JP2551040Y2 - 塗装ガンノズル用洗浄具 - Google Patents
塗装ガンノズル用洗浄具Info
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- JP2551040Y2 JP2551040Y2 JP5601592U JP5601592U JP2551040Y2 JP 2551040 Y2 JP2551040 Y2 JP 2551040Y2 JP 5601592 U JP5601592 U JP 5601592U JP 5601592 U JP5601592 U JP 5601592U JP 2551040 Y2 JP2551040 Y2 JP 2551040Y2
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- JP
- Japan
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- nozzle
- cleaning
- coating gun
- gun nozzle
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は塗装ガンのノズルの洗浄
に使用する洗浄具に関するものである。
に使用する洗浄具に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】塗料の吹き付け塗装に使用する塗装ガン
においては、ノズルでの塗料の付着・堆積固化（所謂、
塗料カス）による塗装性能の低下を防止するために、ノ
ズルを適時、洗浄する必要がある。
においては、ノズルでの塗料の付着・堆積固化（所謂、
塗料カス）による塗装性能の低下を防止するために、ノ
ズルを適時、洗浄する必要がある。
【０００３】この洗浄具としては、ブラシを擦り付けて
塗料カスを掻き取る方式、洗浄液，溶剤等を吹き付ける
方式があるが、前者においては、駆動機構が複雑であ
り、保守が面倒であり、耐久性等に問題がある。
塗料カスを掻き取る方式、洗浄液，溶剤等を吹き付ける
方式があるが、前者においては、駆動機構が複雑であ
り、保守が面倒であり、耐久性等に問題がある。
【０００４】後者の方式としては、図２の（イ）に示す
ように、塗装ガン先端部に着脱自在に挿入される孔２
１’を上部に備え、底部に排出孔３’を備えた洗浄ケ−
ス１’内に洗浄用ノズル４’，…を設け、洗浄ケ−ス
１’を塗装ガンの先端部にセットし、洗浄用ノズル
４’，…から洗浄液を圧縮空気によって塗装ガンノズル
に吹き付けるもの、図２の（ロ）に示すように、塗装ガ
ンのパタンエア配管６ａ’並びに霧化エア配管６ｂ’に
それぞれ切り替え弁７ａ’，７ｂ’を設け、シンナ供給
源８’をこれらの切り替え弁７ａ’，７ｂ’を介して塗
装ガンのパタンエア通路ａ’並びに霧化エア通路ｂ’に
連結し、これら切り替え弁７ａ’，７ｂ’の操作によ
り、塗装ガンに対しパタンエア供給源９ａ’並びに霧化
エア供給源９ｂ’をシンナ供給源８’に切り替え、塗装
ガンノズルのパタンエア吹き出し口並びに霧化エア吹き
出し口からシンナを吹き出させるものが提案されてい
る。
ように、塗装ガン先端部に着脱自在に挿入される孔２
１’を上部に備え、底部に排出孔３’を備えた洗浄ケ−
ス１’内に洗浄用ノズル４’，…を設け、洗浄ケ−ス
１’を塗装ガンの先端部にセットし、洗浄用ノズル
４’，…から洗浄液を圧縮空気によって塗装ガンノズル
に吹き付けるもの、図２の（ロ）に示すように、塗装ガ
ンのパタンエア配管６ａ’並びに霧化エア配管６ｂ’に
それぞれ切り替え弁７ａ’，７ｂ’を設け、シンナ供給
源８’をこれらの切り替え弁７ａ’，７ｂ’を介して塗
装ガンのパタンエア通路ａ’並びに霧化エア通路ｂ’に
連結し、これら切り替え弁７ａ’，７ｂ’の操作によ
り、塗装ガンに対しパタンエア供給源９ａ’並びに霧化
エア供給源９ｂ’をシンナ供給源８’に切り替え、塗装
ガンノズルのパタンエア吹き出し口並びに霧化エア吹き
出し口からシンナを吹き出させるものが提案されてい
る。
【０００５】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、図２の
（イ）に示す洗浄具においては、洗浄用ノズル４’，…
からの洗浄液を泡化して塗装ガンノズルに付着させるこ
とが難しく、洗浄液が塗装ガンノズルに接触する時間が
極く短時間であり、洗浄液の同ノズルでの回り込みの範
囲が僅かであり、洗浄効率のアップのためには、洗浄用
ノズルの箇数を増大したり、洗浄液の吹き付け圧力を高
くしたりする必要があり、洗浄具の大型化が避けられな
い。
（イ）に示す洗浄具においては、洗浄用ノズル４’，…
からの洗浄液を泡化して塗装ガンノズルに付着させるこ
とが難しく、洗浄液が塗装ガンノズルに接触する時間が
極く短時間であり、洗浄液の同ノズルでの回り込みの範
囲が僅かであり、洗浄効率のアップのためには、洗浄用
ノズルの箇数を増大したり、洗浄液の吹き付け圧力を高
くしたりする必要があり、洗浄具の大型化が避けられな
い。
【０００６】また、塗装ガンのパタンエア吹き出し口並
びに霧化エア吹き出し口に、洗浄液により半溶融状態と
