JP2005158234A - 記録再生方法、記録再生装置および半導体回路 - Google Patents

記録再生方法、記録再生装置および半導体回路 Download PDF

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Abstract

【課題】記録再生制御の制御パラメータの設定において、より簡易かつ適切な制御パラメータの設定を実現することを課題とする。
【解決手段】光ディスク情報記録再生装置100は、光ディスク10の記録再生を行う装置であって、システムコントローラ19と、トラッキング制御部15,フォーカス制御部16,収差補正部17とを備えている。システムコントローラ19は、光ディスク10におけるトラックピッチの広い領域30から検出されるトラッキング誤差信号TEを用いて、光ディスク10の記録再生制御の制御パラメータを調整する。トラッキング制御部15,フォーカス制御部16,収差補正部17は、調整された制御パラメータを用いて、光ディスク10の記録再生を実行する。
【選択図】図1

Description

本発明は光ディスクの記録再生を実行する記録再生方法、記録再生装置および記録再生装置に用いられる半導体回路に関するものである。
近年、DVD(Digital Versatile Disc)を始めとする光ディスク媒体および光ディスク装置が広く使われている。またDVDの光源が赤色レーザであるのに対して、青色レーザを用いたさらなる高密度な光ディスクであるblu−rayも実用化されている。光ディスク記録再生に用いるレーザ光源の短波長化され、光ディスク上に照射する光スポットの形状を小さくするために対物レンズの高NA化も行われている。
しかしながら、記録ピットもしくは記録マークの微細化に伴い、光スポットの波面収差の影響を無視することができなくなってきている。そこで球面収差を補正する方法が提案されている(例えば特許文献1参照)。このような収差を補正する方法としては光軸上に配置されたカップリングレンズあるいはレーザ光を平行光にするコリメータレンズを光軸方向に移動されるのが一般的である。
図2に球面収差を補正するためのヘッド構成図を一例として示す。
図2において光ヘッド11は、半導体レーザ等の光源24から出射した光は偏向プリズム25を通過し、コリメータレンズ23に入る。次にコリメータレンズ23により平行光になった光は対物レンズ26に入射し、対物レンズ26によって集光され光ディスク20上に照射される。また、対物レンズ26はアクチュエータ21を駆動することにより所定の光スポットを光ディスク20上で形成し、所望のトラックを走査する。光ディスク20から反射した光は再び対物レンズ26に入射し、平行光となって、再度コリメータレンズ23に入射する。コリメータレンズ23を通過した光は偏向プリズム25に再度入射し、今度は偏向されて所望の信号を検出する光学フィルタであるホログラム27に入射する。ホログラム27を通過した光は光検出器28によって各種制御信号を生成する。
この構成において、球面収差を補正するためには、コリメータレンズ23を駆動アクチュエータ22により変化させる。このような構成によって球面収差を補正する技術が知られている。
また、光ディスク装置としては、収差補正する際に光ディスクに記録された信号を用いて最適補正量を探査する方法が提案されている(例えば、特許文献2参照)。
さらに、光学ヘッドとしてフォーカスエラー信号を用いて、フォーカス位置と収差補正量とを一定の割合で変化させ収差補正しようとする提案も行われている(例えば、特許文献3参照)。
特開平11−25906号公報 特開平10−106012号公報 特開2000−182254号公報
前記従来の構成では、予め設定した値でフォーカスと収差量などの記録再生制御の制御パラメータを設定する場合には、光ディスク装置および光学素子のばらつき等により、必ずしも適切な記録再生制御が行われるとは限らない。
また、光ディスクに記録された信号を再生して制御パラメータの設定を行う場合には、装置構成および制御が複雑となる。
さらに、フォーカスエラー信号を用いて制御パラメータの設定を行う場合には、光学ヘッドの構成が複雑となる。
以上示すように、記録再生制御の制御パラメータの設定においては、より簡易かつ適切な制御パラメータの設定が求められている。
そこで、本発明では、記録再生制御の制御パラメータの設定において、より簡易かつ適切な制御パラメータの設定を実現する記録再生方法を提供することを課題とする。さらに別の本発明では、より簡易かつ適切な制御パラメータの設定を実現する記録再生装置および半導体回路を提供することを課題とする。
請求項1に記載の記録再生方法は、光ディスクの記録再生を行う方法であって、パラメータ調整ステップと、記録再生実行ステップとを備えている。パラメータ調整ステップは、光ディスクにおける所定のトラックピッチの領域から検出される検出信号を用いて、光ディスクの記録再生制御の制御パラメータを調整する。記録再生実行ステップは、調整された制御パラメータを用いて、光ディスクの記録再生を実行する。
ここで、検出信号とは、例えば、光ディスクの物理的形状・特性を利用して得られる信号である。
本発明の記録再生方法では、検出信号を用いて制御パラメータの調整を行うため、適切な制御パラメータの設定を行うことが可能となる。さらに、検出信号は、所定のトラックピッチの領域から検出されるものであるため、より簡易に制御パラメータの設定を行うことが可能となる。以上により、より簡易かつ適切な制御パラメータの設定を実現する記録再生方法を提供することが可能となる。
請求項2に記載の記録再生方法は、請求項1に記載の記録再生方法であって、検出信号は、光ディスクの記録再生を実行するための光スポットを所定のトラックピッチの領域においてトラッキングする際に用いられるトラッキング制御信号である。
本発明の記録再生方法では、トラッキング制御信号を用いて制御パラメータの調整を行う。すなわち、光ディスクの記録再生時と同様のトラッキング制御により、制御パラメータの調整を行うことが可能となり、より簡易に制御パラメータの設定を行うことが可能となる。
請求項3に記載の記録再生方法は、請求項1または2に記載の記録再生方法であって、トラッキング制御信号は、光スポットの反射光を検出する光検出部の出力差であるトラッキング誤差信号である。パラメータ調整ステップは、トラッキング誤差信号の信号振幅が最大となるように制御パラメータを調整する。
本願発明者の調査により、トラッキング誤差信号の信号振幅が最大となる場合に、制御パラメータの調整が適切に行われていることが判明している。
本発明の記録再生方法では、光ディスクの記録再生時と同様のトラッキング誤差信号を用いて制御パラメータの調整を行うことが可能となる。
請求項4に記載の記録再生方法は、請求項1〜3のいずれかに記載の記録再生方法であって、記録再生制御は、光ディスクの記録再生を実行するための光スポットを略一定にするためのフォーカス制御と、光スポットの光学的収差を補正するための収差補正制御とを含む。
請求項5に記載の記録再生方法は、請求項4に記載の記録再生方法であって、収差補正制御は、球面収差を補正する制御である。
請求項6に記載の記録再生方法は、請求項4または5に記載の記録再生方法であって、パラメータ調整ステップは、フォーカス制御と収差補正制御との各々最適制御位置を所定のトラックピッチの領域で探査する。
本発明の記録再生方法により、所定のトラックピッチの領域で、フォーカス制御と収差補正制御との最適制御位置(制御パラメータ)の調整を行うことが可能となる。
