JP2003088781A - 塗装スプレー装置 - Google Patents

塗装スプレー装置

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JP2003088781A JP2001282262A JP2001282262A JP2003088781A JP 2003088781 A JP2003088781 A JP 2003088781A JP 2001282262 A JP2001282262 A JP 2001282262A JP 2001282262 A JP2001282262 A JP 2001282262A JP 2003088781 A JP2003088781 A JP 2003088781A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塗装スプレー装置の流体スプレーから吹き出
す流体の流量を、簡単な構造で調整できるようにする。
塗料色を代えて塗装スプレー装置を使用する場合に、キ
ャップや吸い上げノズルの洗浄回数を減らしたり省略で
きるようにする。 【解決手段】 流体スプレー3を、キャップ6の上面に
スライド可能に取り付ける。塗料カートリッジ2を流体
スプレー3の下部に吊り下げる。流体スプレー3の流体
通路20aと、流体噴き出しノズル15の流体噴出孔2
1とを同一軸線上に配設する。流体通路20aの中心軸
上に、流量調整ロッド16のニードル16dを移動可能
に設ける。流体噴出孔21の後端内周とニードル16d
の先端外周とにそれぞれテーパ面21a,16eを設
け、その間に間隙Cを設定する。ニードル16dの移動
により、間隙Cを拡縮する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、塗料カートリッジ
内に収容される塗料を流体スプレーから噴出するエアや
ガス等の流体を用いて噴射する塗装スプレー装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ホビー等の塗装や簡単なエアブラシ等に
用いる塗装スプレー装置として、市販の塗料入り容器を
塗料カートリッジとして流用するものが知られている。
【0003】この塗装スプレー装置は、10〜20ML
程度の塗料を収容した容器本体の上部開口にキャップを
被着した市販の容器入り塗料を塗料カートリッジとし、
一方流体スプレーをペンシル型に形成して、その下部に
塗料カートリッジと同一形状の交換キャップを一体形成
しており、塗装スプレー装置として使用する際には、流
体スプレーの交換キャップに塗料カートリッジの容器本
体を取り付け、さらに、流体スプレーにエアコンプレッ
サやガスボンベ等の流体供給源を接続する。
【0004】流体スプレーの先端側には流体噴き出しノ
ズルが、また交換キャップの上面には吸い上げノズルが
それぞれ設けてあり、これら流体噴き出しノズルと吸い
上げノズルの先端同士を交差方向に近接配置して、容器
本体内の塗料を流体噴き出しノズルから吹き出す流体の
吸引作用で吸い上げノズルの先端に吸い上げて噴射する
ようにしている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このような構成にあっ
ては、塗装パターンを変更する場合に、流体スプレーか
ら吹き出す流体の流量を調整する必要があるが、従来の
流量調整は、流体スプレーの内部に複雑な構造を持たせ
ているため、製作工数や部品点数が増大し、高コスト化
を招くものであった。
【0006】また、塗料色を変えて塗装作業を継続する
場合には、交換キャップの内側を洗浄する必要がある
が、この交換キャップは前述の通り流体スプレーと一体
となっているため、交換キャップ内側の洗浄を困難なも
のにしており、しかも交換キャップの洗浄中に塗料が流
体スプレーへ流れるため、流体スプレーの洗浄をも必要
としていた。
【0007】さらに、交換キャップに付設される吸い上
げノズルは、流体の吸引作用で塗料が瞬時に通過するた
めに、単品では本来洗浄を殆ど要しないものであるが、
吸い上げノズルの下側に、ノズル高さ調整具と、容器本
