JP4574937B2 - 土を用いた遮水層の吹付工法及び装置 - Google Patents

土を用いた遮水層の吹付工法及び装置 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、廃棄物処分場、貯水池、溜池などにおける法面に遮水層を形成する場合に好適な土を用いた遮水層の吹付工法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、管理型廃棄物処分場における遮水層の構造としては、▲1▼「透水係数k=10-5cm/sec以下の不透水性地層5m」、▲2▼「透水係数k=10-6cm/sec以下の粘性土層50cm+遮水シート」、▲3▼「二重の遮水シート」など、いくつかの構造が採用されていた。
【0003】
欧米では粘性土遮水層が一般的に用いられているが、我が国では処分場建設地の地形が急峻であること、適切な粘性土材料の入手が困難であることなどの理由から、粘性土遮水層はあまり普及しなかった。
【0004】
しかし、最近は、土質材料とベントナイトとを混合して遮水性能を向上させたベントナイト混合土が考案され、「粘性土遮水層+遮水シート」型の粘性土遮水構造として利用されている。
【0005】
この「粘性土遮水層+遮水シート」の遮水構造は、その施工時や運用時に損傷を受けやすい「遮水シートのみ」の遮水構造に比べ、処分場からの漏水のリスクを低減できる優れた構造であると評価されている。
【0006】
この「粘性土遮水層+遮水シート」の遮水構造に用いられるベントナイト混合土は、平坦部や緩勾配斜面(施工可能な勾配は最大1対3まで)において使用され、この場合には通常の転圧機械によって遮水層の構築工事が行われていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、例えば廃棄物処分場の有効容量を最大限に大きくするためには、法面を急傾斜とする方が有利であるが、従来のベントナイト混合土を用いて転圧機械によって遮水層を構築する方法では、急傾斜の法面には遮水層を構築できないという問題があった。
【0008】
そこで、ベントナイト混合土を法面に吹き付けて遮水層を形成することが考えられるが、この場合には現地発生土などに多量に含まれる細粒土をそのまま吹付材料として用いると、ミキサで細粒土とベントナイトとを混合する時に、これらの原料が塊粒化するため均一な混合が困難となり、また、吹付機やホース内に詰まって閉塞するおそれがある。
【0009】
このような問題を避けるため、従来は主に砂質土とベントナイトとを混合して吹付材料としていたが、この場合には砂質土から細粒土まで様々な成分が含まれている現地発生土などを利用することはできず、適用範囲が限られるという問題があった。
【0010】
本発明の目的は、このような問題点を解決するためになされたものであり、砂質土から細粒土まで様々な成分が含まれる現地発生土など各種の土を、吹付材料の原料として用いることが可能な遮水層の吹付方法及び装置を提供することを技術的課題とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本発明は土を用いた遮水層の吹付方法及び装置であり、上記技術的課題を解決するため以下のように構成されている。
【0012】
すなわち、本発明の土を用いた遮水層の吹付工法は、少なくとも砂質土成分及び細粒土成分を含む現地発生土を強制的に乾燥させ、前記乾燥された土を強制的に解して一定以上の大きさの成分を除去した後に粘性土材料を混合して混合土を生成し、前記混合土に加水することにより吹付材料を生成し、この吹付材料を遮水層を形成すべき所定の場所に吹き付けて、前記遮水層を形成することを特徴とする。
【0013】
この発明によれば、少なくとも砂質土成分及び細粒土成分を含む現地発生土を強制的に乾燥させるので、土が解れやすくなり、乾燥後の土を強制的に解して一定以上の大きさの成分を除去した後に粘性土材料を混合する。これによって粘性土材料と十分に混合でき、これを吹付材料として使用した場合でも、吹付機やホースなどが詰まるのを防止できる。従って、砂質土から細粒土まで様々な成分が含まれている現地発生土など各種の土を吹付材料として使用できる。
【0014】
また、混合土に適量の加水をすることにより、その透水係数を最小値とすることができるので、この吹付材料を廃棄物処分場などの遮水層として用いることができる。
【0015】
また、前記土に含まれる各粒子の表面を乾燥させることができ、この場合には乾燥時間を短くできると共に、粘性土と混合した後に行う加水の量を少なくできる。
【0016】
また、本発明は、現地発生土を分級し、該分級後の土を強制的に乾燥させるように構成することができる。
【0017】
