JP4572824B2 - 光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法 - Google Patents

光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法 Download PDF

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Description

本発明は、フォーカスサーボを行なう際に使用するS字形状のフォーカスエラー信号を整形し、当該信号の振幅やS字バランスを調整する、光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法に関する。
従来より、光ディスク装置において、光ディスクのデータ記録層にレーザ光を照射させ、データ記録層で反射したレーザ光に基づいて、フォーカスエラー信号が生成されている。フォーカスエラー信号とは、レーザ光の焦点(フォーカス)位置を変化させて得られる信号である。フォーカスエラー信号が生成された場合、当該信号に基づいてフォーカスサーボが行なわれる。フォーカスサーボにより、焦点が光ディスクの適切なところに位置するようにされ、精度の高いデータの読取や記録が可能となる。従って、誤差を含まない整ったフォーカスエラー信号の波形が必要とされる。
そこで、フォーカスエラー信号波形をバランスのよいものとするため、光ディスクを静止させたまま、光ピックアップの焦点位置を変化させてフォーカスエラー信号を生成し、当該信号のS字カーブが基準レベルを中心とする線対称になるように調整するディスクプレーヤが知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、最適なフォーカス状態を保った状態で精度の高いデータの記録再生が行うため、光ディスクの記録再生時に、エンボスピット列部を有する調整エリア内でエンボスピットデータの再生状態が最良になるようにフォーカス位置調整を行った後、スペースのランド部で発生する焦点検出誤差を測定し、ランド部またはグルーブ部において記録再生を行う時には、エンボスピットデータのフォーカス最良位置から測定した焦点検出誤差を補正して焦点位置制御を行なう光ディスク記録再生方法が知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2001−222826号公報 特開2003−233915号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、光ディスクのランドトラックとグルーブトラックに、CAPA(Complementary Allocated Pit Address)が割り当てられるエンボスピットが存在する場合、エンボスピットにより、フォーカスエラー信号の波形に誤差が生じる事態を避けることができなかった。また、特許文献2に記載の技術では、フォーカスエラー信号の振幅を増幅及び減衰させることにより、またフォーカスエラー信号の波形が、基準点に関して点対称になるようにすることにより、当該波形を整形することができなかった。
本発明は、上記従来例の問題を解決するためになされたものであり、振幅調整及び波形整形されたフォーカスエラー信号に基づく高精度なフォーカスサーボが可能となる光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクで反射したレーザ光を受光し、前記受光したレーザ光に基づいてフォーカスエラー信号を生成する信号生成ステップと、前記フォーカスエラー信号の振幅を増幅及び減衰させて、前記振幅を調整する振幅調整ステップと、前記フォーカスエラー信号の波形が、基準点に関して点対称になるように前記波形を整形する波形整形ステップと、を含み、前記光ディスクは、前記光ディスクの種類、フォーマット形式及びデータ記録方法を含む制御データが記録されているエンボスデータ部と、テスト記録による書き換えが可能な書換可能データ部とを有し、前記書換可能データ部に、CAPA(Complementary Allocated Pit Address)が割り当てられるエンボスピットが形成されている光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法において、前記書換可能データ部内の前記エンボスピットが形成されていない位置にレーザ光を照射することにより、前記書換可能データ部において、前記光ディスクを静止させた状態で前記信号生成ステップ及び前記波形整形ステップを実行し、前記エンボスデータ部にレーザ光を照射することにより、前記エンボスデータ部において、前記信号生成ステップ及び前記振幅調整ステップを実行し、前記エンボスデータ部において実行された信号生成ステップ及び振幅調整ステップにより得られたフォーカスエラー信号の振幅を略6dB増幅させた信号の振幅を、前記書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号の振幅とし、振幅調整及び波形整形されたフォーカスエラー信号に基づく高精度なフォーカスサーボが可能となるものである。
請求項2の発明は、光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクで反射したレーザ光を受光し、前記受光したレーザ光に基づいてフォーカスエラー信号を生成する信号生成ステップと、前記フォーカスエラー信号の振幅を増幅及び減衰させて、前記振幅を調整する振幅調整ステップと、を含み、前記光ディスクは、前記光ディスクの種類、フォーマット形式及びデータ記録方法を含む制御データが記録されているエンボスデータ部と、テスト記録による書き換えが可能な書換可能データ部とを有し、前記書換可能データ部に、CAPA(Complementary Allocated Pit Address)が割り当てられるエンボスピットが形成されている光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法において、前記エンボスデータ部にレーザ光を照射することにより、前記エンボスデータ部において、前記信号生成ステップ及び前記振幅調整ステップを実行し、前記エンボスデータ部において実行された信号生成ステップ及び振幅調整ステップにより得られたフォーカスエラー信号の振幅を増幅させた信号の振幅を、前記書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号の振幅とし、振幅調整されたフォーカスエラー信号に基づく高精度なフォーカスサーボが可能となるものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において、前記エンボスデータ部において実行された信号生成ステップ及び振幅調整ステップにより得られたフォーカスエラー信号の振幅を略6dB増幅させた信号の振幅を、前記書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号の振幅とするものである。
請求項1の発明によれば、書換可能データ部において、光ディスクを静止させた状態で信号生成ステップ及び波形整形ステップが実行される。このため、書換可能データ部において、光ディスクの回転中にエンボスピットの位置で信号生成ステップ及び波形整形ステップが実行された場合、フォーカスエラー信号の波形がエンボスピットの影響により誤差を含む。したがって、書換可能データ部内のエンボスピットが形成されていない位置において、光ディスクを静止させた状態で波形整形ステップを実行することにより、FE信号波形が誤差により異常な形となる事態を避けることができる。このようにして、波形整形されたフォーカスエラー信号に基づき、高精度なフォーカスサーボを行なうことができる。
また、エンボスデータ部において振幅調整ステップが実行され、実行により得られるフォーカスエラー信号の振幅が約6dB増幅され、増幅された振幅を持つフォーカスエラー信号が書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号波形とされる。このようにして、書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号波形はエンボスピットの影響を受ける事態を避けることができる。その結果、振幅調整されたフォーカスエラー信号に基づく高精度なフォーカスサーボが可能となる。
請求項2の発明によれば、エンボスデータ部において振幅調整ステップが実行され、実行により得られるフォーカスエラー信号の振幅が増幅され、増幅された振幅を持つフォーカスエラー信号が書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号波形とされる。このようにして、書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号波形はエンボスピットの影響を受ける事態を避けることができる。その結果、振幅調整されたフォーカスエラー信号に基づく高精度なフォーカスサーボが可能となる。
請求項3の発明によれば、エンボスデータ部において振幅調整ステップが実行され、実行により得られるフォーカスエラー信号の振幅が約6dB増幅され、増幅された振幅を持つフォーカスエラー信号が書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号波形とされる。このようにして、書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号波形はエンボスピットの影響を受ける事態を避けることができる。また、書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号の振幅が、エンボスデータ部におけるフォーカスエラー信号の振幅より約6dB大きい場合、振幅を約6dB増幅させることにより、書換可能データ部における最適な振幅値を導き出すことができる。その結果、振幅調整されたフォーカスエラー信号に基づく高精度なフォーカスサーボが可能となる。
本発明の一実施形態に係る光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法について図1乃至図7を参照して説明する。本実施形態における光ディスク装置は、光ディスク記録装置1で構成される。また、本実施形態における光ディスクは、DVD−RAM(DVD Random Access Memory)で構成される。
図1は、光ピックアップ装置を搭載した光ディスク記録装置の構成を示している。光ディスク記録装置1は、光ディスク2へデータを記録したり、光ディスク2からデータを読み取ったりする光ピックアップ装置3と、光ディスク記録装置1を制御するためのCPU(Central Processing Unit)等の制御回路で構成される制御部11と、ユーザが制御部11へ指示を行なうために操作する操作部18とを備えている。光ディスク記録装置1は、例えばDVDレコーダや、パソコンに搭載されるDVDドライブである。
光ディスク2は、ユーザにより光ディスク記録装置1に挿入され、スピンドルモータ10に装着される。スピンドルモータ10は、制御部11により回転駆動され、装着された光ディスク2を回転させる。移動モータ12は、リニアモータから成り、光ピックアップ装置3を光ディスク2上でその半径方向に移動させる。
光ピックアップ装置3は、レーザ光を出射する半導体レーザダイオード(Laser Diode;以下LDと略す)を備えている。光ピックアップ装置3のモードは、光ディスク2に記録されたデータを再生する再生モードと、光ディスク2にデータを記録する記録モードとを含む。
再生モードの場合、光ピックアップ装置3は、レーザ光を照射し、光ディスク2に形成されているマーク及びスペースを検出する。また、光ピックアップ装置3は、光ディスク2で反射した反射レーザ光を受光し、光ディスク2に記録されているデータを読み取る。記録されたデータを含む反射レーザ光は、光ピックアップ装置3により光電変化され、データの再生信号が生成される。ここで、再生信号とはRF信号のことであり、RF信号は光ピックアップ装置3から制御部11に出力される。
また、記録モードの場合、半導体レーザダイオードが光ディスク2にレーザ光を照射することにより、光ディスク2にマーク及びスペースが形成され、データが記録される。制御部11は、データの記録/読取動作において、光ピックアップ装置3に光ディスク2へレーザ光を照射させて、その反射レーザ光を受光させると共に、スピンドルモータ10を回転させることにより光ディスク2を回転させる。
データ記録/再生時に、光ディスク2の回転に伴って光ディスク2の面振れが生じた場合、光ディスク2と、レーザ光を集光して光ディスク2に照射する対物レンズ(不図示)との距離が変動する。このため、対物レンズにより集光されるレーザ光の焦点が、光ディスク2上のデータ記録/読取位置からずれて焦点ずれが生じ、フォーカスエラーが発生する。制御部11は、光ピックアップ装置3からの出力信号に基づいて、フォーカスエラーを検知し、フォーカスエラー信号を生成し、サーボ制御部13へ出力する。サーボ制御部13は、制御部11からのフォーカスエラー信号に基づいて、フォーカスサーボを行なう。フォーカスサーボにより、光ピックアップ装置3に備えられたフォーカシングコイル(不図示)が駆動される。その結果、フォーカシングコイルにより制御される対物レンズ(不図示)の位置が調整され、光ディスク2上に照射されるレーザ光の合焦点の位置が制御される。
ROM14には、各種プログラムが記憶されている。当該プログラムに基づき、制御部11は装置全体を制御する。ROM14は、例えば、フォーカスエラー信号の振幅を増幅及び減衰するため、また当該信号の波形を整形するためのプログラムを記憶している。
レーザ駆動部15は、レーザ駆動回路で構成され、制御部11からの信号に基づき、LDの発光タイミングやレーザ光のパワーを制御する。
信号入力部16は、信号入力回路で構成され、制御部11からの信号に基づいて動作する。信号入力部16には、信号入力端子16aを介して、ビデオカメラ等の外部機器(不図示)から映像、音楽、文書等の情報を表す各種信号が入力される。信号出力部17は、信号出力回路で構成され、制御部11からの信号に基づいて動作する。信号出力部17からは、信号出力端子17aを介して、信号入力部16から入力された信号や光ディスク2に記録された情報を表す信号がモニタ、スピーカ、パソコン等の外部機器(不図示)に出力される。
