JPH0522294Y2 - - Google Patents
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- JPH0522294Y2 JPH0522294Y2 JP1985190722U JP19072285U JPH0522294Y2 JP H0522294 Y2 JPH0522294 Y2 JP H0522294Y2 JP 1985190722 U JP1985190722 U JP 1985190722U JP 19072285 U JP19072285 U JP 19072285U JP H0522294 Y2 JPH0522294 Y2 JP H0522294Y2
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- aerosol
- nozzle
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Description
【考案の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
本考案はエアゾール装置に関する。さらに詳し
くは、たとえば人体の頭皮や肌、手のひらなどの
対象物に養毛剤、外皮用の鎮痛剤、鎮痒剤、収歛
剤、消炎剤などの内容液を泡状に吐出するための
エアゾール装置に関する。
くは、たとえば人体の頭皮や肌、手のひらなどの
対象物に養毛剤、外皮用の鎮痛剤、鎮痒剤、収歛
剤、消炎剤などの内容液を泡状に吐出するための
エアゾール装置に関する。
[従来の技術]
従来のエアゾール装置では、押しボタンの上端
が指を掛けるために平らにされており、側面にス
テムの孔と連通する噴口が設けられている。
が指を掛けるために平らにされており、側面にス
テムの孔と連通する噴口が設けられている。
このものはエアゾール装置の缶体を手で握り、
押しボタンの噴口近辺を対象物に向け、その状態
で押しボタンを指などで押圧することにより噴射
バルブを開いて内容液を噴射し、あるいは泡状に
吐出するものである。
押しボタンの噴口近辺を対象物に向け、その状態
で押しボタンを指などで押圧することにより噴射
バルブを開いて内容液を噴射し、あるいは泡状に
吐出するものである。
[考案が解決しようとする問題点]
養毛剤や鎮痛剤などは通常頭皮や肌、手のひら
などの至近距離から噴霧するものであるため、従
来の押しボタンを備えたエアゾール装置では噴口
をそのような至近距離に維持しながら噴霧する必
要があるが、そのような操作はきわめてめんどう
である。
などの至近距離から噴霧するものであるため、従
来の押しボタンを備えたエアゾール装置では噴口
をそのような至近距離に維持しながら噴霧する必
要があるが、そのような操作はきわめてめんどう
である。
また噴口(または噴口をその底部に備えた開口
部)を直接対象物に押しつけながら噴霧しようと
しても、対象物によつて噴口(または開口部)が
塞がれるため、噴口内のガスの圧力が高くなる。
そのため噴射ガスが噴口と対象物の隙間から外部
に逃げるときに霧状の内容液も噴射ガスとともに
外部に散逸し、内容液が無駄になるという問題が
ある。
部)を直接対象物に押しつけながら噴霧しようと
しても、対象物によつて噴口(または開口部)が
塞がれるため、噴口内のガスの圧力が高くなる。
そのため噴射ガスが噴口と対象物の隙間から外部
に逃げるときに霧状の内容液も噴射ガスとともに
外部に散逸し、内容液が無駄になるという問題が
ある。
本考案は前記問題を解決し、簡単に頭皮や肌
地、手のひらなどの至近距離から吐出することが
でき、しかも内容液を無駄にしないエアゾール装
置を提供することを目的とする。
地、手のひらなどの至近距離から吐出することが
でき、しかも内容液を無駄にしないエアゾール装
置を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段]
本考案のエアゾール装置は、エアゾール缶の首
部に嵌着して取りつけられるリング状の周壁と該
周壁の内周縁にヒンジを介して連結される上面板
とからなる一体成形のキヤツプを有し、前記上面
板の上面に押ボタンおよびエアゾール缶の缶軸方
向に伸びると共に、泡状に内容物を吐出するスパ
ウトがそれぞれ上面板と一体に設けられており、 前記スパウトの下端部にエアゾール缶のバルブ
ステムと密に嵌合する嵌合部が形成されており、
スパウトの両側に沿つて、その先端がスパウトの
噴口よりスパウトの延長方向に突出する一対の棒
状の角部材が一体に設けられていることを構成上
の特徴としている。
部に嵌着して取りつけられるリング状の周壁と該
周壁の内周縁にヒンジを介して連結される上面板
とからなる一体成形のキヤツプを有し、前記上面
板の上面に押ボタンおよびエアゾール缶の缶軸方
向に伸びると共に、泡状に内容物を吐出するスパ
ウトがそれぞれ上面板と一体に設けられており、 前記スパウトの下端部にエアゾール缶のバルブ
ステムと密に嵌合する嵌合部が形成されており、
スパウトの両側に沿つて、その先端がスパウトの
噴口よりスパウトの延長方向に突出する一対の棒
状の角部材が一体に設けられていることを構成上
の特徴としている。
[作用]
エアゾール装置の缶体を手に持ち、角部材の先
端を頭皮や肌、手のひらなどに押しつけて、内容
物を噴射させると、内容物は角部材の先端とスパ
ウトの噴口の間に噴き出されて頭皮や肌、手のひ
らなどに密着する。
端を頭皮や肌、手のひらなどに押しつけて、内容
物を噴射させると、内容物は角部材の先端とスパ
ウトの噴口の間に噴き出されて頭皮や肌、手のひ
らなどに密着する。
本考案では、缶体を空中で保持する必要がない
ので、楽に操作することができる。さらに頭髪の
ばあいのように手さぐりであつても、角部材の先
端が当たつている頭皮の感覚や缶体を持つ手の感
覚で、噴口が向いている方向および吐出すべき部
位を明確に認識できる利点があるまたスパウトの
噴口と対象物との間の間隔も一定に保つことがで
きるので、近づけすぎたり離しすぎたりすること
による内容物の噴射ムラも生じない。さらに前記
間隙により噴射ガスは直ちに放散され、スパウト
内の圧力がそれほど上らず、したがつて内容物は
対象物のみに向つて泡状に吐出され、ガスととも
に放散されることがない。
ので、楽に操作することができる。さらに頭髪の
ばあいのように手さぐりであつても、角部材の先
端が当たつている頭皮の感覚や缶体を持つ手の感
覚で、噴口が向いている方向および吐出すべき部
位を明確に認識できる利点があるまたスパウトの
噴口と対象物との間の間隔も一定に保つことがで
きるので、近づけすぎたり離しすぎたりすること
による内容物の噴射ムラも生じない。さらに前記
間隙により噴射ガスは直ちに放散され、スパウト
内の圧力がそれほど上らず、したがつて内容物は
対象物のみに向つて泡状に吐出され、ガスととも
に放散されることがない。
[実施例]
つぎに本考案の実施例を説明する。
第1図は本考案の一実施例にかかわるキヤツプ
の斜視図、第2図は第1図における−線部分
断面図、第3図は第1図における−線断面
図、第4図は使用状態説明図である。
の斜視図、第2図は第1図における−線部分
断面図、第3図は第1図における−線断面
図、第4図は使用状態説明図である。
第1〜3図において、1はエアゾール缶、2は
キヤツプ、3は押しボタン、4はスパウト、5は
角部材である。エアゾール缶1はアルミニウムや
ブリキなどの金属製の圧力容器であり、内部には
養毛剤、鎮痛剤などのエアゾール内容物が噴射剤
とともに入れられるようになつている。第3図に
示されるようにエアゾール缶1の上部にはマウン
テイングキヤツプ6によりバルブ(図示されてい
ない)が取りつけられており、そのバルブは具備
するステム7を押し込めば開弁してエアゾール缶
1内に封入されている内容物を噴射しうるように
なつている。
キヤツプ、3は押しボタン、4はスパウト、5は
角部材である。エアゾール缶1はアルミニウムや
ブリキなどの金属製の圧力容器であり、内部には
養毛剤、鎮痛剤などのエアゾール内容物が噴射剤
とともに入れられるようになつている。第3図に
示されるようにエアゾール缶1の上部にはマウン
テイングキヤツプ6によりバルブ(図示されてい
ない)が取りつけられており、そのバルブは具備
するステム7を押し込めば開弁してエアゾール缶
1内に封入されている内容物を噴射しうるように
なつている。
キヤツプ2は、第2図に示されるように、短い
円筒状の部材であつて、その内周には係合突起1
1が形成せられ、前記エアゾール缶1の首部に嵌
着して取りつけられるようになつている。キヤツ
プ2の上面板12は、第1図に示されるように、
大部分を円周状に切り抜かれたスリツト13によ
つて、キヤツプ2の周壁と分離され、スリツト1
3が形成されていない部分のヒンジ14によつて
揺動自在に支持されている。
円筒状の部材であつて、その内周には係合突起1
1が形成せられ、前記エアゾール缶1の首部に嵌
着して取りつけられるようになつている。キヤツ
プ2の上面板12は、第1図に示されるように、
大部分を円周状に切り抜かれたスリツト13によ
つて、キヤツプ2の周壁と分離され、スリツト1
3が形成されていない部分のヒンジ14によつて
揺動自在に支持されている。
前記上面板12の上面には、押しボタン3、ス
パウト4および角部材5が設けられている。スパ
ウト4は2本の筒状部材を2本並列に立設した形
態を呈しており、その大部分では、たがいに内部