請求項7に記載の記録再生方法は、請求項1〜6のいずれかに記載の記録再生方法であって、所定のトラックピッチの領域は、光ディスクにおいて情報を記録することができないように形成されている領域である。
光ディスクにおいて情報を記録することができないように形成されている領域とは、例えば、光ディスクに形成されているBCA(Burst Cutting Area)など、光ディスクの製造時あるいは製造後に光ディスクの情報などを付加するための領域である。
請求項8に記載の記録再生方法は、請求項1〜7のいずれかに記載の記録再生方法であって、所定のトラックピッチの領域は、光ディスクのそれ以外の領域よりも内周側に形成されている領域である。
請求項9に記載の記録再生方法は、請求項1〜8のいずれかに記載の記録再生方法であって、光ディスクのトラックピッチは、いずれの領域もひとつの光源から生成される光スポットで光スポットが所望のトラックを走査するためのトラッキング制御を行うことができるようなトラックピッチに形成されている。
請求項10に記載の記録再生方法は、請求項1〜9のいずれかに記載の記録再生方法であって、光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクである。所定のトラックピッチの領域は、異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域である。記録再生実行ステップは、異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチを有する領域において、光ディスクの記録再生を行う。
本発明の記録再生方法では、広いトラックピッチの領域において制御パラメータの調整を行うとともに、それよりも狭いトラックピッチの領域において記録再生を行うことが可能となる。
請求項11に記載の記録再生方法は、請求項1〜10のいずれかに記載の記録再生方法であって、所定のトラックピッチの領域は、光ディスクの記録再生を実行するための光スポット径の2倍以上の大きさのトラックピッチを有する領域である。
本発明の記録再生方法では、光スポット径の2倍以上の大きさのトラックピッチの領域において制御パラメータの調整を行う。
請求項12に記載の記録再生方法は、請求項11に記載の記録再生方法であって、光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクである。所定のトラックピッチの領域は、異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域である。異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチの領域は、光スポット径の2倍以下の大きさのトラックピッチを有する領域である。
本発明の記録再生方法では、光スポット径の2倍以上の大きさのトラックピッチの領域において制御パラメータの調整を行うとともに、光スポット径の2倍以下の大きさのトラックピッチの領域において記録再生を行うことが可能となる。
請求項13に記載の記録再生方法は、請求項1〜12のいずれかに記載の記録再生方法であって、所定のトラックピッチの領域のトラックピッチをTPWとし、光ディスクに照射する光の波長をλとし、光を集光するための対物レンズの開口数をNAとした場合に、(TPW/λ)・NAは、3.69以上4.95以下である。
本発明の記録再生方法では、(TPW/λ)・NAが、3.69以上4.95以下であるTPWの領域において制御パラメータの調整を行うことが可能となる。
請求項14に記載の記録再生方法は、請求項13に記載の記録再生方法であって、光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクである。所定のトラックピッチの領域は、異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域である。異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチの領域のトラックピッチをTPSとした場合に、(TPS/λ)・NAは、0.61以上0.73以下である。
本発明の記録再生方法では、(TPW/λ)・NAが、3.69以上4.95以下であるTPWの領域において制御パラメータの調整を行うとともに、(TPS/λ)・NAが、0.61以上0.73以下となるTPSの領域において記録再生を行うことが可能となる。
請求項15に記載の記録再生装置は、光ディスクの記録再生を行う装置であって、パラメータ調整部と、記録再生実行部とを備えている。パラメータ調整部は、光ディスクにおける所定のトラックピッチの領域から検出される検出信号を用いて、光ディスクの記録再生制御の制御パラメータを調整する。記録再生実行部は、調整された制御パラメータを用いて、光ディスクの記録再生を実行する。
ここで、検出信号とは、例えば、光ディスクの物理的形状・特性を利用して得られる信号である。
本発明の記録再生装置では、検出信号を用いて制御パラメータの調整を行うため、適切な制御パラメータの設定を行うことが可能となる。さらに、検出信号は、所定のトラックピッチの領域から検出されるものであるため、より簡易に制御パラメータの設定を行うことが可能となる。以上により、より簡易かつ適切な制御パラメータの設定を実現する記録再生装置を提供することが可能となる。
請求項16に記載の記録再生装置は、請求項15に記載の記録再生装置であって、検出信号は、光ディスクの記録再生を実行するための光スポットを所定のトラックピッチの領域においてトラッキングする際に用いられるトラッキング制御信号である。
本発明の記録再生装置では、トラッキング制御信号を用いて制御パラメータの調整を行う。すなわち、光ディスクの記録再生時と同様のトラッキング制御により、制御パラメータの調整を行うことが可能となり、より簡易に制御パラメータの設定を行うことが可能となる。
請求項17に記載の記録再生装置は、請求項15または16に記載の記録再生装置であって、トラッキング制御信号は、光スポットの反射光を受光する受光部の出力差であるトラッキング誤差信号である。パラメータ調整部は、トラッキング誤差信号の信号振幅が最大となるように制御パラメータを調整する。
本願発明者の調査により、トラッキング誤差信号の信号振幅が最大となる場合に、制御パラメータの調整が適切に行われていることが判明している。
本発明の記録再生装置では、光ディスクの記録再生時と同様のトラッキング誤差信号を用いて制御パラメータの調整を行うことが可能となる。
請求項18に記載の記録再生装置は、請求項15〜17のいずれかに記載の記録再生装置であって、記録再生制御は、光ディスクの記録再生を実行するための光スポットを略一定にするためのフォーカス制御と、光スポットの光学的収差を補正するための収差補正制御とを含む。
請求項19に記載の記録再生装置は、請求項18に記載の記録再生装置であって、収差補正制御は、球面収差を補正する制御である。
請求項20に記載の記録再生装置は、請求項18または19に記載の記録再生装置であって、パラメータ調整部は、フォーカス制御と収差補正制御との各々最適制御位置を所定のトラックピッチの領域で探査する。
本発明の記録再生装置により、所定のトラックピッチの領域で、フォーカス制御と収差補正制御との最適制御位置(制御パラメータ)の調整を行うことが可能となる。
請求項21に記載の記録再生装置は、請求項15〜20のいずれかに記載の記録再生装置であって、所定のトラックピッチの領域は、光ディスクにおいて情報を記録することができないように形成されている領域である。
光ディスクにおいて情報を記録することができないように形成されている領域とは、例えば、光ディスクに形成されているBCA(Burst Cutting Area)など、光ディスクの製造時あるいは製造後に光ディスクの情報などを付加するための領域である。
請求項22に記載の記録再生装置は、請求項15〜21のいずれかに記載の記録再生装置であって、所定のトラックピッチの領域は、光ディスクのそれ以外の領域よりも内周側に形成されている領域である。
請求項23に記載の記録再生装置は、請求項15〜22のいずれかに記載の記録再生装置であって、光ディスクのトラックピッチは、いずれの領域もひとつの光源から生成される光スポットで光スポットが所望のトラックを走査するためのトラッキング制御を行うことができるようなトラックピッチに形成されている。
請求項24に記載の記録再生装置は、請求項15〜23のいずれかに記載の記録再生装置であって、光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクである。所定のトラックピッチの領域は、異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域である。記録再生実行部は、異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチを有する領域において、光ディスクの記録再生を行う。
本発明の記録再生装置では、広いトラックピッチの領域において制御パラメータの調整を行うとともに、それよりも狭いトラックピッチの領域において記録再生を行うことが可能となる。
請求項25に記載の記録再生装置は、請求項15〜24のいずれかに記載の記録再生装置であって、所定のトラックピッチの領域は、光ディスクの記録再生を実行するための光スポット径の2倍以上の大きさのトラックピッチを有する領域である。
本発明の記録再生装置では、光スポット径の2倍以上の大きさのトラックピッチの領域において制御パラメータの調整を行う。
請求項26に記載の記録再生装置は、請求項25に記載の記録再生装置であって、光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクである。所定のトラックピッチの領域は、異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域である。異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチの領域は、光スポット径の2倍以下の大きさのトラックピッチを有する領域である。
本発明の記録再生装置では、光スポット径の2倍以上の大きさのトラックピッチの領域において制御パラメータの調整を行うとともに、光スポット径の2倍以下の大きさのトラックピッチの領域において記録再生を行うことが可能となる。
請求項27に記載の記録再生装置は、請求項15〜26のいずれかに記載の記録再生装置であって、所定のトラックピッチの領域のトラックピッチをTPWとし、光ディスクに照射する光の波長をλとし、光を集光するための対物レンズの開口数をNAとした場合に、(TPW/λ)・NAは、3.69以上4.95以下である。
本発明の記録再生装置では、(TPW/λ)・NAが、3.69以上4.95以下であるTPWの領域において制御パラメータの調整を行うことが可能となる。
請求項28に記載の記録再生装置は、請求項27に記載の記録再生装置であって、光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクである。所定のトラックピッチの領域は、異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域である。異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチの領域のトラックピッチをTPSとした場合に、(TPS/λ)・NAは、0.61以上0.73以下である。
本発明の記録再生装置では、(TPW/λ)・NAが、3.69以上4.95以下であるTPWの領域において制御パラメータの調整を行うとともに、(TPS/λ)・NAが、0.61以上0.73以下となるTPSの領域において記録再生を行うことが可能となる。
請求項29に記載の半導体回路は、光ディスクの記録再生制御の制御パラメータを調整する半導体回路であって、検出信号取得部と、パラメータ調整部とを備えている。検出信号取得部は、光ディスクにおける所定のトラックピッチの領域から検出される検出信号を取得する。パラメータ調整部は、取得された検出信号を用いて、記録再生制御の制御パラメータを調整する。
ここで、検出信号とは、例えば、光ディスクの物理的形状・特性を利用して得られる信号である。
本発明の半導体回路では、検出信号を用いて制御パラメータの調整を行うため、適切な制御パラメータの設定を行うことが可能となる。さらに、検出信号は、所定のトラックピッチの領域から検出されるものであるため、より簡易に制御パラメータの設定を行うことが可能となる。以上により、より簡易かつ適切な制御パラメータの設定を実現する半導体回路を提供することが可能となる。
以上のように本発明により、記録再生制御の制御パラメータの設定において、より簡易かつ適切な制御パラメータの設定を実現する記録再生方法を提供することが可能となる。
以下本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。また、同一機能を有するものについては同一の符号を付している。
(実施の形態1)
実施の形態1に示す発明は、特に、トラッキング誤差信号TEを利用してフォーカス制御と収差補正制御との最適制御位置(制御パラメータ)を設定する点、に特徴を有している。さらに、トラッキング誤差信号TEを光ディスク上の所定の領域において検出する点、に特徴を有している。
〈光ディスク情報記録再生装置の構成〉
図1は本発明実施の形態を示すための光ディスク情報記録再生装置のブロック図である。
光ディスク情報記録再生装置100は、光ディスク10へ光を照射し、光ディスク10からの反射光を検出する光ヘッド11、光ディスク10を回転させるスピンドルモータ12、光ヘッド11を移動させるトラバース部13、トラバース部13を駆動させるためのトラバース駆動部18などから主に構成されている。また、光ヘッド11において検出された検出信号から、プリアンプ14は、フォーカス誤差信号(FE)、トラッキング誤差信号(TE)、RF再生信号を生成する。
フォーカス誤差信号FEは、光ヘッド11から出射される光が光ディスク10上で一定のスポットを形成するようにプリアンプ14により生成され、フォーカス制御部16に入力され、フォーカス制御を実現する。
トラッキング誤差信号TEは、光ヘッド11から出射される光が光ディスク10上の所望のトラックを走査するようにプリアンプ14により生成され、トラッキング制御部15に入力され、トラッキング制御を実現する。
フォーカス制御部16およびトラッキング制御部15は、光スポットを光ディスク10上の所望の部分に照射し、上述の誤差信号に基づいて帰還制御を行うため、デジタルフィルタや各種フィルタを備えている。
