JPH0217325A

JPH0217325A - ガスコンロ

Info

Publication number: JPH0217325A
Application number: JP16720688A
Authority: JP
Inventors: Yukio Abe; 幸夫阿部
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1988-07-05
Filing date: 1988-07-05
Publication date: 1990-01-22

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は、グリルを有するガスコンロに関するものであ
る。

従来の技術一般にグリルを有するガスコンロは、第３図に示すよう
に、本体内に調理物１を収容し加熱するグリル厘２の前
面開口部に開閉自在なグリル扉３が設けられ、グリル調
理庫２内の上部にはグリルバーナ４が配設されている。

このグリル扉３の上部を除く周′囲には隙間６が設けら
れ、グリルバーナ４の燃焼のための二次空気全グリル調
理庫２内に取り入れている。一方、グリルバーナ４の燃
焼後の排気カスや調理物１から発生した油煙等は、排気
部６を介して本体外へ排出される。７は調理の際に水を
入れる受皿で、焼き沁８を載置している。９は本体を覆
う外装である。

発明が解決しようとする課題ところが、このようなガスコンロは、次のような欠点を
有していた。

（１）　　グリ）し調理の際には、受皿７に入れた水も
加熱され、一部は水蒸気となってグリル調理庫２内に放
出されるため吸気効率が低下し、グリル調理庫２内の空
気の酸素濃度は空気の流入しやすい前面開口部側と奥側
とでは差が生じ、奥側の酸欠に近い状態の箇所ではグリ
ルバーナ４の燃焼が乱れたシ、最悪不完全燃焼を起こす
恐れがあった。

（２）グリル調理庫２内の熱分布は、グリル扉３側から
流入する冷たい空気の影響で不均一となりやすく、焼け
むらが生じやすかった。

（３）上記（１）と（２）の欠点を解消するため、グリ
ル調理庫を構成する壁面の一部に吸気孔を設けたものも
みられるが、コンロバーナのガストー次空気とを混合す
る混合管は一般にガスコンロの本体内に設けられている
ため、グリルとコンロとが同一空間より吸気することと
なり、互いに干渉し合い吸気不足となシ燃焼が悪化する
ことがあった。

さらに、前記吸気孔の位置によっては、グリルバーナで
発生した輻射熱の一部が前記吸気孔を介して放射され、
ガスコンロ本体の温度上昇を高める結果となっていた。

課題を解決するだめの手段本発明のガスコンロは、グリル扉の上部を除く周囲には
隙間を設けるとともに、グリ）し扉と相対するグリル調
理庫の壁面に設けた吸気孔と、前記吸気孔に近接する本
体外装には開口を設け、前記吸気孔と前記開口とを連結
する吸気ガイドを配設したものである。

作　　用本発明のガスコンロは、グリ／し扉の上部を除く周囲に
は隙間を設けるとともに、グリル部に相対するグリル調
理庫の壁面には吸気孔を設け、前記吸気孔に近接する本
体外装には開口を設け、前記吸気孔と前記開口とを連結
する吸気ガイドを配設したものであシ、グリル扉側とグ
リル扉と相対する壁面側との二方向から外気を取り込む
ため吸気面積が増大し、グリルバーナの燃焼が安定する
ものである。さらに、グリル調理庫の前後より吸気を行
なうため、グリル調理庫内の前後の熱分布は容易にバラ
ンスがとシやすくなシ、均一加熱性能が向上するもので
ある。

実施例以下、本発明の一実施例のガスコンロを図面を参照して
説明する。第１図から第２図に示すガスコンロは流し台
に組み込んで使用する、いわゆるドロップイン式のガス
コンロである。本体１ｏの上部には複数のコンロバーナ
１１と、内部には調理物１２を収容し調理するグリル調
理庫１３と、グリル調理庫１３の前面開口部には開閉自
在なグリル扉１４と、グリル調理庫１３内の上部にはグ
リルバーナ１５と、グリル調理庫１３内で発生した排気
ガスを本体１０外へ排出する排気部１６と、本体１０を
覆う外装置７と、グリル扉１４と相対するグリル調理庫
１３の壁面には吸気孔１Ｂと、吸気孔１８に近接する外
装置７には開口１９と、吸気孔１８と開口１９とを連結
する吸気ガイド２０とが配設されている。また、グリル
扉１４の上部を除く周囲には隙間２１が形成されている
。さらが設けであるｂまた、本体１ｏの前面には操作部
２４と、上部には鍋等を載せるゴトク２６と、コンロ調
理の際の煮こぼれ等を受けるとともにゴトク２５を載置
する汁受は皿２６が設けである。２７はガスコンロを組
み込んでいる流し台のキャビネット部であり、上部にキ
ャビネット天板２８が設けである。２９はキャビネット
部２７が接する家屋壁面である。また、３０は排気部１
６の一部を構成しグリル調理庫１３の天面に設けた排気
口である。このようにすれば、グリル調理庫１３内へは
グリル扉の周囲に設けた隙間２１と、吸気ガイド２ｏを
介してグリル調理庫１３の壁面に設けた吸気孔１８との
両方より充分な吸気が行なえるため、受皿２２に入れた
水から水蒸気が発生しても、グリルバーナ１６の燃焼に
影響を与えにくくな９、不完全燃焼の危険性も低減でき
る。また、グリル調理庫１３の前後より吸気することに
よって、グリル調理庫１３内の前後の熱分布は良くなシ
焼けむらが改善される。さらに、グリル調理庫１３の吸
気は、本体１０外の空気を直接取り入れる構成であり、
コンロ部とグリル部とを同時使用しても、コンロバーナ
１１ａ、１１ｂ、１１Ｇの一次空気の吸い込みがグリル
調理庫１３の吸気に影響を及ぼすことが無い。まだ、グ
リルバーナ１５の炎より輻射され、吸気孔１日より漏れ
た熱は吸気ガイド２ｏによって閉じ込められるため、本
体１０内に直接放出されることもなく、本体の温度上昇
を低く押さえることができる。

なお、排気部３０の中心はグリル調理庫１３の天面の略
中夫に設けることにより、グリル調理庫１３内は前後の
熱分布の対称性が良くなる。

発明の効果以上のような本発明のガスコンロは、グリル扉の上部を
除く周囲に隙間を設けるとともに、グリル扉と相対する
グリル調理庫の壁面には吸気孔と、前記吸気孔に近接す
る本体外装には開口とを設け、前記吸気孔と前記開口と
を連結する吸気ガイドを配設したものであり、次のよう
な効果を有するものである。

（１）グリル調理庫の前後から吸気を行なうため水蒸気
がこもりにくく、グリルバーナの燃焼に影響を及ぼすほ
どの酸素不足にはなりにくく、不完全燃焼の危険性もな
く安全である。

（２）グリル調理庫の前後から吸気を行なうだめ、グリ
／し調理庫内の前後の熱分布のバランヌがとりやすく、
焼けむらが少ないグリルが提供できる。

（３）　　コンロ部とグリル部とを同時使用しても、グ
リル側の吸気は直接外気を取り入れる構成であり、グリ
ル調理庫内への吸気は全く影響を受けることがなく、安
定した燃焼が継続できる。

（４）グリルバーナの燃焼によって発生した輻射熱の一
部は、吸気孔を介して放射されるが、吸気ガイドによっ
て遮熱されるため、コンロ本体内部に漏れてガスコンロ
本体の温度上昇を高めることもなくなる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例におけるガスコンロの流し台
に組み込んだ状態を示す縦部断面図、第２図は同ガスコ
／口の斜視図、第３図は従来のガスコンロの縦部断面図
である。１３・・・・・・グリル調理庫、１４・・・・・・グ！
Ｊ／ｌ／扉、１５・・・・・・グリルバーナ、１６・・
・・・・排気部、１７・・・・・・外装、１８・・・・
・・吸気孔、１９・・・・・・開口、２ｏ・・・・・・
吸気ガイド、２１・・・・・・隙間。代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名ワミ
諭ミ≧やで宅に

Claims

【特許請求の範囲】

本体内に設けられ調理物を加熱するグリル調理庫と、前
記グリル調理庫の前面開口部に開閉自在に設けたグリル
扉と、前記グリル調理庫内の上部に配設されたグリルバ
ーナと、前記グリル調理庫の壁面に設けた排気口と、前
記グリル調理庫内の排気ガスを前記排気口を介し本体外
へ排出する排気部と、本体を覆う外装とを備え、前記グ
リル扉の上部を除く周囲には隙間を設け、さらに前記グ
リル扉と相対する前記グリル調理庫の壁面に吸気孔を設
けるとともに、前記吸気孔に近接する前記外装に開口を
設け、前記吸気孔と前記開口とを連結する吸気ガイドを
配設する構成としたガスコンロ。