JP4573379B2 - エアゾール容器 - Google Patents
エアゾール容器 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4573379B2 JP4573379B2 JP34129599A JP34129599A JP4573379B2 JP 4573379 B2 JP4573379 B2 JP 4573379B2 JP 34129599 A JP34129599 A JP 34129599A JP 34129599 A JP34129599 A JP 34129599A JP 4573379 B2 JP4573379 B2 JP 4573379B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- spout member
- aerosol container
- tip
- end portion
- stem
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
- Nozzles (AREA)
Description
【発明の属する技術分野】
本発明はチルトバルブを備えたエアゾール容器に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】
エアゾール容器から内溶液を吐出させるチルトバルブは、チルトバルブに取り付けられらたステムを傾倒することにより内容物を吐出させ、かかる傾倒を解除することにより吐出を停止させる。
【0003】
チルトバルブに取付けられたステムには、先端に内溶液の吐出用開口を備えた略円錐形状のカバーボタン体であるスパウト部材が装着されており、このスパウト部材の先端を内溶液の被塗布面に押し付けたり叩き付けたりすることによって、このスパウト部材を介してステムを傾倒させる。
【0004】
特開平10−278981号公報には、図3に示すように、エアゾール容器50のマウンテンカップ51を覆って中央に円形開口を有する肩カバー52を被せ、この肩カバー52の内側壁面53とスパウト部材54の外側壁面55とを当接させてスパウト部材54の傾倒を制限したり、スパウト部材54の下端をマウンテンカップ51の中央陥没部56の底面57に当接させてスパウト部材54の傾倒を制限するチルトバルブを備えたエアゾール容器が記載されている。
【0005】
しかしながら、このようなステム58の過度の傾倒を制限する従来の方法によれば、肩カバー52とスパウト部材54との当接は、肩カバー52の平坦な内側壁面53とスパウト部材54の外側壁面55の角張った部分との当接となっていたため、不安定な当接状態となると共に、当該当接部分に荷重が集中しやすい。
また、スパウト部材54の下端をマウンテンカップ51の底面57に当接させる方法によれば、被塗布面に押し付けられるスパウト部材54の先端と、かかる押し付け力を支持する当該当接部分との距離が長くなって、支持すべきモーメント力が大きくなり、かえってスパウト部材54やステム57への負荷が増大してこれらの破損等を生じやすくなる。
【0006】
本発明は、ステムの過度の傾倒を制限するためのスパウト部材の外側壁面の当接状態を安定させて、スパウト部材やステムへの負荷を効果的に軽減することのできるエアゾール容器の提供を目的とする。
【0007】
また、本発明は、肩カバーを用いることなくステムの過度の傾倒を制限するようにしたエアゾール容器の提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、チルトバルブを備えたエアゾール容器におけるマウンテンカップの中央から突出するステムにスパウト部材が取り付けられたエアゾール容器であって、前記スパウト部材は、前記マウンテンカップの先端部を構成する弧状断面の円環状襟部の湾曲面に当接できる下端部外側面を有するエアゾール容器を提供することにより、上記目的を達成したものである。
【0009】
ここで、上記記載におけるスパウト部材は、上記ステムに冠設されてステムの傾倒によるチルトバルブの開閉操作の良好な操作性を保持すると共に、エアゾール容器の体裁を整えるために取り付けられる公知の部材であって、ステムからさらに突出して装着されるカバーボタンを意味するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
本発明の好ましい実施形態に係るエアゾール容器10は、図1及び図2に示すように、例えば内溶液として育毛剤を円筒状の容器本体18に収容し、容器本体18を手で把持してスパウト部材11の先端を頭に押し付けたり叩き付けたりすることによってマッサージを行いつつ、液体噴射用開口12から内溶液を噴射吐出させて塗布することにより、頭皮及び毛髪の手入れを行う頭皮タッチ式のエアゾール容器10として採用されたものである。
【0011】
このエアゾール容器10はチルトバルブ13を備え、エアゾール容器10の上端部分を構成するマウンテンカップ14の中央から突出するステム15にスパウト部材11が取り付けられ、このスパウト部材11を介してステム15を傾倒させ、当該スパウト部材11の先端の液体噴射用開口12から内溶液を吐出させる。また、このエアゾール容器10によれば、スパウト部材11の下端部外側面16を、マウンテンカップ14の上端部を構成する弧状断面の円環状襟部17の湾曲面に当接させて、ステム15の過度の傾倒を制限する。
【0012】
スパウト部材11は、例えばポリエチレンからなる略円錐形状のカバーボタンであって、この円錐形状の末拡がりに拡がったスカート部22より下方の下端部外側面16は、その全周に亘って、スパウト部材11の中心軸と略平行に切り立っている。
【0013】