光ディスク情報記録再生装置100は、さらに、図2に示すものと同様な効果を有する収差補正部17を備え、収差補正できるような構成となっている。
また、光ディスク情報記録再生装置100は、装置全体を制御するためのシステムコントローラ19を備えている。このシステムコントローラはAD変換器、デジタル信号処理部(DSP)、中央演算処理部(CPU)、メモリなどを内蔵し、ハードウェアないしはソフトウェアによる光ディスクシステム制御を行うものである。システムコントローラ19は、プリアンプ14等において生成される各種誤差信号を検出し、トラッキング制御部15、フォーカス制御部16、収差補正部17に対して動作指示およびオフセット等の設定を行うことが可能である。
〈光ディスク情報記録再生装置の動作〉
以下、光ディスク情報記録再生装置100のフォーカス制御、収差補正制御、トラッキング制御について説明する。さらに、本発明の特徴部分、トラッキング制御において用いられるトラッキング誤差信号を用いたフォーカス位置と収差補正量(制御パラメータ)の設定について説明する。
なお、光ディスク情報記録再生装置100は、以下に説明するフォーカス制御、収差補正制御、トラッキング制御などを用いて、光ディスク10上の所望の部分へ光ヘッド11を移動させ、所定のトラックに対して光ビームを照射し、情報の記録あるいは再生を行う。以下では、本発明の特徴部分を中心に説明を行う。記録再生の一連の動作は、一般的な光ディスク装置の記録再生方法を用いても良いため、記録再生動作に関する他の部分は図示していない。
[フォーカス制御]
図8を用いてフォーカス誤差信号FEの生成方法及びオフセットを変化させる方法について説明する。
図8はフォーカス誤差信号FEを生成するための回路構成図である。
図8は、光検出器84、加算アンプ85,86および差動アンプ87を示している。光検出器84は、上述の光ヘッド11内部で構成される。また、光検出器84上の光量分布89はフォーカスが合っているときには円になりデフォーカス時には楕円になる。この変化を4分割された領域80、領域81、領域82、領域83にて検出する。具体的には、領域81と領域83との検出信号を加算アンプ86で、領域82と領域80との検出信号を加算アンプ85で加算し、さらに二つの加算アンプ85,86の出力の差分を差動アンプ87で検出し、フォーカス誤差信号FEを生成する。
また、フォーカス位置を変化させたい場合には、フォーカス誤差信号FEに対してシステムコントローラ19から所定の変化に対応した電圧あるいは電流を加算あるいは減算することで実現する。また、差動アンプ87の減算バランスを変化させることでもフォーカス位置を変化させることが可能である。
ここでフォーカス制御及びトラッキング制御は、一般的な光ディスク装置において用いられる方法で実現することができるため、ここに記載の方法以外の方法でも構わない。さらに、上述の加算アンプ85、86、差動アンプ87は、光ヘッド11内あるいはプリアンプ14内のどちらにあってもよい。
[収差補正制御]
次に、図9を用いて、収差補正量を変化させる方法について説明する。
図9は収差を補正するためのヘッド構成例を示している。また、図9と図2とは、ほぼ同一であるが、収差補正するためのコリメータレンズ23を変化させる方法がアクチュエータ22からステッピングモータ92に変わっている点、さらに、コリメータレンズ23を動作させるためのステッピングモータ駆動部93を付加した点において相違している。
光ビーム内で発生する収差を補正する場合には、まず、プリアンプ14で生成される信号を元にシステムコントローラ19から所定の電圧、電流、あるいは収差補正部17の内部レジスタを設定するためのコマンド、を収差補正部17であるステッピングモータ駆動部93に出力する。ステッピングモータ駆動部93は、ステッピングモータ92を所定量だけ変化させる。
ここで、収差補正制御は、一般的な光ディスク装置において用いられる方法で実現することができるため、ここに記載の方法以外の方法でも構わない。
[トラッキング制御]
次に、図3〜図7を用いて、光ディスク情報記録再生装置100における、トラッキング制御について説明する。
〔ディスク構造〕
まず、トラッキング制御の対象となる光ディスク10の構造について説明する。
光ディスク10には、本発明の実施のためにトラックピッチが広い領域30とトラックピッチが狭い領域37が形成されている。この光ディスク10のトラック領域について図3を用いて説明する。
図3は、光ディスク10のトラック領域を模式的に示したものである。
図3(a)の光ディスク10には、ディスク内周側にトラックピッチの広い領域30(斜線で示した領域)が形成されており、その外周側には、ユーザデータを記録できるトラックピッチの狭い領域37が形成されている。
図3(b)は、図3(a)のトラックピッチの広い領域30とトラックピッチの狭い領域37の境界部分の一部分31を拡大したものである。
光ディスクのトラック33は、グルーブ形状になっており、光ビームを照射しトラッキング動作を行うことができる。トラック33は、トラックピッチの広いトラックであり、ユーザ情報を記録することはできない。一方、トラック32は、トラックピッチの狭いトラックであり、ユーザ情報36を記録することができる。ユーザ情報36は、コード変調されたマークもしくはピット形成される。
ここでトラックピッチの大きさについては、対物レンズの開口数NAが0.85であり、照射するレーザの波長が405nmである時には、トラックピッチの広い領域30のトラックピッチTPWは、例えば、2μmであり、トラックピッチの狭い領域37のトラックピッチTPSは、例えば、0.32μmである。また、このようなトラック構造において、トラックピッチが広すぎたり狭すぎたりするとトラッキング誤差信号TEが正しく出力されなくなるため、トラックピッチTPWを光ビームの波長λで除して対物レンズの開口数NAを掛けた値が3.69から4.95程度であることが望ましい。さらに、トラックピッチTPSを光ビームの波長λで除して対物レンズの開口数NAを掛けた値が0.61から0.73程度であることが望ましい。
ここで、トラックピッチの広い領域30とは、例えば、光ディスクの内周に形成されたBCA(Burst Cutting Area)と呼ばれる領域である。BCAは、光ディスク製造時あるいは製造後に光ディスクに情報を付加するためのものである。BCAは、円周状に帯状に形成された、反射率の変化を読み取るための縞模様にて形成されている。
通常BCAは、ディスク製造後に高いレーザパワーで形成されるが、予めトラックが形成されている場合には、BCA形成後にそのトラックにトラッキング制御することが可能になる。
〔トラッキング制御〕
次に、図4を用いて、これらのトラック32,33を再生した場合の光検出器28及びトラッキング誤差信号(TE)の生成方法について説明する。
図4は光ヘッド11内の光検出器28の光量分布の様子を示した模式図である。
図4(a)は、図3に示すトラックピッチの狭い領域37を再生した場合の光量分布を示している。光検出器28はトラック走査方向43に対して左右に2分割された構成になっており、トラック32から反射された光の回折0次光40と回折±1次光41とを斜線で示している。トラッキング誤差信号TEは、光検出器28の左右で個別に検出する光量差を差動アンプ44にて検出することにより生成される。
図4(b)は、図3に示すトラックピッチの広い領域30を再生した場合の光量分布を示している。図4(b)に示すように、±1次の回折光42の分布間隔が近づくように光量分布が移動する。