体の底部に至る吸い上げパイプとが連続するユニットと
なっているため、塗料色を変えて塗装作業を継続する場
合には、ユニット全体を洗浄しなければならなかった。
【0008】本発明は、このような実情を背景にしてな
されたもので、その目的とするところは、流体スプレー
から吹き出す流体の流量を極めて簡単な構造で調整でき
るようにし、さらに塗料色を代えて使用する場合にも、
キャップや吸い上げノズルの洗浄回数を減らしたり省略
することのできる塗装スプレー装置を安価に提供するこ
とを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の塗装スプレー装
置は、塗料を収容した容器本体の上部開口にキャップを
被着した塗料カートリッジを流体スプレーの下部に吊持
し、該流体スプレー内部の流体通路と、この流体スプレ
ーの前部に連続する流体噴き出しノズル内部の流体噴出
孔とを同一軸線上に配設し、前記流体噴き出しノズル先
端と、前記キャップの上面に突出する吸い上げノズルの
先端とを交差方向に近接して設け、該流体噴き出しノズ
ルの先端から吹き出す流体の吸引作用によって、前記吸
い上げノズルを通して吸い上げた塗料を噴射する塗装ス
プレー装置であって、前記流体通路の中心軸上にニード
ルを移動可能に配設し、該ニードルの先端と前記流体噴
出孔の後端との間隙を変更することにより、前記流体噴
き出しノズルから吹き出す流体の流量を調整可能となす
とともに、前記流体噴出孔の後端内周と前記ニードルの
先端外周とにそれぞれテーパ面を設けたことを特徴とし
ている。
【0010】本発明の塗装スプレー装置に用いる流体ス
プレーは、前記キャップの上面にスライド可能に取り付
けすることが好ましい。さらに、本発明の塗装スプレー
装置に用いる塗装ノズルを、キャップの上面に着脱可能
に設けてもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の形態例に基
づいて説明する。図中、図1は塗装スプレー装置の要部
断面正面図、図2は図1の要部拡大図、図3は塗装スプ
レー装置の正面図、図4は塗装スプレー装置の分解斜視
図である。
【0012】塗装スプレー装置1は、塗料カートリッジ
2と、該塗料カートリッジ2にスライド可能に組み合わ
せされる流体スプレー3とを備えており、流体スプレー
3には、別途のエアコンプレッサやガスボンベ等の流体
供給源(図示せず)につながるホース4が接続されてい
る。
【0013】塗料カートリッジ2は、塗料を収容した容
器本体5の上部開口に、合成樹脂製のキャップ6を被着
して構成されており、キャップ6の上面にはスプレー取
り付けガイド7が設けられ、その一側部には吸い上げノ
ズル8とノズル高さ調整具9とが上下同軸上に突設され
ている。
【0014】ここで、容器本体5には、例えば10〜2
0ML程度の塗料を収容した市販品をそのまま流用する
が、上面にスプレー取り付けガイド7等の構造を持つキ
ャップ6は、容器本体5に付属のキャップと交換して用
いるか、あるいは容器本体5に予めキャップ6を組み合
わせして市販する場合には、これをそのまま使用するも
のとする。
【0015】流体スプレー3は、スプレー本体10の外
部を左右分割型のケーシング11で被覆して作業者に握
りやすいペンシル型としており、ケーシング11の前部
下側に垂設したブラケット11aをキャップ6のスプレ
ー取り付けガイド7に装着することにより、塗料カート
リッジ2と一体に組付けされる。
【0016】スプレー取り付けガイド7は、逆T字形の
ガイド片6a,6aをキャップ6の上面に所定間隙をお
いて対向配置したもので、一端をキャップ6の外周縁に
開口し、キャップ内周側の他端を隆条部6bの側壁にて
閉塞している。隆条部6bにはボス部6cが突設されて
おり、該ボス部6cにキャップ6の上下へ貫通して設け
られた挿通孔12に、ノズル高さ調整具9が連結ノズル
9aを装着して着脱可能に取り付けされる。
【0017】吸い上げノズル8は、中間部よりもやや下
側に設けたつまみ用のダイヤル8aから上側を、ノズル
高さ調整具9の連結ノズル9aよりも小径に絞り、また
ダイヤル8aから下側部分を大径部8bとなして、この
大径部8bを連結ノズル9aの上部に外挿することによ
り、ノズル高さ調整具9にワンタッチで抜き差し可能に
装着される。
【0018】ノズル高さ調整具9は、連結ノズル9aの
中間部上下に操作ダイヤル9bとおねじ9cとが連設さ
れ、該おねじ9cを挿通孔12の開口に螺着することに
より、吸い上げノズル8とノズル高さ調整具9とがキャ
ップ6の上面に突設されるとともに、挿通孔12からキ
ャップ6の内側に突出する連結ノズル9aの下端に吸い
上げパイプ13が接続される。
【0019】このようにして取付けされた吸い上げノズ
ル8とノズル高さ調整具9は、操作ダイヤル9bを回転
することによってキャップ6に対する高さ調整が可能
で、吸い上げノズル8の上端8cを後述する流体スプレ
ー3の流体噴き出しノズル15の先端15aと好適に位
置合わせできるようにしている。
【0020】前記スプレー本体10は、中間部を交差す
るホルダ10aに操作ボタン14を配置し、先端側に先
細りの流体噴き出しノズル15を備えるとともに、流量
調整ロッド16に付設の操作ダイヤル16aを後端部に
突出させている。ホルダ10aの下部には小径のホース
接続管10bが垂設されており、該接続管10bに前述
のホース4が接続されている。
【0021】操作ボタン14は、ホルダ10a内に挿通
されるロッド14aと、ホルダ10aから上方へ突出す
るロッド14aの上端に連続する大径の操作板14bと
からなっており、ロッド14aにはスプレー本体10内
の流体通路20aよりも上下方向に長い長孔14cが穿
設されている。ロッド14aの下端とホルダ10aの底
部との間には、戻しばね17が縮設されていて、操作ボ
タン14bを上方へ弾発しており、この状態において、
ロッド14a側の弾性弁体18がホルダ10aの弁座1
9に着座し、スプレー本体10内部の流体通路20aと
ホルダ10a内部の流体通路20bの連通を遮断してい
る。
【0022】流体噴き出しノズル15は、後端を流体通
路20aの前端に螺合してスプレー本体10の前部に取
り付けされている。流体噴き出しノズル15の内部に
は、流体通路20aよりも小径の流体噴出孔21が貫通
形成されており、流体通路20aに導入されたエアや液
体等の流体の流速をこの流体噴出孔21で早めて、流体
噴き出しノズル15の先端15aから噴出するようにな
っている。
【0023】流量調整ロッド16は、前述の操作ダイヤ
ル16aと、該操作ダイヤル16aの一側面から中心線
上を突出するおねじ16b,中径ロッド16c及びニー
ドル16dとからなっている。ニードル16dと中径ロ
ッド16cとは流体通路20aの中心軸上に挿通され、
おねじ16bを流体通路20aの後端に螺合することに
より、流量調整ロッド16がスプレー本体10に取り付
けされる。
【0024】ニードル16dは、操作ボタン14の長孔
14cを貫通して流体通路20aの前部側に配設され、
その先端を流体噴出孔21の後端に臨ませている。ニー
ドル16dの先端外周と流体噴出孔21の後端内周に
は、同一傾斜のテーパ面16e,21aが周設されてお
り、両テーパ面16e,21aの間に間隙Cが設定され
る。
【0025】この間隙Cは、操作ダイヤル16aを回転
して、ニードル16dを流体噴出孔21方向へ前進した
場合には狭まって、流体通路20aから流体噴出孔21
への流体流量を減少し、また操作ダイヤル16aを回転
して、ニードル16dを流体噴出孔21と反対方向へ後
退した場合には拡がって、流体通路20aから流体噴出
孔21への流体流量を増加させるようになっている。
【0026】操作ボタン14の操作板14bと、流体噴
き出しノズル15の前部側と、流量調整ロッド16の操
作ダイヤル16aは、スプレー本体10の外部をケーシ
ング11で覆った際に、該ケーシング11の前部または
上方または溝11bに露出して配置され、それぞれの作
用や操作が個々に行えるようにしている。
【0027】ケーシング11に垂設されるブラケット1
1aは、下端に取り付け板11cを備えており、塗料カ
ートリッジ2と流体スプレー3とは、取り付け板11c
両側部の段部11d,11dをスプレー取り付けガイド
7の開口端側からガイド片6a,6aに差し込み、キャ
ップ6の上面に取り付け板11cをスライドさせて、該
取り付け板11cの先端面を隆条部6bの側壁に当接さ
せることにより、取り付け板11cの差し込み量を規制
して一体に組み付けされる。
【0028】この連結により、流体噴き出しノズル15
の先端15aと、吸い上げノズル8の先端8cとが直交
方向に近接配置され、さらに、操作ダイヤル9bを回転
して、吸い上げノズル8とノズル高さ調整具9とを一体
に上昇または下降させることにより、先端15a,8c
を塗料が噴出するのに好ましい状態に位置合わせする。
なお、吸い上げノズル8は、ノズル高さ調整具9の上部
に抜き差し可能に設けられるが、先端を吸い上げノズル
8の上方に近接して配設される流体噴き出しノズル15
が吸い上げノズル8の抜けを防止する。
【0029】本形態例は、以上のように構成されてお
り、図1及び図2に示す非作動状態にあっては、弾性弁
体18が弁座19に着座していて、スプレー本体10と
ホルダ10aの流体通路20a,20bの連通を遮断し
ており、流体供給源から流体通路20a内への流体の流
入が停止している。
【0030】また、操作ボタン14の操作板14bを押
し下げると、操作ボタン14の全体が下降して弾性弁体
18が弁座19から離間し、スプレー本体10とホルダ
10aの流体通路20a,20bとが連通して、流体供
給源からの流体がスプレー本体10の流体通路20aへ
流入する。流体通路20aへ流入した流体は、ニードル
16dの先端及び流体噴出孔21の後端に設定したテー
パ面16e,21aの間隙Cを通って流体噴出孔21に
入り、流体噴き出しノズル15の先端15aから噴出す
る。
【0031】吸い上げノズル8の先端8cには、流体噴
き出しノズル15から吹き出す流体の吸引力が作用し、
容器本体5に収容した塗料を吸い上げパイプ13とノズ
ル高さ調整具9の連結ノズル9aを通して吸い上げ、先
端8cより噴出させて行く。流体通路20aと流体噴出
孔21との間に設定された間隙Cは、同一のテーパ面1
6e,21aによって成形されるため、塗装パターンに
好ましい流量の流体を流通させる。
【0032】塗装パターンを別のものに変更する場合に
は、塗料カートリッジ2と流体スプレー3との組み合わ
せ関係を一旦解き、吸い上げノズル8の上方を解放して
から吸い上げノズル8を別の口径のものに差し替えて行
う。さらに、この吸い上げノズル8の交換に伴って、流
体スプレー3内の間隙Cを拡縮して流体の噴出流量を調
整する。
【0033】本形態例はこのように、流体噴出孔21に
続く流体通路20aの中心軸上に流量調整ロッド16の
ニードル16dを移動可能に配設し、該ニードル16d
の先端外周に設けたテーパ面16eと、流体噴出孔21
の後端内周に設けたテーパ面21aとで間隙Cを設定し
た簡単な構造で、流体噴き出しノズル15から吹き出す
流体の流量を調整することができる。
【0034】また、流量調整ロッド16を用いた間隙C
の拡縮調整は、内外に位置するテーパ面16e,21a
を流体通路20aと流体噴出孔21の中心軸方向へ相対
移動させて行うため、流量調整ロッド16の移動量の割
に間隙Cの変化は少ない。したがって、間隙Cにテーパ
面16e,21aを用いたことにより、間隙Cの微細な
拡縮調整が可能で、塗装パターンに即した流体を好適に
流通させることができる。
【0035】塗料色を変えて塗装スプレー装置1を用い
るにあたり、塗料カートリッジ2が容器本体5とキャッ
プ6とを予め組み合わせした市販品である場合には、キ
ャップ6の洗浄は要しない。また、キャップ6が市販の
塗料カートリッジ2とは別の交換部品であっても、流体
スプレー3が、キャップ6の上面にスライド可能に取り
付けされているので、キャップ6を流体スプレー3と容
器本体5から取り外して簡便に洗浄することができる。
【0036】さらに吸い上げノズル8は、ノズル高さ調
整具9の上部に抜き差し可能に取り付けされているた
め、単品として取り扱うことができ、口径の異なるもの
と交換はワンタッチで簡便に行える。さらに、塗料色を
変える場合に吸い上げノズル8の洗浄は殆ど必要としな
いが、洗浄を必要とする場合にも短時間で簡単に済ませ
