JPH09206636A - マニホールド形自動ガンの流路切換機構 - Google Patents

マニホールド形自動ガンの流路切換機構

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JPH09206636A
JPH09206636A JP3871996A JP3871996A JPH09206636A JP H09206636 A JPH09206636 A JP H09206636A JP 3871996 A JP3871996 A JP 3871996A JP 3871996 A JP3871996 A JP 3871996A JP H09206636 A JPH09206636 A JP H09206636A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 従来の一般的な自動ガンを用いていた自動塗
装機械に、本発明のマニホールド形自動ガンを、自動塗
装機械の集中制御盤の仕様を変えずに使用できるように
すると共に、中心空気流路にも空気量調節弁を付設し
て、より高級な仕上げ塗装を可能なものとすることを目
的とする。 【構成】 マニホールド形自動ガンの自動ガン本体側に
穿設される中心空気流路と、パターン調節流路にそれぞ
れ流量調節弁を付設し、自動ガン本体のパターン調節流
路に、流路切換機構を設けて、集中制御盤での遠隔制御
によるパターン調節か、自動ガンの空気弁を介したパタ
ーン調節のいずれかを選択可能にし、前記切換機構は、
すり割り溝で操作する回転開閉弁としたマニホールド形
自動ガンである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】塗装ロボット等の自動塗装機械に
装着して、スプレー塗装を行うマニホールド形自動ガン
を、自動ガン本体の空気弁を介したマニホールドのない
一般的自動ガンと同じように使用するか、あるいは、パ
ターン調節を遠隔制御する自動ガンとして使用するかの
いずれかを選択可能にしたマニホールド形自動ガンに関
する。
【0002】
【従来の技術】マニホールド形自動ガンは、塗料ジョイ
ント、エアジョイントの接続口を、自動ガン本体とは別
体にしてマニホールドに一括して取付けるもので、通常
の自動ガン本体では、自動塗装機械に取付けるとき、塗
料ジョイントの取付け、エアジョイントの取付けが一定
方向でなく、そのためL字形の取付ジョイント等、特殊
部品によって自動ガン本体の後方に接続ホースをまとめ
られるようにしている。しかし自動ガン本体は、噴霧粒
子の飛散による塗料付着で汚れ易いため、作業中また
は、作業終了時は自動塗装機械から取外して常に洗浄を
行なわなければならない。この洗浄の際は、自動ガン本
体に接続されるジョイントを、その都度取外して洗浄を
行っている。また、前記L型ジョイント等によってホー
ス類を後方にまとめるため、自動ガン本体が複雑な形状
となり、洗浄が容易でない難点をもっている。
【0003】自動ガン本体に取付けられるマニホールド
は、上記難点を改善するために、自動ガン本体形状を、
極力単純化したものとし、自動ガン本体に連通する塗料
流路、遠隔制御用エア流路および、吹付エア流路をマニ
ホールドに穿設し、各接続口をマニホールド後方の一面
に並べて一括して配設し、ワンタッチジョイント等を取
付けることによって、ホース類を簡単に取付けられるよ
うにしたものである。そして、自動ガンの洗浄時は、マ
ニホールドを自動塗装機械に装着したまま自動ガンのみ
を一本のボルトで簡単に着脱できるようにし、また、マ
ニホールド自体の外観形状も、洗浄容易な単純形状とし
たものである。
【0004】上記マニホールド形自動ガンは、自動塗装
機械の集中制御盤に配設される各種制御と共に一括して
行われる。そして自動ガン制御用に、自動ガン制御用圧
力制御、吹付エアの圧力制御および、パターン調節用圧
力制御の三本の圧力制御流路が配設される。一方マニホ
ールドのない一般的自動ガンでは、自動ガン作動用圧力
制御と、吹付エアの圧力制御の二本の流路でパターン調
節用の外部流路は設けられず、自動ガンの空気弁後を中
心空気流路とパターン調節流路に分岐し、パターン調節
は自動ガンに設けられるパタン調節弁によって行われ
る。
