JP4561944B2 - 粒状物選別装置 - Google Patents

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    • Y10S209/908Item fed by free fall

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、被選別原料となる粒状物の拡散光を受光して、受光した拡散光から粒状物の良品・不良品判別を行って、特定の粒状物を排除するようにした粒状物選別装置に係り、特にその排除手段に関する。
【0002】
【従来の技術】
特開平9−113454号公報には、穀粒選別機の選別手段として、CCDカメラによって穀粒が撮像された位置よりも下流に配設され、穀粒の落下軌跡の幅方向に沿って複数に分割され、各分割領域ごとに変位することにより該分割領域毎に穀粒に直接当接して、穀粒の落下軌跡を変更させる板バネと、この板バネを変位させて良品・不良品の選別を行うソレノイドと、ソレノイドに駆動電力を供給するソレノイド制御手段とが備えられたものが開示してある。
【0003】
このものは、従来の選別機構としてエアーを噴出するイジェクターノズルからなる選別手段に比較して、エアー源が不要であることからコスト面で大変有利である。しかも、エアー配管も不要であることから内部構造もエアー管と電気配線とが交差することがなく、電気配線だけでよく、きわめて簡素となる。加えて、メンテナンスの箇所も電気的メンテナンスだけでよく、単純にみればそれは半減したといってもよい。
【0004】
しかし、前記ソレノイドの入出動軸における入出動作の一方がコイルバネなどの弾性体に委ねられる構造となっているため、入出動軸の入出動作の応答性に限界がある。このため、このようなソレノイドを選別手段に利用した場合には、処理能力に限界があった。
【0005】
このため、本出願人は、入出動作の応答性を従来よりも向上させたソレノイドを選別手段に用いた粒状物選別装置の出願を行っている(特願平11−365740号)。このソレノイドとは、入出動軸に永久磁石を備えると共に入出動軸を包囲する永久磁石を備えて無摺動で入出動軸を軸受けする構造とし、入出動軸の永久磁石と入出動軸を包囲した電磁コイルとから構成した入出動手段のON/OFFによって、入出動軸を入出動させるというものである。このように入出動軸を無摺動で軸受させることにより入出動軸の入出動の応答性を従来よりも向上させたものである。なお、不良品は、ソレノイドの入出力軸の先端によって排除・選別される。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、任意のソレノイド(排除手段)が排除する粒状物が連続して流れてきた場合、前述のように入出動軸の入出動の応答性を従来よりも向上させただけではこれらの粒状物を排除することができない懸念があった。それは、連続して流れてくる粒状物の間隔に問題がある。連続した粒と粒との間隔は、前記ソレノイドの入出動軸の応答性で両粒状物を排除できるものがあれば、当該入出動軸の応答性でも排除できないものもある。後者の場合には、1粒目の粒状物は排除できても2粒目の粒状物は入出動軸の出動が間に合わないため、排除されず、良品とともに流れてしまうことになる。
そこで、本発明は、任意の排除手段が排除する粒状物が連続して流れてきた場合であっても、これらの粒状物を排除して選別精度を従来よりも向上させることができる粒状物選別装置を提供することを技術的課題とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】
前記課題を解決するために本発明は、
被選別物である粒状物を移送する移送手段から放出される粒状物の落下軌跡に沿った位置に、前記粒状物に照明光を照射する照明手段及び該照明手段の照射光を受けた粒状物からの光を受光する受光手段と、排除すべき粒状物を排除する排除手段とを備え、前記受光手段の受光信号を基に排除すべき粒状物を判別する判別手段と、該判別手段からの排除信号に基づいて駆動信号を前記排除手段に出力する駆動回路と、を備えた粒状物選別装置において、
前記排除手段は、無摺動で軸受けされ軸方向に直線的に入出動する入出動軸と、該入出動軸を前記駆動回路からの駆動信号により入出動させる入出動手段とを備え、前記入出動軸の先端部には、前記入出動軸の出動時に落下軌跡中の粒状物と当接するように、前記落下軌跡の上流側から前記入出動軸の出動前方側に向って傾斜させた傾斜面を設け、前記駆動回路は、任意の排除手段が排除する粒状物が連続して判定されたとき、入出動軸の入出動を、排除する先頭の粒状物に対応させて出動させ、後続する排除すべき粒状物を排除した後に入動させるように前記入出動手段へ駆動信号を出力する、という技術的手段を講じるものである。
【0008】
落下する粒状物を入出動軸で排除する排除手段は、入出動軸を無摺動で軸受けする構造としたので、入出動時の入出動軸にかかる摺動摩擦などの負荷が生じることはなく、加えて入出動軸によって直接粒状物を排除するので、排除手段は粒状物を排除する押圧力を備えていればよい。したがって従来と比較して駆動力の小さい排除手段として小型化が可能である。また、入出動手段によって入出動軸を入出動させるので、入出動の一方をコイルバネなどに委ねることはなく、入出動軸が無摺動であることと相俟って応答性は従来のエアー式エジェクタ程度が確保できるので、従来と同様の処理能力が維持できて、エアー源を無くした省エネルギーの粒状物選別装置が提供できる。さらに、入出動軸の先端部には、前記入出動軸の出動時に落下軌跡中の粒状物と当接するように、前記落下軌跡の上流側から前記入出動軸の出動前方側に向って傾斜させた傾斜面を設け、前記駆動回路は、任意の排除手段が排除する粒状物が連続して判定されたとき、入出動軸の入出動を、排除する先頭の粒状物に対応させて出動させ、後続する排除すべき粒状物を排除した後に入動させるように前記入出動手段へ駆動信号を出力するようにしたので、1粒目は、該1粒目に対応して出動した入出動軸の前記傾斜面によって排除され、1粒目に後続する2粒目は、出動状態が保持された入出動軸の傾斜面に当接して排除される。入出動軸は2粒目を排除した後に入動する。よって、任意の排除手段が排除する粒状物が連続して流れてきた場合であっても、これらの粒状物は排除されるので選別精度を従来よりも向上させることができる。また、入出動軸の入出動の回数が従来よりも減るので、排除手段の消耗を少なくすることができる。
【0009】
また、排除手段は、入出動軸に備えた永久磁石と、入出動軸を包囲した永久磁石によって無摺動で入出動軸を軸受けする構造とし、入出動軸の永久磁石と入出動軸を包囲した電磁コイルからなる入出動手段のON/OFFによって、入出動軸を入出動可能にしてある。このような構造にすると、入出動軸の永久磁石とこれを包囲した永久磁石との反発力を利用して入出動軸は無摺動で軸受けできて、入出動軸の永久磁石とこれを包囲した電磁コイルとの反発・吸引を利用して、入出動軸を入出動させることができる。すると入出動が排除手段独自でコントロールできる。また入出動のそれぞれは無摺動のため2ms程度で駆動さることができて、従来のエアーを噴出させるエジェクタ方式と同等の応答速度となる。
【0010】
通常、排除手段は、粒状物の流れ幅方向に合わせ、排除手段を前記幅方向に複数個配置して使用するが、このとき複数の排除手段を千鳥状に配置するとよい。
つまり、入出動軸が千鳥状に配置されることになるので、粒状物に比較して1個の排除手段の配置占有面積が大きい場合であっても、入出動軸は前記幅方向に対し隙間無く配置できる。これは本発明の排除手段が板バネなど別の部材との組み合わせを必要とせず単独で排除作用を備えることによるものであり、したがって複数の排除手段を如何様にも自在に並べて配置することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明に係る粒状物選別装置の概要を図1及び図2により説明する。以下、粒状物として穀粒、特に白米を選別対象の原料として、白米の着色粒や白米に混入した異物を排除する選別装置として説明する。図1は、粒状物選別装置1の主要部とその内部構造を簡略に示した要部側断面図である。上部に振動フィーダ装置2とタンク部3とからなる米粒供給部4と、振動フィーダ装置2から供給される白米を所定軌跡に移送する傾斜した板状のシュート5を備え、該シュート5によって米粒を次の光学検出部6に放出供給する。
【0012】