された塗料カスのゾルが侵入し、パタンエア通路，霧化
エア通路等が閉塞される畏れもある。
びに霧化エア吹き出し口に、洗浄液により半溶融状態と
された塗料カスのゾルが侵入し、パタンエア通路，霧化
エア通路等が閉塞される畏れもある。
【０００７】他方、図２の（ロ）に示す洗浄具において
は、切り替え弁７ａ’，７ｂ’を配設する必要があり、
配管系が複雑となり、保守もやっかいとなる。本考案の
目的は、構成が簡易であり、洗浄効率も優れている塗装
ガンノズルの洗浄具を提供することにある。
は、切り替え弁７ａ’，７ｂ’を配設する必要があり、
配管系が複雑となり、保守もやっかいとなる。本考案の
目的は、構成が簡易であり、洗浄効率も優れている塗装
ガンノズルの洗浄具を提供することにある。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本考案の塗装ガンノズル
用洗浄具は、塗装ガン先端部に着脱自在に挿入される孔
を上部に備え、底部に排出孔を備えた洗浄ケ−ス内に洗
浄用ノズルを設け、塗装ガンのノズルに、該ノズルから
霧化エア並びにパタンエアを吹き出させつつ上記洗浄用
ノズルからの洗浄液を吹き付けることを特徴とする構成
である。
用洗浄具は、塗装ガン先端部に着脱自在に挿入される孔
を上部に備え、底部に排出孔を備えた洗浄ケ−ス内に洗
浄用ノズルを設け、塗装ガンのノズルに、該ノズルから
霧化エア並びにパタンエアを吹き出させつつ上記洗浄用
ノズルからの洗浄液を吹き付けることを特徴とする構成
である。
【０００９】
【作用】塗装ガンノズルのパタンエア吹き出し口並びに
霧化エア吹き出し口からエアを吹き出させつつ塗装ガン
ノズルに洗浄液を吹き付けるので、ゾル化した付着塗料
カスのパタンエア通路内並びに霧化エア通路内への侵入
を回避できる。また、塗装ガンノズルに吹き付けた洗浄
液にパタンエア並びに霧化エアが吹き込まれる結果、そ
の洗浄液が泡化し易く、この泡が塗装ガンノズルの全面
によく回り込んで洗浄が効果的に行われる。
霧化エア吹き出し口からエアを吹き出させつつ塗装ガン
ノズルに洗浄液を吹き付けるので、ゾル化した付着塗料
カスのパタンエア通路内並びに霧化エア通路内への侵入
を回避できる。また、塗装ガンノズルに吹き付けた洗浄
液にパタンエア並びに霧化エアが吹き込まれる結果、そ
の洗浄液が泡化し易く、この泡が塗装ガンノズルの全面
によく回り込んで洗浄が効果的に行われる。
【００１０】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面により説明す
る。図１は本考案の実施例を一部を断面で示す側面図で
あり、塗装ガンノズルにセットした状態を示している。
る。図１は本考案の実施例を一部を断面で示す側面図で
あり、塗装ガンノズルにセットした状態を示している。
【００１１】図１において、１は洗浄ケ−スであり、塗
装ガン先端部Ａが着脱自在に挿通される孔２１を備えた
板状パッキング２が上部に取着され、底部には液排出孔
３が設けられている。４は洗浄用ノズルであり、洗浄ケ
−ス１を塗装ガン先端部Ａにセットしたときに、当該ノ
ズル４からの洗浄液を塗装ガンノズルＡに接触させ得る
位置にア−ム４１で支持されている。５は押しボタンス
イッチであり、洗浄用ノズル４からの洗浄液の噴出並び
に塗装ガンのパタンエアｂ並びに霧化エアｃの吹き出し
の同時オン・オフを可能にしている。
装ガン先端部Ａが着脱自在に挿通される孔２１を備えた
板状パッキング２が上部に取着され、底部には液排出孔
３が設けられている。４は洗浄用ノズルであり、洗浄ケ
−ス１を塗装ガン先端部Ａにセットしたときに、当該ノ
ズル４からの洗浄液を塗装ガンノズルＡに接触させ得る
位置にア−ム４１で支持されている。５は押しボタンス
イッチであり、洗浄用ノズル４からの洗浄液の噴出並び
に塗装ガンのパタンエアｂ並びに霧化エアｃの吹き出し
の同時オン・オフを可能にしている。
【００１２】本考案の洗浄具を使用して塗装ガンノズル
の洗浄を行うには、図１に示すように、洗浄ケ−ス１を
塗装ガン先端部Ａにセットし、塗装ガンノズルのパタン
エア吹き出し口並びに霧化エア吹き出し口からそれぞれ
パタンエアｂ並びに霧化エアｃを吹き出させつつ、洗浄
用ノズル４から洗浄液を塗装ガンノズルに向けて吹き付
け、洗浄廃液を洗浄ケ−ス底部の液排出孔３から排出し
ていく。
の洗浄を行うには、図１に示すように、洗浄ケ−ス１を
塗装ガン先端部Ａにセットし、塗装ガンノズルのパタン
エア吹き出し口並びに霧化エア吹き出し口からそれぞれ
パタンエアｂ並びに霧化エアｃを吹き出させつつ、洗浄
用ノズル４から洗浄液を塗装ガンノズルに向けて吹き付
け、洗浄廃液を洗浄ケ−ス底部の液排出孔３から排出し
ていく。
【００１３】この場合、塗装ガンノズルに付着している
塗料カスが半溶融状態となってゾル化するが、パタンエ
アｂの吹き出し並びに霧化エアｃの吹き出しのために、
パタンエア通路，霧化エア通路へのこのゾル化塗料カス
の侵入を防止できる。また、塗装ガンノズルに吹き付け
る洗浄液には、その吹き付け方向とは逆方向のパタンエ
アがよくトラップされ、洗浄液が泡化され、泡化された
洗浄液においては、塗装ガンノズルから脱落しにくく、
塗装ガンノズルの全面によく回り込むから、付着塗料カ
スを残すことなく充分きれいに除去できる。
塗料カスが半溶融状態となってゾル化するが、パタンエ
アｂの吹き出し並びに霧化エアｃの吹き出しのために、
パタンエア通路，霧化エア通路へのこのゾル化塗料カス
の侵入を防止できる。また、塗装ガンノズルに吹き付け
る洗浄液には、その吹き付け方向とは逆方向のパタンエ
アがよくトラップされ、洗浄液が泡化され、泡化された
洗浄液においては、塗装ガンノズルから脱落しにくく、
塗装ガンノズルの全面によく回り込むから、付着塗料カ
スを残すことなく充分きれいに除去できる。
【００１４】従って、塗装ガンノズルに付着している塗
料カスを優れた除去率で、パタンエア通路並びに霧化エ
ア通路を閉塞の畏れなく洗浄できる。
料カスを優れた除去率で、パタンエア通路並びに霧化エ
ア通路を閉塞の畏れなく洗浄できる。
【００１５】
【考案の効果】本考案の塗装ガンノズルによれば、塗装
ガンノズルに付着した洗浄液を泡化させ、塗装ガンノズ
ルの全面によく回り込ませ得るために塗装ガンノズルに
付着した塗料カスをほぼ完全に除去でき、しかも、ゾル
化した塗料カスが塗装ガンのパタンエア通路並びに霧化
エア通路に侵入するのを確実に排除できるから、これら
通路の閉塞の畏れもない。
ガンノズルに付着した洗浄液を泡化させ、塗装ガンノズ
ルの全面によく回り込ませ得るために塗装ガンノズルに
付着した塗料カスをほぼ完全に除去でき、しかも、ゾル
化した塗料カスが塗装ガンのパタンエア通路並びに霧化
エア通路に侵入するのを確実に排除できるから、これら
通路の閉塞の畏れもない。
【００１６】しかも、塗装ガンの加圧エア系を利用し、
パタンエア源並びに霧化エア源の圧力を洗浄の効率アッ
プに役立てており、洗浄具と塗装ガンとの構造的な結合
により、洗浄具の洗浄用ノズルの箇数を少なくし得、吹
き付け圧力を低く済ましえるので、洗浄工具の小型化を
図ることができる。
パタンエア源並びに霧化エア源の圧力を洗浄の効率アッ
プに役立てており、洗浄具と塗装ガンとの構造的な結合
により、洗浄具の洗浄用ノズルの箇数を少なくし得、吹
き付け圧力を低く済ましえるので、洗浄工具の小型化を
図ることができる。
【図１】本考案の実施例を示す説明図である。
【図２】異なる従来例を示す説明図である。
１ 洗浄ケ−ス ２１ 孔 ３ 排出口 ４ 洗浄ノズル Ａ 塗装ガン先端部 ｂ パタ−ンエア ｃ 霧化エア
Claims (1)
- 【請求項１】塗装ガン先端部に着脱自在に挿入される孔
を上部に備え、底部に排出孔を備えた洗浄ケ−ス内に洗
浄用ノズルを設け、塗装ガンのノズルに、該ノズルから
霧化エア並びにパタンエアを吹き出させつつ上記洗浄用
ノズルからの洗浄液を吹き付けることを特徴とする塗装
ガンノズル用洗浄具。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5601592U JP2551040Y2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 塗装ガンノズル用洗浄具 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5601592U JP2551040Y2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 塗装ガンノズル用洗浄具 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0619866U JPH0619866U (ja) | 1994-03-15 |
| JP2551040Y2 true JP2551040Y2 (ja) | 1997-10-22 |
Family
ID=13015238
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5601592U Expired - Fee Related JP2551040Y2 (ja) | 1992-08-10 | 1992-08-10 | 塗装ガンノズル用洗浄具 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2551040Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN111905979A (zh) * | 2020-08-24 | 2020-11-10 | 浙江铭泰汽车零部件有限公司 | 一种刹车片钢背涂胶机 |
| CN111905978A (zh) * | 2020-08-24 | 2020-11-10 | 浙江铭泰汽车零部件有限公司 | 一种新型刹车片钢背涂胶机 |
-
1992
- 1992-08-10 JP JP5601592U patent/JP2551040Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0619866U (ja) | 1994-03-15 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |