JP4563248B2 - 段ボールシートの斜行検出装置及び検出方法並びにスリッタスコアラ - Google Patents
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Description
本発明は、このような課題に鑑み創案されたもので、スリッタスコアラ内部で発生する段ボールシートの斜行を検出できるようにした、段ボールシートの斜行検出装置及び検出方法並びにスリッタスコアを提供することを目的とする。
請求項3記載の本発明の段ボールシートの斜行検出装置は、請求項1又は2記載の装置において、該第1の位置検出手段及び該第2の位置検出手段が、該段ボールシートに対して非接触で該段ボールシートのシート幅方向における位置を検出する光学式センサであることを特徴としている。
請求項2記載の本発明の段ボールシートの斜行検出装置によれば、算出手段により算出された段ボールシートの斜行量を報知する報知手段をそなえているので、スリッタスコアラ内部で段ボールシートが斜行していることをオペレータに報知することができる。
請求項4記載の本発明のスリッタスコアラによれば、駆動制御手段が、算出手段により算出された段ボールシートの斜行量に基づき、スコアラ及びスリッタの全体がシート搬送方向に対して斜行量分だけ段ボールシートの斜行方向と同じ方向に傾くように駆動装置を制御するので、スコアラによる罫入れ位置やスリッタによる切断位置のずれを防止できる。
(A)第1実施形態
図1及び図2は本発明の第1実施形態としての段ボールシートの斜行検出装置を説明するための図で、図1は段ボールシート製造装置のスリッタスコアラを模式的に示す斜視図、図2は段ボールシートの斜行状態を表示する表示装置の表示内容を模式的に示す図である。なお、図1において、前述した従来例と同一の部位については同一の符号を用いて示している。
また、スコアラ10のシート搬送方向上流側、及び、スコアラ10とスリッタ11との間、及び、スリッタ11のシート搬送方向下流側の3箇所にシート幅方向に亘って延設され、段ボールシート5表面に接触して段ボールシート5の反りや浮き上がりを矯正する紙押さえロール120,121,122が設けられている。さらに、スリッタ11よりもシート搬送方向直下流のシート幅方向両端側(操作側及び駆動側)には、シート幅方向両端側に位置するスリッタロール11aにより裁断された段ボールシート5の裁ちくず(トリム)5aを吸い込むトリムシュータ123が設置されている。なお、図1では、シート幅方向一端部(図1上側)に設けられたトリムシュータ123のみ示し、シート幅方向他端部(図1下側)に設けられるトリムシュータについては図示を省略している。
第1トラッキングセンサ20は、スコアラ10よりもシート搬送方向上流側に設けられており、段ボールシート5のシート幅方向における位置(第1の位置)を検出するようになっている。また、第2トラッキングセンサ22は、スリッタ11よりもシート搬送方向下流側に設けられ、段ボールシート5のシート幅方向における位置(第2の位置)を検出するようになっている。第1トラッキングセンサ20及び第2トラッキングセンサ22は、段ボールシート5に対して非接触で段ボールシート5のシート幅方向における位置を検出する光学式マウスなどの公知の光学式センサであり、段ボールシート5に損傷を与えることなく段ボールシート5のシート幅方向における位置を検出することができる。
なお、前述したように、スリッタロール11aにより裁断する位置や、スコアラロール10aにより罫線を入れる位置は予め製品毎に設定されており、このような製品情報が図示しない入力装置から駆動制御部27bに入力されることにより、駆動制御部27bが生産開始前に駆動装置50を制御してスコアラロール10a及びスリッタロール11aをそれぞれ製品情報に応じた所定のシート幅方向位置に移動させてその位置で固定するようになっている。
また、段ボールシート5の斜行状態を表示装置28に表示するので、スリッタスコアラ8内部で段ボールシート5が斜行していることをオペレータに報知することができる。従って、オペレータは、段ボールシート5に寸法ずれが生じている可能性を知ることができ、早期の対応ができる。
また、第1トラッキングセンサ20及び第2トラッキングセンサ22は、従来のようなビジョンセンサと比べて安価な光学式センサであるので、装置を低コストに抑えることができる。
図3は本発明の第2実施形態としての段ボールシートの斜行検出装置を説明するための図で、段ボールシート製造装置のスリッタスコアラを模式的に示す斜視図である。なお、図3において、前述した第1実施形態と同一の部位については同一の符号を用いて示している。また、以下では、第1実施形態と異なる点について説明し、その他の構成については第1実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
さらに、表示制御部27cは、表示装置28の画面28aに、第1トラッキングセンサ20から得られた段ボールシート5の位置P20と、第2トラッキングセンサ22から得られた段ボールシート5の位置P22と、第3トラッキングセンサ21から得られた段ボールシート5の位置をポインタ表示するとともに、段ボールシート5の斜行状態を模式的に表示する。
また、段ボールシート5の斜行状態を第1実施形態よりも精度良く表示装置28に表示できるので、スリッタスコアラ8内部で段ボールシート5が斜行していることをより詳細にオペレータに報知することができる。従って、オペレータは、段ボールシート5に寸法ずれが生じている可能性を知ることができ、早期の対応ができる。
図4は本発明の第3実施形態としての段ボールシートの斜行検出装置を説明するための図で、段ボールシート製造装置のスリッタスコアラを模式的に示す斜視図である。なお、図4において、前述した第2実施形態と同一の部位については同一の符号を用いて示している。また、以下では、第2実施形態と異なる点について説明し、その他の構成については第2実施形態と同様であるのでその説明を省略する。
さらに、表示制御部27cは、表示装置28の画面28aに、第1トラッキングセンサ20,第2トラッキングセンサ22及び第3トラッキングセンサ21から得られた段ボールシート5の位置をポインタ表示するとともに、第1ビジョンセンサ23及び第2ビジョンセンサから得られた画像情報も用いて段ボールシート5の斜行状態を模式的に表示するようになっている。
また、段ボールシート5の斜行状態を第2実施形態よりも精度良く表示装置28に表示できるので、スリッタスコアラ8内部で段ボールシート5が斜行していることをより詳細にオペレータに報知することができる。従って、オペレータは、段ボールシート5に寸法ずれが生じている可能性を知ることができ、早期の対応ができる。
なお、始動時に第1ビジョンセンサ23及び第2ビジョンセンサ24から得られた斜行量に基づいてスコアラ10及びスリッタ11の全体を傾け、その後、第1トラッキングセンサ20,第2トラッキングセンサ22及び第3トラッキングセンサ21から得られた斜行量に基づいてスコアラ10及びスリッタ11の全体の傾きを適宜調整するようにしてもよい。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
例えば、上記の実施形態では、報知手段として表示装置を用いたが、段ボールシート5の斜行量が所定量を超えたら警報を発する警報装置であってもよい。あるいは、これら表示装置及び警報装置の両方を用いてもよい。
5a 裁ちくず(トリム)
8 スリッタスコアラ
10 スコアラ
10a スコアラロール
10b スコアラ軸
11 スリッタ
11a スリッタロール
11b スリッタ軸
20 第1トラッキングセンサ(第1の位置検出手段)
21 第3トラッキングセンサ(第3の位置検出手段)
22 第2トラッキングセンサ(第2の位置検出手段)
23 第1ビジョンセンサ(第1の斜行検出手段)
24 第2ビジョンセンサ(第2の斜行検出手段)
25,26 蛍光灯
27 コントローラ
27a 算出部(算出手段)
27b 駆動制御部(駆動制御手段)
27c 表示制御部(表示制御手段)
28 表示装置(報知手段)
28a 表示装置の画面
50 駆動装置
120,121,122 紙押さえロール
123 トリムシュータ
Claims (5)
- 段ボールシートにシート搬送方向に沿って罫入れを行うスコアラと、該スコアラよりもシート搬送方向下流側に設けられ、該段ボールシートをシート搬送方向に沿って裁断するスリッタとを備えた段ボールシート製造装置のスリッタスコアラにおいて該段ボールシートの斜行を検出する、段ボールシートの斜行検出装置であって、
該スコアラよりもシート搬送方向上流側に設けられ、該段ボールシートのシート幅方向における位置を検出する第1の位置検出手段と、
該スリッタよりもシート搬送方向下流側に設けられ、該段ボールシートのシート幅方向における位置を検出する第2の位置検出手段と、
該第1の位置検出手段及び該第2の位置検出手段により検出された該段ボールシートの位置情報に基づいて該段ボールシートの斜行量を算出する算出手段とをそなえている
ことを特徴とする、段ボールシートの斜行検出装置。 - 該算出手段により算出された該段ボールシートの斜行量を報知する報知手段をそなえている
ことを特徴とする、請求項1記載の段ボールシートの斜行検出装置。 - 該第1の位置検出手段及び該第2の位置検出手段が、該段ボールシートに対して非接触で該段ボールシートのシート幅方向における位置を検出する光学式センサである
ことを特徴とする、請求項1又は2記載の段ボールシートの斜行検出装置。 - 請求項1〜3の何れか1項に記載の段ボールシートの斜行検出装置と、
該スコアラ及び該スリッタの全体をシート搬送方向に対して傾ける駆動装置と、
該算出手段により算出された該段ボールシートの斜行量に基づき、該スコアラ及び該スリッタの全体がシート搬送方向に対して該斜行量分だけ該段ボールシートの斜行方向と同じ方向に傾くように該駆動装置を制御する駆動制御手段とをそなえている
ことを特徴とする、スリッタスコアラ。 - 段ボールシートにシート搬送方向に沿って罫入れを行うスコアラと、該スコアラよりもシート搬送方向下流側に設けられ、該段ボールシートをシート搬送方向に沿って裁断するスリッタとを備えた段ボールシート製造装置のスリッタスコアラにおいて該段ボールシートの斜行を検出するための、段ボールシートの斜行検出方法であって、
まず、該スコアラよりもシート搬送方向上流側で該段ボールシートのシート幅方向における第1の位置を検出するとともに、該スリッタよりもシート搬送方向下流側で該段ボールシートのシート幅方向における第2の位置を検出し、
次に、該第1のステップで検出した該第1の位置及び該第2の位置に基づいて該段ボールシートの斜行量を算出する
ことを特徴とする、段ボールシートの斜行検出方法。
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