ることができる。
【0037】なお、上述の形態例では、流体スプレーを
スプレー本体とケーシングとで構成したが、ケーシング
は省略してスプレー本体自体を流体スプレーとすること
もできる。この場合に、キャップ接続用のブラケットは
スプレー本体に直接設けるか、別体の着脱式としてもよ
い。また、ニードルと流体噴出孔のテーパ面の長さをよ
り長くすることにより、一層細かな流体流量の調整が可
能となる。
【0038】
【発明の効果】本発明の塗装スプレー装置によれば、極
めて簡単な構造で、塗装パターンに好適な流体流量を簡
便に調整することができ、さらに製作工数や部品点数を
大幅に削減できるので製作性に優れるばかりか、メンテ
ナンス性と経済性並び信頼性にも優れる。
【0039】また、塗料カートリッジのキャップに洗浄
が必要な場合には、キャップを流体スプレーから取り外
してこれを簡便に行うことができる。さらに吸い上げノ
ズルは、キャップの上部に取り外し可能に設けられてい
るため、塗装パターンの変更等で口径の異なるものとの
交換を簡便に行うことができる。さらに、塗料色を変え
る場合に、吸い上げノズルの洗浄は殆ど要しないが、洗
浄をするとしても短時間で簡単に済ませることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一形態例を示す塗装スプレー装置の
要部断面正面図
【図2】 図1の要部拡大図
【図3】 本発明の一形態例を示す塗装スプレー装置の
正面図
【図4】 塗装スプレー装置の分解斜視図
【符号の説明】
1…塗装スプレー装置、2…塗料カートリッジ、3…流
体スプレー、4…流体供給源につながるホース、5…容
器本体、6…キャップ、6a…ガイド片、7…スプレー
取り付けガイド、8…吸い上げノズル、9…ノズル高さ
調整具、9a…連結ノズル、9b…操作ダイヤル、10
…スプレー本体、10a…ホルダ、10b…ホース接続
管、11…ケーシング、11a…ブラケット、11c…
取り付け板、12…挿通孔、13…吸い上げパイプ、1
4…操作ボタン、15…流体噴き出しノズル、15a…
先端、16…流量調整ロッド、16a…操作ダイヤル、
16b…おねじ、16c…中径ロッド、16d…ニード
ル、16e…テーパ面、17…戻しばね、20a,20
b…流体通路、21…流体噴出孔、21a…テーパ面、
C…間隙

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 塗料を収容した容器本体の上部開口にキ
    ャップを被着した塗料カートリッジを流体スプレーの下
    部に吊持し、該流体スプレー内部の流体通路と、この流
    体スプレーの前部に連続する流体噴き出しノズル内部の
    流体噴出孔とを同一軸線上に配設し、前記流体噴き出し
    ノズル先端と、前記キャップの上面に突出する吸い上げ
    ノズルの先端とを交差方向に近接して設け、該流体噴き
    出しノズルの先端から吹き出す流体の吸引作用によっ
    て、前記吸い上げノズルを通して吸い上げた塗料を噴射
    する塗装スプレー装置であって、前記流体通路の中心軸
    上にニードルを移動可能に配設し、該ニードルの先端と
    前記流体噴出孔の後端との間隙を変更することにより、
    前記流体噴き出しノズルから吹き出す流体の流量を調整
    可能となすとともに、前記流体噴出孔の後端内周と前記
    ニードルの先端外周とにそれぞれテーパ面を設けたこと
    を特徴とする塗装スプレー装置。
  2. 【請求項2】 前記流体スプレーは、前記キャップの上
    面にスライド可能に取り付けされることを特徴とする請
    求項1に記載の塗装スプレー装置。
  3. 【請求項3】 前記吸い上げノズルは、前記キャップの
    上面に着脱可能に設けられていることを特徴とする請求
    項1または2に記載の塗装スプレー装置。
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Cited By (10)

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