JP4563836B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4563836B2
JP4563836B2 JP2005035465A JP2005035465A JP4563836B2 JP 4563836 B2 JP4563836 B2 JP 4563836B2 JP 2005035465 A JP2005035465 A JP 2005035465A JP 2005035465 A JP2005035465 A JP 2005035465A JP 4563836 B2 JP4563836 B2 JP 4563836B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner
dark
light
image forming
forming apparatus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005035465A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006221014A (ja
Inventor
啓 安富
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2005035465A priority Critical patent/JP4563836B2/ja
Priority to US11/349,145 priority patent/US7463837B2/en
Publication of JP2006221014A publication Critical patent/JP2006221014A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4563836B2 publication Critical patent/JP4563836B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/06Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing
    • G03G15/10Apparatus for electrographic processes using a charge pattern for developing using a liquid developer
    • G03G15/104Preparing, mixing, transporting or dispensing developer
    • G03G15/105Detection or control means for the toner concentration
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/01Apparatus for electrophotographic processes for producing multicoloured copies
    • G03G2215/0103Plural electrographic recording members
    • G03G2215/0119Linear arrangement adjacent plural transfer points
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G2215/00Apparatus for electrophotographic processes
    • G03G2215/06Developing structures, details
    • G03G2215/0602Developer
    • G03G2215/0604Developer solid type
    • G03G2215/0624Developer solid type plural systems represented (e.g. in a multicolour device or for optimising photo line development)

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)
  • Developing Agents For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に係り、特に色相がほぼ同一である濃トナーと淡トナーとを用いてトナー像の形成を行い、この濃トナー及び淡トナーによる像を紙上で重ねて記録することにより画像の出力を行う画像形成装置に関する。
従来同一色相について1種類のトナー用いて画像形成を行う画像形成装置では、ベタ画像の濃度を確保することが重要視されるために、ベタ画像の濃度を十分に確保することが可能な十分な量の色材成分(顔料)がトナー中に含有されている。一方で、電子写真方式をはじめとする紙上に画像形成を行うハードコピー機器においては、中間的な濃度やハイライト画像を再現するためには、面積階調の手法が用いられる。面積階調とは、画像を形成する画素の濃度を変化させる濃度階調の対向に位置する方法であり、トナー(印刷などの場合はインク)の付着領域の割合を小さくすることによってハイライト画像や中濃度の画像を再現する。この面積階調では、トナー付着領域の大きさ(いわゆる網点の大きさ)を視覚的にドットとして認識できない程度に小さくすることにより、ハイライト画像から中間的濃度、そして高濃度領域まで再現することを可能としている。この場合、トナー付着領域の大きさが視覚的にドットとして知覚されない程度の大きさであるため、画像を見た人にはトナー付着領域の面積の大小を意識するようなことはない。
しかしながら、このようなベタ画像の濃度を確保するという目的を達成することができるような、色材成分が十分に含まれているトナー(これ以降このようなトナーを濃トナーと略す。)を用いて、上記のように面積階調によりハイライト画像〜中濃度画像の再現を行った場合には、次のような問題が発生する。このような濃トナーの場合には、ハイライト画像では、ごく少量のトナーを各網点に対して、ほぼ等量になるように配置することが要求される。電子写真方式と呼ばれる、感光体ドラム上にレーザー光によって静電潜像を形成しこの静電潜像にトナーを付着させて現像を行う画像形成方法では、現像と呼ばれる工程において少量のトナーを精度よく制御して静電潜像上に均一に配置することが困難であるといった問題が存在する。
このため、各網点に配置されるトナーの量にばらつきが生じることになり、濃度が不均一な状態が形成される。この結果、電子写真方式で上記のような濃トナーを使用して画像出力を行った場合には、ハイライト〜中濃度画像において粒状性と呼ばれる画質の優劣を決定する上で重要な項目が、悪化してしまう(良好にすることができない)といった不具合を生じる。粒状性とは、本来均一であるはずの画像がどの程度ざらついているかを表す指標であり、粒状性の悪化した画像は、ざらざらとした印象を見る人に与えるため、低画質の画像として認識される。
電子写真方式の場合には、この粒状性が重要視されるような画像(例えば自然画)の場合、このような理由により粒状性を向上させることができないため、他のハードコピー方式例えば印刷やインクジェットに比べて、画質が低いといった問題の原因となっている。
このような粒状性が悪化するといった問題を解決することを目的として、上記の濃トナーのほかに、濃トナーとほぼ同一の色相を有し着色力が濃トナーほど大きくはない淡トナーを組み合わせて、画像の形成を行う画像形成装置が従来から提案されている。
特許文献1には、濃トナー、淡トナーによる現像を繰り返して行いトナー像を形成する画像形成装置において、各濃、淡トナーの平均帯電量差が25%以内であること、または各濃、淡トナー重量平均粒径のトナー粒径差が25%以内である、ことを特徴としているものが記載されている。このような構成にすることにより、濃、淡トナーを用いたモノクロの画像形成装置の場合には、階調性が維持されて安定した良好なモノクロ画像が得られる濃、淡トナーの特性関係を規定した画像形成装置を提供することができるとしている。一方、Y、C、M、K、について濃、淡カラートナーを用いたカラー画像形成装置の場合には、色再現性が保持されて、かつ階調性が維持されて安定して良好なカラー画像が得られる濃、淡カラートナーの特性関係を規定したカラー画像形成装置を提供することができるとしている。
特許文献2には、現像剤の補給に要する所定時間と休止に要する所定時間との和が、最短の動作の動作モードに要する時間以下に設定するとともに、現像剤の補給に要する所定時間と休止に要する所定時間とが、ともに1つの動作モード中に終了するようにする、ことが特徴である。従来の方法では、トナー補給の間に駆動系の停止・起動が入るようなケースが発生する。そして、このときにホッパの立ち上がり時間の影響や、あるいは現像剤搬送部での供給されたトナーの山が崩れるといった現象が発生することにより、現像剤の供給量が不安定となってしまっていた。この現像剤の供給量が不安定となる問題は、画像濃度ムラやカブリの原因となっていた。このような問題に対して、上述のような構成にすることにより、画像濃度ムラやカブリのない良好な画像を常に安定して得ることができるとしている。
特許文献3には、潜像形成中にPセンサによって現像ユニットのトナー無しが検知されても、潜像形成が終了するまで、トナー補給を行わず、潜像形成終了後にトナー補給を行うようトナー補給開始のタイミングを制御する。 従来の方法では、現像ユニットのトナー無しが検知されると、すぐにトナー補給ローラ(71)および補給スポンジローラ(77)の回転を開始してトナーの補給を行っていた。このため、潜像形成とトナー補給とが同時に行われるので、潜像形成時に振動が発生し、形成潜像の乱れが発生してしまうといった問題が生じていた。
特許文献4には、現像剤中のトナー濃度を検出し、その検出結果を基にしてトナー補給制御を実行するトナー補給手段を備えており、また、潜像書き込み面積率を検出する手段を有し、この面積検出手段からの潜像書き込み面積率に応じて、現像剤の補給量、補給時間、および補給タイミングを設定することが特徴である。このような構成にすることにより、画像濃度に対応して消費されたトナーの量に応じた補給が即応して行えるようになるため、常に安定した画像濃度を維持させることが可能となる。これに対して、従来の方法では、補給されたトナーが現像スリーブに行き着くまでの間にある程度の時間が必要となることから、画像面積率が高い画像と低い画像とが交互に現像されるような場合には、消費されたトナー量に応じた補給が行なわれず、画像濃度にムラが発生しやすくなるといった問題があった。
特許文献5には、濃トナーと淡トナーとを組み合わせることによって、ハイライト〜中濃度部においては、主に淡トナーを用いることで粒状性を向上させることができるようになる。この理由は、淡トナーを使用してハイライト画像での網点部分を形成した場合には、濃トナーを使用してハイライト〜中濃度部を再現した場合と比較して、より多くのトナーが付着することになるためであると考えられる。(同一の画像濃度を得るために使用されるトナー量は、濃トナーを使用する場合よりも淡トナーを使用する場合の方が多くなるためである。)
この結果、各網点に付着するトナー量が多くなり、各網点に付着するトナー量がすこしばらついたような場合であっても、濃度の変化それほど大きなものとはならない。このため、結果として粒状性のすぐれた画像の出力を行うことができる。
特開2002−91165号公報 特開平11−149207号公報 特開平8−305099号公報 特開平8−227213号公報 特開2002−49191号公報
しかしながら、上述のようにほぼ同一の色相を持つ、濃トナーと淡トナーとを組み合わせて、画像の形成を行う画像形成装置では、次のような問題が生じることが明らかになった。画像形成装置内には、使用するトナーの種類の数だけ現像装置が配置されている。この現像装置は、トナーを保持し、潜像に応じて感光体ドラム上にトナーを付着させるといった役割を持つ。現像装置では、静電潜像にトナーを付着されるたびに現像装置内のトナーが消費されることになるため、トナーの使用量を検知したり、現像装置内のトナー濃度を直接検知するなどの方法で、現像装置内のトナー量がほぼ一定に維持されるように、トナー補給装置よりトナーが補給される(特許文献2、特許文献3、特許文献4等)。
現像装置内のトナー量をほぼ一定に維持し、出力画像濃度を一定に維持するためにトナー補給を行うのであるが、当然ながら補給前に比べて補給後はより多くのトナーが現像装置内に存在することになる。このとき、現像装置内のトナー量が増加することによって、静電潜像が同じであっても付着するトナー量が、現像装置のトナー量に応じて増加してしまう。つまり、出力される画像の画像濃度もこのトナー補給のタイミングによって変動することになる。従来の画像形成装置においても、厳密にはこのようにトナー補給動作により出力画像の濃度が変化しているが、実用上問題とはならない程度までに押さえ込むことによって使用が行われている。
本発明の対象とする、ほぼ同一の色相を持つ濃トナーと淡トナーとを組み合わせて使用する画像形成装置では、トナー補給を、濃トナーおよび淡トナーのそれぞれについて、それぞれの現像装置内のトナー量が概ね一定となるように補給を行わなければならない。このとき、濃トナーと淡トナーのトナー消費量には、通常は関連性がほとんどないため、濃トナー、淡トナーの現像装置でトナー補給が必要となるタイミングにも関連性がない。このとき、濃トナーと淡トナーとのトナー補給のタイミングが一致してしまうようなことが発生すると、濃トナーと淡トナーとが同時に現像装置に補給されてしまう。
発明者が実施した実験では、このような濃トナーと淡トナーとでトナーの補給タイミングが一致した場合には、次のような問題が発生することが明らかになった。つまり上述のように、濃トナーと淡トナーのトナー補給のタイミングが一致したような場合には、補給直後の出力画像の画像濃度と補給前の画像濃度との変化量が、従来の同一色相について1種類のトナーのみを用いる画像形成装置に比べて、大きくなってしまう。このような出力画像濃度の大きな変化は、見る人に著しい違和感を与えるため、許容されることのない問題となってしまう。
本発明はこのような、濃トナーと淡トナーとを組み合わせて使用する画像形成装置において、特にトナー補給のタイミングに関連して、出力画像の濃度が大きく変化してしまうといった問題を解決することを目的とするものである。
また、カラー画像形成装置で濃トナー、淡トナーを組み合わせたような場合(例えば、濃マゼンタトナーと淡マゼンタトナーとを搭載した画像形成装置。さらの同じように濃シアントナーと淡シアントナーの組み合わせを搭載した画像形成装置や、濃イエロートナーと淡イエロートナーの組み合わせを搭載した画像形成装置)にも、やはり先述の現象と同じような現象が発現する。つまりこの場合にも、濃トナーと淡トナーとのトナー補給タイミングが一致したような場合には、補給後の出力画像の色と補給前の出力画像の色との差(色差)が、従来の同一色相について1種類のトナーのみを用いる画像形成装置に比べて、大きくなってしまう。
このように出力画像ごとの色差が大きくなってしまうため、意図した色と異なる色の出力画像がプリントされるようになる。このような場合も、使用者に著しい違和感を与える結果をもたらし、許容されることのない問題となってしまう。
請求項1の発明は、色相がほぼ同一である濃トナーと淡トナーとを用いてトナー像の形成を行い、この濃トナー及び淡トナーによる像を紙上で重ねて記録することにより画像の出力を行う画像形成装置において、前記画像形成装置は、濃トナー用の現像器と、濃トナー用現像器内へ濃トナーの補給を行う濃トナー補給装置と、淡トナー用の現像器と、淡トナー用現像器内へ淡トナーの補給を行う淡トナー補給装置と、前記濃トナー補給装置と淡トナー補給装置の動作制御を行うトナー補給制御装置とを備え、前記トナー補給制御装置は、濃トナーのトナー補給履歴を記憶し、かつ、淡トナーの補給を行う場合には、前記濃トナーの補給履歴を参照濃トナー補給装置の動作から一定時間経過したのちに、淡トナー補給動作を補正して淡トナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする画像形成装置である。
請求項2の発明は、色相がほぼ同一である濃トナーと淡トナーを用いてトナー像の形成を行い、この濃トナー及び淡トナーによる像を紙上で重ねて記録することにより画像の出力を行う画像形成装置において、前記画像形成装置は、濃トナー用の現像器と、濃トナー用現像器内へ濃トナーの補給を行う濃トナー補給装置と、淡トナー用の現像器と、淡トナー用現像器内へ淡トナーの補給を行う淡トナー補給装置、及び、前記濃トナー補給装置と淡トナー補給装置の動作制御を行うトナー補給制御装置を有し、前記トナー補給制御装置は、淡トナーのトナー補給履歴を記憶し、かつ、濃トナーの補給を行う場合には、前記淡トナーの補給履歴を参照淡トナー補給装置の動作から一定時間経過したのちに、濃トナー補給動作を補正して濃トナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする画像形成装置である。
請求項3の発明は、色相がほぼ同一である濃トナーと淡トナーを用いてトナー像の形成を行い、この濃トナー及び淡トナーによる像を紙上で重ねて記録することにより画像の出力を行う画像形成装置において、前記画像形成装置は、濃トナー用の現像器と、濃トナー用現像器内へ濃トナーの補給を行う濃トナー補給装置と、淡トナー用の現像器と、淡トナー用現像器内へ淡トナーの補給を行う淡トナー補給装置、及び、前記濃トナー補給装置と淡トナー補給装置の動作制御を行うトナー補給制御装置を有し、前記トナー補給制御装置は、濃トナーのトナー補給履歴と淡トナーの補給履歴とを記憶し、かつ、淡トナーの補給を行う場合には、前記濃トナーの補給履歴を参照濃トナー補給装置の動作から一定時間経過したのちに、淡トナー補給動作を補正して淡トナー補給装置の動作制御を行い、濃トナーの補給を行う場合には、淡トナー補給装置の動作から一定時間経過したのちに、前記淡トナーの補給履歴を参照することにより、濃トナー補給動作を補正して濃トナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする画像形成装置である。
請求項4の発明は、請求項1ないし3のいずれかの画像形成装置において、前記トナー補給制御装置は、前記一定時間をtとし、濃淡トナーが現像器内を1回循環する時間をTとした場合に、tおよびTがT > t > 0.2×Tとなるようにすることを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1ないし4のいずれかの画像形成装置において、前記現像器は、キャリアとトナーとから構成される2成分現像剤によって静電潜像の現像を行う現像器であることを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1ないし4のいずれかの画像形成装置において、前記現像器、トナーのみから構成される1成分現像剤によって静電潜像の現像を行う現像器であることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項ないし6のいずれかの画像形成装置において、前記トナー補給制御装置は、濃トナーおよび淡トナーのそれぞれの現像機器内に配置された透磁率センサの出力値に基づいて、前記のトナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項1ないしのいずれかの画像形成装置において、前記トナー補給制御装置は、画像形成装置内に配置された、濃トナーおよび淡トナー用それぞれの光反射率センサの出力値に基づいて、前記のトナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1ないしのいずれかの画像形成装置において、前記トナー補給制御装置は、画像形成装置内に配置された、濃トナーおよび淡トナーそれぞれの書き込み画素数カウンタの出力値に基づいて、前記のトナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1ないし9のいずれかの画像形成装置において、色相がほぼ同一のトナーおよび淡トナーの組み合わせを、異なる色相について複数組有しカラー画像を形成するものとしたことを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置によれば、濃トナーと淡トナーとを組み合わせて使用する画像形成装置において、特にトナー補給のタイミングに関連して、出力画像の濃度が大きく変化してしまうといったことがなくなる。
以下本発明を実施するための最良の形態としての実施例を図面に基づいて説明する。
図1は実施例に係る画像形装置の概略断面図、図2は図1に示した画像形成装置の画像処理部を示すブロック図、図3は画像処理部のビデオ信号処理部ブロック図、図4は実施例に係る現像器の断面図、図5は現像器の平面図、図6はトナー補給制御装置のブロック図、図7はトナー補給制御装置におけるトナー補給判定部の動作を示すフローチャート、図8はトナー補給制御装置のトナー補給動作補正部のブロック図である。
本例に係る画像形成装置はシアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、淡ブラック(L)の5色の色成分画像を記録シート上で重ね合わせて画像を形成する。本例では、CMYKLの各色成分に対応して、図1に示すように、5つの画像形成ユニット10C,10M,10Y,10Kが一列に配置されている。各画像形成ユニット10C,10M,10Y,10Kで形成された各色成分画像は、5つの画像形成ユニット10C,10M,10Y,10Kに当接して配置されているベルト状の中間転写体11(中間転写ベルト)へと、順次転写される。中間転写体11は、図示していない駆動手段によって所定のタイミングで回転しているため、中間転写体上において、各色成分画像が所定の位置で重ね合わさり、形成されるようになっている。中間転写体上で重ね合された各色成分画像は、一括して、記録シート上へと転写され、記録シート上の画像となる。
本例では、上記のCMYKLの5色の各色画像形成ユニットは共通の構成となっているため、その1組である画像形成ユニット10Cについて説明を行う。画像形成ユニット10Cは、感光体ドラム101と、この感光体ドラムを所望の電位に帯電する帯電器102、所望の電位に帯電された感光体ドラム101に出力用画像データ(擬似中間調処理を施した画像データ)の書き込みを行うレーザー光学ユニット12、レーザー光学ユニット12による書き込みによって感光体ドラム上に形成された静電潜像を各色成分に対応するトナーによって現像する現像器103、現像器によって感光体上に現像されたトナー像を、上記の中間転写体上へと転写する転写器104(1次転写器)、中間転写体へ転写されずに感光体上に残った未転写トナーをクリーニングするクリーナー105とから構成される。
紙などの記録シートPは図示していない記録シートバンクから搬送手段によって搬送されたあとに、レジストローラ13で所定のタイミングを取り、2次転写器へと搬送される。2次転写器では、中間転写体上のトナー像(5色分のトナー像)が記録シート上の所望の位置に転写される。トナー像が転写された記録シートPは、定着器15において加熱・加圧され、機外へと排出される。
次、本例で使用するトナーについての説明を行う。本例では使用するトナーは重合法によって作製した、いわゆる重合トナーであり、トナーの粒径は、体積平均粒径は5.5μmとなるように製造した。なお、トナー粒径の測定は、コールターエレクトロニクス社製の粒度測定器「コールターカウンターTAII」を用い、アパーチャ径100μmで測定した。ほぼ同一の製法により、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー(Y)、ブラック(K)、淡ブラック(L)の5色のトナーについて作製をしている。なお、上記文書は本発明のトナーの仕様を限定するものではなく、上記作製方法のほか、分散重合法、あるいは粉砕法などによって作製したトナーであっても構わない。
次、本例での画像データ入力から出力用画像データを得るまでの画像処理部を図2を参照して説明する。スキャナ部(コピー機の場合)、またはパーソナルコンピューター(プリンタの場合)などの画像入力部30からの入力データは、多値(多くの場合8bit)画像であり、画像処理部20の中の、MTFフィルタ処理部21において強調処理され、次いで色補正・階調補正処理部22(γ変換)により、RGB色空間からCMYKL5色空間への色変換や、あらかじめ設定されている階調を実現するための濃度制御がなされる。次いで擬似中間調処理部24によりプリンタ特性に合うように擬似中間調処理が施され、出力用画像データ(1200dpi、2bitデータ)として、画像出力側(レーザー光変調駆動側)へと引き渡される。MTFフィルタ処理、色補正処理・γ補正処理、擬似中間調処理については従来の技術と同一であっても構わないので、ここでは詳細の説明は省略する。図中符号31はCPU、32はROM、33はRAM、34は操作部、35はシステムバスを示している。
このようにして画像処理部20において処理を施された出力画像用データは、次工程であるビデオ信号処理部40へと送られる。図3は、本例の画像形成装置のビデオ信号処理部40での1色分(仮にK色と考える)のデータの流れを表している。他のCMYL4色についてもそれぞれ別個のビデオ信号処理部40を有し、図3と同様の処理が施されため、ここでは1色分のデータの流れを説明する。
図3に示すように、ビデオ信号処理部40では前述の出力画像用データ(画像処理の結果)を受け取り、発光点121(レーザーダイオード、図1参照)の個数分のデータをラインメモリ上に記憶し、同期検知センサ45で検知したポリゴンミラーの回転に同期した信号(いわゆる同期信号)に合せて、ビデを信号処理部41の各画素に対応する上記ラインメモリ状のデータをPLL部46からのタイミング(画素クロック)で、PWM制御部へと引き渡す。(なお、実施例1では、発光点の数は、各色ともに4つである。)PWM制御部42では、このデータがパルス幅変調(PWM)信号へと変換され、LDドライバ43へと引き渡される。LDドライバ43では、このパルス幅変調信号に対応して所定の光量でLD素子44(LDアレイ)を光変調駆動する。本例では、各色成分の出力用画像データに対応して、パルス幅変調(PWM)制御を行い、レーザーの光変調駆動を行うようになっている。
LDアレイ44からの発光光は、コリーメートレンズにおいて平行光を形成するようになり、アパーチャ−により所望のビーム径に対応する光束に切り取られる。アパーチャ通過後の光束はシリンドリカルレンズを通過し、ポリゴンミラーへと入射される。ポリゴンミラーで反射された光束は、走査レンズ(f−θレンズ)によって集光されて、折り返しミラーで折り返したあとに、感光体位置上で結像するようになっている。
本発明は上記のような画像形成装置において、各画像形成ユニット中の現像器におけるトナー補給の部分に深く関連する。このため、この現像器の構成およびトナー補給の機構について、より詳しい説明を行う。
現像器は、磁性キャリアと前述のトナーとから構成される2成分現像剤を内包している。現像器103は、図4に示すように、現像スリーブ201と2本の攪拌スクリューからなる攪拌部材202および、トナー補給装置204を有する。現像スリーブ201は、その表面に2成分現像剤を保持し、感光体ドラム101に対して磁気ブラシを形成する役目を持つ。この現像スリーブ201は、表面が回転自在に支持された非磁性材料から構成される筒状の部材であり、その内部には永久磁石から構成されているマグネットローラが配置されている。また、攪拌部材210は、2本のスクリュー部材211,212で2成分現像剤を攪拌することによりトナーを所定の帯電量まで帯電させる役割を持つ。トナー補給装置204は、トナーボトル205内のトナーを現像器内の2成分現像剤に補給する。
上記トナー補給装置204は、回転可能な補給用繰り出し部材が、トナーボトル205の開口部に接して配置されるような構成になっている。そして、この繰り出し部材を、後述する制御回路によって、回転駆動させて所定量のトナーをトナーボトル内から繰り出し、2成分現像剤中へとトナーを補給するようになっている。これにより、トナー収容器から、繰り出し部材の回転によってトナーが繰り出され、矢印にしたがってトナーが落下し現像器へとトナーの補給が行われる。
さらに、現像器の攪拌部の構成を図5に基づいて説明する。図5に示すように攪拌部材としては2本のスクリュー部材211,212が用いられており、スクリュー部材211,212が互いに相反する方向に2成分現像剤を移送することができる方向に回転方向が設定されている。以下、現像スリーブ201から遠い側に配置される攪拌スクリューを補給用攪拌スクリュー211と表記し、また他方の現像スリーブ201に近い側に配置されるスクリュー部材211を現像用攪拌スクリュー211と記し、遠い側のスクリュー部材212を補給用攪拌スクリュー部材212表記する。
トナー補給個所から補給されたトナーは、現像用攪拌スクリュー211の軸方向に補給個所他端に向けて移送されるようになっている。また、現像器103内部は仕切壁203を境にして補給用攪拌スクリュー211と現像用攪拌スクリュー212とが収納されている。そして、各攪拌スクリュー211,212の軸方向に平行に、仕切壁203の長手方向の両端が切り落とされている。したがって、この切り落とし部において、補給用攪拌スクリュー211が収容されている空間と、現像用攪拌スクリュー211が収容されている空間とが連通する構成になっている。
このような構成により、補給されたトナーは補給用攪拌スクリュー212によってトナー補給部から遠ざかる方向に移送され、2成分現像剤と攪拌される。また、仕切壁203が切り取られた個所までこの補給トナーと攪拌された2成分現像剤が到達すると、仕切壁203が切り取られた個所を介して現像用攪拌スクリュー211が収容されている空間に入り込む。その後今度は、現像用攪拌スクリュー211によって攪拌されながら現像スリーブ201の軸方向に移動する。図5では、反時計周りの方向に2成分現像剤が循環している。
現像用攪拌スクリュー211は、現像スリーブ201に対向して配置されているので、攪拌された2成分現像剤が現像スリーブ201の周面に付着することができるようになっている。現像スリーブ201の表面に付着した2成分現像剤は、現像スリーブ201の回転に伴って感光体ドラム101と対向する側に搬送され、先ほど説明したように静電潜像の現像に供される。
現像器103では、感光体ドラム101上の静電潜像を現像するために現像剤中のトナーが消費される。このため、適当な量のトナー量を補給しなければ、現像剤中のトナー濃度が経時で低下してしまい、出力画像の画像濃度を一定に保持することができない。
実施例1では、トナー補給を行うために2成分現像剤中のトナー濃度を検知することによってトナー補給の要否の判定を行っている。本例では、2成分現像剤中のトナー濃度の検知方法として、現像器内に設置した検出コイルのインダクタンスの変化を測定する方法を用いている。この方法では、2成分現像剤を構成する、キャリア(磁性体が大部分の構成を占める)とトナー(樹脂成分が多く含まれる)との混合比が変化することによって、現像剤の透磁率が変化することを利用して、2成分現像剤のトナー濃度を検知する。
本例では、このようなトナー濃度センサを、CMYKL5色すべての現像器に配置し、現像器内の2成分現像剤のトナー濃度を電圧値として画像形成装置のトナー補給制御装置へと出力するようにしている。
実施例1のトナー補給制御装置を図6に示す。本例ではこのトナー補給制御装置がCMYKL5色のトナー補給装置すべての制御を行っている。実施例1のトナー補給制御装置300では、上記のトナー濃度センサからの出力値からトナー補給の要否の判定を行うトナー補給判定部301Y,301C,301M,301K,301Lと、トナー補給装置の駆動信号を発生するトナー補給装置駆動信号生成部303Y,303C,303M,303K,303L、を備えており、また濃トナー(K)、および淡トナー(L)については、トナー補給動作補正部302を備える構成としている。CMYKL5色それぞれのトナー補給判定部301Y,301C,301M,301K,301L、およびトナー補給装置駆動信号生成部303Y,303C,303M,303K,303Lは、同一の動作をするものであるので、下記で1色についてその動作の説明を行う。
図7に実施例1のトナー補給制御装置300におけるトナー補給判定部301Y,301C,301M,301K,301Lの動作を示す。上述のトナー濃度センサから検出電圧(VTC)が出力されてくると(S101)、上記検出電圧(VTC)があらかじセンサされている補給判別電位のうちV0以下であればトナーの補給は行われず(S103)、T1時間後に再度トナーのトナー濃度検出が実行される(S104)。上記検出電圧(VTC)があらかじめ設定されている補給判別電位のうちV0以上かつV1以下である場合(S105)には、少量(L)のトナー補給を指示する信号が前述のトナー補給装置駆動信号生成部へと出力される(S106)。その後のトナー濃度検出タイミングは、補給したトナーが現像剤中に十分混合されると考えられる時間を考慮してT2時間後に設定される(S110)。上記検出電圧(VTC)があらかじめ設定されている補給判別電位のうちV1以上かつV2以下である場合には(S107)、中量(M)のトナー補給を指示する信号がトナー補給装置駆動信号生成部へと出力される(S108)。その後のトナー濃度検出タイミングは、補給したトナーが現像剤中に十分混合されると考えられる時間を考慮してT2時間後に設定される(S110)。上記検出電圧(VTC)があらかじめ設定されている補給判別電位のうちV2以上である場合には、大量(H)のトナー補給を指示する信号が前述のトナー補給装置駆動信号生成部へと出力される(S109)。その後のトナー濃度検出タイミングは、補給したトナーが現像剤中に十分混合されると考えられる時間を考慮してT2時間後に設定される(S110)。
なお、本例では、前記T1を10秒、T2を30秒にそれぞれ設定してある。なお、これらの値は実際の現像器のサイズや、2成分現像剤の現像器内の循環速度に応じて、適当に設定することが望ましい。また、補給判定電圧(V0〜V2)の値はトナー濃度センサの感度などによって変わる(出力電圧の絶対値にはほとんど意味がない。)ため、具体的な値の記載を行わないことにする。これらの値はいずれの本発明を制限するものではなく、具体例を一例としてあげたものに過ぎない。
トナー補給判定部から、前述したトナー補給を指示する信号が、トナー補給装置駆動信号生成部へと入力されると、このトナー補給装置駆動信号生成部では、前述したトナー補給装置を駆動させるための信号を生成する。トナー補給装置では、この駆動信号をうけて、トナー補給装置の補給用繰り出し部材を回転させることにより、トナーボトルから現像器へとトナー補給を行う。なお、本例のトナー補給装置駆動信号生成部では、前述のトナー補給量である小量(L)、中量(M)、大量(H)の区分けを、トナー補給装置の駆動時間が小、中、大となるような駆動信号を生成することによって、行っている。実施例1では、この小、中、大のトナー補給量が、2成分現像剤350gに対して、2g(小)、4g(中)、6g(大)、となるように設定してある。
また、実施例1のトナー補給制御装置では、CMYの3色については、上記のように、トナー補給判定部でのトナー補給判定、およびトナー補給装置の駆動信号生成、の手順で現像器へのトナー補給を行っている。一方、K・Lトナーの濃・淡2色については、トナー補給判定部とトナー補給装置駆動信号生成部との間にトナー補給動作補正部302を配置することによって、トナー補給装置の補給動作を補正してK・Lトナーの補給を行うものとしている。
即ち、本例では同一色相のトナーの組み合わせであるKトナーとLトナー間では、実際にはトナー補給時期を次のように補正している。図8にトナー補給制御装置でのトナー補給動作補正部302の概要を示す。前述のトナー補給判定部301K,301Lにおいて、Kトナー、Lトナーの補給が必要であるか、不要であるかの判定が行われ、必要となった場合には、トナー補給信号がトナー補給動作補正部へと入力されてくる。Kトナーのトナー補給信号が入力されてくると、トナー補給時期の補正部351により下記の内容で実施され、補正されたトナー補給信号となって、前述のトナー補給装置駆動信号生成部303Kへと出力されるようになっている。Kトナーの補給時期の補正は、Lトナーの補給履歴記憶部354を参照することにより、前回のLトナーの補給から一定時間経過していれば、通常どおりKトナーの補給を実施する。一方、Lトナーの補給履歴記憶部354を参照することにより、前回のLトナーの補給から一定時間経過していなければ、Kトナーの補給を一時見送り一定時間経過後にKトナーの補給を行う。そして、Kトナーのトナー補給履歴を、トナー補給履歴記憶部353に記憶する。
一方、Lトナーの補給時期の補正部352は、Kトナーの補給履歴記憶部353を参照することにより、前回のKトナーの補給から一定時間経過していれば、通常どおりLトナーの補給を実施する。一方、Kトナーの補給履歴記憶部353を参照することにより、前回のKトナーの補給から一定時間経過していなければ、Lトナーの補給を一時見送り一定時間経過後にKトナーの補給を行う。そして、Kトナーのトナー補給履歴を、トナー補給履歴記憶部353に記憶する。
また、実施例1のトナー補給制御装置では、上記のような制御を行うにあたって、LトナーおよびKトナーのトナー補給を少なくとも過去1回分補給時期を履歴として保持しておく必要があるが、このような履歴の保持はトナー補給装置から読みだし可能なメモリ上に履歴を記録させておき、CPUで処理することで実現している。ただし上記の記載は、本発明のトナー補給の制御方法を限定するものではない。より簡単な電子回路を構成し、前回のK・Lトナーの補給時期を判別できる構成とすることでL・Kトナーの補給タイミングを必要に応じて一定時間遅らせるような方法であっても、本発明の機能を実現する上で全く問題はない。
また、上述のLトナーの補給を遅らせる「一定時間」を、実施例1では2秒に設定している。発明者の実施した実験の結果では、この一定時間を1.0秒以上に設定することによって同一色相のトナー補給のタイミングが一致してしまうことによって発生する悪影響(従来技術の項で詳しく記載)に対して効果が認められるようになり1.4秒以上に設定することによってこの悪影響をほとんど完全に解消することができた。なお、上記の記載は、本発明のトナー補給の遅らせる「一定時間」の値を限定するものではない。
このトナー補給を一時見送る「一定時間」は、現像器内の2成分現像剤が現像器内を循環する時間に関係するため、その値そのものを記載することは難しいが、発明者の行った実験により、現像器内の現像剤の循環時間(現像器内を現像剤が一巡する時間)をTとしたときに、上記の「一定時間」その20%、つまり0.2T時間程度の設定することが望ましい。なお、実施例1の構成の場合、上記の現像剤の循環時間は、7秒であった。上記の「一定時間」としてさまざまな値を設定して行った比較実験を後ほど説明する。
図9は実施例2のトナー補給制御装置でのトナー補給動作補正部の概要を示すブロック図である。実施例2では、トナー補給制御装置300内での、トナー補給動作補正部400での補正方法が実施例1の場合とは異なっているので、その部分を詳しく説明する。
実施例2においても、K・Lトナーの濃・淡2色については、実施例1と同じようにトナー補給判定部301K,301Lとトナー補給装置駆動信号生成部303L,303Kとの間にトナー補給動作補正部400を配置することによって、トナー補給装置の補給動作を補正して、K・Lトナーの補給を行う。
実施例2では、同一色相のトナーの組み合わせであるKトナーとLトナーの間では、実際にはトナー補給時期を次のように補正している。図9に示すように、実施例1と同じようにトナー補給判定部301K,301Lにおいて、Kトナー、Lトナーの補給が必要であるか、不要であるかの判定が行われ、必要となった場合には、トナー補給信号がトナー補給動作補正部400へと入力されてくる。
Kトナーのトナー補給信号が入力されてくると、通常どおりKトナーの補給を実施する一方で、Kトナーのトナー補給履歴を、トナー補給履歴部401に記憶する。一方、Lトナーについてはトナー補給時期の補正部402は補給時期の補正を次のようにして行う。即ちKトナーの補給履歴を参照することにより、前回のKトナーの補給から一定時間経過していれば、通常どおりLトナーの補給を実施する。一方、Kトナーの補給履歴部401を参照することにより、前回のKトナーの補給から一定時間経過していなければ、Lトナーの補給を一時見送り一定時間経過後にKトナーの補給を行う。
実施例2によれば簡単な構成で、濃トナーと淡トナーとのトナー補給タイミングが一致した場合に発生する問題の発生頻度を低減することが可能となる。
図10は実施例3のトナー補給制御装置でのトナー補給動作補正部410の概略を示すブロック図である。実施例3では、トナー補給制御装置内での、トナー補給動作補正部での補正方法が実施例1の場合とは異なっているので、その部分を詳しく説明する。
実施例3においても、K・Lトナーの濃・淡2色については、実施例1と同じようにトナー補給判定部301K,301Lとトナー補給装置駆動信号生成部303L,303Kとの間にトナー補給動作補正部410を配置することによって、トナー補給装置の補給動作を補正して、K・Lトナーの補給を行う。
実施例3では、同一色相のトナーの組み合わせであるKトナーとLトナーの間では、実際にはトナー補給時期を次のように補正している。実施例1と同じようにトナー補給判定部301K,301Lにおいて、Kトナー、Lトナーの補給が必要であるか、不要であるかの判定が行われ、トナー補給が必要となった場合には、トナー補給信号がトナー補給動作補正部410へと入力されてくる。
Kトナーのトナー補給信号が入力されてくると、トナー補給時期の補正部411が下記の内容で実施され、補正されたトナー補給信号となって、前述のトナー補給装置駆動信号生成部303Kへと出力されるようになっている。Kトナーの補給時期の補正は、Lトナーの補給履歴部412を参照することにより、前回のLトナーの補給から一定時間経過していれば、通常どおりKトナーの補給を実施する。一方、Lトナーの補給履歴部412を参照することにより、前回のLトナーの補給から一定時間経過していなければ、Kトナーの補給を一時見送り一定時間経過後にKトナーの補給を行う。
一方、Lトナーについては、Lトナーのトナー補給信号が入力されてくると、通常どおりLトナーの補給を実施する一方で、Lトナーのトナー補給履歴を、トナー補給履歴部412に記憶する。
本例にでは、簡単な構成で、濃トナーと淡トナーとのトナー補給タイミングが一致した場合に発生する問題の発生頻度を低減することが可能となる。
実施例4では、トナー補給制御装置内での、トナー補給動作補正部での補正方法が実施例1の場合とは異なっているので、その部分を詳しく説明する。実施例1では、例えば、Kトナーの補給に関しては、その補正方法は次のようなものであった。つまり、Lトナーの補給履歴を参照することにより、前回のLトナーの補給から一定時間経過していれば、通常どおりKトナーの補給を実施する。一方、Lトナーの補給履歴を参照することにより、前回のLトナーの補給から一定時間経過していなければ、Kトナーの補給を一時見送り一定時間経過後にKトナーの補給を行う。
これに対して、実施例4では、Kトナーの補給に関しては、その補正方法は次のようにして行なう。即ち、Lトナーの補給履歴を参照することにより、前回のLトナーの補給から一定時間経過していれば、通常どおりKトナーの補給を実施する。(トナー補給判定部で確定した、LMHのトナー量の補給が実施される。)一方、Lトナーの補給履歴を参照することにより、前回のLトナーの補給から一定時間経過していなければ、Kトナーの補給量をL(小量)としてKトナーの補給を行う、というものである。即ち、実施例1がトナー補給補正を、補給時期を遅延させて行っていることに対して、実施例2ではトナー補給の補正を、トナー補給量の違いで実施していることが、両者の相違点となっている。
実施例5は、画像形成装置内に配置された光反射率センサの出力値に基づいて、トナー補給制御を行っている点が、実施例1と異なる。これに対して、実施例1では、トナー濃度センサの出力値に基づいて、トナー補給制御を行っていた。
光反射センサとは、発光部と受光部とから構成されており、発光部からの発光光を対象物に照射し、その反射光を受光部で検出することにより、対象物の反射率を検知するセンサである。
実施例5では、この光反射センサを前記中間転写体11に対向するように配置し、中間転写体11上に形成されたトナー像(KトナーおよびLトナーによるトナー像を中間転写ベルト上の非画像領域に形成する)の反射率を読み取っている。この光反射センサによって検知されたトナー像の反射率から、トナー像を形成するトナーの量(トナー付着量)に換算することができる。このため、光反射率センサの出力値に基づいてトナー補給制御を行うことによっても、トナー付着量が一定、即ち画像濃度の安定した出力画像を得ることができる。
実施例6は、画像形成装置500内に、書き込み画素カウンタを配置しその出力値に基づいてトナー補給制御を行っている点が、実施例1と異なる。即ち本例では、画素カウンタは、CMYKLそれぞれについて画像処理部において擬似中間調処理を行った画像データに対して、光書き込みを行う画素数の計測を行い、光書き込みを行う総画素数の大きさに比例した出力値を出力するような機能を有する。現像工程においては、感光体ドラムに対して書き込みを行った画素にトナーが付着するため、光書き込みを行う総画素数から、現像工程で消費されるトナー量をある程度検知することができる。
実施例6では、この画素カウンタの出力値とあらかじめトナー補給制御装置に記憶されている設定値とを、実施例1の同じような方法で判定(図7のトナー補給要否判定)をすることによって、トナー補給の制御を行っている。なお、トナー補給要否の判定以降の工程は、実施例1と同じである。
図11は実施例7の画像形成装置の概略図、図12は実施例7のトナー補給制御装置を示すブロック図である。実施例7の画像形成装置500は、イエロー(Y)、濃シアン(C)、淡シアン(LC)、濃マゼンタ(M)、淡マゼンタ(LM)、濃ブラック(K)、淡ブラック(LK)の7色の色成分画像を、記録シート上で重ね合わせて画像を形成するものである。本例では上記7色に対応する画像形成ユニット510Y,510C,510LC,510M,510MC,510K,510LKを設けている。本例では各画像形成ユニット510Y,510C,510LC,510M,510MC,510K,510LKの構成は、実施例1と同じであるので説明を省略する。
また、このように7色のトナーによって画像の形成を行う実施例7の画像形成装置の、トナー補給制御装置600を図12に示す。色相がほぼ同一である濃・淡トナーの組み合わせは、濃マゼンタと淡マゼンタLM、濃シアンCと淡シアンLC、濃ブラックと淡ブラックLK、の3組となる。実施例7では、図12で示したように、濃・淡トナーの組み合わせにおいては、トナー補給判定部601C,601LC,601M,601LM,601K,601LKと、トナー補正装置信号生成部603C,603LC,603M,603LM,603K,603LKとの間にトナー補給動作補正部602C,602M,602Kを設ける。これらのトナー補給動作補正部602C,602M,602Kで実施例1で記載したような補正を行い、濃・淡トナーのトナー補給の制御を行っている。即ち、濃トナーの補給と淡トナーの補給とが一致することがないように、必要に応じて濃トナー、淡トナーの補給時期を遅延させるようにしている。
図13は実施例8の画像形成装置の現像器を示す断面図、図14は実施例8の画像形成装置の現像装置を示す平面図である。実施例8では、現像器700が1成分現像剤によって現像を行う現像器であることが、実施例1との相違点である。実施例8では、現像容器710内には、キャリアは存在せず、トナーのみから構成される現像剤が内包されている図中701は現像ローラ、702はパドル、703はスクリュー部材、704はホッパ(現像剤収容器)、705は現像材落下量制御壁、706はトナーセンサ、707は現像材搬送部を示している。
実施例8の現像器でも、実施例1と同じようにトナーセンサ706の出力値に基づいて、トナー補給が必要であるが、不要であるかの判断が行われる。トナー補給が必要であると判断された場合には、ホッパ704が駆動され、ホッパ704から現像剤搬送部707へと現像であるトナーが搬送される。現像剤搬送部707に供給されたトナーは現像剤搬送手段であるスクリュー部材703によって現像容器の長手方向に搬送されながら図12に示した現像剤落下量制御壁705に沿って現像容器710に落下供給される。落下供給されたトナーはパドル702によって現像ローラ701側に移送され、現像ローラ701へと付着する。実施例8では、現像器が1成分現像を行うため、構成が実施例1とは異なっているが、トナー補給の制御方法などは実施例1と全く同じものでよい。
次発明者の行った実験の結果を示す。実施例1の実験機を用いて、上記のトナー補給を行わない「一定時間」を振って出力画像の明度(L*)を計測し、出力画像の明度変動(=画像濃度)を評価した。実験では、1000枚の通紙(画像出力)を実施し、明度50付近のパッチを1000枚の出力画像すべてについて測定し、明度の変動量が0.0以上5.0未満の範囲内であれば○、変動量が5.0以上10.0未満であれば△、10.0以上であれば×とした。なお、明度の測定には、X−Rite社製、分光反射濃度計、モデル938を用いた。
実施例1の現像器では、現像剤が現像器内を一巡する時間(T)は7秒であり、今回の実験では、この循環時間に対してトナー補給を見送る時間(t)を0〜40%の範囲に設定した場合の出力画像の明度変動を上記の方法により判定したものである。この実験の結果から、上記の「一定時間」を、現像剤が現像器内を一巡する時間(T)の20%以上の設定することによって、出力画像の明度変動が少ない画像形成装置を実現することができる、ことが明らかとなった。
実施例1に係る画像形装置の概略構成を示す側面図である 図1に示した画像形成装置の画像処理部を示すブロック図である。 図2に示した画像処理部のビデオ信号処理部ブロック図である 図1に示した画像形成装置の現像器の断面図である。 図1に示した画像形成装置の現像器の平面図である。 実施例のトナー補給制御装置のブロック図である 図6に示した画像形成装置のトナー補給判定部の動作を示すフローチャートである。 図7に示したトナー補給制御装置のトナー補給動作補正部のブロック図である。 実施例2のトナー補給制御装置でのトナー補給動作補正部の概要を示すブロック図である。 実施例3のトナー補給制御装置でのトナー補給動作補正部の概略を示すブロック図である。 実施例7の画像形成装置の概略構成を示す側面図である。 実施例7の画像形成装置の、トナー補給制御装置の構成を示すブロック図である。 実施例8の画像形成装置の現像器を示す断面図である。 実施例8の画像形成装置の現像装置を示す平面図である
符号の説明
10C,10M,10Y,10K・・・画像形成ユニット
11・・・中間転写体
12・・・レーザー光学ユニット
13・・・レジストローラ
15・・・定着器
20・・・画像処理部
21・・・MTFフィルタ処理部
22・・・階調補正処理部
24・・・擬似中間調処理部
30・・・画像入力部
40・・・ビデオ信号処理部
41・・・信号処理部
42・・・PWM制御部
43・・・LDドライバ
44・・・LD素子
45・・・同期検知センサ
46・・・PLL部
101・・・感光体ドラム
102・・・帯電器
103・・・現像器
104・・・転写器
105・・・クリーナー
121・・・発光点
201,202・・・スクリュー部材
201・・・現像スリーブ
202・・・攪拌部材
203・・・仕切壁
204・・・トナー補給装置
205・・・トナーボトル
210・・・攪拌部材
211・・・現像用攪拌スクリュー(スクリュー部材)
212・・・補給用攪拌スクリュー(スクリュー部材)
300・・・トナー補給制御装置
301Y,301C,301M,301K,301L・・・トナー補給判定部
302・・・トナー補給動作補正部
303Y,303C,303M,303K,303L・・・‥トナー補給装置駆動信号生成部
351・・・補正部
352・・・補正部
353・・・補給履歴記憶部
354・・・補給履歴記憶部
400・・・トナー補給動作補正部
401・・・補給履歴部
402・・・補正部
410・・・トナー補給動作補正部
411・・・補正部
412・・・補給履歴部
500・・・画像形成装置
510Y,510C,510LC,510M,
510MC,510K,510LK・・・画像形成ユニット
600・・・トナー補給制御装置
601C,601LC,601M,601LM,601K,601LK・・・トナー補給判定部
602C,602M,602K・・・トナー補給動作補正部
603C,603LC,603M,603LM,603K,603LK・・・トナー補給装置駆動信号生成部
700・・・現像器
701・・・現像ローラ
702・・・パドル
703・・・スクリュー部材
705・・・現像剤落下量制御壁
706・・・トナーセンサ
704・・・ホッパ
707・・・現像剤搬送部
710・・・現像容器


Claims (10)

  1. 色相がほぼ同一である濃トナーと淡トナーとを用いてトナー像の形成を行い、この濃トナー及び淡トナーによる像を紙上で重ねて記録することにより画像の出力を行う画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、濃トナー用の現像器と、濃トナー用現像器内へ濃トナーの補給を行う濃トナー補給装置と、淡トナー用の現像器と、淡トナー用現像器内へ淡トナーの補給を行う淡トナー補給装置と、前記濃トナー補給装置と淡トナー補給装置の動作制御を行うトナー補給制御装置とを備え、
    前記トナー補給制御装置は、濃トナーのトナー補給履歴を記憶し、
    かつ、
    淡トナーの補給を行う場合には、前記濃トナーの補給履歴を参照濃トナー補給装置の動作から一定時間経過したのちに、淡トナー補給動作を補正して淡トナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  2. 色相がほぼ同一である濃トナーと淡トナーを用いてトナー像の形成を行い、この濃トナー及び淡トナーによる像を紙上で重ねて記録することにより画像の出力を行う画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、濃トナー用の現像器と、濃トナー用現像器内へ濃トナーの補給を行う濃トナー補給装置と、淡トナー用の現像器と、淡トナー用現像器内へ淡トナーの補給を行う淡トナー補給装置、及び、前記濃トナー補給装置と淡トナー補給装置の動作制御を行うトナー補給制御装置を有し、
    前記トナー補給制御装置は、淡トナーのトナー補給履歴を記憶し、
    かつ、
    濃トナーの補給を行う場合には、前記淡トナーの補給履歴を参照淡トナー補給装置の動作から一定時間経過したのちに、濃トナー補給動作を補正して濃トナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  3. 色相がほぼ同一である濃トナーと淡トナーを用いてトナー像の形成を行い、この濃トナー及び淡トナーによる像を紙上で重ねて記録することにより画像の出力を行う画像形成装置において、
    前記画像形成装置は、濃トナー用の現像器と、濃トナー用現像器内へ濃トナーの補給を行う濃トナー補給装置と、淡トナー用の現像器と、淡トナー用現像器内へ淡トナーの補給を行う淡トナー補給装置、及び、前記濃トナー補給装置と淡トナー補給装置の動作制御を行うトナー補給制御装置を有し、
    前記トナー補給制御装置は、濃トナーのトナー補給履歴と淡トナーの補給履歴とを記憶し、
    かつ、
    淡トナーの補給を行う場合には、前記濃トナーの補給履歴を参照濃トナー補給装置の動作から一定時間経過したのちに、淡トナー補給動作を補正して淡トナー補給装置の動作制御を行い、
    濃トナーの補給を行う場合には、淡トナー補給装置の動作から一定時間経過したのちに、前記淡トナーの補給履歴を参照することにより、濃トナー補給動作を補正して濃トナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  4. 請求項1ないし3のいずれかの画像形成装置において、
    前記トナー補給制御装置は、前記一定時間をtとし、濃淡トナーが現像器内を1回循環する時間をTとした場合に、tおよびTが
    T > t > 0.2×T
    となるようにすることを特徴とする画像形成装置。
  5. 請求項1ないし4のいずれかの画像形成装置において、
    前記現像器は、キャリアとトナーとから構成される2成分現像剤によって静電潜像の現像を行う現像器であることを特徴とする画像形成装置。
  6. 請求項1ないし4のいずれかの画像形成装置において、
    前記現像器、トナーのみから構成される1成分現像剤によって静電潜像の現像を行う現像器であることを特徴とする画像形成装置。
  7. 請求項ないし6のいずれかの画像形成装置において、
    前記トナー補給制御装置は、濃トナーおよび淡トナーのそれぞれの現像機器内に配置された透磁率センサの出力値に基づいて、前記のトナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  8. 請求項1ないしのいずれかの画像形成装置において、
    前記トナー補給制御装置は、画像形成装置内に配置された、濃トナーおよび淡トナー用それぞれの光反射率センサの出力値に基づいて、前記のトナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  9. 請求項1ないしのいずれかの画像形成装置において、
    前記トナー補給制御装置は、画像形成装置内に配置された、濃トナーおよび淡トナーそれぞれの書き込み画素数カウンタの出力値に基づいて、前記のトナー補給装置の動作制御を行うことを特徴とする画像形成装置。
  10. 請求項1ないし9のいずれかの画像形成装置において、
    色相がほぼ同一のトナーおよび淡トナーの組み合わせを、異なる色相について複数組有しカラー画像を形成するものとしたことを特徴とする画像形成装置。

JP2005035465A 2005-02-14 2005-02-14 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4563836B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005035465A JP4563836B2 (ja) 2005-02-14 2005-02-14 画像形成装置
US11/349,145 US7463837B2 (en) 2005-02-14 2006-02-08 Image forming apparatus with superimposed dark and light toner images

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005035465A JP4563836B2 (ja) 2005-02-14 2005-02-14 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006221014A JP2006221014A (ja) 2006-08-24
JP4563836B2 true JP4563836B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=36912831

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005035465A Expired - Fee Related JP4563836B2 (ja) 2005-02-14 2005-02-14 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7463837B2 (ja)
JP (1) JP4563836B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1978394A1 (en) * 2007-04-06 2008-10-08 Global Bionic Optics Pty Ltd. Optical system for increasing depth of field
JP4955492B2 (ja) * 2007-09-14 2012-06-20 株式会社リコー 画像形成装置
JP5195090B2 (ja) * 2008-07-01 2013-05-08 株式会社リコー 画像処理装置及び画像形成装置
US8354213B2 (en) * 2010-01-19 2013-01-15 Xerox Corporation Toner compositions
US8092963B2 (en) 2010-01-19 2012-01-10 Xerox Corporation Toner compositions
JP5458945B2 (ja) * 2010-02-23 2014-04-02 株式会社リコー 画像形成装置
JP5824832B2 (ja) 2011-03-18 2015-12-02 株式会社リコー 転写シートの製造方法
JP2013228614A (ja) * 2012-04-26 2013-11-07 Fuji Xerox Co Ltd 現像剤補給装置、画像処理装置、現像剤補給制御プログラム

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08227213A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004125941A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Canon Inc 画像形成装置

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08305099A (ja) 1995-04-28 1996-11-22 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
US5740494A (en) 1995-08-20 1998-04-14 Ricoh Company, Ltd. Configured to enhance toner collecting efficiency and toner redepositing efficiency
US5999773A (en) 1997-06-12 1999-12-07 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus and cleaning method for contact-charging member
JPH11149207A (ja) 1997-11-18 1999-06-02 Canon Inc 画像形成装置
US6366751B1 (en) 1999-09-17 2002-04-02 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus including preselected range between charge injection layer and voltage potential
JP2001134100A (ja) 1999-11-09 2001-05-18 Ricoh Co Ltd 画像形成方法と画像形成装置
JP2002091165A (ja) 2000-09-19 2002-03-27 Konica Corp 画像形成装置及びカラー画像形成装置
JP2002049191A (ja) 2000-08-02 2002-02-15 Konica Corp 画像形成装置
US6757509B2 (en) 2000-05-02 2004-06-29 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
US6597885B2 (en) 2000-06-05 2003-07-22 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus having a developing device with a magnet brush
US6800410B2 (en) 2001-10-02 2004-10-05 Ricoh Company, Ltd. Image forming apparatus
JP4103868B2 (ja) * 2004-08-05 2008-06-18 コニカミノルタビジネステクノロジーズ株式会社 画像形成装置および現像装置
US7248805B2 (en) * 2004-08-05 2007-07-24 Konica Minolta Business Technologies, Inc. Image forming apparatus and developing unit

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08227213A (ja) * 1995-02-21 1996-09-03 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2004125941A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Canon Inc 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006221014A (ja) 2006-08-24
US20060188274A1 (en) 2006-08-24
US7463837B2 (en) 2008-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4563836B2 (ja) 画像形成装置
JP5979475B2 (ja) 画像形成装置
US5860038A (en) Apparatus and method for detecting developing ability of an image forming apparatus
US8233811B2 (en) Image stabilizing apparatus and image forming apparatus
US8009997B2 (en) Toner replenishment determination device of an image forming apparatus
JP2005195938A (ja) 画像形成装置およびプロセスカートリッジ
US20100067932A1 (en) Image forming apparatus
JP4289959B2 (ja) 画像形成装置
JP2004093643A (ja) 画像形成装置
US7283756B2 (en) Image forming apparatus
JP2006337818A (ja) 画像形成装置
JP5006641B2 (ja) 画像形成装置
JP2016090699A (ja) 画像形成装置
JP2008065123A (ja) 画像形成装置
JP4887949B2 (ja) 画像形成装置およびトナー濃度制御方法
EP2479617A2 (en) Image forming apparatus and control method
US7796150B2 (en) Image forming apparatus with multi-color dot image formation
US7536127B2 (en) Developing device adjustment method
JP5392200B2 (ja) 画像形成装置
JP4051533B2 (ja) 画像形成装置
JP6796258B2 (ja) 画像形成装置
JP4724305B2 (ja) 画像形成装置
JP2014215333A (ja) 画像形成装置
JP2022018784A (ja) 画像形成装置
US7974545B2 (en) Developing device and image forming apparatus that utilize a variable AC bias voltage

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100416

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100615

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100706

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100729

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4563836

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees