JP4421149B2 - 光記録媒体の記録再生方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本願発明は、光記録媒体に情報を記録し、あるいは光記録媒体に記録された情報を再生する方法に関する。なお、本明細書における光記録媒体の意味中には、特段の限定がない限り、光を利用して情報の記録あるいは再生を行うことができる記録媒体の全てが含まれる。したがって、本明細書でいう光記録媒体には、読み取り専用の記録媒体のみならず、磁界変調方式や光強度変調方式によって情報を記録あるいは再生する光磁気ディスクや相変化ディスクなどの記録媒体も含まれる。
【0002】
【従来の技術】
光ディスクの大容量化を達成するためには、記録密度を高めるのが有効である。記録密度を高めるためには、情報の記録時あるいは再生時に光ディスクに照射する光スポットの径を小さくする必要がある。一般に、記録再生時には、レーザ光源からの光を平行光束化した後に対物レンズにおいて集束させたレーザ光を光ディスクに照射している。この場合のレーザ光のスポット径は、λ/NA(λ=レーザ光の波長:NA=対物レンズの開口数)に比例する。したがって、スポット径を小さくするためには、レーザ光の波長を短くするとともに、開口数の大きな対物レンズを使用するのが有効である。
【0003】
しかしながら、レーザ光の波長を小さくすれば(たとえば400nmよりも小さくすれば)、レーザ光が高エネルギ化するために光学部品の特性が損なわれることが懸念される。また、光ディスクは基板上に記録層を設けることにより形成されるが、基板を透過させてから記録層に光を照射させる方法では、基板での光吸収により信号量が劣化してしまうことも懸念される。これらの事情を踏まえれば、使用できるレーザ光の波長は、その下限が400nmであるといわれており、短波長化によるスポット径の小径化には限界がある。
【0004】
その一方、NAを大きくする方法では、球面収差による影響が大きくなってしまう。たとえば、基板を透過させてから記録層に光を照射する方法においては、基板の厚み誤差による球面収差は、基板の厚み誤差量に対してNAの4乗の割合で増大する。球面収差が生じた場合には、対物レンズが光軸方向に位置ずれしている場合と同様にデフォーカス(焦点ボケ)が生じる(以下、特段の限定がない限りは、単に「デフォーカス」という場合には対物レンズの光軸方向への位置ずれに起因する焦点ボケをさすものとする)。したがって、NAを大きくする方法では、基板厚みの誤差による球面収差の影響を抑制することが不可欠となる。
【0005】
特開2000−21014号公報には、対物レンズを光軸方向に移動させることにより、デフォーカスおよび基板の厚み誤差の双方に対応する方法が開示されている。上記公報に記載された方法では、光ディスクに照射したレーザ光の反射光のうち、0次回折光(反射角度が入射角度と同じもの)と1次回折光(反射角度が入射角度よりも大きいもの)との干渉光に基づいて、対物レンズを駆動するための補正信号を生成するようになされている。
【0006】
本願の図8(a)に示したように、光ディスクDのランドLに対して光ディスクDの基板(図示略)を介してレーザ光を照射した場合には、0次回折光と1次回折光とが得られ、これらの回折光は相互に一部干渉する。このとき、光ディスクの基板の厚みが正常であれば、本願の図9に示したように干渉領域Fでの光量は各所において一様となる。一方、基板の厚みが正常でなければ、干渉領域Fでの光量が一様とはならずに球面収差が生じる。たとえば、基板の厚みが規定値よりも小さければ(−10μm)、干渉領域Fのうちの1次回折光領域Di1の外延に沿った部分の光量が大きくなる。その一方、基板の厚みが規定値よりも大きければ(+10μm)、干渉領域Fのうちの0次回折光領域Di0の外延に沿った部分の光量が大きくなる。
【0007】
このような傾向は、図面上には表していないがデフォーカスが生じている場合についても同様に伺える。つまり、光ディスクDと対物レンズとの距離が近過ぎる場合(負にデフォーカスが生じている場合)には、基板の厚みが小さい場合と同様に干渉領域Fのうちの1次回折光領域Di1の外延に沿った部分の光量が大きくなるのに対して、光ディスクDと対物レンズとの距離が遠過ぎる場合(正にデフォーカスが生じている場合)には、基板の厚みが大きい場合と同様に干渉領域Fのうちの0次回折光領域Di0の外延に沿った部分の光量が大きくなる。本願の図8(b)には2つの干渉領域Fを同時に2等分する直径線DL(図8(a)参照)に沿った断面での光量分布を示しているが、この図から分かるように、正にデフォーカスが生じている場合と、基板の厚みが大きい場合とで類似した光量分布が生じている。図面上には表していないが、負にデフォーカスが生じている場合と、基板の厚みが小さい場合とでも類似した光量分布が生じている。
【0008】
そして、上記公報に記載の発明では、本願の図8(c)に示した形態を有する光検知部LAにおいて干渉光を受光し、干渉光の受光量に基づいてデフォーカスおよび基板の厚み誤差に対する補正信号が生成される。光検知部LAでは、干渉領域Fからの光を受光する2つの受光領域Laのそれぞれを、2つの受光領域A,Bに分割して受光するように構成されている。図8(a)をも参照すれば分かるように、受光領域Aは、1次回折光領域Di1の外延に相当する部分からの反射光の受光を担当し、受光領域Bは、0次回折光領域Di0の外延に相当する部分からの反射光の受光を担当する。そして、受光領域Aでの受光量から受光領域Bでの受光量を差し引いたものが補正信号とされる。つまり、デフォーカスと厚み誤差とを区別せずに補正信号が生成される。たとえば、基板の厚みが大きい場合や正にデフォーカスしている場合には、干渉領域Fにおける0次回折光の外延に沿う部分の光量が大きくなることから、補正信号は正の値として生成される。その逆に、基板の厚みが小さい場合や負にデフォーカスしている場合には、干渉領域Fにおける1次回折光の外延に沿う部分の光量が大きくなることから、補正信号は負の値として生成される。そして、補正信号の極性およびその大きさに従って、対物レンズを光軸方向に駆動することにより、デフォーカスおよび基板の厚み誤差に対する補正が行われる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
以上に説明した方法では、対物レンズを光軸方向に駆動させる方法であるために、本願の図8(c)に示したように対物レンズの光軸方向の位置ずれのみに起因してデフォーカスが生じている場合には、フォーカッシングにより上記直径線DLに沿う断面での光量分布が一様化する。その一方で、基板の厚み誤差に起因するデフォーカスと対物レンズの光軸方向の位置ずれに起因するデフォーカスを区別していないため、デフォーカスが基板の厚み誤差に起因する場合には上記光量分布は一様化しない。つまり、図8(b)に示したように対物レンズが光軸方向に位置ずれしている場合と基板の厚み誤差が生じている場合とでは干渉光の光量分布が類似するものの、その光量分布は厳密に一致しない。言い換えれば、基板の厚み誤差に起因する収差は上述したようにNAの4乗に比例するのに対して、対物レンズの位置ずれに起因する収差はNAの2乗に比例するため、対物レンズを光軸方向に移動させた場合の収差の増減のカーブが各々の収差によって異なる。にもかかわらず、基板の厚み誤差に起因するデフォーカスを、対物レンズの光軸方向の位置ずれに起因するデフォーカスと区別することなく補正信号を生成し、単純に対物レンズを光軸に沿って移動させることにより対応したのでは、干渉光の光量分布は一様化しない。つまり、対物レンズの光軸方向の位置ずれに起因するデフォーカスを対物レンズの移動により補正する場合には、図8(d−1)に示したように干渉光の光量分布を一様とすることができるが、基板の厚み誤差に起因するデフォーカスを対物レンズの移動により補正したのでは、図8(d−2)に示したような光量分布となって、それを一様とすることができない。したがって、上記公報に記載の方法では、基板の厚み誤差に起因したデフォーカスをなくして収差を0にすることができずに補正残差が生じる。これにともなって、基板に厚み誤差が生じている場合に対物レンズの駆動のみにより対応したのでは、収差が全くない場合に比べて光ディスクに形成される光スポットのピーク強度が低下してしまう。
【0010】
その一方で、MSR(Magnetically Induced Super Resolution:磁気超解像)による光磁気媒体(以下「MSR媒体」という)では、情報の再生がレーザスポットにおける中心部分の高温部分でのみ行われる。そのため、MSR媒体に記録された情報を適切に再生するためには、レーザ光のピーク強度(温度分布)を一定以上に維持する必要がある。このように、MSR媒体では、照射光のピーク強度が重要なので、補正残差によるレーザスポットの径の増大(デフォーカス)は情報の再生には殆ど影響がない。したがって、MSR媒体の再生では、デフォーカスを最小とするよりも、光スポットのピーク強度を大きく確保するほうが得策である。
【0011】
本願発明は、このような事情のもとに考えだされたものであって、光記録媒体に情報を記録し、あるいは記録された情報を再生する場合において、光記録媒体の基板の厚み誤差に起因する不具合を解消することを課題としている。
【0012】
【発明の開示】
本願発明では、上記した課題を解決すべく次の技術的手段を講じている。すなわち、本願発明により提供される光記録媒体の記録再生方法は、フォーカス点からデフォーカッシングさせたときの光記録媒体上の光スポットのピーク強度が最大となるデフォーカス点を、上記光記録媒体の基板の厚み誤差に起因する収差に対する劣化最小点として検出しつつ、光源からの光を照射して上記光記録媒体に情報記録再生する方法であって、上記光記録媒体からの0次回折光と1次回折光との干渉光を受光する、受光量に応じた信号を個別に出力可能な複数の受光領域に分割された干渉光受光領域を有する光検知手段を用いて上記干渉光を検出するに際し、上記複数の受光領域から選択された特定の受光領域を第1のパターンに従って複数の組に分け、各組での受光量に基づいて上記基板の厚み誤差信号を検出する一方で、上記特定の受光領域を上記第1のパターンとは異なる第2のパターンに従って複数の組に分け、各組での受光量に基づいてデフォーカス信号を検出し、上記厚み誤差信号の出力レベルと上記デフォーカス信号の出力レベルとの関係が、予め定められた、光スポットの光量が最大となることを示すときのデフォーカス点を上記劣化最小点として検出することを特徴としている。
【0014】
とえば、劣化最小点において厚み誤差信号とデフォーカス信号との差分がゼロとなるように干渉光受光領域を複数の受光領域に分割するとともに第1および第2のパターンを設定しておき、厚み誤差信号とデフォーカス信号との差分がゼロとなったデフォーカス点を劣化最小点として検出する方法が挙げられる。また、劣化最小点における演算値が特定値(たとえばゼロ)となるように、厚み誤差信号とデフォーカス信号とのパラメータとする方程式を定めておき、この方程式に厚み誤差信号とデフォーカス信号を代入した演算結果が上記特定値となったデフォーカス点を劣化最小点として検出するようにしてもよい。
【0015】
好ましくは、劣化最小点における厚み誤差信号と、そのときの光スポットのピーク強度との関係を予め調べておき、劣化最小点における厚み誤差信号に基づいて、劣化最小点でのピーク強度を演算する。さらに好ましくは、基板の厚みが正常である場合のピーク強度と、劣化最小点でのピーク強度との差分を、光源からの出力を大きくして補償する。
【0016】
本願発明では、基板厚誤差が生じている場合には、フォーカス点を劣化最小点とするのではなく、光ディスクでの光スポットのピーク強度が最大となるデフォーカス点を劣化最小点としている。したがって、基板厚誤差に起因した光スポットのピーク強度の低減を最小限に抑えることができる。劣化最小点は、たとえば0次回折光と1次回折光との干渉光に基づいて検出するように構成されるが、当該干渉光は特徴的な光量分布を示すために劣化最小点を適切に検出することができる。そして、劣化最小点での光スポットのピーク強度の低下を光源の出力を大きくすることにより補償すれば、光スポットの中心部の温度を一定以上に維持することができるため、MSR媒体のような記録媒体であっても適切に情報の再生を行うことができるようになる。
【0017】
本願発明のその他の利点および特徴については、以下に行う発明の実施の形態の説明から、より明らかとなるであろう。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本願発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は本願発明に係る光記録媒体の記録再生方法を実現するための光記録再生装置の一例を示す概略構成図である。この光記録再生装置Xは、光学系1、信号生成系2、制御部3、アクチュエータ駆動回路4、およびレーザパワー調整回路5を有している。
【0019】
光学系1は、レーザ光源10からの光を光ディスクDに照射するとともに、光ディスクDからの反射光を信号生成系2の光検出部20に入射させるためのものである。この光学系1は、レーザ光源10の他に、コリメートレンズ11、ハーフミラー12、対物レンズ13、およびアクチュエータ14を有している。レーザ光源10、コリメートレンズ11、ハーフミラー12、および対物レンズ13は、この順序で同一(光)軸La上に配置されている。
【0020】
レーザ光源10としては、たとえばLDが使用される。コリメートレンズ11は、レーザ光源10からの光を平行光束化するものである。ハーフミラー12は、レーザ光源10からの光を透過させる一方で、光ディスクDからの反射光を反射し、それを光検知部20に向けて進行させるものである。対物レンズ13は、ハーフミラー12を透過した光を集束し、それを光ディスクDに照射するものである。アクチュエータ14は、対物レンズ13を光軸Laに沿って移動させるものである。なお、光ディスクDは、透明基板d1と記録層d2とを有しており、記録層d2のランドL(図2(a)参照)に情報が記録されるものとする。また、上記光情報記録再生装置Xでは、透明基板d1を介してレーザ光源10からの光がランドLに照射されるものとする。
【0021】
一方、信号生成系2は、光検知部20、データ信号生成部21、デフォーカス信号生成部22、および基板厚誤差信号生成部23を有している。
【0022】
光検知部20は、たとえば光電変換素子により構成されている。光検知部20は、円形状受光領域24を有しており、この円形状受光領域24での受光量に基づいて、記録情報に対応したデータ信号がデータ信号生成部21により生成される。受光領域24はさらに、干渉光受光領域25を2つ有している。
【0023】
図2(a)に示したように、光ディスクDにおける記録エリアたるランドLに光を照射した場合には、反射光として0次回折光Di0と1次回折光Di1が得られる。0次回折光Di0は入射角と反射角とが同一のものであり、1次回折光Di1は入射角よりも反射角のほうが大きいものである。このような反射角の相違から、これらの回折光Di0,Di1は相互に一部干渉している。この干渉光は、相互に分離されることなく光検知部20において受光されるが、図2(a)および図2(c)を比較すれば明らかなように干渉光受光領域25は上記干渉光が生じる領域Fの形態に対応したものとして設定されている。つまり、0次回折光Di0に相当する円と1次回折光Di1に相当する円とが重なり合う部分に対応した形状を有している。このような干渉光受光領域25は、図1に良く表れているように第1から第4干渉光受光領域25a,25b,25c,25dに分割されている。各受光領域25a〜25dは、受光量に応じた信号を個々に出力することができる。
【0024】
なお、第1干渉光受光領域25aと第2干渉光受光領域25bとの境界線、および第3干渉光受光領域25cと第4干渉光受光領域25dとの境界線は、0次回折光の外延と1次回折光の外延との交点を結んだ直線に相当している。また、第1干渉光受光領域25aと第3干渉光受光領域25cとの間の境界線は、たとえば1次回折光と同心であるとともに半径が1次回折光の83%である円の円弧に相当しており、第2干渉光受光領域25bと第4干渉光受光領域25dとの間の境界線は、たとえば0次回折光と同心であるとともに半径が0次回折光の83%である円の円弧に相当している。
【0025】
第1干渉光受光領域25aは、図2(a)に示した干渉光領域Fにおける1次回折光Di1の外周部に相当する光を受光するものであり、第2干渉光受光領域25bは、干渉光領域Fにおける0次回折光Di0の外周部に相当する光を受光するものである。一方、第3および第4干渉光受光領域25c,25dは、干渉領域Fにおける中央部の干渉光を受光するものである。このようにして干渉光受光領域25を分割する理由として、図8および9を参照して先に説明したように対物レンズ13の光軸方向への位置ずれや基板の厚み誤差に起因してデフォーカッシングが生じている場合には、干渉領域Fの周縁部の光量が特徴的に大小することが挙げられる。すなわち、干渉光における特徴的な光量分布が表れる部分に着目することにより、対物レンズ13の光軸方向への位置ずれに起因するデフォーカスと基板の厚み誤差に起因してデフォーカスとを区別して検出することができるようになる。
【0026】
図1に示したデフォーカス信号生成部22は、対物レンズ13の光軸方向の位置ずれに起因するデフォーカス量に対応する信号を生成するものである。このデフォーカス信号生成部22では、たとえば図1および図2(c)に示したように第1および第3干渉光受光領域25a,25cからなる受光領域Aでの受光量と、第2および第4干渉光受光領域25b,25dからなる受光領域Bでの受光量との差分としてデフォーカス信号が生成される。デフォーカス信号生成部22は、後述するように補正デフォーカス信号生成部に置き換えてもよい。
【0027】
図1に示した基板厚誤差信号生成部23は、光ディスクDの厚み誤差量に相関する信号を生成するものである。この基板厚誤差信号生成部23では、たとえば図1および図2(c)に示したように第2および第3干渉光受光領域25b,25cからなる受光領域Aでの受光量と、第1および第4干渉光受光領域25a,52dからなる受光領域Bでの受光量との差分として基板厚誤差信号が生成される。
【0028】
制御部3は、たとえばデフォーカス信号および基板厚誤差信号に基づいて所定の演算を行い、その演算結果に基づいてアクチュエータ駆動回路4およびレーザパワー調整回路5を制御するものである。この制御部3では、基板d1に厚み誤差が生じている場合において、光ディスクDでのレーザスポットのピーク強度が最大となるデフォーカス点が劣化最小点として検出される。
【0029】
アクチュエータ駆動回路4は、制御部3からの信号に基づいて、アクチュエータ14を動作させて対物レンズ13を光軸Laに沿って移動させるためのものである。一方、レーザパワー調整回路5は、制御部3からの信号に基づいて、レーザ光源10の出力を調整するものである。出力の調整量は、たとえば劣化最小点での基板厚誤差信号とピーク強度との関係を予め調べておいた上で、制御部3において検出された劣化最小点での基板厚誤差信号に基づいて行われる。
【0030】
図3および図4には、基板厚誤差が10μmのときの各デフォーカス量に対する光検知部20での受光量の分布および光ディスクへの照射光の光量の分布を示した。
【0031】
図3(a)に示したように、デフォーカス量がゼロの場合であっても、基板厚誤差に起因して干渉領域F(図2(a)参照)に光量分布が生じている。このときの光ディスクでの光スポットのピーク強度は、図4(a)に示すように対物レンズ13の光軸方向の位置ずれおよび基板厚誤差が全くない場合のピーク強度(理論最高ピーク強度)と比較して71%である。
【0032】
図3(b)ないし図3(e)に示したように、対物レンズ13を光軸Laの負の方向(光ディスクDに近づける方向)に位置ずれさせ、負のデフォーカスを生じさせていけば光量分布に変化が生じる。とくに干渉光受光領域25において、光量分布に大きな変化が生じる。このような光量分布の変化の過程においては、デフォーカス量が−0.75μmにおいて干渉光の周縁部の複数の峰部が生じ、特徴的な光量分布が得られる。
【0033】
一方、図4(b)ないし図4(e)に示したように、対物レンズ13を光軸Laの負の方向に位置ずれさせて負のデフォーカスを生じさせていけば、光ディスクでの光スポットのピーク強度が徐々に大きくなる。ピーク強度は、デフォーカス量が−0.75μmにおいてほぼ最大となり、それよりもさらに負にデフォーカスさせればピーク強度が低下する。基板d1の厚みに誤差が生じていれば、対物レンズ13の位置が適正化されているフォーカス点よりも、一定量だけ対物レンズ13が光軸方向に位置ずれしたデフォーカス点にピーク強度が最大となる劣化最小点が現れる。
【0034】
劣化最小点のときの光量分布は、図3(d)に示したように干渉の周縁部に複数の峰が生じて特徴的なものとなっている。このような特徴的な光量分布が生じている場合には、第1干渉光受光領域25aと第2干渉光受光領域25bとの面積比を調整すれば、第1干渉光受光領域25aで受光される光量と第2干渉光受光領域25bで受光される光量とを同一とすることができるようになる。
【0035】
ところで、デフォーカス信号と基板厚誤差信号との差分は、図2(c)および図2(d)を比較すれば分かるように、図2(d)に示した分割パターンにおいて、受光領域A(第1干渉光受光領域25a)での受光量から受光領域B(第2干渉光受光領域25b)での受光量を引いたもの(補正デフォーカス信号)と等価である。上述した通り、第1干渉光受光領域25aと第2干渉光受光領域25bとの面積比を適宜設定すれば、劣化最小点において検出されるデフォーカス信号と基板厚誤差信号との差分をゼロとし、ひいては補正デフォーカス信号をゼロとすることができる。なお、補正デフォーカス信号により劣化最小点を検出する場合には、図1に示したデフォーカス信号生成部22は、補正デフォーカス信号生成部として構成される。
【0036】
図5には、基板厚誤差が30μmのときの各デフォーカス量に対するピーク強度および各信号の変化のシュミレーション結果を示してある。このときの諸条件は、基板厚が0.6mm、図1のレンズ11に対応するもののNAが0.6、レーザ波長が650nmである。各信号は、図2(c)および図2(d)に示した分割パターンにおいて、受光領域Aでの受光量と受光領域Bでの受光量との差分として示してある。また、第1干渉光受光領域25aと第2干渉光受光領域25bとの面積比は、劣化最小点においてデフォーカス信号と基板厚誤差信号との差分(補正デフォーカス信号)がゼロとなるように設定してある。
【0037】
図5からは当然のことながら、デーフォーカス信号と基板厚誤差信号との差分、または補正デフォーカス信号がゼロとなるデフォーカス点は劣化最小点に対応しており、ゼロ点を検出すれば劣化最小点を検出することができることが伺える。
【0038】
いずれのゼロ点検出方法においても、基板厚誤差に起因する光スポットのピーク強度の低下を補償するためにレーザパワーを調整する場合には、レーザパワー調整量を決定するパラメータが必要となる。そのパラメータとしては、基板厚誤差信号(基板厚絶対誤差量)が最も適切である。劣化最小点における基板厚信号は、基板厚誤差を最も適切に反映したものだからであり、劣化最小点における基板厚信号からは基板厚絶対誤差量を求めることが可能だからである。つまり、劣化最小点での基板厚誤差信号(基板厚絶対誤差量)と劣化最小点でのピーク強度との関係を予め調べておけば、レーザパワーの調整量を容易かつ適切に決定することができるようになる。
【0039】
なお、劣化最小点における演算値が特定値(たとえばゼロ)となるように、厚み誤差信号とデフォーカス信号とのパラメータとする方程式を定めておき、この方程式に厚み誤差信号とデフォーカス信号を代入した演算結果が上記特定値となったデフォーカス点を劣化最小点として検出するようにしてもよい。
【0040】
次に、図1および図6を参照して本願発明に係る光記録媒体の記録再生方法の一例をさらに具体的に説明する。
【0041】
光ディスクDに記録された情報の再生は、レーザ光源10からの光を光ディスクDに照射することにより行われる。レーザ光源10からの光は、コリメートレンズ11において平行光束化された後、ハーフミラー12を透過してから対物レンズ13に入射する。対物レンズ13では、平行光が集束され、それが光ディスクDに照射される。
【0042】
光ディスクDに照射された光は、基板d1を透過した後に記録層d2に達して反射し、先とは反対の経路を辿ってハーフミラー12に入射する。ハーフミラー12に入射した光は反射して光路が曲げられ、光検出部20に向けて進行する。
【0043】
データ信号生成部21では、光検出部20の円形受光領域24において受光された光量に基づいて情報の再生が行われる。一方、デフォーカス信号生成部22では、図2(c)に示した分割パターンを基準として、受光領域Aでの受光量から受光領域Bでの受光量を差分することによりデフォーカス信号が生成される(S1)。
【0044】
制御部3では、デフォーカス信号に基づいてデフォーカス量がゼロであるか否かが判断される(S2)。デフォーカス量がゼロでないと判断された場合には(S2:NO)、制御部3は、アクチュエータ駆動回路4に制御信号を送信し、アクチュエータ14を介して対物レンズ13を光軸Laに沿って移動させる。これにより、フォーカッシング制御が行われ、デフォーカス量がゼロとされる。
【0045】
一方、基板厚誤差信号生成部23では、図2(c)に示した分割パターンを基準として、受光領域Aでの受光量から受光領域Bでの受光量を差分することにより基板厚誤差信号が生成される(S4)。制御部3がデフォーカス量がゼロであると判断した場合には(S2:YES)、あるいはフォーカッシングが行われた場合には(S3)、そのときの基板厚誤差信号に基づいて基板厚誤差がゼロであるか否かが判断される(S5)。
【0046】
制御部3が基板厚誤差がゼロでない判断した場合には(S5:NO)、基板厚誤差が正であるか否かが判断される(S6)。基板厚信号が正であるということは、第2受光領域25bでの受光量が第1受光領域25aに比べて大きいということであり、図9を参照すれば分かるように基板厚に正の誤差が生じている。そのため、第2受光領域25bでの受光量を小さくするとともに第1受光領域25aでの受光量を大きくし、第1受光領域25aと第2受光受光領域25bとの受光量の差分をゼロに近づけてスポット強度を大きくする必要がある(図3(d)参照)。つまり、基板d1の厚みが大きいことに起因した光路長の増加を、対物レンズ13と光ディスクDとの距離を大きくして抑制する必要がある。したがって、基板厚誤差が正であると判断した場合には(S6:YES)、制御部3はアクチュエータ駆動回路4に信号を送信し、アクチュエータ14を動作させて対物レンズ13を光軸Laに沿って負方向(対物レンズ13と光ディスクDの距離が大きくなる方向)に移動させる。
【0047】
一方、制御部3が基板厚誤差が正でない、つまり基板厚誤差が負であると判断した場合には(S6:NO)、対物レンズ13を光軸Laに沿って正方向(対物レンズ13と光ディスクDの距離が小さくなる方向)に移動させる。
【0048】
次いで、制御部3は、デフォーカス信号と基板厚誤差信号との差分を演算し(S9)、その差分がゼロであるか否かを判断する(S10)。なお、制御部3が当該差分がゼロでないと判断した場合には(S10:NO)、差分がゼロとなるように対物レンズ13を駆動してデフォーカスを行う。
【0049】
一方、制御部3がデフォーカス信号と基板厚誤差信号との差分がゼロであると判断した場合には(S10:YES)、制御部3は、そのデフォーカス点を劣化最小点として検出する。この劣化最小点は、上述した通り基板厚誤差が生じている場合において、光ディスクDでの光スポットのピーク強度が最大となる点である。
【0050】
次いで、制御部3は、劣化最小点での基板厚誤差信号に基づいて、基板厚の絶対誤差量を決定し(S11)、この絶対誤差量に応じてレーザパワーの調整値を演算する(S12)。この調整値は、たとえば絶対誤差量とピーク強度との関係を予め調べおけば、検出された基板厚の絶対誤差量から容易に演算することができる。
【0051】
レーザパワーの調整値が決定すれば、制御部3は、調整量に応じた信号をレーザパワー調整回路5に送信し、レーザパワー調整回路5によって光源10の出力を調整する(S13)。
【0052】
本願発明では、基板厚誤差が生じている場合には、フォーカス点を劣化最小点とするのではなく、光ディスクでの光スポットのピーク強度が最大となる点を劣化最小点としている。したがって、基板厚誤差に起因した照射光量の低減を最小限に抑えることができる。劣化最小点は、0次回折光と1次回折光との干渉光に基づいて検出するように構成されているが、当該干渉光は特徴的な光量分布を示すため、たとえば光検知部の受光領域を分割して個々の分割受光領域での受光に基づいてデフォーカス信号(補正デフォーカス信号)や基板厚誤差信号を検出すれば、劣化最小点を適切に検出することができる。そして、劣化最小点での光スポットのピーク強度の不足を、光源の出力を調整することにより補償すれば、光スポットの中心部の温度を一定以上に維持することができるため、MSR媒体のような記録媒体であっても適切に情報の再生を行うことができるようになる。
【0053】
光検出部での円形受光領域の分割パターンは、図2(c)や図2(d)に例示したものには限定されず、たとえばデフォーカス信号(補正デフォーカス信号)や基板厚誤差信号を適切に生成できる限りにおいては、図7(a)ないし図7(c)に示した形態であってもよい。
【0054】
【発明の効果】
以上に説明したように、本願発明では、基板厚誤差が生じている場合には、フォーカス点を劣化最小点とするのではなく、光ディスクでの光スポットのピーク強度が最大となるデフォーカス点を劣化最小点としている。したがって、基板厚誤差に起因した光スポットのピーク強度の低減を最小限に抑えることができる。劣化最小点は、たとえば0次回折光と1次回折光との干渉光に基づいて検出するように構成されるが、当該干渉光は特徴的な光量分布を示すために劣化最小点を適切に検出することができる。そして、劣化最小点での光スポットのピーク強度の低下を光源の出力を大きくすることにより補償すれば、光スポットの中心部の温度を一定以上に維持することができるため、MSR媒体のような記録媒体であっても適切に情報の再生を行うことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明に係る情報記録再生を実現するための光記録再生装置の一例を示す概略構成図である。
【図2】回折光の干渉領域とデフォーカッシング信号および基板の厚み誤差信号を演算するための光検知部の受光領域との関係を示す図である。
【図3】基板の厚み誤差が10μmのときの各デフォーカス量に対する光検知部での受光量の分布図である。
【図4】基板の厚み誤差が10μmのときの各デフォーカス量に対する光ディスクへの照射光の光量の分布図である。
【図5】基板の厚み誤差が30μmのときのデフォーカス量に対する光照射率および各信号の変化を示すグラフである。
【図6】本願発明を説明するためのフロー図である。
【図7】光検知部における干渉光の受光領域の他の分割例を示す平面図である。
【図8】従来の基板の厚み誤差に対する制御を説明するための回折パターンなどを示す図である。
【図9】基板厚の大小による回折パターン例の模式的斜視図である。
【符号の説明】
10 光源
20 光検知部
D 光ディスク(光記録媒体)
d1 基板(光ディスクの)

Claims (3)

  1. フォーカス点からデフォーカッシングさせたときの光記録媒体上の光スポットのピーク強度が最大となるデフォーカス点を、上記光記録媒体の基板の厚み誤差に起因する収差に対する劣化最小点として検出しつつ、光源からの光を照射して上記光記録媒体に情報記録再生する方法であって、
    上記光記録媒体からの0次回折光と1次回折光との干渉光を受光する、受光量に応じた信号を個別に出力可能な複数の受光領域に分割された干渉光受光領域を有する光検知手段を用いて上記干渉光を検出するに際し、
    上記複数の受光領域から選択された特定の受光領域を第1のパターンに従って複数の組に分け、各組での受光量に基づいて上記基板の厚み誤差信号を検出する一方で、上記特定の受光領域を上記第1のパターンとは異なる第2のパターンに従って複数の組に分け、各組での受光量に基づいてデフォーカス信号を検出し、
    上記厚み誤差信号の出力レベルと上記デフォーカス信号の出力レベルとの関係が、予め定められた、光スポットの光量が最大となることを示すときのデフォーカス点を上記劣化最小点として検出することを特徴とする、光記録媒体の記録再生方法。
  2. 上記劣化最小点における厚み誤差信号と、そのときの光スポットのピーク強度との関係を予め調べておき、上記劣化最小点における厚み誤差信号に基づいて、上記劣化最小点での上記ピーク強度を演算する、請求項に記載の光記録媒体の記録再生方法。
  3. 上記基板の厚みが正常である場合のピーク強度と、上記劣化最小点でのピーク強度との差分を、上記光源からの出力を大きくして補償する、請求項1または2に記載の光記録媒体の記録再生方法。
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