ここで、図4に示される、光検出器28上の光量分布の移動の仕組みについて説明する。
トラッキング誤差信号TEは、回折格子に光を照射した場合の光の回折現象を利用して生成されるものである。この回折光は、0次光を中心に±1次、±2次と順に外側に形成され、0次光から離れるように干渉縞あるいは干渉スポットが形成される。光波長をλ、格子間隔をdとした場合には、光の性質により、干渉間隔Wは、(λ/d)に比例する関係に従う特性になる。
ここで光ディスク10のトラックピッチを格子間隔dと置き換え、光検出器28上での光量分布間隔の関係を干渉間隔期Wと置き換えることができる。したがって、トラックピッチが狭くなるほど光量分布41は離れて、トラックピッチが広くなるほど光量分布42は近づくように観測される。
光ディスク10上の所定のトラックに対して情報を記録再生する際には、上記構成を用いて、検出されたトラッキング誤差信号TEの大きさが小さくなるように光ヘッド11の制御が行われる。
[トラッキング誤差信号を用いた制御パラメータ設定]
〔トラッキング誤差信号の特性〕
図5と図6とを用いて、フォーカス位置と球面収差とにより検出されるトラッキング誤差信号(TE)の特性について説明する。図5はフォーカス位置と収差補正量に対するトラッキング誤差信号TEの振幅特性を示した特性図である。図6は球面収差に対する光ビーム形状とトラッキング誤差信号TEを示した図である。
図5においてX軸にフォーカス位置を示し、Y軸に収差補正量を示し、Z軸にトラッキング誤差信号TEの振幅を示している。図5では、フォーカス位置及び収差補正ができている場合をXY軸0の位置としており、この場合にトラッキング誤差信号TEの振幅は最大になる。一方、フォーカス位置、収差補正量が変化すると、光ディスク10上でのスポットがぼやけてしまいトラッキング信号振幅が低下することになる。ただし、フォーカス位置変化に対して収差補正により収差が補正できる方向については、トラッキング誤差信号TEの振幅低下が小さくなるような特性となる。図5に示すトラッキング誤差信号TEの振幅特性を用いて、フォーカス位置及び収差補正量を探査する。
フォーカス位置および収差補正量の探査について説明する前に、図6を用いて、その振幅変化の仕組みについて説明する。
図6(a)、(b)、(c)は、対物レンズによって集光出射された光ビームを示しており、図6(d)、(e)、(f)は、その光ビームに対応して再生、生成されたトラッキング誤差信号TEの出力を示している。
図6(b)は、フォーカス位置及び収差補正量が0の場合を示している。図5の特性図における点501に相当する。この場合、光ビームの内側の光束である内光束61と外側の光束である外光束62との焦点位置は一致している。
図6(a)は、収差が発生し、内光束の焦点が外光束の焦点よりも対物レンズに近い場合を示しており、図5の特性図における点500に相当する。図6(c)は、図6(a)とは逆に、内光束の焦点が外光束の焦点よりも対物レンズに遠い場合を示しており、図5の特性図における点502に相当する。
また、図6(a)〜(c)では、トラックピッチの狭い領域37(図3参照)を再生した場合の±1次回折光の光量分布63を斜線で示しており、トラックピッチの広い領域30(図3参照)を再生した場合の±1次回折光の光量分布を点線で示している。
本発明の特徴は、トラックピッチの広い領域30で制御パラメータの探査を行い、より信頼性を高い探査を実現することにある。本発明では、トラックピッチの広い領域30における光ビームの反射光により生成されたトラッキング誤差信号TEを用いて、制御パラメータの設定を行っている。トラックピッチの広い領域30を採用した理由を以下に示す。
まずトラックピッチの狭い領域37を再生した場合について説明する。
反射光が光量分布63の場合で、かつ内光束と外光束の焦点が一致する場合には、トラッキング誤差信号64(実線)が出力される。これに対して、図6(a)、図6(c)のように収差が存在する場合でも、トラッキング誤差信号TEの振幅は、ほとんど変動しない。すなわち、図6(d),(f)に示す用に、トラッキング誤差信号振幅601とトラッキング誤差信号603との振幅差はほとんどない。
従って、トラックピッチの狭い領域37から生成されたトラックキング誤差信号64では、フォーカス位置や収差補正量が最適な場合とそうでない場合との区別が難しく、フォーカス位置と収差補正量の最適探査することが難しい。
これはデフォーカスが発生している状態においてさらに収差が発生している場合に、収差補正部17(図1参照)により収差を補正することで、トラッキング誤差信号TEが、主に光ビームの外光束に基づいて生成されるためである。ただし、内側と外側の境界は連続なため、少なからず図6(a)、図6(c)のように収差がずれた場合にも、トラッキング誤差信号TEの振幅低下は存在する。さらに、デフォーカスにより0次回折光が光検出器28上で大きくなり、結果として光検出器28上での光量のコントラストが低下してしまう。
また、トラックピッチの狭い領域37において、フォーカス位置と収差補正量を探査しようとすると、ユーザ情報を記録している部分と未記録の部分とでトラッキング誤差信号TEの振幅が変化し、精度よくトラッキング誤差信号TEの振幅を測定できない可能性がある。
次にトラックピッチの広い領域30を再生した場合について説明する。
図6(e)において、トラッキング誤差信号66は、点線で示されている。トラックピッチの狭い領域37のトラッキング誤差信号64に対して、トラックピッチの広い領域30のトラッキング誤差信号66は、信号振幅が大きく変化している。これは、トラッキング誤差信号66を生成するための回折光の検出光量が増加するためである。このため、トラックピッチの狭い領域37に対して、信号検出感度が増加することになる。すなわち、トラッキング誤差信号600とトラッキング誤差信号602との振幅差が生じることになる。よって、この特性を用いてフォーカス位置と収差補正量の最適設定値を探査することが可能になる
〔トラッキング誤差信号を用いた制御パラメータ設定〕
次に図7を用いて、フォーカス位置と収差補正量の最適設定探査方法について詳細に説明する。図7はフォーカス位置の値と収差補正量との探査時のフローチャートである。
光ディスク情報記録再生装置100はまず、ディスクを起動(700)させ、フォーカス制御を動作させる。次にトラバース駆動部18を経由してトラバース部13を駆動し、光ヘッド11を光ディスク10内周のトラックピッチの広い領域30へ移動させる(701)。
この時点では、トラッキング制御は、非動作(702)状態である。すなわち、本発明では、トラッキング制御の非動作状態におけるトラッキング誤差信号TEの信号振幅の変化を用いて、制御パラメータを設定する。
次に、フォーカス位置と収差補正量の探査初期値をシステムコントローラよりフォーカス制御部16、収差補正部17に設定する(703)。
次に、トラッキング誤差信号TEの信号振幅を測定する(704)。
次に、トラッキング誤差信号TEの信号振幅の最大値をシステムコントローラ19の内部のメモリに保持する(705)。
次に、測定回数が所定以上になったかを判定する(706)。
あらかじめ設定した回数以下の場合には、フォーカス位置と収差補正量とを変化させ(707)、トラッキング誤差信号TEの信号振幅を測定する(708)。
この測定結果と、システムコントローラ19の内部メモリに保持されている値とを比較し(709)、測定結果の方が大きい場合には、内部メモリの値を更新する(710)。同時に、その時のフォーカス位置及び収差補正量の値もメモリに保存しておく。
測定結果が内部メモリに保存されている値よりも小さい場合には、次のフロー(706)に移り、所定の測定回数になるまで測定を続ける。図7では、この場合の所定回数を[5]としているが、これに限定しない。
測定回数が所定の値(ここでは[5])を超えると、トラッキング誤差信号TEが一番大きかった時のフォーカス位置及び収差補正量が探査結果として設定される(711)。
ここで、フォーカス位置と収差補正量とを変化させる場合には、図5に示す特性図に対して所定の近似関数上を動作させるようにする。これによりトラッキング誤差信号TEの振幅がより大きな部分を探査することで、トラッキング制御の安定性を確保することが可能となり、さらに2次元の探査を1次元として探査することが可能になる。近似関数の例として図5に示す近似直線503を用いても良い。
次に、情報を記録再生行うためにトラックピッチの狭い領域37のトラック32へ光ヘッド11を移動させ(712)、トラッキング制御部15を動作させ、記録再生動作(713)を行う。
また、装置の温度変化時にも最適なフォーカス位置と収差補正量を適宜探査できるようにするために、温度センサー等(不図示)を備えておき、温度変化に応じて探査動作を行うようにしてもよい。また、再生、記録動作中にエラーが発生した場合にも再度、最適フォーカス位置や収差補正量を探査することで信頼性をあげることが可能となる。
以上のように本発明によれば、光ディスク10上の情報を再生せず、言い換えれば、光ディスク10上に予め記録されているピットあるいは信号、もしくは自ら記録したピットあるいは信号を再生すること無く、フォーカス位置及び収差補正量の最適値を探査することが可能となる。ここで、「ピットあるいは信号の再生」とは、記録されたランダムデータを復調することを意味している。
また、トラックピッチが広い領域におけるトラッキング誤差信号を用いてフォーカス位置及び収差補正量の最適値を探査することが可能となる。このため、簡易・迅速かつ信頼性の高い情報記録再生装置を提供することが可能となる。
また、記録再生時に用いられるトラッキング制御と同様の処理により、制御パラメータの設定を行うことが可能となる。これにより、特別な装置を備えることなく、制御パラメータの設定を行うことが可能となり、装置の低コスト化、装置・処理の簡素化などが実現可能となる。
(その他)
〈1〉
本発明では、トラッキング誤差信号TEだけではなく、収差、フォーカス位置の影響を受けて、より顕著に変化する指標を用いてもよい。例えば、図4に示しているトラッキング誤差信号TEは、ディテクタ検出信号の差動出力を生成しているが、これらを加算した和出力である全光量信号を用いてもよい。
〈2〉
本発明を、図3に示すような異なるトラックピッチの領域を有する光ディスク以外の光ディスクにも適用することが可能である。
ただし、制御パラメータの設定を行うためのトラッキング誤差信号TEの検出は、例えば、以下のトラックピッチTPWの領域で行われることが望ましい。トラックピッチTPWとは、光ディスクに照射する光の波長をλとし、光を集光するための対物レンズの開口数をNAとした場合に、(TPW/λ)・NAが、3.69以上4.95以下となるTPWである。さらに、トラックピッチTPWの領域以外の領域のトラックピッチTPSは、(TPS/λ)・NAが、0.61以上0.73以下となるTPSであることが好ましい。
この場合、トラックピッチTPWの領域で制御パラメータの設定を行うとともに、トラックピッチTPSの領域で情報の記録再生を行うことが可能となる。
また、制御パラメータの設定を行うためのトラッキング誤差信号TEの検出は、例えば、次のトラックピッチの領域において行うことが可能である。すなわち、そのトラックピッチとは、光ヘッド11から出射される光が光ディスク10上で形成する光スポットの光スポット径の2倍以上となるトラックピッチである。この領域において、制御パラメータの設定を行うためのトラッキング誤差信号TEの検出を行うことが可能となる。さらに、これ以外の領域のトラックピッチは、光スポット径の2倍以下となるトラックピッチであることが好ましい。
この場合、光スポット径の2倍以上となるトラックピッチの領域で制御パラメータの設定を行うとともに、光スポット径の2倍以下となるトラックピッチの領域で情報の記録再生を行うことが可能となる。
〈3〉
ブロック図の各機能ブロックや、ハードウェア構成は、典型的には集積回路であるLSIとして実現される。これらは個別に1チップ化されても良いし、一部又は全てを含むように1チップ化されても良い。
例えば、図1におけるシステムコントローラは、1チップ化されていてもよいし、光ディスク情報記録再生装置100を構成するその他の要素とともに1チップ化されていても良い。
ここでは、LSIとしたが、集積度の違いにより、IC、システムLSI、スーパーLSI、ウルトラLSIと呼称されることもある。
また、集積回路化の手法はLSIに限るものではなく、専用回路又は汎用プロセサで実現してもよい。LSI製造後に、プログラムすることが可能なFPGA(Field Programmable Gate Array)や、LSI内部の回路セルの接続や設定を再構成可能なリコンフィギュラブル・プロセッサー を利用しても良い。
さらには、半導体技術の進歩又は派生する別技術によりLSIに置き換わる集積回路化の技術が登場すれば、当然、その技術を用いて機能ブロックの集積化を行ってもよい。バイオ技術の適応等が可能性としてありえる。
(付記)
〈付記1〉
異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクの情報を記録再生する方法であって、
前記トラックピッチの広い領域で前記光ディスクに記録再生するための制御手段の調整を行い、前記トラックピッチの狭い領域にユーザ情報の記録あるいは再生を行うことを特徴とする情報記録又は再生方法。
〈付記2〉
前記制御手段は
前記光ディスク上の情報を再生あるいは記録するための光スポットを略一定にするためのフォーカス制御手段と、
前記光スポットの光学的収差を補正するための収差補正手段と、を有することを特徴とする付記1記載の情報記録又は再生方法。
〈付記3〉
前記フォーカス制御手段と前記収差補正手段の各々最適制御位置を前記トラックピッチが広い領域で探査することを特徴とする付記2記載の情報記録又は再生方法。
〈付記4〉
異なるトラックピッチにおいて情報を記録することができないように形成されているトラックピッチが広い領域を用いてフォーカス制御手段と収差補正手段の最適制御位置を探査することを特徴とする付記2記載の情報記録又は再生方法。
〈付記5〉
トラックピッチが広い領域はトラックピッチが狭い領域よりも内周に形成されているような光ディスクであることを特徴とする付記1記載の情報記録又は再生方法。
〈付記6〉
フォーカス制御手段と収差補正手段の最適制御位置を探査する場合に、前記光スポットが所望のトラックを走査させるためのトラッキング誤差信号の信号振幅が最大になるように前記最適制御位置を探査することを特徴とする付記3記載の情報記録又は再生方法。
〈付記7〉
異なるトラックピッチはいずれの領域もひとつの光源から生成される光スポットで前記光スポットが所望のトラックを走査するためのトラッキング制御を行うことができるようなトラックピッチに形成されているような光ディスクことを特徴とする付記1記載の情報記録又は再生方法。
〈付記8〉
トラックピッチが広い領域のトラックピッチをTPWとし、トラックピッチが狭い領域のトラックピッチをTPSとし、光ディスクに照射する光の波長をλとし、光を集光するための対物レンズの開口数をNAとした場合にTPW/λ・NAは3.8から4.9以下であり、かつTPS/λ・NAは0.68から0.79以下であることを特徴とする付記1記載の情報記録又は再生方法。
〈付記9〉
収差補正手段は球面収差を補正することを特徴とする付記2記載の情報記録又は再生方法。
〈付記10〉
異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクの情報を記録再生する装置であって、
光ディスクに記録再生するための調整を行う制御手段を備え、
制御手段は、トラックピッチの広い領域で調整を行い、
トラックピッチの狭い領域にユーザ情報の記録あるいは再生を行うことを特徴とする情報記録又は再生装置。
〈付記11〉
制御手段は、
前記光ディスク上の情報を再生あるいは記録するための光スポットを略一定にするためのフォーカス制御手段と
前記光スポットの光学的収差を補正するための収差補正手段と、を有し、
前記フォーカス制御手段と前記収差補正手段の各々最適制御位置を前記トラックピッチが広い領域で探査することを特徴とする付記10に記載の情報記録又は再生装置。
〈付記12〉
異なるトラックピッチの中でトラックピッチが広い領域は、情報を記録することができないように形成されている領域を用いてフォーカス制御手段と収差補正手段の最適制御位置を探査することを特徴とする付記11記載の情報記録又は再生装置。
〈付記13〉
異なるトラックピッチの中でトラックピッチが広い領域はトラックピッチが狭い領域よりも内周に形成されているような光ディスクであることを特徴とする付記10記載の情報記録又は再生装置。
〈付記14〉
異なるトラックピッチはいずれの領域もひとつの光源から生成される光スポットで前記光スポットが所望のトラックを走査するためのトラッキング制御を行うことができるようなトラックピッチに形成されているような光ディスクにおいてフォーカス制御手段と収差補正手段の最適制御位置を探査することを特徴とする付記11記載の情報記録又は再生装置。
〈付記15〉
収差補正手段は球面収差であることを特徴とする付記11に記載の情報記録又は再生装置。
〈付記16〉
フォーカス制御手段と収差補正手段の最適制御位置を探査する場合に、前記光スポットが所望のトラックを走査させるためのトラッキング誤差信号の信号振幅が最大になるように前記最適制御位置を探査することを特徴とする付記11記載の情報記録又は再生装置。
〈付記の説明〉
前記従来課題を解決するために、本発明の光ディスク情報記録再生方法および光ディス
ク情報記録再生装置は、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクの情報を記録再生する方法であって、前記光ディスク上の情報を再生あるいは記録するための光スポットを略一定にするためのフォーカス制御手段と前記光スポットの光学的収差を補正するための収差補正手段と前記フォーカス制御手段と前記収差補正手段の各々最適制御位置を前記トラックピッチが広い領域で探査し、前記トラックピッチが狭い領域においてユーザ情報の記録あるいは再生を行うことを特徴としている。
また、フォーカス制御手段と収差補正手段のそれぞれの最適制御位置を探査する指標としてトラッキング誤差信号の信号振幅を用いることを特徴としている。
本構成によって、よりトラックピッチの広い領域で最適制御位置を探査することでより精度の高いフォーカス位置と収差調整が可能となり、また、未記録ディスクの場合でも光ディスク上に記録あるいは形成されている情報の再生信号用いないため迅速な最適制御位置探査を可能にする。
本発明にかかる記録再生方法、記録再生装置および半導体装置は、より簡易かつ適切な制御パラメータの設定を実現することが求められる分野で有用であり、光ディスクの記録再生を行う光ディスク装置等に有用である。
本発明の実施の形態を示すための光ディスク装置ブロック図 背景技術における球面収差を補正するためのヘッド構成図 本発明の実施の形態における光ディスクのトラック領域の模式図 本発明の実施の形態における光検出器光量分布を示した図 本発明の実施の形態におけるフォーカス位置と収差補正量に対するトラッキング誤差信号の振幅特性を示した特性図 本発明の実施の形態における球面収差に対する光ビーム形状とトラッキング誤差信号を示した図 本発明の実施の形態におけるフォーカス位置の値と収差補正量との探査時のフローチャート 本発明の実施の形態におけるフォーカス誤差信号を生成するための回路構成図 本発明の実施の形態における収差を補正するためのヘッド構成図
符号の説明
10 光ディスク
11 光ヘッド
12 スピンドルモータ
13 トラバース部
14 プリアンプ
15 トラッキング制御部
16 フォーカス制御部
17 収差補正部
18 トラバース駆動部
19 システムコントローラ

Claims (29)

  1. 光ディスクの記録再生を行う方法であって、
    前記光ディスクにおける所定のトラックピッチの領域から検出される検出信号を用いて、前記光ディスクの記録再生制御の制御パラメータを調整するパラメータ調整ステップと、
    調整された前記制御パラメータを用いて、前記光ディスクの記録再生を実行する記録再生実行ステップと、
    を備える記録再生方法。
  2. 前記検出信号は、前記光ディスクの記録再生を実行するための光スポットを前記所定のトラックピッチの領域においてトラッキングする際に用いられるトラッキング制御信号である、
    請求項1に記載の記録再生方法。
  3. 前記トラッキング制御信号は、前記光スポットの反射光を検出する光検出部の出力差であるトラッキング誤差信号であり、
    前記パラメータ調整ステップは、前記トラッキング誤差信号の信号振幅が最大となるように前記制御パラメータを調整する、
    請求項1または2に記載の記録再生方法。
  4. 前記記録再生制御は、前記光ディスクの記録再生を実行するための光スポットを略一定にするためのフォーカス制御と、前記光スポットの光学的収差を補正するための収差補正制御とを含む、
    請求項1〜3のいずれかに記載の記録再生方法。
  5. 前記収差補正制御は、球面収差を補正する制御である、
    請求項4に記載の記録再生方法。
  6. 前記パラメータ調整ステップは、前記フォーカス制御と前記収差補正制御との各々最適制御位置を前記所定のトラックピッチの領域で探査する、
    請求項4または5に記載の記録再生方法。
  7. 前記所定のトラックピッチの領域は、前記光ディスクにおいて情報を記録することができないように形成されている領域である、
    請求項1〜6のいずれかに記載の記録再生方法。
  8. 前記所定のトラックピッチの領域は、前記光ディスクのそれ以外の領域よりも内周側に形成されている領域である、
    請求項1〜7のいずれかに記載の記録再生方法。
  9. 前記光ディスクのトラックピッチは、いずれの領域もひとつの光源から生成される光スポットで前記光スポットが所望のトラックを走査するためのトラッキング制御を行うことができるようなトラックピッチに形成されている、
    請求項1〜8のいずれかに記載の記録再生方法。
  10. 前記光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクであり、
    前記所定のトラックピッチの領域は、前記異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域であり、
    前記記録再生実行ステップは、前記異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチを有する領域において、前記光ディスクの記録再生を行う、
    請求項1〜9のいずれかに記載の記録再生方法。
  11. 前記所定のトラックピッチの領域は、前記光ディスクの記録再生を実行するための光スポット径の2倍以上の大きさのトラックピッチを有する領域である、
    請求項1〜10のいずれかに記載の記録再生方法。
  12. 前記光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクであり、
    前記所定のトラックピッチの領域は、前記異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域であり、
    前記異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチの領域は、前記光スポット径の2倍以下の大きさのトラックピッチを有する領域である、
    請求項11に記載の記録再生方法。
  13. 前記所定のトラックピッチの領域のトラックピッチをTPWとし、光ディスクに照射する光の波長をλとし、光を集光するための対物レンズの開口数をNAとした場合に、(TPW/λ)・NAは、3.69以上4.95以下である、
    請求項1〜12のいずれかに記載の記録再生方法。
  14. 前記光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクであり、
    前記所定のトラックピッチの領域は、前記異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域であり、
    前記異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチの領域のトラックピッチをTPSとした場合に、(TPS/λ)・NAは、0.61以上0.73以下である
    請求項13に記載の記録再生方法。
  15. 光ディスクの記録再生を行う装置であって、
    前記光ディスクにおける所定のトラックピッチの領域から検出される検出信号を用いて、前記光ディスクの記録再生制御の制御パラメータを調整するパラメータ調整部と、
    調整された前記制御パラメータを用いて、前記光ディスクの記録再生を実行する記録再生実行部と、
    を備える記録再生装置。
  16. 前記検出信号は、前記光ディスクの記録再生を実行するための光スポットを前記所定のトラックピッチの領域においてトラッキングする際に用いられるトラッキング制御信号である、
    請求項15に記載の記録再生装置。
  17. 前記トラッキング制御信号は、前記光スポットの反射光を受光する受光部の出力差であるトラッキング誤差信号であり、
    前記パラメータ調整部は、前記トラッキング誤差信号の信号振幅が最大となるように前記制御パラメータを調整する、
    請求項15または16に記載の記録再生装置。
  18. 前記記録再生制御は、前記光ディスクの記録再生を実行するための光スポットを略一定にするためのフォーカス制御と、前記光スポットの光学的収差を補正するための収差補正制御とを含む、
    請求項15〜17のいずれかに記載の記録再生装置。
  19. 前記収差補正制御は、球面収差を補正する制御である、
    請求項18に記載の記録再生装置。
  20. 前記パラメータ調整部は、前記フォーカス制御と前記収差補正制御との各々最適制御位置を前記所定のトラックピッチの領域で探査する、
    請求項18または19に記載の記録再生装置。
  21. 前記所定のトラックピッチの領域は、前記光ディスクにおいて情報を記録することができないように形成されている領域である、
    請求項15〜20のいずれかに記載の記録再生装置。
  22. 前記所定のトラックピッチの領域は、前記光ディスクのそれ以外の領域よりも内周側に形成されている領域である、
    請求項15〜21のいずれかに記載の記録再生装置。
  23. 前記光ディスクのトラックピッチは、いずれの領域もひとつの光源から生成される光スポットで前記光スポットが所望のトラックを走査するためのトラッキング制御を行うことができるようなトラックピッチに形成されている、
    請求項15〜22のいずれかに記載の記録再生装置。
  24. 前記光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクであり、
    前記所定のトラックピッチの領域は、前記異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域であり、
    前記記録再生実行部は、前記異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチを有する領域において、前記光ディスクの記録再生を行う、
    請求項15〜23のいずれかに記載の記録再生装置。
  25. 前記所定のトラックピッチの領域は、前記光ディスクの記録再生を実行するための光スポット径の2倍以上の大きさのトラックピッチを有する領域である、
    請求項15〜24のいずれかに記載の記録再生装置。
  26. 前記光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクであり、
    前記所定のトラックピッチの領域は、前記異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域であり、
    前記異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチの領域は、前記光スポット径の2倍以下の大きさのトラックピッチを有する領域である、
    請求項25に記載の記録再生装置。
  27. 前記所定のトラックピッチの領域のトラックピッチをTPWとし、光ディスクに照射する光の波長をλとし、光を集光するための対物レンズの開口数をNAとした場合に、(TPW/λ)・NAは、3.69以上4.95以下である、
    請求項15〜26のいずれかに記載の記録再生装置。
  28. 前記光ディスクは、異なるトラックピッチの領域を有するグルーブ形成された光ディスクであり、
    前記所定のトラックピッチの領域は、前記異なるトラックピッチの領域のうち広いトラックピッチを有する領域であり、
    前記異なるトラックピッチの領域のうち狭いトラックピッチの領域のトラックピッチをTPSとした場合に、(TPS/λ)・NAは、0.61以上0.73以下である
    請求項27に記載の記録再生装置。
  29. 光ディスクの記録再生制御の制御パラメータを調整する半導体回路であって、
    前記光ディスクにおける所定のトラックピッチの領域から検出される検出信号を取得する検出信号取得部と、
    取得された前記検出信号を用いて、前記記録再生制御の制御パラメータを調整するパラメータ調整部と、
    を備える半導体回路。
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