操作部18は、光ディスク2への映像等のデータの記録、光ディスク2に記録されているデータの再生等、光ディスク記録装置1の各種動作を指示するためにユーザに操作される各種操作ボタンを備えており、各種操作ボタンが操作されることにより、その操作に対応付けられた信号が制御部11へ送出される。
光ディスク2へのデータの記録は、信号入力部16から入力された信号等を制御部11にて符号化し、制御部11からの信号に基づき、光ピックアップ装置3がその符号データに対応する長さ及び配列で光ディスク2にマーク及びスペースを形成させることにより行われる。
光ディスク2に記録されているデータの読み取りは、光ピックアップ装置3により、光ディスク2に形成されているマーク及びスペースを検出し、制御部11にてマーク及びスペースの長さや配列を判別して符号データを読み取ることにより行われる。
図2は、光ピックアップ装置3の構成を示している。光ピックアップ装置3において、LD31はレーザ光を光ディスク2に出射する。当該レーザ光は対物レンズ40で集光されて光ディスク2に照射される。光ディスク2で反射したレーザ光は偏光ビームスプリッタ36で反射され、フォトディテクタ44(Photo Detector;以下PDと略す)に入射する。PD44は、受光したレーザ光に基づいて光検出信号を出力する。
光ディスク記録装置1に光ディスク2が挿入されると、制御部11は光ディスク2の種類を判別する。例えば、制御部11は、光ディスク2がDVD−RAMである否かが判別される。
LD31は、レーザ駆動部15からの信号に基づき、光ディスク2の種類に対応したレーザ光を出射する。LD31は、赤外光LD及び赤色LDで構成される。光ディスク2がCD(Compact Disc)である場合、赤外光LDより赤外レーザ光が出射される。光ディスク2がDVDである場合、赤色LDより赤色レーザ光が出射される。
LD31から出射されたレーザ光は、回折格子32に入射する。回折格子32は、CDのデータを再生する際や、CDにデータを記録する際に、レーザ光を三本のレーザ光に分割する。メインのレーザ光は、データの再生等のためのものである。残りの二本のレーザ光は、光ディスク2に照射するレーザ光の焦点を制御するため、またレーザ光を光ディスク2上のトラックに合わせるために用いられる。
回折格子32から出射されたレーザ光は、コリメートレンズ33に入射する。コリメートレンズ33は入射光を平行光に変換する。平行光となったレーザ光はミラー34で反射されて、光ディスク2へ向かう。ミラー34で反射されたレーザ光は、ビームスプリッタ35に入射する。ビームスプリッタ35はレーザ光を二つに分割する。分割された一方のレーザ光はビームスプリッタ35を透過し、偏光ビームスプリッタ36を介して光ディスク2へ導かれる。また、他方のレーザ光はビームスプリッタ35で反射されてPD46へ導かれる。
偏光ビームスプリッタ36には、ビームスプリッタ35を透過したレーザ光が入射される。偏光ビームスプリッタ36は、レーザ光の偏光方向に応じて透過率及び反射率が異なる。ここで、LD31から出射されたレーザ光が入射した面の法線と、当該レーザ光の進行方向とが作る面を入射面という。偏光ビームスプリッタ36は、入射面と平行な方向に振動する直線偏光の光を透過し、入射面と垂直な方向に振動する直線偏光の光を反射する。LD31から出射されたレーザ光のうち、入射面に平行な方向に振動する直線偏光のレーザ光は偏光ビームスプリッタ36を透過し、1/4波長板37を介して、ビームエキスパンダ38に照射される。
1/4波長板37は直線偏光を円偏光に、円偏光を直線偏光に変換する。光ディスク2に照射するために、LD31から出射されたレーザ光は直線偏光であり、1/4波長板37は当該レーザ光を円偏光に変換する。
円偏光に変換されたレーザ光は、ビームエキスパンダ38に入射する。ビームエキスパンダ38は、透過させるレーザ光を弱発散/弱収束させる。このため、対物レンズ40に入射するレーザ光の光束幅や入射角が変化する。光束幅等の変化により対物レンズ40により集光されるレーザ光の焦点位置が変化し、球面収差を補正することができる。ビームエキスパンダ38から出射されたレーザ光は、レンズホルダ39により保持された対物レンズ40へ向かう。
対物レンズ40は、ビームエキスパンダ38を透過したレーザ光を集光する。対物レンズ40により集光されたレーザ光は光ディスク2に照射される。フォーカシングコイル41は、サーボ制御部13からの信号に基づき、対物レンズ40の位置制御を行なう。対物レンズ40の移動により、LD31から出射されて光ディスク2上に集光される光の集光点(合焦点)の位置が調整される。
光ディスク2で反射された反射レーザ光は、対物レンズ40、ビームエキスパンダ38を介して、1/4波長板37に入射する。反射レーザ光は、1/4波長板37にて、円偏光から直線偏光に変換される。光ディスク2における反射により、反射レーザ光は反射前と逆回りに回転する円偏光の光となるため、1/4波長板37にて変換された直線偏光の反射レーザ光は、上記入射面と垂直な方向に振動する。
直線偏光に変換された反射レーザ光は偏光ビームスプリッタ36に入射する。入射した反射レーザ光は、上記入射面と垂直な方向に振動するため、反射レーザ光はすべて偏光ビームスプリッタ36で反射されて、集光レンズ42及びシリンドリカルレンズ43を介して、PD44へ入射する。集光レンズ42は、反射レーザ光を集光し、集光された反射レーザ光をPD44へ照射するために用いられる。シリンドリカルレンズ43は、非点収差法によるフォーカスエラーの検出に用いられる。
PD44は、LD31から出射され、光ディスク2で反射された反射レーザ光を受光して検出する。反射レーザ光は、光ディスク2に記録された映像や音声等の記録情報を有する。PD44は、受光した反射レーザ光のパワーに基づいて光検出信号を生成する。光検出信号には、レーザ光を集光すべき位置からレーザ光の焦点位置がずれていることを示すフォーカスエラーの情報が含まれる。光検出信号は、制御部11へ出力される。
制御部11は、PD44からの光検出信号に基づいて、フォーカスエラーを検知し、フォーカスエラー信号を生成し、サーボ制御部13へ出力する。サーボ制御部13は、制御部11からのフォーカスエラー信号に基づいて、フォーカスサーボを行なう。フォーカスサーボにより、フォーカシングコイル41が駆動される。その結果、フォーカシングコイル41により制御される対物レンズ40の位置が調整され、光ディスク2上に照射されるレーザ光の合焦点の位置が制御される。
LD31から出射されたレーザ光のうち、ビームスプリッタ35で反射されたレーザ光は、集光レンズ45を介して、PD46に入射する。PD46は、受光した反射レーザ光のパワーに基づいて光検出信号を生成する。当該光検出信号に基づいてLD31から出射されるレーザ光のパワーが、制御部11により制御される。
図3は、PD44を含むフォーカスエラー検出回路及びこれを用いたフォーカスエラー検出方法を示している。同図で示されるフォーカスエラー検出回路図は、抵抗等が図示されていない簡略化された回路図である。また、同図で示されるフォーカスエラー検出方法は非点収差法である。
フォーカスエラー検出回路は、PD44と増幅器47とを含む。PD44の受光面は、A面、B面、C面及びD面の4面に分割されている。それぞれの面の出力は増幅器47で加減算され、フォーカスエラー(FE:Focus Error)信号として制御部11に出力される。ここで、A、B、C、D面のそれぞれ出力電圧をa、b、c、dとしたとき、FE信号は、対角方向の受光面間の差動出力電圧a+c−(b+d)で表される。このようにして、FEが検出される。
次に、非点収差法によるフォーカスエラー検出方法について説明する。図2で示されるように、反射レーザ光を集光する集光レンズ42とPD44との間に、シリンドリカルレンズ43が配置される。レーザ光の合焦点が光ディスク2のデータ記録層に位置する、つまり合焦点が最適位置にある場合(図3(a)参照)、シリンドリカルレンズ43の作用により、反射レーザ光の像は受光面上で円形状となる。光ディスク2が、対物レンズ40により集光されるレーザ光の合焦点の位置から近くなる場合(図3(b)参照)また遠くなる場合(図3(c)参照)、受光面上の反射レーザ光の像が円形状から楕円形状に変化する。このため、合焦点の位置の変化に伴い、差動出力が変化してFEが検出される。差動出力の変化に伴い、FE信号の値が変化する。
このようにして、LD31から光ディスク2にレーザ光が照射され、PD44は光ディスク2で反射したレーザ光を受光し、FE検出回路は受光したレーザ光に基づいてFE信号を生成する(信号生成ステップ)。
図4は、上記FE検出回路により生成されたFE信号の波形を示している。対物レンズ40により集光されるレーザ光の合焦点が、光ディスク2のデータ記録層に位置する場合、FE回路の出力(FE信号)電圧は零となる。光ディスク2が合焦点の位置から近い場合、FE信号電圧は負の値となる。光ディスク2が合焦点の位置から遠い場合、FE信号電圧は正の値となる。FE信号電圧は、同図(a)で示されるように、焦点ずれに比例して直線的に変化する。
焦点位置を変化させることにより、FE信号波形が得られた後、当該波形に基づいてフォーカスサーボが行なわれる。当該波形に基づき、FE信号電圧が零となるように、フォーカシングコイル41により対物レンズ40の位置が調節される。その結果、合焦点が光ディスク2のデータ記録層の最適な位置にあるようにされる。このため、FE信号波形が、PD44の誤差等により異常な形とならないように、フォーカスエラー信号波形を調整する必要が生じる。フォーカスエラー信号波形の調整には、S字バランス調整と、振幅調整がある。
図4(b)は、振幅調整(振幅調整ステップ)の方法を示している。振幅調整とは、FE信号の振幅を増幅及び減衰させて、振幅を調整することである。例えば、同図で示されるように、FE信号波形の振幅がVである場合、振幅をVとすることにより、振幅調整を実行する。なお、振幅の大きさは、FE信号に基づいてフォーカスサーボを行なう制御部11のダイナミックレンジを考慮に入れて決定される。
図4(c)は、S字バランス調整(波形整形ステップ)の方法を示している。S字バランス調整とは、FE信号の波形が、基準点(同図で原点)に関して点対称になるように波形を整形することである。例えば、同図で示されるように、FE信号波形の上側振幅がVで、下側振幅がVである場合、上側振幅をVに増幅することにより、S字バランス調整を実行する。
ところで、上記図4で示されるようなFE信号を生成する場合、光ディスク2がエンボスピットを有するDVD−RAMであることから、FE信号に誤差が生じることがある。以下、図5を参照してその詳細を説明する。
図5は、エンボスピットを有する光ディスク2を構成するDVD−RAMの構造を示している。DVD−RAMは、同図で示されるように、ランドトラックとグルーブトラックを有し、これらはディスクに渦巻き状に形成されていると共に、ディスク1回転毎に交互に形成されている。マークはランドトラックとグルーブトラックの両トラックに記録される。
記録単位であるセクタは、ヘッダ部とデータ部とで構成されている。DVD−RAMにおいて、基本的にアドレス情報は各セクタのヘッダ部にプリフォーマットされているエンボスピットから与えられる。エンボスピットの位置はトラック方向にわずかにずらして配置されている。このため、ランドトラックとグルーブトラックの両トラックにおいて、ヘッダ部にアドレスを割り当てることができる。ヘッダ部に割り当てられるアドレスはCAPA(Complementary Allocated Pit Address)と呼ばれている。
FE信号生成のため、レーザ光がグルーブトラックに沿って、エンボスピットが形成されていない位置からエンボスピットがある位置にかけて照射された場合、エンボスピットによりレーザを集光すべき位置が変化する。したがって、FE信号の波形に、エンボスピットによる影響が現れ、誤差が生じる。
エンボスピットは、DVD−RAMの全ての領域に形成されている訳ではない。DVD−RAMは、リードイン領域に、エンボスデータ部(Emboss Data Zone)と書換可能データ部(Rewritable Data Zone)を有し、エンボスデータ部にエンボスピットは形成されておらず、書換可能データ部にはエンボスピットが存在する。エンボスデータ部には、光ディスクの種類、フォーマット形式及びデータ記録方法を含む制御データが記録されている。書換可能データ部には、テスト記録による書き換えが可能な領域と、ディスク上の欠陥を処理するための情報を記録する領域とが設けられている。
図6は、図5で示されるエンボスピットを有する光ディスク2にレーザ光を照射した場合の、光ディスク記録装置1におけるフォーカスエラー信号調整方法の手順を示している。
光ディスク2が光ディスク記録装置1に挿入された後、S字バランス調整を実行するため、光ディスク2を静止(光ディスク2の回転を停止)させた状態で、制御部11は、LD31から光ディスク2の書換可能データ部にレーザ光を照射させる。PD44は、書換可能データ部で反射したレーザ光を受光する。FE検出回路は、受光したレーザ光に基づいてFE信号を生成する。制御部11は、このFE信号につき、S字バランス調整を実行する(S101)。光ディスク2の回転中にエンボスピットの位置でS字バランス調整を行なった場合、FE信号の波形がエンボスピットの影響により異常な形となる。したがって、光ディスク2の回転を停止させた状態でS字バランス調整を実行することにより、FE信号波形が異常な形となる事態を避けることができる。このようにして、波形整形されたFE信号に基づき、高精度なフォーカスサーボを行なうことができる。
光ディスク2の回転を停止させた状態でS字バランス調整を実行する際、エンボスピット(CAPA)の位置でS字バランス調整を行なわないようにする。例えば、エンボスピットの反射率はランドトラックやグルーブトラックの反射率と異なるため、制御部11が反射レーザ光の光量に基づいてエンボスピットの位置を把握し、当該位置でS字バランス調整を行なわないようにする。このようにして、光ディスク2の回転を停止させた状態においてエンボスピット(CAPA)の位置でS字バランス調整を行なわないことにより、FE信号の波形が崩れないようにすることができる。
書換可能データ部におけるS字バランス調整の後、制御部11はスピンドルモータ10を駆動させ、光ディスク2を回転させる。その後、書換可能データ部にてFE振幅調整を実行する(S102)。FE振幅調整の後、サーボ制御部13は、制御部11からの信号に基づき、フォーカスサーボを行なう(S103)。フォーカスサーボにより、レーザ光の合焦点がある程度良いところに位置することになる。
光ピックアップ装置3は、書換可能データ部にレーザ光を照射する位置から、エンボスデータ部にレーザ光を照射する位置に移動する(S104)。移動後、LD31からエンボスデータ部にレーザ光が照射され、PD44はエンボスデータ部で反射したレーザ光を受光し、FE検出回路は受光したレーザ光に基づいてFE信号を生成する。FE信号につき、エンボスデータ部でS字バランス調整と振幅調整が行なわれる(S105)。エンボスデータ部にはエンボスピット(CAPA)は存在しないため、エンボスピットの影響によりFE信号の波形が変形することはない。
エンボスデータ部におけるS字バランス調整と振幅調整の後、エンボスデータ部でフォーカスサーボが行なわれる(S106)。フォーカスサーボにより、レーザ光の合焦点がある程度良いところに位置することになる。
光ピックアップ装置3は、エンボスデータ部にレーザ光を照射する位置から、書換可能データ部にレーザ光を照射する位置に移動する(S107)。S101のS字バランス調整により得られた最適値が、書換可能データ部においてS字バランス調整に反映され、FE信号波形が整形される(S108)。
また、S105の振幅調整により得られた最適値を約6dB増幅し、増幅された値が書換可能データ部において振幅調整に反映され、FE信号波形が整形される(S109)。本発明の発明者による実験の結果、書換可能データ部内のエンボスピットが形成されていない位置におけるFE信号の振幅が、エンボスデータ部におけるFE信号の振幅より約6dB大きいことが分かっている。従って、エンボスピットが存在しないエンボスデータ部において振幅調整を実行し、実行により得られFE信号の振幅を約6dB増幅させ、増幅された振幅を持つFE信号を書換可能データ部におけるFE信号波形とすることにより、書換可能データ部におけるFE信号波形はエンボスピットの影響を受ける事態を避けられる。その結果、振幅調整されたFE信号に基づく高精度なフォーカスサーボが可能となる。
振幅調整及び波形整形されたFE信号に基づき、制御部11は書換可能データ部においてフォーカスサーボを行い、レーザ光の合焦点を最適なところに位置させる(S110)。このような手順を踏むことにより、FE信号は振幅調整及び波形整形され、振幅調整及び波形整形されたFE信号に基づく高精度なフォーカスサーボが可能となる。
図7は、光ピックアップ装置3を構成する対物レンズ40の位置変化を示している。(1)は書換可能データ部におけるS字バランス調整用の位置変化を示している(図6でS101に対応)。なお、この時、光ディスク2の回転は停止している。(2)は、CDが光ディスク記録装置1に挿入された場合の、S字バランス調整・振幅調整用の位置変化を示している。なお、光ディスク2の種類の判別は、フォーカス和信号(図3でa+b+c+d)及びFE信号に基づいて、制御部11により行なわれる。(3)は、光ディスク2がDVD+RAMである場合の振幅調整用の位置変化を示している(S102に対応)。(4)は、フォーカスサーボを行なうための位置変化を表している(S103に対応)。
(4)で示されるフォーカスサーボの後、対物レンズ40の位置は、書換可能データ部にレーザ光を照射する位置から、エンボスデータ部にレーザ光を照射する位置に移動する(S104に対応)。(5)に示されるように、エンボスデータ部でS字バランス調整・振幅調整のために対物レンズの位置が変化される(S105に対応)。その後、(6)に示されるように、フォーカスサーボが行なわれる(S106に対応)。
(6)で示されるフォーカスサーボの後、対物レンズ40の位置は、エンボスデータ部にレーザ光を照射する位置から、書換可能データ部にレーザ光を照射する位置に移動する(S107に対応)。(7)で示されるように、書換可能データ部において、(1)におけるS字バランス調整値と、(5)における振幅調整値を約6dB増幅させた振幅値をFE信号の振幅値とする。このため、振幅調整及び波形整形されたFE信号に基づき、高精度なフォーカスサーボが行なわれ、レーザ光の合焦点が最適なところに位置される。
以上、本発明を適用した実施形態を説明したが、本発明はこのような実施形態に限定されるものでなく、使用目的に応じ、様々な変形が可能である。
本発明の一実施形態に係る光ディスク記録装置の構成を示すブロック図。 上記光ディスク記録装置を構成する光ピックアップ装置の構成を示す図。 上記光ピックアップ装置を構成するフォーカスエラー検出回路及びこれを用いたフォーカスエラー検出方法を示す図。 上記フォーカスエラー検出回路により生成されたフォーカスエラー信号の波形を示す図。 本実施形態に係る光ディスクの構造を示す図。 本実施形態に係る光ディスク記録装置におけるフォーカスエラー信号調整方法の手順を示すフローチャート。 上記光ピックアップ装置を構成する対物レンズの位置変化を示す図。
符号の説明
1 光ディスク記録装置
2 光ディスク
3 光ピックアップ装置
10 スピンドルモータ
11 制御部
12 移動モータ
13 サーボ制御部
15 レーザ駆動部
31 半導体レーザダイオード
39 レンズホルダ
40 対物レンズ
41 フォーカシングコイル
43 シリンドリカルレンズ
44 フォトディテクタ
47 増幅器

Claims (3)

  1. 光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクで反射したレーザ光を受光し、前記受光したレーザ光に基づいてフォーカスエラー信号を生成する信号生成ステップと、
    前記フォーカスエラー信号の振幅を増幅及び減衰させて、前記振幅を調整する振幅調整ステップと、
    前記フォーカスエラー信号の波形が、基準点に関して点対称になるように前記波形を整形する波形整形ステップと、を含み、
    前記光ディスクは、前記光ディスクの種類、フォーマット形式及びデータ記録方法を含む制御データが記録されているエンボスデータ部と、テスト記録による書き換えが可能な書換可能データ部とを有し、
    前記書換可能データ部に、CAPA(Complementary Allocated Pit Address)が割り当てられるエンボスピットが形成されている光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法において、
    前記書換可能データ部内の前記エンボスピットが形成されていない位置にレーザ光を照射することにより、前記書換可能データ部において、前記光ディスクを静止させた状態で前記信号生成ステップ及び前記波形整形ステップを実行し、
    前記エンボスデータ部にレーザ光を照射することにより、前記エンボスデータ部において、前記信号生成ステップ及び前記振幅調整ステップを実行し、
    前記エンボスデータ部において実行された信号生成ステップ及び振幅調整ステップにより得られたフォーカスエラー信号の振幅を略6dB増幅させた信号の振幅を、前記書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号の振幅とし、
    振幅調整及び波形整形されたフォーカスエラー信号に基づく高精度なフォーカスサーボが可能となることを特徴とする光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法。
  2. 光ディスクにレーザ光を照射し、前記光ディスクで反射したレーザ光を受光し、前記受光したレーザ光に基づいてフォーカスエラー信号を生成する信号生成ステップと、
    前記フォーカスエラー信号の振幅を増幅及び減衰させて、前記振幅を調整する振幅調整ステップと、を含み、
    前記光ディスクは、前記光ディスクの種類、フォーマット形式及びデータ記録方法を含む制御データが記録されているエンボスデータ部と、テスト記録による書き換えが可能な書換可能データ部とを有し、
    前記書換可能データ部に、CAPA(Complementary Allocated Pit Address)が割り当てられるエンボスピットが形成されている光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法において、
    前記エンボスデータ部にレーザ光を照射することにより、前記エンボスデータ部において、前記信号生成ステップ及び前記振幅調整ステップを実行し、
    前記エンボスデータ部において実行された信号生成ステップ及び振幅調整ステップにより得られたフォーカスエラー信号の振幅を増幅させた信号の振幅を、前記書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号の振幅とし、
    振幅調整されたフォーカスエラー信号に基づく高精度なフォーカスサーボが可能となることを特徴とする光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法。
  3. 前記エンボスデータ部において実行された信号生成ステップ及び振幅調整ステップにより得られたフォーカスエラー信号の振幅を略6dB増幅させた信号の振幅を、前記書換可能データ部におけるフォーカスエラー信号の振幅とする請求項2に記載の光ディスク装置におけるフォーカスエラー信号調整方法。
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