JP4570455B2 - 既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法 - Google Patents

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本発明は、既設流体管を筐体にて密封した状態で前記筐体内の既設流体管切断若しくは穿孔時に発生する切り粉の排出方法に関する。
従来の既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法は、筐体の一部に形成された排出口に連通する連通管を設けて、前記連通管内に前記排出口を止水する止水体及び止水体封着機を予め形成し、前記連通管から分岐する分岐路(排出路)を前記連通管の一部に形成して、前記筐体内の切り粉を前記排出口から前記分岐路(排出路)を介して前記筐体外に排出した後に、前記止水体封着機により前記止水体を封着している(例えば、特許文献1参照)。
実公平1−15454号公報(第2頁、第2図)
しかしながら、特許文献1にあっては、筐体内の切り粉が前記連通管から前記分岐路への曲部(接続部)を介して前記筐体外へ排出される際に、切り粉の一部が前記連通管内に残留するために、切り粉の排出後に前記止水体が前記排出口に封着される際に、該残留した切り粉を挟み込みスムーズに封着されない場合があった。
本発明は、このような問題点に着目してなされたもので、筐体内の切り粉が排出路内に残留することなく排出され、切り粉の排出後に、止水体が切り粉の挟み込みがなくスムーズに排出口に封着される既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の請求項1に記載の既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法は、既設流体管の外周面を少なくとも既設流路を確保できる筐体で密封し、不断水状態において既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法であって、
前記既設流体管切断若しくは穿孔時に発生する切り粉を、前記筐体に設けられた排出口から該排出口と連通された一方向の排出路内を流体とともに通過して前記筐体外に排出する第1工程と、前記第1工程の後に、前記排出口を止水する止水体を、止水体封着手段により前記一方向の排出路内を挿通して前記排出口に封着する第2工程とからなることを特徴としている。
この特徴によれば、切り粉の排出路と同一の排出路内を止水体が挿通されるため、排出路の一部に予め分岐路を設けて止水体を挿通する必要がなく、該分岐路内に排出された切り粉が残留することがないため、止水体が該残留した切り粉により阻害されずにスムーズに封着され、止水体が封着された後に排出路を取り外すことが可能となる。
また、第1工程と第2工程との間において、排出管を開閉弁から取り外し、止水体と止水体封着手段とを開閉弁に接続することにより、止水体を排出口に挿通する挿通距離が短縮されるため、止水体の排出口への封着作業が容易となる。
また、第2工程において、排出口から流出する流体が筒体の内部を介して筐体外に排出されるため、筒体が排出路を挿通される際に、流体により受ける圧力が軽減される。
また、第2工程において、棒状支持体が筒体の内部にて形成されることにより、止水体封着手段がコンパクトになり、棒状支持体の後端にて筒体と係合していることにより、第2工程の後において、棒状支持体と筒体との係合を取外す作業が容易となる。
更に、第2工程において、止水体が棒状支持体により筒体の先端部位置に安定的に支持され、第2工程の後に、止水体にネジ係合された棒状支持体が容易に離脱可能となる。
本発明の請求項に記載の既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法は、請求項1に記載の既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法であって、前記止水体が、予め前記排出口に形成された雌ネジ部に螺挿可能な雄ネジ部を有する止水コマであって、前記雄ネジ部の中間部には、前記ネジ体の先端面に形成される先端口と連通する連通孔が形成されることを特徴としている。
この特徴によれば、第2工程において、止水コマの先端面が排出口を閉塞して止水コマの回転により雄ネジ部が雌ネジ部に螺合して止水コマが螺挿される際には、排出口から流出する流体が、先端口から連通孔を介して止水コマ外に流出するため、流出する流体により止水コマが受ける圧力が軽減されスムーズに排出口に螺挿可能となり、止水コマが排出口に完全に螺挿される際には、連通孔が雌ネジ部により閉塞されるため、排出口からの流体は止水される。
