JP4561723B2 - ヘッドランプ制御回路 - Google Patents

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Description

本発明は、車両のヘッドランプの点灯駆動を制御するヘッドランプ制御回路に関する。
従来より、車両のヘッドランプの方式として、車両の左右にハイビーム用のヘッドランプとロービーム用のヘッドランプとをそれぞれ備える4灯式と、ハイビーム用のフィラメントとロービーム用のフィラメントとを備えたヘッドランプを車両の左右に備える2灯式とが知られている。
そして、4灯式のヘッドランプの場合、ロービーム状態にする際には左右のロービーム用のヘッドランプのみを点灯させ、ハイビーム状態にする際には左右のロービーム用のヘッドランプ、及び左右のハイビーム用のヘッドランプをすべて点灯させるようにしている。
また、2灯式のヘッドランプの場合、ロービーム状態にする際には左右のロービーム用のフィラメントのみを点灯させ、ハイビーム状態にする際には左右のハイビーム用のフィラメントのみを点灯させるようにしている。
そして、このようなヘッドランプの点灯駆動を制御するヘッドランプ制御回路は、4灯式のヘッドランプの場合、各ヘッドランプ毎に点灯駆動用のスイッチング素子を備え、2灯式のヘッドランプの場合、各フィラメント毎に点灯駆動用のスイッチング素子を備えており、いずれの方式においても、点灯駆動用のスイッチング素子を4個備えていた(例えば、特許文献1参照。)。
また、4灯式のヘッドランプの場合、ヘッドランプ制御回路の小型化や発熱量の低減を目的として、左右2つのハイビーム用ヘッドランプの点灯駆動を一つのスイッチング素子で行うものも知られている。
特開2000−233679号公報
上述のように、4灯式のヘッドランプにおいて、左右2つのハイビーム用ヘッドランプの点灯駆動を一つのスイッチング素子で行う場合には、ハイビーム状態でこのスイッチング素子に異常が生じても、左右2つのロービーム用のヘッドランプも点灯しているので、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことはなく、安全性が保たれる。
しかしながら、2灯式のヘッドランプにおいて、左右2つのハイビーム用フィラメントの点灯駆動を一つのスイッチング素子で行うと、ハイビーム状態でこのスイッチング素子に異常が生じた場合には、すべてのヘッドランプが消灯してしまうという不都合があった。
本発明は、このような事情に鑑みて為された発明であり、2灯式のヘッドランプの点灯制御に用いた場合、左右2つのハイビーム用フィラメントの点灯駆動を一つのスイッチング素子で行いつつ、ハイビーム状態で当該スイッチング素子に異常が生じても、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことを低減することができるヘッドランプ制御回路を提供することを目的とする。
本発明に係るヘッドランプ制御回路は、ロービーム用のヘッドランプとして用いられる第1及び第2発光部を点灯させるためのロービーム点灯電圧を、それぞれ出力する第1及び第2接続端子と、ハイビーム用のヘッドランプとして用いられる第3及び第4発光部を点灯させるためのハイビーム点灯電圧を、それぞれ出力する第3及び第4接続端子と、前記第1及び第2接続端子への前記ロービーム点灯電圧の供給をオン、オフするロービーム用スイッチ部と、前記第3及び第4接続端子への前記ハイビーム点灯電圧の供給を一括してオン、オフするハイビーム用スイッチ部と、前記ハイビーム用スイッチ部の異常を検出する異常検出部と、前記ロービーム用のヘッドランプを点灯させる旨のロービーム点灯指示及び前記ハイビーム用のヘッドランプを点灯させる旨のハイビーム点灯指示を受け付ける指示受付部と、前記指示受付部により前記ロービーム点灯指示が受け付けられた場合、前記ロービーム用スイッチ部をオンさせ、前記指示受付部により前記ハイビーム点灯指示が受け付けられた場合、前記ハイビーム用スイッチ部をオンさせ、前記指示受付部により前記ハイビーム点灯指示が受け付けられ、かつ前記異常検出部により前記ハイビーム用スイッチ部の異常が検出された場合、前記ロービーム用スイッチ部をオンさせる制御部とを備える。
この構成によれば、指示受付部によりハイビーム点灯指示が受け付けられた場合、ハイビーム用スイッチ部がオンされて、第3及び第4接続端子に接続されるハイビーム用の第3及び第4発光部が点灯する。また、指示受付部によりロービーム点灯指示が受け付けられた場合、ロービーム用スイッチ部がオンされて、第1及び第2接続端子に接続されるロービーム用の第1及び第2発光部が点灯する。そして、指示受付部によりハイビーム点灯指示が受け付けられ、かつ異常検出部によりハイビーム用スイッチ部の異常が検出された場合には、制御部によってロービーム用スイッチ部がオンされて、ロービーム用の第1及び第2発光部が点灯される。このようなヘッドランプ制御回路を2灯式のヘッドランプの点灯制御に用いると、ハイビーム用の第3及び第4発光部の点灯駆動をハイビーム用スイッチ部一つで行いつつ、ハイビーム状態でハイビーム用スイッチ部に異常が生じても、すべてのヘッドランプが消灯してしまうおそれを低減することができる。
また、前記制御部は、前記指示受付部により前記ロービーム点灯指示及び前記ハイビーム点灯指示のうちいずれか一方が受け付けられた場合、前記ロービーム用スイッチ部をオンさせる旨の信号を出力するロービーム点灯信号出力部と、前記指示受付部により前記ハイビーム点灯指示が受け付けられた場合、前記ハイビーム用スイッチ部をオンさせる旨の信号を出力するハイビーム点灯信号出力部と、前記異常検出部により前記ハイビーム用スイッチ部の異常が検出されなかった場合、強制的に前記ロービーム用スイッチ部をオフさせる強制オフ部とを備えることが好ましい。
この構成によれば、指示受付部によりロービーム点灯指示及びハイビーム点灯指示のうちいずれか一方が受け付けられた場合、ロービーム点灯信号出力部によって、ロービーム用スイッチ部をオンさせる旨の信号が出力される。また、指示受付部によりハイビーム点灯指示が受け付けられた場合、ハイビーム点灯信号出力部によりハイビーム用スイッチ部をオンさせる旨の信号が出力される。そして、異常検出部によりハイビーム用スイッチ部の異常が検出されなければ、強制オフ部により、ロービーム点灯信号出力部から出力された信号に関わらず、強制的にロービーム用スイッチ部がオフされるので、指示受付部によりハイビーム点灯指示が受け付けられた場合には、ハイビーム用の第3及び第4発光部のみが点灯されて2灯式ヘッドライトのハイビーム点灯動作が行われる。この場合、ハイビーム状態でハイビーム用スイッチ部に異常が生じると、異常検出部によりハイビーム用スイッチ部の異常が検出され、強制的にロービーム用スイッチ部がオフされることがなくなる結果、ロービーム点灯信号出力部から出力された信号に応じてロービーム用スイッチ部がオンされ、ロービーム用の第1及び第2発光部が点灯される。このようなヘッドランプ制御回路を2灯式のヘッドランプの点灯制御に用いると、ハイビーム用の第3及び第4発光部の点灯駆動をハイビーム用スイッチ部一つで行いつつ、ハイビーム状態でハイビーム用スイッチ部に異常が生じても、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことを低減することができる。
また、前記ハイビーム用スイッチ部は、半導体スイッチであることが好ましい。半導体スイッチは、メカリレーより信頼性が低く故障の可能性が高いが、このように構成されたヘッドランプ制御回路を2灯式のヘッドランプの点灯制御に用いると、ハイビーム状態でハイビーム用スイッチ部が故障しても、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことを低減することができるので、ハイビーム用スイッチ部を半導体スイッチとして小型化することが容易である。
このような構成のヘッドランプ制御回路は、指示受付部によりハイビーム点灯指示が受け付けられた場合、ハイビーム用スイッチ部がオンされて、第3及び第4接続端子に接続されるハイビーム用の第3及び第4発光部が点灯する。また、指示受付部によりロービーム点灯指示が受け付けられた場合、ロービーム用スイッチ部がオンされて、第1及び第2接続端子に接続されるロービーム用の第1及び第2発光部が点灯する。そして、指示受付部によりハイビーム点灯指示が受け付けられ、かつ異常検出部によりハイビーム用スイッチ部の異常が検出された場合には、制御部によってロービーム用スイッチ部がオンされて、ロービーム用の第1及び第2発光部が点灯されるので、ハイビーム用の第3及び第4発光部の点灯駆動をハイビーム用スイッチ部一つで行いつつ、ハイビーム状態でハイビーム用スイッチ部に異常が生じても、すべてのヘッドランプが消灯してしまうおそれを低減することができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。なお、各図において同一の符号を付した構成は、同一の構成であることを示し、その説明を省略する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係るヘッドランプ制御回路を用いたヘッドランプ制御システムの構成の一例を示す回路図である。図1に示すヘッドランプ制御システムは、ヘッドランプ制御回路1と、左ヘッドランプ2と、右ヘッドランプ3と、ECU(Electric Control Unit)5と、操作スイッチ6,7と、バッテリ8とを備えている。
左ヘッドランプ2は、ロービーム用フィラメント21(第1発光部)と、ハイビーム用フィラメント22(第3発光部)とを備えている。また、右ヘッドランプ3は、ロービーム用フィラメント31(第2発光部)と、ハイビーム用フィラメント32(第4発光部)とを備えている。