【0005】上記マニホールド形自動ガンと一般的自動
ガンの二種類の自動ガンにおいて、需要家側で自動塗装
機械に従来の一般的自動ガンを使用している場合、その
需要家にマニホールド形自動ガンを供給した場合に、集
中制御盤にパターン調節流路が設けられていないため
に、そのままでは使用できない問題をもっている。そこ
で、マニホールド形自動ガンの特徴を活かして、従来の
一般的自動ガンと同じように使用することができれば、
集中制御盤の仕様を変えずにマニホールド形自動ガンを
使用することが可能となる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】マニホールド形自動ガ
ンが、遠隔制御専用の自動ガンとなっていて、空気弁を
介して中心空気流路とパターン調節流路を分岐してパタ
ーン調節を行う一般的自動ガンとして用いることができ
ない構造となっているため、マニホールド形自動ガン
を、取扱性容易な特徴を活かして使用しようとする場合
に、自動塗装機械の集中制御盤の改造が必要となる問題
があることから、マニホールド形自動ガンを、前記一般
的自動ガンとしても使用できるようにして、遠隔制御に
よるパターン調節と、自動ガンの空気弁を介したパター
ン調節を、適宜選択できるようにしたマニホールド形自
動ガンを得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、遠隔制御用エ
ア自動スプレーガンのエアホース、塗料ホースの接続口
および、その流路を別体に設けたマニホールドを、該自
動スプレーガンに取付けて一体化したマニホールド形自
動ガンにおいて、該自動ガン本体に形成されている中心
空気流路とパターン調節流路にそれぞれ流量調節弁を設
け、自動ガン本体の空気弁を介して、自動ガン本体に形
成されるパターン調節流路に、流路切換機構を設けて、
マニホールドのパターン調節流路を介した遠隔制御によ
るパターン調節か、自動ガン本体の空気弁を介したパタ
ーン調節のいずれかを選択可能にしたマニホールド形自
動ガンの流路切換機構であって、該流路切換機構は、自
動ガン本体に形成されるパターン調節流路と、マニホー
ルドに穿設されるパターン調節流路を連通する合流点前
の自動ガン本体のパターン調節流路にすり割り溝で操作
する、回転開閉弁を配設したマニホールド形自動ガンの
流路切換機構である。
【0008】
【作用】本発明のマニホールド形自動ガンの流路切換機
構は、マニホールドに穿設されるパターン調節流路と、
自動ガン本体の空気弁を介したパターン調節流路の合流
点前の自動ガン本体のパターン調節流路に設けられる。
そしてその切換機構は、すり割り溝で操作する回転開閉
弁で、該回転開閉弁は円筒型の弁体のすり割り溝に対し
て平行または、クロスに貫通孔が明けられ、すり割り溝
の方向によって、弁の開閉位置が外部から判別できるよ
うにしている。
【0009】回転開閉弁によって、自動ガン本体の空気
弁を介したパターン調節流路を閉鎖した場合は、集中制
御盤に配設されるエアーレギュレータの調整でマニホー
ルドのパターン調節流路を経て自動ガン本体の空気キャ
ップの側面空気孔への空気圧力による噴流制御によっ
て、偏平パターン開きが調節される。この遠隔制御の場
合、合流点部の自動ガン本体に設けられる手動のパター
ン調節弁は、用いないで全開にして固定するか、または
自動塗装機械にセットして、スプレー条件設定時にスプ
レー場所の近傍で微調節を行う場合に使用される。
【0010】回転開閉弁によって、自動ガン本体の空気
弁を介したパターン調節弁を開く場合は、マニホールド
のパターン調節流路はホース接続部で盲ねじで閉鎖する
かまたは、ホースを集中制御盤に接続した場合は集中制
御盤側で閉鎖される。これによって、マニホールド形自
動ガンは、一般の自動ガンと同じように、マニホールド
を介してニードル弁作動用エアと、吹付エアのみが供給
され、空気弁後に分岐して穿設される中心空気流路と、
パターン調節流路に流れる。そしてパターン調節の主体
は前記自動ガンの付設されるパターン調節弁によって行
う。したがって、パターン調節の遠隔制御は行なえな
い。
【0011】上記機構の流路切換装置を付設したマニホ
ールド形自動ガンの場合に、微粒化の主体となる中心空
気流路側にも空気量調節弁が設けられる。これは一般の
自動ガンには付設されないものであるが、スプレー場所
の近傍でスプレーパターンを調節する場合に、中心空気
流と側面空気流の調節と関連させて調節することによっ
て、微粒化の調節や、扇状に広がる偏平パターンの膜厚
分布の調節を行うことができる効果をもっている。ま
た、吹付圧力100kPa以下の低圧スプレーガンに本
機構を適応させる場合により有効に作用する効果をもっ
ている。
【0012】
【実施例】本発明の一実施例を図面に基づいて詳細に説
明する。図1はマニホールド形自動ガンの全体構成を示
す断面図である。図1において、1は自動ガン本体、3
は自動ガン本体1に螺着される塗料ノズル、該塗料ノズ
ル3を囲繞してテーパー接合される空気キャップ2が、
空気キャップカバー4によって自動ガン本体1に装着さ
れている。該空気キャップ2には、塗料ノズル3の先端
外周に形成されるリング状スリットからの空気噴流によ
る塗料微粒化の主体となる中心空気孔2bが形成されて
いる。そして、空気キャップ2の角部からの側面空気孔
2aによって、扇状に広がるスプレーで偏平パターンを
作る。側面空気孔2aは、塗料ノズル3と空気キャップ
2の前記テーパー接合部で中心空気孔2bと側面空気孔
2aの空気流路が遮断されていて独立した流路となって
いる。したがって、側面空気孔2aからの空気噴流の強
さによって、偏平パターンを作る扇状に広がるスプレー
パターンのパターン開きを変える作用を行う。塗料ノズ
ル3のノズル口部でニードル弁5が摺接し、ニードル弁
5の往復動によって、塗料の噴出停止の開閉を行う自動
ガンの先端部の構造となっている。
【0013】自動ガン本体1の後部に、前記ニードル弁
5を遠隔制御によって開閉させるためのエアピストン6
が、本体1に穿設されるシリンダ1dに気密に摺動可能
に嵌挿されている。エアピストン6は、ニードル弁5を
作動させるための中心貫通孔が明けられていると共に、
エアピストン6の左端部で空気弁6aが、自動ガン本体
1に嵌合されている空気弁シート7に、エアピストンば
ね9によって押圧シートされている。したがって、エア
ピストン6は、ニードル弁5の作動と、空気弁の役目を
兼用している。ニードル弁5の右端部にばね受け8が螺
着され、ニードル弁ばね10によって押圧され、塗料ノ
ズル3のノズル口部にニードル弁5の先端テーパーで押
圧シートされている。自動ガン本体1の右端に塗料噴出
量調節装置11が、ばね押え12にセットされて、自動
ガン本体1に螺着されている。ばね押え12にセットさ
れる塗料噴出量調節装置11の塗料調節つまみ13は、
つまみを回すことによって左右に移動し、ニードル弁5
の右端が調節棒13aに当接して、ニードル弁5の引代
を制限し、塗料ノズル3のノズル口部に摺接シートする
ニードル弁5の開度によって塗料噴出量を調節してい
る。
【0014】エアピストン6の作動は、マニホールド1
4に穿設されるエアピストン作動用エア流路1aと、吹
付エア流路1bから導入されるエアによって作動する。
集中制御盤からの制御で、エアピストン作動用エアが、
流路1aから導入されると、エアピストンばね9に抗し
て、エアピストン6が作動し、空気弁6aが開かれ、吹
付エア流路1bからのエアが自動ガン先端部に送られ
る。空気弁6aが開いた後に、数mmの間隔をもって配設
されるニードル弁5に固着されるニードル弁ばね受け8
に、エアピストン6が当接して、ニードル弁5が引か
れ、塗料が噴出する。すなわち、空気噴射後に塗料が噴
出し、閉鎖時は、塗料噴出停止後に空気弁が閉じられる
二段吹き機構となっている。
【0015】本発明のマニホールド形自動ガンは、空気
弁6a後の自動ガン本体1に、パターン調節流路1c
と、該パターン調節流路1cに平行に中心空気流路(図
示せず)が穿設される。マニホールド14に穿設される
パターン調節流路14cと、自動ガン本体1のパターン
調節流路1cの合流点前の該流路1cに、回転開閉弁2
0が付設される。そして、詳細後述するパターン調節流
路1cの開閉が行われる。パターン調節流路1cの合流
点または、合流点後にパターン調節弁15が設けられ
る。パターン調節弁15は自動ガン本体1の中央部に弁
押え15aを螺着し、弁押え15aにパターン調節つま
み15bと一体に形成される弁棒15dでパターン調節
流路1cの調節を行う、すなわち、マニホールド14の
パターン調節流路14cを介して連通されるパターン調
節用エアの調節または、回転開閉弁20の開放時のパタ
ーン調節エアの調節を行って、側面空気孔2aへの空気
量を調節し、側面空気孔2aからの噴流強さでパターン
開きを調節する。その調節は、パターン調節つまみ15
bを回して弁棒15dを上下させてパターン調節流路1
cの流路面積が変わることによって行われ、適正なパタ
ーン開きに調節されたとき、ジャミナット15cによっ
て固定される。
【0016】一方、パターン調節流路1cの対面側に平
行に穿設される、図示しない、中心空気流路に、図2に
示す、空気量調節弁19が設けられている。空気量調節
弁19は、パターン調節弁15の機構と略同じ機構で、
空気量調節つまみ19bを回すことによって弁棒が上下
して中心空気流路の流路面積の開度が調節されることに
よって行われる。この流路調節によって、空気キャップ
2内での空気圧力が変わり、中心空気孔2bからの噴流
強さによって微粒化が調節される。その調節は、塗料噴
出量が少なくパターン開きが小さくなる場合等に、中心
空気流の圧力を下げて噴流強さを弱くして、パターン開
き調節弁と関連させて適正なパターンを作る場合等に利
用する。
【0017】自動ガン本体1に取付けられるマニホール
ド14は、一本の六角穴付ボルト17によって自動ガン
本体1に固定されるようになっている。マニホールド1
4には、エアピストン6を作動する作動エア導入口1a
に連通する作動エア流路14aと、吹付エア導入口1b
に連通する吹付エア流路14b、自動ガン本体1のパタ
ーン調節流路1cに連通するパターン調節流路14cお
よび、塗料供給流路14dが穿設されている。また、マ
ニホールド14に設けられる貫通孔14eは自動塗装機
械に装着する際のホルダー孔で、止めボルト16によっ
て、挿入した取付棒等に固定される。そして、マニホー
ルド14の流路出口と、自動ガン本体1の導入口流路の
接続部には、Oリング18が嵌入されて外気とシールさ
れている。したがって、メンテナンスの際は、前記一本
の六角穴付ボルト17を緩めるだけで自動ガン本体1を
簡単に取外すことができる。又、マニホールド16の後
部面にジョイント接続ねじが切られている。
【0018】図2は図1のマニホールド形自動ガンの後
部からの側面図で、パターン調節弁部を一部断面したも
のである。図2において、パターン調節弁15の弁棒1
5dは、自動ガン本体1のパターン調節流路1cの流路
径より太い弁棒15dとなっていて、弁棒つまみ15b
を回すことによって弁棒15dが上下してパターン調節
流路1cの開度が調節される。パターン調節弁15に並
んで、取付けられている中心空気流路の空気量調節弁1
9の機構も略同一構造で、本体1に螺着される弁押え1
9aに弁棒と一体に形成される調節つまみ19bを螺着
し、調節つまみ19を回すことによって弁棒が上下して
中心空気流路の開度が調節される。
【0019】また図2で、マニホールド14の後部面に
エアピストン6を作動させる流路14aと、吹付エア流
路14b、パターン調節流路14cおよび、塗料供給流
路14dの入口部があり、それぞれねじが切られて接続
ジョイント(図示せず)が取付けられる。塗料供給流路
14dに並んで循環塗料流路14fが明けられているの
は、沈澱の激しい塗料がホース内で沈澱するのを防ぐた
めに塗料を常に循環して供給する場合や、塗料噴出量を
安定させるために塗料を循環して吐出圧力を一定に保つ
場合または、洗浄時塗料ホース内の洗浄を容易化するた
めに設けられるものである。また、循環が不必要な場合
には盲ねじで入口部を閉鎖して使用することも可能であ
る。
【0020】図3は、自動ガン本体1のパターン調節流
路1cに付設される流路切換機構の回転開閉弁20の拡
大図である。円筒形の回転開閉弁20は、自動ガン本体
1に穿設した凹部に、嵌合してセットされ、パターン調
節流路1cに対応する位置に、貫通孔20aが明けられ
ている。そして、回転開閉弁20の上面部にすり割り溝
20bが穿設される。すり割り溝20bは貫通孔20a
に平行か、またはクロスに切られ、回転開閉弁20aの
開閉位置が、マニホールド14を取り外して外部から容
易に判別できるように穿設される。回転開閉弁20に円
周溝が切られOリング21が嵌入されて洩れがシールさ
れて、止め輪22によって自動ガン本体1の凹部に収納
されている。また、回転開閉弁20の直径はパターン調
節流路1cの流路径より太く流路を閉鎖するのに十分な
直径となっている。
【0021】上記構成によって、回転開閉弁20でパタ
ーン調節流路を閉鎖した場合は、マニホールド14のパ
ターン調節流路14cと自動ガン本体1のパタン調節流
路1cが連通して、遠隔制御機能によってパターン制御
が行われる。そして回転開閉弁20を開とした場合は、
マニホールド14のパターン調節流路14cを閉鎖する
かまたは、集中制御盤での遠隔制御機能を閉じて、自動
ガン本体1の調節弁15のみでパターン調節を行う。ま
た、空気量調節弁19は、前記遠隔制御の場合と、自動
ガン自体で調節を行う場合の両方で使用される。
【0022】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成によって、
以下に記載するような効果を奏する。
【0023】マニホールド形自動ガンのパターン調節流
路に流路切換機構を設けたことによって、従来の一般の
自動ガンを使用していた需要家に供給して、マニホール
ド形自動ガンの取扱性容易な特徴を活かして、集中制御
盤の仕様を変えずに安価に利用することが可能となる。
【0024】中心空気流路とパターン調節流路にそれぞ
れ流量調節弁を付設ししたことによって、遠隔制御の場
合を含めて、スプレー場所の近傍で、スプレー状態を確
認しながらパターン調節を行うことができる。
【0025】また、流路切換機構の回転開閉弁にすり割
り溝を穿設し、流路切換の際マニホールドを取り外して
外部から弁の開閉状態が容易に判別できる。さらに、マ
ニホールドを取外す場合、1本のボルトで容易に行うこ
とができる。
【0026】また、中心空気流路に空気量調節弁を設け
たことによって、スプレーの微粒化状態を見ながら、パ
ターン調節弁と関連させて微妙なパターン形状の調節が
行なえるようになり、より高級な仕上げ塗装に容易に適
応させることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のマニホールド形自動ガンの全体構成断
面図である。
【図2】図1の右側からの側面図である。
【図3】本発明の流路切換機構の回転開閉弁の拡大図で
ある。
【符号の説明】
1 自動ガン本体 2 空気キャップ 3 塗料ノズル 5 ニードル弁 6 エアピストン 6a 空気弁 11 塗料噴出量調節装置 14 マニホールド 14a 作動エア流路 1a エアピストン作動用エア流路 14b,1b 吹付エア流路 14c,1c パターン調節流路 15 パターン調節弁 15b パターン調節つまみ 15d 弁棒 17 六角穴付ボルト 19 空気量調節弁 20 回転開閉弁

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 遠隔制御用エア自動スプレーガンのエア
    ホース、塗料ホースの接続口および、その流路を別体に
    設けたマニホールドを、該自動スプレーガンに取付けて
    一体化したマニホールド形自動ガンにおいて、該自動ガ
    ン本体に形成されている中心空気流路とパターン調節流
    路にそれぞれ流量調節弁を設け、自動ガン本体の空気弁
    を介して、自動ガン本体に形成されるパターン調節流路
    に、流路切換機構を設けて、マニホールドのパターン調
    節流路を介した遠隔制御によるパターン調節か、自動ガ
    ン本体の空気弁を介したパターン調節のいずれかを選択
    可能にしたマニホールド形自動ガンの流路切換機構。
  2. 【請求項2】 マニホールドのパターン調節流路を介し
    た遠隔制御によるパターン調節か、自動ガン本体の空気
    弁を介したパターン調節のいずれかを選択可能にした流
    路切換機構は、自動ガン本体に形成されるパターン調節
    流路と、マニホールドに穿設されるパターン調節流路を
    連通する合流点前の自動ガン本体のパターン調節流路に
    すり割り溝で操作する、回転開閉弁を配設した請求項1
    記載のマニホールド形自動ガンの流路切換機構。
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