本発明の請求項に記載の既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法は、請求項1または2に記載の既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法であって、前記第2工程の後に前記排出路と前記止水体封着手段とを取り外し、前記排出口に封着された前記止水体の前記筐体外側に露出した表面部をプラグにて水密的に被覆することを特徴としている。
この特徴によれば、第2工程の後に、筐体の外部に露出した止水体の表面部をプラグにて水密的に被覆することにより、排出口の止水効果が増し、止水体の防錆が可能となる。
本発明の実施例を以下に説明する。
本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、先ず図1は、本発明の第1実施形態における既設水道管1穿孔時における切り粉排出後の筐体2の全体像を示す図である。図2は、切り粉Kが排出される第1工程について示した図である。図3(a)は、第1工程終了後の接続切替工程の状況を示した図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。図4(a)、(b)は、止水コマ7を排出口6に封着する第2工程について示した図である。図5は、第2工程終了後の作業について示した図である。図6は、止水コマ7の詳細について示した図である。図7は、プラグ8の取り付けについて示した図である。
図1には本発明の実施例としての既設水道管1(既設流体管)を密封した筐体2と、筐体2内において既設水道管1を穿孔して、切り粉を排出した後に設置されたスルース弁3を示した概略図である。既設水道管1の穿孔箇所にて、弁体4が上下スライド動可能であることにより、既設水道管1の流路を開閉可能に形成される。
既設水道管1の穿孔箇所近傍における筐体2の側面部には、筐体2の内外を連通する排出口6が形成されており、筐体2内の既設水道管1の穿孔時に発生する切り粉Kを既設水道管1内の流体(上水)とともに、筐体2外に排出(第1工程)できるようになっている。
先ず本発明の第1工程について説明する。
図2は本発明の実施例としての第1工程の状況を示した図である。筐体2外面は排出口6の周囲が肉厚の凸部6aに形成されており、凸部6aの内周面には、排出口6の内周面に形成された雌ネジ部6cよりも大なる径を有する雌ネジ部6bが形成されている。筐体2の外側には、雌ネジ部6bに螺挿されたニップル12を介してボールバルブ9(開閉弁)の一端が螺挿接続され、同様にボールバルブ9の他端に螺挿されたニップル14を介して排出管15が螺挿接続され、排出路が形成されている。ボールバルブ9と排出管15とからなる排出路は、ボールバルブ9の開閉操作により開閉可能となっている。
筐体2内で既設水道管1の穿孔作業時では、ボールバルブ9が開状態により、既設水道管1の穿孔箇所にて発生する切り粉Kは、流体とともに排出口6より筐体2外に排出される。既設水道管1の穿孔作業が終了して切り粉Kの排出を確認した後、ボールバルブ9を閉状態として、筐体2内の流体の排出を停止する。
排出路は排出口6から一方向に形成され、途中で分岐路などは形成されていないため、排出路内に切り粉Kが残留することはなく排出路外に流出可能となる。
次に、本発明の第1工程終了後の接続切替工程について説明する。
図3(a)は本発明の実施例として第1工程終了後の接続切替工程の状況を示した図である。まずボールバルブ9が閉状態にて、図2で示される排出管15とニップル14とをボールバルブ9から取り外す。次に、両端が内部で連通した筒体17を有する挿入機10(止水体封着手段)の先端部18にブッシング16を嵌挿した後に、先端部18に止水コマ7(止水体)を掛止する。
図6に示されるように、止水コマ7は後部31(表面部)が六角状に形成されており、挿入機10の先端部18は止水コマ7の後部31と嵌合できるように、内側面が六角ボックス状に形成されている。
また、止水コマ7の後端面中心部には雌ネジ部35が形成されており、止水コマ7は、挿入機10の内部に挿通された棒状支持体11の先端部11aとネジ係合されている。
一方、図3(b)に示されるように、筒体17後端側の内面には、中央部に挿通孔22aが形成された板片22が止着されており、棒状支持体11は、雄ネジ部11bが形成された後端部が挿通孔22aに挿通された後、筒体17の後端側から挿入したナット23にて板片22に掛止されている。
したがって、止水コマ7は、ネジ係合された棒状支持体11を介して挿入機10に掛止されているため、挿入機10の先端部18位置から脱落することなく支持可能となっている。
次に、上述の挿入機10の先端部18が嵌挿されたブッシング16を、ボールバルブ9に水密的に螺挿接続する。したがって挿入機10の先端部18に掛止されている止水コマ7は、ボールバルブ9の内部に配置されている。
また、筒体17が嵌挿されているブッシング16の内周面には、予め周方向にコ字状の凹部16aが無端状に形成されており、凹部16a内にはOリング19が備えられている。ブッシング16に嵌挿された筒体17の外周面は、Oリング19と水密的に当接し、かつ排出路内を挿通可能に形成されている。
したがって、排出路内を挿入機10が挿通される場合に、ブッシング16の内周面と筒体17の外周面との間はシールされている。
また、中央部に嵌挿孔20aを有するハンドル20が筒体17の後部側から嵌挿され、筒体17の後側において筒体17の外周部に蝶ネジ21で固定保持されており、ハンドル20にて筒体17の軸周りに回転力を加えることにより、内側面が六角ボックス状の先端部18に嵌合された止水コマ7に回転力が伝達されるようになっている。
また、挿入機10の後端側に螺挿されたブッシング25を介して、ホースニップル26が接続されており、ホースニップル26の後端側の接続口26aには排水ホース27の一端が接続されている。
次に、本発明の第2工程について説明する。
図4(a)に示されるように、止水コマ7を先端に掛止した挿入機10がボールバルブ9に接続された状態で、ボールバルブ9を開状態として挿入機10を排出口6へ向けて挿入する。
筒体17は、止水コマ7が支持された状態にて両端部が連通されているため、筐体2内の流体は筒体17の内部を通過し、排水ホース27を介して外部に排出される。
したがって、挿入機10が挿通される際に、流出する流体による受ける圧力が軽減され、スムーズに排出口6に向けて挿入可能となっている。
また上述のように、第1工程終了後、ボールバルブ9からニップル14と排出管15を取り外して挿入機10を接続するために、止水コマ7を排出口6に挿通する挿通距離が短縮されるため、挿入機10の機長の短縮化が可能となり、止水コマ7の排出口6への封着作業が容易となる。
また、止水コマ7が棒状支持体11の先端部11aにてネジ係合により支持されているために、止水コマ7が挿入機10の先端部18から水流等の影響により脱落することなく排出口6に挿入される。
さらに、棒状支持体11が筒体17の内部にて形成されることにより、挿入機10がコンパクトになり、止水コマ7を挿入の際に棒状支持体11による水流等の影響が抑えられるために、止水コマ7がスムーズに排出口6に封着される。
また、筐体2に設けられた排出口6には内周面に雌ネジ部6cが形成されており、また図6に示されるように、止水コマ7前部の側周面には雌ネジ部6cに螺挿可能な雄ネジ部32が設けられている。
したがって、図4(b)に示されるように、止水コマ7の先端面が排出口6に当接した後、ハンドル20にて挿入機10を軸中心周りに回転させることにより、止水コマ7は排出口6に螺挿される。
また、雄ネジ部32の中間部には、止水コマ7の先端面に形成される先端口33と連通する連通孔34が形成されている。
したがって、図4(a)に示されるように止水コマ7が挿入機10により螺挿される場合に、止水コマ7の先端面が排出口6を閉塞して、止水コマ7の回転により雄ネジ部32が雌ネジ部6cに螺合される際には、排出口6から流出する流体が、先端口33から連通孔34を介して止水コマ7外に流出するため、流出する流体により止水コマ7が受ける圧力が軽減され、スムーズに排出口6に螺挿可能となる。
止水コマ7が雄ネジ部32の中間部まで排出口6に螺挿され、連通孔34が雌ネジ部6cにより閉塞された後は、排出口6からの流体の流出が止水されるために、止水コマ7は筐体2内の流体の水圧を受けるが、螺挿された雄ネジ部32と排出口6の雌ネジ部6cとが螺合しているため、水圧により止水コマ7が排出口6から脱落することなく、挿入機10の回転動作により止水コマ7はさらに排出口6に螺挿される。
また、止水コマ7が排出口6に完全に螺挿される際には、雄ネジ部32の終端側に嵌挿されたOリング37(図6)が排出口6の周縁とつば部36(図6)との間に密接してシールされるため、排出口6から流出する流体は止水される。
次に、第2工程を終了した後の作業について説明する。
まず、筒体17の後端部に螺挿されているブッシング25と、ホースニップル26及び排水ホース27を筒体17から取り外す。
次に筒体17の後端側の内部にて棒状支持体11の雄ネジ部11bに係合されていたナット23を取り外すことにより、挿入機10と棒状支持体11とが離脱される。次にボールバルブ9と係合されていたブッシング16を取り外した後、排出路内に挿入されていた挿入機10を後方に引き抜く(図5(a))。
次にボールバルブ9とニップル12を筐体2から取り外した後、図5(b)に示されるように、排出口6に螺挿された止水コマ7の後端面の雌ネジ部35に螺合される棒状支持体11を取り外す(図7(a))。このように、止水コマ7と棒状支持体11とがネジ係合されているために、第2工程の後において棒状支持体11が止水コマ7から容易に離脱可能となる。
このように、排出口6を止水コマ7にて止水後に、ボールバルブ9やニップル12等を取り外すことにより、これらの配管材料の再使用が可能となる。
また、図7(b)に示されるように、排出路を形成する配管材料を取り外した後、ニップル12が螺挿されていた雌ネジ部6bにプラグ8を螺挿して、止水コマ7の後部31(表面部)を水密的に被覆することにより、排出口6の止水効果が増し、止水コマ7の防錆が可能となる。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、具体的な構成はこれら実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
例えば、既設流体管の切断若しくは穿孔は、切り粉の発生を伴うものであれば上記実施例のように既設流体管の一部を穿孔する方法でもよいし、既設流体管の全断面を切断するものでもよい。
また、上記実施例では、既設水道管1を筐体2にて密封して、筐体2内の既設水道管1穿孔した後にスルース弁3が設けられているが、筐体2内にて既設水道管1の切断若しくは穿孔を伴うものであれば、筐体2内にスルース弁3等の弁体を設置しなくとも構わない。
さらに、筐体2内に弁体が設置される場合は、必ずしもスルース弁3に限られるものではなく、例えばバタフライ弁や仕切体等でも構わない。
また、上記実施例では、既設水道管1の管内流体は上水であるが、管内流体は下水でもよいし、ガスでもよい。
また、上記実施例では、排出口6あるいは排出路は略水平方向に形成され、止水コマ7は挿入機10にて略水平方向に挿入されていたが、排出口6あるいは排出路の形成位置は必ずしも水平方向に限定されるものではなく、例えば垂直方向や斜方向に形成されていてもよい。止水コマ7が、雌ネジ部35にネジ係合された棒状支持体11を介して、挿入機10と係合されているために、止水コマ7は挿入機10の先端部18から脱落せずに、排出路内を排出口6に向かって挿入可能となる。
また、上記実施例では、連通孔34は雄ネジ部32の中間部に形成されているが、連通孔34の形成位置は正確に雄ネジ部32の中間部位置とする必要はなく、雄ネジ部32の先端側でも後端側でもよく、筐体2から排水される水圧や雄ネジ部32が螺挿される雌ネジ部6cの長さを考慮して、適宜設定すればよい。
本発明の第1実施形態における既設水道管1穿孔時における切り粉排出後の筐体2の全体像を示す図である。 切り粉Kが排出される第1工程について示した図である。 (a)は、第1工程終了後の接続切替工程の状況を示した図であり、(b)は(a)のA−A断面図である。 (a)、(b)は、止水コマ7を排出口6に封着する第2工程について示した図である。 第2工程終了後の作業について示した図である。 止水コマ7の詳細について示した図である。 プラグ8の取り付けについて示した図である。
符号の説明
1 既設水道管(既設流体管)
2 筐体
3 スルース弁
4 弁体
6 排出口
6c 雌ネジ部
7 止水コマ(止水体)
8 プラグ
9 ボールバルブ(開閉弁)
10 挿入機(止水体封着手段)
11 棒状支持体
11a 雄ネジ部
15 排出管
17 筒体
18 先端部
20 ハンドル
31 後部(表面部)
32 雄ネジ部
34 連通孔
35 雌ネジ部
K 切り粉

Claims (3)

  1. 既設流体管の外周面を少なくとも既設流路を確保できる筐体で密封し、不断水状態において前記既設流体管切断若しくは穿孔時に発生する切り粉を、前記筐体に設けられた排出口に連通した排出路の開閉弁に接続された排水管を介して前記筐体外に排出する第1工程と、前記第1工程の後に、止水体封着手段を排出路内に挿通して前記排出口に止水体を螺着し閉塞する第2工程とからなる切り粉排出方法であって、
    前記止水体封着手段は、内側面が六角ボックス状に形成された先端部を有する筒体内に棒状支持体を挿入し、該棒状支持体の後端が前記筒体内に係合され、棒状支持体の先端が前記止水体の六角形状に形成された後部の中央にネジ係合され、かつ止水体が棒状支持体にねじ係合された状態で、前記筒体の先端部と止水体の後部を嵌合して止水体を回転可能にするとともに、
    前記第1工程と前記第2工程との間において、前記開閉弁を閉状態として前記排出管を前記開閉弁から取り外し、前記止水体封着手段を前記開閉弁に接続し、前記開閉弁を開状態として前記止水体封着手段を排出路内に挿通し、前記止水体の先端面が排出口に当接した後、前記筒体を回転させて前記止水体を排出口に螺着し閉塞することを特徴とする既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法。
  2. 前記止水体が、予め前記排出口に形成された雌ネジ部に螺挿可能な雄ネジ部を有する止水コマであって、前記雄ネジ部の中間部には、前記ネジ体の先端面に形成される先端口と連通する連通孔が形成される請求項1に記載の既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法。
  3. 前記第2工程の後に前記排出路と前記止水体封着手段とを取り外し、前記排出口に封着された前記止水体の前記筐体外側に露出した表面部をプラグにて水密的に被覆する請求項1または2に記載の既設流体管切断若しくは穿孔時に使用される切り粉排出方法。
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