JP2001079089A - スプレーヘッド - Google Patents

スプレーヘッド

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JP2001079089A
JP2001079089A JP25951299A JP25951299A JP2001079089A JP 2001079089 A JP2001079089 A JP 2001079089A JP 25951299 A JP25951299 A JP 25951299A JP 25951299 A JP25951299 A JP 25951299A JP 2001079089 A JP2001079089 A JP 2001079089A
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hollow portion
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JP25951299A
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Hideto Chitose
英仁 千歳
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Top KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】スプレーヘッドの噴出孔が過剰に押圧されて損
傷するのを防止する。 【解決手段】スプレーヘッド1は、噴出孔10を含む壁
8で先端が閉塞され、後端が開口端15である中空部1
6を有する外筒4と、中空部16内に噴出孔10を含む
壁8まで全体が挿入されるインサートピン5と、中空部
16内にインサートピン5との間に間隙41を残して嵌
合される嵌合部38、及び、開口端15に当接する肩部
39を有するアダプタ6とからなる。アダプタ6を通路
43が貫通している。インサートピン5の内部通路29
は小径部24の側面で外部通路36aに連通し、外部通
路36aは小径部24の先端面35に連通している。先
端面35に設けた溝部37は外部通路36a、噴出孔1
0を含む壁8と協同して噴出孔10から薬液を噴霧させ
る。小径部24の先端面35が噴出孔10を含む壁8に
当接するとき、インサートピン5の段部26が中空部1
6の段部19に当接して、インサートピン5の噴出孔9
方向への移動が規制される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、メディカルポンプ
に取り付けられて薬液等を噴霧するスプレーヘッド、特
に、薬液等を鼻孔、耳孔、口、その他の身体の孔の中へ
噴霧するスプレーヘッドに関する。
【0002】
【従来の技術】スプレーヘッドに関して、特開平4−2
27871号公報には、先端が噴出孔を含む壁で閉塞さ
れ、後端が開口する中空部を有する外筒と、中空部内に
噴出口まで届くように挿入される内部部品とからなり、
前記内部部品の後端にポンプ等が接続されるものが記載
されている。噴出口から薬液を排出する場合には、外筒
をポンプ方向に押圧動作するが、このとき、外筒の全て
の作動圧力が内部部品を介してポンプに伝達される。そ
のため、押圧動作をする度に、内部部品の先端面が噴出
口を押圧して、噴出口を損傷させるおそれがある。
【0003】また、特公平6−13053号公報には、
先端が噴出孔を含む壁で閉塞され、後端が開口する中空
部を有する外筒と、該中空部内に全体が挿入される棒状
の内部部品とからなり、該中空部の開口端付近の内面に
凸部が設けられたスプレーヘッドが記載されている。該
開口端に薬液ボトル等を嵌合させたとき、該凸部はそれ
以上の進入を規制する。棒状の内部部品は、前記噴出孔
を含む壁と前記凸部との間に嵌め込まれ、内部部品の先
端面と前記壁とが協同してスプレー室を構成する。しか
し、内部部品を前記中空部に押し込む際に、内部部品の
先端面が噴出孔を含む壁を過剰に押圧して、噴出孔を損