次の光学検出部6は、シュート5から放出された米粒の落下軌跡Rを中心にしてほぼ対称的に、前光学検出部6aと後光学検出部6bとを配置して構成してある。この前光学検出部6aと後光学検出部6bとにはそれぞれ枠体60a,60bを構成し、各枠体60a,60bの落下軌跡R側のみが透明板60c,60dで構成してある。この各枠体60a,60b内には、米粒の落下軌跡Rに設定された視点Oを中心にして前後に、例えばSiセンサ素子を画素とするCCDセンサーを備えた可視光受光部7a,7bと、InGaAs素子からなるアナログセンサーを備えた近赤外光受光部8a,8bがシュート5の幅方向に対応して設けられ、さらに、照明用蛍光灯9a,9b及び10a,10bと、照明用ハロゲンランプ11a,11bと、それぞれの受光部に対した背景板12a,12bとを備え、背景板12a,12bには、受光部8a,8bと視点Oとの視線を遮らないよう開口部13a,13bが開設してある。可視光受光部7や近赤外光受光部8は、周知の集光レンズを備えた広角度カメラによって構成したものでもよい。
【0013】
米粒落下方向に沿って光学検出部6の下方には選別部15が備えられ、米粒の落下軌跡Rに対して入出動する入出動軸を備えた排除手段16がシュート5の幅方向に複数設けてある。排除手段16個々には入出動軸16aを入出動させる電磁コイル17a、17b(入出動手段)及び入出力軸16aに設けた永久磁石60a、60b(入出動手段)を備え、電磁コイル17a、17bは、これのON/OFFを制御する駆動回路18に接続してある。
【0014】
受光部7,8は後述する制御装置20を介して駆動回路18に接続してあり、受光部7,8で受光された米粒や異物の信号は制御装置20で処理され、着色を有する不良の米粒や異物を検出したとき駆動回路18に連絡する。駆動回路18は該当する排除手段16の電磁コイル17aまたは電磁コイル17bのいずれか一方に供給する電力を切換えて入出動軸16aを入出動させる駆動信号(出動信号、入動信号)を出力する。駆動手段18が作動すると入出動軸16aの出動ではじかれた不良の米粒や異物は米粒の落下軌跡Rから排除され不良品排出口22から、また排除されない良米粒は当初の米粒落下軌跡に沿って精品排出口23から機外に排出される。
【0015】
次に図2により排除手段16について説明する。図2(a)に示したように、排除手段は、軸16aに所定の間隔をおいて2カ所にその外周の磁極が互いに異なるよう配置固着した永久磁石60a(N極)、60b(S極)と、2カ所の永久磁石60a、60bを包囲し且つ対する面の磁極が反発するよう配置した軸受け側永久磁石61a(N極)、61b(S極)とによって軸16aが無摺動に軸受けしてある。永久磁石61aと61bの間には、軸16aを包囲して電磁コイル17a、17bが設けられている。この各電磁コイル17a、17bは、電力を供給したときに電流が互いに反対方向に流れるように電源に接続してある。電磁コイル17a及び電磁コイル17bへの電力供給を切換えて、各電磁コイル17a、17b周囲のに生じる磁極を軸16aの永久磁石60aと60bのに作用させることにより、その吸引と反発で軸16aは軸芯方向に入出動する。なお符号62,63,64及び65,66,67は間隙材である。
【0016】
前記入出動軸16aの先端には、落下軌跡R方向から見て矩形状の排除板68が備えてある。この排除板68は、落下軌跡Rの上流側(図2における上側)を排除手段16aの本体側に位置させ、落下軌跡Rの下流側(図2における下側)を入出動軸16aの出動前方側に位置させ、落下軌跡Rに対し所定角度αだけ傾斜させて配置してある。排除板68の当接面(傾斜面)68aは、排除する粒状物に対する6割から8割程度の表面積とする。これにより排除すべき粒状物だけに排除板68を当てることができるため、関係のない周囲の粒状物を排除することがない。この排除板68の材質は、粒状物への衝撃をやわらげるためにゴム、ウレタンフォーム及び発泡材等とするとよい。ただし、入出動軸16aの入出動によって流れる被選別物が排除できる程度の押圧力を備えておく必要はある。なお、傾斜面68aは、入出動軸16aの先端に設けた板状の排除板68によって形成してもよいが、入出動軸16aの先端部を単に傾斜面68aとしてもよい(図14参照)。
【0017】
次に後述する制御手段20内に内蔵した、排除手段16を駆動させるための駆動回路18の構造と排除手段16の作動について、図2の(b)、図2の(c)及び図12を参照しながら説明する。駆動回路18には、ワンショット回路(単安定マルチバイブレータ)70と遅延回路71とを接続したORゲート72を設け、このORゲート72は、Ex.ORゲート73、反転器74、ANDゲート75及び反転器76のそれぞれに接続してある。反転器74は遅延回路77を介して前記Ex.ORゲート73に接続してある。このEx.ORゲート73は反転器78を介して前記ANDゲート75及びANDゲート79のそれぞれに接続してある。前記反転器76は前記ANDゲート79に接続してある。前記ANDゲート75は遅延回路80に接続してあり、前記ANDゲート79は遅延回路81に接続してある。駆動回路18はこのように構成してある。そして、遅延回路80は排除手段16に設けた電子スイッチ(FET:電界効果トランジスタ)82に、遅延回路81は排除手段16に設けた電子スイッチ(FET:電界効果トランジスタ)83にそれぞれ接続してある。なお、前記電子スイッチ82は電磁コイル17aに、また前記電子スイッチ83は電磁コイル17bにそれぞれ接続してある。
【0018】
このように構成した駆動回路18に、後述する入出力回路33から排除信号が出力されると、排除信号はワンショット回路70と遅延回路71とに入る。ワンショット回路70及び遅延回路71のそれぞれから出力された信号はORゲート72に入り、ORゲート72は図13に示すようなHIGHの信号を出力する。このHIGHの信号は、Ex.ORゲート73、反転器74、ANDゲート75及び反転器76のそれぞれに送られる。反転器74に送られたHIGHの信号はLOWの信号に反転された後、遅延回路77を介してEx.ORゲート73に送られる。Ex.ORゲート73は、遅延回路77からのLOW信号とORゲート72からのHIGH信号を受け、図13に示すような2発のLOWの信号を出力する。この2発のLOW信号は反転器78によってHIGHに反転され、ANDゲート75及びANDゲート79のそれぞれに送られる。ORゲート72及び反転器78から信号を受けたANDゲート75は、図13に示すようなHIGH信号(出動信号)を出力する。反転器76はORゲート72から出力された信号を反転させてANDゲート79に送る。反転器78及び反転器76からの信号を受けたANDゲート79は、図13に示すようなHIGH信号(入動信号)を出力する。
【0019】
ANDゲート75から出力されたHIGH信号(出動信号)は遅延回路80に送られる。遅延回路80には、受光部7と入出動軸16aとの離間距離等を考慮して入出動軸16aの出動時に排除板68を不良品の中心位置(検出方法は後述する)に当接させるための所定の遅延時間が設定してあり、遅延回路80はこの遅延時間を経過た後、電子スイッチ82にHIGH信号(出動信号)を送る。このHIGH信号(出動信号)によって電子スイッチ82はON(通電状態)になり、電磁コイル17aに電流が流れる。この電流によって電磁コイル17aには図2の(b)に示すような磁極が生じ、この磁極の発生により入出動軸16aの永久磁石60a、60bの磁極との吸引・反発作用によって入出動軸16aが出動する。
【0020】
図13に示すように、前記ANDゲート75から出力されるHIGH信号(出動信号)よりも遅れたタイミングで出力される前記ANDゲート79からのHIGH信号(入動信号)は、遅延回路81に送られ、前記遅延回路80と同一に設定された遅延時間を経過た後、電子スイッチ83にHIGH信号(入動信号)を送る。このHIGH信号(入動信号)によって電子スイッチ83がON(通電状態)になり、電磁コイル17bに電流が流れる。この電流によって電磁コイル17bには図2の(c)に示すような磁極が生じ、この磁極の発生により入出動軸16aの永久磁石60a、60bの磁極との吸引・反発作用によって入出動軸16aが入動する。このように、入出動軸16aは、出動信号及び入動信号による各電磁コイル17a、17bへの通電のON/OFFによって入出動する。
【0021】
任意の排除手段16が排除する粒状物が連続して流れてきた場合の駆動信号(出動信号、入動信号)出力について説明する。ワンショット回路70が不良品1粒分のパルス信号を出力している間に次の排除信号が当該ワンショット回路70に入ると、ワンショット回路70はその時点から連続して1粒分のパルス信号を出力する。このため、ORゲート72から出力される信号は2粒に対応した時間的に長い信号となるので、入動信号は2粒目の不良品に対応したタイミングで出力される。これにより、2粒連続して流れてきた不良の粒状物は、1粒目に合わして出動した入出動軸16aの前記傾斜面68aによって1粒目が排除され、1粒目に後続する2粒目は出動状態の入出動軸16aの傾斜面68aに当接して排除される。入出動軸16aは2粒目を排除した後に入動する。なお、連続して3粒や4粒の不良品を排除する場合であっても、1回の入出動作によって同様に不良の粒状物を排除することができる。
【0022】
前記排除手段16は、入出動軸16aが無摺動で軸受けされているので、入出動における他との摩擦はなく応答性に優れている。試験で得た入出動軸16aの作動時間は0.6ms〜0.9msと、エアー式エジェクタの作動時間と同等もしくはわずかに向上した結果となった。したがって、エアー源が不要で応答性のよい排除手段が実現できる。
【0023】
図3にシュート5正面から見た、シュート5と受光部7と入出動軸16a及び排除板68の、シュート5上を流れる穀粒の幅方向の配列を示した簡略な拡大図を示す。シュート5は、説明の都合上、例えば所定幅に複数区分に区切ってあり、このシュート5の1区分ごとに入出動軸16aが割り当ててある。なお、周知の技術を適用すれば区切りのない単なる平板でもよい。排除板68は、対象物が米粒の場合、米粒長が5mmとすると排除板68の縦長さL1を4mm程度とすることが好ましい。排除板68の横長さL3については3mm程度とすることが好ましい。また、この例では受光部7の複数の受光センサー素子は6素子ごとに1ブロックとし、4ブロックを1個の入出動軸16aに割り当ててある。つまり24素子でシュート5の1区分に流れる米粒の光量を受光する例を示してある。
つまり画素としては1個の入出動軸16aごとに横方向に24画素となる。米粒を撮影するときには、米粒の流れに対して直角の方向にスキャニングして像を得る。
【0024】
ここで、図1に示した排除手段16の配置に基づいて図4、図5により説明を加える。入出動軸16aの先端部に備えた排除板68は穀粒の流れの幅方向に隙間無く連続的に配置してあることが好ましいので、図1で上下方向に配列してある如く、排除手段16の大きさ(外径)によっては、図4(a)のように千鳥状に配置するとよい。図4(a)は図3と同じ方向から見た図である。これによって、排除板68は図4(b)のように理想的に隙間無く配列できる。
【0025】
さらに図3による説明に合わせ重ねて説明すると、穀粒が符号Vの位置を落下してきたときには符号Zの入出動軸を作動させ、穀粒が符号Wの位置を落下してきたときには符号XとYの入出動軸を作動させるとよい。これは後述する制御装置20によって判断される。
【0026】
さて、このように配置したとき、これを図1の如く側面から見ると、個々の排除手段16は上下にズレた図5の配置となる。駆動回路18から出力される駆動信号は、上側に配置した排除手段16への出動・入動信号の出力タイミングと、下側に配置した排除手段16への出動・入動信号の出力タイミングとが異なるようにする。すなわち、上位置の排除手段と下位置の排除手段の位置ズレを考慮して、前記遅延回路80、81に遅延時間を設定する。このようにして、上方から落下する穀粒にタイミングを合わせて、不良品・異物には入出動軸16aを入出動させて排除し、良品の穀粒には入出動軸16aは作動させず通過させる。このとき、排除板68は前述のように落下軌跡Rに対して所定角度αだけ傾斜させているので、該排除板68に当接した不良品・異物は、前後の不良品・異物と向きが異なっても落下軌跡Rから安定して斜め下向きに(図5の矢印A方向)はじき落とされる。
【0027】
次に図6及び図7で、受光部7,8から出力される信号処理を行う制御装置20について説明する。まず、制御装置20は、外形レベルをしきい値とするコンパレータ(比較器)25と、比較的淡い着色(第1レベル)をしきい値とするコンパレータ26と、比較的濃い着色(第2レベル)をしきい値とするコンパレータ27、これら各コンパレータの信号を画像処理する画像処理ボード28及び画像処理ボード28の出力信号に基づいて出力される選別信号(不良品信号)を入力する前述の駆動回路18とを備えている。なお、この他、画像処理のために必要な画像メモリ30や処理プログラムを記憶した記憶回路31は適宜設けられ設計事項であるのでその詳細は図示していない。加えて、演算制御素子としてのCPU32やその入出力回路33についても、処理段階個々で制御するものや一括で1つのCPUで制御するものなど様々に設計できるので、ここではその一例を示し詳細は図示していない。
【0028】
制御装置20には受光部7のCCDセンサーから出力される複数の画素信号が入力される。この画素信号はコンパレータ25,26,27に入力されそれぞれのしきい値で2値化される。2値化された信号のうちコンパレータ26,27の信号は、画像処理ボード28で不良検出処理40が行われ不良信号の有無が確認され、不良信号が検出されたら中心検出処理41が行われる。図7−▲1▼にCCDセンサーから出力された米粒1粒から得られる、途中を省略したデジタル信号の一例を示している。この場合、米粒1粒に比較的淡い広い範囲の着色部分と比較的濃い小さな着色部分があるものを一例として示した。この図7−▲1▼では3種のコンパレータのしきい値レベルの一例を合わせて示している。図7−▲1▼のような信号が各コンパレータ25,26,27に入力されると、各コンパレータ25,26,27から出力される信号はそれぞれ図7−▲2▼,▲3▼,▲4▼に一例として示すような2値化信号となる。この2値化信号は画像処理ボード28の画像メモリ30に逐次記憶される。またコンパレータ25,26,27を別回路として示したが画像処理ボード28で同様の処理が行えるようにプログラムに組み込んでもよい。
【0029】
なお、一般的なInGaAsセンサーのように出力がアナログ信号の場合には、図8で示すようにアナログ・デジタル変換回路50を備えることで信号処理は前述の制御装置20と同様に実施できる。ただし、このときのしきい値は、異物(ガラス、樹脂及びや石)を選別するための第4のしきい値が設定されたコンパレータ51が備えられる。また異物のための外形レベルを検出するためにあらかじめ設定したしきい値のコンパレータ52を設けて、その2値化信号によって前記同様に外形を特定するための信号とするとよい。
【0030】
以下に制御装置20における画像処理について図9乃至図11により説明する。CCDセンサー7から出力されるデータ、例えば12bitが並列に出力されるものについては、連続したデータに並べ替えて8bitに変換するとよい。このように変換されたCCDセンサー7のデータを、予めコンパレータ26,27に設定した着色部のしきい値(第1レベル、第2レベル)と外形のしきい値で2値化処理する(ステップ201,202,301)。図9(a)では複数スキャンによって得られるデータのごく一部で、第1レベルで2値化したデータの一例を示している。同様に第2レベルで2値化したデータも得られる。
【0031】
以下、画像処理ボード28における信号処理について説明する。この処理は画像処理ボード28の記憶回路31に予め記憶されたプログラムによって行われるものとする。第1レベルのコンパレータ26で2値化したデータの画像処理における初期設定で、不良とする米粒の条件を以下のようにしてある。つまり、スキャン方向に連続する画素数(横)を3、流れ方向に連続する画素数(縦)を2と設定してある。これを図9(a)に当てはめると、n番目のスキャンにおいて横方向に連続する画素数は5であり、n+1番目のスキャンにおいて連続する画素数は7、n+2番目のスキャンにおいて連続する画素数は4であり、いずれのスキャンにおいても初期設定の横方向の連続画素数3を超えており不良粒に該当する。また初期設定の縦方向の連続画素数2も超えており、ここで検出された画素の集合は不良粒の画素と判別される(ステップ203)。また図9(b)の例ではm番目のスキャンで横方向に連続する画素数は3であり、初期設定の横方向の連続画素数3を超えることはなく、縦方向にも連続した画素が存在しないのでこの画素の集合は不良粒の画素とは判別されずキャンセルされる。第2レベルのコンパレータ27で2値化されたデータにおいて検出される不良粒画素は、第1レベルとしきい値が異なりより濃い着色の画素であるのでそのまま不良と判定される。
【0032】
上記着色部を2値化したデータの処理と同時に図10(a)から図10(b)で示す米粒の外形処理が行われる。図10(a)が外形レベルのコンパレータ25から得られる信号である。いわゆる米粒の形状信号に単純な2値化処理を施した信号である(ステップ301)。続いて形状の縮小処理を行う。縮小処理は、まず図10(b)のように縦方向の周囲の画素を1画素ずつ均等にキャンセルする(ステップ302)。次に図10(c)のように横方向の周囲の画素を3画素ずつ均等にキャンセルする(ステップ303)。ここでキャンセルする画素数は任意に設定するものであり、ここで示した数値である必要はない。この処理によって、他の米粒画像との連結を解き米粒1粒の外形を明確にすることができる。
【0033】
ステップ201及び203で検出した着色の画素(図(a))とステップ303までに得られた米粒の形状画素(図10(c))とを重ねて塗りつぶし(図10(d))、着色粒全体の外形を明確にする(ステップ304)。
【0034】
次に、図3で示したように入出動軸16aの横方向幅に合わせて受光部7のセンサー素子を6素子1ブロックと、4ブロック1区分と分割したように、同様に画像処理でも入出動軸16aに合わせて6画素を1ブロックとして全体をブロック単位に変換するとともに、1ブロックの6画素の内に1つでも不良粒の画素が存在したら、そのブロック全体を不良粒ブロックとして膨脹処理する(ステップ305、図10(e))。
【0035】
中心位置の検出は次のようにして行う。まず横方向の中心位置の検出は図10(e)のデータを基に各ブロックデータを上下のブロックデータとOR演算することで膨脹させパターンマッチングで横方向の中心位置を求める。横方向に偶数個のデータがある場合には中心の2ブロックを中心とし、奇数個のデータがある場合には中心の1ブロックを中心とする(ステップ306、図10(f))。また縦方向の中心位置の検出は図10(f)のデータを基に各ブロックデータを左右のブロックデータとOR演算することで膨脹させパターンマッチングで縦方向の中心位置を求める。縦方向に偶数個のデータがある場合には中心の2ブロックを中心とし、奇数個のデータがある場合には中心の1ブロックを中心とする(ステップ307、図10(g))。このようにして横方向と縦方向の中心位置をAND演算すると、図10(g)で示す中心の4ブロック(格子模様ブロック)が求まる(ステップ308)。中心位置のブロックが求まると、このブロックが存在する区分が決定し(図10(h))、この区分に対応する排除手段16が決まり、この排除手段16が接続される駆動回路18へ排除信号を出力する(ステップ309)。
【0036】
求まった中心位置のブロックが存在する区分に対応した入出動軸16aが入出動するように信号を出力するので、図10(g)のように、ちょうど中心ブロックが1区分にある場合はその区分に決定するが、中心ブロックが横方向に2区分にまたがる場合には、2区分に対応する2つの入出動軸16aが入出動する。
【0037】
受光部7のCCDセンサー受光信号の処理を中心に説明したが、受光部8のInGaAsセンサー受光信号の処理も最適な解像度が望めるセンサーであれば同様に行うことができる。異物の検出は第4レベルを設定したコンパレータ51によって2値化されて異物の存在を確認し、外形レベルを設定したコンパレータ52によって2値化されて異物の外形を確認する。異物の種類によっては、第4レベルのコンパレータ51によって2値化されたデータをそのまま外形のデータとして利用することもできる。これはCCDセンサーで検出する着色部のように複数レベルの濃淡がない場合で、異物のデータがそのまま外形のデータとなりうる場合である。
【0038】
以上のように、センサーの解像度を上げて大小さまざまな着色部が検出できるようにして、着色部の大きさを画素数で特定するようにしたので、解像度を上げることによって淡い不良部分の検出精度が向上するだけでなく、画素の計数によってその大きさの判別を可能とし、解像度を上げた成果が発揮できるものとなる。
【0039】
粒状物の外形を検出して、粒状物の外形となる画素の集合に不良部分の画素を重ねることによって、不良画素の存在する粒状物を不良粒状物として認識させ、不良粒状物の画素集合における不良部分の画素位置に関係なく不良粒状物の中心位置の画素を特定する。これによって、従来不良部分の画素に合わせていた選別作用ではなく、特定した不良粒状物の中心位置の画素に応じた不良粒状物の中心位置に対して作用する選別信号を出力するので、不良部分の位置に関係なく不良粒状物の中心位置に対して選別の作用を与えることができるので、不良粒状物の不良部分が粒状物のどこに存在しようとも不良粒状物1粒を排除できる。
【0040】
【発明の効果】
落下する粒状物を入出動軸で排除する排除手段は、入出動軸を無摺動で軸受けする構造としたので、入出動時の入出動軸にかかる摺動摩擦などの負荷が生じることがない。よって、応答性はエアー式エジェクタ程度が確保できるので、従来と同様の処理能力が維持できて、エアー源を無くし、省エネルギーの粒状物選別装置が提供できる。また、入出動軸の先端部には、前記入出動軸の出動時に落下軌跡中の粒状物と当接するように、前記落下軌跡の上流側から前記入出動軸の出動前方側に向って傾斜させた傾斜面を設け、前記駆動回路は、任意の排除手段が排除する粒状物が連続して判定されたとき、入出動軸の入出動を、排除する先頭の粒状物に対応させて出動させ、後続する排除すべき粒状物を排除した後に入動させるように前記入出動手段へ駆動信号を出力するようにしたので、1粒目は、該1粒目に対応して出動した入出動軸の前記傾斜面によって排除され、1粒目に後続する2粒目は、出動状態が保持された入出動軸の傾斜面に当接して排除される。入出動軸は2粒目を排除した後に入動する。よって、任意の排除手段が排除する粒状物が連続して流れてきた場合であっても、これらの粒状物は排除されるので選別精度を従来よりも向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る粒状物選別装置の概略側断面図である。
【図2】排除手段を拡大した断面図である。
【図3】粒状物選別装置のシュートとノズル及びセンサー素子の関係を示す図である。
【図4】排除手段を千鳥状に配置した図である。
【図5】千鳥状に配置した排除手段の側面図である。
【図6】粒状物選別装置の制御装置のうちCCDセンサーの信号処理を行うブロック図である。
【図7】CCDセンサーで受光した信号とその2値化信号を示す図である。
【図8】粒状物選別装置の制御装置のうちInGaAsセンサーの信号処理を行うブロック図である。
【図9】着色部分の検出を示す画像処理のイメージ図である。
【図10】米粒外形の検出を示す画像処理のイメージ図である。
【図11】画像処理のフローチャートである。
【図12】駆動回路図である。
【図13】駆動回路における一部のパルス信号のタイムチャートである。
【図14】傾斜面の形成の変形例を示す。
【符号の説明】
1 粒状物選別装置
2 振動フィーダ装置
3 タンク部
4 米粒供給部
5 シュート
6 光学検出部
6a 前光学検出部
6b 後光学検出部
7 可視光受光部
8 近赤外光受光部
9 照明用蛍光灯
10 照明用蛍光灯
11 照明用ハロゲンランプ
12 背景板
13 開口部
15 選別部
16 排除手段
17 電磁コイル
18 駆動回路
20 制御装置
22 不良品排出口
23 精品排出口
25 コンパレータ
26 コンパレータ
27 コンパレータ
28 画像処理ボード
30 画像メモリ
31 記憶回路
32 CPU
33 入出力回路
34 開閉バルブ
40 不良検出
41 中心検出
50 アナログ・デジタル変換回路
51 コンパレータ
52 コンパレータ
61 電磁コイル
68 排除板
68a 傾斜面(当接面)
70 ワンショット回路
71 遅延回路
77 遅延回路
80 遅延回路
81 遅延回路
82 電子スイッチ
83 電子スイッチ

Claims (2)

  1. 被選別物である粒状物を移送する移送手段から放出される粒状物の落下軌跡に沿った位置に、前記粒状物に照明光を照射する照明手段及び該照明手段の照射光を受けた粒状物からの光を受光する受光手段と、排除すべき粒状物を排除する排除手段とを備え、前記受光手段の受光信号を基に排除すべき粒状物を判別する判別手段と、該判別手段からの排除信号に基づいて駆動信号を前記排除手段に出力する駆動回路と、を備えた粒状物選別装置において、
    前記排除手段は、無摺動で軸受けされ軸方向に直線的に入出動する入出動軸と、該入出動軸を前記駆動回路からの駆動信号により入出動させる入出動手段とを備え、入出動軸に備えた永久磁石と、入出動軸を包囲した永久磁石によって無摺動で入出動軸を軸受けする構造とし、入出動軸の永久磁石と入出動軸を包囲した電磁コイルとからなる入出動手段のON/OFFによって、入出動軸を入出動可能にしたものであり、前記入出動軸の先端部には、前記入出動軸の出動時に落下軌跡中の粒状物と当接するように、前記落下軌跡の上流側から前記入出動軸の出動前方側に向って傾斜させた傾斜面を設け、前記駆動回路は、任意の排除手段が排除する粒状物が連続して判定されたとき、入出動軸の入出動を、排除する先頭の粒状物に対応させて出動させ、後続する排除すべき粒状物を排除した後に入動させるように前記入出動手段へ駆動信号を出力することを特徴とする粒状物選別装置。
  2. 前記排除手段は、粒状物の流れ幅方向に千鳥状に複数個備えた請求項1に記載の粒状物選別装置。
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