JP4565556B2 - 低抵抗のチップ抵抗器とその製造方法 - Google Patents

低抵抗のチップ抵抗器とその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は,金属材料にて,低い抵抗を呈するようにしたチップ抵抗器と,その製造方法とに関するものである。
従来,低い抵抗を呈するようにした金属材料製のチップ抵抗器は,例えば,特許文献1及び特許文献2等に記載されているように,適宜な固有抵抗値を有する金属材料製にして,この下面における左右両端の部分に,半田付け等の接続用の端子電極を設けるという構成にしている。
特開2001−118701号公報 特開2001−176701号公報
前記した従来の金属材料製のチップ抵抗器においては,その抵抗値を,両端子電極の間の部分における板厚さによって所定の抵抗値に設定するか,前記両端子電極の間の部分に幅方向に切り込みようにしたトリミング溝を刻設することによって所定の抵抗値に設定するようにしている。
しかし,前記のようにして設定する所定の抵抗値を,高くする場合には,前記の板厚さをより薄くするか,或いは,前記トリミング溝における幅方向への切り込み深さを深くしなければならないから,前記板厚さを薄く部分又はトリミング溝を刻設する部分に,局部的に発熱現象が発生するという問題がある。
しかも,チップ抵抗器の全体における強度の低下を招来するから,その生産工程の困難性を招来するばかりか,プリント回路基板等に対する半田付け等の実装の困難性を招来するという問題もあった。
一方,前記板厚さを薄くすることなく,或いは,トリミング溝を刻設することなく抵抗値を高くには,前記両端子電極の間の部分における長さ寸法を長くするか,或いは,幅寸法を狭くするという方法があり,これらの方法によると,局部的な発熱現象の発生を回避できるものの,前者の方法では,両端子電極が互いに離れることになるから,チップ抵抗器の大型化を招来するという問題があり,後者の方法では,チップ抵抗器の全体における強度が低下するから,生産工程の困難性及び半田付け等の実装の困難性を招来するという問題がある。
本発明は,これらの問題を解消した金属材料製のチップ抵抗器と,その製造方法とを提供することを技術的課題とするものである。
この技術的課題を達成するため本発明のチップ抵抗器は,請求項1に記載したように,「金属材料にて帯板状体にして,この帯板状体における左右両端の部分に端子電極を設ける一方,前記帯板状体のうち前記両端子電極の間の部分を,前記両端子電極を前記帯板状体の長手方向に沿って互いに近づけた位置にして当該両端子電極の上面側に対して積層状に折り畳む。」
ことを特徴としている。
また,本発明のチップ抵抗器は,請求項2に記載したように,
「前記請求項1の記載において,前記帯板状体における上下両面に,前記両端子電極の部分を除いて絶縁被膜が形成されている。」
ことを特徴としている。
更にまた,本発明のチップ抵抗器は,請求項3に記載したように,
「前記請求項1又は2の記載において,前記両端子電極が,前記帯板状体に形成した金属メッキ層である。」
ことを特徴としている。
次に,本発明の製造方法は,請求項4に記載したように,
「少なくとも,金属材料による帯板状体における両端に端子電極を形成する工程と,前記帯板状体のうち前記両端子電極部の間の部分を,前記両端子電極を前記帯板状体の長手方向に沿って互いに近づけた位置にして当該両端子電極の上面側に対して積層状に折り畳む工程とを備えている。」
ことを特徴としている。
また,本発明の製造方法は,請求項5に記載したように,
「前記請求項4の記載において,前記折り畳む工程の前に,前記帯板状体における上下両面に,前記両端子電極部を除いて絶縁被膜を形成する工程を備えている。」
ことを特徴としている。
更にまた,本発明の製造方法は,請求項6に記載したように,
「前記請求項5の記載において,前記両端子電極を形成する工程より前に,絶縁被膜を形成する工程を備え,且つ,前記両端子電極を形成する工程が,金属メッキ処理である。
これに加えて,本発明の製造方法は,請求項7に記載したように,
「金属材料による帯板状体の複数本を平行に並べて一体化した素材金属板を製造する工程と,次いで前記素材金属板の上下両面に絶縁被膜を形成する工程と,次いで前記素材金属板における各帯板状体の両端に端子電極を形成する工程と,次いで前記素材金属板を前記各帯板状体ごとに切断する工程と,次いで前記各帯板状体のうち両端子電極部の間の部分を,前記両端子電極を前記帯板状体の長手方向に沿って互いに近づけた位置にして当該両端子電極の上面側に対して積層状に折り畳む工程とを備えている。」
ことを特徴としている。
前記請求項1に記載した構成にすることにより,両端子電極を互いに近づけた状態のもとで,この間に電気が流れる経路長さを,積層状の折り畳んだ分だけ長くすることができるから,板厚さを著しく薄くしたり,或いは,トリミング溝の切り込み深さを増大することなく,また,幅寸法を著しく狭くしたりすることなく,前記両端子電極の間における抵抗値を高くすることができるとともに,放熱性を大幅に向上できる。
しかも,前記両端子電極の下面からの高さを,前記したように積層状に折り畳んだことで低くすることができる。
つまり,本発明によると,金属材料製のチップ抵抗器において,その抵抗値を高くすることを,当該チップ抵抗器における大型化,及び強度の低下を招来することなく確実に達成できるとともに,高い放熱性を確保できる利点がある。
また,請求項2に記載した構成にすることにより,積層間の隙間を小さくするか,或いは,密接するように折り畳むことができるから,折り畳み後における高さ寸法を,積層間の隙間を電気的短絡が発生しないように大きく設定する場合よりも,十分に低くすることができ,チップ抵抗器の小型化を達成できる利点がある。
更にまた,請求項3の記載によると,両端子電極を,金属メッキによる薄い層に形成できるので,軽量化を達成できる利点がある。
一方,請求項4〜6に記載した製造方法によると,前記した各利点を有するチップ抵抗器を,簡単に安価に製造することができる。
特に,請求項7に記載した製造方法によると,前記した各利点を有するチップ抵抗器を,素材金属板から更に安価にして製造することができる。
以下,本発明の実施の形態を図面について説明する。
図1及び図2は,第1の実施の形態によるチップ抵抗器1を示す。
このチップ抵抗器1は,金属材料にて,適宜板厚さTで,適宜の幅寸法Wで帯状に延びるように形成した帯板状体2を備え,この帯板状体2の下面における左右両端に,半田付け用の端子電極3,4が形成され,更に,前記帯板状体2のうち前記両端子電極3,4の間の部分を,前記両端子電極3,4を前記帯板状体2の長手方向に沿って互いに近づけた位置にして当該両端子電極3,4の上面側に積層状に折り畳むという構成にされている。
これに加えて,前記帯板状体2における上面及び下面は,前記両端子電極3,4の部分を除いて絶縁被膜5,6にて被覆されている。
この場合,前記帯板状体2は,例えば,銅ーマンガン系合金,ニッケルー系合金,ニッケルークロム系合金,鉄ーニッケル系合金又は鉄ークロム系合金等の適宜の固有抵抗を有する金属材料製であり,また,前記両端子電極3,4は,例えば,ニッケルメッキ層を下地とし,錫メッキ層又は半田メッキ層を上層として形成され,更に,この両端子電極3,4の一部は,前記帯板状体2の上面側にまで延びている。
前記した構成にすることにより,両端子電極3,4の先端間の距離Lを増大することなく,換言すると,両端子電極3,4を互いに近づけた状態のもとで,この間に電気が流れる経路長さを,積層状の折り畳んだ分だけ長くすることができるから,板厚さを著しく薄くしたり,或いは,トリミング溝の切り込み深さを増大することなく,また,幅寸法を著しく狭くしたりすることなく,前記両端子電極3,4の間における抵抗値を高くすることができるとともに,放熱性を大幅に向上できる。
しかも,前記両端子電極3,4の下面からの高さHを,前記したように積層状に折り畳んだことで低くすることができる。
その上,前記帯板状体2における上面及び下面は,絶縁被膜5,6にて被覆されていることにより,積層間の隙間を小さくするか,或いは,密接するように折り畳むことができるから,折り畳み後における高さ寸法Hを,積層間の隙間を電気的短絡が発生しないように大きく設定する場合よりも,十分に低くすることができ,チップ抵抗器1を小型化できる。
この場合において,前記帯板状体2のうち前記両端子電極3,4の間の部分における長さが長いときには,前記のように折り畳むときにおける折り畳み長さSを長くし,また,前記帯板状体2のうち前記両端子電極3,4の間の部分における長さが短いときには,前記折り畳み長さSを短くするというように,前記折り畳み長さSを,前記帯板状体2のうち前記両端子電極3,4の間の部分における長さに応じて増減するようにする。
しかし,この折り畳み長さSは,前記両端子電極3,4の先端間の距離Lを越えることがないように構成することが好ましい。
次に,前記した構成のチップ抵抗器1は,以下に述べる方法にて製造する。
まず,図3に示すように,前記帯板状体2の複数本を並べて一体化して成る素材金属板Aを製作する。
この素材金属板Aは,以下に述べるように,前記各帯板状体2の間における切断線A1に沿って前記各帯板状体2ごとに切断され,また,切断された各帯板状体2は,その長手方向に沿った四箇所の折り曲げ部A2,A3,A4,A5において,前記切断線A1と直角,つまり,帯板状体2の長手方向に折り曲げられる。
次に,前記素材金属板Aにおける上面及び下面には,当該上面及び下面のうち前記両端子電極3,4に該当する部分を除いて,絶縁被膜5,6を形成する。
この絶縁被膜5,6の形成は,絶縁性フィルムの貼り付けにて行うか,或いは,絶縁性ペーストの塗布と,その後の乾燥にて行う。また,前記絶縁被膜5,6の形成に,その他の方法を採用してもよい。
次に,前記素材金属板Aの全体を,メッキ溶液に漬けてメッキ処理を行うことにより,図5及び図6に示すように,前記素材金属板Aにおける上面及び下面のうち,前記絶縁被膜5,6を形成していない部分に,金属メッキによる端子電極3,4を形成する。
次に,前記素材金属板Aを,図7に示すように,前記切断線A1に沿って,各帯板状体2ごとに切断する。
次に,切断した前記各帯板状体2の両端の部分を,図8に示すように,前記各折り曲げ部A2,A3,A4,A5のうち外側に位置する2つの折り曲げ部A2,A5において上向きに折り曲げる工程を経て,図9に示すように,更に,内向きに折り返し状に折り曲げる。
次に,前記各帯板状体2の両端の部分を,図10に示すように,前記各折り曲げ部A2,A3,A4,A5のうち内側に位置する2つの折り曲げ部A3,A4において下向きに折り曲げる工程を経て,図11に示すように,更に,内向きに折り返し状に折り曲げる。
これにより,前記図1及び図2に記載した構成のチップ抵抗器1を製造することができる。
そして,本発明においては,前記帯板状体2のうち前記両端子電極3,4の間の部分を,前記図1ないし図11に示すように,略Ω型の積層状に折り畳むように構成したチップ抵抗器1にすることに限らず,当該帯板状体のうち前記両端子電極の間の部分における長さに応じて,例えば,図12に示す第2の実施の形態のように折り畳み構成したチップ抵抗器1aにしたり,図14に示す第3の実施の形態のように折り畳み構成したチップ抵抗器1bにしたり,或いは,図16に示す第4の実施の形態のように折り畳み構成したチップ抵抗器1cにすることができる。
勿論,前記図示以外の形状に折り畳み構成にしたチップ抵抗器にしてもよいことは勿論である。
前記図12に示す第2の実施の形態のチップ抵抗器1aにする場合には,例えば,図13(A),(B),(C)の順序で積層状に折り畳む。
すなわち,先ず,図13(A)に示すように,帯板状体2aにおける上面及び下面のうち上面に一方の端子電極部3aを,下面に他方の端子電極部4aを各々形成し,次いで,前記帯板状体2aのうち前記一方の端子電極部3aの部分を折り曲げ部A2aの箇所において上向きに折り返し状に折り曲げる一方,前記帯板状体2aのうち前記他方の端子電極部4aの部分を折り曲げ部A4aの箇所において下向きに折り返し状に折り曲げ,次いで,図13(B)に示すように,前記帯板状体2aのうち前記一方の端子電極部3aの部分を折り曲げ部A3aの箇所において下向きに折り返し状に折り曲げて,チップ抵抗器1aにする。
また,前記図14に示す第2の実施の形態のチップ抵抗器1bにする場合には,例えば,図15(A),(B),(C),(D)の順序で積層状に折り畳む。
すなわち,先ず,図15(A)に示すように,帯板状体2bにおける上面に,一方の端子電極部3bと,他方の端子電極部4bとを各々形成し,次いで,前記帯板状体2bのうち前記一方の端子電極部3bの部分を折り曲げ部A2bの箇所において下向きに折り返し状に折り曲げる一方,前記帯板状体2bのうち前記他方の端子電極部4bの部分を折り曲げ部A5bの箇所において下向きに折り返し状に折り曲げ,次いで,図15(B)に示すように,前記帯板状体2bのうち前記一方の端子電極部3bの部分を折り曲げ部A3bの箇所において下向きに折り返し状に折り曲げ,更に,図15(C)に示すように,前記帯板状体2bのうち前記他方の端子電極部4bの部分を折り曲げ部A4bの箇所において上向きに折り返し状に折り曲げて,チップ抵抗器1bにする。
更にまた,前記図16に示す第4の実施の形態のチップ抵抗器1cにする場合には,例えば,図17(A),(B),(C),(D)の順序で積層状に折り畳む。
すなわち,先ず,図17(A)に示すように,帯板状体2cにおける上面に,一方の端子電極部3cと,他方の端子電極部4cとを各々形成し,次いで,前記帯板状体2cのうち前記一方の端子電極部3cの部分を折り曲げ部A2cの箇所において下向きに折り返し状に折り曲げる一方,前記帯板状体2cのうち前記他方の端子電極部4cの部分を折り曲げ部A7cの箇所において下向きに折り返し状に折り曲げ,次いで,図17(B)に示すように,前記帯板状体2cのうち前記一方の端子電極部3cの部分を折り曲げ部A3cの箇所において上向きに折り返し状に折り曲げる一方,前記帯板状体2cのうち前記他方の端子電極部4cの部分を折り曲げ部A6cの箇所において上向きに折り返し状に折り曲げ,更に,図17(C)に示すように,前記帯板状体2cのうち前記一方の端子電極部3cの部分を折り曲げ部A4cの箇所において下向きに折り返し状に折り曲げる一方,前記帯板状体2cのうち前記他方の端子電極部4cの部分を折り曲げ部A5cの箇所において下向きに折り返し状に折り曲げて,チップ抵抗器1cにする。
この場合,前記図12の構成は,前記帯板状体のうち前記両端子電極の間の部分における長さが図1及び図2の構成よりも短い場合に,前記図14の構成は,前記帯板状体のうち前記両端子電極の間の部分における長さが図1及び図2の構成よりも長い場合に,そして,前記図16の構成は,前記帯板状体のうち前記両端子電極の間の部分における長さが著しく区図2の構成よりも長い場合に各々適用される。
この図12,図14及び図16の場合においても,前記第1の実施の形態による製造方法を採用できることはいうまでもない。
第1の実施の形態によるチップ抵抗器を示す縦断正面図である。 図1の平面図である。 第1の製造工程を示す斜視図である。 第2の製造工程を示す斜視図である。 第3の製造工程を示す斜視図である。 図5のVI−VI視拡大断面図である。 第4の製造工程を示す斜視図である。 第5の製造工程を示す斜視図である。 第6の製造工程を示す斜視図である。 第7の製造工程を示す斜視図である。 第8の製造工程を示す斜視図である。 第2の実施の形態によるチップ抵抗器を示す正面図である 第2の実施の形態によるチップ抵抗器の折り曲げ順序を示す図である。 第3の実施の形態によるチップ抵抗器を示す正面図である 第3の実施の形態によるチップ抵抗器の折り曲げ順序を示す図である。 第4の実施の形態によるチップ抵抗器を示す正面図である 第4の実施の形態によるチップ抵抗器の折り曲げ順序を示す図である。
符号の説明
1,1a,1b,1c チップ抵抗器
2,2a,2b,2c 帯板状体
3,3a,3b,3c 一方の端子電極
4,4a,4b,4c 他方の端子電極
5,6 絶縁被膜
A 素材金属板
A1 切断線
A2,A3,A4,A5 折り曲げ線

Claims (7)

  1. 金属材料にて帯板状体にして,この帯板状体における左右両端の部分に端子電極を設ける一方,前記帯板状体のうち前記両端子電極の間の部分を,前記両端子電極を前記帯板状体の長手方向に沿って互いに近づけた位置にして当該両端子電極の上面側に対して積層状に折り畳むことを特徴とする低抵抗のチップ抵抗器。
  2. 前記請求項1の記載において,前記帯板状体における上下両面に,前記両端子電極の部分を除いて絶縁被膜が形成されていることを特徴とする低抵抗のチップ抵抗器。
  3. 前記請求項1又は2の記載において,前記両端子電極が,前記帯板状体に形成した金属メッキ層であることを特徴とする低抵抗のチップ抵抗器。
  4. 少なくとも,金属材料による帯板状体における両端に端子電極を形成する工程と,前記帯板状体のうち前記両端子電極部の間の部分を,前記両端子電極を前記帯板状体の長手方向に沿って互いに近づけた位置にして当該両端子電極の上面側に対して積層状に折り畳む工程とを備えていることを特徴とする低抵抗のチップ抵抗器の製造方法。
  5. 前記請求項4の記載において,前記折り畳む工程の前に,前記帯板状体における上下両面に,前記両端子電極の部分を除いて絶縁被膜を形成する工程を備えていることを特徴とする低抵抗のチップ抵抗器の製造方法。
  6. 前記請求項5の記載において,前記両端子電極を形成する工程より前に,絶縁被膜を形成する工程を備え,且つ,前記両端子電極を形成する工程が,金属メッキ処理であることを特徴とする低抵抗のチップ抵抗器の製造方法。
  7. 金属材料による帯板状体の複数本を平行に並べて一体化した素材金属板を製造する工程と,次いで前記素材金属板の上下両面に絶縁被膜を形成する工程と,次いで前記素材金属板における各帯板状体の両端に端子電極を形成する工程と,次いで前記素材金属板を前記各帯板状体ごとに切断する工程と,次いで前記各帯板状体のうち両端子電極部の間の部分を,前記両端子電極を前記帯板状体の長手方向に沿って互いに近づけた位置にして当該両端子電極の上面側に対して積層状に折り畳む工程とを備えていることを特徴とする低抵抗のチップ抵抗器の製造方法。
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