JP2002266112A - バストカップ部の保形用芯材 - Google Patents

バストカップ部の保形用芯材

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JP2002266112A
JP2002266112A JP2001054528A JP2001054528A JP2002266112A JP 2002266112 A JP2002266112 A JP 2002266112A JP 2001054528 A JP2001054528 A JP 2001054528A JP 2001054528 A JP2001054528 A JP 2001054528A JP 2002266112 A JP2002266112 A JP 2002266112A
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JP
Japan
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bust
shape
front center
lower side
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Pending
Application number
JP2001054528A
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English (en)
Inventor
Masaya Akasaki
正也 赤崎
Hiromi Ono
弘美 小野
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RUSHIAN KK
Lecien Corp
Original Assignee
RUSHIAN KK
Lecien Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バストに当る芯材の面圧力を下げて肌当りを
和らげ着用感を良くする。 【解決手段】 前中心側の端部1a、脇側の端部1cお
よび下辺部1bの断面形状を、バストに接する内側面2
を丸く形成すると共に、面積を広くし外側面3に向かう
にしたがって次第に狭くする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ブラジャー、ボデ
ィスーツなどのファンデーションあるいはブラスリップ
などのランジェリーもしくはレオタード、水着のスポー
ツ衣料などのバストカップを有する衣類などに装着され
るバストカップ部の保形用芯材に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、ブラジャー、ブラスリップ、
ボディスーツ、レオタード、水着などのバストカップ部
の有する衣料品には、バストを体形的に美しく整容する
と同時に、着用安定性を発揮させるため、バストカップ
部の下辺に沿うように湾曲した略U字状で、断面が扁平
な矩形状の金属製や合成樹脂製の芯材が装着されてい
る。
【0003】この芯材は平面的(2次元)に形成されて
おり、膨らみによる曲面を呈しているバストに沿わせる
ものであるから、必然的にフィット性に優れないばかり
でなく、局部的に圧迫を受けて苦痛を感じ着け心地が良
くないと言った問題点があった。
【0004】特にブラジャーの場合には、バックバンド
の締め付けによる背面方向からの引っ張り力により、平
面からみると図11Bに示すように、脇側の端部11c
が背中の方向へ引っ張られることになり、それに伴って
前中心側の端部11aが傾斜し、扁平な矩形状の端部で
バストに強い面圧力がかかって着け心地を悪くするばか
りでなく、極端な場合には角部が着用者の肌に直接食込
み内出血などを引き起こすことがあった。
【0005】このような問題を解決するものとして、例
えば、実開平3−19804号公報に示されるようなサ
ポートワイヤーを3次元曲面とし、両側端部を肌から遠
ざけるように曲げたものが提案されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この3
次元曲面のサポートワイヤーは、その曲面を加工形成す
るのが非常に困難で製作に多大の時間を要するばかりで
なく、左右対称のバストに使用するためには、右用・左
用の一対が必要となり、2次元ワイヤーに比べて生産
面、管理面などでの問題が多くあった。また、このワイ
ヤーは主として形状記憶合金や超弾性特性を持ったワイ
ヤーの素材で形成されることが一般的であり、これらの
素材は価格が非常に高く汎用品として使用するのには材
料と製造コストが高くつくなどの問題点があった。
【0007】本発明は上記の問題を解決することを課題
として研究開発されたもので、平面的な2次元の芯材で
ありながら、バストに当る芯材の面圧力を下げて肌当り
が良くなると共に、芯材の両端部は肌と接しない方向に
曲がり、かつ下辺部は胴体の曲面に沿って背面側に曲が
り着用感の優れたカップ保形用芯材を提供することを目
的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の問題を解決し、そ
の目的を達成する手段として、本発明では、バストカッ
プの下辺湾曲部に装着される芯材であって、前中心側の
端部、脇側の端部および下辺部の断面形状を、バストに
接する内側面を丸く形成すると共に、面積を広くし外側
面に向かうにしたがって次第に狭くなるように構成して
なるカップ保形用芯材を開発し、採用した。
【0009】また、本発明は、上記のように構成したカ
ップ保形用芯材において、前中心側の端部、脇側の端部
および下辺部の少なくとも1部に剛性減少部を設けてあ
るカップ保形用芯材を開発し、採用した。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態を添
付図面に基づいて説明すれば、図1、図2は本発明の第
1実施の形態を示しており、1はバストカップ部の下辺
湾曲部に沿う略U字状に形成した合成樹脂製ワイヤーの
芯材であり、前中心側の端部1aから下辺部1bを通り
脇側の端部1cに至るように湾曲形成されている。
【0011】この芯材1は、前中心側の端部1a、脇側
の端部1cの横断面形状を図2A、2Bに示すように、
また下辺部1bの縦断面形状を図2Cに示すように、内
面側2すなわち肌に接する面を丸くて広い面積とし、外
面側3に向かって次第に幅狭くなる形状に形成されてい
る。
【0012】このように構成した本発明の第1実施の使
用状態を作用、効果と共に説明すると、この芯材1を装
着したブラジャーを着用すると、前中心側の端部1a、
下辺部1bおよび脇側端部1cの肌の接する面が丸くて
広い面積となっていることにより、肌当りがよくて面圧
力が低くなり着心地がよくなる。また、肌に当る面側が
幅広くなっているので、芯材の両端部間が拡縮しにく
く、バストの良好な保形、造形が得られ美しいバストラ
インを形成できる。
【0013】図3〜4に示すのは、本発明の第2実施の
形態を示しており、前記第1実施の形態の芯材1と同様
であり、異なるのは前中心側の端部1aと下辺部1bお
よび脇側の端部1cに肉薄部4の剛性減少部5を設けた
点だけ相違している。前中心側の端部1aおよび脇側の
端部1cに剛性減少部5を設けるには、図4Aに示すよ
うに、先端部まで同一厚さの端部になっている所に設け
る場合、あるいは図4Bに示すように、先端部に行くに
つれて次第に細くなっている端部の所に設ける場合があ
る。
【0014】なお、図3においては、前中心側の端部1
a、下辺部1bおよび脇側の端部1cのそれぞれに肉薄
部4の剛性減少部5を設けたが、必ずしもそれらに限定
されるものではなく、例えば、前中心側の端部1aの
み、下辺部1bのみ、脇側の端部1cのみ、あるいは前
中心側の端部1aと下辺部1bや、脇側の端部1Cと下
辺部1bに設ける場合がある。
【0015】この剛性減少部5を前中心側の端部1a、
脇側の端部1cに設けると、バストと接しない方向に曲
がり、また下辺部1bに剛性減少部5を設けると、身体
の曲面に沿って曲がると共に、手の運動時や身体の運動
時に際してもその動きに即応して曲がりフィットするも
のである。
【0016】つぎに、図5、図6に示すのは、本発明の
第3実施の形態を示しており、前記第2実施の形態では
肉薄部4による剛性減少部5としたが、この第3の実施
の形態では、肉薄部4に代えて前中心側の端部1aと脇
側の端部1cでは、横方向に一定の間隔で横溝6、6…
……6を凹設して剛性減少部5とすると共に、下辺部1
bにおいては、縦方向に一定の間隔で縦溝7、7………
7を凹設して剛性減少部5とした点が異なっており、そ
れ以外は全て前記第2実施の形態と同一であり、同一部
分に同一符号を符してある。
【0017】このように構成した本発明の第2、第3の
使用状態を作用、効果と共に説明すると、この芯材1を
装着したブラジャーを着用すると、前記第1実施の形態
と同様の作用、効果に加えて、芯材1の前中心側の端部
1aおよび脇側の端部1cの肉薄部4や横溝6からなる
剛性減少部5により、その両側端部1a、1cが図8、
図9に示すように、肌と接しない方向に屈曲すると共
に、脇側の端部1cも図10に示すように、肌から接し
ない方向に曲がるので肌当りを和らげる。また、芯材1
の下辺部1bに施した縦溝7により、図7Bに示すよう
に、胴体の曲面に沿って曲がりフィットする。
【0018】なお、前記実施の形態においては、本発明
の主要な実施の形態について説明したが、本発明は、こ
れらの実施の形態に限定されるものではなく、発明の目
的を達成でき、かつ発明の要旨を逸脱しない範囲内で種
々設計変更が可能であることは当然である。
【0019】
【発明の効果】このように本発明の請求項1の発明は、
バストカップの下辺湾曲部に装着される芯材であって、
前中心側の端部、脇側の端部および下辺部の断面形状
を、バストに接する内側面を丸く形成すると共に、面積
を広くし外側面に向かうにしたがって次第に狭くなるよ
うに構成してなるバストカップ部の保形用芯材に係るも
のであるから、次のような優れた効果を奏するものであ
る。
【0020】例えば、この芯材の装着されたブラジャー
を着用すると、バストと接する面積が多くなりバストに
当る芯材の面圧力が低く、肌当たりがよくて苦痛や違和
感なく極めて着心地が良くなる。また、肌に当る面が幅
広くなっているので、芯材の両端部間が拡がりにくいの
で、バストアップできて保形、造形が得られ美しいバス
トシルエットが得られる。
【0021】また、本発明の請求項2の発明は、前中心
側の端部、脇側の端部および下辺部の少なくとも1部に
剛性減少部を設けてあるから、請求項1の効果に加え
て、芯材の両端部が肌側から離れる方向に屈曲するので
バストへの当りを和らげ、従来のような喰いこみがな
い。また、芯材の下辺部が身体の曲面に沿って曲がりフ
ィットしてバストを圧迫することがなく着用感が損なわ
れない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施の形態を示す正面図である。
【図2】図1のA−A線、B−B線、C−C線の拡大断
面図である。
【図3】本発明の第2実施の形態を示す正面図である。
【図4】図3のD−D線、E−E線の拡大断面図であ
る。
【図5】本発明の第3実施の形態を示す正面図である。
【図6】図5のF−F線、G−G線の拡大断面図であ
る。
【図7】本発明の芯材の装着状態を示す平面図である。
【図8】その装着状態を示す側面図である。
【図9】その端部の曲がり状態を示す説明図である。
【図10】脇側端部の曲がりを示す説明図である。
【図11】従来の芯材の装着使用状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
1 芯材 1a 前中心側の端部 1b 下辺部 1c 脇側の端部 5 剛性減少部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 バストカップの下辺湾曲部に装着される
    芯材であって、前中心側の端部、脇側の端部および下辺
    部の断面形状を、バストに接する内側面を丸く形成する
    と共に、面積を広くし外側面に向かうにしたがって次第
    に狭くなるように構成してなるバストカップ部の保形用
    芯材。
  2. 【請求項2】 前中心側の端部、脇側の端部および下辺
    部の少なくとも1部に剛性減少部を設けてある請求項1
    に記載のバストカップ部の保形用芯材。
JP2001054528A 2001-02-28 2001-02-28 バストカップ部の保形用芯材 Pending JP2002266112A (ja)

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