また、前記粘性土材料はベントナイトとすることができ、この場合にはベントナイトに含まれている不純物が少ないので、吹付材料の品質向上が可能になる。
【0018】
また、本発明の土を用いた遮水層の吹付装置は、少なくとも砂質土成分及び細粒土成分を含む現地発生土を強制的に乾燥させる乾燥手段と、この乾燥手段で乾燥された土を強制的に解して一定以上の大きさの成分を除去する振動ふるいと、この一定以上の大きさの成分が除去された土に粘性土材料を混合する混合手段と、この混合手段で生成された混合土に加水する加水手段と、前記加水手段で加水された前記混合土を遮水層を形成すべき所定の場所に吹き付ける吹付手段とを備えたことを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、一般的に使用されている機器を用いて吹付装置を構成できる。
【0020】
また、前記乾燥手段は乾燥キルンを用いることができ、この場合には乾燥キルンの回転ボイラによって土が回転されながら乾燥されるので、乾燥と解し作業を同時に行うことができる。
【0021】
本発明は、少なくとも砂質土成分及び細粒土成分を含む現地発生土の土塊を破砕して分級し、該分級後の土を強制的に乾燥させ、前記乾燥された土に粘性土材料を混合して混合土を生成し、前記混合土に加水することにより吹付材料を生成し、この吹付材料を遮水層を形成すべき所定の場所に吹き付けて、前記遮水層を形成することを特徴とする土を用いた遮水層の吹付工法として特定可能である。
以上の各構成要素は、可能な限り互いに組み合わせることができる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る土を用いた遮水層の吹付工法及び装置の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0023】
図1に示すように、本発明に係る土を用いた遮水層の吹付装置1は、例えば現場ヤードなどに堆積された現地発生土10と、この現地発生土10を搬送するバックホー11と、現地発生土10を分級する分級機12と、現地発生土10を強制的に乾燥させる乾燥手段としての乾燥キルン13とを有している。乾燥キルン13は回転ボイラ式であり、この回転ボイラの中で現地発生土10が回転しながら乾燥される。
【0024】
また、この吹付装置1は、乾燥キルン13によって乾燥された乾燥土14から、一定以上の大きさの成分を除去する振動ふるい15と、ここでふるい分けられた乾燥土14を供給するホッパ16と、このホッパ16から供給された乾燥土14と外部から供給されたベントナイト17とを混合する混合手段としての計量器付きパドルミキサ19とを有している。
【0025】
更に、この吹付装置1は、パドルミキサ19から供給された混合土18を供給する混合土ホッパ20と、この混合土18を圧力空気によって噴出する吹付手段としての乾式吹付機21と、この乾式吹付機21によって噴出された混合土18に、その含水比に応じて所定量の水を加える加水装置22と、加水された混合土18を吹付材料23として所定の場所に吹き付ける吹付ノズル24とを有している。
【0026】
なお、図1中の符号25はベルトコンベア、26はエアホース、27はコンプレッサ、28は水タンク、29はポンプ、30は流量計、31は水ホース、32は流量調整弁、33は吹付ホースである。
【0027】
次に、この吹付装置1を用いた吹付工法について説明する。図2は、この吹付装置1で、例えば廃棄物処分場における法面35(図1参照)に遮水層36を形成する場合のフローチャートである。
【0028】
この場合は、まず現地発生土10をスクリーンバケットで50mmアンダーに分級する(ステップ41)。ここで、分級された現地発生土10は、現場ヤードに堆積させる。
【0029】
次に、堆積されている現地発生土10を分級機12(図1参照)に投入し、土塊を破砕して50mmアンダーに分級する(ステップ42)。次に、分級された現地発生土10を乾燥キルン13に投入して、強制的に乾燥させる(ステップ43)。
【0030】
ステップ43の乾燥工程では、現地発生土10の各粒子における表面を乾燥させる。乾燥させる程度は、実験などで現地発生土10の含水比に応じて適宜設定する。
【0031】
すなわち、乾燥させた後の現地発生土10とベントナイト17との混合が十分にでき、しかも吹付材料23として使用したときに各部への詰まりがなく、且つ後述のように、吹付によって形成された遮水層36の透水係数kが規定値を満足するように、乾燥の程度を設定する。
【0032】
次に、ステップ43で乾燥された現地発生土10、すなわち乾燥土14を振動ふるい15によってふるい分け、20mmアンダーに分級する(ステップ44)。次に、乾燥土14とベントナイト17とを所定の割合で計量する(ステップ45)。
【0033】
次に、ステップ45で計量された所定量の乾燥土14及びベントナイト17をパドルミキサ19に投入し、所定時間混合させて混合土18を製造する(ステップ46)。次に、ステップ46で製造された混合土18を乾式吹付機21に投入し、ここから吹付ホース33先端の吹付ノズル24側に圧送する(ステップ47)。
【0034】
次に、必要に応じて、すなわち、混合土18の含水比に応じて、加水装置22から吹付ホース33の先端側に送水し、混合土18に加水する。これによって、最小透水係数kとなる含水比付近に水分調整した吹付材料23を生成でき、この吹付材料23を法面35に吹き付ける(ステップ48)。これにより、法面35に遮水層36が形成される。
【0035】
なお、ステップ48で混合土18に加水しているが、これは、混合土18の含水比が大きすぎる場合や小さすぎる場合には、透水係数kが混合土18における最小透水係数より大きくなるため、最小透水係数kを得るための適切な含水比とする必要があるからである。
【0036】
本発明では、ステップ43で現地発生土10を強制的に乾燥させており、その含水比が小さくなるため、加水することによって適切な含水比となるように調整している。加水量は実験などで求めることができる。
(実施例)
現地発生土10を原料とし、上述の吹付装置1の使用条件、すなわち、乾燥キルン13の乾燥温度、及びその回転ボイラの回転数、パドルミキサ19の混合時間を変えて、吹付材料23の特性を観察及び測定することによって、吹付に適した吹付材料23を得るための最適な条件を検出した。
【0037】
その結果、乾燥キルン13の乾燥温度が130℃±30℃、乾燥キルン13の回転ボイラの回転数が20rpm±10rpm、パドルミキサ19の混合時間が1分±30秒のときに、パドルミキサ19から排出される混合土18に塊状化は発生しなかった。
【0038】
また、このときには、図3に示すように、上記条件の時に現地発生土10の各粒子10a,10a・・・にベントナイト17がコーディングされており、吹付に適した吹付材料23を得ることができた。
【0039】
また、この吹付材料23を用いて、長さ40mの吹付ホース33で吹付施工を行った結果、パドルミキサ19、乾式吹付機21、吹付ホース33、及びノズル24などが閉塞することはなく、上記吹付装置1の実用性を確認した。
【0040】
図4は、上記標準条件で製造した吹付材料23と、その原料である現地発生土10単体との粒度分布を示す。なお、現場発生土10単体では、従来の吹付方法で吹き付け施工ができなかったものである。また、吹付材料23のベントナイト混合比は12%である。
【0041】
図4から分かるように、現地発生土10単体は細粒分が多く、従来は吹付材料として使用できなかったが、上述した方法で吹付材料23として使用できるようになった。なお、吹付材料23は、現地発生土10よりも細粒分が多くなっているが、これはベントナイト17によるものである。
【0042】
次に、図5に示すように、現地発生土10に混合するベントナイト17の混合率を5%〜15%に変えて4種類(Case1〜Case4)の吹付材料23を製造し、図6に示すように、施工試験ヤード50において吹付材料23を使用して遮水層36を形成し、その透水係数kを測定した。
【0043】
施工試験ヤード50は、岩盤51に30°〜60°の範囲内の傾斜で法面52を形成し、この法面52に吹付材料23を吹き付けて遮水層36を形成した。
【0044】
透水係数kの測定は、遮水層36の上面に1個の透水試験孔53を設け、これらの透水試験孔53から水を注入して、定水位透水試験によって行った。透水試験孔53は、図7に示すように、直径20cm、深さ20cmの円筒形であり、遮水層36の厚さ方向における中央部に設けられている。
【0045】
図4に示すように、Case1〜Case4の透水係数kは、k=2×10-7〜9×10ー7cm/sであった。この透水係数kは、遮水層36の遮水性能を判定するために用いられ、廃棄物処分場における粘性土遮水層の基準値である透水係数k=1×10ー6cm/sより十分に小さくなっている。また、上記吹付装置1による遮水層36の施工能力は、6〜8m2/hrであった。
【0046】
このように、本発明によれば、現地発生土10などの土を強制的に乾燥させて解れやすくしてから粘性土材料であるベントナイトを混合するので、現地発生土10とベントナイト17とを十分に混合でき、これを吹付材料23として使用した場合でも、乾式吹付機21や吹付ホース33などが詰まるのを防止できる。
【0047】
従って、砂質土から細粒土まで様々な成分を含む各種の土を吹付材料23の原料として使用でき、廃棄物処分場などの法面35における遮水層36を吹付工法によって形成できるので、法面35を急角度にでき、これにより廃棄物処分場などの有効容量を最大限に大きくできる。
【0048】
また、現地発生土10に含まれる各粒子の表面のみを乾燥させるようにしたので、現地発生土10を完全に乾燥させる場合に比べて乾燥時間を短くできると共に、加水量を少なくできる。
【0049】
また、現地発生土10を乾燥キルン13によって強制的に解すので、現地発生土10とベントナイト17との混合を更に十分に行うことができると共に、解し作業を行うための特別な手段が不要になり、構成を簡略化できる。
【0050】
更に、粘性土材料として不純物の少ないベントナイト17を使用したので、吹付材料23の品質向上が可能になる。また、吹付装置1は、一般的に使用されている機器を使用して構成できるので、構成を簡略化してコストダウンが可能になる。
【0051】
なお、上述の実施形態では、粘性土材料としてベントナイト17を使用したが、これ以外の各種の粘性土材料を使用できる。また、上述の実施形態では、本発明を廃棄物処分場に適用したが、本発明は貯水池、溜池など、遮水層を形成すべき各種の場所に適用できる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、土を強制的に乾燥させて解れやすくしてから粘性土材料を混合するので、土と粘性土材料とを十分に混合でき、これを吹付材料として使用した場合でも、吹付機やホースなどが詰まるのを防止できると共に、遮水性の判定基準となる透水係数を小さくできる。
【0053】
従って、砂質土から細粒土まで様々な成分が含まれる現地発生土など各種の土を吹付材料として遮水層を形成できるので、この遮水層を形成すべき法面を急角度で傾斜させることができ、これにより、廃棄物処分場などの有効容量を最大限まで大きくできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る土を用いた遮水層の吹付装置を示す図である。
【図2】本発明に係る吹付方法を説明するフローチャートである。
【図3】本発明に係る吹付材料の粒子を示す図である。
【図4】本発明に係る現地発生土及び吹付材料の粒度分布を示す図である。
【図5】本発明に係る吹付材料によって形成した遮水層の透水係数を示す図である。
【図6】本発明に係る遮水層の透水係数を測定する施工試験ヤードを示す図である。
【図7】図6の断面図である。
【符号の説明】
1 遮水層の吹付装置
10 現地発生土
10a 現地発生土の粒子
13 乾燥キルン(乾燥手段)
17 ベントナイト(粘性土材料)
18 混合土
19 パドルミキサ(混合手段)
21 乾式吹付機(吹付手段)
22 ポンプ(加水手段)
23 吹付材料
35 法面
36 遮水層

Claims (7)

  1. 少なくとも砂質土成分及び細粒土成分を含む現地発生土を強制的に乾燥させ、前記乾燥された土を強制的に解して一定以上の大きさの成分を除去した後に粘性土材料を混合して混合土を生成し、前記混合土に加水することにより吹付材料を生成し、この吹付材料を遮水層を形成すべき所定の場所に吹き付けて、前記遮水層を形成することを特徴とする土を用いた遮水層の吹付工法。
  2. 前記現地発生土に含まれる各粒子の表面を乾燥させることを特徴とする請求項1に記載の土を用いた遮水層の吹付工法。
  3. 前記現地発生土を分級し、該分級後の土を強制的に乾燥させることを特徴とする請求項1又は2に記載の土を用いた遮水層の吹付工法。
  4. 前記粘性土材料はベントナイトであることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の土を用いた遮水層の吹付工法。
  5. 少なくとも砂質土成分及び細粒土成分を含む現地発生土を強制的に乾燥させる乾燥手段と、この乾燥手段で乾燥された土を強制的に解して一定以上の大きさの成分を除去する振動ふるいと、この一定以上の大きさの成分が除去された土に粘性土材料を混合する混合手段と、この混合手段で生成された混合土に加水する加水手段と、前記加水手段で加水された前記混合土を遮水層を形成すべき所定の場所に吹き付ける吹付手段とを備えたことを特徴とする土を用いた遮水層の吹付装置。
  6. 前記乾燥手段は乾燥キルンであることを特徴とする請求項5に記載の土を用いた遮水層形成用材料の吹付装置。
  7. 少なくとも砂質土成分及び細粒土成分を含む現地発生土の土塊を破砕して分級し、該分級後の土を強制的に乾燥させ、前記乾燥された土に粘性土材料を混合して混合土を生成し、前記混合土に加水することにより吹付材料を生成し、この吹付材料を遮水層を形成すべき所定の場所に吹き付けて、前記遮水層を形成することを特徴とする土を用いた遮水層の吹付工法。
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