JP4569776B2 - ブッシュ圧入装置 - Google Patents

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本発明は、ブッシュ圧入装置の改良に関する。
車体のサスペンションメンバにブッシュを圧入する場合、例えば、特許文献1に記載のブッシュ圧入装置が用いられる。このブッシュ圧入装置では、圧入ヘッドに装着されたブッシュが圧入軸線上に位置決めされ、この状態で、加圧シリンダによってブッシュに圧入加圧力を作用させることにより、当該ブッシュがサスペンションメンバの被圧入部に圧入される。ところで、この種のブッシュ圧入装置では、サスペンションメンバがトグルクランプ等によって治具に位置決め固定されるが、被圧入部の穴加工の精度やサスペンションメンバの治具への取付誤差等に起因し、被圧入部の位置がばらつき、圧入ヘッドの圧入軸線(圧入ヘッドに装着されたブッシュの軸線)が被圧入部の軸線に対して傾きをなす。しかしながら、従来のブッシュ圧入装置では、圧入時に、圧入ヘッドがX−Y方向へ移動するだけであるため、上記傾きを圧入ヘッドの動作によって吸収することができない。したがって、従来のブッシュ圧入装置では、圧入時にブッシュが被圧入部で抉られ、大きな異音(騒音)が生じて作業環境を悪化させていた。
また、従来のブッシュ圧入装置では、ブッシュセットアタッチメントが圧入ヘッドに一体に構成されるため、圧入方向が異なるワークに対応させる場合(例えば、被圧入部の外側からブッシュが圧入されるワークから、被圧入部の内側からブッシュが圧入されるワークヘ変更される場合。)には、圧入ヘッドをX−Y平面上で180°回動させることができないため、圧入方向に応じて圧入ヘッドを交換する必要があり、段替えに多くの時間と手間とを要すると共に設備コストの増大が問題になっていた。
特開2005−138263号公報
そこで本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、ブッシュ圧入時の騒音が抑制され、且つ多種類及び多方向へのブッシュの圧入が可能なブッシュ圧入装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明のうち請求項1に記載の発明は、ブッシュが脱着可能に装着される専用部と、該専用部に装着されたブッシュを加圧部で加圧してワークの被圧入部に圧入させる汎用部と、を備え、前記専用部は前記被圧入部を挟んで一対で設けられ、前記加圧部は固定部材と可動部材と加圧シリンダとを有し、前記汎用部は前記加圧部をX方向、Y方向、Z方向及びZ軸回りのθ方向へ移動可能に支持するフローティング機構を有し、前記専用部が前記汎用部と切り離されて設けられ、さらに、前記ブッシュの圧入時に、前記被圧入部の軸線位置に対応してXY平面上に設定された前記専用部の圧入軸線と前記被圧入部の軸線とがなす傾きに応じて前記専用部を揺動させて前記専用部を前記被圧入部に対して芯出しさせる芯出し手段を具備し、前記ブッシュの圧入時には、一対の前記専用部のうち、一方の前記専用部に装着された前記ブッシュが、圧入位置に位置決めされた前記被圧入部の一側に宛がわれ、該ブッシュが宛がわられた前記被圧入部が、前記固定部材と前記可動部材との間に位置され、この状態で、前記加圧シリンダの推力によって前記可動部材を前記固定部材に向けて移動させて、前記固定部材と前記可動部材とによって前記被圧入部及び前記一方の専用部が挟圧されることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のブッシュ圧入装置において、芯出し手段は、ブッシュが装着されるブッシュ装着部と、該ブッシュ装着部を支持する支持台との間に介装される弾性部材であって、圧入時に、該弾性部材を弾性変形させてブッシュを被圧入部に倣わせることにより専用部が被圧入部に対して芯出しされることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のブッシュ圧入装置において、弾性部材はマウントゴムであることを特徴とする。
したがって、請求項1に記載の発明では、圧入するブッシュに応じて専用部を選択することにより、多種類及び多方向へのブッシュの圧入が可能になる。また、圧入時に専用部を揺動させることにより、専用部が被圧入部に対して芯出しされる。
請求項2に記載の発明では、圧入時に、専用部の圧入軸線と被圧入部の軸線とがなす傾きに応じて弾性部材を弾性変形させてブッシュを被圧入部に倣わせることにより、専用部が被圧入部に対して芯出しされる。
請求項3に記載の発明では、マウントゴムが弾性変形されることにより専用部が揺動される。
ブッシュ圧入時の騒音が抑制され、且つ多種類及び多方向へのブッシュの圧入が可能なブッシュ圧入装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態を図1〜図9に基づいて説明する。図1に示されるように、本ブッシュ圧入装置1は、サスペンションメンバ2(ワーク)の幅方向(図1における左右方向)両側の各被圧入部3,4(以下、単に被圧入部3,4と称する。)にブッシュ5を圧入させるものであって、圧入ヘッド6,7(専用部)が圧入ユニット8,9(汎用部)と切り離されて(別個に)設けられる。これにより、本ブッシュ圧入装置1では、圧入されるブッシュ5に対応する圧入ヘド6,7を選択することが可能になり、多種類及び多方向へのブッシュ5の圧入に対応することができる構造になっている。また、図4に示されるように、本ブッシュ圧入装置1は、圧入ヘッド6,7に芯出し機構(芯出し手段)が設けられ、圧入時に、上記圧入ヘッド6,7に設けられたマウントゴム10(弾性部材)を上記被圧入部3,4の軸線に対する上記圧入ヘッド6,7の圧入軸線C1,C2の傾きに応じて弾性変形させる。これにより、圧入ヘッド6,7が被圧入部3,4に倣って揺動されて圧入ヘッド6,7の圧入軸線C1,C2と上記被圧入部3,4の軸線とが同一直線上に位置決めされ、圧入ヘッド6,7が被圧入部3,4に対して自発に芯出しされる構造になっている。
図2に示されるように、本ブッシュ圧入装置1は、躯体11の正面(図2における左側の面)にワーク取付治具12が接続され、該ワーク取付治具12にサスペンションメンバ2が位置決め固定されることにより、図1に示される各被圧入部3,4が、当該ブッシュ圧入装置1に設定された各圧入位置(図1及び図3参照)に位置決めされる構造になっている。図1に示されるように、本ブッシュ圧入装置1は、躯体11の所定位置に基台26が設けられ、該基台26上の左右方向(図1における左右方向)両側には、各被圧入部3,4に対応する各圧入ヘッド6,7が配設される。また、本ブッシュ圧入装置1は、躯体11の上部の左右方向(図1における左右方向)両側に、各圧入ヘッド6,7に対応する各圧入ユニット8,9が配設される。なお、本ブッシュ圧入装置1では、圧入ヘッド6,7(専用部)及び圧入ユニット8,9(汎用部)が左右対称に形成される。したがって、躯体11の右側(図1における右側)に配置される圧入ヘッド6及び該圧入ヘッド6に対応する圧入ユニット8のみを説明し、躯体11の左側に配置される圧入ヘッド7及び該圧入ヘッド7に対応する圧入ユニット9の詳細な説明を省く。
図3及び図4に示されるように、上記圧入ヘッド6は、ブッシュ5が装着されるブッシュセットアタッチメント13(ブッシュ装着部)と、該ブッシュセットアタッチメント13を保持するアタッチメントホルダ14と、該アタッチメントホルダ14を上記マウントゴム10を介して支持するスライドベース15(支持台)と、該スライドベース15を圧入軸線C1に沿って案内する直動ガイド16と、を含む。そして、上記圧入ヘッド6は、ブッシュセットアタッチメント13に装着されたブッシュ5が、圧入軸線C1に対して芯出しされると共に当該圧入軸線C1上を移動する構造になっている。なお、圧入位置に位置決めされた被圧入部3は、当該被圧入部3の穴の加工精度やサスペンションメンバ2のワーク取付治具12への取付誤差等によって位置がばらつくため、軸線位置が圧入ヘッド6側の圧入軸線C1に対して傾きをなす。
図1に示されるように、上記圧入ユニット8は、フレームがC形に形成された加圧部17が、フローティング機構18を介して躯体11の上部に吊持される。これにより、加圧部17は、X方向(図1における左右方向)、Y方向(図2における左右方向)、Z方向(図1における上下方向)、及びθ方向への手動操作による移動が可能な構造になっている。なお、上記フローティング機構18は、クロスレール19(X方向及びY方向への移動)、バランスアーム20(Z方向への移動)及びベアリング21(θ方向への旋回)によって構成される。また、上記加圧部17は、C形フレームの一側(図1における左側)内側面に固定部材22が設けられ、他側(図1における右側)内側面に、固定部材22に対向する可動部材23が設けられる。そして、加圧部17では、上記可動部材23が、C形フレームの他側外側面に設けられた加圧シリンダ24の推力によって、ガイドシャフト25に案内されつつ固定部材22に向けて移動される構造になっている。
そして、本ブッシュ圧入装置1では、図8に示されるように、圧入ヘッド6(ブッシュセットアタッチメント13)に装着されたブッシュ5が、圧入位置に位置決めされた被圧入部3の外側(図8における右側)に宛がわれ、上記加圧部17が手動操作によって移動され、ブッシュ5が宛がわれた被圧入部3が、当該加圧部17の固定部材22と可動部材23との間に位置される。さらに、この状態で、加圧シリンダ24の推力によって可動部材23が固定部材22に向けて移動され、固定部材22と可動部材23とによって被圧入部3及び圧入ヘッド6が挟圧されることにより、圧入ヘッド6に装着されたブッシュ5が被圧入部3に当該被圧入部3の外側から圧入される構造になっている。ここで、被圧入部3の外側にブッシュ5が宛がわれた状態では、圧入ヘッド6の圧入軸線C1が被圧入部3の軸線に対して傾きをなす(芯ずれしている)が、本ブッシュ圧入装置1では、図6に示されるように、圧入時に、マウントゴム10に入力される外力に応じて当該マウントゴム10が弾性変形され、これにより、圧入ヘッド6(ブッシュセットアタッチメント13)に装着されたブッシュ5が被圧入部3に倣って揺動され、当該ブッシュ5が被圧入部3に対して自発に芯出しされる構造になっている。
また、図7に示されるように、本ブッシュ圧入装置1は、ブッシュ5´が被圧入部3´の内側に宛がわれて圧入される他の型式のサスペンションメンバ2´に対応する圧入ヘッド6´が上記基台26上に配設される。このように、本ブッシュ圧入装置1では、サスペンションメンバ2,2´に応じて圧入ヘッド6,7,6´,7´(図1及び図3参照)を基台26上に配設することにより、多種類及び多方向(本実施の形態では、2種類及び2方向。)へのブッシュ5,5´の圧入、及び複数の型式のサスペンションメンバ2,2´へのブッシュ5,5´の圧入に対応することができる構造になっている。なお、各圧入ヘッド6´,7´には、ブッシュ5´に対応するブッシュセットアタッチメント13´が取付けられる。
次に、本ブッシュ圧入装置1の作用を説明する。なお、ここでは、躯体11の右側(図1における右側)に配置される圧入ヘッド6(専用部)及び圧入ユニット8(汎用部)を用い、サスペンションメンバ2(ワーク)の一方の中間ビームの端部に形成される被圧入部3にブッシュ5を圧入する場合を説明し、躯体11の左側(図1における左側)に配置される圧入ヘッド7(専用部)及び圧入ユニット9(汎用部)を用い、サスペンションメンバ2の他方の中間ビームの端部に形成される被圧入部4にブッシュ5を圧入する場合の説明を省く。まず、ブッシュ5を圧入ヘッド6のブッシュセットアタッチメント13に装着して圧入ヘッド6を移動させ、図5及び図8に示されるように、当該ブッシュ5を、被圧入部3に外側(図8における右側)から宛がう。次に、圧入ユニット8を手動操作によって移動させ、図9に示されるように、当該圧入ユニット8の固定部材22と可動部材23との間に、ブッシュ5が宛がわれた被圧入部3を位置させる。
そして、加圧シリンダ24の推力によって可動部材23を固定部材22に向けて移動させ、固定部材22と可動部材23とによって被圧入部3及び圧入ヘッド6を挟圧することにより、圧入ヘッド6に装着されたブッシュ5が被圧入部3に当該被圧入部3の外側から圧入される。この時、マウントゴム10に入される外力に応じて当該マウントゴム10を弾性変形させ、圧入ヘッド6(ブッシュセットアタッチメント13)に装着されたブッシュ5を被圧入部3に倣って揺動させる。これにより、ブッシュ5が被圧入部3に対して自発に芯出しされ、ブッシュ5が抉られることなく真直に被圧入部3へ圧入される。
なお、図7に示されるように、ブッシュ5´の圧入方向が異なる(ブッシュ5´が被圧入部3´の内側から圧入される)サスペンションメンバ2´(ワーク)に対応させる場合は、基台26上に設けられた圧入ヘッド6´にブッシュ5´を装着し、サスペンションメンバ2にブッシュ5を圧入させる場合と同一の手順で、被圧入部3´にブッシュ5´を圧入すればよい。
この実施の形態では以下の効果を奏する。
本ブッシュ圧入装置1によれば、各圧入ユニット8,9は、加圧部17をX方向(図1における左右方向)、Y方向(図2における左右方向)、Z方向(図1における上下方向)及びθ方向へ移動可能に支持するフローティング機構18を備え、さらに、圧入ヘッド6,7(専用部)が圧入ユニット8,9(汎用部)と切り離されて(別個に)設けられるので、圧入されるブッシュ5に応じて圧入ヘッド6,7を選択することにより、多種類及び多方向へのブッシュ5の圧入に対応することが可能である。また、従来のブッシュ圧入装置においては、圧入ヘッド6,7と圧入ユニット8,9とが一体に構成されるため、ブッシュ5´の圧入方向が異なるサスペンションメンバ2´(ワーク)に対応させる場合、加圧部17を交換する必要があり、段替えに多くの時間と手間とを要すると共に設備コストが増大するといった問題を抱えていたが、本ブッシュ圧入装置1では、圧入ユニット8,9(加圧部17)の交換の必要がなく、圧入ヘッド6,7のみを交換するだけで対応することができるため、従来のブッシュ圧入装置が抱えていた問題を解決することができる。
また、本ブッシュ圧入装置1は、圧入ヘッド6,7(専用部)に芯出し機構(芯出し手段)を設け、圧入時に、アタッチメントホルダ14とスライドベース15との間に介装させたマウントゴム10(弾性部材)を、当該マウントゴム10に入力された外力、即ち、被圧入部3,4の軸線に対する圧入ヘッド6,7の圧入軸線C1,C2の傾きに応じて弾性変形させることにより、ブッシュ5が被圧入部3,4に倣って揺動されて被圧入部3,4に対して自発に芯出しされる。これにより、ブッシュ5を挟ることなく円滑に被圧入部3,4に圧入させることが可能になり、圧入時の騒音が抑制され、作業環境を向上させることができる。
なお、実施の形態は上記に限定されるものではなく、例えば次のように構成してもよい。
本実施の形態では、弾性部材としてマウントゴム10を用いて芯出し機構(芯出し手段)を構成したが、弾性部材は、被圧入部3,4の軸線に対する圧入ヘッド6,7の圧入軸線C1,C2の傾きに応じて弾性変形されるものであれば、例えば、コイルスプリングを用いて芯出し機構(芯出し手段)を構成してもよい。
本ブッシュ圧入装置の正面図である。 本ブッシュ圧入装置の右側面図である。 被圧入部が圧入位置に位置決めされた状態のサスペンションメンバの平面図である。 本ブッシュ圧入装置の圧入ヘッド(専用部)の正面図である。 本ブッシュ圧入装置の説明図であって、圧入ヘッドに装着されたブッシュが被圧入部の外側に宛がわれた状態を示す平面図である。 本ブッシュ圧入装置の説明図であって、マウントゴムを弾性変形させることによりブッシュ(圧入ヘッド)を被圧入部に対して芯出しさせる構造を示す図である。 本ブッシュ圧入装置の説明図であって、圧入ヘッドに装着されたブッシュが被圧入部の内側に宛がわれた状態を示す平面図である。 本ブッシュ圧入装置の説明図であって、圧入ヘッドに装着されたブッシュが被圧入部の外側に宛がわれた状態を示す正面図である。 図8に示される状態で加圧部を移動させて固定部材と可動部材との間に被圧入部と圧入ヘッドとを位置させた状態を示す正面図である。
符号の説明
1 ブッシュ圧入装置、2 サスペンションメンバ(ワーク)、3,4 被圧入部、5 ブッシュ、6,7 圧入ヘッド(専用部)、8,9 圧入ユニット(汎用部)、10 マウントゴム(弾性部材、芯出し手段)、13 ブッシュセットアタッチメント(ブッシュ装着部)、15 スライドベース(支持台)、22 固定部材、23 可動部材、24 加圧シリンダ

Claims (3)

  1. ブッシュが脱着可能に装着される専用部と、該専用部に装着されたブッシュを加圧部で加圧してワークの被圧入部に圧入させる汎用部と、を備え、
    前記専用部は前記被圧入部を挟んで一対で設けられ、前記加圧部は固定部材と可動部材と加圧シリンダとを有し、前記汎用部は前記加圧部をX方向、Y方向、Z方向及びZ軸回りのθ方向へ移動可能に支持するフローティング機構を有し、前記専用部が前記汎用部と切り離されて設けられ、さらに、前記ブッシュの圧入時に、前記被圧入部の軸線位置に対応してXY平面上に設定された前記専用部の圧入軸線と前記被圧入部の軸線とがなす傾きに応じて前記専用部を揺動させて前記専用部を前記被圧入部に対して芯出しさせる芯出し手段を具備し、
    前記ブッシュの圧入時には、一対の前記専用部のうち、一方の前記専用部に装着された前記ブッシュが、圧入位置に位置決めされた前記被圧入部の一側に宛がわれ、該ブッシュが宛がわられた前記被圧入部が、前記固定部材と前記可動部材との間に位置され、この状態で、前記加圧シリンダの推力によって前記可動部材を前記固定部材に向けて移動させて、前記固定部材と前記可動部材とによって前記被圧入部及び前記一方の専用部が挟圧されることを特徴とするブッシュ圧入装置。
  2. 前記芯出し手段は、ブッシュが装着されるブッシュ装着部と、該ブッシュ装着部を支持する支持台との間に介装される弾性部材であって、圧入時に、該弾性部材を弾性変形させてブッシュを前記被圧入部に倣わせることにより前記専用部が前記被圧入部に対して芯出しされることを特徴とする請求項1に記載のブッシュ圧入装置。
  3. 前記弾性部材はマウントゴムであることを特徴とする請求項1又は2に記載のブッシュ圧入装置。
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