JP4571418B2 - 格納シート - Google Patents
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Description
しかし、図16〜図18に示すリンク機構は、定まった運動をなす限定リンク機構であるので、シートの移動軌跡に自由度が少ない問題点がある。
最初に、図1を用いて、本形態例の格納シートの機械的構成を説明する。図において、フロアFには凹部101が形成されている。凹部101近傍のフロアFには、第1ストライカ103と、第2ストライカ105とが固着されている。図において、111はシートで、実線で示す位置が着座可能位置、二点鎖線で示す位置が凹部101に格納された格納位置を示している。シート111は着座者の臀部を支持するシートクッション113と、着座者の背部を支持するシートバック115とからなっている。本形態例のシート111のシートバック115は、電動のリクライニング機構117を介してシートクッション113に回転可能に設けられ、シートクッション113に略積層される状態(最前傾位置)まで前傾可能となっている。
このような構成の概略の作動を説明する。図1に示す状態、即ち、シート111が着座可能位置にある状態で、第1ロック機構181、第2ロック機構191をロック解除し、メイン駆動機構131を駆動すると、アーム121が矢印E方向(アーム121の格納位置方向)に回転する。又、サブ駆動機構141を駆動すると、アーム121に対してシートクッション113がピン125を中心に矢印F方向(シートクッション113の格納位置方向)に回転する。更に、シートクッション113が矢印F方向に回転することにより、プレート165、リンク163を介して前脚153がピン151を中心に矢印G方向(前脚153の格納位置方向)に回転する。そして、アーム121が格納位置になる前に、前脚153は格納位置になるように、プレート165、リンク163は設定されている。又、リクライニング機構117を駆動すると、シートクッション113に対してシートバック115が回転する。
図において、201は制御手段である。本形態例でのシートは、メイン駆動機構131、サブ駆動機構141、リクライニング機構117、ロック解除機構を独立して制御するので、制御手段201は、メイン駆動機構131を制御するメイン駆動機構制御部203と、サブ駆動機構141を制御するサブ駆動機構制御部205と、リクライニング機構117を制御するリクライニング機構制御部207と、ロック解除機構195を制御するロック解除機構制御部209とを有し、各制御部間は通信可能となっている。
(着座可能位置→格納位置)
シート111が着座可能位置にあるときには、図1に示す状態にある。ロック解除機構制御部209は、格納SW251が押下されるのを待ち続け、格納SW251が押下されオンになると(ステップ1)、ロック解除機構195を駆動してロック状態にある第1ロック機構181、第2ロック機構191をロック解除する(ステップ2)。具体的には、第1ロック機構181で説明すると、ロック解除機構195が作動すると、ケーブル199が引かれ、フック183の係止部185に係止しているポール187がフック183の周面から離脱する。すると、付勢手段によって付勢されているフック183が矢印C方向に回転し、ロック解除状態となる。第2ロック機構191も同様である。ロック状態からロック解除状態への変化はロック機構検出手段261により検出され、第1ロック機構181、第2ロック機構191がそれぞれロック解除状態となると(ステップ3)、メイン駆動機構制御部203へ通知Aを、リクライニング機構制御部207へ通知Bを行なう(ステップ4)。続いてタイマ263をスタートさせ(ステップ5)、所定の時間(T1)になると、ロック解除機構195を停止する(ステップ6、7)。このロック解除機構195の停止により、第1ロック機構181では、ケーブル199を引く力が解除され、ポール187はフック183の周面に当接し、ロック可能状態となる。第2ロック機構191も同様である。
そして、メイン駆動機構制御部203は、アーム121が第3位置(図13に示す位置)になったらメイン駆動機構131を停止し(ステップ21、22)、サブ駆動機構制御部205は、シートクッション113が第4位置(図13に示す位置)になったらサブ駆動機構141を停止する(ステップ23、24)。
(格納位置→着座可能位置)
シート111が格納位置にあるときには、図15に示す状態にある。メイン駆動機構制御部203は、復帰SW253が押下されるのを待ち続け、復帰SW253が押下されオンになると(ステップ1)、サブ駆動機構制御部205へ通知Dを行ない(ステップ2)、メイン駆動機構131を駆動してアーム121を着座可能位置方向に回転させる(ステップ3)。
(1)制御手段201が、メイン駆動機構131、サブ駆動機構141、リクライニング機構117、ロック解除機構195を独立して制御することにより、シート111を所望の姿勢で、着座可能位置と格納位置との間を移動させることができるので、シート111の移動軌跡の自由度が大きい。
(2)第1ロック機構181、第2ロック機構191を設けたことにより、着座可能位置でのシート111の固定が強固となる。
(3)第1ロック機構181、第2ロック機構191のロック解除を行なうロック解除機構195と、第1ロック機構181、第2ロック機構191のロック/ロック解除状態を検出するロック機構検出手段261とを設け、制御手段201は、着座可能位置から格納位置への移動の前にロック解除機構195を駆動し、ロック機構検出手段261からの信号を取り込んで、メイン駆動機構131、サブ駆動機構141を駆動することにより、安全性が向上する。
101 凹部
113 シートクッション
121 アーム
131 メイン駆動機構
141 サブ駆動機構
201 制御手段
Claims (3)
- 凹部が設けられたフロアに設けられ、凹部以外の前記フロア上に位置する着座可能位置、該着座可能位置から前記凹部内に移動した格納位置との間を移動可能な格納シートにおいて、
一端部がシートクッションの後部に回転可能に設けられ、他端部が前記凹部に回転可能に設けられたアームと、
前記凹部に対して前記アームを回転駆動するメイン駆動機構と、
前記アームに対する前記シートクッションの回転中心軸以外の部分で、一端が前記アーム、他端が前記シートクッションに取り付けられ、前記一端と前記他端とが接近・離反して、前記アームに対して前記シートクッションを回転駆動するサブ駆動機構と、
前記凹部に対する前記アームの位置を検出するアーム位置検出手段と、
前記アームに対する前記シートクッションの位置を検出するシートクッション位置検出手段と、
前記アーム位置検出手段、前記シートクッション位置検出手段からの信号を取り込んで、前記メイン駆動機構、前記サブ駆動機構をそれぞれ駆動して、前記シートクッションを着座可能位置と格納位置との間で移動させる制御手段と、
を有することを特徴とする格納シート。 - 前記シートクッションに対して回転可能に設けられたシートバックと、
前記シートクッションに対して前記シートバックを回転駆動するリクライニング機構と、
前記シートバックの前記シートクッションに対する位置を検出するシートバック位置検出手段とを設け、
前記制御手段は、前記シートバック位置検出手段からの信号を取り込んで、前記リクライニング機構を駆動して、前記格納位置では前記シートバックを前記シートクッションに略積層される最前傾位置に、前記着座可能位置では前記シートバックを着座者の背部を支持可能な中立位置に移動させることを特徴とする請求項1記載の格納シート。 - 前記フロア側に設けられ、前記着座可能位置にあるときに、前記シートクッション、前記アームのうちの少なくとも一方とロック可能で、ロックすることにより着座可能位置からの移動を禁止するロック機構と、
前記ロック機構のロック解除を行なうロック解除機構と、
前記ロック機構のロック/ロック解除状態を検出するロック機構検出手段と、
を設け、
前記制御手段は、前記着座可能位置から格納位置への移動の前に前記ロック解除機構を駆動し、前記ロック機構検出手段からの信号を取り込んで、前記メイン駆動機構、前記サブ駆動機構を駆動することを特徴とする請求項1又は2記載の格納シート。
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