JP3881922B2 - グリル - Google Patents

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JP3881922B2
JP3881922B2 JP2002091001A JP2002091001A JP3881922B2 JP 3881922 B2 JP3881922 B2 JP 3881922B2 JP 2002091001 A JP2002091001 A JP 2002091001A JP 2002091001 A JP2002091001 A JP 2002091001A JP 3881922 B2 JP3881922 B2 JP 3881922B2
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英雄 近澤
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、魚等の被調理物をグリル庫内で加熱調理するグリルに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、燃焼ガスをこもらせて、被調理物を全面より加熱調理する、いわゆる、こもり焼きのできるグリルの一般的構造としては、例えば図12に示されるものが知られている。
この図示のグリル402は、被調理物Fを載せる焼網22と、焼網22を載せたまま手前にスライドして引き出す受皿24と、燃料ガスを燃焼させて被調理物Fを加熱する全一次空気式のグリルバーナ420と、これらを納めるグリル庫412と、グリル庫412の背部に設けられグリルバーナ420の燃焼により発生した燃焼ガスを器体外に導く排気室50とから構成され、排気室50の上端には、排気口51が開口される。
【0003】
グリル庫412と排気室50とを仕切る仕切壁52には、連通口54が開口され、その開口部上端が焼網における被調理物Fの載置面より少し低い位置となるように形成される。
また、グリル庫412の正面には、前面開口406が開口され、この前面開口406には、受皿24と一体的に固定され受皿24を手前に引き出すグリル取手480と、受皿24を引き出すときに連動して開閉するグリル扉490とが設けられ、そのグリル扉490にはガラス製の覗き窓490aが設けられる。グリル取手480を手前に引き出すと、グリル取手480に固定された受皿24がグリル庫412の底面をスライドし、受皿24に載置された焼網22が同時に引き出される。
【0004】
このグリル402に点火操作が行われると、グリルバーナ420から噴出される燃料ガスに着火して燃焼が開始される。
発生した燃焼ガスは、グリル庫412上方にこもり、被調理物Fを燃焼熱によって包み隅々まで加熱して良好に調理し、その後、連通口54へあふれて排気室50に流入し、ドラフト力により排気室50内を上昇して器体外へ流出する。
このように、グリル庫412の上部に溜まった高温の燃焼ガスにより被調理物Fを加熱するため、熱エネルギーを有効に利用できガス消費量が少なく省エネとなる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述したような従来構成のグリル402では、グリル前面部とグリル扉490との間の隙間Aより、グリル庫412内の燃焼ガスが漏れ出してしまい、熱効率及び調理性能が悪くなるという問題があった。このような、グリル扉490が受皿24を引き出す時に連動して開閉するタイプのものでは、その構造上隙間Aをなくすことはできない。
特に、上述したこもり焼きのできるグリル402においては、せっかくグリル庫412内にこもらせた燃焼ガスが漏れ出してしまうため、このような隙間Aの存在は大きな問題となっていた。
さらに、隙間Aから漏れ出した燃焼ガスによってトッププレート410の前部が熱せられてしまうため、グリル使用中にトッププレート410の前方部に触れると火傷等をするおそれもあった。
本発明のグリルは上記課題を解決し、熱効率及び調理性能を向上させることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する本発明の請求項1記載のグリルは、
グリル庫の前面開口から被調理物収納され、
上記グリル庫に併設された排気室と、該グリル庫と該排気室とを連通する連通口とが設けられるとともに、
上記バーナの燃焼ガスが上記グリル庫内に充満した後、上記連通口からあふれて上記排気室に至る燃焼排気経路を形成することで、上記燃焼ガスの対流により上記グリル庫内の調理物を加熱調理するグリルであって
上記前面開口の上部を縦壁で密閉し、該前面開口の下部を上記被調理物を出し入れする開口とし、該被調理物の収納時に該下部開口を閉じる開閉部を設けると共に、
上記縦壁を、外側の第一金属板と内側の第二金属板とによる二重構造とし、上記第一金属板と上記第二金属板との間に、隙間を形成したことを要旨とする。
【0007】
また、本発明の請求項2記載のグリルは、上記請求項1記載のグリルにおいて、
上記第一金属板と上記第二金属板との間に形成された上記隙間に、冷却用の空気が流されることを要旨とする。
【0008】
また、本発明の請求項3記載のグリルは、上記請求項1又は請求項2記載のグリルにおいて、
上記縦壁には、外気を吸入する吸入口と該縦壁を冷却した後の空気を排出する排出口とを設け、
上記バーナによる上記縦壁への加熱によって上記隙間内に生じるドラフト力により、上記吸入口から吸入された外気が、上記縦壁内を下方から上方へと流れ、上記排出口から排出されることを要旨とする。
【0009】
また、本発明の請求項4記載のグリルは、上記請求項3記載のグリルにおいて、
上記排出口と連通し、上記冷却用空気を器体の上面あるいは後方から排出する排出通路を上記グリル庫とは分離して備えたことを要旨とする。
【0010】
また、本発明の請求項5記載のグリルは、上記請求項3又は請求項4記載のグリルにおいて、
上記開閉部には、冷却用空気の取入口と、該開閉部の閉成時に上記縦壁に形成された吸入口に向かい合い、取り入れた空気を該吸入口へ送り出す送出口とを備えることを要旨とする
【0012】
また、本発明の請求項記載のグリルは、上記請求項1〜のいずれか1項に記載のグリルにおいて、
上記グリル庫の上面には上記被調理物を視認可能な覗き窓が設けられていることを要旨とする。
【0013】
上記構成を有する本発明の請求項1記載のグリルでは、グリル庫の前面開口の上部が縦壁によって密閉されているので、バーナの燃焼ガスがグリル庫上部から無駄に漏れ出すことがなく、熱効率及び調理性能よく被調理物を加熱調理することができると共にトッププレートの温度上昇も防止される。
【0014】
従来から知られているグリルのように、前面開口の上部にガラス製の覗き窓を備えたグリル扉が設けられている場合には、グリル使用時に、グリル扉が高温になっていることが分かりやすかったのに対して、前面開口の上部を金属製の縦壁で密閉する構造にすると高温になっていることが分かりにくくなり、誤って使用者が触れてしまい火傷をするおそれがある。
そこで、本発明のグリルでは、縦壁を、第一金属板と第二金属板との間に隙間を有した二重構造としている。このため、この隙間が断熱層として働き、外側の第一金属板へのバーナの燃焼熱の伝達を抑えて、第一金属板が過熱されることを防ぐ。
しかも、従来とは異なりグリル庫の前面上部を左右のパネル面と一様な金属板で作製することも可能であるから、前面パネルデザインの自由度の向上や、コストの低減を図ることができる。
さらに、本発明の請求項1記載のグリルでは、バーナの燃焼により発生した燃焼ガスは、グリル庫内にこもり、被調理物を加熱調理した後、連通口を通って排気室から排出される。この際、グリル庫の前面上部が縦壁によって密閉されているので、従来のように無駄に燃焼ガスが漏れ出すことはない。
【0015】
また、本発明の請求項2記載のグリルでは、第一金属板と第二金属板との間の隙間に冷却用空気が流れて第一金属板や第二金属板を冷却する。このため、第一金属板や第二金属板、すなわち縦壁の温度を低下させることができる。
【0016】
また、本発明の請求項3記載のグリルでは、バーナによる縦壁への加熱によって隙間内に生じるドラフト力により、縦壁に設けられた吸入口から外気が吸入され、縦壁内を下方から上方へとスムーズに流れて、縦壁を冷却する。その後、冷却空気は、縦壁に設けられた排出口から排出される。
【0017】
また、本発明の請求項4記載のグリルでは、縦壁に形成された排出口から排出される加熱された冷却用空気は、排出通路を通って器体の上面あるいは後方から器具外へと排出される。すなわち加熱された冷却用空気がトッププレート下などに溜まることを防止できる。
【0018】
また、本発明の請求項5記載のグリルでは、開閉部に、冷却用空気の取入口と、開閉部の閉成時に吸入口に向かい合い、取り入れた空気を吸入口へ送り出す送出口とを設けているため、これらの取入口や送出口を介してスムーズに縦壁の吸入口に外気を導入することができる。
【0020】
また、本発明の請求項記載のグリルでは、グリル庫の上面に覗き窓が設けられているため、従来のグリル前面に覗き窓が取り付けられている場合のように庫内の様子を確認するためにかがんで覗き込む必要がなく、グリル庫内を目視し易い。
【0021】
【発明の実施の形態】
以上説明した本発明の構成・作用を一層明らかにするために、以下本発明のグリルの好適な実施形態について図1〜図9を用いて説明する。
【0022】
本実施形態のグリル付きテーブルこんろ1は、図2に示されるように、トッププレート10に左右2組のこんろバーナ7a,7bが設けられ、それらの周囲に設けられた五徳8a,8b上に図示しない調理鍋を載せ、テーブルこんろ1の前面に設けられる操作ボタン9a,9bを押すことにより、それぞれのこんろバーナ7a,7bが点火され、調理鍋が加熱されるものである。
こんろバーナ7a,7b間の器体の中心部には、魚等の被調理物Fを焼くためのグリル2が設けられ、操作ボタン9cを押して点火し加熱調理が行われる。
【0023】
このグリル2は、図1に示すように両面焼きタイプのグリルで、被調理物Fを加熱調理するグリル庫12を備える。
グリル庫12には、上段左右側面に設けられ燃料ガスを燃焼させて被調理物Fを加熱する全一次空気式の上バーナ20と、中段に設けられ被調理物Fを載せる焼網22と、下段左右側面に設けられ燃料ガスを燃焼させて被調理物Fを加熱するブンゼン式の下バーナ21と、底部に設けられ焼網22を載せたまま手前にスライドさせて引き出すことができる受皿24とを備える。上バーナ20及び下バーナ21に臨んで図示しない点火電極が設けられる。尚、グリル庫12の天井部となるグリル天板30は、トッププレート10から所定距離離れて形成される。
【0024】
グリル庫12の前面上部には、縦壁60がグリル庫12に気密性を保つように形成される。すなわち、縦壁60は、従来のグリルの前面開口の上部を密閉するものである。この縦壁60は、外側の第一金属板63aと、グリル天板30と一体形成された内側の第二金属板63bとを備えた二重構造であり、両金属板間に冷却用空気の通り道となる隙間64が形成される。縦壁60の下端面には吸入口65が、上端面には後述するトッププレート10の下に設けられる冷却通路47及び覗き窓3の窓隙間38と連通する排出口66がそれぞれ形成される。また、第一金属板63aは、こんろ1の器体の前面パネルと一体に形成される。
グリル庫12の前面下部には、被調理物Fを出し入れするための出し入れ開口部6(本発明の下部開口に相当する。以下、単に開口部6と呼ぶ。)が形成され、この開口部6は、受皿24と一体的に固定され受皿24を手前に引き出す取手80(本発明の開閉部に相当する。)により閉じられる。取手80は、受皿24の収納時には、その上端面が縦壁60の下端面と当接して、開口部6を閉成する構造である。また、取手80の上端面部を、内側へ向かってへこまして形成することにより、取手80と縦壁60とが当接した際にも、吸入口65がグリル庫12の外部と連通した構造となる。
【0025】
グリル庫12の背部には、図1に示されるように、仕切壁52を介して排気室50を併設し、この仕切壁52に開口してグリル庫12と排気室50とを連通する連通口54を焼網22よりも下方に設けている。従って、上、下バーナ20,21から発生した燃焼ガスをいったん庫内に充満させた後、排気室50を介して排気口51より排出されるよう排気路を構成している。
【0026】
トッププレート10には、五徳8a,8bの手前中央に、図3に示されるように、グリル庫12内の被調理物Fを確認するための長方形のトップ開口10aが横長に形成される。このトップ開口10aは、その先端が上側へ折り曲げられ、トッププレート10に伝わってくる煮汁の流入を防止している。また、グリル庫12の天井部となるグリル天板30は、トッププレート10から所定距離離れて形成される。
このグリル天板30には、図3,図4に示されるように、前後に傾斜面30c,30dを山状に形成した突出部30aがトップ開口10aから突き出て設けられ、その前傾斜面30cには、長方形のグリル上面開口30fが開口される。このグリル上面開口30fの全周には、平坦な窓板取付部30bが形成される。
【0027】
グリル天板30には、突出部30aの手前側に、後述する覗き窓3の枠体35をガイドする案内部31が設けられる。この案内部31は、中央に角孔31aが開口された平板31bと、その左右に設けられる鉛直方向に延びたガイド片31cとから構成される。角孔31aには、板バネ31dが後方に突出して取り付けられる。
【0028】
このように形成された突出部30aの上から、覗き窓3が載置される。この覗き窓3は、図5,図6に示されるように、グリル上面開口30fより大きい直方形状の透明の耐熱ガラスで形成された第一窓板5a,第二窓板5bと、窓板5a,5bの外周を上から覆うアルミダイキャスト製の枠体35とを備える。
枠体35は、トップ開口10aを上から覆う鍔部35aと、パッキン32を介して第一窓板5aを所定位置にセットする窓受け部35bと、第二窓板5bの取付位置となる窓枠35cとを備える。また、鍔部35aの後方部の下面には、切欠き部35dが形成される。
【0029】
ここで、第一窓板5aと第二窓板5bの取付方法について述べる。図5に示すように、枠体35を裏向きにして、パッキン32を介して窓受け部35bに第一窓板5aをセットし、この第一窓板5aとの間の左右両端にスペーサー37を挟みこむようにして第二窓板5bを窓枠35c内にセットする。そして、第二窓板5bの上から押え板34で押えてビス36止めすることにより枠体35に固定する。すなわち、第一窓板5aと第二窓板5bとは、外側の第一窓板5aと内側の第二窓板5bとがスペーサー37を介して所定の間隔があけられて略平行に並べられた二重構造となり、その間に窓隙間38が形成される。また、鍔部35aの形成方向(水平方向)に対して、窓板5a,5bは前方から後方へと登り傾斜となるように設けられ、その傾斜角度はグリル天板30の窓板取付部30bの傾斜角度と同じである。
【0030】
また、枠体35の前方中央部には、二つの突起35eが平行に形成されており、その間にL字状に形成され一方の面に角穴39を備えたバネ受け40がビス43で取り付けられ、二つのガイド孔41が形成される。枠体35の左右両端には、覗き窓3をトップ開口10aに取り付ける際に、トップ開口10aの内周にはまり込み、枠体35の左右方向の位置決めをする位置決め片42が設けられる。
【0031】
覗き窓3は、図1,図3,図4に示されるように、枠体35に形成されたガイド孔41に案内部31のガイド片31cをはめて下方へスライドさせ、スライド途中にバネ受け40の角穴39が案内部31に取り付けられた板バネ31dと係合して、そのまま下方へスライドし、第二窓板5bがグリル天板30の窓板取付部30bに直接当接して載置される。この際、枠体35に形成された位置決め片42がトップ開口10aの内周にはまり込む。
尚、第二窓板5bがグリル庫12内の被調理物Fの焼き脂Gで汚れないように、第二窓板5bの下に回動扉を設けて、この回動扉を開け閉めする汚れ防止機構が備えられるが、このような汚れ防止機構に関しては、特開2001−248844号公報、特開2001−248845号公報等に開示されており、本発明の要旨ではないため、ここでは省略する。
【0032】
また、図1に示すように、排気口51に隣接して開設された冷却口46と連通する冷却通路47が、突出部30aの左右の側方をとおり、さらに突出部30aの後方をとおって形成される。冷却通路47は縦壁60に形成された排出口66と連通しているため、排気口51から上方に排出される燃焼排気のドラフト力を利用して、縦壁60を冷却した後の外気が排出口66から吸込まれ、冷却通路47を流れて、トッププレート10を冷却する。
また、窓隙間38も、縦壁60に形成された排出口66と連通する構成である。
【0033】
上述したグリル付テーブルこんろ1によれば、操作ボタン9cを押すと、バーナ20,21へのガス流路を開閉する開閉弁が開弁され、バーナ20,21から燃料ガスが噴出されると共に、点火電極の連続放電により点火する。
調理中にバーナ20,21で発生した高温の燃焼ガスは、いったんグリル庫12の上部に溜まり連通口54から溢れて、排気室50を介して排出される。従って、グリル庫12の上部に溜まった高温の燃焼ガスにより被調理物Fを加熱するため、熱エネルギーを有効に利用できガス消費量が少なく省エネとなる。さらに、グリル庫12の前面上部の気密性が保たれているため、燃焼ガスがグリル庫12の前面上部から無駄に漏れ出すことはなく、全ての燃焼ガスが排気室50を通って排気口51から排出されるので、より効率よく被調理物Fを加熱調理することができる。また、従来のグリルのように、グリル庫12の前面上部に、回動して開閉するグリル扉が存在しないため、受皿24を引き出した時に漏れ出してしまう燃焼ガスの量を抑えることができ、さらに熱効率が向上する。
しかも、グリル前面上部が密閉されており、燃焼ガスが漏れ出さないため、トッププレート10の前方部が熱せられることはなく安全に使用できる。
【0034】
そして、バーナ20,21の燃焼熱により、第一金属板63aと第二金属板63bとの間の隙間64内の空気が加熱され上昇することにより発生した自然ドラフト力によって、外気が縦壁60の下端面に設けられた吸入口65から縦壁60内に吸引される。吸引された外気は、隙間64内を上方へと金属板面に沿ってスムーズに流れ、上端面に設けられた排出口66から排出される。
また、バーナ20、21の燃焼熱により、第一窓板5aと第二窓板5bとの間の窓隙間38内の空気も加熱され斜め後方へと上昇する。この自然ドラフト力によって、縦壁60を冷却した後の空気の一部が排出口66を介して窓隙間38に吸引される。吸引された空気は、窓隙間38を通って前方から後方へと窓板面に沿ってスムーズに流れ、枠体35の鍔部35aの後方部に設けた切欠き部35dとトッププレート10との間に形成される排出隙間33を介して器具外部へと排出される。
また、隙間64を通過して縦壁60を冷却した後の外気は、窓隙間38からだけではなく、排気口51から排出される燃焼排気による自然ドラフト力によって吸引され、冷却通路47を通って冷却口46からも排出される。
【0035】
従って、縦壁60内の隙間64に器体外部の加熱されていない空気を流すことによって、バーナ20,21の燃焼熱によって加熱される金属板63a,63bを冷却していることになる。このため、グリル2使用中における、金属板63aすなわち縦壁60の表面温度を下げることができ、火傷を防止できる。しかも、縦壁60を二重構造とする、すなわち第二金属板63bを第一金属板63aで覆う構造とすることにより、燃焼ガスと直接接触し最も高温となる第二金属板63bには、構造上、手を触れることができなくなるので、火傷を防止して、より一層安全に使用できる。また、第一金属板63aと第二金属板63bとの間の隙間64は、断熱層の役目も果たすので、直接手を触れる可能性がある第一金属板63aへのバーナの燃焼熱の伝達を抑えて、第一金属板63aが過熱されるのを防ぐ。
尚、このように、縦壁60を二重構造にしてその間に冷却空気を流して冷却することにより、縦壁60の表面温度が80℃程度下がることが発明者らによる実験で確かめられている。
【0036】
更に、縦壁60をその周囲の金属製の前面パネルの一部として一連に形成しているため、縦壁60の色や表面形状をその周囲の前面パネル部分と一緒にしてスマートなイメージを与えられる等、前面パネルのデザインの自由度が増し、より魅力的な器具を開発できる。加えて、金属は、従来の透過性のガラスに比べて、熱の反射率が高いので、バーナ20、21の燃焼熱の器具外部への放熱ロスを減少させることができる。従って、熱効率が上がり、焼き性能(むら、焦げ等)が向上する。金属板63a,63bの材料を熱の反射率の高い金属を用いれば、更に熱効率や焼き性能を向上させることができる。
【0037】
また、排出口66から排出された冷却用空気を覗き窓3の窓隙間38に流すことにより、バーナ20の燃焼熱によって加熱される窓板5a,5bや枠体35を冷却していることになる。このため、グリル2使用中における、窓板5aや枠体35の温度を下げることができ、火傷を防止できる。しかも、窓板5a,5bを二重構造とする、すなわち第二窓板5bを第一窓板5aで覆う構造とすることにより、燃焼ガスと直接接触し最も高温となる第二窓板5bには、構造上手を触れることができなくなるので、火傷を防止して、より一層安全に使用できる。また、第一窓板5aと第二窓板5bとの間の窓隙間38は、断熱層の役目も果たすので、直接手を触れる可能性がある第一窓板5aへのバーナの燃焼熱の伝達を抑えて、第一窓板5aが過熱されるのを防ぐ。
また、排出口66から排出された冷却用空気を冷却通路47に流すことにより、トッププレート10を冷却していることになる。
【0038】
更に、このように縦壁60を冷却した後の冷却用空気を窓隙間64や冷却通路47から排出することにより、加熱された空気がトッププレート10下に溜まることはなく、冷却用空気のスムーズな流れを確保できるため、縦壁60の冷却効果が一層高まる。
また、加熱された冷却用空気がトッププレート10下に溜まらないので、トッププレート10の過熱による火傷も防止でき、より一層安全に使用することができる。しかも、冷却用空気は後方へ向かって排出されるため、使用者側に直接熱気が流れてくることはなく、快適に使用できる。加えて、加熱された冷却用空気の排出通路をわざわざ設けずに、覗き窓3に形成された窓隙間38やトッププレート10を冷却するための冷却通路47を利用しているので、器具製造のコストアップを抑制でき経済的である。
また、上述したように、縦壁60の冷却用の空気は、隙間64内でのドラフト力に加え、窓隙間38内でのドラフト力や排気口51から排出される燃焼排気のドラフト力によっても吸引されるわけであるから、冷却用空気の流れを強くすることができ、縦壁60の冷却効果が向上する。
更に、バーナ20,21の燃焼熱により生じた自然ドラフト力を用いて、隙間64内及び窓隙間38及び冷却通路47内をスムーズに冷却用空気を流すことができるので、空気を流すためのファン等の特別な装置を用いる必要がなく経済的である。
【0039】
ところで、本実施形態のグリル2において、覗き窓を従来のグリルのようにグリル庫前面に設けようとすると、グリル庫12前面上部を縦壁60によって密閉している構造であるから、覗き窓は開口部6に設けなければならない。従って、覗き窓の位置が従来のグリルに比べて下のほうになってしまい見にくくなってしまう。
これに対して、本実施形態のグリル2では、グリル庫12の上面に覗き窓3を設けることによって上述したような課題を解決することができる。しかも、上面に設けたことにより、従来のグリル前面に覗き窓が取り付けられている場合のように庫内の様子を確認するためにかがんで覗き込む必要がなく、グリル庫12内を目視し易い。更に、覗き窓3は、前方が低く後方が高くなるように傾斜を持たせているため、グリル2上方からグリル庫12内の様子がより確認しやすい。
【0040】
以上本発明の実施形態について説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において、種々なる態様で実施し得ることは勿論である。
例えば、本実施形態のグリル付きこんろ1では、縦壁60の下端面と当接する取手80の上端面部をへこますことによって、吸入口65をグリル庫12外部と連通させた構造としているが、これに限ったものではなく、図7に示すように、前面に複数の冷却用空気の取入口181が設けられた取手180の上端面に、取入口181と連通する送出口182を開口するようにして、吸入口65をグリル庫12外部と連通させた構造としてもよい。すなわち、受皿24を収納して、取手180で開口部6を閉成する際には、縦壁60の下端面に設けられた吸入口65と取手180の上端面に設けられた送出口182とが重なり合って連通する構成であり、冷却用の外気は取入口181から吸引され送出口182を介して吸入口65にスムーズに導入される。この場合には、取手180内も冷却用空気が流れるので、取手180の温度も下げることができ、より快適に使用できる。
また、図8に示すように、縦壁260の正面下部に外気を直接吸入する吸入口265を形成するようにしてもよい。
【0041】
また、図9に示すように、グリル庫12の前面下部に形成された開口部6を、受皿24を手前に引き出す取手380と、受皿24を引き出す時に連動して開閉するグリル扉90とにより閉じられる構成としてもよい(尚、取手380及びグリル扉90が本発明における開閉部である。)。つまり、取手380と縦壁60との間に回動して開くグリル扉90を設ける構成である。グリル扉90は、支軸91によって開口部6の側壁に上下方向に回動可能に軸支されて、開口部6を片開き状に開閉する。尚、図中において破線で示した図は、取手380を引き出して、グリル扉90を開成した時の図である。
グリル扉90は、外側の外金属板93aと、グリル庫12と接する内側の内金属板93bとを備えた二重構造であり、その間に冷却用空気の通り道となる扉隙間94が形成される。グリル扉90の下端面には吸入孔95が、上端面には排出孔96が形成される。グリル扉90は、受皿24の収納時には、その下端面が取手380の上端面と当接し、上端面が縦壁60の下端面と当接して、開口部6を閉成する構造である。そして、取手380の上端面部を、内側へ向かってへこまして形成することにより、取手380とグリル扉90とが当接した際にも、吸入孔95がグリル庫12の外部と連通した構成となる。従って、吸入孔95から吸引された冷却用空気は、扉隙間94、排出孔96、吸入口65、隙間64、排出口66の順に流れて、グリル扉90及び縦壁60を冷却する。
このように、グリル扉90を設けることにより取手380を小さくすることができ、つまり、取手380の前面上部をなくすことができるので、被調理物Fをひっくり返す作業がしやすくなる。しかも、取手380を小さくすることによりグリル庫12内に接する部分を少なくすることができるため、直接手が触れる箇所である取手380の温度を下げて快適に使用することができる。
【0042】
また、取手80をグリル庫12から引き出したときには焼網を低い位置に、押し込んだときには高い位置に昇降動させる焼網昇降装置を備えてもよい。
例えば、図10,11に示すように、グリル庫12内の後側壁面に、手前側が高く奥側に向かうにつれて漸次低くなるテーパ状の当接部71が形成されたガイド部材72を設けると共に、支点73を中心に回動して焼網74を昇降させる昇降部材75を焼網74に連繋して設け、昇降部材75の回動作用部には、受皿24の押し込み途中でガイド部材72の当接部71に当接し、押し込み力で当接部71に沿って転動するローラ76を備えた焼網昇降装置70を用いる。尚、図10,11においては、焼網昇降装置70を見易くするために、下バーナ21を省略している。
【0043】
このような焼網昇降装置70では、受皿24をグリル庫12内に押し込んだ時(図10)には、ローラ76が当接部71に当接し、押し込み力で当接部71に沿って転動しながら下方に案内されることで、昇降部材75を回動させ焼網74を上昇させる。すなわち、被調理物Fを高い位置でグリル庫12内に収納できる。
逆に、受皿24を引き出した時(図11)には、ローラ76が当接部71から離れるため、焼網74の自重により昇降部材75が手前側に回動して焼網74を下降させる。すなわち、被調理物Fを低い位置でグリル庫12より引き出すことができる。
従って、焼網昇降装置70を設けることによって、開口部6の上端位置を下げることが可能になると共に、被調理物Fの厚みに関わらず縦壁60の下端に接触することなく、焼網74をスムーズに出し入れすることが可能となる。特に、本実施形態のグリル2のようにグリル前面上部を縦壁60で密閉する構造にすると、従来のグリルに比べ開口部6の上端位置が下がってしまうため、このような焼網昇降装置70を備えることは非常に有用である。
尚、この焼網昇降装置70については、特開2001−258755号公報に開示されているため詳細については省略する。
【0044】
また、本実施形態では、グリル付きテーブルこんろにおいて説明したが、グリル付きビルトインこんろに適用しても差し支えない。
【0045】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明の請求項1記載のグリルによれば、前面開口の上部を縦壁によって密閉しているため、燃焼ガスが隙間から無駄に漏れ出さず、燃料ガスの燃焼による熱エネルギーを被調理物を加熱調理するのに有効に使うことができる。しかも、トッププレートの前方部が漏れ出した燃焼ガスによって加熱されることがないので、グリル使用中にトッププレートの前方部に触れても安全である。
また、縦壁を形成している第一金属板と第二金属板との間の隙間が断熱層として働き、手を触れる可能性のある外側の第一金属板が過熱されるのを防ぐので、火傷を防止できる。しかも、金属板は、グリル庫の前面上部を形成していた従来の材料であるガラスに比べて熱の反射率が高いので、グリル庫からの放熱ロスを抑制でき、熱効率が上がり、焼き性能(むら、焦げ等)が向上する。
さらに、このようにグリル前面部を他の前面パネル部と同様に金属製にすることで、デザインの自由度が広がる。
さらにまた、わざわざグリル庫内にこもらせている燃焼ガスがグリル庫の前面上部から無駄に漏れ出さないため、こもり焼きのできるグリルの長所を十分に発揮することができる。
【0046】
更に、本発明の請求項2記載のグリルによれば、冷却用空気によって、第一金属板や第二金属板、すなわち縦壁の温度を下げることができるので、火傷を防止して、より一層安全に使用することができる。
【0047】
更に、本発明の請求項3記載のグリルによれば、外気が第一金属板と第二金属板との隙間内を下方から上方へと金属板面に沿って、スムーズに流れて縦壁を良好に冷却する。この際、外気は、バーナの燃焼熱による自然ドラフト力により吸引され隙間内を流れるので、冷却用空気を流すためのファン等の特別な装置を用いる必要がなく経済的である。
【0048】
更に、本発明の請求項4記載のグリルによれば、加熱された冷却用空気は、排出通路を通って器体の上面あるいは後方から器具外へと排出される。このため、縦壁を冷却した後の加熱された冷却用空気がトッププレート下に溜まることはなく、冷却用空気のスムーズな流れを確保できるため、冷却効果が一層高まる。
また、加熱された冷却用空気がトッププレート下に溜まらないので、トッププレートの過熱による火傷も防止でき、より一層安全に使用することができる。しかも、冷却用空気が前方に向かって排出されることがないため、使用者側に直接熱気が流れてくることはなく、快適に使用できる。
【0049】
更に、本発明の請求項5記載のグリルによれば、開閉部には、冷却用空気の取入口と、開閉部の閉成時に吸入口に向かい合い、取り入れた空気を吸入口へ送り出す送出口が設けられているので、外気をスムーズに縦壁の隙間に吸入できる。しかも、開閉部内も冷却用空気が流れるので、開閉部の温度も下げることができ一層安全性が増す。
【0051】
更に、本発明の請求項記載のグリルによれば、グリル庫の上面に覗き窓が設けられているため、従来のグリル前面に覗き窓が取り付けられている場合のように庫内の様子を確認するためにかがんで覗き込む必要がなく、グリル庫内を目視し易い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態としてのグリルを側面から見た断面図である。
【図2】本実施形態としてのテーブルこんろの外観図である。
【図3】覗き窓を外したテーブルこんろの外観図である。
【図4】本実施形態のグリルの外観図である。
【図5】本実施形態としての覗き窓を斜め下から見た斜視図である。
【図6】本実施形態としての覗き窓を側面から見た断面図である。
【図7】別の実施形態としてのグリル前面部と取手とを側面からみた断面図である。
【図8】別の実施形態としてのグリル前面部と取手とを側面からみた断面図である。
【図9】別の実施形態としてのグリル前面部とグリル扉と取手とを側面からみた断面図である。
【図10】焼網昇降装置を備えたグリルを側面から見た断面図である。(受皿収納時)
【図11】焼網昇降装置を備えたグリルを側面から見た断面図である。(受皿引き出し時)
【図12】従来例としてのグリルを側面から見た断面図である。
【符号の説明】
2…グリル、6…開口部、12…グリル庫、20…上バーナ、21…下バーナ、38…窓隙間、47…冷却通路、50…排気室、54…連通口、60,260…縦壁、63a…第一金属板、63b…第二金属板、64…隙間、65,265…吸入口、66…排出口、80,180,280,380…取手、90…グリル扉、181…取入口、182…送出口、F…被調理物。

Claims (6)

  1. グリル庫の前面開口から被調理物収納され、
    上記グリル庫に併設された排気室と、該グリル庫と該排気室とを連通する連通口とが設けられるとともに、
    上記バーナの燃焼ガスが上記グリル庫内に充満した後、上記連通口からあふれて上記排気室に至る燃焼排気経路を形成することで、上記燃焼ガスの対流により上記グリル庫内の調理物を加熱調理するグリルであって
    上記前面開口の上部を縦壁で密閉し、該前面開口の下部を上記被調理物を出し入れする開口とし、該被調理物の収納時に該下部開口を閉じる開閉部を設けると共に、
    上記縦壁を、外側の第一金属板と内側の第二金属板とによる二重構造とし、上記第一金属板と上記第二金属板との間に、隙間を形成したことを特徴とするグリル。
  2. 上記第一金属板と上記第二金属板との間に形成された上記隙間に、冷却用の空気が流されることを特徴とする請求項1記載のグリル。
  3. 上記縦壁には、外気を吸入する吸入口と該縦壁を冷却した後の空気を排出する排出口とを設け、
    上記バーナによる上記縦壁への加熱によって上記隙間内に生じるドラフト力により、上記吸入口から吸入された外気が、上記縦壁内を下方から上方へと流れ、上記排出口から排出されることを特徴とする請求項1又は請求項2記載のグリル。
  4. 上記排出口と連通し、上記冷却用空気を器体の上面あるいは後方から排出する排出通路を上記グリル庫とは分離して備えたことを特徴とする請求項3記載のグリル。
  5. 上記開閉部には、冷却用空気の取入口と、該開閉部の閉成時に上記縦壁に形成された吸入口に向かい合い、取り入れた空気を該吸入口へ送り出す送出口とを備えることを特徴とする請求項3又は請求項4記載のグリル。
  6. 上記グリル庫の上面には上記被調理物を視認可能な覗き窓が設けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のグリル。
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