JP4573577B2 - 天板カバー付コンロ - Google Patents
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Description
しかしながら、インターロック機構は構造が複雑となり、コストが高くなるという問題があり、コスト面を考慮したより簡易な構造の天板カバー付コンロが望まれていた。
(1)天板部奥側にグリル排気部と、天板部奥側の支軸を中心に開閉可能な天板カバーと、を備えたコンロであって、天板カバーは閉蓋状態においてグリル排気部を露出させるための切欠部を備えて成ることを特徴とする。
天板カバーに切欠部を設けることにより、閉蓋状態においてグリル排気部を露出させることになり、グリル排気部から排出される燃焼排気が天板カバー内部に滞留することなく、大気に開放されることになる。
このような構成により、グリルバーナ燃焼時において排気が天板カバー内部に漏出することを完全に排除できる。さらに、閉蓋時に天板カバー上に鍋等を置いたとしても、排気筒が障碍となり、鍋等が排気部を覆ってしまうことを防止できる。
このような構成により、グリルバーナ燃焼時の排気が隔壁によりブロックされ、燃焼排気の天板カバー内部への漏出を防止することができる。
このような構成により、(2)と同様に閉蓋時に天板カバー上に鍋等を置いたとしても、排気口閉鎖防止堤が障碍となって、排気口が鍋等により覆われてしまうことを防止できる。
このような構成により、オーブンについても天板カバーを閉めたまま支障なく使用することができる。
なお、本発明においてコンロ部とオーブン部は一体に構成されていても、独立のユニットとして構成されていてもよい。また、グリル排気部とオーブン排気部についても、隣接して設置される場合と、グリル排気通路とオーブン排気排気通路が排気口上流側で合流し、一つの排気口から排気される場合とを含む。
図1は、本発明の一実施形態である天板カバー切欠タイプに係る天板カバー付コンロ1の開蓋状態を示す図である。また、図2は天板カバー付コンロ1の閉蓋状態におけるグリル内部を示す断面図である。図1を参照して、天板カバー付コンロ1は、本体4上面の天板部5に3個のトップバーナ6a乃至6cを備えている。本体4前面側には、グリル扉7、バーナ点火・操作ツマミ9a乃至9dを備えている。グリル扉7の内部には後述するグリルバーナ(図示せず)が格納されている。天板部5の奥側中央にはグリル排気口10が設けられており、さらに後端部に天板カバー2が取り付けられている。天板カバー2は左右両側に設けられたヒンジ8により開閉可能に構成されている。ヒンジ8はラチェット機構により任意の開度で固定できるように構成されている。天板カバー2の下端部には切欠部3が設けられており、後述するように、閉蓋時に切欠部3が排気口10の直上に位置することにより、排気口10が大気に開放されるように構成されている。なお、排気口10表面には異物落下防止用の排気カバーが設置されている。
次に、本発明の他の実施形態である「天板一体型隔壁タイプ」について説明する。図3は、本実施形態に係る天板カバー付コンロ20の開蓋状態を示す図であり、また、図4は、同閉蓋状態におけるグリル部断面を示す図である。本実施形態に係るコンロ20が上述のコンロ1と異なる点は、天板部5の排気口前面に隔壁21を備えていることである。その他の構成はコンロ1と同一であるので説明を省略する。隔壁21の高さは、図4に示す通り閉蓋時の天板カバー2の下面に接するように構成されている。このような構成により、グリルバーナ燃焼時の排気は隔壁21によりブロックされるため、本体4と天板カバー2間にできる空間に拡散することを完全に排除することができる。
さらに、本発明の他の実施形態である「天板カバー一体型隔壁タイプ」について説明する。図5は、本実施形態に係る天板カバー付コンロ30の開蓋状態を示す図である。本実施形態に係るコンロ30が上述の「天板一体型隔壁タイプ」であるコンロ20と異なる点は、隔壁31が天板部5の排気口前面に設けられているのではなく、同図に示すように天板カバー2の切欠部3の前方側に設けられていることである。他の構成はコンロ20と同一であるので説明を省略する。隔壁31の高さは、閉蓋状態において天板部5表面に接するように構成されている。このような構成により、隔壁31は、閉蓋状態において図4の隔壁21と同一の位置関係に置かれることになり、上述の天板一体型隔壁タイプと同様の機能を果たすことが可能となる。
さらに、本発明の他の実施形態である「排気筒タイプ」について説明する。図6は、本実施形態に係る天板カバー付コンロ40の開蓋状態を示す図であり、また、図7は同閉蓋状態におけるグリル内部を示す断面図である。コンロ40が上述の各実施形態に係るコンロ1乃至30と異なる点は、コンロ1乃至30では排気口10の水平位置が天板部5とほぼ同一レベルであるのに対して、コンロ40の排気筒41については、頂部水平位置が閉蓋時の天板カバー2上面より高く構成されている点である。すなわち、図7に示すとおり排気筒41頂部は天板カバー2の上面から突出している。これにより、グリルバーナ燃焼時において、排気が本体4と天板カバー2間の空間に漏出することを完全に排除できる。さらに、閉蓋時に天板カバー2の上に鍋等を置いたとしても、排気筒41が障碍となって鍋等が排気口を覆ってしまうことを防止できる。
さらに、本発明の他の実施形態である「排気口閉鎖防止堤タイプ」について説明する。図8は、本実施形態に係る天板カバー付コンロ50の閉蓋状態を示す断面図である。コンロ50が上述のコンロ40と異なる点は、コンロ40が閉蓋時において天板カバー2の上面から突出する排気筒41を備えているのに対して、コンロ50では天板カバー2上面の切欠部3近傍に、排気口閉鎖防止堤51を備えていることである。なお、排気口10の水平位置は天板部5とほぼ同一である。このような構成により、コンロ40と同様に、閉蓋時に天板カバー2の上に鍋等を置いたとしても、排気口閉鎖防止堤51が障碍となって鍋等が排気口を覆ってしまうことを防止できる。
なお、本実施形態において、グリル排気流出防止用の隔壁を天板カバー下面側又は天板面に設けることも可能である。
さらに、本発明の他の実施形態である「オーブン排気口一体タイプ」について説明する。図9は、本実施形態に係る天板カバー付コンロ60の開蓋状態を示す図である。コンロ60が上述のコンロ1乃至50と異なる点は、コンロ1乃至50がコンロ単体であるのに対して、コンロ60はオーブン一体型である点である。すなわち、コンロ60は、トップバーナとグリルを有するコンロ部61の下側にオーブン部62を備えており、システムキッチンのカウンタートップ66にドロップインされるタイプである。なお、同図には示されないが、オーブン扉67の内部にはオーブンバーナ、調理受け皿などが内蔵されている。オーブン部62の背面側には、オーブン排気を導くオーブン排気筒(図示せず)が設けられている。オーブン排気口64は、天板部5のグリル排気口63後方に隣接して一体に設けられている。さらに、天板カバー3には、閉蓋時にグリル排気口63及びオーブン排気口64を露出させるように切欠部65が設けられている。このような構成により、オーブン排気筒を上昇する排気をオーブン排気口64から大気に開放することができる。
なお、本実施形態においても、上述の排気筒タイプと同様に、閉蓋時に排気口の頂部を天板カバー2の上面から突出させるようにしてもよい。
2・・・・・天板カバー
3、65・・・・・切欠部
4・・・・・本体部
5・・・・・天板部
6a〜6c・・・・・トップバーナ
7・・・・・グリル扉
9e・・・・・グリルバーナ
10,63・・・・・グリル排気口
11・・・・・グリル隔壁
12・・・・・グリル室
21、31・・・・・隔壁
41・・・・・排気筒
51・・・・・排気口閉鎖防止堤
62・・・・・オーブン部
64・・・・・オーブン排気口
Claims (6)
- 天板部奥側にグリル排気部と、天板部奥側の支軸を中心に開閉可能な天板カバーと、を備えたコンロであって、
前記天板カバーは、閉蓋状態において天板部全体を覆うように構成され、かつ、前記グリル排気部を露出させる切欠部を備え、
前記グリル排気部は、グリル室をコンロ本体部と区画するグリル隔壁と一体に構成され、かつ、閉蓋状態において、前記グリル排気部頂部が前記天板カバー上面より突出するように構成し、
て成ることを特徴とする請求項1に記載のコンロ。 - 閉蓋状態において、前記グリル排気部から前記天板部への排気の侵入を防ぐための隔壁を備えて成ることを特徴とする請求項1に記載のコンロ。
- 前記隔壁を前記天板部に備えて成ることを特徴とする請求項2に記載のコンロ。
- 前記隔壁を前記天板カバー下面に備えて成ることを特徴とする請求項2に記載のコンロ。
- 前記天板カバー上面の切欠部近傍に排気口閉鎖防止堤を備えて成ることを特徴とする請求項2乃至4に記載のコンロ。
- 前記コンロは、さらに前記天板部にオーブン排気部を備え、かつ、前記天板カバーは閉蓋状態において前記グリル排気部及び前記オーブン排気部を露出させる切欠部を備えて成ることを特徴とする請求項1乃至5に記載のコンロ。
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- 2004-06-15 JP JP2004176496A patent/JP4573577B2/ja not_active Expired - Fee Related
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