傷させるおそれがある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、前記の不都
合を解決し、噴出孔が過剰に押圧されて損傷することを
防止できるスプレーヘッドを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明は、鼻孔等の身体の穴へ挿入可能な先端部を
有すると共に、噴出孔を含む壁で先端が閉塞され、後端
が開口端として形成された中空部を有する外筒と、前記
中空部内に、前記開口端付近の空間を残して前記噴出孔
を含む壁まで全体が挿入されるインサートピンと、先端
に、前記中空部内に前記インサートピンとの間隙を残し
て嵌合される嵌合部、及び、該嵌合部を前記中空部内に
嵌合したとき前記中空部の開口端に当接する肩部を有
し、後端にメディカルポンプを接続する接続部を有する
アダプタとからなるスプレーヘッドであって、前記外筒
の中空部の先端は内径が縮径された中空小径部に形成さ
れ、前記インサートピンの先端は外径が縮径された小径
部に形成され、前記インサートピンは、前記開口端側の
後端面から内部を伸びて前記小径部の側面へ少なくとも
一箇所以上で開口する内部通路と、前記内部通路の開口
から前記小径部の側面に沿って前記小径部の先端面へ連
通する少なくとも一つ以上の外部通路と、前記小径部の
先端面に設けられ、前記外部通路及び前記噴出孔を含む
壁と協同して前記噴出孔から薬液を噴霧させる溝部とを
有し、前記アダプタは、前記接続部から前記嵌合部の先
端まで内部を貫通する通路を有し、前記インサートピン
の小径部の先端面が前記噴出孔を含む壁に当接すると
き、前記インサートピンの小径部の段部が前記中空小径
部の段部に当接して、前記インサートピンの前記噴出孔
方向への移動が規制されることを特徴とする。
【0006】本発明によれば、前記中空部内に前記イン
サートピン全体を前記噴出孔を含む壁まで挿入した後、
前記中空部内に前記アダプタの嵌合部を嵌合させ、前記
中空部の開口端に前記アダプタの肩部を当接させたと
き、前記インサートピンと前記アダプタの嵌合部との間
に間隙が形成される。従って、インサートピンは、外筒
やアダプタからの作動圧力を直接伝達されて前記噴出孔
を含む壁を押圧することがないので、噴出孔を損傷させ
ることを防止できる。
【0007】本発明によれば、前記インサートピンの小
径部の先端面が前記噴出孔を含む壁に当接するときに、
前記インサートピンの段部が前記中空部の段部に当接し
て、前記インサートピンの前記噴出孔方向への移動が規
制される。従って、前記中空部内に前記インサートピン
を押し込む際に、前記インサートピンの小径部の先端面
を前記噴出孔を含む壁に当接させて、前記先端面の溝部
と前記噴出孔を含む壁とが協同して良好に薬液を噴霧で
きるように両者を位置決めできると共に、前記インサー
トピンが前記噴出孔を含む壁を過剰に押圧して損傷させ
ることを防止できる。
【0008】また、本発明の別の態様は、鼻孔等の身体
の穴へ挿入可能な先端部を有すると共に、噴出孔を含む
壁で先端が閉塞され、後端が開口端として形成された中
空部を有する外筒と、前記中空部内に、前記開口端付近
の空間を残して前記噴出孔を含む壁まで全体が挿入され
るインサートピンと、先端に、前記中空部内に前記イン
サートピンとの間隙を残して嵌合される嵌合部、及び、
該嵌合部を前記中空部内に嵌合したとき前記中空部の開
口端に当接する肩部を有し、後端にメディカルポンプを
接続する接続部を有するアダプタとからなるスプレーヘ
ッドであって、前記外筒の中空部の先端は内径が先端に
向かって次第に縮径された中空テーパ部に形成され、前
記インサートピンの先端は外径が先端に向かって次第に
縮径されたテーパ部に形成され、前記インサートピン
は、前記開口端側の後端面から内部を伸びて前記テーパ
部のテーパ面へ少なくとも一箇所以上で開口する内部通
路と、前記内部通路の開口から前記テーパ面に沿って前
記テーパ部の先端面へ連通する少なくとも一つ以上の外
部通路と、前記テーパ部の先端面に設けられ、前記外部
通路及び前記噴出孔を含む壁と協同して前記噴出孔から
薬液を噴霧させる溝部とを有し、前記アダプタは、前記
接続部から前記嵌合部の先端まで内部を貫通する通路を
有し、前記インサートピンのテーパ部の先端面が前記噴
出孔を含む壁に当接するとき、前記インサートピンのテ
ーパ面が前記中空テーパ部のテーパ面に当接して、前記
インサートピンの前記噴出孔方向への移動が規制される
ことを特徴とする。
【0009】この態様においても、前記インサートピン
のテーパ部の先端面が前記噴出孔を含む壁に当接すると
き、前記インサートピンのテーパ面が前記中空テーパ部
のテーパ面に当接して前記噴出孔方向への移動を規制さ
れるので、本発明の先の態様と同様の作用効果を得られ
る。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明のスプレーヘッドの一の実
施形態について、添付の図面を用いて説明する。図1は
本発明のスプレーヘッドを取り付けたメディカルポンプ
の正面図、図2は本発明の一の実施形態のスプレーヘッ
ドの断面図、図3(b)は図2のA部の詳細図、図3
(a)は図3(b)のb−b線断面図である。
【0011】図1に示すように、スプレーヘッド1は薬
液等を収納した容器3を備えたメディカルポンプ2に取
り付けられる。図2に示すように、本発明のスプレーヘ
ッド1は、外筒4と、インサートピン5と、アダプタ6
との3部材で構成される。
【0012】外筒4は、細長いテーパ形状を有してお
り、外筒4の先端部7を鼻孔等の身体の孔へ挿入可能に
なっている。先端部7は中心部分の壁8がその周囲の壁
9より肉薄に形成されており、該肉薄の壁8に薬液を噴
霧する噴出孔10が形成されている。図3に示すよう
に、噴出孔10は、外筒4の内面側のすり鉢状開口12
と外面側の開口13とを微小な孔14で連通させるよう
に形成されている。
【0013】外筒4の内部には、先端部7に設けた噴出
孔10を含む壁8で先端が閉塞され、後端が開口端15
として形成された中空部16が設けられている。肉薄の
壁8及び肉厚の壁9に囲まれた中空部16の先端は、内
径が縮径された中空小径部17に形成されている。中空
小径部17は、中空小径部17より内径が大きい中空大
径部18との境界に段部19を有している。中空部16
の開口端15は外筒4の後端より突出している。外筒4
と中空部16の中空大径部18との間には空隙20が設
けられている。なお、空隙20を設けずに、外筒4と中
空部16とを一体に形成してもよい。
【0014】外筒4の外側には、外筒4全体を覆うキャ
ップ21がスナップ嵌め等により着脱自在に装着され
る。外筒4の後端には、外向きに伸びるフランジ状のハ
ンドル22が設けられている。ハンドル22の外周付近
には筒状のスカート23が設けられており、該スカート
23は、スプレーヘッド1をメディカルポンプ2に取り
付けた際に両者の接続部分を覆い隠す。
【0015】図2及び図3に示すように、インサートピ
ン5は中空部16内面の形状に対応する外形を有してお
り、インサートピン5全体が中空部16内に開口端15
付近の空間を残して噴出孔10を含む壁8まで挿入され
る。中空部16の内径の縮径された中空小径部17、中
空大径部18、段部19の各形状に対応して、インサー
トピン5の外径の縮径された小径部24、大径部25、
段部26が形成され、インサートピン5が中空部16内
を満たすように嵌合する。インサートピン5の小径部2
4の先端面が噴出孔10を含む壁8に当接するとき、イ
ンサートピン5の段部26が中空部16の段部19に当
接する。
【0016】インサートピン5の大径部25の先端寄り
及び後端の各外周面には、中空部16の内周面に密接す
る凸部27、28がそれぞれ周設されている。各凸部2
7、28は、中空部16内に挿入されたインサートピン
5のガタつき防止及び抜け止めをすると共に、薬液が中
空部16とインサートピン5との間に回り込むのを防止
する。
【0017】インサートピン5の内部には内部通路29
が形成され、内部通路29は、大径部25の後端面30
に開口31を有し、大径部25から小径部24の一部ま
での内部を真っ直ぐ伸びて、小径部24の側面32に3
つの開口33a、33b、33cを有している。3つの
開口33a、33b、33cは、小径部24の側面32
に略等間隔に形成されている。小径部24の側面32に
は、内部通路29の3つの開口33a、33b、33c
から小径部24の先端面35へそれぞれ連通する溝状の
3つの外部通路36a、36b、36cが形成されてい
る。
【0018】インサートピン5の小径部24の先端面3
5には、外周において3つの外部通路36a、36b、
36cに連通し、各外部通路36a、36b、36cか
ら先端面35の中心Oよりややずらした方向へ伸びる風
車状の溝部37が形成されている。溝部37は、外部通
路36a、36b、36c及び前記の噴出孔10を含む
壁8と協同して、薬液を噴出孔10から噴霧させる。
【0019】アダプタ6の先端には、中空部16内に嵌
合される嵌合部38と、中空部16の開口端15に当接
する肩部39とが設けられている。中空部16内に噴出
孔10を含む壁8まで届くようにインサートピン5を挿
入した状態で、中空部16内に嵌合部38を嵌合させ、
中空部16の開口端15に肩部39を当接させたとき、
インサートピン5の後端面30と嵌合部38の先端面4
0との間には間隙41が形成される。嵌合部38は中空
部16内面に密接して、抜け止めされると共に、薬液が
中空部16と嵌合部38との間に流れ込むのを防止す
る。
【0020】アダプタ6の後端には、メディカルポンプ
2のステムなどを接続するための凹状の接続部42が設
けられている。アダプタ6の内部には、凹状の接続部4
2の底から嵌合部38の先端まで貫通する通路43が設
けられている。
【0021】インサートピン5の内部通路29の断面積
は、インサートピン5の小径部24の断面積よりも僅か
に小さい程度に形成されている。また、インサートピン
5の内部通路29の断面積は、アダプタ6の通路43の
断面積より少し大きい。そのため、メディカルポンプ2
からアダプタ6の通路43を介して供給される薬液は、
インサートピン5の内部通路29により噴出孔10の近
くまで速やかに送られる。これに対して、インサートピ
ン5の外部通路36の断面積は、内部通路29及びアダ
プタ6の通路43より充分小さく形成されている。薬液
は、外部通路36により噴出孔10近くで急激に圧縮さ
れて、縮径された小径部24の先端面35に設けた溝部
37及び噴出孔10を含む壁8により強い渦巻き状の流
れを形成され、噴出孔10から微小な粒子として放射状
に噴霧される。
【0022】次に、本実施形態のスプレーヘッドの作動
を説明する。
【0023】スプレーヘッド1を組み立てる場合は、ま
ず、外筒4の中空部16内に、インサートピン5全体を
噴出孔10を含む壁8まで挿入する。インサートピン5
の小径部24の先端面35を噴出孔10を含む壁8に当
接させて、薬液を良好に噴霧させるために協同する先端
面35と噴出孔10を含む壁8とを位置決めする。先端
面35が噴出孔10を含む壁8に当接するとき、インサ
ートピン5の段部26が中空部16の段部19に当接す
る。これにより、インサートピン5は噴出孔10方向へ
の移動が規制され、インサートピン5が噴出孔10を含
む壁8を過剰に押圧して損傷させることを防止できる。
インサートピン5の凸部27、28により、インサート
ピン5は中空部16から抜け止めされる。
【0024】中空部16内にインサートピン5全体を噴
出孔10を含む壁8まで挿入した後、中空部16内にア
ダプタ6の嵌合部38を嵌合させ、中空部16の開口端
15にアダプタ6の肩部39を当接させる。このとき、
インサートピン5の後端面30とアダプタ6の嵌合部3
8の先端面40との間に空隙41が形成され、両者が当
接しない。従って、インサートピン5には外筒4やアダ
プタ6からの作動圧力を直接伝達されて噴出孔10を含
む壁8を押圧することがないので、噴出孔10やインサ
ートピン5の先端面35の溝部37を損傷させることを
防止できる。
【0025】図1のように、外筒4、インサートピン
5、アダプタ6を前記のように組み立てたスプレーヘッ
ド1は、アダプタ6の接続部42にメディカルポンプ2
のステム等を接続して、薬液容器3を備えたメディカル
ポンプ2に取り付けられる。
【0026】薬液を噴霧させるときは、キャップ21を
外筒4から取り外す。外筒4のハンドル22をメディカ
ルポンプ2方向に押す毎に、押し動作が中空部16の開
口端15からアダプタ6を介してメディカルポンプ2に
ポンプストロークを行わせ、薬液容器3の薬液をアダプ
タ6に供給する。薬液は、アダプタ6の通路43、イン
サートピン5の内部通路29を通り、外部通路36によ
り噴出孔10近くで急激に圧縮され、溝部37及び噴出
孔10を含む壁8の協同により強い渦巻き状の流れを形
成され、噴出孔10から微小な粒子として放射状に噴霧
される。
【0027】外筒4の押し動作の際、中空部16内に抜
け止めされたインサートピン5の後端面30と、アダプ
タ6の嵌合部38の先端面40との間に間隙41が形成
され、両者は当接しない。従って、インサートピン5
は、外筒4やアダプタ6からの作動圧力を直接伝達され
て噴出孔10を含む壁8を押圧することがないので、噴
出孔10を損傷させることを防止できる。
【0028】次に、図4、図5を用いて、本発明のスプ
レーヘッドの他の実施形態を説明する。図4は本発明の
他の実施形態のスプレーヘッドの断面図、図5(b)は
図4のA部の詳細図、図5(a)は図5(b)のb−b
線断面図である。この実施形態のスプレーヘッド50
は、先の実施形態のスプレーヘッド1に比べて、外筒4
及びインサートピン5の各先端部付近の構成のみが相違
し、他の構成は同じである。スプレーヘッド50の各構
成のうち、スプレーヘッド1と同じ構成は同じ符号を使
用すると共にその説明を省略する。
【0029】図4又は図5に示すように、外筒4の中空
部16の先端は、内径が先端に向かって次第に縮径され
た中空テーパ部51に形成され、側面にテーパ面52が
形成されている。これに対応して、インサートピン5の
先端は、外径が先端に向かって次第に縮径されたテーパ
部53に形成され、側面にテーパ面54が形成されてい
る。インサートピン5のテーパ部53の先端面55が噴
出孔10を含む壁8に当接するとき、中空テーパ部51
のテーパ面52がインサートピン5のテーパ面54に当
接する。内部通路56は、テーパ面54に3つの開口5
7a、57b、57cを有している。テーパ面54に
は、内部通路56の3つの各開口57a、57b、57
cから先端面55へ伸びる3つの外部通路58a、58
b、58cが形成されている。図5(b)に示すよう
に、インサートピン5のテーパ部53の先端面55及び
溝部37は、図2、図3のスプレーヘッド1と同じであ
る。
【0030】このスプレーヘッド50も、インサートピ
ン5のテーパ部53の先端面55が噴出孔10を含む壁
8に当接するとき、中空テーパ部51のテーパ面52が
インサートピン5のテーパ面54に当接して、インサー
トピン5の噴出孔10方向への移動を規制する。従っ
て、インサートピン5が噴出孔を含む壁8を過剰に押圧
して損傷させることを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のスプレーヘッドを取り付けたメディカ
ルポンプの正面図。
【図2】本発明の一の実施形態のスプレーヘッドの断面
図。
【図3】図3(b)は図2のA部の詳細図、図3(a)
は図3(b)のb−b線断面図。
【図4】本発明の他の実施形態のスプレーヘッドの断面
図。
【図5】図5(b)は図4のA部の詳細図、図5(a)
は図5(b)のb−b線断面図。
【符号の説明】
1・・スプレーヘッド、 2・・メディカルポンプ、
4・・外筒、 5・・インサートピン、 6・・アダプ
タ、 7・・外筒4の先端部、 8・・壁、10・・噴
出孔、 15・・開口端、 16・・中空部、 17・
・中空小径部、 19・・中空部16の段部、 24・
・小径部、 26・・インサートピン5の段部、 29
・・内部通路、 32・・小径部の側面、 33(33
a、33b、33c)・・開口、 35・・小径部の先
端面、 36(36a、36b、36c)・・外部通
路、 37・・溝部、 38・・嵌合部、 39・・肩
部、 41・・間隙、 42・・接続部、 43・・通

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】鼻孔等の身体の穴へ挿入可能な先端部を有
    すると共に、噴出孔を含む壁で先端が閉塞され、後端が
    開口端として形成された中空部を有する外筒と、前記中
    空部内に、前記開口端付近の空間を残して前記噴出孔を
    含む壁まで全体が挿入されるインサートピンと、先端
    に、前記中空部内に前記インサートピンとの間隙を残し
    て嵌合される嵌合部、及び、該嵌合部を前記中空部内に
    嵌合したとき前記中空部の開口端に当接する肩部を有
    し、後端にメディカルポンプを接続する接続部を有する
    アダプタとからなるスプレーヘッドであって、 前記外筒の中空部の先端は内径が縮径された中空小径部
    に形成され、 前記インサートピンの先端は外径が縮径された小径部に
    形成され、 前記インサートピンは、前記開口端側の後端面から内部
    を伸びて前記小径部の側面へ少なくとも一箇所以上で開
    口する内部通路と、前記内部通路の開口から前記小径部
    の側面に沿って前記小径部の先端面へ連通する少なくと
    も一つ以上の外部通路と、前記小径部の先端面に設けら
    れ、前記外部通路及び前記噴出孔を含む壁と協同して前
    記噴出孔から薬液を噴霧させる溝部とを有し、 前記アダプタは、前記接続部から前記嵌合部の先端まで
    内部を貫通する通路を有し、 前記インサートピンの小径部の先端面が前記噴出孔を含
    む壁に当接するとき、前記インサートピンの小径部の段
    部が前記中空小径部の段部に当接して、前記インサート
    ピンの前記噴出孔方向への移動が規制されることを特徴
    とするスプレーヘッド。
  2. 【請求項2】鼻孔等の身体の穴へ挿入可能な先端部を有
    すると共に、噴出孔を含む壁で先端が閉塞され、後端が
    開口端として形成された中空部を有する外筒と、前記中
    空部内に、前記開口端付近の空間を残して前記噴出孔を
    含む壁まで全体が挿入されるインサートピンと、先端
    に、前記中空部内に前記インサートピンとの間隙を残し
    て嵌合される嵌合部、及び、該嵌合部を前記中空部内に
    嵌合したとき前記中空部の開口端に当接する肩部を有
    し、後端にメディカルポンプを接続する接続部を有する
    アダプタとからなるスプレーヘッドであって、 前記外筒の中空部の先端は内径が先端に向かって次第に
    縮径された中空テーパ部に形成され、 前記インサートピンの先端は外径が先端に向かって次第
    に縮径されたテーパ部に形成され、 前記インサートピンは、前記開口端側の後端面から内部
    を伸びて前記テーパ部のテーパ面へ少なくとも一箇所以
    上で開口する内部通路と、前記内部通路の開口から前記
    テーパ面に沿って前記テーパ部の先端面へ連通する少な
    くとも一つ以上の外部通路と、前記テーパ部の先端面に
    設けられ、前記外部通路及び前記噴出孔を含む壁と協同
    して前記噴出孔から薬液を噴霧させる溝部とを有し、 前記アダプタは、前記接続部から前記嵌合部の先端まで
    内部を貫通する通路を有し、 前記インサートピンのテーパ部の先端面が前記噴出孔を
    含む壁に当接するとき、前記インサートピンのテーパ面
    が前記中空テーパ部のテーパ面に当接して、前記インサ
    ートピンの前記噴出孔方向への移動が規制されることを
    特徴とするスプレーヘッド。
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