JPH0674079U - フラットモータ - Google Patents
フラットモータInfo
- Publication number
- JPH0674079U JPH0674079U JP013571U JP1357193U JPH0674079U JP H0674079 U JPH0674079 U JP H0674079U JP 013571 U JP013571 U JP 013571U JP 1357193 U JP1357193 U JP 1357193U JP H0674079 U JPH0674079 U JP H0674079U
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- brush
- brush holder
- boxes
- lower bracket
- hole
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Motor Or Generator Current Collectors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 モータ回転を得るための整流子と圧接する複
数のブラシを配設したブラシホルダー組立体を着脱可能
とした構造となすと共に組立を容易にしたフラットモー
タを提供するものである。 【構成】 2つのブラシボックスを同極性とするための
導電板27、27aと4つのブラシボックス14、14
a、14b、14cを、透孔15を形成し一方の平面状
に対向位置に隔壁16、16a及び立壁18、18aと
捻りコイルバネ12、12a、12b、12cを係止す
るための突起17、17a、17b、17cと立壁22
を一体に形成し、更に前記フラシボックス14、14
a、14b、14cを取付するための貫通孔19を形成
した絶縁材よりなる円形状のブラシホルダー8にカシメ
して固定したブラシホルダー組立体30を永久磁石を接
着した下ブラケットに着脱可能としたことを特徴とす
る。
数のブラシを配設したブラシホルダー組立体を着脱可能
とした構造となすと共に組立を容易にしたフラットモー
タを提供するものである。 【構成】 2つのブラシボックスを同極性とするための
導電板27、27aと4つのブラシボックス14、14
a、14b、14cを、透孔15を形成し一方の平面状
に対向位置に隔壁16、16a及び立壁18、18aと
捻りコイルバネ12、12a、12b、12cを係止す
るための突起17、17a、17b、17cと立壁22
を一体に形成し、更に前記フラシボックス14、14
a、14b、14cを取付するための貫通孔19を形成
した絶縁材よりなる円形状のブラシホルダー8にカシメ
して固定したブラシホルダー組立体30を永久磁石を接
着した下ブラケットに着脱可能としたことを特徴とす
る。
Description
【0001】
本考案は、小形直流モータにあって例えば自動車用ラジエータを冷却するため のフラットモータに関するものである。
【0002】
従来、この種フラットモータは弟9図及び弟10図に示すように平板状に複数 個のコイルが整流子1に結線した上で整列されると共に外被を樹脂で覆った電機 子2を回転力を伝達する軸3に一体的に固定され、前記整流子側に永久磁石4が 固着されたブラケット5が配設され、このブラケット5には軸3を支持するメタ ル軸受6が固定されている。一方、整流子1の反対側平板面にはヨーク7が前記 永久磁石4に対向して配設されている。前記ブラケツト5には絶縁材でなるブラ シホルダー8が固定されており、このブラシホルダー8には導電板9を介して2 つのブラシボックス10が60度間隔に装着され、該ブラシボックス10にはピ グテール11とスプリング12を介したブラシ13が収納されている。前記ブラ ケット5に装着された永久磁石4の中央に形成された透孔14はブラシ13が整 流子1に圧接する側の反対側が膨らみ部15を形成している。16はブラシに通 電するリード線でブラケット5と永久磁石4間を通してそれぞれの端子部17を 導電板9に溶着しているものである。
【0003】
ところが、この種フラットモータは2つのブラシが絶縁材よりなるブラシホル ダーに60度間隔で導電板を介して取付けしたブラシボツクスにスプリングを介 して収納され、更にブラシに通電するリード線の端子部及び前記ブラシに接続さ れているピグテールを導電板に溶着して構成したブラシホルダーをブラケットに 接着して構成したフラットモータで、ブラシに通電するリード線をモータ内部で 結線した構造のものであるため、2つのブラシから4つのブラシでなるブラシホ ルダーを装着するフラットモータを構成するには構造的に問題があった。 本考案は、これらの欠点を解決するために考案されたものである。
【0004】
本考案のフラットモータは、4つのブラシボックスで成る2つのブラシボツク スを同極性とするための導電板と4つのブラシボックスを、中央に透孔を形成し 一方の平面状に対向位置に隔壁及び立壁と、前記隔壁に捻りコイルバネを係止す るための突起と、一方の平面状の反対側に立壁を一体に形成し、更に前記ブラシ ボックスを取付けするための複数の貫通孔を形成した絶縁材よりなる円形状のブ ラシホルダーにカシメ固定したブラシホルダー組立体を、円盤状で中央にブラシ ホルダーの外径より若干大きめの透孔を形成した永久磁石を下ブラケットの一方 平面状に接着して構成した前記下ブラケットに着脱可能とすると共にブラシに通 電するリート線を外部で接続するようなさしめたものである。
【0005】
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明する。弟1図は本考案の一実施 例におけるフラットモータの部分断面図である。弟2図は本考案のフラットモー タの要部の平面図である。弟1図及び弟2図において、1は下部を開口した偏平 円盤状の上ブラケット、2は該上ブラケツト1の開口を閉鎖する下ブラケット、 3は平板状コイルを樹脂成形してなる電機子、4、5は前記ブラケット1、2に 保持された軸受、6は前記軸受4、5に支持された回転軸、7は前記下ブラケッ ト2の平面状に接着固定した円盤状で中央にブラシホルダー8の外径より若干大 きめの透孔9を形成した永久磁石、10は前記回転軸6に固定され4つのブラシ 11、11a、11b、11cが摺動して前記電機子3に通電するための整流子 12、12a、12b、12c、は前記ブラシ11、11a、11b、11cを 押圧するための捻りコイルバネ、13はブラシ11、11a、11b、11cに 通電するためのリード線をそれぞれ示すものである。 前記4つのブラシ11、11a、11b、11cを保持する4つのブラシボツク ス14、14a、14b、14cを配設する絶縁材でなる円形状のブラシホルダ ー8は、弟3図(イ)、(ロ)に示すように円形状で中央に透孔15を形成し、 対向位置に一対の隔壁16、16aと該隔壁16、16aに捻じりコイルバネ1 2、12a、12b、12cを係止するための突起17、17a、17b、17 cと立壁18、18aをそれぞれ一体に形成し、前記隔壁16、16aと前記立 壁18、18aとの間にブラシボックス14、14a、14b、14cを取付け するための貫通孔19を60度角で放射状に形成し、更に前記隔壁16、16a の一方側面下部に嵌合孔20、20aを形成し、更に一方の立壁18、18aの 一方端の両側面に貫通孔21、21aを形成し、該貫通孔21、21aと連なっ て前記立壁18、18aの反対側に立壁22を一体に形成してなるものである。 尚23、23aはブラシホルダー8を下ブラケット1に取付するための取付穴で ある。 この様に形成したブラシホルダー8に弟4図(イ)、(ロ)、(ハ)、(ニ) に示すように銅又は銅合金よりなる薄肉の板材に前記ブラシホルダー8に形成し た貰通孔19に対応する貰通孔24を形成すると共に係止片25、25a及び電 極端子26、26aを形成してなる一対の導電板27、27aを取付けするもの であり、該導電板27、27aに形成した前記貫通孔24を前記ブラシホルダー 8に形成したそれぞれの貫通孔19に合わせると同時に電極端子26、26aを 貫通孔21、21aに挿入して配設すると共に弟5図に示すようにブラシボック ス14に形成した取付足28を挿入し、カシメ等により弟6図(イ)、(ロ)に 示すように60度角で放射状に固定するものである。尚弟6図(イ)において、 29は後述するリード線の端子を溶着するための透孔である。 上記のように構成してなるブラシホルダー組立体30を弟7図及び弟8図(イ )、(ロ)に示すように下ブラケット2にネジ穴31、31a及び立壁22を挿 通させる透孔32を形成した該下ブラケット2の一方平面状に、円盤状で中央に ブラシホルダー8の外径より若干大きめの透孔9を形成した永久磁石7を接着固 定した凹部33に前記立壁22を透孔32に挿入させ、前記下ブラケット2に接 着した永久磁石7の反対側よりネジ34、34aをネジ穴31、31aを通して 固着せしめるものである。更に下ブラケット2より突き出ている立壁22に露出 している電極端子26、26aの透孔29、29aにリード線35の端子36を 挿入して溶着するものである。
【0006】
以上のように本考案のフラットモータは、円形状に形成した絶縁材よりなるブ ラシホルダーに、4つのブラシボックスを構成してなる2つのブラシボックスを 同極性とする導電板を介して4つのブラシボックスをそれぞれ取付して構成した ブラシホルダー組立体を、円盤状で中央にブラシホルダーの外径より若干大きめ の透孔を形成した永久磁石を下ブラケットに接着固定した該下ブラケットに着脱 可能にできる構造となした事により、2つのブラシを構成するブラシホルダーを 装着できると共に4つのブラシを構成するブラシホルダーも装着できるという簡 単な取付作業で容易に取付取り外しができるものであるから実用上極めて有効な ものである。
【図1】本考案の一実施例におけるフラットモータの部
分断面図である。
分断面図である。
【図2】本考案の一実施例におけるフラットモータの要
部の平面図である。
部の平面図である。
【図3】本考案におけるブラシホルダーを示すもので、
(イ)平面図、(ロ)はA−A断面図である。
(イ)平面図、(ロ)はA−A断面図である。
【図4】本考案における導電板を示すもので、(イ)、
(ロ)は平面図、(ハ)、(ニ)は正面図である。
(ロ)は平面図、(ハ)、(ニ)は正面図である。
【図5】本考案におけるブラシボックスの斜視図であ
る。
る。
【図6】本考案におけるブラシホルダーにブラシボック
スを取付した状態を示すもので(イ)は平面図、(ロ)
は(イ)の矢視図である。
スを取付した状態を示すもので(イ)は平面図、(ロ)
は(イ)の矢視図である。
【図7】本考案における永久磁石を下ブラケットに取付
した状態を示す平面図である。
した状態を示す平面図である。
【図8】本考案におけるブラシホルダーを下ブラケット
に取付した状態を示すもので、(イ)は一部断面図、
(ロ)は断面図である。
に取付した状態を示すもので、(イ)は一部断面図、
(ロ)は断面図である。
【図9】従来におけるフラットモータの部分断面図であ
る。
る。
【図10】従来におけるフラットモータの要部の平面図
である。
である。
1 上ブラケット 2 下ブラケット 3 電機子 6 回転軸 7 永久磁石 8 ブラシホルダー 10 整流子 11、11a、11b、11c ブラシ 12、12a、12b、12c 捻りコイルバネ 14、14a、14b、14c ブラシボックス 16、16a 隔壁 19 貫通孔 20、20a 嵌合孔 22 立壁 23、23a 取付穴 25、25a 係止片 26、26a 電極端子 27、27a 導電板 28 取付足 31、31a ネジ穴 32 透孔 34、34a ネジ 35 リード線
Claims (1)
- 【請求項1】4つのブラシボックスで成る2つのブラシ
ボックスを同極性とするための導電板と4つブラシボッ
クスを、中央に透孔を形成し一方の平面状に対向位置に
隔壁及び衝立状の立壁と、前記隔壁に捻りコイルバネを
係止するための突起と、前記隔壁の反対側に立壁をそれ
ぞれ一体に形成し、更に前記ブラシボックスを取付する
ための複数の貫通孔を形成した絶縁材よりなる円形状の
ブラシホルダーにカシメ固定したフラシホルダー組立体
を、円盤状で中央に前記ブラシホルダーの外径より若干
大きめの透孔を形成した永久磁石を下ブラケットの一方
平面状に接着して構成した前記下ブラケットに着脱可能
とすると共にブラシに通電するリード線を外部で接続す
る様構成したことを特徴とするフラットモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP013571U JPH0674079U (ja) | 1993-02-13 | 1993-02-13 | フラットモータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP013571U JPH0674079U (ja) | 1993-02-13 | 1993-02-13 | フラットモータ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0674079U true JPH0674079U (ja) | 1994-10-18 |
Family
ID=11836861
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP013571U Pending JPH0674079U (ja) | 1993-02-13 | 1993-02-13 | フラットモータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0674079U (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998054821A1 (fr) * | 1997-05-26 | 1998-12-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Porte-balais |
JP2006320152A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Asmo Co Ltd | ブラシホルダ及びモータ |
JP2020129886A (ja) * | 2019-02-08 | 2020-08-27 | 株式会社ティラド | ブラシモータの給電構造 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446545A (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-17 | Asmo Co Ltd | モータの組付方法及びブラシ仮保持構造 |
-
1993
- 1993-02-13 JP JP013571U patent/JPH0674079U/ja active Pending
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0446545A (ja) * | 1990-06-11 | 1992-02-17 | Asmo Co Ltd | モータの組付方法及びブラシ仮保持構造 |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO1998054821A1 (fr) * | 1997-05-26 | 1998-12-03 | Mitsubishi Denki Kabushiki Kaisha | Porte-balais |
JP2006320152A (ja) * | 2005-05-13 | 2006-11-24 | Asmo Co Ltd | ブラシホルダ及びモータ |
JP4563864B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2010-10-13 | アスモ株式会社 | ブラシホルダ及びモータ |
JP2020129886A (ja) * | 2019-02-08 | 2020-08-27 | 株式会社ティラド | ブラシモータの給電構造 |
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