JP4563864B2 - ブラシホルダ及びモータ - Google Patents
ブラシホルダ及びモータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4563864B2 JP4563864B2 JP2005141734A JP2005141734A JP4563864B2 JP 4563864 B2 JP4563864 B2 JP 4563864B2 JP 2005141734 A JP2005141734 A JP 2005141734A JP 2005141734 A JP2005141734 A JP 2005141734A JP 4563864 B2 JP4563864 B2 JP 4563864B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- holder
- brush holder
- partition wall
- reaction force
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000005192 partition Methods 0.000 claims description 66
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 21
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 9
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 9
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 7
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 7
- 230000009471 action Effects 0.000 description 6
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 5
- 239000000843 powder Substances 0.000 description 5
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 3
- 238000009413 insulation Methods 0.000 description 3
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 3
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 3
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 238000005452 bending Methods 0.000 description 1
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 1
- 230000006872 improvement Effects 0.000 description 1
- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000009466 transformation Effects 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Motor Or Generator Frames (AREA)
- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
しかしながら、この形態では、反力側端部をホルダ部の側壁に係止するようにしているため、トーションスプリングの反力がホルダ部に作用し、該ホルダ部の形状を変形させてしまう。そこで、ホルダ部に補強リブが設けられているが、ホルダ部内のブラシの摺動に影響を与えかねない。
各請求項に記載の発明によれば、対をなすホルダ部が互いの角度間隔が90°以内の狭角状態となるようにブラシホルダベース上に設けられることから、各ホルダ部間の狭角領域において、対をなすスプリング保持柱にそれぞれ装着されるブラシ押圧用のトーションスプリングが近接する。このトーションスプリングは金属線にて形成され、かつブラシと直接接触することから、隣接するトーションスプリング間に介在する隔壁が設けられる。そして、隔壁は、ベースにおける整流子と対向する内周縁部まで延設される。これにより、隔壁が隣接するトーションスプリング間に介在して該スプリング相互の直接的接触を回避して絶縁を図るだけでなく、整流子と対向するベースの内周縁部までその隔壁を縁設させているので、整流子にブラシが摺接することにより生じるブラシ摩耗粉等が堆積するベース上のスペースが小さくなる。これにより、ブラシ摩耗粉等の堆積によりトーションスプリング間の導通が抑制され、ひいてはブラシ間が短絡することが抑制される。
請求項5に記載の発明によれば、ホルダ部、スプリング保持柱及び隔壁が、樹脂よりなるブラシホルダベースに一体に形成されるため、ブラシホルダを構成する部品点数が少なくなり、ブラシホルダ、ひいてはそのブラシホルダを用いるモータの組み付け工数を低減できる。
図1は、本実施の形態のモータ1を示す。本実施の形態のモータ1は、車両のパワーシート装置の駆動源として用いられるものであり、シートの各機構部、例えばシートを前後にスライドさせる機構部やシートの背もたれ部を傾動させる機構部等に装備されるモータである。
(1)本実施の形態のブラシホルダ15のように、対をなすホルダ部17,18が互いの角度間隔が90°の狭角状態となるようにベース部16に設けられることから、各ホルダ部17,18間の狭角領域において、対をなすスプリング保持柱22,23にそれぞれ装着されるブラシ押圧用のトーションスプリング24,25が近接する。このトーションスプリング24,25は金属線にて形成され、かつブラシ19,20と直接接触することから、隣接するトーションスプリング24,25間に介在する隔壁21がベース部16上に設けられる。そして、隔壁21は、ベース部16における整流子8と対向する挿通孔16aの内周縁部まで延設されている。これにより、隔壁21が隣接するトーションスプリング24,25間に介在して該スプリング24,25相互の直接的接触を回避して絶縁が図られる。これに加え、整流子8と対向するベース部16の挿通孔16aの内周縁部までその隔壁21を縁設させているので、整流子8にブラシ19,20が摺接することにより生じるブラシ摩耗粉等が堆積するベース部16上のスペースが小さくなる。これにより、ブラシ摩耗粉等の堆積によりトーションスプリング24,25間の導通を抑制することができ、ひいてはブラシ19,20間が短絡することを抑制することができる。また、このようなブラシホルダ15を用いる本実施の形態のモータ1では、そのブラシ19,20間の短絡が生じにくいので、長寿命化に寄与することができる。
○上記実施の形態では、トーションスプリング24,25の反力側端部24b,25bを該スプリング24,25の装着をガイドするガイド壁26,27に係止させたが、これに限定されるものではない。例えば、図4に示すように変更してもよい。
Claims (7)
- 整流子の外周面に摺接するためのブラシを径方向に摺動可能に保持する少なくとも2つの筒状のホルダ部が互いの角度間隔が90°以内の狭角状態となるようにブラシホルダベース上に設けられ、前記ベース上の各ホルダ部間の狭角領域において、各ホルダ部間の中間部に隔壁と、前記隔壁の両側にスプリング保持柱とを有し、前記各スプリング保持柱に前記各ブラシの後端面を前記整流子側に押圧するトーションスプリングをそれぞれ装着するとともに、前記隔壁にて各トーションスプリング相互の絶縁を図るようにしたブラシホルダであって、
前記ベースは前記整流子と対向する内周縁部を有し、前記隔壁がその内周縁部まで延設され、
前記トーションスプリングは、コイル状に形成され前記スプリング保持柱に嵌挿されるコイル部と、前記コイル部の一端から外側に延びる反力側端部と、前記コイル部の他端から外側に延びる作用側端部とを有するものであり、
前記スプリング保持柱の周囲には、該保持柱への前記トーションスプリングの装着をガイドするガイド壁が設けられ、前記ガイド壁には、前記反力側端部が係止する係止部が設けられ、
前記作用側端部が前記ブラシの後端面に係止されるとともに、前記反力側端部が前記ガイド壁の前記係止部に係止され、
前記係止部にて係止される前記反力側端部の位置が前記隔壁の高さよりも低い位置に設定されていることを特徴とするブラシホルダ。 - 請求項1に記載のブラシホルダにおいて、
前記隔壁と前記ホルダ部との間に、前記ガイド壁が周囲に設けられる前記スプリング保持柱を有しており、
前記ガイド壁には、前記ホルダ部の側壁と前記隔壁との間に前記係止部が設けられていることを特徴とするブラシホルダ。 - 整流子の外周面に摺接するためのブラシを径方向に摺動可能に保持する少なくとも2つの筒状のホルダ部が互いの角度間隔が90°以内の狭角状態となるようにブラシホルダベース上に設けられ、前記ベース上の各ホルダ部間の狭角領域において、各ホルダ部間の中間部に隔壁と、前記隔壁の両側にスプリング保持柱とを有し、前記各スプリング保持柱に前記各ブラシの後端面を前記整流子側に押圧するトーションスプリングをそれぞれ装着するとともに、前記隔壁にて各トーションスプリング相互の絶縁を図るようにしたブラシホルダであって、
前記ベースは前記整流子と対向する内周縁部を有し、前記隔壁がその内周縁部まで延設され、
前記トーションスプリングは、コイル状に形成され前記スプリング保持柱に嵌挿されるコイル部と、前記コイル部の一端から外側に延びる反力側端部と、前記コイル部の他端から外側に延びる作用側端部とを有するものであり、
前記隔壁には、前記反力側端部が係止する係止部が設けられ、
前記作用側端部が前記ブラシの後端面に係止されるとともに、前記反力側端部が前記隔壁の前記係止部に係止され、
前記係止部にて係止される前記反力側端部の位置が前記隔壁の高さよりも低い位置に設定されていることを特徴とするブラシホルダ。 - 請求項3に記載のブラシホルダにおいて、
前記スプリング保持柱の周囲には、該保持柱への前記トーションスプリングの装着をガイドするガイド壁が設けられていることを特徴とするブラシホルダ。 - 請求項1〜4のいずれか1項に記載のブラシホルダにおいて、
前記ブラシホルダベースは樹脂よりなり、前記ホルダ部、前記スプリング保持柱及び前記隔壁が前記ブラシホルダベースに一体に形成されていることを特徴とするブラシホルダ。 - 請求項1〜5のいずれか1項に記載のブラシホルダを備え、前記ブラシホルダにて保持される前記ブラシがアーマチャに備えられる前記整流子と摺接し、前記ブラシから前記整流子への電源供給に基づいて前記アーマチャが回転するように構成されていることを特徴とするモータ。
- 請求項6に記載のモータにおいて、
開口部を有し、該開口部から前記アーマチャを回転可能に収容するヨークハウジングと、前記ヨークハウジングの開口部を閉塞する樹脂製の蓋部材とを備えるものであり、
前記蓋部材には、前記ブラシホルダベース、前記ホルダ部、前記スプリング保持柱及び前記隔壁が一体に形成されていることを特徴とするモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005141734A JP4563864B2 (ja) | 2005-05-13 | 2005-05-13 | ブラシホルダ及びモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005141734A JP4563864B2 (ja) | 2005-05-13 | 2005-05-13 | ブラシホルダ及びモータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006320152A JP2006320152A (ja) | 2006-11-24 |
JP4563864B2 true JP4563864B2 (ja) | 2010-10-13 |
Family
ID=37540291
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005141734A Active JP4563864B2 (ja) | 2005-05-13 | 2005-05-13 | ブラシホルダ及びモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4563864B2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5144966B2 (ja) * | 2007-06-11 | 2013-02-13 | タカタ株式会社 | 電動機及びそれを備えたシートベルト装置 |
CN101981789B (zh) * | 2008-03-28 | 2014-11-05 | 马渊马达株式会社 | 直流电动机 |
JP5249626B2 (ja) * | 2008-04-23 | 2013-07-31 | アスモ株式会社 | 回転電機 |
JP2015159685A (ja) * | 2014-02-25 | 2015-09-03 | アスモ株式会社 | ブラシ装置及びこれを備えた直流モータ |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0674079U (ja) * | 1993-02-13 | 1994-10-18 | 山本電気株式会社 | フラットモータ |
JP2000262016A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-09-22 | Mitsuba Corp | 回転電機の刷子装置 |
JP2001339913A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-07 | Asmo Co Ltd | ブラシホルダ |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2764386B2 (ja) * | 1995-01-27 | 1998-06-11 | 株式会社ミツバ | ブラシホルダ装置 |
-
2005
- 2005-05-13 JP JP2005141734A patent/JP4563864B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0674079U (ja) * | 1993-02-13 | 1994-10-18 | 山本電気株式会社 | フラットモータ |
JP2000262016A (ja) * | 1999-03-10 | 2000-09-22 | Mitsuba Corp | 回転電機の刷子装置 |
JP2001339913A (ja) * | 2000-05-29 | 2001-12-07 | Asmo Co Ltd | ブラシホルダ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006320152A (ja) | 2006-11-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5118548B2 (ja) | モータ | |
WO2009118972A1 (ja) | Dcモータ | |
JP5214954B2 (ja) | ブラシホルダ用案内枠及びブラシ組立体、並びにブラシ組立体付きブラシホルダを備える電気装置 | |
US8304954B2 (en) | Commutator motor utilizing existing part to restrict radially outward movement of brush holders | |
JP4563864B2 (ja) | ブラシホルダ及びモータ | |
JP6002050B2 (ja) | ブラシホルダ装置及び回転電機 | |
JP2018182912A (ja) | 回転電機 | |
JP5249626B2 (ja) | 回転電機 | |
JP2017216130A (ja) | コネクタ | |
JP2010154659A (ja) | モータ | |
JP2007202388A (ja) | モータ | |
JP5149108B2 (ja) | コイル回転型電磁クラッチ | |
JP5138963B2 (ja) | モータ | |
JP6254490B2 (ja) | ブラシホルダ装置及びそれを搭載したdcモータ | |
JP4814778B2 (ja) | 電動モータ | |
CN113169636B (zh) | 电动机和电刷收容部 | |
JP2003079109A (ja) | ブラシホルダ及び電動モータ | |
JP6451247B2 (ja) | ブラシ装置及びモータ | |
JPWO2017170296A1 (ja) | モータ及びモータの製造方法 | |
JP2001327126A (ja) | 燃料ポンプのブラシ組付け構造 | |
JP5698003B2 (ja) | 電動モータ | |
JP4875910B2 (ja) | モータの給電部構造 | |
JP2002315270A (ja) | モータ | |
WO2022185752A1 (ja) | 電磁継電器及び電磁継電器の製造方法 | |
JP5325942B2 (ja) | ホルダーステー固定構造、及びブラシ付モータ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070619 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20100430 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20100511 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20100702 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20100727 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20100729 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4563864 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140806 Year of fee payment: 4 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R360 | Written notification for declining of transfer of rights |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360 |
|
R371 | Transfer withdrawn |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
S111 | Request for change of ownership or part of ownership |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |