの関係を測定したものである。
【0025】
この図8から明らかなように、本発明芯材は、サンプルI〜IVの芯材に比べ、小さい荷重で撓みが大きくとれることがわかる。本発明芯材においては、板厚が薄く、板幅が大きい帯板材であることから撓みやすくなっている。
サンプルIおよびIIの芯材は、共に硬鋼線材を圧延ローラで潰したものであるが、その板厚が厚く、板幅が小さいため本発明芯材のような特性を得られず、また形状記憶合金製のサンプルIIIおよび合成樹脂製のサンプルIVにおいてもやはり本発明芯材のような特性を得られていない。
【0026】
この柔軟性は、芯材の側面と直交する方向、すなわち着用者の肌に接する方向の柔軟性であり、したがってこの柔軟性が良好であることにより、芯材が着用者の肌に良好にフィットし、フィッティング性が向上する。
【0027】
図9には引張り試験の結果を示してある。
この引張り試験は、図10に示すように、芯材の長手方向の中間点pを境とする一方側の区間の中間点aを固定し、他端側の区間の中間点bを作用点として芯材に半円状が開く方向の引張りの荷重Pを加えたときの芯材の引張り側の端部cの移動量δをハイトゲージdで測定し、その荷重Pと移動量δとの関係を示したものである。
【0028】
この試験による引張り荷重Pは、ブラジャーを着用する際にそのブラジャーに加わる横方向の張力に相当する。そして実際にブラジャーを着用する際には、その張力で芯材の半円形が開いてその端部が8mm程度移動する。
【0029】
ここで、図9から明らかなように、本発明芯材においては、移動量が8mmに達するまではその移動量の変化率が小さく、移動量が8mmを超えると移動量の変化率が急激に大きくなっている。すなわち、移動量が8mmに達するまでは芯材の剛性が低く、移動量が8mmを超えると剛性が急激に高まる。この特性は、本発明芯材が、その板厚が薄く、板幅が大きく、また側面が傾斜面となっていることに基づくものである。
【0030】
この特性により、ブラジャーを着用する際には芯材が柔軟に変形してその着用操作を円滑に行なえ、着用後には芯材の剛性が高まって芯材が所定の形状に保持され、バストをきれいに整える機能を奏する。
【0031】
これに対し、材料が金属で、本発明芯材より板厚が厚く、板幅が小さいサンプルIおよびIIの芯材においては、移動量が約2mmを超えると急激に剛性が高まってしまい、このためブラジャーを着用する際の着用性が悪く、また形状記憶合金製のサンプルIIIの芯材では剛性が低すぎ、このため芯材の保形性が悪く、合成樹脂製のサンプルIVの芯材では剛性が高すぎ、このためブラジャーを着用する際の着用性が悪くなってしまう。
【0032】
図11には、芯材入りのブラジャーを試着者としての3名のモニター1、2、3が実際に着用したときの、芯材により着用者の体表面に加わる各部位の圧力を計測したグラブ図を示してある。計測部位は、芯材の乳房内側に臨む端部▲1▼、その反対側の端部▲5▼、最下点部▲3▼、端部▲1▼と最下点部▲3▼との中間点部▲2▼、最下点部▲3▼と端部▲5▼との中間点部▲4▼とに対応する各部位である。
【0033】
図11(A)は本発明芯材、図11(B)はサンプルIIの芯材、図11(C)はサンプルIVの芯材の場合である。
サンプルII、IVの場合には、その平均グラフ図に示されているように、体表面に加わる圧力が局部的に大きくなり、特にサンプルIVの場合には各部位ごとでの圧力に大きな差が生じており、このため着用感が悪い。
【0034】
これに対し、本発明芯材の場合には、各部位に加わる圧力が均衡し、このため局部的な圧迫感がなく、良好な着用感を得られる。各モニター1、2、3に対する聞き取りアンケートにおいても、本発明芯材にあっては快適な着用感があるとの回答を得ることができた。
【0035】
図12には、芯材に対する捻転試験の結果を示してある。
この捻転試験は、芯材の両端部に逆方向のトルクを加えて芯材の全体を捻転し、捻転の角度が270°に達したときにそのトルクの負荷を解除し、その除荷後における芯材の形状復元性を測定したものである。
【0036】
図12(A)は本発明芯材、図12(B)はサンプルIの芯材、図12(C)はサンプルIIの芯材、図12(D)はサンプルIIIの芯材、図12(E)はサンプルIVの芯材の場合である。
【0037】
本発明芯材の場合には、図12(A)に示すように、270°の捻転後に除荷すると、その捻転の角度が0°にまで戻り、形状が当初の形状にまで完全に復元している。これは、本発明芯材においては、板厚が薄く、板幅が大きいため、良好な弾性をもつことによるものである。
【0038】
これに対し、サンプルI〜IVの芯材においては、図12(B)〜(E)に示すように、270°の捻転後に除荷しても塑性変形が残り、当初の形状にまでは復元しない。サンプルIの芯材では約122°の捻転角が塑性変形として残り、サンプルIIの芯材では約140°の捻転角が塑性変形として残り、サンプルIIIの芯材では約29°の捻転角が塑性変形として残り、サンプルIVの芯材では約104°の捻転角が塑性変形として残ってしまう。
【0039】
芯材は、ブラジャーを洗濯する際の水流の勢いで、種々の方向に捻転される過酷な条件に晒されるが、サンプルI〜IVの芯材ではその捻転で塑性変形を起こし、洗濯による変形が生じてしまう。
【0040】
これに対し、本発明芯材においては、過酷な捻転を受けても弾性的に当初の形状に的確に復元し、したがって洗濯が繰り返して行なわれても、形状の変形を抑えて耐久性を高めることができる。
【0041】
また、本発明芯材は、その材料がばね用ステンレス鋼板であり、このため樹脂コーティング等の表面処理を特に施すことなく、その素材のままで錆の発生を抑えることができ、したがって芯材が縫い込まれるブラジャーの生地を錆で汚染するような不都合がなく、良好な耐汚染性を得ることができ、また面倒な表面処理等が不要であるから、コストを下げることができる。
【0042】
本発明芯材は、断面が単純な長方形であるから製造が容易である。そして、その板厚が0.2〜0.4mmという薄形で、板幅が3〜7mmという比較的幅広にあり、これに基づいて前記特性を同時に満足することができるものである。
本発明芯材においては、板厚の下限を0.2mmとしているが、これはその下限を下回ると保形性を得ることができなくなるからであり、また上限を0.4mmとしているが、これはその上限を上回るとフィッティング性が低下してしまうからである。
【0043】
また、板幅の下限を3mmとしているが、これはその下限を下回ると面圧が大となり、平面で体表面を支持できなくなるからであり、また上限を7mmとしているが、これはその上限を上回るとデザイン性や衣料生地への縫い込みが面倒となるからである。
【0044】
なお、本発明は、帯板を三次元形状に形成する場合に限らず、帯板が自由状態のときに同一平面上に拡がる二次元形状とする場合であってもよく、この場合においても、前述とほぼ同様の特性を得ることができる。
【0045】
また、本発明の芯材は、ブラジャーのカップ部に用いる場合のほか、ボディスーツ、ブラスリップ、カップドレス等のファンデーション、さらにはワンピース型やセパレート型の水着等におけるカップ部に用いることも可能である。
【0046】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、簡単な構成で、剛性に基づく形状保持性と弾性に基づくフィッティング性という相反する特性、ならびに衣料の洗濯時の外力で歪や変形が加わったときの形状回復性、さらに繊維材料に対する耐汚染性という諸特性を同時に満たすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るカップ芯材を示す正面図。
【図2】そのカップ芯材の断面図。
【図3】そのカップ芯材の平面図。
【図4】そのカップ芯材の側面図。
【図5】その芯材1をほぼ水平に置いたときの外観図。
【図6】図6(A)は図5の姿勢の芯材1を矢印A方向から見たときの斜視図、図6(B)は同じく矢印B方向から見たときの斜視図、図6(C)は同じく矢印C方向から見たときの斜視図。をそれぞれ示してあり、
【図7】図7(A)は芯材1をほぼ水平に置いたときのその正面図、図7(B)は同じく上面図、図7(C)は同じく下面図、図7(D)は同じく右側面図、図7(E)は同じく左側面図。
【図8】本発明芯材と従来芯材とを比較して示す曲げ荷重の特性グラフ図。
【図9】本発明芯材と従来芯材とを比較して示す引張り荷重の特性グラフ図。
【図10】その引張り荷重の試験方法を説明するための説明図。
【図11】本発明芯材および従来芯材の捻転試験結果を示すグラフ図。
【図12】芯材の各部から体表面に加わる圧力を計測した計測グラフ図。
【図13】従来の芯材の断面形状を示す断面図。
【図14】従来の他の芯材の断面形状を示す断面図。
【符号の説明】
1…芯材
1a外側湾曲部
1b…下側湾曲部
1c…内側湾曲部
2…外側縁
3…内側縁
4…側面

Claims (2)

  1. 婦人用衣料のカップ部の下縁湾曲部に付設して使用するカップ芯材であって、材料が薄板材のばね用ステンレス鋼板で、断面が長方形をなす帯板からなり、その帯板の一側縁が外周縁、他側縁が内周縁となるほぼ半円の円弧状をなし、帯板の板厚が0.28〜0.37mmで、板幅が4.5〜5.5mmであり、帯板の両端部に逆方向のトルクを加えて帯板の全体を捻転し、その捻転の角度が270°に達したときにそのトルクの負荷を解除し、その除荷後における捻転の角度が0°にまで戻る条件を満たす形状復元性を有し、帯板を正面から見たときに、帯板の側面が、帯板の外周縁から内周縁に向かって垂直面に対して傾斜する傾斜面となる三次元形状に形成され、帯板の長手方向中間部における帯板の側面を垂直に向けた姿勢のときに、前記中間部の両側に延びる長さ方向の区間の部分が、前記側面から離れる、着用者から見た後方側の方向に退く三次元形状に形成されていることを特徴とするカップ芯材。
  2. 帯板の周縁角部には円弧形状の加工処理が施されていることを特徴とする請求項に記載のカップ芯材。
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