通路5で連通されている。スパウト4,4の下端
部には前記ステム7を密に嵌合する嵌合部16が
形成されており、第3図に示されるように、ステ
ム7がそれに挿入されて、スパウト4とエアゾー
ル缶1とが連通されている。
パウト4および角部材5が設けられている。スパ
ウト4は2本の筒状部材を2本並列に立設した形
態を呈しており、その大部分では、たがいに内部
通路5で連通されている。スパウト4,4の下端
部には前記ステム7を密に嵌合する嵌合部16が
形成されており、第3図に示されるように、ステ
ム7がそれに挿入されて、スパウト4とエアゾー
ル缶1とが連通されている。
上記上面板12の自由端側には、ステム7を押
し下げるための押しボタン3が形成されている。
しかして第3図に矢印Fで示すように押し込む
と、エアゾール缶1内のバルブが開弁して、内容
物がスパウト4を通して外部に噴射されるように
なつている。
し下げるための押しボタン3が形成されている。
しかして第3図に矢印Fで示すように押し込む
と、エアゾール缶1内のバルブが開弁して、内容
物がスパウト4を通して外部に噴射されるように
なつている。
角部材5は本考案において特徴的なもので、円
柱状の形態を呈しており、スパウト4の両側に一
体に形成されている。そしてその先端部はスパウ
ト4の噴口17より噴射方向に向けて若干突出し
ている。なおその突出量は用いられる内容物や噴
口17の大きさなどにもよるが、通常3〜15mmと
するのが好ましい。
柱状の形態を呈しており、スパウト4の両側に一
体に形成されている。そしてその先端部はスパウ
ト4の噴口17より噴射方向に向けて若干突出し
ている。なおその突出量は用いられる内容物や噴
口17の大きさなどにもよるが、通常3〜15mmと
するのが好ましい。
本実施例のエアゾール装置Aは以上のように構
成されているため、第4図に示されているよう
に、角部材5を頭皮や手のひらhなどに押し当て
て、押しボタン3を押し込むと、内容物がスパウ
ト4の噴口17と頭皮や手のひらhなどとの間の
空間に噴出される。そのように本実施例では角部
材5によつて、エアゾール缶1を支えることがで
きるので、スパウト4の噴口17を対象面から一
定の距離だけ離して噴射操作するのが非常に容易
である。しかも噴射ガスがスパウト4の噴口から
勢いよく側方に噴出するような不都合は生じない
ので、確実に噴射したい面にのみ内容物を噴射す
ることができる。また自分では目で見ることがで
きない頭皮などへの噴射操作も安心して行うこと
ができる。
成されているため、第4図に示されているよう
に、角部材5を頭皮や手のひらhなどに押し当て
て、押しボタン3を押し込むと、内容物がスパウ
ト4の噴口17と頭皮や手のひらhなどとの間の
空間に噴出される。そのように本実施例では角部
材5によつて、エアゾール缶1を支えることがで
きるので、スパウト4の噴口17を対象面から一
定の距離だけ離して噴射操作するのが非常に容易
である。しかも噴射ガスがスパウト4の噴口から
勢いよく側方に噴出するような不都合は生じない
ので、確実に噴射したい面にのみ内容物を噴射す
ることができる。また自分では目で見ることがで
きない頭皮などへの噴射操作も安心して行うこと
ができる。
なお前記実施例においてスパウト4は2本設け
ていたが、2本に限ることなく1本であつてもよ
い。角部材5は1本であつてもよいが、エアゾー
ル装置Aの噴射操作時の傾斜を防ぎ、スパウト4
の噴口17と対象面との間隙を正確に保つには2
本設けることが好ましい。また3本以上設けても
差し支えない。
ていたが、2本に限ることなく1本であつてもよ
い。角部材5は1本であつてもよいが、エアゾー
ル装置Aの噴射操作時の傾斜を防ぎ、スパウト4
の噴口17と対象面との間隙を正確に保つには2
本設けることが好ましい。また3本以上設けても
差し支えない。
角部材5の形状も円柱状である必要はなく、ス
パウト4の上端部から直接突出するように形成す
るなど、噴口に隣接して、その噴口よりスパウト
の延長方向に突出する棒状のものであつて、スパ
ウト4からの内容物の噴射に支承がなく、しかも
対象面との間に一定の間隔を保ちうるものであれ
ば、とのような形態のものでも採用することがで
きる。
パウト4の上端部から直接突出するように形成す
るなど、噴口に隣接して、その噴口よりスパウト
の延長方向に突出する棒状のものであつて、スパ
ウト4からの内容物の噴射に支承がなく、しかも
対象面との間に一定の間隔を保ちうるものであれ
ば、とのような形態のものでも採用することがで
きる。
[考案の効果]
本考案のエアゾール装置では、対象面にスパウ
トの先端を密着させることなく、一定の間隔をあ
けて噴射する操作が容易かつ適切に行うことがで
き、内容物も無駄にすることがない。
トの先端を密着させることなく、一定の間隔をあ
けて噴射する操作が容易かつ適切に行うことがで
き、内容物も無駄にすることがない。
第1図は本考案の一実施例にかかわるキヤツプ
の斜視図、第2図は第1図における−線部分
断面図、第3図は第1図における−線断面
図、第4図は使用状態説明図である。 図面の主要符号、1……エアゾール缶、2……
キヤツプ、3……押しボタン、4……スパウト、
5……角部材。
の斜視図、第2図は第1図における−線部分
断面図、第3図は第1図における−線断面
図、第4図は使用状態説明図である。 図面の主要符号、1……エアゾール缶、2……
キヤツプ、3……押しボタン、4……スパウト、
5……角部材。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 エアゾール缶の首部に嵌着して取りつけられる
リング状の周壁と該周壁の内周縁にヒンジを介し
て連結される上面板とからなる一体成形のキヤツ
プを有し、 前記上面板の上面に押ボタンおよびエアゾール
缶の缶軸方向に延びると共に、泡状に内容物を吐
出するスパウトがそれぞれ上面板と一体に設けら
れており、 前記スパウトの下端部にエアゾール缶のバルブ
ステムと密に嵌合する嵌合部が形成されており スパウトの両側に沿つて、その先端がスパウト
の噴口よりスパウトの延長方向に突出する一対の
棒状の角部材が一体に設けられてなるエアゾール
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985190722U JPH0522294Y2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985190722U JPH0522294Y2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6299362U JPS6299362U (ja) | 1987-06-24 |
JPH0522294Y2 true JPH0522294Y2 (ja) | 1993-06-08 |
Family
ID=31144206
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985190722U Expired - Lifetime JPH0522294Y2 (ja) | 1985-12-11 | 1985-12-11 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0522294Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5927848B2 (ja) * | 1979-07-24 | 1984-07-09 | 井関農機株式会社 | 秤量装置 |
JPS5927847B2 (ja) * | 1979-07-30 | 1984-07-09 | 三国工業株式会社 | 流量計 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5527584Y2 (ja) * | 1971-03-03 | 1980-07-01 | ||
JPS55153160U (ja) * | 1979-04-19 | 1980-11-05 | ||
JPS5927847U (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-21 | 東洋エアゾ−ル工業株式会社 | 起毛体用エアゾ−ル装置 |
JPS5927848U (ja) * | 1982-08-17 | 1984-02-21 | 東洋エアゾ−ル工業株式会社 | 起毛体用エアゾ−ル装置 |
JPS59162969U (ja) * | 1983-04-18 | 1984-10-31 | 株式会社川島鉄工所 | 穀類選別機 |
-
1985
- 1985-12-11 JP JP1985190722U patent/JPH0522294Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5927848B2 (ja) * | 1979-07-24 | 1984-07-09 | 井関農機株式会社 | 秤量装置 |
JPS5927847B2 (ja) * | 1979-07-30 | 1984-07-09 | 三国工業株式会社 | 流量計 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6299362U (ja) | 1987-06-24 |
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