スパウト部材11の内溶液流通路24の下方に位置する下端部外側面16の内側部分は空洞部27となっていて、この空洞部27にマウンテンカップ14のチルトバルブ装着部21が挿入配置されるようにしながら、下端部外側面16を、円環状襟部17の内方の陥没部23の略中央部分まで深く挿入配置できるようになっている。
【0014】
本実施形態によれば、円環状襟部17よりも上方に位置するスパウト部材11の下端部外側面16の上端部分には、円環状襟部17の湾曲面と合致する湾曲面を有する弧状断面の凹溝29が、下端部外側面16の周上に設けられている。この凹溝29は、スパウト部材11をその外側面が円環状襟部17に当接するまで傾倒させた際に、その湾曲面が円環状襟部17の湾曲面と合致して互いに密着するような位置に形成されている。
【0015】
スパウト部材11の球状先端部25を頭皮に押し付けたり叩くことによって、頭皮に対して育毛剤を直接噴射することができる。すなわち、毛髪を通って地肌に達している球形先端部25が頭皮と接触することにより負荷される力によって、スパウト部材11及びこれと一体となったステム15は傾倒し、チルトバルブ13は開弁状態となって、毛髪活性剤は容器本体18内から頭皮へと噴射吐出されると同時に、これらの動作によって頭皮のマッサージが行なわれる。
【0016】
ここで、本実施形態のエアゾール容器10によれば、育毛剤を吐出しながら頭皮のマッサージを行う動作の間、スパウト部材11の傾きが大きくなると、スパウト部材11の下端部外側面16に形成された弧状断面の凹溝29が、マウンテンカップ14の円環状襟部17の湾曲面に当接して、ステム15の過度の傾倒が制限されることになる。また円環状襟部17の湾曲面にスパウト部材11の凹溝29の湾曲面が面的に密着した状態で当接するので、当該当接部分において荷重を一点に集中させることなく分散した状態で支持することができると共に、当接部分がずれるのを効果的に防止して、押し付けたり叩く力が大きくなっても、安定した状態でステムの過度の傾倒を制限することが可能になる。
【0017】
また、本実施形態のエアゾール容器10によれば、従来技術のように肩カバーを介することなく、スパウト部材11の外側壁面をマウンテンカップ14の円環状襟部17に直接当接させて過度の傾倒を制限するので、肩カバーを省略した分だけ経済的な構成を備えることになり、省資源化を図ることが可能になる。
【0018】
さらに、本実施形態のエアゾール容器10によれば、スパウト部材11の下端部外側面16を下方に下げ、マウンテンカップ14の陥没部23に深く挿入配置することによって、スパウト部材11の球状先端部25と、下端部外側面16の当接部分との距離が必要以上に長くなるのを回避し、支持すべきモーメント力が過度に大きくなってスパウト部材11やステム15への負荷が増大してこれらが破損するのを効果的に防止することが可能になる。
【0019】
すなわち、本実施形態のエアゾール容器10によれば、ステム15の過度の傾倒を制限するためのスパウト部材11の下端部外側面16の当接状態を安定させて、スパウト部材11やステム15への負荷を効果的に軽減することが可能になる。
【0020】
スパウト部材の下端部外側面には、必ずしも弧状断面の凹溝を設ける必要はなく、平坦な下端部外側面をマウンテンカップの円環状襟部の湾曲面に当接させるようにしても良い。この場合にも、平坦面と湾曲面との当接によって、面的な当接に近い当接状態となり、安定した状態でステムの過度の傾倒を制限することが可能になる。また、本発明のエアゾール容器は、育毛剤を吐出するエアゾール容器に限定されることなく、その他の内溶液を吐出するチルトバルブを備えた種々のエアゾール容器として採用することもできる。
【0021】
【発明の効果】
本発明のエアゾール容器によれば、肩カバーを用いることなく、過度の傾倒を制限するためのスパウト部材の外側壁面の当接状態を安定させて、スパウト部材やステムへの負荷を効果的に軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るエアゾール容器の未使用時の状態を示す要部断面図である。
【図2】本発明の一実施形態に係るエアゾール容器の使用時の状態を示す要部断面図である。
【図3】従来のチルトバルブを備えたエアゾール容器を示す要部断面図である。
【符号の説明】
10 エアゾール容器
11 スパウト部材
12 液体噴射用開口
13 チルトバルブ
14 マウンテンカップ
15 ステム
16 下端部外側面
17 円環状襟部
18 容器本体
23 陥没部
24 内溶液流通路
25 球状先端部
27 空洞部
29 凹溝
Claims (1)
- チルトバルブを備えたエアゾール容器におけるマウンテンカップの中央から突出するステムにスパウト部材が取り付けられたエアゾール容器であって、
前記スパウト部材は、先端に内溶液を吐出させる液体噴射用開口を有し、該先端を内溶液の被塗布面に押し付けたり叩き付けたりすることによって、前記液体噴射用開口から内溶液を吐出させる略円錐形状のカバーボタンであり、
該カバーボタンは、円錐形状の末拡がりに拡がったスカート部と、該スカート部より下方の内側部分が空洞部となった下端部外側面とを備えており、
該下端部外側面は、全周に亘って前記スパウト部材の中心軸と略平行に切り立っており、該下端部外側面は、前記先端を押し付けたり叩き付けたりした際に、前記マウンテンカップの先端部を構成する弧状断面の円環状襟部の湾曲面に当接できるようになっており、
前記スパウト部材の下端部外側面には、前記円環状襟部の湾曲面と合致する湾曲面を有する弧状断面の凹溝が、前記下端部外側面の周上に設けられ、前記凹溝の湾曲面を前記マウンテンカップの円環状襟部に当接させるエアゾール容器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34129599A JP4573379B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | エアゾール容器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP34129599A JP4573379B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | エアゾール容器 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2001158486A JP2001158486A (ja) | 2001-06-12 |
| JP4573379B2 true JP4573379B2 (ja) | 2010-11-04 |
Family
ID=18344955
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP34129599A Expired - Fee Related JP4573379B2 (ja) | 1999-11-30 | 1999-11-30 | エアゾール容器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4573379B2 (ja) |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP3778963B2 (ja) * | 1995-01-25 | 2006-05-24 | 花王株式会社 | 頭皮タッチ式ノズルを備えたエアゾール容器 |
| JP3559362B2 (ja) * | 1995-09-14 | 2004-09-02 | 日進化学株式会社 | エアゾール噴霧装置 |
-
1999
- 1999-11-30 JP JP34129599A patent/JP4573379B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2001158486A (ja) | 2001-06-12 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6763979B2 (en) | Cap for mounting on an aerosol container | |
| JP2000354794A (ja) | スプレーヘッド | |
| JP4573379B2 (ja) | エアゾール容器 | |
| JPH0634852Y2 (ja) | 指圧噴射容器の噴射頭 | |
| JP2001299915A (ja) | 噴霧製品 | |
| JP3778963B2 (ja) | 頭皮タッチ式ノズルを備えたエアゾール容器 | |
| JP4361650B2 (ja) | エアゾール容器の使用方法 | |
| JP2004195287A (ja) | 噴射角可変式噴射ボタン | |
| JPH04102278U (ja) | 先端ストツプ式噴頭を有する押ボタン式噴射装置 | |
| JP2003040372A (ja) | スプレー容器 | |
| JPH0244866Y2 (ja) | ||
| JPS5833809Y2 (ja) | 圧力噴射容器のトツプキヤツプ | |
| JP3939538B2 (ja) | エアゾール容器の肩カバー | |
| JP2608576B2 (ja) | 噴霧器の噴霧頭 | |
| JPH0248161U (ja) | ||
| JP2001315874A (ja) | エアゾール噴出器 | |
| JPS6231151Y2 (ja) | ||
| JPH11115961A (ja) | ノズルキャップ | |
| JP3631665B2 (ja) | エアゾール容器 | |
| JPH11236083A (ja) | エアゾール容器 | |
| JP2001079089A (ja) | スプレーヘッド | |
| JP2534258Y2 (ja) | キャップの取り付け構造 | |
| JPH02122607U (ja) | ||
| JPH0522294Y2 (ja) | ||
| KR940001728Y1 (ko) | 무스용기의 노즐 헤드 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20061030 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090401 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20091222 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100219 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100713 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100730 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100817 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100817 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130827 Year of fee payment: 3 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |