JP4568744B2 - 二輪車駐輪装置 - Google Patents
二輪車駐輪装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4568744B2 JP4568744B2 JP2007181089A JP2007181089A JP4568744B2 JP 4568744 B2 JP4568744 B2 JP 4568744B2 JP 2007181089 A JP2007181089 A JP 2007181089A JP 2007181089 A JP2007181089 A JP 2007181089A JP 4568744 B2 JP4568744 B2 JP 4568744B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wheeled vehicle
- clamp
- front wheel
- unit
- motorcycle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Warehouses Or Storage Devices (AREA)
- Handcart (AREA)
Description
ここで、搬送装置がクランプ部で固定した前輪側から二輪車を収容台に収容する場合には(例えば特許文献1参照)、収容台上で前輪をガイドして二輪車を容易に起立させることができるものの、搬送装置のクランプ部を収容台の奥まで移動させる必要があるため、構造が複雑になっていた。
一方、搬送装置が後輪側から二輪車を収容する場合には(例えば特許文献2参照)、搬送装置のクランプ部を収容台の奥まで移動させる必要もないため、クランプ部の構造は簡素化される。そして、収容台の奥側には起立部が設けられており、この起立部により収容台上の二輪車が保持されて起立することになる。
本発明の課題は、全長の異なる二輪車であっても、簡易な構造で二輪車の後輪を確実に保持させることである。
二輪車を収容する収容台と、前記収容台に対して後輪側から前記二輪車を搬送する搬送装置とを備え、
前記収容台は、前記二輪車の後輪を保持して当該二輪車を起立させる起立部を有し、
前記搬送装置は、
前記二輪車の前輪を保持するクランプ部と、
前記クランプ部を前記収容台に対して進退させる進退部と、
前記クランプ部により前輪が保持された前記二輪車の後輪を前記収容台まで案内するガイド部と、
前記二輪車の全長に対応した前記クランプ部の停止位置を検出する停止位置検出部とを備え、
前記進退部は、前記クランプ部により保持された前記二輪車を前記収容台に収容する場合、前記停止位置検出部により検出された停止位置に前記クランプ部を停止させることを特徴としている。
前記停止位置検出部は、前記クランプ部により保持された前記二輪車を前記収容台に収容する際の前記クランプ部に対する押しつけ力が所定値以上か否かを検出し、前記押しつけ力が所定値以上となった位置を前記停止位置として検出することを特徴としている。
前記クランプ部は、前記二輪車の前輪の前方を保持し、当該前輪の前方への移動を規制する前方規制部を備え、
前記前方規制部は、前記前輪が所定位置にあるか否かを検出する前輪位置検出部を有することを特徴としている。
前記起立部は、前記二輪車の後輪を対向する二面で下方から支持する下方支持部と、前記後輪を対向する二面で後方から支持する後方支持部とを備え、
前記下方支持部の対向する二面が成す角度及び前記後方支持部の対向する二面が成す角度の少なくとも一方が75度以下であることを特徴としている。
前記収容台は、前記二輪車における前記後方支持部よりも後方への移動を規制する後方規制部を備えることを特徴としている。
前記搬送装置に前記二輪車を受け渡すためのゲート部を備え、
前記ゲート部は、前記搬送装置を含む装置内部と外部とを隔離する開閉扉を有し、
前記開閉扉は、前記二輪車の前輪を差し込むことが可能な開閉自在な隙間が備えられ、当該隙間に差し込まれた前記前輪を前記クランプ部で保持・解除可能であるとともに、前記クランプ部の保持・解除動作に連動して前記隙間を開閉する隙間用扉を備えることを特徴としている。
開閉扉33は、搬送装置4を含む装置内部と外部とを隔離するものである。この開閉扉33には、二輪車Bの前輪T1を差し込むことが可能な開閉自在な隙間Sが備えられ、当該隙間Sに差し込まれた前輪T1をクランプ部70(後述)で保持・解除可能であるとともに、前記クランプ部70の保持・解除動作に連動して隙間Sを開閉する隙間用扉35(図6参照)とが設けられている。
また、ガイド部44の先端部には、進退部60の動作を切り替えるためのカムプレート8が係合片45の下面から下方に向けて突出するように設けられている(図8参照)。カムプレート8の始点は、後述するスライダ63がフリーとなる位置に設けられている。このカムプレート8は、始点付近がテーパ状に形成されていて、それよりも先端側が係合片45の下面と平行に形成されている。カムプレート8の全長は、駐輪部2に収納可能な最大・最少サイズの二輪車Bの全長差以上に設定されている。
また、図7に示すように、フレーム77には、リニアブッシュ79を挟んで対向する一対のショックアブソーバ771,772と、ガイド部44の係合片45の下面に沿って摺動するロックアーム83と、ロックアーム83に対して所定の力を付勢する付勢バネ87とが取り付けられている。
一方、ロックアーム83がフリー状態であると、スライダ63の先端面からロックアーム83の基端部86が離間することになり、スライダ63の前進動作が係止バネ64を介してクランプ部70に伝動するようになっている。この場合、クランプ部70に対して押し戻す方向への押しつけ力が係止バネ64の付勢力を超えなければ、スライダ63とクランプ部70との位置関係はそのままの状態で前進することになる。しかし、前記押しつけ力が係止バネ64の付勢力を超えると、スライダ63と前方のショックアブソーバ771とが近づくように、スライダ63とクランプ部70との位置関係は変動することになる。前記押しつけ力が係止バネ64の付勢力を超える場合としては、例えばクランプ部70で保持した二輪車Bが後述する収容台5の起立部52に係合し、それ以上前進できなくなった場合が挙げられる。
まず、待機時においては、搬送装置4はゲート部3内に配置されている。この際、クランプ部70の一対の挟持板74は近接状態となっていて、隙間用扉35も閉じた状態となっている。
使用者がマットスイッチ38上に乗って、二輪車BのICタグを読取機39に読み取らせると、読取機39がその読み取ったタグ情報を制御部10に出力する。これに基づき制御部10は、一対の挟持板74が離間状態となるようにクランプ部70のクランプシリンダー751を制御する。この一対の挟持板74の離間動作により隙間用扉35が開く。
使用者が読取機392にICカード等を読み取らすと、それに基づき制御部10は、ICカードに対応するタグ情報を有する二輪車Bの収容位置を検索する。収容箇所の検索後、制御部10は、搬送装置回動部7及び昇降駆動装置8を制御して、収容箇所である収容台5まで搬送装置4を移動させる。
例えば、本実施形態では、二輪車Bの全長を収容台5上で検出する構成を例示して説明したが、これ以外にも例えばゲート部3で二輪車Bがクランプ部70により保持された際に、後輪T2の位置を検出し、当該検出結果を基に収容台5上でのクランプ部70の停止位置を予め決定しておくことで、制御部10がその決定された停止位置にクランプ部70を停止させるようにしてもよい。
2 駐輪部
3 ゲート部
4 搬送装置
5 収容台
9 停止位置検出部
10 制御部
33 開閉扉
35 隙間用扉
41 搬送装置本体
44 ガイド部
52 起立部
55 下方支持部
55a,55b 対向する二面
56 後方支持部
56a,56b対向する二面
57 後方規制部
60 進退部
70 クランプ部
73 前方規制部
B 二輪車
S 隙間
T1 前輪
T2 後輪
Claims (6)
- 二輪車を収容する収容台と、前記収容台に対して後輪側から前記二輪車を搬送する搬送装置とを備え、
前記収容台は、前記二輪車の後輪を保持して当該二輪車を起立させる起立部を有し、
前記搬送装置は、
前記二輪車の前輪を保持するクランプ部と、
前記クランプ部を前記収容台に対して進退させる進退部と、
前記クランプ部により前輪が保持された前記二輪車の後輪を前記収容台まで案内するガイド部と、
前記二輪車の全長に対応した前記クランプ部の停止位置を検出する停止位置検出部とを備え、
前記進退部は、前記クランプ部により保持された前記二輪車を前記収容台に収容する場合、前記停止位置検出部により検出された停止位置に前記クランプ部を停止させることを特徴とする二輪車駐輪装置。 - 請求項1記載の二輪車駐輪装置において、
前記停止位置検出部は、前記クランプ部により保持された前記二輪車を前記収容台に収容する際の前記クランプ部に対する押しつけ力が所定値以上か否かを検出し、前記押しつけ力が所定値以上となった位置を前記停止位置として検出することを特徴とする二輪車駐輪装置。 - 請求項1又は2記載の二輪車駐輪装置において、
前記クランプ部は、前記二輪車の前輪の前方を保持し、当該前輪の前方への移動を規制する前方規制部を備え、
前記前方規制部は、前記前輪が所定位置にあるか否かを検出する前輪位置検出部を有することを特徴とする二輪車駐輪装置。 - 請求項1〜3のいずれか一項に記載の二輪車駐輪装置において、
前記起立部は、前記二輪車の後輪を対向する二面で下方から支持する下方支持部と、前記後輪を対向する二面で後方から支持する後方支持部とを備え、
前記下方支持部の対向する二面が成す角度及び前記後方支持部の対向する二面が成す角度の少なくとも一方が75度以下であることを特徴とする二輪車駐輪装置。 - 請求項4記載の二輪車駐輪装置において、
前記収容台は、前記二輪車における前記後方支持部よりも後方への移動を規制する後方規制部を備えることを特徴とする二輪車駐輪装置。 - 請求項1〜5のいずれか一項に記載の二輪車駐輪装置において、
前記搬送装置に前記二輪車を受け渡すためのゲート部を備え、
前記ゲート部は、前記搬送装置を含む装置内部と外部とを隔離する開閉扉を有し、
前記開閉扉は、前記二輪車の前輪を差し込むことが可能な開閉自在な隙間が備えられ、当該隙間に差し込まれた前記前輪を前記クランプ部で保持・解除可能であるとともに、前記クランプ部の保持・解除動作に連動して前記隙間を開閉する隙間用扉を備えることを特徴とする二輪車駐輪装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007181089A JP4568744B2 (ja) | 2007-07-10 | 2007-07-10 | 二輪車駐輪装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007181089A JP4568744B2 (ja) | 2007-07-10 | 2007-07-10 | 二輪車駐輪装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009019359A JP2009019359A (ja) | 2009-01-29 |
JP4568744B2 true JP4568744B2 (ja) | 2010-10-27 |
Family
ID=40359235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007181089A Active JP4568744B2 (ja) | 2007-07-10 | 2007-07-10 | 二輪車駐輪装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4568744B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CZ29633U1 (cs) * | 2016-03-23 | 2016-07-12 | Vapos, S.R.O. | Zařízení pro parkování kol a elektrokol |
JP2019127803A (ja) * | 2018-01-26 | 2019-08-01 | 株式会社技研製作所 | 駐輪システム |
CN108622242A (zh) * | 2018-06-19 | 2018-10-09 | 浙江机电职业技术学院 | 全自动通用型自行车立式停车装备 |
JP7258503B2 (ja) * | 2018-10-03 | 2023-04-17 | 住友重機械搬送システム株式会社 | 駐車場 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000230340A (ja) * | 1999-02-12 | 2000-08-22 | Fujita Corp | 駐輪装置 |
JP2007113303A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Jfe Kankyo Solutions Kk | 立体駐輪場およびその構築方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2994263B2 (ja) * | 1996-06-07 | 1999-12-27 | 株式会社技研製作所 | 自転車駐車装置 |
-
2007
- 2007-07-10 JP JP2007181089A patent/JP4568744B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000230340A (ja) * | 1999-02-12 | 2000-08-22 | Fujita Corp | 駐輪装置 |
JP2007113303A (ja) * | 2005-10-21 | 2007-05-10 | Jfe Kankyo Solutions Kk | 立体駐輪場およびその構築方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009019359A (ja) | 2009-01-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4568744B2 (ja) | 二輪車駐輪装置 | |
TWI281453B (en) | Article transfer device | |
JP2762928B2 (ja) | 物品移載装置 | |
JP4983167B2 (ja) | 機械式自転車駐輪設備 | |
JPH10181809A (ja) | 情報記録媒体用格納設備のピッキング装置 | |
US11634278B2 (en) | Article transport vehicle | |
JP2994263B2 (ja) | 自転車駐車装置 | |
JP6045408B2 (ja) | 二輪車駐輪装置 | |
WO2021234243A1 (fr) | Installation de stockage de vélos | |
JP2000310052A (ja) | 駐車装置の車両移送用搬器及び留置台 | |
JPH11232421A (ja) | 板材の枚数確認装置 | |
JP2012071932A (ja) | 移載装置 | |
JP2000213195A (ja) | バイク駐輪装置 | |
JP5601128B2 (ja) | 物品搬送装置 | |
JP2012071931A (ja) | 移載装置 | |
JP3022461B2 (ja) | 自転車駐車装置の搬器及び留置台 | |
JP3385211B2 (ja) | ファイルホルダの自動入出庫装置 | |
JP3364619B2 (ja) | ファイルホルダの自動入出庫装置 | |
JP2000095163A (ja) | 二輪車駐車装置の二輪車格納方法及び二輪車駐車装置の格納機構 | |
JP2006188136A (ja) | 二輪車の駐輪装置 | |
JP2002167020A (ja) | 移載装置 | |
JP3443525B2 (ja) | ファイルホルダの自動入出庫装置 | |
JPH11314707A (ja) | ファイルホルダの自動入出庫装置 | |
JP3544690B2 (ja) | 光ディスク装置とそのカートリッジクランプ解除方法 | |
JPWO2018207639A1 (ja) | 搬送台車 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100224 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100309 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100727 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100809 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Ref document number: 4568744 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130813 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |