JP4563700B2 - 真空プローブ装置及び真空プローブ方法 - Google Patents

真空プローブ装置及び真空プローブ方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4563700B2
JP4563700B2 JP2004074357A JP2004074357A JP4563700B2 JP 4563700 B2 JP4563700 B2 JP 4563700B2 JP 2004074357 A JP2004074357 A JP 2004074357A JP 2004074357 A JP2004074357 A JP 2004074357A JP 4563700 B2 JP4563700 B2 JP 4563700B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
vacuum
camera
probe
concave
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004074357A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005268280A (ja
Inventor
晴彦 吉岡
清 竹腰
真二郎 渡辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Electron Ltd
Original Assignee
Tokyo Electron Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Electron Ltd filed Critical Tokyo Electron Ltd
Priority to JP2004074357A priority Critical patent/JP4563700B2/ja
Priority to TW094107189A priority patent/TW200537103A/zh
Priority to US11/078,305 priority patent/US7221176B2/en
Priority to KR1020050021306A priority patent/KR100678782B1/ko
Publication of JP2005268280A publication Critical patent/JP2005268280A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4563700B2 publication Critical patent/JP4563700B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2855Environmental, reliability or burn-in testing
    • G01R31/286External aspects, e.g. related to chambers, contacting devices or handlers
    • G01R31/2862Chambers or ovens; Tanks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G67/00Loading or unloading vehicles
    • B65G67/02Loading or unloading land vehicles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G69/00Auxiliary measures taken, or devices used, in connection with loading or unloading
    • B65G69/28Loading ramps; Loading docks
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2201/00Indexing codes relating to handling devices, e.g. conveyors, characterised by the type of product or load being conveyed or handled
    • B65G2201/02Articles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65GTRANSPORT OR STORAGE DEVICES, e.g. CONVEYORS FOR LOADING OR TIPPING, SHOP CONVEYOR SYSTEMS OR PNEUMATIC TUBE CONVEYORS
    • B65G2814/00Indexing codes relating to loading or unloading articles or bulk materials
    • B65G2814/03Loading or unloading means
    • B65G2814/0347Loading or unloading means for cars or linked car-trains with individual load-carriers
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01RMEASURING ELECTRIC VARIABLES; MEASURING MAGNETIC VARIABLES
    • G01R31/00Arrangements for testing electric properties; Arrangements for locating electric faults; Arrangements for electrical testing characterised by what is being tested not provided for elsewhere
    • G01R31/28Testing of electronic circuits, e.g. by signal tracer
    • G01R31/2851Testing of integrated circuits [IC]
    • G01R31/2886Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks
    • G01R31/2891Features relating to contacting the IC under test, e.g. probe heads; chucks related to sensing or controlling of force, position, temperature

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Environmental & Geological Engineering (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Testing Or Measuring Of Semiconductors Or The Like (AREA)
  • Tests Of Electronic Circuits (AREA)
  • Measuring Leads Or Probes (AREA)

