JP7002208B2 - 噴霧装置 - Google Patents
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Description
例えば下記特許文献1に記載の噴霧装置(以後、第1噴霧装置と称する)は、液体が収容された液体容器と、気体が充填されたボンベを収容するケース本体とが一体的に取り扱われるものである。液体容器とケース本体とは、ケース本体の凹部(結合部)に液体容器の凸部(接続部)が隙間なく嵌合され、または、液体容器の凹部(接続孔)にケース本体の凸部(導管)が隙間なく嵌合されることで結合される。液体容器及びケース本体の凸部と凹部とが嵌合することにより、ケース本体の気体流路と液体容器のノズルとが連通される。ケース本体には、気体を噴出させる操作を行う操作部材が設けられている。ケース本体を把持して操作部材を押し下げることにより、ボンベ内の圧縮空気がノズルから噴出する。しかしながら、操作部材とケース本体とが一体化している構成では、操作時にケース本体を把持しなければならないため、取り扱いが容易ではないという問題がある。
本発明の噴霧装置は、前記ハンドル部及び前記ノズル保持部が、前記ハンドル部の着脱方向に対して同じ向きに傾斜するハンドル側傾斜部及びノズル側傾斜部を有し、前記ハンドル部が前記ノズル保持部に取り付けられている状態において、前記ハンドル側傾斜部と前記ノズル側傾斜部とが前記着脱方向に近接または当接して配されるものとしてもよい。このような構成によれば、ハンドル側傾斜部とノズル側傾斜部とが沿う向きでのみ、ハンドル部をノズル保持部に取り付けることができるから、ハンドル部の取り付け向きを間違えることを防ぐことができる。
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1~図14を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における噴霧器10は、液体(例えば、ローション状またはジェル状の化粧料)とともに気体を噴霧させるものであり、気体を噴出するガスノズル12及び液体を噴出する液体ノズル11を所定の位置関係で保持するノズル保持部13と、気体を噴出させる操作を行うハンドル部60と、を備えている。ハンドル部60は、ノズル保持部13に対し着脱自在とされている。噴霧器10は、気体が充填されたボンベBを収容するケース本体80に、チューブTを介して接続されている。ボンベBには、炭酸ガスが液化状態で充填されている。チューブTは、ボンベBとガスノズル12とを繋ぐ気体通路の一部を構成している。
ガスノズル保持部46は、ガスノズル12が水平姿勢で貫通されるガスノズル貫通孔47を有している。ガスノズル貫通孔47は、中心軸線が水平に延びる円形状の穴である。ガスノズル貫通孔47は、ガスノズル先端部35が貫通するガスノズル貫通部48と、ガスノズル本体部36の前端部(鍔部37)が嵌め込まれるガスノズル嵌合部49とを有している。
ハンドル部60及びノズル保持部13は、ハンドル部60の着脱方向に対して同じ向きに傾斜するハンドル側傾斜部64及びノズル側傾斜部59を有している。
まず、液体容器14からハンドル部60を取り外す。ハンドル部60を離脱方向(図12では右方向)に引っ張ると、板バネ75を弾性撓みさせて連結凸部74が乗り越え部41を乗り越え、連結凹部38から離脱して係止状態が解除される。そして、ハンドル部60が取り外される。
本実施例の噴霧器10は、液体とともに気体を噴霧させる噴霧器10と、気体が充填されたボンベBを収容するケース本体80とがチューブTで接続された噴霧装置Mであり、噴霧器10は、気体を噴出するガスノズル12と、液体を噴出する液体ノズル11と、ガスノズル12と液体ノズル11とを所定の位置関係で保持するノズル保持部13と、チューブTを介してケース本体80に接続されるとともに気体を噴出させる操作を行うハンドル部60と、を備え、ハンドル部60が、ガスノズル12に接続されて気体の通路の一部を構成する中継管61を有し、ノズル保持部13に対して着脱自在とされ、ガスノズル12及び中継管61が、ハンドル部60の取り付けによって接続され、取り外しによって離脱される接続構造を備えている。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、ノズル側傾斜部59が保護壁57の後縁部に設けられ、ハンドル側傾斜部64がハンドル部60の前縁部に設けられているが、これに限らず、ノズル側傾斜部またはハンドル側傾斜部を、別の部位に設けても良く、例えばノズル保持部またはハンドル部の前後方向中間部に、側方に突出する部位を設け、その突出部位に傾斜部を設ける等しても良い。
(2)上記実施例では、ノズル側傾斜部59及びハンドル側傾斜部64が、前端から後方に向かって次第に下がるように傾斜しているが、これに限らず、ノズル側傾斜部及びハンドル側傾斜部の傾斜は、逆向き(前端から後方に向かって次第に上る傾斜)にしてもよい。
(3)上記実施例では、ガスノズル12と中継管61との接続構造を具体的に例示したが、これに限らず、ガスノズルと中継管との接続構造は、他の接続構造に変更しても良い。
(4)上記実施例では、ガスノズル12側に連結凹部38が設けられ、中継管61側に連結凸部74が設けられているが、これに限らず、ガスノズル側に連結凸部、中継管側に連結凹部を設けてもよい。
(5)上記実施例では、連結凸部としてボールを例示したが、これに限らず、連結凸部として他の部材を使用してもよい。
M…噴霧装置
T…チューブ
10…噴霧器
11…液体ノズル
12…ガスノズル
13…ノズル保持部
59…ノズル側傾斜部
60…ハンドル部
61…中継管
64…ハンドル側傾斜部
71…ノズル接続部
80…ケース本体
Claims (2)
- 液体とともに気体を噴霧させる噴霧器と、前記気体が充填されたボンベを収容するケース本体とがチューブで接続された噴霧装置であり、
前記噴霧器は、前記気体を噴出するガスノズルと、前記液体を噴出する液体ノズルと、前記ガスノズルと前記液体ノズルとを所定の位置関係で保持するノズル保持部と、前記チューブを介して前記ケース本体に接続されるとともに前記気体を噴出させる操作を行うハンドル部と、を備え、
前記ハンドル部が、前記ガスノズルに接続されて前記気体の通路の一部を構成する中継管を有し、前記ノズル保持部に対して着脱自在とされ、
前記ガスノズル及び前記中継管が、前記ハンドル部の取り付けによって接続され、取り外しによって離脱される接続構造を備え、
前記ハンドル部及び前記ノズル保持部が、前記ハンドル部の着脱方向に対して同じ向きに傾斜するハンドル側傾斜部及びノズル側傾斜部を有し、
前記ハンドル部が前記ノズル保持部に取り付けられている状態において、前記ハンドル側傾斜部と前記ノズル側傾斜部とが前記着脱方向に近接または当接して配される噴霧装置。 - 前記中継管が、前記ガスノズルに接続されるノズル接続部を有し、
前記ノズル接続部の少なくとも一部が、前記ハンドル部のうち前記ノズル保持部に対する取り付け方向前側の縁部から突出している請求項1に記載の噴霧装置。
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