ECU5は、マイコン51と、トランジスタ52,53と、抵抗54,55とから構成されている。そして、マイコン51の信号入力端子511,512は、操作スイッチ6,7とそれぞれ接続されている。また、マイコン51の信号出力端子513は、抵抗54を介してトランジスタ52のベースに接続され、トランジスタ52のエミッタが、グラウンドに接続されている。マイコン51の信号出力端子514は、抵抗55を介してトランジスタ53のベースに接続され、トランジスタ53のエミッタが、グラウンドに接続されている。そして、マイコン51は、操作スイッチ6,7のオン、オフに応じてトランジスタ52,53をオン、オフさせることで、トランジスタ52,53のコレクタ電圧を、信号S1,S2としてヘッドランプ制御回路1へ出力させる。
ヘッドランプ制御回路1は、ランプ接続端子101,102,103,104(第1,第2,第3,第4接続端子)と、点灯指示受付端子105,106(指示受付部)と、電源端子107と、ヒューズ111,112,113,114と、スイッチ部SW1,SW2(ロービーム用スイッチ部)と、スイッチ部SW3と、異常検出モニタ回路130と、ダイオードD1と、制御部120とを備えている。
そして、ランプ接続端子101は、ロービーム用フィラメント21を介してグラウンドに接続され、ランプ接続端子102は、ロービーム用フィラメント31を介してグラウンドに接続され、ランプ接続端子103は、ハイビーム用フィラメント22を介してグラウンドに接続され、ランプ接続端子104は、ハイビーム用フィラメント32を介してグラウンドに接続されている。電源端子107は、バッテリ8に接続されている。
点灯指示受付端子105,106は、ECU5を介して操作スイッチ6,7と接続されている。具体的には、点灯指示受付端子105は、トランジスタ52のコレクタに接続され、ECU5から出力された信号S1を受信する。点灯指示受付端子106は、トランジスタ53のコレクタに接続され、ECU5から出力された信号S2を受信する。
制御部120は、DRL制御回路121、DRL用PWM生成回路122、HLH制御回路123(ハイビーム点灯信号出力部)、抵抗R1,R2、ダイオードD2(ロービーム点灯信号出力部)、及びキャパシタC1,C2を備えている。
スイッチ部SW1,SW2,SW3は、例えば過熱や負荷の断線等の異常を検出する異常検出機能を有する半導体スイッチで、例えばインフィニオン社製のPROFET ITS428L2を用いることができる。スイッチ部SW1は、FET(Field Effect Transistor)201と、スイッチング制御部115とを備えている。スイッチ部SW2は、FET202と、スイッチング制御部116とを備えている。スイッチ部SW3は、FET203(ハイビーム用スイッチ部)と、スイッチング制御部117(異常検出部)とを備えている。
FET201,202,203のドレインには、バッテリ8から電源端子107を介して電源電圧+Bが供給されるようになっている。また、FET201,202のソースは、ヒューズ111,112を介してランプ接続端子101,102に接続されている。そして、FET203のソースは、ヒューズ113を介してランプ接続端子103に接続されると共に、ヒューズ114を介してランプ接続端子104に接続されている。
スイッチング制御部115,116,117は、制御部120からの制御信号に応じてFET201,FET202,FET203をオン、オフさせる。また、スイッチング制御部117は、異常を検出した場合、異常検出信号STを例えばローレベルにして異常検出モニタ回路130へ出力する。
異常検出モニタ回路130は、例えば電流増幅を行うバッファ回路で、異常検出信号STに応じてスイッチ部SW1,SW2を強制的にオフさせる制御信号を、ダイオードD1を介して制御部120へ出力する。
制御部120は、例えばマイクロコンピュータや論理回路、発振回路等を用いて構成されており、点灯指示受付端子105で受信された信号S1がハイレベル、かつ点灯指示受付端子106で受信された信号S2がハイレベルの場合、スイッチ部SW1,SW2,SW3をすべてオフさせて左ヘッドランプ2及び右ヘッドランプ3を全消灯させ、信号S1がローレベル、かつ信号S2がハイレベルの場合、ロービーム点灯指示を受け付けてスイッチ部SW1,SW2をオンさせることでロービーム用フィラメント21,31を点灯させ、信号S1がローレベル、かつ信号S2がローレベルの場合、ハイビーム点灯指示を受け付けてスイッチ部SW3をオンさせることでハイビーム用フィラメント22,32を点灯させ、さらにスイッチング制御部117によって異常が検出された場合には、スイッチ部SW3やその周辺回路等に何らかの異常が生じていると考えられるので、スイッチ部SW1,SW2をオンさせてロービーム用フィラメント21,31を点灯させることで、ヘッドランプが全部消灯してしまうことを回避するようになっている。
また、制御部120は、信号S1がハイレベル、かつ信号S2がローレベルの場合、ヘッドランプの光量を低下させて点灯させるDRL(Day-time Running Light)モードの指示を受け付けて、左ヘッドランプ2及び右ヘッドランプ3をPWM(Pulse Width Modulation)制御により調光点灯させるようになっている。
点灯指示受付端子106は、DRL制御回路121、DRL用PWM生成回路122、及び抵抗R1を介して、スイッチ部SW1,SW2、及びダイオードD1のカソードの接続点P1に接続されている。また、DRL用PWM生成回路122と抵抗R1との接続点は、ダイオードD2のアノードに接続され、ダイオードD2のカソードが点灯指示受付端子105に接続されている。また、点灯指示受付端子105はキャパシタC1を介してグラウンドに接続され、点灯指示受付端子106はキャパシタC2を介してグラウンドに接続されている。キャパシタC1,C2はノイズフィルタである。
DRL制御回路121は、信号S2がローレベルの場合、DRL用PWM生成回路122、及びHLH制御回路123へ、DRLモードを指示する制御信号を出力する。DRL用PWM生成回路122は、DRL制御回路121からDRLモードを指示する制御信号を受信し、かつHLH制御回路123からスイッチ部SW3がオフである旨の信号を受信すると、例えば予め設定されたデューティ比、例えばデューティ比25%のPWM信号を生成し、抵抗R1を介してスイッチ部SW1,SW2へ出力すると共に、当該PWM信号をHLH制御回路123へ出力する。
HLH制御回路123は、点灯指示受付端子105で受信された信号S1がローレベルであって、かつDRL制御回路121からDRLモード(信号S2がローレベル)を指示する制御信号を受信した場合、抵抗R2を介してスイッチ部SW3へ制御信号を出力し、ハイビーム用フィラメント22,32を点灯させる。
また、HLH制御回路123は、点灯指示受付端子105で受信された信号S1がハイレベルであって、かつDRL制御回路121からDRLモード(信号S2がローレベル)を指示する制御信号を受信した場合、ロービーム用フィラメント21,31を調光点灯させるべく、DRL用PWM生成回路122によって、PWM信号を、抵抗R1を介してスイッチ部SW1,SW2へ出力させる。
次に、上述のように構成されたヘッドランプ制御回路1の正常時の動作について説明する。図2は、ヘッドランプ制御回路1の動作を示す一覧表である。図2において、信号S1,S2がハイレベルのときは「H」、ローレベルのときは「L」として記載している。まず、2灯式の動作について説明する。4灯式の動作については後述する。信号S1:「H」、信号S2:「H」は、ヘッドランプの全消灯を意味している。この場合、制御部120によって、スイッチ部SW1,SW2,SW3がオフされ、ロービーム用フィラメント21,31、及びハイビーム用フィラメント22,32が消灯され、左ヘッドランプ2及び右ヘッドランプ3が全消灯状態にされる。
信号S1:「L」、信号S2:「H」は、ロービーム点灯指示を示している。この場合、信号S1がローレベル、すなわち点灯指示受付端子105の電圧がローレベルとなる結果、ダイオードD2及び抵抗R1を介してスイッチ部SW1,SW2の制御入力信号がローレベルにされ、スイッチング制御部115,116によってFET201、FET202がオンされてロービーム用フィラメント21,31が点灯し、左ヘッドランプ2及び右ヘッドランプ3がロービーム点灯状態にされる。
信号S1:「H」、信号S2:「L」は、DRLモードでの点灯指示を示している。この場合、信号S2がローレベルとなるので、DRL制御回路121によって、DRL用PWM生成回路122へ、DRLモードを指示する制御信号が出力される。そして、DRL用PWM生成回路122によって、例えばデューティ比25%のPWM信号が抵抗R1を介してスイッチ部SW1,SW2へ出力されて、スイッチング制御部115,116によってFET201、FET202がPWM信号に応じて25%のデューティ比でオン、オフされる結果、ロービーム用フィラメント21,31が調光点灯する。
一方、HLH制御回路123は、信号S1がハイレベルであるためスイッチ部SW3をオフさせ、ハイビーム用フィラメント22,32を消灯させる。これにより、ロービーム用フィラメント21,31を調光点灯させ、ハイビーム用フィラメント22,32を消灯させて、左ヘッドランプ2及び右ヘッドランプ3の光量を低下させたDRLモードでの点灯状態にされる。
信号S1:「L」、信号S2:「L」は、ハイビーム点灯指示を示している。この場合、信号S1がローレベルになると、ダイオードD2及び抵抗R1によって、スイッチ部SW1,SW2をオンさせるべくローレベルの信号がスイッチ部SW1,SW2の制御入力端子へ出力される。
一方、信号S2がローレベルとなるので、DRL制御回路121によって、HLH制御回路123へ、DRLモードを指示する制御信号が出力される。HLH制御回路123では、信号S1がローレベルであって、かつDRL制御回路121からDRLモードを指示する制御信号が出力された場合には、ハイビーム点灯指示が受け付けられて、スイッチ部SW3をオンさせる。そうすると、ハイビーム用フィラメント22,32が点灯する。
このとき、スイッチ部SW3が正常であれば、スイッチング制御部117から、異常検出信号STがハイレベルで出力され、異常検出モニタ回路130からダイオードD1、抵抗R1、及びダイオードD2を介して点灯指示受付端子105へ電流が出力される。そうすると、この電流によって抵抗R1で電圧降下が生じる結果、接続点P1の電圧が上昇し、スイッチ部SW1,SW2の制御入力信号が強制的にハイレベルにされて、スイッチ部SW1,SW2がオフされる結果、ロービーム用フィラメント21,31がオフされる。
この場合、ダイオードD1及び抵抗R1は強制オフ部の一例に相当している。また、点灯指示受付端子105,106によって、ロービーム点灯指示及びハイビーム点灯指示のうちいずれが受け付けられた場合でも、信号S1はローレベルとなって、ダイオードD2及び抵抗R1によって、スイッチ部SW1,SW2をオンさせるべくローレベルの信号がスイッチ部SW1,SW2の制御入力端子へ出力される。この場合、ダイオードD2及び抵抗R1は、ロービーム点灯信号出力部の一例に相当している。
次に、故障が発生した場合におけるヘッドランプ制御回路1の動作について説明する。図3は、故障が発生した場合におけるヘッドランプ制御回路1の動作状態を示す一覧表である。まず、ロービーム点灯状態で、スイッチ部SW1の負荷、例えばロービーム用フィラメント21がショートした場合、スイッチ部SW2は正常動作するからロービーム用フィラメント31は正常に点灯し、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことはない。同様に、ロービーム点灯状態で、スイッチ部SW2の負荷、例えばロービーム用フィラメント31がショートした場合、スイッチ部SW1は正常動作するからロービーム用フィラメント21は正常に点灯し、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことはない。
また、ロービーム点灯状態で、スイッチ部SW1がショート故障、あるいはオープン故障した場合、スイッチ部SW2は正常動作するからロービーム用フィラメント31は正常に点灯し、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことはない。同様に、ロービーム点灯状態で、スイッチ部SW2がショート故障、あるいはオープン故障した場合、スイッチ部SW1は正常動作するからロービーム用フィラメント21は正常に点灯し、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことはない。
また、信号S1:「L」、信号S2:「L」にされて点灯指示受付端子105,106によりハイビーム点灯指示が受け付けられ、ハイビーム点灯している状態で、スイッチ部SW3の負荷、例えばハイビーム用フィラメント22やハイビーム用フィラメント32がショートした場合、FET203に流れる電流が過大となってFET203の温度が上昇し、スイッチング制御部117によってFET203の温度が検出されてFET203が過熱状態であると判断されると、スイッチング制御部117によって異常が検出されて異常検出信号STがローレベルにされ、さらに異常検出モニタ回路130によってダイオードD1のアノード電圧がローレベルにされる。
そうすると、異常検出モニタ回路130からダイオードD1を介して接続点P1へ電流が流れることがなく、スイッチ部SW1,SW2が強制的にオフされることがない。一方、接続点P1は、抵抗R1、ダイオードD2を介して点灯指示受付端子105に接続されており、点灯指示受付端子105の電圧(信号S1)はローレベルにされているから、接続点P1、すなわちスイッチ部SW1,SW2の制御入力端子の電圧がローレベルになって、スイッチ部SW1,SW2がオンしてロービーム用フィラメント21,31が点灯するので、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことはない。
また、信号S1:「L」、信号S2:「L」にされて点灯指示受付端子105,106によりハイビーム点灯指示が受け付けられ、ハイビーム点灯している状態で、ハイビーム用フィラメント22及びハイビーム用フィラメント32が断線した場合、スイッチング制御部117によってFET203の負荷がオープンになったことが検出されて異常検出信号STがローレベルにされ、さらに異常検出モニタ回路130によってダイオードD1のアノード電圧がローレベルにされる。
そうすると、異常検出モニタ回路130からダイオードD1を介して接続点P1へ電流が流れることがなく、スイッチ部SW1,SW2が強制的にオフされることがない。一方、接続点P1は、抵抗R1、ダイオードD2を介して点灯指示受付端子105に接続されており、点灯指示受付端子105の電圧(信号S1)はローレベルにされているから、接続点P1、すなわちスイッチ部SW1,SW2の制御入力端子の電圧がローレベルになって、スイッチ部SW1,SW2がオンしてロービーム用フィラメント21,31が点灯するので、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことはない。
なお、スイッチング制御部117は、FET203の過熱と、FET203の負荷がオープン状態になったことを異常として検出する例を示したが、スイッチング制御部117は、他の異常、例えばFET203の短絡故障や開放故障等を異常として検出するものであってもよい。
また、スイッチ部SW1,SW2,SW3として、メカリレーを用いてもよいが、半導体リレースイッチを用いることにより、ヘッドランプ制御回路1の小型化が容易となる。この場合、一般にメカリレーよりも半導体リレースイッチの信頼性が低いため、左右2つのハイビーム用フィラメントの点灯駆動を一つのスイッチ部SW3で行うとスイッチ部SW3に異常が生じた場合にハイビーム用フィラメントが左右2つとも点灯できなくなってしまうおそれが増大するが、図1に記載のヘッドランプ制御回路1によれば、ハイビーム点灯状態でスイッチ部SW3に異常が生じても、ロービーム用フィラメント21,31が点灯するので、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことはなく、フェールセーフが保たれる。
次に、4灯式ヘッドライトの点灯制御を行う場合について説明する。図4は、図1に記載のヘッドランプ制御回路1を、4灯式ヘッドライトの点灯制御に用いたヘッドランプ制御システムの構成の一例を示す回路図である。
図4に示すように、ヘッドランプ制御回路1を、4灯式ヘッドライトの点灯制御に用いる場合には、ダイオードD1を取り外してヘッドランプ制御回路1aとして使用する。ヘッドランプ制御回路1aは、ランプ接続端子101に、ロービーム用フィラメント21の代わりに左ロービーム用ヘッドランプ91(第1発光部)を接続し、ランプ接続端子102に、ロービーム用フィラメント31の代わりに右ロービーム用ヘッドランプ92(第2発光部)を接続し、ランプ接続端子103に、ハイビーム用フィラメント22の代わりに左ハイビーム用ヘッドランプ93(第3発光部)を接続し、ランプ接続端子104に、ハイビーム用フィラメント32の代わりに右ハイビーム用ヘッドランプ94(第4発光部)を接続することで、4灯式ヘッドランプの点灯制御が可能となる。なお、ダイオードD1と共に異常検出モニタ回路130も取り外すようにしてもよい。
次に、このように構成されたヘッドランプ制御回路1aの動作について、図2を参照しつつ説明する。まず、信号S1:「H」、信号S2:「H」は、2灯式の場合と同様ヘッドランプの全消灯を意味している。この場合、制御部120によって、スイッチ部SW1,SW2,SW3がオフされ、左ロービーム用ヘッドランプ91、右ロービーム用ヘッドランプ92、左ハイビーム用ヘッドランプ93、及び右ハイビーム用ヘッドランプ94が消灯されてヘッドランプが全消灯状態にされる。
信号S1:「L」、信号S2:「H」は、2灯式の場合と同様ロービーム点灯指示を示している。この場合、信号S1がローレベル、すなわち点灯指示受付端子105の電圧がローレベルとなる結果、ダイオードD2及び抵抗R1を介してスイッチ部SW1,SW2の制御入力信号がローレベルにされ、スイッチング制御部115,116によってFET201、FET202がオンされて、左ロービーム用ヘッドランプ91及び右ロービーム用ヘッドランプ92が点灯し、ロービーム点灯状態にされる。
信号S1:「H」、信号S2:「L」は、2灯式の場合と同様DRLモードでの点灯指示を示している。そして、DRL制御回路121からの制御信号に応じて、DRL用PWM生成回路122により生成されたPWM信号に基づき、HLH制御回路123によって、スイッチ部SW3が25%のデューティ比でオン、オフされる結果、左ハイビーム用ヘッドランプ93及び右ハイビーム用ヘッドランプ94が調光点灯する。この場合、例えば図略のジャンパピン等の設定手段により4灯式の設定がされることにより、DRL制御回路121は、DRLモードにおいてDRL点灯させる発光部を、2灯式におけるロービーム側から4灯式におけるハイビーム側に切り替えるようにしてもよい。
信号S1:「L」、信号S2:「L」は、2灯式の場合と同様ハイビーム点灯指示を示している。この場合、点灯指示受付端子105で受信される信号S1がローレベルとなるので、ダイオードD2及び抵抗R1を介してスイッチ部SW1,SW2の制御入力がローレベルにされ、スイッチ部SW1,SW2がオンして左ロービーム用ヘッドランプ91及び右ロービーム用ヘッドランプ92が点灯する。
さらに、信号S2がローレベルとなるので、DRL制御回路121によって、HLH制御回路123へ、DRLモードを指示する制御信号が出力される。HLH制御回路123では、信号S1がローレベルであって、かつDRL制御回路121からDRLモード(信号S2がローレベル)を指示する制御信号が出力された場合には、ハイビーム点灯指示が受け付けられて、スイッチ部SW3をオンさせる。そうすると、左ハイビーム用ヘッドランプ93及び右ハイビーム用ヘッドランプ94が点灯する。この場合、ダイオードD1が取り付けられていないので、スイッチ部SW3が正常であっても、スイッチング制御部117から出力されたハイレベルの異常検出信号STに応じて、異常検出モニタ回路130からダイオードD1、抵抗R1、及びダイオードD2を介して点灯指示受付端子105へ電流が出力されることがない。そうすると、スイッチ部SW1,SW2の制御入力信号が強制的にハイレベルにされることがなく、スイッチ部SW1,SW2がオンのまま維持される結果、左ロービーム用ヘッドランプ91及び右ロービーム用ヘッドランプ92は点灯したままとなる。
これにより、左ロービーム用ヘッドランプ91、右ロービーム用ヘッドランプ92、左ハイビーム用ヘッドランプ93、及び右ハイビーム用ヘッドランプ94のすべてを点灯させて、4灯式ヘッドランプにおけるハイビーム点灯状態にされる。
この場合、2灯式ヘッドライトの点灯制御に用いるヘッドランプ制御回路1から、ダイオードD1を取り外すだけでヘッドランプ制御回路1aとして4灯式ヘッドライトの点灯制御に用いることができるので、ヘッドランプ制御回路1とヘッドランプ制御回路1aとでプリント配線基板を共用することができ、プリント配線基板の設計工数や設計コストを低減することができる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態に係るヘッドランプ制御回路について説明する。図5は、本発明の第2の実施形態に係るヘッドランプ制御回路1bの構成の一例を示す回路図である。図5に示すヘッドランプ制御回路1bは、図1に示すヘッドランプ制御回路1とは、下記の点で異なる。
すなわち、ヘッドランプ制御回路1bは、制御部120aがDRL制御回路121、DRL用PWM生成回路122、及びHLH制御回路123を備えず、代わりにHLL制御回路124,125を備えている。また、スイッチ部SW1,SW2の代わりにスイッチ部SW1a,SW2aとしてメカリレースイッチを用い、スイッチ部SW1a,SW2aを駆動するためのリレー駆動回路133,134を備える。そして、リレー駆動回路133,134は、CRフィルタ131,132を介してHLL制御回路124,125と接続されている。
具体的には、点灯指示受付端子106は、抵抗R2を介してスイッチ部SW3の制御入力端子と接続されている。また、点灯指示受付端子105は、抵抗R1、HLL制御回路124、CRフィルタ131、及びリレー駆動回路133を介してスイッチ部SW1aの制御入力端子に接続されている。また、点灯指示受付端子105は、抵抗R1、HLL制御回路125、CRフィルタ132、及びリレー駆動回路134を介してスイッチ部SW2aの制御入力端子に接続されている。HLL制御回路124,125は、例えばバッファ回路である。リレー駆動回路133,134は、電流駆動用のドライバ回路やサージ吸収回路によって構成されている。
次に、上述のように構成されたヘッドランプ制御回路1bの正常時の動作について説明する。ヘッドランプ制御回路1bは、図2におけるDRLモードの動作を行わない。
まず、2灯式の場合について説明する。信号S2、すなわち点灯指示受付端子106の電圧がローレベルになると、抵抗R2を介してスイッチ部SW3の制御入力信号がローレベルにされ、スイッチ部SW3がオンしてハイビーム用フィラメント22,32が点灯する。このとき、スイッチ部SW3が正常であれば、スイッチング制御部117によって異常検出信号STがハイレベルにされ、異常検出モニタ回路130によってダイオードD1を介して抵抗R1に電流が流される結果、強制的に抵抗R1とHLL制御回路124,125との接続点P2の電圧がハイレベルにされる。そうすると、HLL制御回路124、CRフィルタ131、及びリレー駆動回路133によってスイッチ部SW1aがオフにされ、HLL制御回路125、CRフィルタ132、及びリレー駆動回路134によってスイッチ部SW2aがオフにされる結果、ロービーム用フィラメント21,31が強制的に消灯される。
また、信号S1、すなわち点灯指示受付端子105の電圧がローレベルになると、スイッチング制御部117によって異常検出信号STがハイレベルにされていない限り、抵抗R1を介して接続点P2の電圧がローレベルにされ、HLL制御回路124、CRフィルタ131、及びリレー駆動回路133によってスイッチ部SW1aがオンにされ、HLL制御回路125、CRフィルタ132、及びリレー駆動回路134によってスイッチ部SW2aがオンにされる結果、ロービーム用フィラメント21,31が点灯する。
次に、4灯式の場合、ダイオードD1を取り外すことにより、信号S2がローレベルになってもダイオードD1によって強制的に接続点P2の電圧がハイレベルにされることがなくなる。従って、左ロービーム用ヘッドランプ91及び右ロービーム用ヘッドランプ92は、信号S1がハイレベルになると消灯し、信号S1がローレベルになると信号S2に関わらず点灯する。左ハイビーム用ヘッドランプ93及び右ハイビーム用ヘッドランプ94は、信号S2がハイレベルになると消灯し、信号S2がローレベルになると点灯する。
これにより、図2に示す全消灯、ロービーム点灯、及びハイビーム点灯に応じた動作を行う。
次に、異常が発生した場合におけるヘッドランプ制御回路1bの動作について説明する。図3を参照して、信号S1:「L」、信号S2:「L」にされて点灯指示受付端子105,106によりハイビーム点灯指示が受け付けられ、ハイビーム点灯している状態で、スイッチ部SW3の異常、例えばハイビーム用フィラメント22やハイビーム用フィラメント32のショート故障、あるいはハイビーム用フィラメント22及びハイビーム用フィラメント32の断線故障が生じた場合、スイッチング制御部117によって異常が検出されて異常検出信号STがローレベルにされ、さらに異常検出モニタ回路130によってダイオードD1のアノード電圧がローレベルにされる。
そうすると、異常検出モニタ回路130からダイオードD1を介して接続点P2へ電流が流れることがなく、スイッチ部SW1a,SW2aが強制的にオフされることがない。一方、接続点P2は、抵抗R1を介して点灯指示受付端子105に接続されており、点灯指示受付端子105の電圧(信号S1)はローレベルにされているから、接続点P2、すなわちスイッチ部SW1a,SW2aの制御入力端子の電圧がローレベルになって、スイッチ部SW1,SW2がオンしてロービーム用フィラメント21,31が点灯するので、すべてのヘッドランプが消灯してしまうことはない。
その他の故障モードにおける動作は、図1に示すヘッドランプ制御回路1と同様であるのでその説明を省略する。
以上のように、図1に示すヘッドランプ制御回路及び図5に示すヘッドランプ制御回路1bによれば、2灯式のヘッドランプの点灯制御を行う場合に、左右2つのハイビーム用フィラメント22,32の点灯駆動を一つのスイッチ部SW3で行いつつ、ハイビーム状態でスイッチ部SW3に異常が生じてもすべてのヘッドランプが消灯してしまうことを低減することができる。
本発明の第1の実施形態に係るヘッドランプ制御回路を用いたヘッドランプ制御システムの構成の一例を示す回路図である。 図1に示すヘッドランプ制御回路の動作を示す一覧表である。 故障が発生した場合におけるヘッドランプ制御回路の動作状態を示す一覧表である。 図1に示すヘッドランプ制御回路を、4灯式ヘッドライトの点灯制御に用いたヘッドランプ制御システムの構成の一例を示す回路図である。 本発明の第2の実施形態に係るヘッドランプ制御回路の構成の一例を示す回路図である。
符号の説明
1,1a,1b ヘッドランプ制御回路
2 左ヘッドランプ
3 右ヘッドランプ
21 ロービーム用フィラメント
22 ハイビーム用フィラメント
31 ロービーム用フィラメント
32 ハイビーム用フィラメント
91 左ロービーム用ヘッドランプ
92 右ロービーム用ヘッドランプ
93 左ハイビーム用ヘッドランプ
94 右ハイビーム用ヘッドランプ
101,102,103,104 ランプ接続端子
105,106 点灯指示受付端子
107 電源端子
115,116,117 スイッチング制御部
120,120a 制御部
121 DRL制御回路
122 DRL用PWM生成回路
123,124,125 HLH制御回路
130 異常検出モニタ回路
131,132 CRフィルタ
133,134 リレー駆動回路
D1,D2 ダイオード
R1,R2 抵抗
SW1,SW1a,SW2,SW2a,SW3 スイッチ部

Claims (3)

  1. ロービーム用のヘッドランプとして用いられる第1及び第2発光部を点灯させるためのロービーム点灯電圧を、それぞれ出力する第1及び第2接続端子と、
    ハイビーム用のヘッドランプとして用いられる第3及び第4発光部を点灯させるためのハイビーム点灯電圧を、それぞれ出力する第3及び第4接続端子と、
    前記第1及び第2接続端子への前記ロービーム点灯電圧の供給をオン、オフするロービーム用スイッチ部と、
    前記第3及び第4接続端子への前記ハイビーム点灯電圧の供給を一括してオン、オフするハイビーム用スイッチ部と、
    前記ハイビーム用スイッチ部の異常を検出する異常検出部と、
    前記ロービーム用のヘッドランプを点灯させる旨のロービーム点灯指示及び前記ハイビーム用のヘッドランプを点灯させる旨のハイビーム点灯指示を受け付ける指示受付部と、
    前記指示受付部により前記ロービーム点灯指示が受け付けられた場合、前記ロービーム用スイッチ部をオンさせ、
    前記指示受付部により前記ハイビーム点灯指示が受け付けられた場合、前記ハイビーム用スイッチ部をオンさせ、
    前記指示受付部により前記ハイビーム点灯指示が受け付けられ、かつ前記異常検出部により前記ハイビーム用スイッチ部の異常が検出された場合、前記ロービーム用スイッチ部をオンさせる制御部と
    を備えることを特徴とするヘッドランプ制御回路。
  2. 前記制御部は、
    前記指示受付部により前記ロービーム点灯指示及び前記ハイビーム点灯指示のうちいずれか一方が受け付けられた場合、前記ロービーム用スイッチ部をオンさせる旨の信号を出力するロービーム点灯信号出力部と、
    前記指示受付部により前記ハイビーム点灯指示が受け付けられた場合、前記ハイビーム用スイッチ部をオンさせる旨の信号を出力するハイビーム点灯信号出力部と、
    前記異常検出部により前記ハイビーム用スイッチ部の異常が検出されなかった場合、強制的に前記ロービーム用スイッチ部をオフさせる強制オフ部とを備えること
    を特徴とする請求項1記載のヘッドランプ制御回路。
  3. 前記ハイビーム用スイッチ部は、半導体スイッチであること
    を特徴とする請求項1又は2記載のヘッドランプ制御回路。
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