Description

本発明は、真空環境下において、被検査体の電気的特性を検査する真空プローブ装置及び真空プローブ方法に関する。
半導体装置を製造する工程において、ウエハ上に形成されたデバイスの電気的特性を真空環境下で検査するためにプローブシステムが用いられる。
特許文献1には、いわゆるプローバー室全体を真空容器とした低温試験装置が開示されている。この低温試験装置は、プローバー室全体を排気して、真空環境を形成することが必要であることから、この排気に長い時間がかかる。特許文献1には、この排気時間を短縮することについては何も開示していない。また、この特許文献1には試料とプローブ針との位置合わせ技術については開示していない。
特許文献2には、載置台と、バンプを備えた多層配線基板を収容する容器をカバー部とベース部とに分割可能に構成し、その間に、上カメラと下カメラとを一体的に備えた光学系ユニットを進入させてプローブ及び被検査体の電極パッドを撮像するようにしたアライメント機構を備えたプローブ装置が開示されている。しかし、このプローブ装置は、本願発明のように真空環境下で検査を実施する真空プローブ装置ではない。さらに、このプローブ装置は、上カメラと下カメラとを一体的に備えた光学系ユニットを採用している。このような光学系ユニットは、その構造が複雑になるとともに、両カメラのピント合わせ機構に特有の工夫が必要とされる。
特許文献3には、プローバ室内に真空チャンバーを配置したプローブ装置が記載されている。この真空チャンバー内に載置台を配置することにより、真空チャンバー内でデバイスの電気的特性を検査する。
しかし、このプローブ装置においては、真空チャンバー内で載置台をX,Y,Z方向に移動することができないため、1つのウエハW上に形成された複数のデバイスの電気的特性を検査するためには、各デバイスごとに大気環境の形成→真空環境の形成→検査の各工程を繰り返すことが必要であり、スループットが低いという課題があった。
特開2000−260839号公報 特開平7−37945号公報 特願2002−289991
本願発明は、従来技術が有する課題の内の少なくとも1つを解決することを目的とする。特に、本願発明の1つの実施形態においては、複数の被検査体を、大気環境の形成→真空環境の形成→検査の各工程を繰り返すことなく、一度形成した真空環境下で、複数の被検査体の電気的特性を検査するという課題、真空プローブ装置における真空チャンバーの内部容積を減少させるという課題、真空チャンバー内を真空にするための排気時間を短縮するという課題、の少なくとも1つを解決することを目的とする。
(I)本願発明の第1の観点に従って、真空環境下において、被検査体の所定の電極に、接触子の各々を接触させた状態で、被検査体の電気的特性を検査する真空プローブ装置が提供される。この真空プローブ装置は下記を具備する:
プローブ装置本体10;
プローブ装置本体内に配置された凹状チャンバー15、凹状チャンバーは底部15a及び側部15bを有する
凹状チャンバー内に配置された載置台6、該載置台は被検査体を載置する;
該凹状チャンバーとは別体であり、凹状チャンバーの上部開口部を密閉するための密閉部材12;
該凹状チャンバーをZ方向に移動する第1の移動機構(14,14a);
凹状チャンバーに接続された真空機構18a;
凹状チャンバーの内部及び外部の内のいずれか1つに配置された下カメラ17;
凹状チャンバーの外部に配置された上カメラ19;
ここで、下カメラは、接触子の下方に位置された状態で接触子を撮影し、上カメラは、凹状チャンバー内の載置台の上方に位置された状態で、被検査体を撮影し、
第1の移動機構が凹状チャンバーをZ方向に移動させ、凹状チャンバーの側部の上端15gを密閉部材の表面に密着することにより、凹状チャンバー15は密閉チャンバー15’となり、真空機構が密閉チャンバー内を排気することにより、密閉チャンバーは真空チャンバー15”となる。
(I.3) 上記(I.2)の真空プローブ装置は、さらに、下記を具備することが好ましい:
第4の移動機構19(第1の移動機構が凹状チャンバーをZ方向に移動させて、凹状チャンバーの側部の上端を密閉部材の表面から離間させることにより、側部の上端と密閉部材の間に間隙15eを形成し、第4の移動機構は、該間隙15eを介して、上カメラを、凹状チャンバーの外部から、凹状チャンバーの内部に移動する)。
(I.4) 上記(I.2)の真空プローブ装置は、さらに下記を具備することが好ましい:
第2の移動機構(第2の移動機構は、真空チャンバー内において、X及びY方向の内の少なくとも1つの方向に載置台を移動させる);
該下カメラは、載置台及び第2の移動機構の内の1つに設けられる。
(I.5) 上記(I.2)の真空プローブ装置は、さらに、下記を具備することが好ましい:
ステージ(該ステージは該凹状チャンバーを支持する);
ここで、第1の移動機構は、該ステージをZ方向に移動することにより、該ステージ上の該凹状チャンバーをZ方向に移動する。
(I.6) 上記(I.5)のプローブ装置のは凹状チャンバーの底部を兼ねている、ことが好ましい。
(I.7) 上記(I.2)の真空プローブ装置は、さらに、下記を具備することが好ましい:
接触子保持機構(該接触子保持機構はプローブ装置本体の上部に配置され、複数の接触子を具備する);
該接触子保持機構を昇降する第3の移動機構;
ここで、接触子保持機構及び該第3の移動機構は、該密閉部材に気密状態に取り付けられる。
(I.8) 上記(I.2)の真空プローブ装置の下カメラ17は、凹状チャンバーの外部壁に固定されていることが好ましい。
(I.9) 上記(I.3)の真空プローブ装置は、さらに、下記を具備することが好ましい:
凹状チャンバーをX,Y,Z方向に移動させるように構成される第1の移動機構;
ここで、第1の移動機構は凹状チャンバーをZ方向に移動させて、凹状チャンバーの側部の上端を密閉部材の表面から離間させた状態を形成した後、該第1の移動機構は、凹状チャンバーを少なくともX,Y方向に移動して、該凹状チャンバーの外部に固定された下カメラを該上カメラの下方に位置させる。
(I.10) 上記(I.9)の真空プローブ装置のステージは凹状チャンバーの底部を兼ねることが好ましい。
(I.11) 上記(I.9)の真空プローブ装置は、さらに、下記を具備することが好ましい:
ステージ(該ステージは該凹状チャンバーを支持する);
ここで、第1の移動機構は、該ステージをZ方向に移動することにより、該ステージ上の該凹状チャンバーをZ方向に移動する。
(I.12) 上記(I.10)の真空プローブ装置は、さらに、下記を具備することが好ましい:
接触子保持機構(該接触子保持機構はプローブ装置本体の上部に配置され、複数の接触子を具備する);
該接触子保持機構を昇降する第3の移動機構;
ここで、接触子保持機構及び該第3の移動機構は、該密閉部材に気密に取り付けられる。
(II) 本願発明の第2の観点に従って、上記(I.3)の真空プローブ装置を使用して、被検査体の電気的特性を真空環境下で検査する真空プローブ方法が提供される、該真空プローブ方法は下記を具備する:
(a)凹状のチェンバーを密閉部材から離隔させた状態で、載置台上に被検査体を載置する;
(b)凹状のチェンバーと密閉部材とを離隔させた状態で、上カメラを凹状チャンバー内に移動する;
(c)下カメラにより上カメラの位置を測定する;
(d)凹状チャンバーの上部開口部と密閉部材とを密着させ、密閉チャンバーを形成する;
(e)上カメラを使用して、載置台上に載置された被検査体のX,Y,Z位置座標を求める;
(f)上hカメラを凹状チャンバーの外部上方に退避させる;
(g)下カメラを使用して、接触子のX、Y、Z位置座標を求める;
(h)密閉チャンバーを真空機構で排気して、真空チャンバーとする;
(i)真空チャンバー内で、接触子と、被検査体の電極とを電気的に接続する;
(j)被検査体W’の電気的特性を検査する;
(k)接触子を上昇させ、次の検査位置へ載置台を移動し、再び、接触子を下降させる;
(l)上記(i)乃至(k)を繰り返すことにより、順次、被検査体の電気的特性を測定する;
ここで、上記(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)は、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)の順、(b)、(c)、(e)、(f)、(g)、(b)、(d)、(e)の順、(b)、(d)、(c)、(e)、(f)、(g)の順、(b)、(d)、(e)、(f)、(g)、(b)、(c)、(e)、(f)の順、のいずれか1つで実施される。
(c) 本願発明の第三の観点に従って、上記(I.8)の真空プローブ装置を使用して、被検査体の電気的特性を真空環境下で検査する真空プローブ方法が提供される、該真空プローブ方法は下記を具備する:
(a)凹状のチェンバーを密閉部材から離隔させた状態で、載置台上に被検査体を載置する;
(b)下カメラを移動させて、上カメラの下方に位置させる;
(c)上カメラと下カメラの光軸位置を決定する;
(d)凹状チャンバーを移動させ、下カメラを接触子の下方に位置させる;
(e)下カメラを使用して、接触子のX、Yの位置座標を求める;
(f)載置台を上カメラの下方に移動させ、上カメラを使用して、載置台上に載置された被検査体の位置を求める;
(g)凹状チャンバーを移動させ、載置台を接触子の下方に位置させる;
(h)凹状チャンバーの上部開口部と密閉部材とを密着させ、密閉チャンバーを形成する;
(i)密閉チャンバーを真空機構で排気して、真空チャンバーとする;
(j)真空チャンバー内で接触子と被検査体の電極とを電気的に接続する;
(k)被検査体の電気的特性を検査する;
(l)接触子を上昇させ、次の検査位置へ載置台を移動し、再び、接触子を下降させる;
(m)上記(j)乃至(l)を繰り返すことにより、順次、被検査体の電気的特性を測定する;
ここで、上記(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)の順、(b)、(c)、(e)、(f)、(d)の順、(d)、(b)、(c)、(e)、(f)の順、(d)、(e)、(f)、(b)、(c)の順、のいずれか1つで実施される。
本願発明の実施形態によれば、複数の被検査体を、大気環境の形成→真空環境の形成→検査の各工程を繰り返すことなく、一度形成した真空環境下で、複数の被検査体の電気的特性を検査することができる。本願発明の実施形態によれば、真空プローブ装置における真空チャンバーの内部容積を減少させることができる。本願発明の実施形態によれば、真空チャンバー内を真空にするための排気時間を短縮することができる。
本願発明は、真空環境下で被検査体の電気的特性を検査する真空プローブ装置に係る。被検査体としては、広く電気部品、電気製品を対象とし、特に限定されない。典型的には、真空プローブ装置は、ウエハ上に形成された半導体素子、シリコンウエハ上に形成された撮像素子、液晶パネルなどの、一般的な電気素子、電気製品などの電気的特性を検査する。
図1に基づいて、本願発明の第1の実施形態のプローブ装置を説明する。図1に示す真空プローブシステムは、ウエハWを保管し、搬送するローダ装置41、ローダ装置41から移動されたウエハWの電気的特性を検査するプローブ装置1を備えることができる。ローダ装置41は、ウエハWをプローブ装置1に搬送する過程で、ウエハWのオリフラまたはノッチを基準にしてウエハWをプリアライメントするサブチャックを備えることができる。
プローブ装置1のプローバー室11内には、ステージ14が配置される。第1の昇降機構14aはステージ14をZ方向に昇降する。
ステージ14上には、凹状チャンバー15が設けられる。凹状チャンバー15内には、ローダ装置41から搬送されたウエハWを載置するための載置台6、載置台6をX、Y方向に移動させるためのX−Y移動機構16、θ方向に回転させるθ回転機構16a、上方向を撮影するための下カメラ17、真空機構(例、真空ポンプ、以下、真空機構を真空ポンプと記す)18aに接続された配管18bの排気口18c、バルブ18dとが設けられる。下カメラ17は、載置台6とともにX,Y方向に移動する。
プローバ室11の上部には、複数のプローブ13aを備えたプローブカード13、プローブカード13を昇降させるための第3の昇降機構13b、アライメントブリッジと下方向を撮影するための上カメラ19とを備える。このように、上カメラ19は凹状チャンバー15の内部と対面する位置に配置される。
第3の昇降機構13bは、真空チャンバー15”の真空を破ることなく、プローブカード13を昇降する。
上カメラ19と下カメラ17は、載置台6の上方に配置されたプローブカード13の複数のプローブ13aと、載置台6上のウエハW上の複数の電極パッドとを正確に位置合わせする位置合わせ機構(アライメント機構)17,19を構成する。
第2の昇降機構14aがステージ14を上昇させ、凹状チャンバーの側部15bの上端がヘッドプレート12の下面に密着すると、凹状チャンバー15は、密閉チャンバー15’となる。この密閉チャンバー15’は、真空ポンプ18aにより排気されることにより、真空チャンバー15”となる。
図1が示すプローブ装置1のプローブカード13はテスタTeにケーブルを介して電気的に接続されることができる。テスタTeからの検査用信号はケーブルを介してプローブ13aへ送信される。
検査用信号は、プローブ13aからウエハW上に形成されたデバイスの電極に印加される。この検査用信号に基づいて、テスタTeは複数のデバイスの電気的特性を検査する。
この検査を実施するためには、プローブ13aとデバイスの電極とをアライメントすることが必要である。以下、かかるアライメントについて説明する。
まず、真空チャンバー15”内において、XーY移動機構16は、載置台6をプローブカード13の下方に位置させる。載置台6とともに移動する下カメラ17は所定のプローブ13aの下方に到達する。昇降機構13bは、プローブカード13の所定のプローブ13aの針先が下カメラ49cの焦点位置に位置するように、プローブカード13を昇降させる。下カメラ17が所定のプローブ13aの針先を撮像する。この時の載置台6の位置座標から、プローブ13aの針先のX、Y、Zの位置座標を算出する。
次いで、載置台6が上カメラ19の下方に位置するように移動する。この時、下カメラ17は、上カメラ19の下方に到達する。上カメラ19と下カメラ17の焦点をターゲット17aに合わせることにより、両カメラの光軸を一致させる。両カメラの光軸が一致した際の載置台6の位置から、載置台6の基準位置を求める。
その後、載置台6を上カメラ19の下方に移動させ、上カメラ19がウエハW上に形成されたデバイスの所定の電極を撮像する。この時の載置台6の位置から、該電極の位置座標を算出する。このようにして算出したプローブ13aの位置座標と、ウエハW上に形成されたデバイスの電極の位置座標に基づいて、載置台6の位置を制御して、デバイスの電極をプローブ13aにアライメントさせる。
アライメント終了後、ウエハW上に形成されたデバイスの電気的特性を検査する。すなわち、載置台6がプローブカード13の下方の位置に移動する。載置台6が予め設定されたZ方向の設定位置(以下、「Z方向アライメント位置」と称す。)まで上昇し、載置台6上に載置されたデバイスの電極を、プローブカード13のプローブ13aに接触させる。プローブカード昇降機構13bがプローブカード13をオーバードライブさせて、プローブ13aをデバイスの電極に所定の針圧で接触させる。
この接触により、プローブ13aは電極に電気的に接続される。この状態において、テスタTeはプローブ13aを介して電極に検査用信号を送り、デバイスの電気的特性を検査する。検査後、プローブカード13が上昇し、当該デバイスの検査が終了する。
ウエハW上の次のデバイスの電気的特性を、真空チャンバー15”内の真空環境を維持したまま、上記工程を繰り返すことにより、検査することができる。
次に、図2に基づいて、本願発明の第2の実施形態のプローブ装置1を説明する。真空プローブ装置1における真空チャンバー15”、真空チャンバーを載置するステージ14、及びアライメントに関連した機構17,19は、特許文献1に記載された従前の装置とは異なる。しかし、載置台6等の他の機構は、従前装置と同様に構成することができる。
プローバ室11内には、ステージ14が配置される。第2の昇降機構14aはステージ14をZ方向に昇降する。
プローバ室11の上部には、複数の接触子13aを備えた接触子保持機構13、下方向を撮影するための上カメラ19とを備えることができる。
接触子13aとしてプローブ13aを採用する場合、接触子保持機構13は、プローブカードを採用することができる(以下、接触子及び接触子保持機構の各々をプローブ、プローブカードと記す)。第1の実施形態は、複数のプローブ13aを備えたプローブカード13を採用している。プローブ13aを備えたプローブカード13は、第3の昇降機構13bにより、Z方向に昇降する。
図3は、上カメラ19をX方向に移動させるための第4の移動機構の例を示している。アライメントブリッジ19aは、ガイド(例、LMガイド)19bに沿って、矢印A方向に移動可能である。従って、上カメラ19は、アライメントブリッジ19aとともにガイド19b沿って、X方向に移動することができる。上カメラ19の移動機構は、上カメラ19を正確にX方向に移動することができるいずれの機構も採用されることができる。
図2に戻って、ステージ14上には、凹状チャンバー15が固定される。凹状チャンバー15は、底部15a、側部15bを備える。図2に示された真空プローブ装置の底部15aは、ステージ14上に固定されている。
凹状チャンバー15内には、ウエハWを載置するための載置台6、載置台6をX、Y、θ方向に移動させるための第2の移動機構16、上方向を撮影するための下カメラ17、真空ポンプ18aに接続された配管18bの排気口18c、バルブ付きの大気開放管18eが設けられることができる。配管18bは、伸縮可能、変形可能な構造(例、蛇腹構造)の管を採用することができる。下カメラ17は、載置台6とともにX,Y方向に移動するように構成されることができる。
上カメラ19と下カメラ17は、載置台6の上方に配置されたプローブカード13の複数のプローブ13aと、載置台6上のウエハW上の複数の電極とを正確に位置合わせする位置合わせ機構(アライメント機構)を構成する。下カメラは真空環境に耐える構造のカメラとすることが好ましい。
第1の昇降機構14aがステージ14を上昇させると、ステージ14上に配置された凹状チャンバー15の側部15bの上端15gは密閉部材12aの下面に密着する。図2に示された真空プローブ装置におけるヘッドプレート12は、密閉部材12aの機能も兼ねている。しかし、凹状チャンバー15の密閉部材を、図5に示すように、ヘッドプレート12とは別体に、或いはヘッドプレート12と一体に配置することもできる。
側部15bの上端15gとヘッドプレート12の下面との密着により、凹状チャンバー15は密閉チャンバー15’となる。この密閉チャンバー15’は、真空ポンプ18aにより排気され、真空チャンバー15”となる。この真空チャンバー15”内で、載置台6は検査に必要なX,Y方向の移動が可能なことから、一度、真空チャンバーが形成されると、この真空チャンバーを破ることなく、1つのウエハW上に形成された全ての被検査体W’の電気的特性を検査することができる。
図2に示された真空プローブ装置は、側部15bの上端15gをヘッドプレート12の下面に直接密着させているが、該上端及び/又はヘッドプレート12の下面を、両者がより良好に密着するような構造とすることができる。この構造の一例は、ヘッドプレート12と側部15bの上端15gとが密着する箇所に、シールド機構15dを配置することである。シールド機構15dは、いわゆるOリングの他、いずれのシールド機構も採用することができる。
テスタTeからの検査用信号はケーブルを介してプローブ13aへ送信される。検査用信号は、プローブ13aからウエハW上に形成されたデバイスW’の電極に印加される。この検査用信号に基づいて、ウエハW上に形成された複数のデバイスの電気的特性をテスタTeが検査する。
この検査を実施するためには、プローブ13aと被検査体W’上の電極Pとをアライメントすることが必要である。このアライメントのためには、まず載置台6の基準位置を求めること、及び両カメラの光軸位置を決定することが必要である。
このために、図4Aに示されるように、第1の移動機構14aがステージ14を下降させ、凹状チャンバー15の側部15bをヘッドプレート12の下面から離す。この状態で、側部15bとヘッドプレート12との間には、間隙15eが形成される。この間隙を利用して、載置台上に被検査体を搬入、搬出することができる。また、該間隙は、上カメラが真空チャンバーの外部と内部との間で移動するための開閉部15eとして利用されることもできる。
上カメラ19を矢印方向に移動して、プローブ13aの中心下方に位置させる。
次に、図4Bに示すように、載置台6を移動させて、上カメラ19と下カメラ17の光軸を一致させる。このためには、例えば、上カメラ19と下カメラ17の焦点を、ターゲット17aに合わせることにより、両カメラの光軸を一致させる手法を採用することができる。両カメラの光軸が一致した際の載置台6の位置から、載置台6及び両カメラの光軸位置の関係を決定することができる。
上記アライメントのためには、載置台6に載置された被検査体W’の位置を求めることも必要である。このためには、例えば、図4Cに示すように、上カメラ19をプローブ13aの中心下方位置で停止した状態で載置台6をX,Y、θ方向に移動させ、この上カメラ19により被検査体W’の所定の電極を撮影することができる。この撮影位置から被検査体W’の位置を算出する手法を採用することができる。
さらに、上記アライメントのためには、プローブ13aの針先の位置を求めることが必要である。このために、下カメラでプローブ13aの針先を撮像できる位置まで、移動機構13bでプローブ針先を降下させる。この状態で載置台6をX,Y方向に移動させて、プローブの針先のX,Y,Z座標を算出する。
以上の所定のプローブ13aの位置の測定は、凹状チャンバー15を大気環境の状態で実施した。
第2の実施形態は、凹状チャンバー15を真空チャンバー15”にすることにより、真空チャンバー15”内に配置された被検査体W’の電気特性を真空環境下で測定することができる。しかし、凹状チャンバー15から排気せずに大気環境とすることにより、大気環境下での測定も実施することができる。
また、第2の実施形態は、被検査体を加熱冷却する温度コントロール機構を備えることもできる。
次に、図4A〜Dに基づいて、図2に示された真空プローブ装置を使用して、被検査体の電気的特性を検査する方法の例を説明する。
(A)大気開放後、図2に示された密閉状態から、第2の移動機構14aを使用して、ステージ14を下降させる。この結果、図4Aに示されるように、凹状のチェンバー15の側部15bの上端15gはヘッドプレート12の下面から離れ、凹状チャンバーは開放される。凹状のチェンバー15の上部開口部15fはヘッドプレート12の下面から離れ、両者の間に間隙15eが形成される。この状態において、載置台6上に被検査体(例、ウエハ上に形成されたデバイス)を載置する。
(B)凹状のチェンバー15とヘッドプレート12との間隙15eを介して、上カメラ19を、凹状チャンバー15内上方に移動し、プローブ13aの中心下方に位置させる。
(C)図4Bに示すように、載置台6を移動させて、下カメラ17を上カメラ19の下に位置させる。上カメラ19と下カメラ17の焦点をターゲット17aに合わせることにより、両カメラの光軸を一致させる。両カメラの光軸が一致した際の載置台6の位置から、両カメラの光軸位置を決定することができる。この時、載置台6の基準位置も決定することができる。
(D)図4Cに示すように、上カメラ19をプローブ13aの中心下方に停止したまま、上カメラ19によりウエハW上に形成された被検査体W’の所定の電極を撮影する。この撮影位置から被検査体W’のX、Y、Z位置座標を算出する。
(E)上カメラ19を凹状チャンバーの外部上方に退避させる。
(F)図4Dに示すように、第1の移動機構14aにより、ステージ14を上昇させ、側部15bの上端をヘッドプレート12の下面に密着させる。この上昇により、凹状チャンバー15は密閉チャンバー15’となる。載置台6を第2の移動機構16により移動させて、下カメラ17をプローブカード13の下方に位置させる。
(G)第3の移動機構13bにより、プローブカード13の高さを調節して、プローブカード13の所定のプローブ13aの先端が、下カメラ17の焦点位置に位置させる。下カメラ17が所定のプローブ13aの針先を撮像する。この時の載置台6のX,Y方向の位置及びプローブカード13のZ方向の位置から、プローブ13aの針先のX、Yの位置座標及びZ方向の位置座標を算出する。
以上のプローブ13aの針先の位置座標の測定は、密閉チャンバー15’を大気雰囲気で実施することができるが、実際の測定環境に近い状態で実施するために、密閉チャンバー15’を真空ポンプ18aで排気して、真空環境下で測定することもできる。
(H)密閉チャンバー15’を真空ポンプ18aで排気して、真空チャンバー15”とする。この排気に要する時間は、密閉チャンバー15’の容積が小さいことから、容積に応じた短時間で終了することができる。
(I)図4Eに示された状態から、第3の昇降機構13bにより、プローブカード13を下降させ、そのプローブ13aを被検査体W’の電極に接触させた後、オーバードライブし、プローブ13aと電極とを電気的に接続する。
(J)プローブ13aと電極とを電気的に接続した状態で、テスタTeから測定用信号をプローブ13aを介して電極に送り、被検査体W’の電気的特性を検査する。
(K)第3の昇降機構13bによりプローブカードを上昇させ、次の被検査体W’が測定位置になるように載置台6を移動させ、再びプローブカードを下降させ、上記(I)及び(J)と同様に検査する。この動作を繰り返す。
(L)ウエハW上に形成された、検査が必要な全ての被検査体W’の電気的特性を検査した後、第2の移動機構14aが、ステージ14を下降させ、凹状チャンバー15を開放する(図4A)。この状態で、載置台6上のウエハWを次のウエハWと交換する。
ここで、上記(B)、(C)、(D)、(E)、(F)、(G)は、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)、(G)の順、(B)、(C)、(e)、(F)、(G)、(B)、(D)、(E)の順、(B)、(D)、(C)、(E)、(F)、(G)の順、(B)、(D)、(E)、(F)、(G)、(B)、(C)、(E)、(F)の順、のいずれか1つで実施することができる。
以下、上記(I)乃至(K)を繰り返すことにより、順次、新しいウエハW上に形成された被検査体W’の電気的特性を検査することができる。
次に図5を参照して、本願発明の第3の実施形態を説明する。
第3の実施形態のプローブ装置1はプローバ室11を備えている。プローバ室11内には、ステージ14が配置される。第1の移動機構14aはステージ14をX,Y,Z方向に移動する。
プローバ室11の上部には、複数の接触子13aを備えた接触子保持機構(例、プローブカード)13、下方向を撮影するための上カメラ19とを備えることができる。接触子13aとしては、バンプ状の接触子や針状のプローブなどが採用されることができる(以下、接触子をプローブと記す)。第2の実施形態においては、複数のプローブ13aを備えたプローブカード13を採用するケースについて説明するが、本願発明はこのようなケースに限定されない。プローブ13aを備えたプローブカード13は、第3の昇降機構13bにより、Z方向に昇降する。
接触子保持機構13は、密閉部材12aに配置することが好ましい。
上カメラ19は、図5に示すようにヘッドプレートに固定されることができるが、図3に示したアライメントブリッジ等を使用してX及び/又はY方向に移動可能な機構とすることが好ましい。
図5に戻って、ステージ14上には、凹状チャンバー15が設けられる。凹状チャンバー15は、底部15a、側部15bを備える。図5に示されたステージ14は凹状チャンバーの底部15aを兼ねる構造としているが、図2に示されるように、ステージ14と底部15aとは別々のものとすることもできる。
凹状チャンバー15内には、ウエハWを載置するための載置台6、載置台6をX、Y及びθ方向に移動させるための第2の移動機構16、上方向を撮影するための下カメラ17、真空ポンプ18aに接続された配管18bの排気口18c、バルブ付きの大気開放管18e(図2参照)が設けられることができる。配管18bは、伸縮可能、変形可能な構造(例、蛇腹構造)の管を採用することができる。下カメラ17は、凹状チャンバー15とともにX,Y,Z方向に移動するように構成されることができる。
上カメラ19と下カメラ17は、載置台6の上方に配置されたプローブカード13の複数のプローブ13aと、載置台6上のウエハW上の複数の電極パッドとを正確に位置合わせする位置合わせ機構(アライメント機構)を構成する。第3の実施形態において、上カメラ19及び下カメラ17は大気環境下で動作するから、特に真空環境に耐える構造のカメラとする必要はない。
第1の昇降機構14aがステージ14を上昇させると、凹状チャンバー15の側部15bの上端15gはヘッドプレート12に固定された密閉部材12aの下面に密着する。密閉部材12aは凹状チャンバー15の上部開口部15fを密閉する蓋部材としての機能を果たす。しかし、図2に示すように、ヘッドプレート12の下面が密閉部材12aの機能を兼ねるように、ヘッドプレート12を構成することもできる。
側部15bの上端と密閉部材12aの下面とが密着することにより、凹状チャンバー15は密閉チャンバー15’となる。この密閉チャンバー15’は、真空ポンプ18aにより排気されることにより、真空チャンバー15”となる。この真空チャンバー15”内で、載置台6は検査に必要なX,Y、θ方向の移動が可能なことから、一度、真空チャンバー15”が形成されると、この真空チャンバー15”を開放することなく、1つのウエハW上に形成された全ての被検査体W’の電気的特性を検査することができる。
図5に示された真空プローブ装置は、側部15bの上端を密閉部材12aの下面に直接密着させているが、該上端及び/又は下面の両者がより良好に密着するような構造とすることができる。この構造の一例は、該上端及び/又は下面の両者が密着する箇所に、シールド機構15dを配置することである。シールド機構15dは、いわゆるOリングの他、いずれのシールド機構も採用することができる。
テスタTeから検査用信号をプローブ13aを介してウエハW上に形成されたデバイスW’の電極に印加することにより、テスタTeがデバイスの電気的特性を検査するためには、プローブ13aとウエハW上の電極とをアライメントすることが必要である。このアライメントのためには、まず載置台6の基準位置を求めること、及び両カメラの光軸位置を決定することが必要である。
このために、図6Aに示されるように、第1の移動機構14aがステージ14を下降させ、凹状チャンバー15の側部15bを密閉部材12aの下面から離す。以下、この動作を凹状チャンバー15を開放すると記す。ステージ14をX,Y方向に移動して、上カメラ19の下方に下カメラ17を位置させる。上カメラ19と下カメラ17の光軸を一致させる。このためには、例えば、上カメラ19と下カメラ17の焦点を、ターゲット17aに合わせることにより、両カメラの光軸を一致させる手法を採用することができる。両カメラの光軸が一致した際の載置台6(或いは、ステージ14)の位置から、載置台6の基準位置及び両カメラの光軸位置を決定することができる。
上記アライメントのためには、載置台6に載置された被検査体W’の位置を求めることも必要である。このためには、例えば、図6Bに示すように、ステージ14を上カメラ19の下方に移動させ、この上カメラ19により被検査体W’の所定の電極を撮影する。この撮影位置から被検査体W’の位置を算出する手法を採用することができる。
さらに、上記アライメントのためには、プローブカード13の位置を求めることが必要である。このためには、図6Cが示すように、第1の移動機構14aが、ステージ14とともに下カメラ17をプローブカード13の下方に移動する。この状態で、第3の移動機構13bがプローブカード13をZ方向に昇降させることにより、プローブカード13が有する所定のプローブ13aの針先を、下カメラ17の焦点位置に位置させる。
次に、下カメラ17をX,Y方向に移動することにより、下カメラ17をプローブ13aの針先に位置合わせして、下カメラ17が所定のプローブ13aの針先を撮像する。この時のプローブカード13のZ方向の位置、及び載置台6のX,Y方向の位置から、プローブ13aの針先のZ及びX、Yの位置座標を算出する。
次に、図6A〜Cに基づいて、第3の実施形態の真空プローブ装置を使用して、被検査体の電気的特性を検査する方法の例を説明する。
(A)図5に示された密閉状態から、第1の移動機構14aを使用して、ステージ14を下降させる。この結果、図6Aに示されるように、凹状のチェンバー15の側部15bの上端15gは密閉部材12の下面から離れ、凹状チャンバーは開放される。凹状のチャンバー15の上部開口部15fは密閉部材12aの下面から離れ、両者の間に間隙15eが形成される。この開放状態において、載置台6上に被検査体(例、ウエハ上に形成されたデバイス)を載置する。
(B)ステージ14を移動させて、下カメラ17を上カメラ19の下方に位置させる。
(C)上カメラ19と下カメラ17の焦点をターゲット17aに合わせることにより、両カメラの光軸を一致させる。両カメラの光軸が一致した際の載置台6の位置から、両カメラの光軸位置を決定することができる。この時、載置台6の基準位置も決定することができる。
(D)図6Bに示すように、ステージ14を移動させて、凹状チャンバーのほぼ中央に位置させた載置台6を上カメラ19の下方に移動させる。次に、第2の移動機構16により載置台6を移動させて、載置台上のウエハW上に形成された被検査体W’の所定の電極を上カメラ19に位置合わせする。この状態で、上カメラ19により電極を撮影する。この撮影位置から被検査体W’の位置を算出する。
(E)図6Cに示すように、ステージ14を移動させ、下カメラ17をプローブカード13の接触子13aの下方に配置する。
(F)第3の移動機構13bにより、プローブカード13の高さを調節して、プローブカード13の所定のプローブ13aの先端が、下カメラ17の焦点位置に位置させる。下カメラ17が所定のプローブ13aの針先を撮像する。この時の載置台6のX,Y方向の位置及びプローブカード13のZ方向の位置から、プローブ13aの針先のX、Yの位置座標及びZ方向の位置座標を算出する。
(G)第1の移動機構14aにより、凹状チャンバー15をX、Y方向に移動して、載置台6をプローブカード13の下方に位置させる。
(H)第6D図に示すように、第1の移動機構14aにより、凹状チャンバー15を上昇させ、その側部15bの上端15gを密閉部材12aの下面に密着させることにより、凹状チャンバー15内を密閉チャンバー15’とする。
(I)バルブ18dを開け、密閉チャンバー15’を真空ポンプ18aで排気して、真空チャンバー15”とする。この排気に要する時間は、密閉チャンバー15’の容積が小さいことから、短時間とすることができる。
(J)真空チャンバー15”内で、接触子13aと被検査体W’の電極Pとの位置合わせを行う。第3の昇降機構13bにより、プローブカード13を下降させ、そのプローブ13aを被検査体W’の電極Pに接触させた後、プローブカード13をオーバードライブし、プローブ13aと電極とを電気的に接続する。
(K)プローブ13aと電極とを電気的に接続した状態で、テスタTeから測定用信号をプローブ13aを介して電極に送り、被検査体W’の電気的特性を検査する。
(L)接触子13aを上昇させ、次の検査位置へ載置台6を移動し、再び、接触子13aを下降させる。
(M)載置台6を順次移動して、上記(J)、(M)を繰り返すことにより、ウエハW上に形成された検査が必要な全ての被検査体W’の電気的特性を検査する。
(N)1枚のウエハW上に形成された全ての被検査体W’の電気的特性を検査した後、第2の移動機構14aがステージ14を下降させ、凹状チャンバー15を開放する(図6A)。この状態で、載置台6上のウエハWを次のウエハWと交換する。
以下、上記(A)乃至(M)の工程を繰り返すことにより、順次、新しいウエハW上に形成された被検査体W’の電気的特性を検査することができる。
ここで、上記(B)、(C)、(D)、(E)、(F)は、(B)、(C)、(D)、(E)、(F)の順、(B)、(C)、(E)、(F)、(D)の順、(D)、(B)、(C)、(E)、(F)の順、(D)、(E)、(F)、(B)、(c)の順、のいずれか1つで実施される。
本願発明の第3の実施形態において、ステージ14とステージ16とを移動させることにより、アライメントに必要な位置関係のデータを入手することができる。このように、本願発明の第3の実施形態は、上カメラ19も下カメラも凹状チャンバー15の外部に配置されることから、両カメラとも真空対応の構造とする必要がない。
また、本願発明の実施形態における真空チャンバー15”(凹状チャンバー15)は、真空チャンバー内で載置台6が検査に必要な最小の量のみX,Y方向に移動すればよい構造としている為に、小容積とすることができる。この結果、小容積の真空チャンバー15”を排気するのに要する時間を短縮することができる。
また、この真空チャンバー15”内で、載置台6は検査に必要なX,Y方向の移動が可能なことから、一度、真空チャンバーが形成されると、この真空チャンバーを破ることなく、1つのウエハW上に形成された全ての被検査体W’の電気的特性を検査することができる。
さらに、第3の実施形態においては、下カメラ17と上カメラ19とを、大気環境下でのみ使用すること、及び両カメラは別体のカメラとしている。この結果、下カメラ17及び上カメラ19を真空対応の構造とする必要がないとともに、両カメラの配置構造を単純化することができる。
本願発明は、真空チャンバー15”を備えることは必須であるが、この真空チャンバー15”が配置されるプローバ室11は必ずしも必要ではない。図2に示す第1の実施形態及び図5に示す第3の実施形態はプローバ室11を備えるプローブ装置1を例示的に示している。
本願発明の第1の昇降機構14aは、図2に示されるようにステージ14を複数箇所で支持するとともに、ステージ14を移動する複数の機構により構成することもできるが、図5に示すようにステージ14の中央に配置された1つの昇降機構を採用することもできる。
本願発明の接触子13aとしては、バンプ状の接触子や針状のプローブなどが採用されることができる。
本願発明の凹状チャンバー15は、図2に示されるように、底部15aと側部15bとを有する構造とすることもできるが、図5に示されるように、ステージ14が底部15aを兼ねるような構造とすることもできる。
本願発明の凹状チャンバー15は、図2,3に示すように、四角体の構造とすることができるが、凹状チャンバー15の断面形状は四角体でなくともよく、例えば、円形体、或いは楕円形状体など種々の構造を採用するもできる。凹状チャンバー15は、載置台6が円滑に移動可能であるとともに、チャンバー内の容積が必要最小にすることにより、後述する真空排気時間を短くすることができる構造であることが好ましい。
本願発明の真空ポンプは、図2及び5においては、凹状チャンバーの側部に接続されているが、この真空ポンプは凹状チャンバーの底部或いは密閉部材の少なくとも1つに接続されることができる。
本願発明の第2及び第3の実施形態においては、凹状チャンバーの側部の上端と密閉部材の間に形成した間隙15eを介して、凹状チャンバー内に被検査体を搬入及び搬出しているが、本願発明は、図1に示すような搬送用ゲートバルブを設け、この搬送用ゲートバルブを介して、被検査体を凹状チャンバーに搬入及び搬出することもできる。
同様に、本願発明の第2の実施形態は、凹状チャンバーの側部の上端と密閉部材の間に形成した間隙15eを介して、上カメラを凹状チャンバー内に搬入及び搬出しているが、本願発明は、図1に示すような搬送用ゲートバルブを設け、この搬送用ゲートバルブを介して、上カメラを凹状チャンバーに搬入及び搬出することもできる。
本願発明の真空プローブ装置の第1の実施形態を示す断面図。 本発明の真空プローブ装置の第2の実施形態を示す断面図。 本発明の第2の実施形態に採用可能な上カメラの移動機構を示す図。 本発明の第2の実施形態の真空プローブ装置を使用した真空プローブ方法において、上カメラを凹状チャンバー内に移動させた状態を示す図。 本発明の第2の実施形態の真空プローブ装置を使用した真空プローブ方法において、上カメラと下カメラの光軸を一致させるための操作を示す図。 本発明の第2の実施形態の真空プローブ装置を使用した真空プローブ方法において、被検査体の位置を測定するための操作を示す図。 本発明の第2の実施形態の真空プローブ装置を使用した真空プローブ方法において、プローブカードのプローブの位置を測定する操作を示す図。 本発明の第2の実施形態の真空プローブ装置を使用した真空プローブ方法において、被検査体の電気的特性を検査する操作を示す図。 本発明の第3の実施形態に採用可能な上カメラの移動機構を示す図。 本発明の第3の実施形態の真空プローブ装置を使用した真空プローブ方法において、上カメラと下カメラの光軸を一致させるための操作を示す図。 本発明の第3の実施形態の真空プローブ装置を使用した真空プローブ方法において、被検査体の位置を測定するための操作を示す図。 本発明の第3の実施形態の真空プローブ装置を使用した真空プローブ方法において、プローブカードのプローブの位置を測定する操作を示す図。 本発明の第3の実施形態の真空プローブ装置を使用した真空プローブ方法において、被検査体の電気的特性を検査する操作を示す図。
符号の説明
6‥載置台、13‥プローブカード、17‥下カメラ、19‥上カメラ、15‥凹状チャンバー、14‥ステージ、14a‥第1の移動機構、16‥第2の移動機構、

Claims (6)

  1. 真空環境下において、被検査体W’の所定の電極Pに、接触子13aの各々を接触させた状態で、被検査体の電気的特性を検査する真空プローブ装置1、該真空プローブ装置は下記を具備する:
    プローブ装置本体10;
    プローブ装置本体10内に配置された凹状チャンバー15、凹状チャンバー15は底部15a及び側部15bを有する;
    凹状チャンバー15内に配置された載置台6、該載置台は被検査体を載置する;
    該凹状チャンバー15と別体、かつ該プローブ装置本体10の上部と別体であり、該凹状チャンバー15の上部開口部を密閉するための密閉部材12a
    該凹状チャンバー15を上下方向,水平面内のX方向,X方向と交差する水平面内のY方向に移動する第1の移動機構
    複数の接触子13aを具備する接触子保持機構13及び該接触子保持機構13を昇降する第3の移動機構、該第3の移動機構及び該接触子保持機構13は該密閉部材12aに取り付けられる;
    凹状チャンバー15に接続された真空機構18a;
    凹状チャンバー15外部壁に固定された下カメラ17;
    凹状チャンバー15の外部に配置された上カメラ19;
    該上カメラ19を水平面内のX方向に移動する第4の移動機構;
    ここで、該第1の移動機構は該凹状チャンバー15を下方向に移動させて、該凹状チャンバー15の側部の上端を該密閉部材12aの表面から離間させることにより、該凹状チャンバー15の側部の上端と該密閉部材12aの間に間隙15eを形成し、
    該下カメラ17により該上カメラ19の位置を測定し、該下カメラ17は該接触子13aの下方に位置された状態で接触子13aを撮影し、該上カメラ19は該凹状チャンバー15内の載置台の上方に位置された状態で該被検査体を撮影し、
    該上カメラ19を該凹状チャンバー15の外部に退避させた状態で、該第1の移動機構が凹状チャンバー15を上方向に移動させ、凹状チャンバー15の側部の上端15gを密閉部材12aの表面に密着することにより、凹状チャンバー15は密閉チャンバー15’となり、真空機構18a密閉チャンバー15’内を排気することにより、密閉チャンバー15’は真空チャンバー15”となる。
  2. さらに下記を具備する請求項1に記載の真空プローブ装置:
    第2の移動機構16、第2の移動機構16は、真空チャンバー内において、水平面内のX方向及びX方向と交差する水平面内のY方向の内の少なくとも1つの方向に載置台6を移動させる。
  3. さらに、下記を具備する請求項1に記載の真空プローブ装置:
    ステージ14、該ステージ14は該凹状チャンバー15を支持する;
    ここで、第1の移動機構は、該ステージ14を上下方向に移動することにより、該ステージ14上の該凹状チャンバー15を上下方向に移動する。
  4. さらに、ステージ14凹状チャンバー15の底部を兼ねている、請求項3に記載の真空プローブ装置。
  5. 請求項1に記載された真空プローブ装置において、被検査体の電気的特性を真空環境下で検査する真空プローブ方法、該真空プローブ方法は下記を具備する:
    (a)凹状のチェンバー15を密閉部材12aから離隔させた状態で、載置台6上に被検査体を載置する;
    (b)凹状のチェンバー15と密閉部材12aとを離隔させた状態で、上カメラ19を凹状チャンバー15内に移動する;
    (c)下カメラ17により上カメラ19の位置を測定する;
    (d)上カメラ19を使用して、載置台上に載置された被検査体W’の水平面内のX方向X方向と交差する水平面内のY方向上下方向の位置座標を求める;
    (e)上カメラ19を凹状チャンバー15の外部上方に退避させる;
    (f)凹状チャンバー15の上部開口部15fと密閉部材12aとを密着させ、密閉チャンバー15’を形成する;
    (g)下カメラ17を使用して、接触子13aの水平面内のX方向X方向と交差する水平面内のY方向上下方向の位置座標を求める;
    (h)密閉チャンバー15’を真空機構18aで排気して、真空チャンバー15”とする;
    (i)真空チャンバー15”内で、接触子13aと、被検査体W’の電極とを電気的に接続する;
    (j)被検査体W’の電気的特性を検査する;
    (k)接触子13aを上昇させ、次の検査位置へ載置台6を移動し、再び、接触子13aを下降させる;
    (l)上記(i)乃至(k)を繰り返すことにより、順次、被検査体W’の電気的特性を測定する;
    ここで、上記(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)は、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)、(g)の順、(b)、(c)、(e)、(f)、(g)、(b)、(d)、(e)の順、(b)、(d)、(c)、(e)、(f)、(g)の順、(b)、(d)、(e)、(f)、(g)、(b)、(c)、(e)、(f)の順、のいずれか1つで実施される。
  6. 請求項1に記載された真空プローブ装置において、被検査体の電気的特性を真空環境下で検査する真空プローブ方法、該真空プローブ方法は下記を具備する:
    (a)凹状のチェンバー15を密閉部材12aから離隔させた状態で、載置台6上に被検査体を載置する;
    (b)下カメラ17を移動させて、上カメラ19の下方に位置させる;
    (c)上カメラ19と下カメラ17の光軸位置を決定する;
    (d)載置台6を上カメラ19の下方に移動させ、上カメラ19を使用して、載置台上に載置された被検査体W’の位置を求める;
    (e)凹状チャンバー15を移動させ、下カメラ17を接触子13aの下方に位置させる;
    (f)下カメラ17を使用して、接触子13aの水平面内のX方向X方向と交差する水平面内のY方向の位置座標を求める;
    (g)凹状チャンバー15を移動させ、載置台6を接触子13aの下方に位置させる;
    (h)凹状チャンバー15の上部開口部と密閉部材12aとを密着させ、密閉チャンバー15’を形成する;
    (i)密閉チャンバー15’を真空機構18aで排気して、真空チャンバー15”とする;
    (j)真空チャンバー15”内で接触子13aと被検査体W’の電極とを電気的に接続する;
    (k)被検査体W’の電気的特性を検査する;
    (l)接触子13aを上昇させ、次の検査位置へ載置台6を移動し、再び、接触子13aを下降させる;
    (m)上記(j)乃至(l)を繰り返すことにより、順次、被検査体W’の電気的特性を測定する;
    ここで、上記(b)、(c)、(d)、(e)、(f)は、(b)、(c)、(d)、(e)、(f)の順、(b)、(c)、(e)、(f)、(d)の順、(d)、(b)、(c)、(e)、(f)の順、(d)、(e)、(f)、(b)、(c)の順、のいずれか1つで実施される。
JP2004074357A 2004-03-16 2004-03-16 真空プローブ装置及び真空プローブ方法 Expired - Fee Related JP4563700B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004074357A JP4563700B2 (ja) 2004-03-16 2004-03-16 真空プローブ装置及び真空プローブ方法
TW094107189A TW200537103A (en) 2004-03-16 2005-03-09 Vacuum probe apparatus and vacuum probing method
US11/078,305 US7221176B2 (en) 2004-03-16 2005-03-14 Vacuum prober and vacuum probe method
KR1020050021306A KR100678782B1 (ko) 2004-03-16 2005-03-15 진공 프로브 장치 및 진공 프로브 방법

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004074357A JP4563700B2 (ja) 2004-03-16 2004-03-16 真空プローブ装置及び真空プローブ方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005268280A JP2005268280A (ja) 2005-09-29
JP4563700B2 true JP4563700B2 (ja) 2010-10-13

Family

ID=34985597

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004074357A Expired - Fee Related JP4563700B2 (ja) 2004-03-16 2004-03-16 真空プローブ装置及び真空プローブ方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US7221176B2 (ja)
JP (1) JP4563700B2 (ja)
KR (1) KR100678782B1 (ja)
TW (1) TW200537103A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008164570A (ja) * 2007-01-05 2008-07-17 Hitachi Global Storage Technologies Netherlands Bv 試験チャンバ装置
JP2008243861A (ja) * 2007-03-23 2008-10-09 Tokyo Electron Ltd 検査装置及び検査方法
US7924037B2 (en) * 2007-12-07 2011-04-12 Ricoh Company, Ltd. Inspection apparatus comprising means for removing flux
JP5258395B2 (ja) * 2008-06-03 2013-08-07 株式会社日本マイクロニクス プロービング装置
JP4725650B2 (ja) * 2009-01-07 2011-07-13 東京エレクトロン株式会社 プローブ装置
JP5918682B2 (ja) * 2012-10-09 2016-05-18 東京エレクトロン株式会社 プローブカード取り付け方法
JP6076695B2 (ja) 2012-10-30 2017-02-08 株式会社日本マイクロニクス 検査ユニット、プローブカード、検査装置及び検査装置の制御システム
ITRM20130545A1 (it) * 2013-10-04 2015-04-05 Enea Agenzia Naz Per Le Nuo Ve Tecnologie "dispositivo di fissaggio per dispositivi elettronici organici, inorganici o ibridi per misure in ambiente ad atmosfera controllata o sottovuoto"
CN107389455B (zh) * 2017-09-05 2023-06-06 中国工程物理研究院流体物理研究所 用于磁驱动斜波压缩中样品初始温度的降温装置及方法
EP3734303B1 (en) * 2019-05-03 2024-04-03 Afore Oy Cryogenic probe station with loading assembly

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10163280A (ja) * 1996-12-02 1998-06-19 Tokyo Electron Ltd 検査方法及び検査装置
JPH10223704A (ja) * 1997-02-03 1998-08-21 Tokyo Electron Ltd ウエハの一括検査装置及びウエハの一括検査方法
JP2000183120A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Mitsubishi Electric Corp プローバ装置及び半導体装置の電気的評価方法
JP2001284417A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Nagase & Co Ltd プローバ及び該プローバを備えた低温試験装置

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58210631A (ja) * 1982-05-31 1983-12-07 Toshiba Corp 電子ビ−ムを用いたicテスタ
US5550482A (en) 1993-07-20 1996-08-27 Tokyo Electron Kabushiki Kaisha Probe device
JP3103958B2 (ja) 1993-07-20 2000-10-30 東京エレクトロン株式会社 プローブ装置
JPH11163066A (ja) * 1997-11-29 1999-06-18 Tokyo Electron Ltd ウエハ試験装置
US6744268B2 (en) * 1998-08-27 2004-06-01 The Micromanipulator Company, Inc. High resolution analytical probe station
US6404212B1 (en) * 1999-02-18 2002-06-11 St Assembly Test Services Pte Ltd Testing of BGA and other CSP packages using probing techniques
JP2000260839A (ja) 1999-03-11 2000-09-22 Mitsubishi Electric Corp 低温試験装置
JP2001284416A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Nagase & Co Ltd 低温試験装置
JP2003248035A (ja) * 2002-02-26 2003-09-05 Tokyo Electron Ltd プローブエリアの設定方法及びプローブ装置
US7750654B2 (en) * 2002-09-02 2010-07-06 Octec Inc. Probe method, prober, and electrode reducing/plasma-etching processing mechanism
JP4037726B2 (ja) 2002-10-02 2008-01-23 東京エレクトロン株式会社 真空プローブ装置及び真空プローブ方法

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10163280A (ja) * 1996-12-02 1998-06-19 Tokyo Electron Ltd 検査方法及び検査装置
JPH10223704A (ja) * 1997-02-03 1998-08-21 Tokyo Electron Ltd ウエハの一括検査装置及びウエハの一括検査方法
JP2000183120A (ja) * 1998-12-17 2000-06-30 Mitsubishi Electric Corp プローバ装置及び半導体装置の電気的評価方法
JP2001284417A (ja) * 2000-03-30 2001-10-12 Nagase & Co Ltd プローバ及び該プローバを備えた低温試験装置

Also Published As

Publication number Publication date
TWI337661B (ja) 2011-02-21
US20050206396A1 (en) 2005-09-22
US7221176B2 (en) 2007-05-22
TW200537103A (en) 2005-11-16
KR100678782B1 (ko) 2007-02-05
JP2005268280A (ja) 2005-09-29
KR20060043635A (ko) 2006-05-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100678782B1 (ko) 진공 프로브 장치 및 진공 프로브 방법
CN111742399B (zh) 接触精度保证方法、接触精度保证机构和检查装置
TWI756377B (zh) 檢查裝置及接觸方法
TWI470712B (zh) Probe device
US11293814B2 (en) Temperature measurement member, inspection apparatus, and temperature measurement method
JP7345284B2 (ja) 載置台、検査装置および温度校正方法
JPH10321686A (ja) バ−ンイン装置
US20110107858A1 (en) Probe apparatus and substrate transfer method
JP2020161631A (ja) 検査装置
JP2023061192A (ja) 検査装置及び検査方法
KR20190074966A (ko) 프로버
KR102170610B1 (ko) 위치 보정 방법, 검사 장치 및 프로브 카드
US11022644B2 (en) Inspection apparatus and inspection method
JP2023152601A (ja) 検査方法及び検査装置
JP4729056B2 (ja) 真空プローブ装置のための検査ステージ
JP4266133B2 (ja) ウエハ状の基板上に形成された被検査体の電気的特性を真空下で検査するための検査方法
WO2023127490A1 (ja) 検査装置及び検査方法
JP2023048650A (ja) 検査装置及び検査方法
JP2011100883A (ja) プローブ装置
KR102119189B1 (ko) 웨이퍼 프로버
JP2876171B2 (ja) 検査方法
JPS63228558A (ja) 電子ビ−ムテスタ
CN117981064A (zh) 检查装置和检查方法
JP2011100884A (ja) 基板搬送方法
JPH03270034A (ja) 検査装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090121

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100126

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100325

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100427

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100625

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100727

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100729

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130806

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees